JP4416098B2 - 微調整装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、2つの部材に介在して位置関係を調整する微調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば図6に示す研削装置70は、起立した壁部72にレール73が垂直方向に配設され、レール73に沿ってスライド部74が上下動するのに伴ってスライド部74に取り付けられた研削手段75が上下動するよう構成されている。また、基台カバー71aには、被加工物を保持するチャックテーブル76が配設されている。
【0003】
研削手段75においては、垂直方向の軸心を有するスピンドル77の先端のマウンタ78に、下部に研削砥石79を備えた研削ホイール80が装着されており、研削ホイール80はスピンドル77の回転に伴って回転する構成となっている。
【0004】
このような研削装置70を用いて例えば半導体ウェーハの研削を行う際は、半導体ウェーハWをチャックテーブル76において保持して研削手段75の直下に位置付け、スピンドル77を回転させると共に、研削手段75を下降させていく。そして、スピンドル77の高速回転に伴って研削ホイール80が高速回転すると共に、回転する研削砥石79が半導体ウェーハWに接触して押圧力が加えられることにより、その表面が研削砥石79によって研削される。
【0005】
従って、半導体ウェーハWの表面を研削して均一な厚さに仕上げるためには、研削砥石79の研削面とチャックテーブル76のチャック面とが高精度に平行な状態となっていなければならない。そこで、チャックテーブル76の下部には、チャック面76aの傾きを調整するための機構を有している。
【0006】
図7に示すように、表面がチャック面76aとなっているチャックテーブル76は、テーブル支持部81によって下方から支持され、テーブル支持部81の内部の回転軸はモータ82に連結されており、モータ82の駆動によりチャックテーブル76が回転する構成となっている。
【0007】
また、テーブル支持部81の外周部にはフランジ部83が形成され、フランジ部83を上下方向に進退できるように1または2以上の調整ボルト84が基台71bに配設されており、回転部85を回転させて調整ボルト84を進退させることによってチャック面76aの傾きを調整することができ、これによって研削砥石79の研削面との位置関係を調整できるよう構成されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図7の調整機構によると、調整ボルト84の進退が直接チャック面76aの表面精度として現れるため、調整ボルト84の加工精度が悪く雄ネジと雌ネジとの間にガタや遊びが発生した場合には、チャック面76aの精度が安定しないことがある。また、ネジ面の加工精度により偏当たりが起こった場合には剛性が低下するという問題もある。更に、調整分解能はネジのピッチで決まってしまうため、分解能を高めるには限界があり、このためチャック面76aの傾きを微調整するのは困難である。
【0009】
このような問題点は、上記説明した研削装置に限らず、部材間の位置関係を高精度に調整しなければならないすべての装置において発生しうるものであり、かかる問題点を解決し、高剛性を維持しつつ高精度な位置関係の調整を可能とすることに課題を有している。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための具体的手段として本発明は、第一の部材と第二の部材とに介在して位置関係を微調整する微調整装置であって、支点部と作用点部と力点部とを有し、支点部と作用点部と力点部とはそれぞれ支持部と首部とから構成される梃子部材と、回転部と固定部と力伝達部とを有し力点部に力を伝達するボルト部材とから少なくとも構成され、第一の部材の所要位置には梃子部材の支点支持部が固定され、第二の部材の所要位置には梃子部材の作用点支持部が固定され、ボルト部材の力伝達部が梃子部材の力点支持部に固定されると共にボルト部材の固定部は第一の部材の所要位置に固定され、梃子部材の作用点支持部と第二の部材との間には粗調整部材が介在し、粗調整部材は、作用点支持部に固定されるナット部と、ナット部に螺合する粗調整中空ボルトと、粗調整中空ボルトに形成された中空部を貫通し作用点支持部に螺合して第二の部材と作用点支持部とを固定する固定ボルトとから構成される微調整装置を提供する。
【0011】
そしてこの微調整装置は、第一の部材は加工装置を構成する基台であり、第二の部材は被加工物を保持する保持部材の支持部であること、加工装置は、被加工物の表面を研削する研削ホイールを備えた研削手段と、被加工物を保持する保持部材であるチャックテーブルと、チャックテーブルを支持する基台とから少なくとも構成され、第一の部材は基台であり、第二の部材はチャックテーブルを支持するテーブル支持部であること、チャックテーブルは基台に対して3箇所において支持されており、少なくとも2箇所に配設されること、ボルト部材を構成する回転部には駆動源が装着されることを付加的要件とする。
【0012】
このように構成される微調整装置によれば、従来のようにボルト部材のみによる調整ではなく、ボルト部材と梃子部材とを組み合わせて調整を行うようにしたことにより、ボルト部材を回転させた場合の梃子部材の力点における移動量に比べて作用点における移動量が小さいため、ボルト部材に形成されたネジにガタや遊びが生じている場合にもその影響が小さく、高精度な調整が可能となると共に、ネジ面に偏当たりが生じている場合でも剛性を維持することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態の一例として、図1に示す研削装置10に搭載される微調整装置について説明する。研削装置10は、板状物、例えば半導体ウェーハを平面状に研削する装置であり、研削しようとする半導体ウェーハWは、カセット11aに複数段に重ねて収納され、搬出入手段12によって1枚ずつピックアップされて中心合わせテーブル13に載置される。そしてここで半導体ウェーハWが一定の位置に位置合わせされた後、第一の搬送手段14に吸着されてチャックテーブル15に搬送されて保持される。
【0014】
次に、ターンテーブル16aが所要角度回転することによって半導体ウェーハWが研削手段17aの直下に位置付けられる。そして、研削手段17aの直下に位置付けられた半導体ウェーハWは、研削手段17aの作用を受けることにより上面が研削される。ここでは例えば粗研削が行われる。
【0015】
粗研削の終了後は、チャックテーブル15を支持する基台であるターンテーブル基台16bが所要角度回転することによって、粗研削された半導体ウェーハWが研削手段17bの直下に位置付けられ、研削手段17bの作用を受けることにより表面が研削される。ここでは例えば仕上げ研削が行われる。
【0016】
研削手段17a、17bは、起立した壁部18に対して上下動可能となっている。ここで、研削手段17aと研削手段17bとは砥石の種類以外については同様に構成されるため、同一の符号を付して説明すると、壁部18の内側の面には一対のレール19が垂直方向に併設され、パルスモータ20に駆動されてレール19にガイドされてスライド部21が上下動するのに伴い、スライド部21に固定された研削手段17a、17bが上下動する構成となっている。
【0017】
研削手段17a、17bにおいては、回転可能に支持されたスピンドル22にマウンタ23を介して研削ホイール24が装着されており、研削ホイール24の下部には研削砥石25a、25bが固着されている。研削砥石25aとしては粗研削用の砥石、研削砥石25bとしては仕上げ研削用の砥石が用いられる。
【0018】
仕上げ研削された半導体ウェーハWが載置されたチャックテーブル15は、ターンテーブル基台16bの回転によって第二の搬送手段26の近傍に位置付けられる。そして、研削済みの半導体ウェーハWは、第二の搬送手段26によって洗浄手段27に搬送されて洗浄された後、搬出入手段12によってピックアップされてカセット11bの内部に収納される。以上のようにして順次研削を行うと、最終的には研削された半導体ウェーハWがすべてカセット11bに収納される。
【0019】
図2に示すように、チャックテーブル15はモータ16cに駆動されて回転可能なターンテーブル基台16bに支持されており、チャック面15aにはチューブ16dを通じて吸引力が供給されている。また、壁部18の裏側には垂直方向にボールネジ28が配設されており、このボールネジ28は、パルスモータ20に連結されると共に、壁部18を貫通して研削手段17a、17bと連結された支持部29に備えたナットに螺合しており、パルスモータ20の駆動によりボールネジ28が回動するのに伴って支持部29及びこれに連結された研削手段17a、17bが上下動する構成となっている。
【0020】
パルスモータ20は、パルスモータドライバ30を介して制御部31に接続されており、制御部31による制御の下でボールネジ28を回動させることによって研削手段17a、17bを上下動させる。また、支持部29の垂直方向の位置は、リニアスケール32によって計測され、その情報が制御部31に伝達されることによって研削手段17a、17bの上下動が精密に制御される。
【0021】
このように構成される研削装置10を用いて半導体ウェーハWの表面を研削する場合において、表面を高精度に仕上げるためには、半導体ウェーハWを保持するチャックテーブル15のチャック面15aと研削砥石25aまたは研削砥石25bの研削面とが高精度に平行な状態となっている必要がある。
【0022】
そこで、チャック面15aと研削砥石25aまたは研削砥石25bの研削面とが平行になっていない場合は、図3に示す本発明の微調整装置50を用いてチャックテーブル15の角度を微調整することによって両者を平行な状態とする。
【0023】
図3に示すように、チャック面15aを有するチャックテーブル15はテーブル支持部40によって下方から支持されており、テーブル支持部40の外周部にはフランジ部42が形成され、テーブル支持部40の内部を垂直方向に貫通する回転軸(図示せず)はモータ41に連結され、モータ41の駆動によりチャックテーブル15が回転する構成となっている。
【0024】
また図4に示すように、フランジ42部には、被支持部43aを構成する貫通孔44a、被支持部43bを構成する貫通孔44b、被支持部43cを構成する貫通孔44cが120度間隔で配設されている。そして、被支持部43aを構成する貫通孔44aには図3に示したボルト45が貫通し、ボルト45の先端部に形成された雄ネジ部(図示せず)がターンテーブル基台16bに固定された被螺合部47に螺合することによって、テーブル支持部40がターンテーブル基台16bに固定支持されている。
【0025】
一方、図4に示した被支持部43b、43cは、微調整装置50によって支持される。この微調整装置50は、図3に示したように、第一の部材であるターンテーブル基台16bと第二の部材であるフランジ42とに介在しており、図3においては被支持部43cを支持する微調整装置50のみを示している。
【0026】
図5に示すように、微調整装置50は、梃子部材51と、粗調整部材52と、ボルト部材53とから構成される。梃子部材51は、支点部54と作用点部55と力点部56とを有し、力点部56に加えられる力によって作用点部55に力が作用する構成となっており、支点部54には支点支持部54aが、作用点部55には作用点支持部55aが、力点部56には力点支持部56aがそれぞれネジ止めにより固定できるように形成されている。
【0027】
また、支点支持部54aの上部には支点首部54bが形成され、作用点支持部55aの下部には作用点首部55bが形成され、力点支持部56aの上部には力点首部56bが形成され、それぞれの首部は、梃子部材51の動きによって若干撓む構造となっている。
【0028】
粗調整部材52は、作用点支持部55aに固定され雌ネジ部58aを備えたナット部58と、ナット部58の雌ネジ部58aに螺合する雄ネジ部59a及び中空部59bを備えた粗調整中空ボルト59と、中空部59を貫通すると共に先端部に形成された雄ネジ部60aが作用点支持部55aに形成された雌ネジ部55cに螺合することにより図3に示したようにフランジ42を粗調整中空ボルト59とで挟持し固定する固定ボルト60とから構成される。
【0029】
ボルト部材53は、図3及び図5に示すように、力点支持部56aに固定される力伝達部61と、ターンテーブル基台16bの下面に固定される固定部62と、固定部62に対して回転可能な回転部63とからなり、回転部63から上方に延びる軸部63aの先端に雄ネジ部63bが形成されており、この雄ネジ部63bが力伝達部61の内部に形成された雌ネジ部に螺合している。
【0030】
チャックテーブル15のチャック面15aと研削砥石25aまたは研削砥石25bの研削面との位置関係を調整する際は、固定ボルト60を弛め、粗調整中空ボルト59を回転させることによって大まかな位置合わせを行い、更に固定ボルト60を締めてフランジ42を固定ボルト60と粗調整中空ボルト59とで挟持した後、ボルト部材53の回転部63を回転させて力伝達部61を上下方向に進退させることにより、梃子部材51の力点部56に対して力を加える。例えば、回転部63を図3におけるL方向に回転させた場合は上向きの力が力点部56に加わる。
【0031】
力点部56に加えられた力は支点部54を支点として作用点55に伝わる。例えば力点部56に上向きの力が加えられたときは、作用点部55においても上向きの力が働く。
【0032】
ここで、作用点部55は支点部54と力点部56との間に位置しているため、回転部63を回転させることによって力点部56に加えられた力がそのまま作用点部55に働くのではなく、大きな力となって働くことになる。即ち、作用点部55における梃子部材51の垂直方向の移動量は力点部56における垂直方向の移動量より小さく、高精度な微調整が可能となる。例えば、支点部54と作用点部55との距離が1、作用点部55と力点部56との距離が5である場合、作用点部55の分解能はボルト部53の分解能の5倍になり、微調整の精度が5倍になる。
【0033】
また、力点部56に力が加わったときは、首部54b、首部55bまたは首部56bが若干撓むことにより梃子部材51の傾斜を吸収することができる。従って、高精度な微調整を無理なく行うことが可能となる。
【0034】
更に、雄ネジ部63bとこれに螺合する雌ネジ部との間にガタや遊びが発生した場合でも、分解能が高いことから調整精度に及ぼす影響が少なく、精度の高さを維持することができる。また、雄ネジ部63bとこれに螺合する雌ネジ部のネジ面の加工精度が低く偏当たりが起こったとしても、力点部56に加わる力が比較的小さく、梃子部材51の力点部56における垂直方向の移動量に比べて作用点部55における垂直方向の移動量は小さいため、垂直方向の剛性を維持することができる。
【0035】
なお、梃子部材51の力点部56における垂直方向の移動量と作用点部55における垂直方向の移動量とは、力点及び作用点から支点までの距離の割合に依存するため、必要に応じて支点、作用点、力点の位置が異なる梃子部材を用意し、その中から適宜選択して使用することによって所望の分解能を構成することができる。
【0036】
また、ボルト部材53の回転部63にパルスモータ等の駆動源を連結させておけば、手動ではなく自動で回転部63を回転させることができるため、調整を容易に行うことができる。
【0037】
このようにして適宜回転部63をいずれかの方向に回転させることで作用点部55に力が働くと、その力に応じてテーブル支持部40が傾斜し、これに対応してチャック面15aが傾斜するため、研削砥石の研削面との位置関係を微調整することができる。
【0038】
なお、本実施の形態においては、加工装置の一例である研削装置における研削砥石の研削面とチャックテーブルのチャック面とを平行にするための微調整について説明したが、対象となる装置は研削装置には限られず、また、調整の対象となる位置関係も平行には限られない。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る微調整装置によれば、従来のようにボルト部材のみによる調整ではなく、ボルト部材と梃子部材とを組み合わせて調整を行うようにしたことにより、ボルト部材を回転させた場合の梃子部材の力点における移動量に比べて作用点における移動量が小さいため、高い分解能での位置調整ができると共に、ボルト部材に形成されたネジにガタや遊びが生じている場合にもその影響が小さく、高精度な調整が可能となり、更に、ネジ面に偏当たりが生じている場合でも剛性を維持することができる。従って、加工の精度が高まり、被加工物を高精度に仕上げることができる。
【0040】
また、梃子部材の力点部における垂直方向の移動量と作用点部における垂直方向の移動量とは力点及び作用点から支点までの距離の割合に依存するため、必要に応じて支点、作用点、力点の位置が異なる梃子部材を用意し、その中から適宜選択して使用することによって所望の分解能を構成することができる。従って、要求される調整精度に応じて柔軟に対応することができる。
【0041】
更に、支点部、作用点部、力点部のそれぞれには首部を備え、梃子部材の傾斜に追随して各首部が撓むため、首部によって梃子部材の傾斜を吸収することができ、位置関係の調整を無理なく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る微調整装置が搭載される装置の一例である研削装置を示す斜視図である。
【図2】同研削装置の構成を示す説明図である。
【図3】同研削装置に搭載された微調整装置を示す斜視図である。
【図4】同研削装置を構成するチャックテーブルの下部に配設されたフランジ部を示す平面図である。
【図5】本発明に係る微調整装置を示す分解斜視図である。
【図6】研削装置を示す斜視図である。
【図7】従来の調整機構を示す斜視図である。
【符号の説明】
10…研削装置 11a、11b…カセット
12…搬出入 13…中心合わせテーブル
14…第一の搬送手段 15…チャックテーブル
16a…ターンテーブル 16b…ターンテーブル基台
16c…モータ 16d…チューブ
17a、17b…研削手段 18…壁部
19…レール 20…パルスモータ
21…スライド部 22…スピンドル 23…マウンタ
24…研削ホイール 25a、25b…研削砥石
26…第二の搬送手段 27…洗浄手段
28…ボールネジ 29…支持部
30…パルスモータドライバ 31…制御部
32…リニアスケール
40…テーブル支持部 41…モータ
42…フランジ部 43a、43b、43c…被支持部
44a、44b、44c…貫通孔 45…ボルト
50…微調整装置 51…梃子部材 52…粗調整部材
53…ボルト部材 54…支点部 54a…支点支持部
55…作用点部 55a…作用点支持部 56…力点部
56a…力点支持部 58…ナット部
58a…雌ネジ部 59…粗調整中空ボルト
59a…雄ネジ部 59b…雌ネジ部
60…固定ボルト 61…力伝達部 62…固定部
63…回転部 63a…軸部 63b…雄ネジ部
70…研削装置 71a…基台カバー 71b…基台
72…壁部73…レール 74…スライド部
75…研削手段 76…チャックテーブル
76a…チャック面 77…スピンドル
78…マウンタ 79…研削砥石 80…研削ホイール
81…テーブル支持部 82…モータ
83…フランジ部 84…調整ボルト 85…回転部

Claims (5)

  1. 第一の部材と第二の部材とに介在して位置関係を微調整する微調整装置であって、
    支点部と作用点部と力点部とを有し、該支点部と該作用点部と該力点部とはそれぞれ支持部と首部とから構成される梃子部材と、回転部と固定部と力伝達部とを有し該力点部に力を伝達するボルト部材とから少なくとも構成され、
    該第一の部材の所要位置には該梃子部材の支点支持部が固定され、該第二の部材の所要位置には該梃子部材の作用点支持部が固定され、該ボルト部材の力伝達部が該梃子部材の力点支持部に固定されると共に該ボルト部材の固定部は該第一の部材の所要位置に固定され、
    該梃子部材の作用点支持部と該第二の部材との間には粗調整部材が介在し、該粗調整部材は、該作用点支持部に固定されるナット部と、該ナット部に螺合する粗調整中空ボルトと、該粗調整中空ボルトに形成された中空部を貫通し該作用点支持部に螺合して該第二の部材と該作用点支持部とを固定する固定ボルトとから構成される微調整装置。
  2. 第一の部材は加工装置を構成する基台であり、第二の部材は被加工物を保持する保持部材の支持部である請求項に記載の微調整装置。
  3. 加工装置は、被加工物の表面を研削する研削ホイールを備えた研削手段と、被加工物を保持する保持部材であるチャックテーブルと、該チャックテーブルを支持する基台とから少なくとも構成され、第一の部材は該基台であり、第二の部材は該チャックテーブルを支持するテーブル支持部である請求項に記載の微調整装置。
  4. チャックテーブルは基台に対して3箇所において支持されており、少なくとも2箇所に配設される請求項に記載の微調整装置。
  5. ボルト部材を構成する回転部には駆動源が装着される請求項1乃至4のいずれかに記載の微調整装置。
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