JP4416129B2 - 先端に高屈折率層を形成したレンズ付き光ファイバおよびそのレンズ付き光ファイバを用いた光結合モジュール - Google Patents

先端に高屈折率層を形成したレンズ付き光ファイバおよびそのレンズ付き光ファイバを用いた光結合モジュール Download PDF

Info

Publication number
JP4416129B2
JP4416129B2 JP2005091299A JP2005091299A JP4416129B2 JP 4416129 B2 JP4416129 B2 JP 4416129B2 JP 2005091299 A JP2005091299 A JP 2005091299A JP 2005091299 A JP2005091299 A JP 2005091299A JP 4416129 B2 JP4416129 B2 JP 4416129B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
lens
refractive index
convex
concave
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005091299A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006276169A (ja
Inventor
和男 白石
信幸 川崎
賢司 渡邉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Utsunomiya University
Moritex Corp
Original Assignee
Utsunomiya University
Moritex Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Utsunomiya University, Moritex Corp filed Critical Utsunomiya University
Priority to JP2005091299A priority Critical patent/JP4416129B2/ja
Publication of JP2006276169A publication Critical patent/JP2006276169A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4416129B2 publication Critical patent/JP4416129B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)

Description

本発明は、例えば光通信や光記録あるいはセンサ分野において使用されるレンズ付きファイバに関し、詳しくは、半導体レーザ等の発光素子等と光ファイバとを高効率で結合するために、先端に高屈折率層を形成したレンズ付き光ファイバおよびレンズ付き光ファイバを用いた光結合モジュールに関するものである。
半導体レーザなどの発光素子は、その発光面のサイズが光ファイバを伝播する光強度分布の径に比べて小さく、光通信においては両者を高効率で結合させる技術が必要であった。そこで、両者の結合効率を高めるために、特許文献1に記載の「光ファイバ端の先球化方法及び装置」のように、光ファイバの端部を球状に加工してレンズを形成し、その前方焦点位置に発光素子を配置するようにしていた。また、発光面形状が楕円の半導体レーザに対しては、先端を楔形または半円柱形にしたレンズ付き光ファイバが利用されていた。
特開平8−43647号公報
しかしながら、上述したレンズ付き光ファイバを含めて従来のレンズ付き光ファイバは、発光面の光強度分布が発振波長程度に小さい半導体レーザに対しては十分な結合効率を得ることが出来なかった。また、電子回路の高速信号伝達部分を光回路で置き換える超集積・超高速の演算回路ではシリコン細線導波路が期待されている。この導波路が搭載された電子・光回路基板を光ファイバで結ぶ光インターコネクション技術もその発展が期待されている。しかし、シリコン細線導波路のスポットサイズ即ちスポット半径は、波長が1.5μmの場合、通常は0.15μm程度である。これに対して、光ファイバ、特に単一モード光ファイバのスポットサイズは通常5μm以上であるため、両者を直接結合すると、20dB以上の損失が発生する。そのため、微小なスポットサイズを持つ光素子に対しても高効率で結合できる新しいレンズ付き光ファイバの実現が望まれていた。
半導体レーザは一般に活性層に平行な方向の界分布が広く、活性層に垂直な方向の界分布が狭い傾向があり、発光面が扁平になっている場合が多い。特に、高出力半導体レーザにはこの傾向が強いため、レンズ付きファイバの中には先端レンズ形状を楔形あるいは半円柱型にして前記活性層に垂直な方向に対してのみレンズ作用を持たせたものがあった(特開2000−304965号)。この場合、活性層に垂直な方向のスポットサイズが発振波長程度に小さい半導体レーザに対しては従来の楔形あるいは半円柱型を有するレンズ付き光ファイバでは高効率結合が難しいという問題があった。
本発明は、上記の課題解決するためになされたものであり、その目的は光ファイバを伝搬する光強度分布を、その伝搬する光の波長程度のスポットサイズまで縮小できること、即ち言い換えれば光の波長程度の微小なスポットサイズをもつ光源から光ファイバに高効率で結合できるファレンズ付き光ファイバおよびそのレンズ付き光ファイバを用いた光結合モジュールを提供することにある。また、発光面が扁平な場合でも高効率結合を可能にすることである。
上記課題を解決するために、本発明のレンズ付きファイバは、コアの周りをクラッドで覆って形成される光ファイバの端面が該光ファイバ軸に対して凸あるいは凹状に形成され、該凸あるいは凹状の面上に前記光ファイバのコアおよびクラッドの屈折率より高い屈折率を有する層を形成し、該光ファイバ側から見て高屈折率層の前方に配置された光源から放射した光波を該光ファイバに効率良く結合、あるいは該光ファイバを伝搬してきた光波を高屈折率層の前方に集光させる効果をもたせたことを特徴とする。
また、本発明のレンズ付きファイバは、コアの周りをクラッドで覆って形成される第一の光ファイバの端面にコアの屈折率が二乗分布形状を有し、伝搬する光線の界分布変化周期の概1/4周期ないしはその奇数倍の長を有する第二の光ファイバが接続され、該第二の光ファイバの端面が該第二の光ファイバ軸に対して凸あるいは凹状に形成され、該凸あるいは凹状の面上に該第二の光ファイバのコアの屈折率より高い屈折率を有する層を形成し、該第二の光ファイバから見て高屈折率層の前方に配置された光源より放射した光波を前記第一の光ファイバに効率良く結合、あるいは前記第一の光ファイバを伝搬してきた光波を高屈折率層がその先端に付与された前記第二の光ファイバの前方に集光させる効果をもたせたことを特徴とする。
ここで、前記レンズ付き光ファイバは、凸あるいは凹状の面が球面、あるいは光ファイバ軸を中心とした回転対称な略球面であることも可能である。
また、前記レンズ付き光ファイバは、凸あるいは凹状の曲面が円筒面、あるいは光ファイバ軸を含む平面に対して対称な略円筒面をしていることも可能である。
さらに、前記レンズ付き光ファイバは、凸あるいは凹状の面が、複数の平面からなることも可能である。
またさらに、前記レンズ付き光ファイバは、高屈折率膜層の片面または両面に反射防止層を形成することも可能である。
また、前記レンズ付き光ファイバは、膜層の厚さを均一またはファイバ軸から半径方向に沿って次第に薄くなるように形成することも可能である。
また、本発明の光結合モジュールは、前記レンズ付き光ファイバの先端前方に半導体レーザあるいは光導波路を結合させたことを特徴とする。
以上述べたように本発明によれば、先端に、高屈折率の物質からなる膜層を形成したことで、微小な発光源からの放射光を光ファイバ中に高効率で導くことが可能になる。言い換えれば光ファイバを導波されてきた光に対しては、集光効果が増して波長程度の小さなスポットに集光できる。その結果、発光素子や細径コア導波路等との結合効率が向上する。同時に、高屈折率層を付与しない場合に比べて作動距離即ち発光素子等とレンズ付き光ファイバの先端との間隔を大きくすることができるため、組立ての際に両者が衝突して破損することを避けることが可能になる。
以下、図に基づいて本発明の実施形態を説明する。
レンズ付き単一モード光ファイバ(以下、SMFと称す)の先端に屈折率3.7のシリコン(Si)の膜を形成した場合についての解析例を、比較のため膜を形成しないものと対比しながら説明する。光ファイバを導波してきた光が、光ファイバ先端にレンズを形成することにより空気中に出射したあとに集光されてどのようなスポットサイズになるかを調べた。解析には、光線追跡およびビーム伝搬法(BPM)を用いた。SMFの先端形状は、次式で表される非球面形状を仮定した。
Figure 0004416129
ここで、Zは光ファイバ軸方向距離、rは光ファイバ軸からの半径方向距離、Rは光ファイバ先端曲率半径、kは円錐定数である。
解析例では、レンズ付きSMFに10μmの厚みのSi膜を形成し、その形状は、曲率半径R=10μm、円錐定数k=−2.2とした。波長は光通信で用いられている1.55μmを仮定した。図1はSi膜を形成していない先端凸状のレンズ付きSMFの光線追跡の解析結果を示し、図2はその半径方向の光強度分布を示す。図1では、モードフィールド直径10μmのSMFを伝搬してきた光線が、光ファイバ端面における空気との境界で屈折し、集光している。その集光位置はSMFの端部から16.9μmである。このときの断面の光強度分布が図2のようになり、スポットサイズ(半径)は2.5μmである。
これに対して、図3は上述のレンズ付きSMFにSi膜を形成した場合の光線追跡の解析結果を示し、図4はその半径方向の強度分布を示す。図3に示されるように、SMFからの光線がSi膜層との境界で屈折し、膜中でビーム径がいったん拡大し、次の空気層との境界で大きく光ファイバ軸側に屈折して集光している。その集光位置はSi膜の端部から7.3μmである。このときの断面の強度分布が図4のようになり、スポットサイズは0.8μmである。この結果から、Si膜を形成したことにより、スポットサイズが約3分の1に小さくなることが確認できる。
なお、光線追跡のほか、BPMにより波動光学に基づいた解析を行い本発明の効果の確認を行った。解析に使用したパラメータを表1に示す。
Figure 0004416129
Si膜を形成しないレンズ付きSMFについての波動光学の解析結果を図5および図6に示す。図5は振幅分布と等位相分布を示し、図6は正規化振幅および位相分布を示す。これらの図から、光ファイバ先端のレンズ作用により光ビームの等位相分布が変形して集光されることが確認できる。集光位置は17.6μmであり、スポットサイズは、2.4μmである。光線追跡とほぼ同じ結果であった。
これに対して、図7および図8は、上述のレンズ付きSMFにSi膜を形成した場合のBPMによる解析結果を示し、図7は振幅分布と等位相分布を示し、図8は正規化振幅および位相分布を示す。これらの図から、Si膜を形成したことにより、等位相分布がSi膜中で外に凸の状態になり、さらに空気中に出射する際には急激に凹面になり強く集光されている。集光位置は8.8μmであり、このときのスポットサイズは、0.9μmである。なお、光振幅分布の裾にみられるサイドローブは、曲率半径、円錐定数、Si膜厚などを最適化することにより大幅に軽減できる。
以上の解析で、高屈折率のSi膜をレンズ付きSMFの端部に形成したことで、SMFからの光線が、一旦広がってから集光し、集光位置でのスポットサイズが小さくなることが確認できた。次に、Si膜の膜厚による集光位置とスポットサイズの関係について解析した結果について説明する。図9および図10は光線追跡とBPMにより、膜厚とスポットサイズ、膜厚と作動距離について解析した結果を示す。
図中の下の曲線が光線追跡による解析結果であり、図中の上の曲線がBPMによる解析結果である。計算方法の違いにより値に差が出る理由は、光線追跡では回折の効果の評価が十分でないこと、BPMでは、光の回折の効果が大きく近軸近似の条件から外れることによる誤差が含まれるためである。これらの解析では、数値が若干異なるものの、傾向は同じである。図示されるように、いずれの解析でも、膜厚が厚くなると、スポットサイズを小さくできることがわかる。
Si膜を凸状のレンズ付きSMFに形成した場合に集光点での波面収差が小さくなる条件を求めたのが図11である。同図は集光位置(作動距離)に対する円錐定数、曲率半径、膜厚(D)、波面収差および開口数(NA)の関係も示している。図11の左図では、上の直線が曲率半径Rを、中間の曲線が円錐定数kを、下の直線が膜厚Dを表している。図11の右図では、下に凸の曲線が波面収差(単位は波長)を、右下がりの曲線が開口数を表している。これらの関係を参照することで、Si膜を形成した凸状のレンズ付きSMFの設計を容易に行うことができる。
また、上述した解析例以外に、Si膜の膜厚を中心が厚く外側が薄いものについても、解析をしたところ、同様にスポットサイズが縮小し、集光位置が短くなることが確認できた。
光ファイバ先端形状は、凸面だけに限らず、凹面であっても集光効果を大きくすることが可能である。図12は、端部に円錐型凹面レンズを形成したSMFの斜視図を示す。このSMFにSi膜を形成した場合の光線追跡による解析結果を図13に示す。図示例は、曲率半径R=−30μm、円錐定数k=−2.0の凹面を形成し、その端部に20μmの厚みのSi膜を形成した。この場合は、集光位置は3.0μm、NAが0.51、スポットサイズが0.83μmとなった。すなわち、図1に示した高屈折率層がない先端凸のレンズ付きファイバの場合のスポットサイズ2.4μmの1/3の大きさにできる。
次に、実際に製作した実施例について説明する。実施例では、SMFとして、コーニング社製のSMF28を用い、炭酸ガスレーザにより、光ファイバ端面にレンズ加工を施し、さらに、高周波スパッタ装置によりSi膜を形成した。Si膜の表裏には反射防止のための1/4波長厚のシリコン酸化膜層を高周波スパッタにより成膜した。図14が、レンズ部分の表面にSi膜が形成されたSMFの断面を示す。膜厚は9.5μmである。表面形状は、光ファイバ端面の先球半径9.2μm、円錐定数−2.08であり、Si成膜後の表面形状は先球半径11.6μm、円錐定数−2.09であった。このSMFについて、成膜前と成膜後で光ファイバに波長1.55μmの光を導波させて光ファイバ端面から出射して集光された光スポットの強度分布を測定した結果は、成膜前のスポットサイズが1.92μm、成膜後のスポットサイズが1.18μmであり、スポットサイズが60%に縮小されたことが確認できた。
なお、レンズ付SMFの端部にアモルファスSiなどの高屈折率膜を反射防止層なしで形成すると反射による損失が生ずるほか、高屈折率層内の多重反射により集光点での光強度分布が乱れることがあった。その場合は、Si膜の両面または片面に無反射膜としてARコートを施すことで改善されることが確認できた。
また、解析例、実施例では、端部形状が略半球状のSMFについて説明したが、図15および図16に示すようにSMFの先端に二乗形の屈折率分布を有する光ファイバを接続し、その光ファイバを光線の蛇行周期の略1/4あるいはその奇数倍の長さにした光ファイバについても、先端を凸あるいは凹状に加工して高屈折率層を付与することによっても集光作用を大きくする効果が得られる。二乗形の屈折率分布を有する光ファイバとしては、光ファイバ軸に対して回転対称の屈折率分布をもつ、いわゆるGIファイバ(GIF)であってもよく、あるいは楕円のコアをもち半径方向に二乗形の屈折率分布をもつ、特許第3403327号に記載されている界分布変換光ファイバ(GIOファイバとよぶ)であってもよい。GIOファイバを用いる場合には、集光点でのスポットの形状を楕円にすることが可能、即ち楕円の発光面をもつ光源との結合に有効である効果が生じる。
図17はSMF(図では省略)の端部にGIファイバやGIOファイバを接続した凸状のレンズ付ファイバにSi膜を形成した場合の解析結果を示す。図示例は、先球半径を12μm、円錐定数を−2.0、Si膜厚を5.0μmとしたものあり、解析結果は、作動距離が13μm、NAが0.75、スポット半径が0.4μmとなった。図1に記載した高屈折率層がない先端凸のレンズ付きファイバと比べてスポットサイズを1/6にできる。同じく、図18はSMFの端部にGIファイバやGIOファイバを接続した凹状のレンズ付のファイバにSi膜を形成した場合の解析結果を示す。図示例は、先球半径を−30μm、円錐定数を−2.0、Si膜厚を40μmとしたものであり、解析結果は、作動距離が10μm、NAが0.53、スポット半径が0.79μmとなった。これも、図1に記載した高屈折率層がない先端凸のレンズ付きファイバの場合のスポットサイズ2.4μmの1/3程度に縮小される。
本発明の効果は、図3、図13、あるいは図18を紙面方向には一様な構造とみなせば、光ファイバ軸に対して回転対称でない先端形状でも有効である。図19および図20に示されるように、略楔あるいは略半円柱型をした凸面または凹面レンズ付のSMFであれば、高屈折率層を付与することによりX方向に集光作用の増強効果が生じる。同じく、図21および図22に示されるように、SMFの端部にGIファイバやGIOファイバを接続し、その先端を略楔あるいは略半円柱型をした凸面または凹面状のレンズ付のファイバにも適用可能であり、X方向に集光作用の増強効果が生じる。図19から図22に示される構造では、一方向の集光作用の増強があるため、発光面形状が大きく扁平し、X方向の発光幅が特に小さい半導体レーザなどの場合にSMFに高効率で結合させる場合などに有効である。
なお、図19から図22に示した実施例にあるような略楔あるいは略半円柱構造を、3以上の複数の平面で構成して近似的に略楔あるいは略半円柱の構造にしても本発明の効果は有効である。同様に、図3、図12、図13、図15、および図16に記載された構造でも略半球面や非球面を複数の平面で近似的に置き換えることで集光の増強効果を得ることができる。
また、解析例、実施例では、膜の材質としてSiを使用したが、Si以外に使用可能な材料として、光ファイバよりも高屈折率であるTa2O5、Y2O3、TiO2、ZrO2、Nb2O3、HfO等がある。また、膜の生成方法は、実施例のスパッタ以外に真空蒸着、CVD、メッキ等がある。
本発明は、光通信以外に、情報処理システムや情報伝送システムにおける光回路、DVDの光ピックアップの結合部分などに利用可能である。
比較例としてSi膜を形成していないレンズ付きSMFの光線追跡の解析結果を示す図である。 図1の集光点での半径方向の強度分布を示す図である。 本発明の解析例における光線追跡結果を示す図である。 図3の集光点での半径方向の強度分布を示す図である。 比較例における振幅分布と位相分布を示す図である。 比較例における正規化振幅および位相を示す図である。 本発明の解析例における振幅分布と位相分布を示す図である。 本発明の解析例における正規化振幅および位相を示す図である。 本発明の解析例における膜厚とスポットサイズの関係を示す図である。 本発明の解析例における膜厚と作動距離の関係を示す図である。 本発明の解析例における各パラメータの相互の関係を示す図である。 端部に凹面レンズを形成したSMFの斜視図である。 図12のSMFにSi膜を形成した場合の解析結果を示す図である。 本発明の実施例を示し、Si膜が形成されたSMFの断面図であり、上の曲線がSMF先端形状、下の曲線が高屈折率層の先端表面形状を示す。 本発明の適用が可能な凸面レンズを形成したGIファイバやGIOファイバの斜視図である。 本発明の適用が可能な凹面レンズを形成したGIファイバやGIOファイバの斜視図である。 SMFの端部にGIファイバやGIOファイバを接続した凸面レンズ付のファイバにSi膜を形成した場合の解析結果を示す図である。 SMFの端部にGIファイバやGIOファイバを接続した凹面レンズ付のファイバにSi膜を形成した場合の解析結果を示す図である。 本発明の適用が可能な略楔型をした凸面レンズ付のSMFの斜視図である。 本発明の適用が可能な凹面レンズ付のSMFの斜視図である。 本発明の適用が可能な略楔型をした凸面レンズ付のGIファイバやGIOファイバの斜視図である。 本発明の適用が可能な凹面レンズ付のGIファイバやGIOファイバの斜視図である。

