JP4415659B2 - タッチディスプレイシステム - Google Patents

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Description

本発明は、タッチディスプレイシステムに係り、例えば車両等に搭載され、使用者のタッチ操作し得るタッチパネル式ディスプレイを備えるタッチディスプレイシステムに関する。
例えば、車両に搭載される操作系は、運転者等の乗員が操作し易いようにその手元近くに配置されることが望ましい。一方、その操作系が車両乗員の手元に近くなると、車両走行中においてその操作系が運転者の視界から離れ易くなるため、運転者の操作系に対する視認性が低下することとなる。特に、表面に凹凸のない表示画面のタッチ操作によって作動するタッチディスプレイにおいては、その問題が顕著に現われる。
そこで、操作系を運転者の操作し易い手元近くに配置すると共に、その操作系を含む周辺部位をカメラ等で撮影し、そのカメラ画像を車両走行中における運転者の視線方向に設置した補助ディスプレイに表示するシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。かかるシステムによれば、タッチディスプレイ等の操作系を運転者の手元に配置しつつ、その表示を運転者の視認し易い遠方に補助ディスプレイを介して行うことができるため、操作系の操作性と視認性とを両立させることが可能となる。
特表2000−506632号公報
しかしながら、上記従来のシステムの如く、タッチディスプレイの表示画面やその周辺を遠方から撮影するカメラと、タッチディスプレイ以外にその表示画面周辺をカメラ画像にして映し出す補助ディスプレイと、が設けられる構成では、構成が複雑化すると共に、高価なカメラ及び補助ディスプレイ分だけコストが増大し、また、配設位置に関する過大な制約が内在することとなる。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、タッチディスプレイの操作性と視認性との両立を簡易な構成で実現することが可能なタッチディスプレイシステムを提供することを目的とする。
上記の目的は、車両乗員のタッチ操作し得るタッチパネル式ディスプレイを備える車載タッチディスプレイシステムであって、
前記タッチパネル式ディスプレイの入力操作画面を含む表示画面を、2枚以上の偶数枚の鏡により該タッチパネル式ディスプレイの配設位置よりも車両乗員の見え易い位置に反射像として映し出す反射光学系を備える車載タッチディスプレイシステムにより達成される。
請求項1記載の発明において、使用者によりタッチ操作されるタッチパネル式ディスプレイの表示画面は、鏡による反射光学系を用いて使用者の見え易い位置に反射像として映し出される。かかる構成においては、タッチパネル式ディスプレイを使用者の手元に置きつつ、その表示画面や使用者のタッチ操作の様子を使用者の見え易い位置に反射像として映し出すことが可能である。また、鏡による反射光学系は、比較的簡易に実現され得る。従って、本発明によれば、タッチパネル式ディスプレイの操作性と視認性との両立を比較的簡易な構成で実現することができる。
ころで、車両乗員のタッチ操作し得るタッチパネル式ディスプレイを備える車載タッチディスプレイシステムであって、所定条件に従って、前記タッチパネル式ディスプレイの表示画面が2枚以上の偶数枚の鏡による反射光学系を用いて所定位置に反射像として映し出される反射像表示状態と、前記タッチパネル式ディスプレイの表示画面の車両乗員からの直視可能とる直視表示状態とを選択的に切り替える表示切替手段を備える車載タッチディスプレイシステムは、タッチパネル式ディスプレイにおける反射像表示と直視表示とが同時に行われることを回避するうえで有効である。
この態様の発明において、タッチパネル式ディスプレイの表示画面を鏡による反射光学系を用いて所定位置に反射像として映し出す反射像表示状態と、そのタッチパネル式ディスプレイの表示画面の使用者からの直視を可能とする直視表示状態とは、所定条件に従って選択的に切り替わる。このため、かかる構成によれば、タッチパネル式ディスプレイにおける反射像表示と直視表示とが同時に行われることはないので、使用者に対して両表示の同時視認に起因する違和感等を与えることは回避される。
尚、使用者のタッチ操作し得るタッチパネル式ディスプレイを備えるタッチディスプレイシステムであって、前記タッチパネル式ディスプレイの表示画面の傾き位置を可変する可動機構を備え、所定条件に従って前記可動機構により前記傾き位置を変えることにより、前記タッチパネル式ディスプレイの表示画面が鏡による反射光学系を用いて所定位置に反射像として映し出される反射像表示状態と、前記タッチパネル式ディスプレイの表示画面の使用者からの直視が可能となる直視表示状態とを選択的に切り替える表示切替手段を備えるタッチディスプレイシステムは、タッチパネル式ディスプレイにおける反射像表示と直視表示とが同時に行われることを回避するうえで有効である
また、上記したタッチディスプレイシステムにおいて、前記可動機構は、前記タッチパネル式ディスプレイの表示画面を、前記反射像表示状態では使用者からの直視が不可能となるように傾け、一方、前記直視表示状態では前記反射光学系を用いた前記所定位置への反射像表示が行われないように傾けることとすればよい。
また、上記したタッチディスプレイシステムにおいて、前記タッチパネル式ディスプレイは、表示画面上に視野角を所定範囲に制限する視野角制限手段を有することとすれば、可動機構による表示画面の傾き変化により反射像表示状態と直視表示状態との選択的な切り替えを可能とすることができる。
尚、上記した車載タッチディスプレイシステムにおいて、前記表示切替手段は、前記タッチパネル式ディスプレイの搭載される車両の走行状態に応じて前記反射像表示状態と前記直視表示状態とを選択的に切り替えることとすれば、表示画面の表示切替が運転者の操作によることなく自動的に行われる。
また、上記した車載タッチディスプレイシステムにおいて、前記表示切替手段は、車両乗員の操作可能な所定スイッチの状態に応じて前記反射像表示状態と前記直視表示状態とを選択的に切り替えることとすれば、表示画面の表示切替が運転者の意思に従って行われる。
更に、上記したタッチディスプレイシステムにおいて、前記表示切替手段は、前記タッチパネル式ディスプレイの搭載される車両の走行状態に応じて又は使用者の操作可能な所定スイッチの状態に応じて、前記反射像表示状態と前記直視表示状態とを選択的に切り替えることとしてもよい。
発明によれば、タッチパネル式ディスプレイの操作性と視認性との両立を比較的簡易な構成で実現することができる。
また、発明によれば、タッチパネル式ディスプレイにおける反射像表示と直視表示とが同時に行われることを回避するので、その表示画面の間接視と直接視とを使用者に違和感・混乱を与えることなく適宜実現することができる。

図1は、本発明の第1実施例であるタッチディスプレイシステム10を搭載する車両の車室内における外観斜視図を示す。図2は、図1に示すタッチディスプレイシステム10の要部側面図を示す。
本実施例のタッチディスプレイシステム10は、運転者等の車両乗員がタッチ操作し得るタッチパネル式ディスプレイ(以下、タッチディスプレイと称す)12を備えている。タッチディスプレイ12は、適宜、その表示画面に、地図情報やVICS情報,TV放送映像情報,受信チャネル番号,音量レベル等を表示すると共に、受信チャンネル変更や音量レベ変更のための選択・設定画面,地図情報やVICS情報の選択・設定画面,50音入力画面等の入力操作画面を表示する。タッチディスプレイ12の入力操作画面において車両乗員による入力操作が行われると、その入力操作が検知され、かかる入力指示に従った制御等が行われる。タッチディスプレイ12は、車両乗員がタッチ操作し易いように、車室内前部に設けられたインストルメントパネル14中央の、シートに着座した車両運転者や助手席の人の手の届く手元寄りに、表示画面が略水平を向くように固定して配設されている。
本実施例のタッチディスプレイシステム10は、また、第1ミラー16と第2ミラー18との2枚の平面鏡により構成される反射光学系20を備えている。上記したインストルメントパネル14は、その内部に光路が形成されるように中空構造となっている。尚、インストルメントパネル14の上面は開口されていてもよく、また、無反射カーブを有する透明板が配設されていてもよい。反射光学系20の第1ミラー16は、インストルメントパネル14中空内面の、タッチディスプレイ12の表示画面に対向する側に配設されている。また、第2ミラー18は、インストルメントパネル14上部のフロントガラスとの境界近傍の、第1ミラー16に対向する側に配設されている。反射光学系20は、タッチディスプレイ12の表示画面及びその周辺部位の像がインストルメントパネル14の中空内を通過し第1ミラー16及び第2ミラー18にて反射され、運転席に座る標準範囲内の体格の運転者および助手席に座る標準範囲内の体格の人の目の方向へ向かうように配置されている。尚、第2ミラー18は、タッチディスプレイ12の表示画面の像が運転席側の人及び助手席側の人それぞれに向かうように両者の視差を考慮して比較的大きな横幅を有していると共に、システム作動時にのみ機能するように折り畳み可能に構成されている。
ところで、タッチディスプレイ12の配置位置が乗員の手元に近くなると、乗員がタッチディスプレイ12に触れるために手を比較的遠方まで延ばすことは不要となるので、そのタッチ操作を行い易くなる一方、車両走行中においてそのタッチディスプレイ12の表示画面が運転者の視線から離れ易く、また、運転者が前方視点からタッチディスプレイ12に視線を移す際の焦点調整量が大きく、視認に要する作業負荷が増大する。
これに対して、上記した本実施例のタッチディスプレイシステム10においては、作動時、タッチディスプレイ12の表示画面やその周辺部位の像が第1ミラー16に反射されて第2ミラー18に入力される。かかる状態で図2に示す如く運転者又は助手席に座る人が第2ミラー18を見ると、その第2ミラー18の表面から、タッチディスプレイ12から第1ミラー16を経由して第2ミラー18に至るまでの光路長L(タッチディスプレイ12から第1ミラー16までの光路長をL1、第1ミラー16から第2ミラー18までの光路長をL2とすると、L1+L2)分だけ遠方に、タッチディスプレイ12の表示画面及びその周辺部位が反射像として映し出される。
この場合、使用者としての特に運転者は、車両走行中での目線よりも比較的下方に位置するタッチディスプレイ12の表示画面やその表示画面を指でタッチ操作している様子を、そのタッチディスプレイ12の配設部位に直接に視線を向けることなく、フロントガラスとの境界近傍である比較的上方かつ遠方に位置する第2ミラー18を介した反射像から視認することができる。従って、本実施例のタッチディスプレイシステム10によれば、第1ミラー16及び第2ミラー18の2枚の平面鏡による反射光学系20を適当に構成することにより、タッチディスプレイ12を車両運転者等の手の届くできるだけ近くに配置しつつ、そのタッチディスプレイ12の表示画面やその周囲を運転者等の走行中に見え易い位置と距離に反射像として映し出すことが可能であり、このため、タッチディスプレイ12の操作性と視認性との両立が図られている。
また、本実施例の如く第1及び第2ミラー16,18による反射光学系20を用いてタッチディスプレイ12の表示画面を使用者の見え易い位置に映し出す構成は、タッチディスプレイ12の表示画面を撮影するカメラを設けると共に、そのカメラ画像を映し出す補助ディスプレイを使用者の見え易い位置に配設する構成に比べて簡易にかつ安価に実現され、更に、運転者から見易い視距離を確保できる。従って、本実施例のタッチディスプレイシステム10によれば、使用者によるタッチディスプレイ12の操作性と視認性との両立を簡易な構成で実現することが可能となっている。
尚、上記の第1実施例においては、タッチディスプレイ12が特許請求の範囲に記載した「タッチパネル式ディスプレイ」に、第1及び第2ミラー16,18が特許請求の範囲に記載した「鏡」に、それぞれ相当している。
次に、図3を参照して、本発明の第2実施例について説明する。上記した第1実施例では、反射光学系20を構成する第1及び第2ミラー16,18を平面鏡としている。これに対して、本実施例においては、凸面鏡及び凹面鏡である第1及び第2ミラーにより反射光学系を構成することとしている。
図3は、本実施例のタッチディスプレイシステム50の要部側面図を示す。尚、図3において、上記図1及び図2に示す構成と同一の部分については、同一の符号を付してその説明を省略又は簡略する。
すなわち、本実施例のタッチディスプレイシステム50は、車両乗員がタッチ操作し得るタッチディスプレイ12と共に、第1ミラー52と第2ミラー54との2枚の鏡により構成される反射光学系56を備えている。第1ミラー52は、インストルメントパネル14中空内面の、タッチディスプレイ12の表示画面に対向する側に配設されている。第1ミラー52は、車両横方向に沿って直線状でかつ上下方向に湾曲した2次曲面を有する凸面鏡である。また、第2ミラー54は、インストルメントパネル14上部のフロントガラスとの境界近傍の、第1ミラー52に対向する側に配設されている。第2ミラー54は、車両横方向に向けて延在した横長の形状を有しており、第1ミラー52と同様の車両横方向に沿って直線状でかつ上下方向に湾曲した2次曲面を有する凹面鏡である。
反射光学系56は、タッチディスプレイ12の表示画面及びその周辺部位の像がインストルメントパネル14中空内を通過し第1ミラー52及び第2ミラー54にて反射され、標準範囲内の体格を有する運転者等の目の方向へ向かうように配置されている。尚、第2ミラー54は、タッチディスプレイ12の表示画面の像が運転席側の人及び助手席側の人それぞれに向かうように両者の視差を考慮して比較的大きな横幅を有している。
第1及び第2ミラー52,54はそれぞれ、その曲率半径がタッチディスプレイ12から第1ミラー52までの光路長又は第1ミラー52から第2ミラー54までの光路長に対して十分に大きくなるように形成されている。また、第1及び第2ミラー52,54は、相互に反射像の拡大・縮小を打ち消しあう曲率を有し、全体としての像の拡大率がほぼ“1”となるように構成されている。更に、第1及び第2ミラー52,54はそれぞれ、タッチディスプレイ12又は第1ミラー52と正対していないので、その表示画面が曲率一定の単純な円筒面ではなく、最終的なタッチディスプレイ12を含む周辺の反射像が大きな歪みを生じない程度に徐々に曲率の変化する徐変曲面となるように形成されている。
かかる本実施例のタッチディスプレイシステム50においては、タッチディスプレイ12の表示画面やその周辺部位の像が第1ミラー52に反射されて第2ミラー54に入力される。かかる状態で図3に示す如く運転者等が第2ミラー54を見ると、その第2ミラー54の表面から第1及び第2ミラー52,54の曲率に応じた距離だけ遠方に、タッチディスプレイ12の表示画面及びその周辺部位が反射像として映し出されることとなる。
この場合においても、使用者としての特に運転者は、車両走行中での目線よりも比較的下方に位置するタッチディスプレイ12の表示画面やその表示画面を指でタッチ操作している様子を、そのタッチディスプレイ12の配設部位に直接に視線を向けることなく、フロントガラスとの境界近傍である比較的上方に位置する第2ミラー54を介した反射像から視認することができる。従って、本実施例のタッチディスプレイシステム10によれば、第1ミラー52及び第2ミラー54の2枚の凸面鏡と凹面鏡との組み合わせによる反射光学系56を適当に構成することにより、タッチディスプレイ12を車両運転者等の手の届くできるだけ近くに配置しつつ、そのタッチディスプレイ12の表示画面やその周囲を運転者等の走行中に見え易い位置に反射像として映し出すことが可能であり、このため、タッチディスプレイ12の操作性と視認性との両立が図られている。
また、本実施例の如く第1及び第2ミラー52,54による反射光学系56を用いてタッチディスプレイ12の表示画面を使用者の見え易い位置に映し出す構成は、上記の如きカメラや補助ディスプレイ等を配設する構成に比べて簡易にかつ安価に実現され得る。従って、本実施例のタッチディスプレイシステム50においても、使用者によるタッチディスプレイ12の操作性と視認性との両立を簡易な構成で実現することが可能となっている。
更に、本実施例のタッチディスプレイシステム50においては、反射光学系56を構成する第1ミラー52が凸面鏡である。このため、本実施例においては、第1ミラー52の上下方向寸法を、平面鏡で構成される上記第1実施例における第1ミラー16のものに比べて小さくすることが可能であり、これにより、意匠上の制約を解消させることが可能である。
尚、上記の第2実施例においては、第1及び第2ミラー52,54が特許請求の範囲に記載した「鏡」に相当している。
ところで、上記の第2実施例においては、凸面鏡及び凹面鏡である第1及び第2ミラー52,54を、反射光学系56の全体としての像の拡大率がほぼ“1”となるように構成することとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、曲率の組み合わせを替えることにより総合的な像の拡大率が“1”を超える或いは“1”を下回るように構成することとしてもよい。拡大率が“1”を超える場合には、第2ミラー54の奥に映し出されるタッチディスプレイ12を含む反射像が、実際のタッチディスプレイ12の大きさよりも大きく表示されることとなる。尚、この際、車幅方向(横方向)の拡大を行ううえでは、運転席側の人と助手席側の人との視差を考慮して両者それぞれに対して像の台形歪みが生じない或いは小さく抑制される範囲で、第1及び第2ミラー52,54の表面を、車両横方向及び上下方向共に湾曲した3次曲面とすることが必要である。
また、上記の第2実施例においては、第1ミラー52を凸面鏡としかつ第2ミラー54を凹面鏡とすることとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、第1ミラー52及び第2ミラー54の様々な凹凸の組み合わせが可能である。例えば、上記第2実施例のものとは反対に、タッチディスプレイ12に対向する第1ミラーを凹面鏡とし、かつ、第1ミラーに対向する第2ミラーを凸面鏡とすることが可能であるが、この構成においては、第2ミラーに相当する凸面鏡の上下方向寸法を小さく抑えることができるという効果を得ることができる。更に、第1及び第2ミラー52,54の曲率や軸方向,2次曲面と3次曲面との別は、得たい反射像に関する光学設計要件等により自由に設計することが可能である。
次に、図4乃至図7を参照して、本発明の第3実施例について説明する。上記した第1及び第2実施例では、タッチディスプレイ12が、車両乗員がタッチ操作し易いように表示画面が常に略水平を向くように固定して配設される。これに対して、本実施例においては、タッチディスプレイ12がその表示画面の傾きが選択的に可変されるように配設される。
図4は、本発明の第3実施例であるタッチディスプレイシステム100を搭載する車両の車室内における外観斜視図を示す。図5は、図4に示すタッチディスプレイシステム100の要部側面図を示す。また、図6は、本実施例のタッチディスプレイシステム100の電気的な構成図を示す。尚、図4乃至図6において、上記図1乃至図3に示す構成と同一の部分については、同一の符号を付してその説明を省略又は簡略する。
すなわち、本実施例のタッチディスプレイシステム100は、タッチディスプレイ12、及び、第1ミラー52と第2ミラー54とにより構成される反射光学系56を備えると共に、タッチディスプレイ12の表示画面のインストルメントパネル14に対する傾き位置を機械的に可変するチルト機構102を備えている。チルト機構102は、例えばタッチディスプレイ12の下端を軸にしてその上部を持ち上げ或いは下げる機構を有し、タッチディスプレイ12の表示画面の傾きを、その表示画面が垂直近くまで起き上がった傾き位置(以下、第1傾き位置と称す)P1と水平近くに倒れた傾き位置(以下、第2傾き位置と称す)P2とに選択的に切り替える機能を有している。
タッチディスプレイ12の表示画面上には、その表示画面を人が見ることのできる視野角を制限するライトコントロールフィルム(以下、LCFと称す)104が取り付けられている。LCF104は、タッチディスプレイ12の表示画面を略水平に走る複数のルーバーからなり、かかるルーバーによって人の可視角を制限するフィルムであって、人の視線が視野角範囲(図5において斜線で示す領域)内にある場合は表示画面の光をその人まで透過させ、一方、人の視線が視野角範囲外にある場合は表示画面の光を遮断させる機能を有する。LCF104は、タッチディスプレイ12の表示画面の傾きが上記した第1傾き位置P1にある場合はシートに着座する標準的な体格の運転者等の視線がその視野角範囲に入るように、一方、タッチディスプレイ12の表示画面の傾きが上記した第2傾き位置P2にある場合はシートに着座する運転者の視線がその視野角範囲に入らないように構成されている。
尚、タッチディスプレイ12の表示画面の第1傾き位置P1及び第2傾き位置P2とLCF104の視野角範囲等の構成とは、互いにリンクして設定される。また、タッチディスプレイ12の表示画面が第1傾き位置P1にあってもまた第2傾き位置P2にあっても、何れにおいても、そのタッチディスプレイ12のタッチパネル操作を行うことは可能である。
本実施例のタッチディスプレイシステム100において、第1ミラー52は、インストルメントパネル14中空内面の、上記した第2傾き位置におけるタッチディスプレイ12の全表示領域の視野角範囲に入る部位に配設されている。また、第2ミラー54は、インストルメントパネル14上部のフロントガラスとの境界近傍の、第2傾き位置P2におけるタッチディスプレイ12の全表示領域の像が第1ミラー52を介して映る部位に配設されている。反射光学系56は、タッチディスプレイ12の表示画面の傾きが第2傾き位置P2にある場合に、その表示画面及びその周辺部位の像がインストルメントパネル14中空内を通過し第1ミラー52及び第2ミラー54にて反射され、標準範囲内の体格を有する運転者等の目の方向へ向かうように配置されている。
タッチディスプレイシステム100は、また、電子制御ユニット(以下、ECUと称す)106を備えている。ECU106には、車速センサ110及び手動チルトスイッチ112が接続されている。車速センサ110は、タッチディスプレイシステム100を搭載する車両の速度に応じた信号を出力するセンサである。また、手動チルトスイッチ112は、インストルメントパネル14の、タッチディスプレイ12の配設位置近傍、具体的には、タッチディスプレイ12のタッチ操作時に手を置くパームレスト114の脇に配設されている。手動チルトスイッチ112は、車両乗員によりオン操作されるごとにオン信号を出力する例えば感圧式のオン・オフスイッチである。ECU106は、車速センサ110の出力信号に基づいて車速SPDを検出すると共に、手動チルトスイッチ112の状態に基づいて車両乗員による操作の有無を判別する。
ECU106には、また、チルト機構102が接続されている。ECU106は、後に詳述する如く、車速センサ110を用いて検出される車速SPD、及び、手動チルトスイッチ112を用いて判別される乗員による操作の有無に従って、タッチディスプレイ12の表示画面の傾きが第1傾き位置P1と第2傾き位置P2とで選択的に切り替わるようにチルト機構102に対して指令を行う。チルト機構102は、ECU106からの指令に従って、タッチディスプレイ12の表示画面の傾きを第1傾き位置P1と第2傾き位置P2とで選択的に切り替える。
ところで、タッチディスプレイ12の表示画面を反射光学系56を用いて反射像として映し出すことにより運転者等が間接的にその表示画面を見ること(間接視)が可能であるのみで、直接的に見ること(直接視)が不可能である構成は、操作負荷の大きな例えば50音入力等のタスクを実現するうえで運転者にとって便宜ではない場合もある。すなわち、かかる点を考慮して、タッチディスプレイ12の表示画面についての間接視と共にその直接視を実現可能とすることが望ましい。しかしながら、間接視と直接視とを同時に行い得るものとすると、運転者は、内容の一致する2つの表示画面を同時に見ることが可能となるので、運転者にタッチディスプレイ12の表示画面を視認させるうえで違和感を与えると共に、タッチ操作を行わせるうえで混乱を与える問題が生ずる。
これに対して、上記した本実施例のタッチディスプレイシステム100においては、かかる不都合を回避すべく、タッチディスプレイ12の表示画面についての間接視と直接視とを選択的に行うこととしている。以下、図7を参照して本実施例の特徴部について説明する。
図7は、本実施例のタッチディスプレイシステム100においてECU106が実行する制御ルーチンの一例のフローチャートを示す。図7に示すルーチンは、その処理が終了するごとに繰り返し起動されるルーチンである。図7に示すルーチンが起動されると、まずステップ200の処理が実行される。
ステップ200では、車速センサ110を用いて検出される車速SPDが所定車速SPD0以上であるか否かが判別される。尚、所定車速SPD0は、車両が停止状態でなく走行状態であると判断できる車速であり、例えば3km/h等に設定されている。その結果、SPD≧SPD0が成立すると判別された場合は、次にステップ208の処理が実行される。一方、SPD≧SPD0が成立しないと判別された場合は、次にステップ202の処理が実行される。
ステップ202では、車両乗員による操作が行われることによって手動チルトスイッチ112がオン状態となったか否かが判別される。その結果、手動チルトスイッチ112がオフ状態に維持されていると判別された場合は、次にステップ208の処理が実行される。一方、手動チルトスイッチ112がオン状態に移行したと判別された場合は、次にステップ204の処理が実行される。
ステップ204では、チルト機構102を駆動することによりタッチディスプレイ12の表示画面の傾きを第1傾き位置P1とする処理が実行される。本ステップ204の処理が実行されると、以後、シートに着座する乗員は、その視線が第1傾き位置P1でのタッチディスプレイ12上におけるLCF104の視野角範囲内に入ることとなるので、タッチディスプレイ12の表示画面を直接的に視認することが可能となる一方、タッチディスプレイ12の表示画面の像が第1ミラー52を介して第2ミラー54に入射されないので、第2ミラー54の奥にタッチディスプレイ12の表示画面やその周辺部位を反射像として間接的に視認することは不可能となる。
ステップ206では、車速SPDが所定車速SPD0に達すること、或いは、手動チルトスイッチ112が上記ステップ202の処理後に再びオン操作されることにより、第1傾き位置P1についての解除条件が成立したか否かが判別される。本ステップ206の処理は、肯定判定がなされるまで繰り返し実行される。その結果、解除条件が成立したと判別された場合は、次にステップ208の処理が実行される。
ステップ208では、チルト機構102を駆動することによりタッチディスプレイ12の表示画面の傾きを第2傾き位置P2とする処理が実行される。本ステップ208の処理が実行されると、以後、シートに着座する乗員は、その視線が第2傾き位置P2でのタッチディスプレイ12上におけるLCF104の視野角範囲内に入らないので、タッチディスプレイ12の表示画面を直接的に視認することは不可能となる一方、タッチディスプレイ12の表示画面の像が第1ミラー52を介して第2ミラー54に入射されることとなるので、第2ミラー54の奥にタッチディスプレイ12の表示画面やその周辺部位を反射像として間接的に視認することが可能となる。本ステップ208の処理が終了すると、今回のルーチンは終了される。
上記図7に示すルーチンによれば、車両が走行状態にある場合、車両が停止状態にあっても手動チルトスイッチ112がオン操作されない場合、及び、上記した解除条件が成立する場合は、タッチディスプレイ12の表示画面の傾きを第2傾き位置P2とすることができる。第2傾き位置P2では、シートに着座する乗員は、タッチディスプレイ12の表示画面について反射光学系56を用いた間接視を行うことはできる一方、直接視を行うことはできない。一方、車両が停止状態にあってかつ手動チルトスイッチ112がオン操作された場合、上記した解除条件が成立するまでは、タッチディスプレイ12の表示画面の傾きを第1傾き位置P1とすることができる。第1傾き位置P1では、シートに着座する乗員は、タッチディスプレイ12の表示画面について反射光学系56を用いた間接視を行うことはできない一方、直接視を行うことはできる。
すなわち、本実施例のタッチディスプレイシステム100においては、チルト機構102及びLCF104の機能を用いて、車両状態と手動チルトスイッチ112の状態とに応じて、タッチディスプレイ12の表示画面について反射光学系56によりインストルメントパネル14上部に反射像として映し出す反射像表示状態と、インストルメントパネル14の比較的下方での車両乗員からの直視を可能とする直視表示状態とを選択的に切り替えることができる。この場合には、タッチディスプレイ12の表示画面の反射像表示と直視表示とが同時に行われることはないので、従って、両者が同時に行われることに起因する違和感を車両乗員に与えるのが回避されると共に、車両乗員のタッチ操作上の混乱が防止されることとなる。
尚、本実施例のタッチディスプレイシステム100においては、上記の如く、車両が停止状態にあってかつ手動チルトスイッチ112がオン操作された場合、上記した解除条件が成立するまでは、タッチディスプレイ12の表示画面の傾きが第1傾き位置P1とされる。このため、車両運転者は、停車中に操作負荷の大きな例えば50音入力等を行おうとする場合にも、運転者の意思で手動チルトスイッチ112をオン操作することにより、確実かつ適切な50音入力を行うことができるので、運転者に対する便宜が図られている。
尚、上記の第3実施例においては、チルト機構102が特許請求の範囲に記載した「可動機構」に、LCF104が特許請求の範囲に記載した「視野角制限手段」に、手動チルトスイッチ112が特許請求の範囲に記載した「所定スイッチ」に、それぞれ相当していると共に、ECU106が、図7に示すルーチン中のステップ204,208の処理を実行することにより特許請求の範囲に記載した「表示切替手段」が実現されている。
ところで、上記の第3実施例においては、タッチディスプレイ12の表示画面の反射像表示状態と直視表示状態との切り替えを、車両の車速SPDと手動チルトスイッチ112の状態とに応じて行うこととしているが、何れか一方に応じて行うこととしてもよい。また、車速SPDに限らず、加速度等の車両走行状態に応じて上記切り替えを行うこととしてもよい。
また、上記の第3実施例においては、タッチディスプレイ12の表示画面の視野角制限を、LCF104をその表示画面上に貼り付けることにより実現することとしているが、タッチディスプレイ12における液晶の視野角自体で同様の視野角制限を行うこととしてもよい。
ところで、上記の第1乃至第3実施例においては、反射光学系を2枚の鏡により構成することとしているが、2枚を超える鏡により構成することとしてもよい。尚、この場合、タッチディスプレイ12を使用者が直視する際の画面と同一の左右上下方向の反射像を使用者に見せるためには、鏡を偶数枚にする必要がある。
また、上記の第1乃至第3実施例においては、反射光学系20,56を用いてタッチディスプレイ12の表示画面を車両乗員の見え易い位置に反射像として映し出す際、夜間等によりその表示画面を操作する手元が暗いものとすると、反射光学系20,56による反射像としては、表示画面を操作する車両乗員の手がシルエット状にしか見えないものとなってしまう。そこで、タッチディスプレイ12の表示画面を操作する手元を明るくするために、図8に示す如く、その周囲に照明を当てることとしてもよい。
図8は、本発明の変形例であるタッチディスプレイシステムの要部側面図を示す。図8に示すタッチディスプレイシステムは、図1に示すタッチディスプレイシステム10を前提としたシステムである。尚、図8において、上記図1に示す構成と同一の部分については、同一の符号を付してその説明を省略する。かかる変形例において、インストルメントパネル14中空内面の、タッチディスプレイ12の表示画面に対向する側には、上記した第1ミラー16と共に、照明装置150が配設されている。照明装置150は、第1ミラー16の例えば下方に位置し、タッチディスプレイ12の表示画面から離間して配置されている。照明装置150は、白熱バルブ又はLED(Light Emitting Diode)により構成されており、タッチディスプレイ12の表示画面及びその周辺部位に遠方から光による照明を当てる機能を有している。
かかる変形例によれば、車両乗員がタッチディスプレイ12の表示画面をタッチ操作する際、その手に上方から照明装置150による照明が当たることとなるので、反射光学系20による反射像に、その操作する手がシルエット状ではなく明瞭に映し出されることとなる。このため、照明装置150を設けることにより、タッチディスプレイ12の操作時における反射像に対する視認性の低下を防止することが可能となる。
尚、上記した第3実施例のタッチディスプレイシステム100は、タッチディスプレイ12の表示画面の傾きが選択的に可変されるシステムであるが、かかるシステムにおいては、タッチディスプレイ12の表示画面が水平近くまで倒れた第2傾き位置P2にある場合、垂直近くまで起き上がった第1傾き位置P1にある場合よりもその表示画面周辺が昼間においても暗くなる可能性が高い。従って、かかるシステムに上記した照明装置150を設けた構成においては、タッチディスプレイ12の表示画面が第2傾き位置P2にある場合にのみ照明を点灯させる等、照明装置150の点灯制御を行うこととしてもよい。この場合には、必要なときにのみタッチディスプレイ12の表示画面及びその周辺部位に遠方から光による照明が当てられることとなる。
本発明の第1実施例であるタッチディスプレイシステムを搭載する車両の車室内における外観斜視図である。 図1に示すタッチディスプレイシステムの要部側面図である。 本発明の第2実施例であるタッチディスプレイシステムの要部側面図である。 本発明の第3実施例であるタッチディスプレイシステムを搭載する車両の車室内における外観斜視図である。 図4に示すタッチディスプレイシステムの要部側面図である。 本実施例のタッチディスプレイシステムの電気的な構成図である。 本実施例のタッチディスプレイシステムにおいて実行される制御ルーチンのフローチャートである。 本発明の変形例であるタッチディスプレイシステムの要部側面図である。
符号の説明
10,50,100 タッチディスプレイシステム
12 タッチディスプレイ(タッチパネル式ディスプレイ)
16,52 第1ミラー
18,54 第2ミラー
20,56 反射光学系
102 チルト機構
104 LCF(ライトコントロールフィルム)
106 ECU(電子制御ユニット)
110 車速センサ
112 手動チルトスイッチ

Claims (8)

  1. 車両乗員のタッチ操作し得るタッチパネル式ディスプレイを備える車載タッチディスプレイシステムであって、
    前記タッチパネル式ディスプレイの入力操作画面を含む表示画面を、2枚以上の偶数枚の鏡により該タッチパネル式ディスプレイの配設位置よりも車両乗員の見え易い位置に反射像として映し出す反射光学系を備えることを特徴とする車載タッチディスプレイシステム。
  2. 車両乗員のタッチ操作し得るタッチパネル式ディスプレイを備える車載タッチディスプレイシステムであって、
    所定条件に従って、前記タッチパネル式ディスプレイの表示画面が2枚以上の偶数枚の鏡による反射光学系を用いて所定位置に反射像として映し出される反射像表示状態と、前記タッチパネル式ディスプレイの表示画面の車両乗員からの直視が可能となる直視表示状態とを選択的に切り替える表示切替手段を備えることを特徴とする車載タッチディスプレイシステム。
  3. 前記表示切替手段は、前記タッチパネル式ディスプレイの搭載される車両の走行状態に応じて前記反射像表示状態と前記直視表示状態とを選択的に切り替えることを特徴とする請求項記載の車載タッチディスプレイシステム。
  4. 前記表示切替手段は、車両乗員の操作可能な所定スイッチの状態に応じて前記反射像表示状態と前記直視表示状態とを選択的に切り替えることを特徴とする請求項記載の車載タッチディスプレイシステム。
  5. 使用者のタッチ操作し得るタッチパネル式ディスプレイを備えるタッチディスプレイシステムであって、
    前記タッチパネル式ディスプレイの表示画面の傾き位置を可変する可動機構を備え、
    定条件に従って前記可動機構により前記傾き位置を変えることにより、前記タッチパネル式ディスプレイの表示画面が鏡による反射光学系を用いて所定位置に反射像として映し出される反射像表示状態と、前記タッチパネル式ディスプレイの表示画面の使用者からの直視が可能となる直視表示状態とを選択的に切り替える表示切替手段を備えることを特徴とするタッチディスプレイシステム。
  6. 前記可動機構は、前記タッチパネル式ディスプレイの表示画面を、前記反射像表示状態では使用者からの直視が不可能となるように傾け、一方、前記直視表示状態では前記反射光学系を用いた前記所定位置への反射像表示が行われないように傾けることを特徴とする請求項記載のタッチディスプレイシステム。
  7. 前記タッチパネル式ディスプレイは、表示画面上に視野角を所定範囲に制限する視野角制限手段を有することを特徴とする請求項5又は6記載のタッチディスプレイシステム。
  8. 前記表示切替手段は、前記タッチパネル式ディスプレイの搭載される車両の走行状態に応じて又は使用者の操作可能な所定スイッチの状態に応じて、前記反射像表示状態と前記直視表示状態とを選択的に切り替えることを特徴とする請求項5乃至7の何れか一項記載のタッチディスプレイシステム。
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