JP4415355B2 - 遊技機におけるホッパー装置 - Google Patents
遊技機におけるホッパー装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4415355B2 JP4415355B2 JP2004373289A JP2004373289A JP4415355B2 JP 4415355 B2 JP4415355 B2 JP 4415355B2 JP 2004373289 A JP2004373289 A JP 2004373289A JP 2004373289 A JP2004373289 A JP 2004373289A JP 4415355 B2 JP4415355 B2 JP 4415355B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coin
- disk
- bucket
- main body
- gaming machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)
Description
このコインバケット内に投入されたコインは、コインディスク上に落下してコイン受孔に収容される。
コイン受孔に収容されたコインは、コインディスクの回転に従い、所定の軌道上を移動した後、順次コイン受孔の回転軌道上に設けられたコイン放出機構により外部に放出される。
したがって、一度に大量のコインがコインバケット内に投入されると、投入されたコイン同士が絡みあって塊状となる(以下、この状態を「コインブリッジ」という。)ことが往々にして発生する。
そのため、コインバケット内に投入されたコインが円滑に下方に落下せず、コインがコイン受孔に収容されなくなり、コインの払い出しが滞ってしまう事態が生じる。
上部開口部から投入されたコインを貯留するコインバケットと、このコインバケットの下部に設けられ、コインバケット内に投入されたコインを払出口から一枚ずつ外部に放出して払い出すコイン払出ユニットとを備えたホッパー装置において、
モータを駆動源として回転し、前記コイン払出ユニットを構成するコインディスクの上面中央部に、前記コインディスクと同期して回転するよう構成された攪拌部材を、前記コインバケット内に回転自在に突設させたもので、
前記攪拌部材は、
バケット内のコイン群を攪拌するための攪拌主体と、この攪拌主体を前記コインディスクのディスク回転軸に装着するボルトとから構成され、
前記攪拌主体は、
平面視が楕円形で、中心部に円筒状の中空部を有する筒状体からなるもので、前記中空部上部に、前記ボルトの頭部を係着保持するとともに、軸部挿通用の透孔を中心に有する保持板が一体的に形成されていること
を特徴とする遊技機におけるホッパー装置である。
請求項1に記載の遊技機におけるホッパー装置において、
前記ボルトは、
軸部の下部外周部に、前記ディスク回転軸に形成されたネジ孔と係着するネジが形成されていること
を特徴とするものである。
請求項1に記載の遊技機におけるホッパー装置において、
前記ボルトは、
前記攪拌主体に一定以上の負荷が作用したとき、緩み方向にネジが回転し、モータとの同期が解除されるよう構成されていること
を特徴とするものである。
請求項1に記載の遊技機におけるホッパー装置において、
前記コインディスクは、
ディスク主体の中央部に内部が中空な膨出部が形成されるとともに、前記内部中央に円筒状の連結部を有し、この連結部と前記膨出部頂部に設けられた円筒状の軸受が上下方向において相互に連通していること
を特徴とするものである。
請求項1に記載の遊技機におけるホッパー装置において、
前記コイン払出ユニットは、
前記コインディスクを装着するための取付面の中央部に、モータの出力軸と歯車を介して連動するとともに、上部に前記攪拌部材を構成するボルトの先端部と係着するネジ孔が形成されたディスク回転軸が突出形成されていること
を特徴とするものである。
請求項1に記載の遊技機におけるホッパー装置において、
前記コインバケットは、
前記コイン払出ユニットを構成するコインディスクを装着する側壁と相対する側壁の内周面に、複数の突条を、所要間隔を存してコインの落下方向に沿ってそれぞれ形成したこと
を特徴とするものである。
請求項1に記載の遊技機におけるホッパー装置において、
前記コイン払出ユニットは、
コインバケット内に貯留されたコインを順次搬送するコインディスクと、コインディスクの周縁部を覆うカバーと、ユニット本体とから構成され、前記コインバケットを構成するバケット主体の一側壁に形成された開口部に臨んで、前記コインディスクが配置されたもので、前記コインディスク上面の中心部から周縁部の間に、所要高さを有する突条が形成されていること
を特徴とするものである。
請求項1に記載の遊技機におけるホッパー装置において、
前記コイン払出ユニットは、
コインバケット内に貯留されたコインを順次搬送するコインディスクと、コインディスクの周縁部を覆うカバーと、ユニット本体とから構成され、前記コインバケットを構成するバケット主体の一側壁に形成された開口部に臨んで、前記コインディスクが配置されたもので、前記コインディスクに形成された隣接するコイン受孔間の上面に、中心部から周縁部の間に所要高さを有する突条及び/又は所要高さを有する突起が形成されていること
を特徴とするものである。
特に、前記攪拌部材を、コイン払出ユニットを構成するコインディスクの上面中央部に配置することによって、コインディスク上方のコイン群が掻き混ぜられ、コイン同士の絡み合いが阻止され、各コインをコイン受孔にスムーズに供給することが可能となる。
なお、この発明は、以下に説明する実施の形態にのみ限定されるものではなく、ホッパー装置を構成するコインバケット内に、コインディスクのモータと同期する特定形状の攪拌部材を配置し、モータの回転時にコインディスク周辺のコイン群を攪拌するという、この発明の要旨を変更しない範囲内において、種々変更を加えることができるものである。
また、前記コイン衝突部24の近傍には、コインバケット2から溢れるコインを、コインバケット2の外部に排出する排出口25が形成されている。