Claims (7)

  1. コアの周りをクラッドで覆って形成される光ファイバの端面が該光ファイバ軸に対して凸あるいは凹状に形成され、該凸あるいは凹状の端面前方全面に、前記光ファイバのコアおよびクラッドの屈折率より高い屈折率を有し軸方向の厚みが均一で且つ単一の材料から成る5〜15μmの厚みを有し、該光ファイバ側から見て前方に配置された光源から放射された光波を該光ファイバに結合させ、或いは該光ファイバを伝搬してきた光波を前方に集光させる層、を形成したことを特徴とするレンズ付き光ファイバ。
  2. コアの周りをクラッドで覆って形成される第一の光ファイバの端面にコアの屈折率が二乗分布形状を有し、伝搬する光線の界分布変化周期の概1/4周期ないしはその奇数倍の長を有する第二の光ファイバが接続され、該第二の光ファイバの端面が該第二の光ファイバ軸に対して凸あるいは凹状に形成され、該凸あるいは凹状の端面前方全面に、前記光ファイバのコアおよびクラッドの屈折率より高い屈折率を有し軸方向の厚みが均一で且つ単一の材料から成る5〜15μmの厚みを有し、該光ファイバ側から見て前方に配置された光源から放射された光波を該光ファイバに結合させ、或いは該光ファイバを伝搬してきた光波を前方に集光させる層、を形成したことを特徴とするレンズ付き光ファイバ。
  3. 凸あるいは凹状の面が球面、あるいは光ファイバ軸を中心とした回転対称な略球面であることを特徴とする請求項1または請求項2記載のレンズ付き光ファイバ。
  4. 凸あるいは凹状の曲面が円筒面、あるいは光ファイバ軸を含む平面に対して対称な略円筒面をしていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のレンズ付き光ファイバ。
  5. 凸あるいは凹状の面が、複数の平面からなることを特徴とする請求項1または請求項2記載のレンズ付き光ファイバ。
  6. 高屈折率膜層の片面または両面に反射防止層を形成したことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のレンズ付き光ファイバ。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一つに記載のレンズ付き光ファイバの先端前方に半導体レーザあるいは光導波路を結合させたことを特徴とする、レンズ付き光ファイバを用いた光結合モジュール。
JP2005091299A 2005-03-28 2005-03-28 先端に高屈折率層を形成したレンズ付き光ファイバおよびそのレンズ付き光ファイバを用いた光結合モジュール Expired - Fee Related JP4416129B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005091299A JP4416129B2 (ja) 2005-03-28 2005-03-28 先端に高屈折率層を形成したレンズ付き光ファイバおよびそのレンズ付き光ファイバを用いた光結合モジュール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005091299A JP4416129B2 (ja) 2005-03-28 2005-03-28 先端に高屈折率層を形成したレンズ付き光ファイバおよびそのレンズ付き光ファイバを用いた光結合モジュール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006276169A JP2006276169A (ja) 2006-10-12
JP4416129B2 true JP4416129B2 (ja) 2010-02-17

Family

ID=37211041

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005091299A Expired - Fee Related JP4416129B2 (ja) 2005-03-28 2005-03-28 先端に高屈折率層を形成したレンズ付き光ファイバおよびそのレンズ付き光ファイバを用いた光結合モジュール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4416129B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8369203B2 (en) 2010-02-25 2013-02-05 Tdk Corporation Thermally-assisted magnetic recording head having concave core at light entrance surface

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006276169A (ja) 2006-10-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004095138A (ja) カプラを有する集積型光ヘッド
US7068911B2 (en) Optical probe and optical pick-up apparatus
JP2006512616A (ja) 光ファイバレンズ及び作成方法
JP6420237B2 (ja) 高性能空間フィルタ
JP2010026505A (ja) 集光光ファイバ
TW200411215A (en) Symmetric, bi-aspheric lens for use in transmissive and reflective optical fiber components
JPH07326065A (ja) 光情報処理装置
JP2016020935A (ja) レーザー装置
JPH09128793A (ja) 光ピックアップ装置及び光導波路素子
JP2000206359A (ja) 光ファイバ結合装置
JP6359848B2 (ja) 光レセプタクルおよびこれを備えた光モジュール
KR102100312B1 (ko) 렌즈 부착 광파이버 및 광결합기
JPH10123358A (ja) 光結合器
EP2500755A2 (en) Optical connector and endoscope system
JP4416129B2 (ja) 先端に高屈折率層を形成したレンズ付き光ファイバおよびそのレンズ付き光ファイバを用いた光結合モジュール
US6896419B2 (en) Optical pickup
JP2006267284A (ja) 回折光学レンズ、及びそれを用いた光ビームのモードプロファイルの変換方法、光学デバイスの接続方法、並びに光学デバイスのピッチ変換方法
JP2007192955A (ja) コアレス光ファイバの先端に高屈折率層を形成したレンズ付き光ファイバおよびそのレンズ付き光ファイバを用いた光結合モジュール
JP2009122146A (ja) ビーム変換器及び受光デバイス
JP2001208924A (ja) 光ファイバ
JP2793711B2 (ja) 半導体レーザ用集光装置
JP2017026660A (ja) 光ファイバ端末
JPS6338909A (ja) レンズ付光フアイバ
JP3333583B2 (ja) 集光用レンズおよび集光用レンズアレイ
JP6596744B2 (ja) 光学素子

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080201

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090414

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090428

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090629

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090721

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090916

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091013

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091119

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4416129

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121204

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121204

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121204

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151204

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees