JP2001506772A - 少なくとも一人のための情報表示システム - Google Patents

少なくとも一人のための情報表示システム

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Abstract

(57)【要約】 本情報表示システムは、情報表示用出力ディスプレイを有し、照明光路を観察者の視野の中に向ける光学手段が設けられている。2に、サブ分割可能な出力ディスプレイが設けられ、この出力ディスプレイにより自動車の中に部分的には情報がヘッドアップディスプレイを介して得られ、部分的には従来のディスプレイすなわち逆投影ディスプレイを介して得られることが可能となる。例えば航空機あるいはバスの中の列を成して配置されている座席において、前に配置されている座席の背もたれは、出力ディスプレイおよび観察者の座席への通信インターフェースを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】 少なくとも一人のための情報表示システム 本発明は、少なくとも一人のための情報表示システムに関する。 個人またはユーザのための情報表示システムは多様に使用可能である。1つの 例は、乗り物例えば自動車の運転者のための情報の伝達である。運転者に例えば 交通状況に関する情報を提供するために電子案内および情報システムを自動車の 計器板に取付け、組込み位置は有利にはできるだけ高くすなわち風防ガラス(フ ロントガラス)の近傍に定める。情報表示のためのその他の機器は保持部材また は旋回アームにより左運転の場合にはステアリングホイールの右側に固定できる 。しかしすべてのこれらの組込み措置では運転者は視線を道路から逸らせて情報 表示システムに向けなければならない。更に運転者は眼の焦点を無限から表示シ ステムまでの短い距離に調整しなければならない。このために老眼の運転者は場 合に応じて別の眼がねを必要とする。更に、表示のためのディスプレイは大部分 の場合には小さい。未来技術の研究で、風防ガラスの近傍で計器板コンソールに 取付ける大型ディスプレイが提示された。異なる目視距離の問題は軽減されたが 、しかし完全には除去されていない。更に大型ディス プレイは高価すぎる。 本発明の基礎となる問題は、情報をできるだけ良好に表示する情報表示システ ムを提供することにあり、その際、観察者が動いても、出力ディスプレイの読取 りが充分に可能であることを保証することにある。 この問題は請求項1の特徴部分に記載の特徴により解決される。 本発明の情報表示システムでは、人に伝達する情報は出力ディスプレイに、使 用に問題ない個所で生成される。次いで第1および第2の光学手段により、出力 ディスプレイにより生成された情報表示がユーザの視線方向において反射(イメ ージ化)され、同時に、表示のバーチャル画像がユーザから距離を置いて生成さ れる。最後に、好適には、表示情報を簡単に呼出しできる操作装置が設けられる 。 好適には第2の光学手段が、ユーザの視線方向の中に配置されているウィンド ウガラスであり、このウィンドウガラスは、自動車における風防ガラスのように もともと存在する。 ユーザまたは運転者の視野をできるだけ僅かしか邪魔しないように、情報の表 示を下部エッジまたは上部エッジまたはウィンドウガラスの左側端縁または右側 端縁に鏡を介してイメージ化すると好適である。 ウィンドウガラスの中への情報のイメージ化の場所とひいてはバーチャル画像 の場所とを位置調整可能に するために、出力ディスプレイも位置調整可能に配置するかまたは第1の光学手 段を、この光学手段が回動可能であるように実現すると好適である。第1の光学 手段として例えば凹面鏡を使用でき、凹面鏡はユーザの視線方向の中に配置され 、情報表示はユーザの視線方向に鏡に反射され、更に、バーチャル画像の発生場 所を調整可能にするために回動可能に実施されることが可能である。この場合に 凹面鏡は、凹面鏡により出力ディスプレイが閉鎖可能であるように配置できる。 出力ディスプレイはこれが、少なくとも2つの部分領域から成る情報表示を生 成し、これらの部分領域のうちの一方の部分領域はユーザとの相互作用可能性を 有せず、他方の部分領域は操作装置により応答可能なアセンブリまたは機器であ る。 この場合、出力ディスプレイは操作装置を介してユーザが制御でき、出力ディ スプレイに表示された情報をユーザは選択できる。部分領域は地図、地図からの 切取り部分あるいは操作装置の調整設定であることもある。この場合、部分領域 は地図であり、バーチャル画像は、地図の選択可能な拡大された切取り部分およ び地図であることもある。 第2の光学手段はバーチャル画像が二人以上に認識可能であり、これらの人が 互いに独立的に、表示する情報を操作装置により呼出しできるように実施すると 好適である。しかし、ただ一人が操作装置により、表 示する情報を呼出し、このようにして例えば自動車の運転者に、運転者が操作装 置を作動する必要無しに運転者に必要な情報を伝達することも可能である。 出力ディスプレイから出力された表示を常にユーザの眼の中に入れるように、 人に向けられたビデオカメラを設け、この人またはユーザの眼の場所を検出して 追従し、第1の光学手段例えば凹面鏡を相応に制御すると好適である。 操作装置を実現するために異なる解決法が存在する。操作装置として、例えば 操作部材および/または音声出力手段を有するブラインド操作可能なナビゲータ を有する操作装置と、操作過程を確認応答し、更なる実施可能な操作ステップの ための指示を与える応答装置とを設けることも可能である。 音声入力手段を指向性マイクロフォンとして実施すると好適である。この場合 、命令入力のための指向性ローブを旋回可能にし、常にユーザ例えば運転者の口 に向けると好適である。更にこのような操作装置は、人に向けられたビデオカメ ラと画像認識ソフトウェアとを設け、これらによりユーザの口の位置を検出し、 これに相応してマイクロフォンを制御して、マイクロフォンを常にユーザの口に 向けるように実施できる。操作装置が自動車に設けられる場合、ビデオカメラを 風防ガラスの領域内に配置し、運転者の口に向けて、これに相応してマイクロフ ォンの指向性特性の感度最 大値を口へ向けて調整設定すると好適である。 ブラインド操作を効果的に実施するために応答装置を設け、応答装置は有利に は音響的音声出力を有する。更に、多数の操作可能な機器例えば自動車および電 話において、制御される機器のバーチャル結像をディスプレイに実現すると有利 である。 応答装置として音声出力の外に視覚的表示装置も可能であり、視覚的装置は操 作装置の中に配置できるが、しかし操作可能な機器の中に配置することも可能で ある。すなわち視覚的表示装置は操作可能な機器であることも可能であるが、し かし操作装置の、ナビゲータにより操作可能なシンボル化された操作部材である こともある。 更に、視覚的表示装置が、シンボル化された操作部が操作によりダイナミック に変化できることにより機器における操作過程を表示すると有利である。ナビゲ ータを有する操作装置は、手に保持可能な操作機器例えば遠隔操作用ハンドセッ トであることもあり、ハンドセットは付加的に正当権限機能(身分証明機能)ま たは類似の機能のためのチップカードを有することもある。 特に好適には、操作可能な機器を遠隔操作するために使用可能なこのようなハ ンドセットは、通常は操作可能機器の中に含まれている操作に必要なソフトウェ アが、ハンドセットが初めてこの機器の制御のために 使用される時に自動的にハンドセットの中にロードされるように形成されている 。 しかし操作装置のナビゲータは操作フィールドとしても形成でき、この操作フ ィールドは好適にはユーザの手の位置の近傍に配置される。この解決法は自動車 での使用に特に有益である、何故ならばこの場合には操作フィールドを例えばス テアリングホイールの中に組込むことができるからである。 更に操作装置は、音声認識器を有するマイクロフォンを有し、従って音声を用 いての操作が可能である。好適には音声認識器は、操作する機器に適応された異 なる音声モデルを有する。 ナビゲータの中に含まれている操作部材により、ユーザによりブラインドで区 別可能である3次元の中の運動が可能となる。操作部材としてキー、ロール、ホ イールおよび回転ノブを使用できる。ナビゲータを有するこのような操作装置は 、ナビゲータが操作部材としてキーを有し、1つのキーは音声のために使用され 、5つのキーは2進で動作するキーであり、これらの5つのキーのうちの4つは 、2つの互いに垂直な方向キー対を形成し、残りの1つのキーは選択を作動する ために使用可能である。 僅かな数の操作部材により複数の機能を実施できるように、少なくとも部分的 に操作部材を多重機能に割当てると有利である。この場合に機能の選択は例えば 、1つのキーが異なる長さで作動されることにより達成できる。この場合には操 作部材の機器への割当ては、制御される機器から出発して要求に依存して、任意 のより低く位置する平面へ分割可能であり、最上位置の平面では使用可能な機器 のリストが応答可能であり、より下に位置する平面の中ではこれらの機器のサブ 機能が応答可能であるように実現できる。 この操作装置の特別な利点は、操作過程が簡単な論理を有し、追体験可能に僅 かな数の操作部材による操作に低減されるまたは画像化できることにある。この ような一般的な入力構造の操作は、例えばキーが使用され、これらの特徴のある 手探り到達可能な形または容易に頭の中に記憶できる配置を有し、多数の異なる 状況で使用可能でありしかも同様または類似の作用を有する場合には短い学習フ ェーズの後にブラインド操作で行うことが可能である。必要なコントロールは、 第一に音声出力による指示により達成されるが、しかし、視覚的表示装置により 支援することも可能である。 従ってこの操作コンセプトは、機器を操作するために、直感的かつブラインド で操作可能なナビゲータを、例えば最小キーボードまたは音声入力と、音響的音 声出力または付加的に視覚的表示装置として実現されている応答装置とを組合せ て形成する。この場合、1つまたは複数の機器の操作全体または使用全体は、視 覚的機器として統合され、シンボルとしてまたはテキストとしてディスプレイに 表示される。複数の視覚的機器にこのように分けて表示することにより、操作機 器により複数の物理的に分離されている機器を順次に操作できる。 情報表示システムの別の1つの実施の形態を次に詳細に説明する。 更に本発明により、ビデオプロジェクタ技術を用いて広い表示面積を達成でき 、しかも費用は小形ディスプレイ程度のものである。観察者のための輝度は、前 もって与えられた照明光路を使用する場合には逆投影および/または反射されイ メージ化される暗化可能なヘッドアップディスプレイにより上げられ、瞳追従調 整により特に観察者の眼の中で作用する。 好適には出力ディスプレイ(A−DIS)として投影ディスプレイを使用し、 この投影ディスプレイにより情報は風防ガラスの中に投影される(ヘッドアップ ディスプレイ)かまたは計器板の領域内で視覚化される。風防ガラスに選択的に 、反射のために必要な表面部分に、反射度を高めるおよび/または反射度を低下 する層を設けることが可能である。投影ディスプレイは、(例えば後部から透過 照明可能なLCDディスプレイの)ビデオディスプレイ、透過照明用光源、およ びディスプレイおよび/または光源の位置調整装置とから成るものとして実施で きる。 例えば自動車においては好適には、情報表示システムがビデオ逆投影を有し、 ビデオ逆投影は、計器板の下方の空間の中に配置できる。更に投影スクリーンは 選択的に合成樹脂または中程度または僅かな拡散率を有するガラスから成り、計 器板の中または表面に観察者に良く見えるように配置できる。逆投影装置自身を 、ランプ、前もって与えられた小形ビデオディスプレイおよび拡大用光学素子か ら形成することが可能であり、これらは、ビデオディスプレイの拡大されたリア ル画像が内部から投影スクリーンに投影されるように配置される。 更に投影スクリーンの直接的近傍の中には、プリズムは照明光路を観察者の眼 へ向かって偏向する少なくとも1つのプリズム、および/または光を観察者の眼 の中に集束するレンズが配置されることが可能である。 選択的にそれぞれまたは投影スクリーン、プリズムおよび照明レンズの組合せ でフレネルプリズムまたはフレネルレンズとして実施できる。有利にはこれらは 、相応して粗にすることにより投影スクリーンの拡散性の機能を果たすことが可 能である。 照明源(ランプ)または照明光路の機械的または電動機的な位置調整により一 般的に、異なる大きさの観察者に対してまたは観察者の坐る位置が変化する場合 に投影ディスプレイへの最適な視界を保証できる。 更に鏡箱を使用でき、鏡箱はすべての側を壁により閉鎖され、鏡箱の中に投影 ディスプレイが壁の開口または透明な個所を通過して投影され、鏡箱は投影スク リーンを壁として利用し、少なくとも1つの鏡を光路の中に有する。これに対し て代替的に投影ディスプレイを鏡箱の中に設けることができる。鏡箱の中の偏向 装置(鏡)は、投影ディスプレイの光路が観察者の眼に到達するように配置でき る(視線追従装置)。有利には偏向装置は投影スクリーンの近傍に配置され、機 械的または電気機械的な駆動装置により動かされる。偏向装置として少なくとも 1つの傾動鏡または互いに逆方向に回転されるプリズムを使用できる。 照明光路はビデオカメラと前述の位置調整可能な偏向装置とによる画像評価手 段を用いて、照明光路が観察者の眼の中に入射するように補償調整できる。1つ の制御手段は、ビデオカメラにより顔の中で最高輝度が検出されるまで照明光路 を追従制御できる。 更に有利には鏡箱の中において投影スクリーンの前に湾曲鏡を配置する。これ により状況に依存してこの鏡は、結像対物レンズおよび/または光束の結像特性 の一部を引受けることができる。湾曲により光路のジオメトリは、同一の結像状 態においてはより良好に既存スペースに適応できる。この場合、投影スクリーン の近傍の鏡を凹状に形成し、これにより、相応の前もって与えられる湾曲により 光束を観察者の顔に作用す る/簡単化するかまたは投影スクリーンの近傍の鏡を凸状に形成し、これにより 可及的にコンパクトな組込み構造が可能となる。凹面鏡の場合には有利には投影 スクリーンの領域内にレンズまたはフレネルレンズを配置し、このレンズは光束 を観察者の顔に到達させる。 湾曲鏡を有利には非球面状とすることも可能である。これによりまず初めに例 えば風防ガラスへの面的再現の忠実な結像が断念される。しかし電子的に予め歪 み除去装置によりビデオディスプレイに、面的再現の忠実な結像を行うことがで きる。これにより、風防ガラスの湾曲により生ずる、観察者位置に依存する歪み が補償される。この補償は、ビデオディスプレイにより、これに対して逆の歪み が現れるようにし、風防ガラスにおいて反射(イメージ化)されることにより達 成される。観察者のそれぞれの坐り位置に対して別の歪みが存在するので、それ ぞれの坐り位置に対して別の画像がビデオディスプレイによりイメージ化される 。更に、中間値を補間すると有利である。ビデオカメラは運転者の観察から必要 な位置座標を供給し、これにより、その都度に表示する画像がビデオディスプレ イで相応して電子的に歪み除去される。予め歪まされた画像の生成は投影により 行うことができるかまたは風防ガラスのCADデータおよび光路計算プログラム により計算できる。 情報表示システムの1つの有利な実施の形態はビデオディスプレイの輝度の制 御手段から成り、これは、グレーフィルター(NDフィルター)または相対的に 回転可能な偏光フィルターを旋回可能に配置して、光を吸収することにより実現 される。これらのフィルターは、光源の電子的暗化が充分でなく、ビデオディス プレイが更なる暗化を許容しない場合に必要とされる。 更に、輝度制御可能な照明装置が主ランプの外に副ランプを有し、光路の途中 に光学手段例えば部分的に透明な鏡を設け、この鏡により双方の光源はバーチャ ル的に1つの光源として作用するようにすると有利である。この場合、主ランプ はより強いランプであり、その光は部分的に透明な鏡を優先的に透過できると有 利である。この主ランプは非常に明るいシーンにおいて使用される。暗いシーン 例えば夜では、前もって決められた所定の弱い副ランプが使用される。1つのラ ンプの機能が故障した場合には、その都度故障していないランプが非常表示機能 を引受ける。 情報表示システムは有利には(自動車における例として)風防ガラスの上部に ビデオカメラを有し、ビデオカメラは観察者有利には彼の顔を観察する。照明光 路は有利には、光エネルギーが観察者の眼の中に入るように変更できる。この場 合の利点は、付加的な照明が不要となり、例えば自動車の中で情報表示システム の観察者の顔の周囲まで暗闇のままにすることにある。 情報表示システムの輝度は自動的に、観察されるシーンの輝度に適合調整でき る。この場合、シーンとは自動車搭載の情報選択の使用の例においては、観察さ れる交通における出来事のことである。この場合引き続き、観察者に個別に表示 素子の輝度の調整の可能性が、存在することもある自動的な輝度適合調整装置と は独立に与えらている。 観察者へのシーンの自動的な輝度適合調整において、例えば観察者自身の顔ま たは自動車の屋根の上の空である基準面が用いられる。この場合有利には、輝度 の測定は露光計またはビデオカメラ自身により行われる。自然であり道路の輝度 により発生される光と、ビデオ投影に由来する光との区別は、ビデオ光の変調お よび復調により行うことができる(ビデオカメラから供給される情報のフィール ド画毎の評価)。 情報表示システムは有利には2つの分離されている投影ディスプレイから成り 、一方のディスプレイは計器板への投影に使用され、他方のディスプレイはヘッ ドアップディスプレイとして使用される。2つの分離されている投影ディスプレ イの利点は、1つのディスプレイが故障した場合の冗長性にある。 観察者に、スライド可能領域により、観察者が計器板および/またはヘッドア ップディスプレイで見るこ とを希望する情報の間での選択が提供されることにある。スライド可能なユニッ トは、照明光路偏向用フレネルプリズムと照明光路集束用照明レンズとから成る 。 更に、有利には、ただ1つの投影ディスプレイを使用し、投影ディスプレイは フレネルプリズム/レンズプレートにより交互に、光路偏向および集束のために 双方の方向に必要なプリズム部材およびレンズ部材を組入れる。 投影ディスプレイは予熱ユニットにより動作温度に加熱できる。 予備照明装置は、照明装置(ランプ)が故障した場合に好適である。更に予備 照明装置への自動的な切換えは好適である。 情報表示システムの観察者の顔の位置を監視する追従装置が故障した場合に投 影ディスプレイの観察のための標準調整設定を選択しなければならない。これは 例えば、自動車の運転者が最も頻繁に居る位置であることもある。 更に、有利には、光源とビデオディスプレイとの間に鏡が挿入され、鏡は光路 を折曲するように形成されている追従装置を使用する。鏡の位置調整は電子的ま たは電気機械的に2つの軸で行うことができる。好適には追従装置はその都度の 小さい位置変化を比例して補償調整せず、所定のふれ振幅例えば頭部の幅の1/ 2より大きい観察者の動きが発生した場合に追従制御する。これによりサーボモ ータの寿命が長くなる。 更に、好適には、ビデオディスプレイにおける結像を電子的にスライドできる 手段を設け、このスライドは、観察者に結像のできるだけ大きい切取り部分が、 観察位置が大きく変化しても提供されるように行われる。この場合、ビデオディ スプレイは過度に大きいサイズで実現でき、これにより通常の動作では、結像の 中央位置を視野の中に投影できる。観察者が彼の位置を変化するとディスプレイ における結像は電子的にスライドされて、照明光路が観察者に対して依然として 結像全体を目視可能に表示する。観察者が、結像の完全な表示可能性を補償調整 するためにビデオディスプレイにおけるスライドにより観察者にとってまだ可能 である境界を越えると、結像は大幅に電子的に変化され例えば縮小され、これに より観察者は依然として完全な情報を得ることができる。情報表示システムのこ の有利な実施の形態では、プロジェクタがスライドされて、観察者が照明光路に 追従できる場合と同一の効果が達成される。すなわちビデオディスプレイにおけ る結像の電子的動き(ビデオディスプレイにおける縮小された結像のスクロール )はバーチャルプロジェクタに相当する。 情報表示システムの別の1つの有利な実施の形態ではマルチメディア環境の装 置が、例えばバス、鉄道、 航空機等におけるように座席列で配置されている。前に位置する椅子の背もたれ の中にマルチメディア装置が組込まれている。 ”マルチメディア座席”の構成要素は、坐り面および背もたれを有する椅子か ら成り、椅子の前に別の1つの椅子が位置する配置のために設けられ、椅子にお いて第1の列では坐り面は不要であり、最後の列では背もたれは簡単化して実施 できる。背もたれは、前に位置する椅子の背もたれにおいてビデオ表示法を有し 、必要に応じて付加的構成要素例えばスピーカ、ヘッドフォン、マイクロフォン 、ビデオカメラおよび更なる相互作用構成要素例えばマウス、キー、トラックボ ール、ピン、タッチパッド、ザップナビゲータ、バーチャルタッチスクリーンお よび固定ケーブルを有するインターフェース、コンセント、これらの椅子構成要 素のための個別のアドレス可能性を有する赤外線または無線電波を使用する。 有利にはビデオ表示法は前述の出力ディスプレイと同様に実施されている。 ビデオカメラがマルチメディア椅子の一部である場合、ビデオカメラは、情報 表示システムにおいて説明したように観察者の顔に追従し、表示する画像のため の光が彼の眼の中に入射することを保証する。更に前述のようにマイクロフォン 指向性ローブは話し手の口に追従する。 更に、少なくとも1つのスピーカがマルチメディア座席の上部領域内に組込ま れ、複数のスピーカが設けられている場合には、異なる大きさの観察者のために ビデオカメラを用いて適切なスピーカを選択できる。 それぞれのマルチメディア椅子の中のDECT(Digital Enhanced Cordless Telecommunications)および/またはGSM(Global System for mobile commu nication)を介しての個別の通信は別の1つの有利な用途である。 本発明の別の1つの有利な実施の形態では複数の表示装置を組合せて1つのユ ニットを形成する。このようにして、従来のディスプレイまたは逆投影ディスプ レイとして形成されていることもある第1の例えば計器板の中に設けられている 表示装置は第2の表示装置と組合せることができ、第2の表示装置は投影ディス プレイの形でヘッドアップディスプレイとして例えば自動車の風防ガラスの中に 投影される。この場合、組合せは好適には、第1および第2の表示装置がユニッ トとして制御され利用されることから成る。 本発明の別の1つの有利な実施の形態ではヘッドアップディスプレイのサイズ は可変に実施される。このようにして、運転者がある特定の名前を選択すること を希望する電話番号の有限のリストは組合せ表示装置に表示できる。複数の方法 を選択できる場合には所望の名称は、前もって与えられた入力装置により表示さ れたリストから選択する。この場合、リストの中の所望の名称のサーチの際に最 も確率の高い当りは、上部すなわちヘッドアップディスプレイに表示し、ひいて はできるだけユーザの視野の中に表示し、これに対してサーチの際の最も確率の 低い当りははるか下方例えば逆投影ディスプレイに表示することも可能である。 この場合有利にはヘッドアップディスプレイを利用して柔軟に、サイズが可変 の領域をユーザの視野の中で表示することが可能である。 具体的な例では自動車の運転の場合に本発明は、計器板の中の光学的に投影す ることも可能である複数の従来の表示装置と、風防ガラスの領域内に投影される サイズが可変であるヘッドアップディスプレイとから成る組合せとして形成され る。 前述のように情報は組合せ表示装置に投影して表示でき、高い優先順位の情報 をユーザの視野の中に優先的に入れる。この場合、視野として、交通における出 来事を観察するユーザにより惹起される視角が取り上げられる。 本発明の別の1つの有利な実施の形態では、本装置の第1の部分は本装置の第 2の部分と正確に同一の幅で形成し、これにより組合せ表示装置のユニットは初 めて見た際にすぐに分かる。更に本装置の双方の部分は高さより幅の方が長く、 本装置の第2の部分すなわちヘッドアップディスプレイの高さは可変である。 更に、有利には本装置の第1の部分において、図形および/またはシンボルの 表示のために明るい背景が選択される。 本発明の有利な実施の形態は従属項に記載されている。 次に本発明を図の実施の形態を用いて説明する。 図1は例として自動車での用途における情報表示システムの1つの実施の形態 を示す概略図、図1aは閉じた状態の情報表示システムの概略図、図1bは動作 位置での情報表示システムの概略図、図2は上部から観察した自動車における用 途での情報表示システムを原理的に示す概略図、図3はいかにして表示がユーザ の視線方向において反射(イメージ化)されるかを示し、出力ディスプレイ、第 1および第2の光学手段を有する情報表示システムを原理的に示す概略図、図4 は自動車での風防ウィンドウガラスの異なる位置においてバーチャル画像を生成 する場合の情報表示システムの側面図、図5および図6はバーチャル画像を生成 できる更に別の場所の概略図、図7は例えば自動車での用途の場合に複数の人が 同時にバーチャル画像を観察できる場合の例を示す概略図、図8は出力ディスプ レイが操縦可能に配置されている情報表示システムの1つの実施の形態の概略図 、図9は出力ディスプレイにおける可能な表示すなわち複数の部分領域から成る バーチャル画像の概略図、図10はバーチャル画像としての地図の表示の概略図 、図11は操作装置の原理的図、図12はハンドセットとしての操作装置の実施 の形態の概略図、図13はハンドセットとしての操作装置の第2の実施の形態の 概略図、図14はいかにして上部平面から出発して下部平面の中への異なる調整 設定を行うことができるかを示す概略図、図15は複数平面コンセプトの第2の 図、図16はナビゲータの第1の実施の形態の概略図、図17および図18はナ ビゲータの別の実施の形態の概略図、図19は投影ディスプレイのビデオ逆投影 を示す概略図、図20は風防ガラスの中へのビデオ逆投影(ヘッドアップディス プレイ)を示す概略図、図21はマルチメディア座席を示す概略図、図22はビ デオディスプレイを示す概略図、図23はバーチャルヘッドアップディスプレイ および逆投影ディスプレイの組合せを示す概略図、図24はフレネルプリズムと 照明レンズとから成るスライド可能なユニットの概略図、図25はリアルの逆投 影とバーチャルのヘッドアップディスプレイとを同時に表示するためのフレネル 装置の概略図、図26は自動車のコックピットの断面図、図27は運転助手のた めの計器板の観察のための照明光路を示す概略図、図29はマルチメディア座席 の機能的統合形態を示す概略図、図30はマルチメディア座席の中で使用される 鏡箱の切欠部分拡大図、図31は古典的なケーラー照 明光路を示す概略図、図32は観察者の眼にセンタリングするための照明光路を 示す概略図、図33は傾動鏡が使用される、観察者の眼にセンタリングするため の照明光路の概略図、図34はサイズが可変のヘッドアップディスプレイを示す 概略図である。 例として自動車での用途を示す図1a,1bの情報表示システムは、出力ディ スプレイA−DISを有し、出力ディスプレイA−DISで、表示する情報の表 示が生成され、更に、第1の光学手段OP1例えば出力ディスプレイA−DIS から出力された光線を運転者の視線方向に反射させる凹面鏡等を有し、更に、第 2の光学手段OP2を有し、第2の光学手段OP2は例えばウィンドウガラスW Sとして実現され、ウィンドウガラスWSの中に前記表示のバーチャル画像が生 成され、更に、ステアリングホイールLRの中の操作装置を有し、操作装置は例 えば十字キーないしザップクロスキー(Zappkreuz)またはハンドセットHGとし て実施されている。更にバックミラーRSの隣にビデオカメラCAおよびマイク ロフォンMIKが配置されている。ビデオカメラCAを用いて例えば運転者の口 または運転者の目の位置を検出して、例えば運転者の視線方向の中に情報表示を 反射するように制御したり、マイクロフォンMIKを常に直接に運転者の口へ向 かって配向することが可能である。 情報表示システムは図2および図3により詳細に示 されている。図2では出力ディスプレイA−DISは人PEすなわち運転者の前 に配置され、表示する情報の表示を生成する。この表示は第1の光学装置OPI 例えば凹面鏡に運転者の視線方向の中に反射するように投影され、第2の光学装 置OP2にこの表示のバーチャル画像として現れる。第2の光学手段OP2は本 実施の形態では風防ガラスWSとして実現されている。 図3はいかにして例えば出力ディスプレイが実現されることが可能であるかを 示す。出力ディスプレイは例えばディスプレイDP例えばマルチミラーチップか ら形成することも可能であり、ランプLAから放射された光線は集光装置KOに よりディスプレイDPへ向け照射される。ランプLAの位置はサーボモータMO を用いて調整できる。ディスプレイDPから出射する光線は対物レンズOBを用 いて集束され、照明レンズLIを通過し、更にすりガラスMAを通過して第1の 光学手段OP1例えば接眼鏡に到達し、そこから人PEの視線方向の中に反射し 、人PEはこの表示を例えば風防ガラスの中のバーチャル画像VIRとして見る 。 バーチャル画像VIRが第2の光学手段を用いて生成される場所を図4および 図5のように風防ガラスWSの上部端縁または下部端縁に位置決めすることも可 能であり、その際にバーチャル画像の異なる場所が第 1の光学手段OP1例えば凹面鏡の異なる位置により定められる。同様に図5の ようにバーチャル画像を風防ガラスの側方端縁に生成することも可能であり、こ の場合にも位置決めは第1の光学手段OP1の位置および配置により行われる。 ただ一人の人がバーチャル画像を観察できるだけでなく、複数の人が観察でき ると好適であることもある。その1つの例が図7に示され、この例では二人の人 が、例えば自動車の風防ガラスの中に生成されるバーチャル画像を観察できる。 この場合、それぞれの人に対してそれぞれ1つの固有のバーチャル画像を生成す ることも可能であり、一人の人により制御されて二人の人のために1つのバーチ ャル画像を生成することも可能である。これにより例えば運転助手が操作装置に より運転者のための情報を呼出し、これにより運転者への情報表示システム操作 の負担を軽減することが可能である。 バーチャル画像の異なる位置が実現可能である別の1つの実施の形態が図8に 示されている。この場合、出力ディスプレイDISは回動可能に配置され、これ により例えば風防ガラスWSの異なる位置にバーチャル画像を生成することが可 能である。 第1の光学手段は例えば鏡すなわち凹面鏡とすることも可能であるが、しかし 風防ガラスの一部とすることも可能であり、この場合には風防ガラスは相応に鏡 面加工されなければならない。第1の光学手段OP1はいずれにせよ、出力ディ スプレイから放射する光線を人の視線方向の中に反射させることが可能である手 段でなければならず、更に、人のためにバーチャル画像を生成することが可能で あるように部分的に透明に実施されていなければならない。 図9は出力ディスプレイにより生成された表示がどのような外観を呈するかを 示す。情報のこのような表示は異なる部分領域TBから成る。第1の部分領域T B1は地図からの切抜きであることもあり、第2の部分領域TB2は複数の操作 可能な機器であることもあり、第3の部分領域TB3は、方向指示標識および道 標を有する道路の切抜きであることもある。地図を例えば図10に示されている ようにバーチャル画像として生成することが可能である。この場合、まず初めに 地図は球状地図として示され、ルーペLPを用いてこの地図の中央領域が拡大さ れて示される。 図11は一般的に、複数の機器G(1)〜G(n)例えば自動車および電話ま たはその他の機器または機器集合またはそれらの機能を操作するための装置を示 す。これらの機器Gのための操作装置はBEAにより示されている。装置BEA は、ディスプレイDISの中で丁度制御されている機器のバーチャル像を表示可 能にし、応答装置REを有し、付加的に操作装置BDを有し、操作装置BDはナ ビゲータ(図示せず)を有 する。機器G(1)〜G(n)のうちの1つを、操作装置BDを相応して操作す ることにより選択することが可能である。1つの機器例えば機器(1)が選択さ れるとこの選択がディスプレイDISに表示され、機器(1)の選択は応答装置 REを介してユーザに伝達される。 操作装置BEAの1つの可能な実施の形態が図12に示されている。この場合 、操作装置BEAはハンドセットHGとして実現されている。ディスプレイDI Sが例として異なるテレビジョン放送局を選択することができ、放送局は視覚的 にテキストとして表示されている。更に操作装置BDが設けられ、操作装置BD はキーTAといわゆる十字キーないしザップクロスキーZAとから成る。キーT Aしかし特にはザップクロスキーZAはナビゲータNVであり、ナビゲータNV により機器のうちの1つを選択できる。機器との接続は赤外線またはその他の遠 隔操作を介して形成できる。図12には例としてGSM/DECT方式が示され ている。 図12のハンドセットは更にマイクロフォンMIを用いての入力を可能にし、 これによりキー無しでも機器の操作が可能となる。応答装置すなわちレシーバが H−REにより示されている。対応する機器が選択されるとこの機器がディスプ レイDISに表示され、付加的に応答装置REを用いて、選択された機器が音響 的に通報される。 ハンドセットの別の1つの実施の形態が図13に示されている。この場合にも ディスプレイDISが設けられ、操作装置のナビゲータとしてザップクロスキー ZAおよび応答装置REが設けられ、応答装置REはレシーバHーREの外に付 加的に視覚的表示装置V−REを有することもある。操作プロセスを入力するた めに同様にマイクロフォンMIが使用され、従ってザップクロスキーは不要であ る。 ザップクロスキーZAの構造が図16に示されている。図中、5つのキーによ り機器の操作を行うことが可能であり、2つのキー対TA_R,TA_Lまたは TA_O,TA_Uは互いに垂直に位置し、キーTA_Zは双方のキー対の中の 中央に位置する。キー対TA_O,TA_Uにより例えば図13のディスプレイ に示されている機器のうちの1つを選択できる。キー対TA_R,TA_Lを用 いて例えば機能を選択できる。入力の確定は中央のキーTA_Zにより行われる 。 図16は付加的に更に別の1つのキーTA_Mをザップクロスキーの隣に設け ることが可能であることを示し、このキーTA_Mにより例えば音声入力をマイ クロフォンMIを介して行うことができる。1つの更なるキーTA_Mは別の個 所に設けることもできる、図13参照。 図14はハンドセットにより異なる調整設定が可能であることを示し、図13 で個々の機器に割当てられている1つの上部平面から、選択された機器の機能お よびサブ機能の下部平面の中に移行することが可能である。図14の例は例えば 、写真機が操作装置により操作されると仮定している。この場合、ハンドセット によりディスプレイの中に、何を写真機により行うのかを表示する、例えば写真 を再生することを表示する。ハンドセットの調整はザップクロスキーZAにより 行われ、例えばキーTA_Uにより行われる。表示する写真はディスプレイDI Sに表示される。ザップクロスキーにより別の調整をトリガできる。例えばザッ プクロスキーのキーTA_Rを介して輝度を調整でき、これはディスプレイV− REに表示される。または特別機能を調整することも可能である、すなわちザッ プクロスキーの別の1つのキーによる写真の転送である。図14には3つの調整 I〜IIIが示され、いかにしてこれらが達成されるかが示されている。個々の 機能の選択をマイクロフォンMIを介しての音声によって行うことも可能である ことが自明である。 多平面コンセプトの1つの例が図15から分かる。この場合、操作装置は4つ の異なる調整で示されている。第1の調整IではディスプレイDISにいずれの 機器が選択可能であるかが表示される。ザップクロスキー例えばキーTA_Uを 用いて機器”テレビジョン ”を選択することが可能であり、これは、中央のキーTA_Zを押すことにより 達成される。機器”テレビジョン”が選択されるとディスプレイDISに、応答 可能な放送局のリストが現れ、ディスプレイV−REに選択された機器が現れる 。例えばキーTA_R,TA_Lを用いて放送局のうちの1つ例えばZDFを中 央キーTA_Zによる確定の後に選択することが可能である。この調整がIIに 示されている。 最後に特別機能を、ザップクロスキーまたは付加的なキーの作動により選択す ることが可能である。このような特別機能は調整IIIに示されている。ディス プレイDISの中に示されている機能からザップクロスキーを介して、調整IV から得られる機能を選択できる。 従って図15の多平面コンセプトは機器の選択から、選択された機器により実 施される特別機能の選択への道を示す。選択はそれぞれザップクロスキーZAを 介してキー対により、そして中央キーTA_Zによる作動により行われる。すべ ての選択プロセスをマイクロフォンMIを介して音声入力を用いて行うことが可 能であることは自明である。 これらの図が示すように、視覚的な制御V−REを補足する音響的制御H−R Eが使用される。更にマイクロフォンMIを介して操作入力を音声により実現す ることが可能である。ナビゲータは、容易に認識可能 な触覚的な入力部材すなわちキーから成る最小コンセプトで実現できる。6つの 学習可能であり触覚により区別可能な操作部材を使用するだけで充分である。部 分的タスクのために分かりやすい視覚的操作シーンがディスプレイDISに表示 され、更に、操作の瞬間に必要なもののみが示されている。 図16が示すようにナビゲータNAは3つの認識的次元で実現でき、認識的次 元は操作部材すなわちキーにより選択可能である。この場合、バーチャル機器の 表示およびパラメータの表表示のxy平面と、ハイアラーキ原理により階層分類 または分類または詳細化と、処理されたおよび処理するプロセスのタイムシーケ ンスとが区別される。例えば視覚的次元すなわちxy平面はキー対TA_R,T A_L又TA_O,TA_Uに割当てることが可能であり、詳細化の深さの中へ の進入は中央キーTA_Zにより達成されることが可能であり、リターンは、こ の中央キーTA_Zを相応して長く作動することにより達成されることが可能で ある。この場合、深さ展開すなわち詳細化の深さ展開は、図15に示されている 多平面コンセプトに従って行われる。最後に、時間的利用順序または記憶順序も 例えば水平キー対TA_L,TA_Rにより達成できる。音声を用いて、キーワ ード列によりまたはユーザにより定められたただ1つの特別ワードによってさえ も直接にこれらの平面のうちの複数の平面を通過し、 手動のナビゲーション無しに目標に到達することが、それのみまたは付加的に可 能である。 目視コンタクト無しの操作は音声応答により可能にされる。ナビゲータとして 図16のザップクロスキーを使用すると好適である、何故ならばこの場合には最 小必要の6つのツールまたはキーで達成できるからである。この僅かな数の操作 部材は多数の操作タスクにとって過度に僅かに思われるにもかかわらず、この僅 かな数は本発明の操作コンセプトにとって充分である。すなわち本発明ではこれ らの6つの基本操作部材は多重機能に割当てることが可能であり、これは図に示 されている。多重機能は、視覚的操作部材に、異なる操作状況において反復する 意味が割当てられるように選択される。 図12〜15が示すように最上部平面または主平面のディスプレイDISには 複数の異なるリアルまたはバーチャルの機器を、例えばテキストまたはアイコン により列挙することが可能であり、例えば垂直のキー対TA_O,TA_Uによ り検出し、中央キーTA_Zによりトリガすることが可能である。すなわち中央 キーにより新操作平面すなわち機器平面に到達する。 機器平面におけるディスプレイDISでそれぞれの機器を操作機構と一緒に視 覚化でき、水平キー対は重要な特別の機能例えば音量の操作のために利用でき、 垂直キー対は主にテキスト領域例えばTVチャネル, 電話番号のスイッチオンのために利用され、中央キーTA_Zにより相応の機能 の選択が行われる。より稀にしか必要とされない特別機能は例えば同一の操作ス テップであるダブルクリックを介してトリガされ、これは例えば図12の左側列 SPIに示されている。中央キーTA_Zにより例えばそれぞれ1つの新機器平 面の中に到達し、リターンジャンプは例えば中央キーTA_Zを長く作動するこ とにより行われる、列SPI参照。例えば中央キーTA_Zはダブルクリックに より主選択平面に案内する、列SPI参照。 従って図12の列SPIが示すように、例えばキーの作動を異なる時間にわた り行うかまたは1つのキーを複数回操作することにより1つの平面から別の1つ の平面に到達したり、リターンしたり、1つの平面の中の異なる機能を作動する ことが可能である。その都度作動された平面と、その平面でその都度作動された 機能とはディスプレイDISに示され、応答のために付加的なディスプレイV− REを使用することもできる。 ザップクロスキーによるナビゲータによる実現の外に、その他の実現も可能で ある。これは例えば図17および図18に示されている。例えば回転ノブ、ホイ ール、ロール、制御スティックまたは同様の操作部材を使用できる。ナビゲータ のこれらの実現においても図14の多平面コンセプトによる機能を実施できる。 キーとホイールとの組合せにより例えば並列機能、多重機能を1つに入力部に割 当てることが可能である。 図12の実施の形態では、いかにしてとりわけザップクロスキーのキーと付加 的なキーとの作動により機器の選択およびこれらの機器の異なる機能の選択を行 うことが可能であるかが示され、図15の多平面コンセプトによるプロシージャ を行うことが可能である。図12の列SPI,SPII,SPIIIの中に記載 されているキーとキー機能との関係は例として記載されているだけであり、キー 機能のキー作動への別の割当ても可能であることは自明である。 図19には概略的に自動車の運転状態が示されている。ビデオ逆投影により計 器板の中のディフューザDIFに投影されているリアル画像が示されている。デ ィフューザDISの前の照明レンズBLが観察者に投影画像を相応して明るく鮮 明に提供することを保証する。投影ディスプレイはビデオディスプレィMMC、 投影対物レンズPOから成る。ビデオディスプレイMMCはランプLにより照明 され、投影対物レンズPOにより、光路を方向変換する光学手段へ投影される。 図20には風防ガラスへのビデオ逆投影により運転者に画像が投影され、画像 は観察においてもはや、視線を交通における出来事から逸らす必要がない。この バーチャルインストルメンテーションVINSTとバーチャルバックミラーVR SPとはそれぞれまたは組 合せで位置調整装置PVSTにより位置調整できる。その他はこの装置は図19 と同様である。 図22は、例として図21において”マルチメディア椅子”の中に含まれてい る投影ディスプレイを示す。この投影ディスプレイも自動車に設けられる。図2 1にはマルチメディア椅子の後部座席背もたれが示され、この背もたれの中にビ デオカメラVC、指向性マイクロフォンRM、ディスプレイスクリーンDS、手 動入力機器ME、少なくとも1つのスピーカLAUT、赤外線インターフェース INFR、GSM/DECT無線インターフェースFS、投影ディスプレイおよ びマルチメディアマザーボードMMが含まれている。所定の光路を介して観察者 にディスプレイスクリーンDSを介して画像が表示される。ビデオカメラVCは 指向性マイクロフォンRMおよびスピーカLSと共働してこの椅子のユーザがマ ルチメディア用途例えば(DECT/GSMインターフェースを介しての)ビデ オ会議またはインターネットを利用することを可能にする。ユーザは、専用の手 動入力インターフェースMEを介して互いに通信できる。マルチメディアマザー ボードは、椅子の中に設けられている用途のため専用に構成され、標準ハードウ ェアをベースにしている。 前述のように図22は投影ディスプレイを詳細に示す。ランプLはランプ位置 調整装置LVSTを介して位置調整可能に配置され、位置調整装置LVSTは電 動機制御装置MSTにより行われる。ランプLの輝度は輝度制御器HLRにより 調整可能である。ランプLから放射する光線は冷光鏡KLS(Kaltlichtspiegel )により集光器KDに方向変換され、次いで、透過照明可能なLCDディスプレ イLCD−Dに到達し、LCDディスプレイLCD−Dは特別のディスプレイド ライバDTRBおよびビデオドライバVTRBにより制御される。最後に、画像 光線は投射対物レンズPOに到達し、投影ディスプレイから出射する。 図23は拡大部を有する図19および図20の組合せを示す。すなわちバーチ ャルヘッドアップディスプレイVINST/VRSPとリアルの逆投影された画 像がディフューザDIFに組合せられて表示される。これにより運転者はいずれ の表示を優先するかまたはいずれの情報がいずれの表示装置で見ることを希望す るかを決定できる。更にヘッドアップディスプレイは暗化可能である。付加的に 更に1つの視線追従電動機BLFMが設けられ、視線追従電動機BLFMは鏡S Pの位置調整を可能にする。これによりディスプレイの位置が運転者に適合調整 される。それぞれの投影ディスプレイの照明光路は運転者の眼に配向される。鏡 SPの追従制御手段は運転者の頭部の位置がビデオカメラVCにより監視され、 鏡SPの位置調整が行われると相応して傾動され、従って照明光路は再び運転者 の眼にセンタリングされる。投影ディスプレイの輝度 を調整する手段はビデオカメラVCが運転者の顔を輝度検出のための基準面とし て利用し、周囲の輝度に相応して投影ディスプレイの輝度を制御して所定値に調 整する。 図24に、偏向のためのフレネルプリズムFPRと照明光を集束する照明レン ズBLとから成るスライド可能なユニットが示されている。スライド可能ユニッ トによりカバーされる領域は逆投影ディスプレイRBPを形成し、カバーされな い領域はヘッドアップディスプレイVBPの部分である。僅かな不透明性の散乱 ガラスSTRSにリアルの画像RBが結像される。 図25は投影ディスプレイのためのフレネル装置を示し、フレネル装置はヘッ ドアップディスプレイVBPへのバーチャル投影とリアルの逆投影RBPとを行 う役目も果たす。この場合、ヘッドアップディスプレイを暗化することは機械的 または電気機械的に行われ、これはヘッドアップディスプレイへの光路を中断す ることにより実現される。図24と同様に図25でもリアルの画像が僅かな不透 明性の散乱ガラスに結像される。フレネル装置は、交番するフレネルーレンズー プリズムFLPRから成る。 図26には自動車のコックピットの横断面が示され、観察者BETRはバーチ ャルヘッドアップディスプレイVBBおよび従来のディスプレイRBBを見る。 風防ガラスWSに水滴が例えば雨REの際に形成され ると交通における出来事がヘッドアップディスプレイによりとりわけ夜間にはひ どく邪魔される。図25に関連して説明されたフレネル装置はこの場合にはリア ルの逆投影のためのみに使用される、すなわちヘッドアップディスプレイはスイ ッチオフされ、このスイッチオフは、ヘッドアップディスプレイSp−Hに対す るヘッドアップ電動機HUMが偏向用鏡を動かして、光路がもはや風防ガラスの 中に投影されないようにすることにより達成される。このようにしてヘッドアッ プディスプレイはスイッチオフされる。図26には補足的に投影ディスプレイP DSPおよびビデオプロジェクタVPRJも示されている。 図27は計器板を示し、ヘッドアップディスプレイVBPおよび逆投影ディス プレイRBPが示されている。運転者FAHRは同時にヘッドアップディスプレ イVBPと逆投影ディスプレイRBPを見る。照明光路は運転者のすべての動き に追従する。運転助手BFAHRにも表示装置の前もっての選択により見ること を可能にするために表示装置のこれらの部分の中へ運転助手BFAHRへの付加 的な照明光路が偏向される。このために、拡大された照明光路のためのサブ構造 を有するフレネル鏡プレートFSPPが設けられている。 図28は、図25に関連して説明したフレネル装置を示す。この場合、光偏向 用フレネルプリズムと光束 強化用フレネルレンズとの組合せが使用され、後者は、広がっているが体積を節 約する凸レンズに関連して逆投影ディスプレイにおいて使用されている。逆投影 ディスプレイの目視方向は鏡により視線追従電動機BSMを介して旋回できる。 その他の面では前述の図におけるのと同様の公知の素子が設けられている。 図29では図21のマルチメディア座席が取上げられ、その機能を統合的にま とめて示している。図21に対して付加的に、マルチメディア椅子に所属するス ピーカLAUTは、前の座席の椅子の赤外線インターフェースを介して給電され ることを述べておく。図29のすべてのその他の構成要素は図21に関連して説 明した通りである。 図30は図28とほぼ同様であるが、相違点は、自動車において可能であるヘ ッドアップディスプレイの中へのバーチャル投影が可能になっていないことにあ る。ディスプレイスクリーンDSは僅かに拡散性である。カメラにより制御され た瞳サーボ(Pupillenservo)により光の強さを良好にするために広い観察角は放 棄されている。 図31は古典的なケーラー照明光路を示す。ランプLはビデオディスプレイV DISの一様な照明のために広げられ、コンデンサレンズの拡大はランプLの画 像が対物口径を丁度完全に満たすように選択される。図32の瞳サーボのための 照明光路では照明瞳は、必 要な投影角に依存してスライド可能に配置されている。 図33においてはランプLの照明光路は傾動鏡KIPSPによりビデオディス プレイVDISへのコンデンサレンズKDへ偏向される。照明瞳は図32と同様 にスライド可能であるが、図33においては比較的小さい傾動鏡KIPSPを動 かすだけでよい。 図34では本発明が自動車を例に示されている。組合せ表示装置は部分的に逆 投影ディスプレイRPDとして計器板ARMの中に実現され、部分的にはヘッド アップディスプレイHUDとして自動車の風防ガラスの中に実現されている。こ の場合、ヘッドアップディスプレイHUDは可変に実現されている。用途例えば 表示する情報の量に依存してヘッドアップディスプレイの大きさが広げられ、こ れによりヘッドアップディスプレイが、図34に示されている領域1,2,3お よび4を占めるようにする。相応してヘッドアップディスレイは、風防ガラスの 前もって与えられた大きさの部分にわたり延在する。 本発明により前述の装置において情報の表示が部分的にはヘッドアップディス プレイに投影し、部分的には、逆投影された形で表示することが可能となる。こ れにより、双方の表示装置から成るユニットで情報を適切に表示することが可能 となる。これにより、電話番号リストを所定の前もって決められた基準に従って 分類して、ヘッドアップディスプレイHUDの上部の中には高い優先順位データ を表示し、逆投影ディスプレイには低い優先順位のデータを表示することが可能 となる。例えばリストの中からの1つの電話番号の選択は、有利にはステアリン グホイールLRに取付けられている図34に示されている入力装置EINGによ り行われ、これにより運転者は運転中にこの入力装置EINGを確実に操作でき ることを保証される。 それぞれの部分表示装置は用途に応じて特異的に構成でき、適切に環境からの 刺激例えば滑りやすい氷の危険あるいは突然の速度制限あるいは操作要求例えば 到来した電話呼出しに応答でき、この応答は、相応の表示が操作者(この場合に は運転者)に提供されることにより達成される。 これにより例えば、 − 例えばタコメーター、タンク表示装置、光制御表示装置等の計器、 − 例えばラジオ、ナビゲータ、電話等のバーチャル機器、 − 例えば方向キー、電話キー、リストの中のスクロール可能な背景としての選 択バーなどのバーチャル操作部材を組合せ表示装置の中に表示できる。 これにより本発明は、情報の人間工学的表示への寄与および、ダイナミックな 表示性の面でも、前もって 与えられた要求への融通性のある適応を可能にする。 最後に、計器板の中の表示装置は、逆投影ディスプレイRPDではなく例えば 単純なディスプレイでもよいことを述べておく。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年11月25日(1998.11.25) 【補正内容】 請求の範囲 1. a)第1の情報表示用表示ユニット(出力ディスプレイ)が自動車の風防ガ ラスの中にヘッドアップディスプレイとして設けられ、第2の情報表示用表示ユ ニットが自動車の計器板の表面および/または中に設けられ、 b)照明光路を人の視線方向に適応可能にして表示を人の視線方向で実現す る光学手段が設けられ、 c)照明光路のなかにスライド可能に実現される照明光路偏向用フレネルプ リズムが設けられていて、無段階で情報の複数の部分が前記第1の表示ユニット 及び/又は前記第2の表示ユニットに表示可能であることを特徴とする、少なく とも一人のための情報表示システム。 2. 投影ディスプレイを用いて表示ユニットが実現されており、前記投影ディス プレイはビデオディスプレイ、光源および光源位置調整装置とから成ることを特 徴とする請求項1に記載の情報表示システム。 3. ビデオディスプレイが計算機により制御可能であり、光源により透過照明可 能であることを特徴とする請求項2に記載の情報表示システム。 4. ビデオディスプレイが輝度適合調整手段を設けら れ、旋回可能なグレーフィルターすなわちニュートラルフィルターまたは相対的 に回転可能な光吸収用偏光フィルターが設けられ、これにより投影ディスプレイ が暗化可能であることを特徴とする請求項2または3に記載の情報表示システム 。 5. 観察するシーンの第2の輝度を表示ユニットの第1の輝度の制御のための基 準として求め、前記第1の輝度を、第2の輝度に適応させる手段が設けられてい ることを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1つの請求項に記載 の情報表示システム。 6. 少なくとも1つのプリズムおよび/または少なくとも1つのレンズが設けら れ、前記プリズムは照明光路を観察者の眼に向け、前記レンズは照明光路光を集 束することを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか1つの請求項に 記載の情報表示システム。 7. a)情報表示システムの第1の部分が従来の表示装置としてまたは逆投影デ ィスプレイとして実現され、 b)前記情報表示システムの第2の部分がヘッドアップディスプレイとして 実現され、 c)情報表示システムの前記第1の部分が前記第2の部分と共働して情報表 示用組合せ表示装置を形成することを特徴とする、請求項1か ら請求項6のうちのいずれか1つの請求項に記載の情報表示システム。 8. ヘッドアップディスプレイの大きさが可変であることを特徴とする請求項1 から請求項7のうちのいずれか1つの請求項に記載の情報表示システム。 9. 組合せ表示装置の中での表示手段により高い優先順位の情報および低い優先 順位の情報による選択が実施され、この優先順位に従って情報がユーザに高い優 先順位の情報では主観察方向すなわちヘッドアップディスプレイの中に表示され 、低い優先順位では副観察方向すなわち情報表示システムの第1の部分の中に表 示されることを特徴とする請求項1から請求項8のうちのいずれか1つの請求項 に記載の情報表示システム。 10.データがそれらの優先順位に従って分類され組合せ表示装置に表示されるこ とを特徴とする請求項9に記載の情報表示システム。 11.情報表示システムの第1の部分と情報表示システムの第2の部分とが同一の 幅を有し、それぞれ高さに比してより幅広に実現されていることを特徴とする請 求項7から請求項10のうちのいずれか1つの請求項に記載の情報表示システム 。 12.ビデオディスプレイに、風防ガラスにより惹起される歪みに対して逆の、観 察位置に対して相応して前もって歪められた画像が反射するようにしてヘッ ドアップディスプレイにおいて、歪みを除去された画像が観察者位置に依存して 表示可能であることを特徴とする請求項1から請求項11のうちのいずれか1つ の請求項に記載の情報表示システム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),JP,KR,US

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. a)情報の表示を生成する出力ディスプレイが設けられ、 b)照明光路を人の視線方向に適応可能にして表示を人の視線方向で実現す る光学手段が設けられることを特徴とする、少なくとも一人のための情報表示シ ステム。 2. 出力ディスプレイとして投影ディスプレイが設けられ、前記投影ディスプレ イはビデオディスプレイ、光源および光源位置調整装置とから成ることを特徴と する請求項1に記載の情報表示システム。 3. ビデオディスプレイが計算機により制御可能であり、光源により透過照明可 能であることを特徴とする請求項2に記載の情報表示システム。 4. ビデオディスプレイが輝度適合調整手段を設けられ、旋回可能なグレーフィ ルターすなわちニュートラルフィルターまたは相対的に回転可能な光吸収用偏光 フィルターが設けられ、これにより投影ディスプレイが暗化可能であることを特 徴とする請求項2または3に記載の情報表示システム。 5. 観察するシーンの第2の輝度を出力ディスプレイの第1の輝度の制御のため の基準として求め、前記第1の輝度を、第2の輝度に適応させる手段が設けられ ていることを特徴とする請求項1から請求項4 のうちのいずれか1つの請求項に記載の情報表示システム。 6. 投影ディスプレイが、少なくとも1つの鏡を光路の中に有する鏡箱の壁とし て実現されていることを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか1つ の請求項に記載の情報表示システム。 7. 少なくとも1つのプリズムおよび/または少なくとも1つのレンズが設けら れ、前記プリズムは照明光路を観察者の眼に向け、前記レンズは照明光路光を集 束することを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか1つの請求項に 記載の情報表示システム。 8. それぞれ1つの情報表示用出力ディスプレイが自動車の風防ガラスの中にヘ ッドアップディスプレイとして設けられ、1つの情報表示用出力ディスプレイが 自動車の計器板の表面および/または中に設けられていることを特徴とする請求 項1から請求項7のうちのいずれか1つの請求項に記載の情報表示システム。 9. 無段階で情報の複数の部分が計器板および風防ガラスの中に表示され、照明 光路偏向用フレネルプリズムと照明光路光の集束用レンズとから成るスライド可 能なユニットが設けられていることを特徴とする請求項8に記載の情報表示シス テム。 10.a)情報表示システムの第1の部分が従来の表示 装置としてまたは逆投影ディスプレイとして実現され、 b)前記情報表示システムの第2の部分がヘッドアップディスプレイとして 実現され、 c)情報表示システムの前記第1の部分が前記第2の部分と共働して情報表 示用組合せ表示装置を形成することを特徴とする、請求項8または請求項9に記 載の情報表示システム。 11.ヘッドアップディスプレイの大きさが可変であることを特徴とする請求項8 から請求項10のうちのいずれか1つの請求項に記載の情報表示システム。 12.組合せ表示装置の中での表示手段により高い優先順位の情報および低い優先 順位の情報による選択が実施され、この優先順位に従って情報がユーザに高い優 先順位の情報では主観察方向すなわちヘッドアップディスプレイの中に表示され 、低い優先順位では副観察方向すなわち情報表示システムの第1の部分の中に表 示されることを特徴とする請求項8から請求項11のうちのいずれか1つの請求 項に記載の情報表示システム。 13.データがそれらの優先順位に従って分類され組合せ表示装置に表示されるこ とを特徴とする請求項12に記載の情報表示システム。 14.情報表示システムの第1の部分と情報表示システムの第2の部分とが同一の 幅を有し、それぞれ高さ に比してより幅広に実現されていることを特徴とする請求項10から請求項13 のうちのいずれか1つの請求項に記載の情報表示システム。 15.ビデオディスプレイに、風防ガラスにより惹起される歪みに対して逆の、観 察位置に対して相応して前もって歪められた画像が反射するようにしてヘッドア ップディスプレイにおいて、歪みを除去された画像が観察者位置に依存して表示 可能であることを特徴とする請求項8から請求項14のうちのいずれか1つの請 求項に記載の情報表示システム。 16.表示画像が、観察者がそれぞれの観察位置において可及的最大の画像切取り 部分を見るようにビデオディスプレイで電子手段によりスライドされることを特 徴とする請求項2から請求項15のうちのいずれか1つの請求項に記載の情報表 示システム。 17.観察者の顔の位置を捕捉し、追従装置を用いて顔の動きに追従するビデオカ メラが設けられていることを特徴とする請求項1から請求項16のうちのいずれ か1つの請求項に記載の情報表示システム。 18.観察者の目の位置を捕捉し、追従装置を用いて目が配置され、前記鏡により 照明光路が変化可能であるように構成されていることを特徴とする請求項17ま たは18に記載の情報表示システム。 20.出力ディスプレイおよび追従装置が座席の背もたれの中に組込まれているこ とを特徴とする請求項1 7から請求項19のうちのいずれか1つの請求項に記載の情報表示システム。 21.少なくとも1つのスピーカが座席の耳領域内に配置され、所属のオーディオ 情報が、前記座席の前に配置されている座席から伝達可能であることを特徴とす る請求項20に記載の情報表示システム。 22.複数のスピーカが座席の中に組込まれ、前記スピーカは、追従装置により求 められた観察者の検出された大きさに依存して個別にスイッチングされることを 特徴とする請求項20または21に記載の情報表示システム。 23.通信および/または相互作用のための無線インターフェースが、前に位置す る座席の中に設けられていることを特徴とする請求項20から請求項22のうち のいずれか1つの請求項に記載の情報表示システム。
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