JPH079504B2 - 両方向認識ヘッドアップディスプレイ装置 - Google Patents
両方向認識ヘッドアップディスプレイ装置Info
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- JPH079504B2 JPH079504B2 JP2212572A JP21257290A JPH079504B2 JP H079504 B2 JPH079504 B2 JP H079504B2 JP 2212572 A JP2212572 A JP 2212572A JP 21257290 A JP21257290 A JP 21257290A JP H079504 B2 JPH079504 B2 JP H079504B2
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B27/00—Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
- G02B27/10—Beam splitting or combining systems
- G02B27/1006—Beam splitting or combining systems for splitting or combining different wavelengths
- G02B27/102—Beam splitting or combining systems for splitting or combining different wavelengths for generating a colour image from monochromatic image signal sources
- G02B27/1046—Beam splitting or combining systems for splitting or combining different wavelengths for generating a colour image from monochromatic image signal sources for use with transmissive spatial light modulators
-
- G—PHYSICS
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- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B27/00—Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
- G02B27/01—Head-up displays
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- G02B27/00—Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
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- G02B27/0101—Head-up displays characterised by optical features
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はバス、電車、販売店等のガラス窓、ガラス扉、
ショーウインドー等の上部の一部をコンバイナとして利
用し、その両方向に同一又は個別の情報を表示し、車内
外又、店内外の顧客に様々な情報を伝えることが出来る
ヘッドアップディスプレイ装置に関するものである。
ショーウインドー等の上部の一部をコンバイナとして利
用し、その両方向に同一又は個別の情報を表示し、車内
外又、店内外の顧客に様々な情報を伝えることが出来る
ヘッドアップディスプレイ装置に関するものである。
従来の技術 ヘッドアップディスプレイ（以下、HUDと称す）は、例
えば飛行機の操縦室において操縦者に必要な情報を操縦
者が視線を操縦方向からダッシュボードに向けることな
く確認することが出来るもので、米国特許第3737212号
（1973年）や米国特許第4218111号明細書（1980年）で
知られている。一方、HUDの光源とコンバイナの光学的
な効率アップについて“DIFFRACTION OPTICS HEAD-UP D
ISPLAY TECHNOLOGY,"MARTIN WEIHRAUCH AND ROBERT A.L
OHMANN,SID 80 DIGESTに記載されている如く、光源はシ
ャープな分光分布を持った緑色光を使い、コンバイナは
この緑色光を良く反射し、逆に外景色の緑色光を減衰さ
せるものを用いると、HUD映像の明瞭度を向上させるこ
とが出来、光量の効率アップがはかれる。
えば飛行機の操縦室において操縦者に必要な情報を操縦
者が視線を操縦方向からダッシュボードに向けることな
く確認することが出来るもので、米国特許第3737212号
（1973年）や米国特許第4218111号明細書（1980年）で
知られている。一方、HUDの光源とコンバイナの光学的
な効率アップについて“DIFFRACTION OPTICS HEAD-UP D
ISPLAY TECHNOLOGY,"MARTIN WEIHRAUCH AND ROBERT A.L
OHMANN,SID 80 DIGESTに記載されている如く、光源はシ
ャープな分光分布を持った緑色光を使い、コンバイナは
この緑色光を良く反射し、逆に外景色の緑色光を減衰さ
せるものを用いると、HUD映像の明瞭度を向上させるこ
とが出来、光量の効率アップがはかれる。
発明が解決しようとする課題 しかし、これら従来のHUDはすべて、操縦者の必要な情
報を、移動体前方の外景色と重畳して操縦者が見るよう
になっている。即ち、情報はコンバイナにより前方の外
景色とコンバインされて操縦者単独の目に入るのであっ
て、複数の情報をコンバイナによりその両方向に分離
し、両方向に居合せた夫々の顧客に同一又は個別の情報
を与える考えはない。また、コンバイナを挟んで両方向
から、反射光による映像と透過光による映像を夫々の方
向の人に見せたい時、夫々の方向から正しく呼んでもら
おうとすると、反射光方向の映像源のみ左右反転した文
字とし、これを全反射する反射鏡をそなえ、透過光方向
用映像とクロストークしない様に完全に２系列の装置を
必要とし、装置が大がかりとなっていた。
報を、移動体前方の外景色と重畳して操縦者が見るよう
になっている。即ち、情報はコンバイナにより前方の外
景色とコンバインされて操縦者単独の目に入るのであっ
て、複数の情報をコンバイナによりその両方向に分離
し、両方向に居合せた夫々の顧客に同一又は個別の情報
を与える考えはない。また、コンバイナを挟んで両方向
から、反射光による映像と透過光による映像を夫々の方
向の人に見せたい時、夫々の方向から正しく呼んでもら
おうとすると、反射光方向の映像源のみ左右反転した文
字とし、これを全反射する反射鏡をそなえ、透過光方向
用映像とクロストークしない様に完全に２系列の装置を
必要とし、装置が大がかりとなっていた。
一方夫々の方向の人の目の位置とレンズ系の位置とに隔
りがあるときは画像の投射幅が狭くなり、これを補うに
は大口径レンズが必要となりコストも高く、装置も大き
くなっていた。
りがあるときは画像の投射幅が狭くなり、これを補うに
は大口径レンズが必要となりコストも高く、装置も大き
くなっていた。
本発明は、かかる点に鑑み、コンバイナの特性を改良
し、反射光と透過光の分光分布を完全に分離させ、夫々
の分光分布を有し、夫々の方向から正しく読める情報を
同時に一枚のコンバイナに表示し、しかも夫々の方向に
クロストークなく読むことができる広視野角の両方向認
識ヘッドアップディスプレイ装置を提供することを目的
とする。
し、反射光と透過光の分光分布を完全に分離させ、夫々
の分光分布を有し、夫々の方向から正しく読める情報を
同時に一枚のコンバイナに表示し、しかも夫々の方向に
クロストークなく読むことができる広視野角の両方向認
識ヘッドアップディスプレイ装置を提供することを目的
とする。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するため、本発明の両方向認識ヘッドア
ップディスプレイ装置は反射光と透過光の分光分布が完
全に分離したコンバイナと、コンバイナに映像を投影す
る表示画像投影手段と、表示させる画像の一部又は全部
を反転させる表示画像反転手段を具備したものである。
ップディスプレイ装置は反射光と透過光の分光分布が完
全に分離したコンバイナと、コンバイナに映像を投影す
る表示画像投影手段と、表示させる画像の一部又は全部
を反転させる表示画像反転手段を具備したものである。
又、レンズ系で拡大虚像を作るとき、レンズ系の一部に
湾曲可能なフレネルレンズを使用し、その周囲を巧みに
湾曲させ、それを保持する筐体及びフレームで固定する
ことにより、広視野角時の映像歪を補正するものであ
る。
湾曲可能なフレネルレンズを使用し、その周囲を巧みに
湾曲させ、それを保持する筐体及びフレームで固定する
ことにより、広視野角時の映像歪を補正するものであ
る。
作用 上記した構成により、本発明はコンバイナの反射光又は
透過光の分光分布特性と、表示画像投影手段で投影され
る光の分光分布特性を一致させ、分光分離効果を最高に
保ち、コンバイナの両側から、クロストークのない独立
した画像情報を比較的広視野角に読み取ることができ
る。又、コンバイナの両側のうち、暗い方の側への表示
を緑色光により行うことで、背後の風景とのコントラス
トを上げ、画像の認識度を上げることができる。
透過光の分光分布特性と、表示画像投影手段で投影され
る光の分光分布特性を一致させ、分光分離効果を最高に
保ち、コンバイナの両側から、クロストークのない独立
した画像情報を比較的広視野角に読み取ることができ
る。又、コンバイナの両側のうち、暗い方の側への表示
を緑色光により行うことで、背後の風景とのコントラス
トを上げ、画像の認識度を上げることができる。
実施例 第１図は本発明の実施例の構成図である。第１図におい
て、バス、電車、販売店等のガラス窓又はガラス扉１
は、上方の屋根２に支えられ、屋根２の内側にはHUDの
光軸を合してHUD筺体３が取付けられている。HUD筺体３
の中には、TFT透過型液晶４、その奥に蛍光灯等の光源
５、TFT透過型液晶４上に表示された各種映像情報を虚
像拡大するフレネルレンズ等の光学素子６をそなえ、HU
Dを構成している。一方、光学素子６を通った映像を含
んだ光８・９はガラス窓又はガラス扉１の上方内面の一
部に貼着された完全分離型コンバイナ７の分光分布特性
に従って２分される。即ち反射方向の緑色光で表示され
た映像は映像８′方向に反射され、透過方向の緑色光以
外の赤及び青色光で表示された映像は映像９′方向に透
過され、夫々その延長方向の目E1,E2に入る。ここで完
全分離型コンバイナ７の反射分光分布は、第３図に示さ
れた如く、緑色光（例えば、波長543nm）の極めてシャ
ープな領域のみ反射し、他の領域の光は反射しない。逆
に、コンバイナ７の透過分光分布は、第４図に示された
如く、緑色光（例えば波長543nm）の極めてシャープな
領域のみ大きく減衰し、他の領域の光はすべて透過させ
ている。これらの分光分布特性により、反射光と透過光
として、シャープな緑色光とでそれ以外の光とに完全に
分離している。ここで、光源５及びTFT透過型液晶４の
カラーフィルターの総合分光パワー特性を第２図に示
す。ここで第３図の緑色光の波長（例えば543nm）は第
４図の緑色光の波長と一致させて、分離効果を高めてい
る。又、第１図のTFT透過型液晶４上に表示される映像
源は、反射方向の目E1、透過方向の目E2から見て、夫々
表示文字が正しく読めるようにする必要があり、そのた
め、反射方向の目E1用の映像源文字のみ第６図に示す如
く左右反転しておかなければならない。この反転させた
文字は、反転文字作成手段（図示せず）により作成し、
TFT透過型液晶４に合成して表している。この反転文字
作成手段は、本実施例においては、画像データをTFT透
過型液晶４に伝達する際の信号を操作して、反転させた
画像を得、この画像を表示する色成分として、緑色を割
り合てている。又、この反転文字作成手段はTFT透過型
液晶４と同様の物を一枚用意して、一枚を裏返しに配置
して構成することでも実現できる。又、反透過型の鏡を
用いて、光学的に反転文字を作成してもよい。一方、透
過方向の目E2用の映像源文字は第５図に示す如くそのま
まの方向で良い。
て、バス、電車、販売店等のガラス窓又はガラス扉１
は、上方の屋根２に支えられ、屋根２の内側にはHUDの
光軸を合してHUD筺体３が取付けられている。HUD筺体３
の中には、TFT透過型液晶４、その奥に蛍光灯等の光源
５、TFT透過型液晶４上に表示された各種映像情報を虚
像拡大するフレネルレンズ等の光学素子６をそなえ、HU
Dを構成している。一方、光学素子６を通った映像を含
んだ光８・９はガラス窓又はガラス扉１の上方内面の一
部に貼着された完全分離型コンバイナ７の分光分布特性
に従って２分される。即ち反射方向の緑色光で表示され
た映像は映像８′方向に反射され、透過方向の緑色光以
外の赤及び青色光で表示された映像は映像９′方向に透
過され、夫々その延長方向の目E1,E2に入る。ここで完
全分離型コンバイナ７の反射分光分布は、第３図に示さ
れた如く、緑色光（例えば、波長543nm）の極めてシャ
ープな領域のみ反射し、他の領域の光は反射しない。逆
に、コンバイナ７の透過分光分布は、第４図に示された
如く、緑色光（例えば波長543nm）の極めてシャープな
領域のみ大きく減衰し、他の領域の光はすべて透過させ
ている。これらの分光分布特性により、反射光と透過光
として、シャープな緑色光とでそれ以外の光とに完全に
分離している。ここで、光源５及びTFT透過型液晶４の
カラーフィルターの総合分光パワー特性を第２図に示
す。ここで第３図の緑色光の波長（例えば543nm）は第
４図の緑色光の波長と一致させて、分離効果を高めてい
る。又、第１図のTFT透過型液晶４上に表示される映像
源は、反射方向の目E1、透過方向の目E2から見て、夫々
表示文字が正しく読めるようにする必要があり、そのた
め、反射方向の目E1用の映像源文字のみ第６図に示す如
く左右反転しておかなければならない。この反転させた
文字は、反転文字作成手段（図示せず）により作成し、
TFT透過型液晶４に合成して表している。この反転文字
作成手段は、本実施例においては、画像データをTFT透
過型液晶４に伝達する際の信号を操作して、反転させた
画像を得、この画像を表示する色成分として、緑色を割
り合てている。又、この反転文字作成手段はTFT透過型
液晶４と同様の物を一枚用意して、一枚を裏返しに配置
して構成することでも実現できる。又、反透過型の鏡を
用いて、光学的に反転文字を作成してもよい。一方、透
過方向の目E2用の映像源文字は第５図に示す如くそのま
まの方向で良い。
次にTFT透過型液晶４の他の表示手段を示す。第７図
は、第１図におけるTFT透過型液晶４に情報を表示する
とき、反射方向から見る文字・図形を1,3,5行の奇数行
目に緑色光で映し、透過方向から見る文字・図形を2,4,
6行の偶数行目に青色光で映した様子を示したものであ
る。これは夫々光源５を含んだ総合分光パワー特性を第
２図の緑色光及び青色光になる様にし、コンバイナ７に
より有効に分離出来る様にした行別色表示パネルであ
る。一行内における文字・図形の解像度は構成モノクロ
ーム総絵素数で決まり、三絵素を赤（Ｒ），緑（Ｇ），
青（Ｂ）三元色トリオとして使用するカラーテレビパネ
ルに比べて高解像度にすることが出来る。又、行毎の緑
フィルター及び青フィルターを追加するためカラーテレ
ビパネルに比べると、高度な粘り合せ精度を必要とせ
ず、歩留りが向上し、コストも安くなる。
は、第１図におけるTFT透過型液晶４に情報を表示する
とき、反射方向から見る文字・図形を1,3,5行の奇数行
目に緑色光で映し、透過方向から見る文字・図形を2,4,
6行の偶数行目に青色光で映した様子を示したものであ
る。これは夫々光源５を含んだ総合分光パワー特性を第
２図の緑色光及び青色光になる様にし、コンバイナ７に
より有効に分離出来る様にした行別色表示パネルであ
る。一行内における文字・図形の解像度は構成モノクロ
ーム総絵素数で決まり、三絵素を赤（Ｒ），緑（Ｇ），
青（Ｂ）三元色トリオとして使用するカラーテレビパネ
ルに比べて高解像度にすることが出来る。又、行毎の緑
フィルター及び青フィルターを追加するためカラーテレ
ビパネルに比べると、高度な粘り合せ精度を必要とせ
ず、歩留りが向上し、コストも安くなる。
以上の様にTFT透過型液晶４の表示する画像は、シャー
プな緑色光（例えば波長543nm）とそれ以外の波長の光
線で形成されているため、完全分離型コンバイナ７によ
り完全に反射映像８′と透過映像９′とに分離され、夫
々クロストークのない鮮明な情報として見ることが出来
る。
プな緑色光（例えば波長543nm）とそれ以外の波長の光
線で形成されているため、完全分離型コンバイナ７によ
り完全に反射映像８′と透過映像９′とに分離され、夫
々クロストークのない鮮明な情報として見ることが出来
る。
次に、TFT透過型液晶４に表示された画像を、フレネル
レンズを用いて、コンバイナーへの画像投影を広範囲に
行うことについて説明する。
レンズを用いて、コンバイナーへの画像投影を広範囲に
行うことについて説明する。
第８図は、第１図のTFT透過型液晶４上に表示された映
像I1及びその先端部A1,B1を拡大する光学素子６として
フレネルレンズL1を使用し、拡大虚像V1及び先端部Ａ′
1,B′１を得、光軸Ｘからオフセンター位置にある目E3
から見た図である。E3の位置からはフレネルレンズL1の
口径が小さく、既に虚像Ａ′１部は欠けて見えなくなっ
ていることを示している。これに対し、第９図は、これ
を補正するために、フレネルレンズL2の周囲部を巧みに
湾曲させた図である。この図において、フレネルレンズ
L2の周囲部のレンズ効果を弱め、平坦である時のフレネ
ルレンズL2の焦点距離よりも長い焦点距離で像が結ぶ様
にすることで、拡大虚像V2及びその先端部Ａ′2,B′２
を広視野角方向から見ても、Ａ′２が欠けるのを防止す
ることが出来る。
像I1及びその先端部A1,B1を拡大する光学素子６として
フレネルレンズL1を使用し、拡大虚像V1及び先端部Ａ′
1,B′１を得、光軸Ｘからオフセンター位置にある目E3
から見た図である。E3の位置からはフレネルレンズL1の
口径が小さく、既に虚像Ａ′１部は欠けて見えなくなっ
ていることを示している。これに対し、第９図は、これ
を補正するために、フレネルレンズL2の周囲部を巧みに
湾曲させた図である。この図において、フレネルレンズ
L2の周囲部のレンズ効果を弱め、平坦である時のフレネ
ルレンズL2の焦点距離よりも長い焦点距離で像が結ぶ様
にすることで、拡大虚像V2及びその先端部Ａ′2,B′２
を広視野角方向から見ても、Ａ′２が欠けるのを防止す
ることが出来る。
この様に本実施例によれば、完全分離型コンバイナ７の
反射分光分布を第２図及び、第３図に示す様な分布にす
ることで、コンバイナの両側にクロストークのない独立
した画像を表現することができる。また、コンバイナ７
の両側のうち照度の暗い方を緑色光で表示することで、
より画像をみやすくすることができる。また、TFT透過
型液晶４をモノクロのものにして、カラーフィルターを
用いて着色することで、より精細な画像を表示すること
ができる。さらに、光学素子６としてフレネルレンズL2
を使用し、このフレネルレンズL2の周囲を湾曲させるこ
とにより、広視野角に画像を表示することができる。
反射分光分布を第２図及び、第３図に示す様な分布にす
ることで、コンバイナの両側にクロストークのない独立
した画像を表現することができる。また、コンバイナ７
の両側のうち照度の暗い方を緑色光で表示することで、
より画像をみやすくすることができる。また、TFT透過
型液晶４をモノクロのものにして、カラーフィルターを
用いて着色することで、より精細な画像を表示すること
ができる。さらに、光学素子６としてフレネルレンズL2
を使用し、このフレネルレンズL2の周囲を湾曲させるこ
とにより、広視野角に画像を表示することができる。
なお、本実施例によれば、正画像と反転画像の分離をそ
の分光分布特性により行ったが、偏光特性、ホログラフ
ィ技術を使った分離も考えられる。
の分光分布特性により行ったが、偏光特性、ホログラフ
ィ技術を使った分離も考えられる。
発明の効果 以上説明したように本発明によれば、HUDに使用されて
いるコンバイナの完全分離特性を利用し、表示素子上に
表示された複数の映像情報を、コンバイナを挟んだ両方
向に分離し、夫々クロストークのない鮮明な画像を提供
でき、車内外、店頭内外等の顧客に夫々に有益な情報を
提供することができる。
いるコンバイナの完全分離特性を利用し、表示素子上に
表示された複数の映像情報を、コンバイナを挟んだ両方
向に分離し、夫々クロストークのない鮮明な画像を提供
でき、車内外、店頭内外等の顧客に夫々に有益な情報を
提供することができる。
第１図は本発明の実施例の構成図、第２図は同実施例に
おける光源と表示素子のカラーフィルター分光パワー特
性図、第３図は同実施例におけるコンバイナの反射分光
分布図、第４図は同コンバイナの透過分光分布図、第５
図は同実施例における透過方向用映像の例を示す図、第
６図は同実施例における反射方向用映像の例を示す図、
第７図は行別カラーフィルターを追加した図、第８図は
フレネルレンズを平面で使用した図、第９図はフレネル
レンズを湾曲させて広視野角用に使用した図である。 １……ガラス窓、２……屋根、３……HUD筺体、４……T
FT透過型液晶、５……光源、６……光学素子、７……完
全分離型コンバイナ、８・９……光学素子６を通った
光、８′……反射方向映像、９′……透過方向映像、
L1,L2……フレネルレンズ、I1……表示画像、V1,V2……
拡大虚像。
おける光源と表示素子のカラーフィルター分光パワー特
性図、第３図は同実施例におけるコンバイナの反射分光
分布図、第４図は同コンバイナの透過分光分布図、第５
図は同実施例における透過方向用映像の例を示す図、第
６図は同実施例における反射方向用映像の例を示す図、
第７図は行別カラーフィルターを追加した図、第８図は
フレネルレンズを平面で使用した図、第９図はフレネル
レンズを湾曲させて広視野角用に使用した図である。 １……ガラス窓、２……屋根、３……HUD筺体、４……T
FT透過型液晶、５……光源、６……光学素子、７……完
全分離型コンバイナ、８・９……光学素子６を通った
光、８′……反射方向映像、９′……透過方向映像、
L1,L2……フレネルレンズ、I1……表示画像、V1,V2……
拡大虚像。
Claims (6)
- 【請求項１】反射光と透過光の分光分布が完全に分離し
たコンバイナと、前記コンバイナに画像を投影する表示
画像投影手段と、前記表示画像投影手段に表示される画
像の一部あるいは全部を反転させる表示画像反転手段を
具備し、前記コンバイナの両方向から投影された映像を
認識することを特徴とする両方向認識ヘッドアップディ
スプレイ装置。 - 【請求項２】コンバイナの両側のうち、照度の暗い方に
表示される画像は、緑色光により表示されていることを
特徴とする請求項１記載の両方向認識ヘッドアップディ
スプレイ装置。 - 【請求項３】表示画像投影手段に表示される画像が文字
情報の場合において、コンバイナーへの文字情報表示を
行単位で行い、前記コンバイナーの表側に表示される行
の行間に前記コンバイナーの裏側の行を表示することを
特徴とする請求項１または２記載の両方向認識ヘッドア
ップディスプレイ装置。 - 【請求項４】表示画像投影手段に表示される画像のう
ち、コンバイナーの表側に表示される行と、裏側に表示
される行を異なる色に着色するカラーフィルタを有する
ことを特徴とする請求項３記載の両方向認識ヘッドアッ
プディスプレイ装置。 - 【請求項５】表示画像投影手段が表示する画像を白黒画
像にし、コンバイナーの表側に表示する画像と、裏側に
表示される画像をカラーフィルタにより別々の色に着色
して、前記コンバイナーに投射することを特徴とする請
求項１記載の両方向認識ヘッドアップディスプレイ装
置。 - 【請求項６】表示画像投影手段は、フレネルレンズを有
し、コンバイナーへの画像投影を広範囲に行うことを特
徴とする請求項１から４のいずれかに記載の両方向認識
ヘッドアップディスプレイ装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2212572A JPH079504B2 (ja) | 1990-04-25 | 1990-08-09 | 両方向認識ヘッドアップディスプレイ装置 |
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Applications Claiming Priority (3)
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| JP10904490 | 1990-04-25 | ||
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| JP2212572A JPH079504B2 (ja) | 1990-04-25 | 1990-08-09 | 両方向認識ヘッドアップディスプレイ装置 |
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| JPH079504B2 true JPH079504B2 (ja) | 1995-02-01 |
Family
ID=26448837
Family Applications (1)
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| JP2212572A Expired - Lifetime JPH079504B2 (ja) | 1990-04-25 | 1990-08-09 | 両方向認識ヘッドアップディスプレイ装置 |
Country Status (2)
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1991
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| Publication number | Publication date |
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