前記突条26は、側壁の底面から上方に突出する形状を有するものであれば、図1に示すように直線状に配置しても、側壁22bの上下方向に対して斜め方向に延設しても、また、曲線状に配置していてもよく、その形状にも特段の制限はない。
さらに、突条26の形成位置は、図1に示す実施形態においては、角錐状のバケット主体23の稜線に沿ってそれぞれ配置しているが、適宜の間隔を存して配置されれば、必ずしも稜線に沿って形成することは要件ではなく、当該稜線から左右いずれかの方向に偏倚して形成されていてもよい。
なお、前記ディスク主体31aには、膨出部31bの周りにコインを収容する複数のコイン受孔31d(実施例においては4個)が、互いに所定間隔を存してリング状に形成されている。
なお、前記コイン払出ユニット3は、コインディスク31がコインバケット2の下端からコインバケット2の上端開口部21を臨むようにして、コインバケット2に取付けられる。
なお、コイン払出ユニット3は、保守・点検などのため前記装着部41に対し、着脱できるように取付けられるものである。
また、前記膨出部31bの頂部には、前記連結部35と上下方向において相互に連通する円筒状の軸受36が設けられている。
一方の前記攪拌主体52は、図6〜図8に示すように、平面視が楕円形状で、中心部に円筒状の中空部52aを有する筒状体52bで構成され、その外周部は、上方から下方に向かって幅広となる傾斜面52cを有し、前記円筒状の中空部52aの上方には、前記ボルト53の軸部53aが貫通可能な透孔52dを中心部に有し、かつ前記ボルト53の頭部53bを係着保持する保持板52eが一体的に形成されたものである。
その際、ディスク主体31aの回転を円滑にするため、ディスク主体31aの膨出部31内に形成された前記連結部35の底面部と、前記取付面34との間にベアリング37(図5参照)を介装させる。
また、前記突起31fは、補助的に配置したものであるので、必ずしも必須の構成ではなく、その形状も円形に限られず、ディスク主体31aに設ける数にも限定はない。
したがって、モータ33bの駆動によって、コインディスク31が一定方向に一定速度で回転させられると、コイン受孔31dに収容されたコインは、コインディスク31の回転に伴って一定速度で移動し、図示しないコイン払出装置まで搬送されて、コイン払出口33eから1枚ずつ外部に放出されて払出される。
2 コインバケット
21 コインバケットの開口部
26 突条
3 コイン払出ユニット
31 コインディスク
31a ディスク主体
31b 膨出部
31d コイン受孔
31e 突条
31f 突起
35 連結部
36 軸受
50 ディスク回転軸
50a ネジ孔
51 攪拌部材
52 攪拌主体
52a 攪拌主体の中空部
53 ボルト
53a ボルトの軸部
53b ボルトの頭部
53c ボルトのネジ
Claims (8)
- 上部開口部から投入されたコインを貯留するコインバケットと、このコインバケットの下部に設けられ、コインバケット内に投入されたコインを払出口から一枚ずつ外部に放出して払い出すコイン払出ユニットとを備えたホッパー装置において、
モータを駆動源とし、前記コイン払出ユニットを構成するコインディスクの上面中央部に、前記コインディスクと同期して回転するよう構成された攪拌部材を、前記コインバケット内に回転自在に突設させたもので、
前記攪拌部材は、
バケット内のコイン群を攪拌するための攪拌主体と、この攪拌主体を前記コインディスクのディスク回転軸に装着するボルトとから構成され、
前記攪拌主体は、
平面視が楕円形で、中心部に円筒状の中空部を有する筒状体からなるもので、前記中空部上部に、前記ボルトの頭部を係着保持するとともに、軸部挿通用の透孔を中心に有する保持板が一体的に形成されていること
を特徴とする遊技機におけるホッパー装置。 - 前記ボルトは、
軸部の下部外周部に、前記ディスク回転軸に形成されたネジ孔と係着するネジが形成されていること
を特徴とする請求項1に記載の遊技機におけるホッパー装置。 - 前記ボルトは、
前記攪拌主体に一定以上の負荷が作用したとき、緩み方向にネジが回転し、モータとの同期が解除されるよう構成されていること
を特徴とする請求項1に記載の遊技機におけるホッパー装置。 - 前記コインディスクは、
ディスク主体の中央部に内部が中空な膨出部が形成されるとともに、前記内部中央に円筒状の連結部を有し、この連結部と前記膨出部頂部に設けられた円筒状の軸受が上下方向において相互に連通していること
を特徴とする請求項1に記載の遊技機におけるホッパー装置。 - 前記コイン払出ユニットは、
前記コインディスクを装着するための取付面の中央部に、モータの出力軸と歯車を介して連動するとともに、上部に前記攪拌部材を構成するボルトの先端部と係着するネジ孔が形成されたディスク回転軸が突出形成されていること
を特徴とする請求項1に記載の遊技機におけるホッパー装置。 - 前記コインバケットは、
前記コイン払出ユニットを構成するコインディスクを装着する側壁と相対する側壁の内周面に、複数の突条を、所要間隔を存してコインの落下方向に沿ってそれぞれ形成したこと
を特徴とする請求項1に記載の遊技機におけるホッパー装置。 - 前記コイン払出ユニットは、
コインバケット内に貯留されたコインを順次搬送するコインディスクと、コインディスクの周縁部を覆うカバーと、ユニット本体とから構成され、前記コインバケットを構成するバケット主体の一側壁に形成された開口部に臨んで、前記コインディスクが配置されたもので、前記コインディスク上面の中心部から周縁部の間に、所要高さを有する突条が形成されていること
を特徴とする請求項1に記載の遊技機におけるホッパー装置。 - 前記コイン払出ユニットは、
コインバケット内に貯留されたコインを順次搬送するコインディスクと、コインディスクの周縁部を覆うカバーと、ユニット本体とから構成され、前記コインバケットを構成するバケット主体の一側壁に形成された開口部に臨んで、前記コインディスクが配置されたもので、前記コインディスクに形成された隣接するコイン受孔間の上面に、中心部から周縁部の間に所要高さを有する突条及び/又は所要高さを有する突起が形成されていること
を特徴とする請求項1に記載の遊技機におけるホッパー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004373289A JP4415355B2 (ja) | 2004-12-24 | 2004-12-24 | 遊技機におけるホッパー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004373289A JP4415355B2 (ja) | 2004-12-24 | 2004-12-24 | 遊技機におけるホッパー装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006178850A JP2006178850A (ja) | 2006-07-06 |
JP4415355B2 true JP4415355B2 (ja) | 2010-02-17 |
Family
ID=36732905
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004373289A Expired - Fee Related JP4415355B2 (ja) | 2004-12-24 | 2004-12-24 | 遊技機におけるホッパー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4415355B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5412641B2 (ja) * | 2009-06-01 | 2014-02-12 | ネッツエスアイ東洋株式会社 | 円板体貯留装置 |
JP7296243B2 (ja) * | 2019-04-24 | 2023-06-22 | グローリー株式会社 | 硬貨繰出装置及び硬貨処理機 |
JP7426043B2 (ja) | 2021-09-08 | 2024-02-01 | 旭精工株式会社 | コイン搬送装置およびコイン処理装置 |
-
2004
- 2004-12-24 JP JP2004373289A patent/JP4415355B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006178850A (ja) | 2006-07-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100729477B1 (ko) | 정제 공급기 | |
JP4415355B2 (ja) | 遊技機におけるホッパー装置 | |
JP4746935B2 (ja) | 粉末原料供給装置 | |
US20010014838A1 (en) | Coin hopper with peripheral coin transport device | |
JP2006155117A (ja) | ホッパー装置 | |
JP2839443B2 (ja) | 硬貨貯留放出機構 | |
JP2008011909A (ja) | 遊技媒体受容箱及び遊技機 | |
JP4002967B2 (ja) | ディスクのホッパー | |
JP2019141330A (ja) | 錠剤カセット | |
JP2001204795A (ja) | 錠剤の自動高速計数装置 | |
JP4392755B2 (ja) | ホッパー装置 | |
JP2002133485A (ja) | 小形コインホッパ | |
JP2005107832A (ja) | ホッパー装置 | |
JP4002962B2 (ja) | サイズ変更可能なコインホッパ装置 | |
JP2008102642A (ja) | バラ状態の複数のコインを1枚ずつ送出可能なコイン送出装置 | |
JP2008000569A (ja) | コインホッパー | |
JP3128204B2 (ja) | 円板体の放出装置 | |
JP2895817B2 (ja) | 研磨材分離機 | |
JP3782043B2 (ja) | 分割可能なホッパー装置 | |
JPH08329300A (ja) | ホッパー装置 | |
JP4231937B2 (ja) | コインホッパ | |
JP4376099B2 (ja) | 硬貨処理機 | |
JP4812407B2 (ja) | 遊技機の球入賞装置 | |
JP6074602B2 (ja) | コインホッパ | |
JP2016144667A (ja) | 遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070913 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090710 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090804 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090924 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20091110 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20091113 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4415355 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121204 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121204 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131204 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |