JP4414424B2 - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ステアリングホイールとラックアンドピニオン式のステアリングギヤボックスとを接続し、前記ステアリングホイールに入力される操舵トルクを操舵トルクセンサで検出し、検出した操舵トルクに基づいて算出したアシスト電流でステアリングアクチュエータを駆動して運転者のステアリング操作をアシストする電動パワーステアリング装置に関する。
ラックアンドピニオン式のステアリングギヤボックスを備えた操舵装置にステアリングアクチュエータから操舵トルクを入力して運転者のステアリング操作をアシストする電動パワーステアリング装置において、ステアリングアクチュエータのモータへの指示電流の上限値を制限することにより、過負荷によるモータや制御装置の過熱を防止するものが、下記特許文献1により公知である。
上記モータへの指示電流の上限値の制限はモータの連続使用時間が設定値を超えると開始され、先ず上限値を予め設定した最大値から所定の漸減速度で最小値まで漸減させ、続いて所定の漸増速度で最大値まで増加させる。そして上記モータへの指示電流の上限値の制限条件は、温度センサで検出した雰囲気温度が低いほど緩和される。
特開2002−234456号公報
ところで、ラックアンドピニオン式のステアリングギヤボックスを備えた操舵装置では、ラックバーが左右方向のストロークエンドに達してそれ以上移動できなくなると、操舵トルクセンサで検出される操舵トルクが急激に増加するため、ステアリングアクチュエータのモータに供給されるアシスト電流も急激に増加する。このようなアシスト電流の急激な増加に対応するには従来のアシスト電流の制限では不充分であり、より確実なアシスト電流の制限が必要となる。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、電動パワーステアリング装置のステアリングギヤボックスやステアリングアクチュエータの過負荷を確実に防止することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、ステアリングホイールとラックアンドピニオン式のステアリングギヤボックスとを接続し、前記ステアリングホイールに入力される操舵トルクを操舵トルクセンサで検出し、検出した操舵トルクに基づいて算出したアシスト電流でステアリングアクチュエータを駆動して運転者のステアリング操作をアシストする電動パワーステアリング装置において、前記操舵トルクセンサで検出した操舵トルクの電流換算値と前記アシスト電流との和が制限値となるように前記ステアリングアクチュエータの駆動を制限する過負荷防止制御を行うことを特徴とする電動パワーステアリング装置が提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、ステアリングホイールとラックアンドピニオン式のステアリングギヤボックスとを接続し、前記ステアリングホイールに入力される操舵トルクを操舵トルクセンサで検出し、検出した操舵トルクに基づいて算出したアシスト電流でステアリングアクチュエータを駆動して運転者のステアリング操作をアシストする電動パワーステアリング装置において、前記アシスト電流のトルク換算値と前記操舵トルクセンサで検出した操舵トルクとの和が制限値となるように前記ステアリングアクチュエータの駆動を制限する過負荷防止制御を行うことを特徴とする電動パワーステアリング装置が提案される。
また請求項に記載された発明によれば、請求項1または請求項2の構成に加えて、前記過負荷防止制御は、前記操舵トルクセンサで検出した操舵トルクが第1閾値以上であること、あるいは前記アシスト電流が第2閾値以上であることを条件として行われることを特徴とする電動パワーステアリング装置が提案される。
また請求項に記載された発明によれば、請求項1または請求項2の構成に加えて、前記ステアリングギヤボックスのストロークエンドを検出するストロークエンドセンサを備え、前記アシスト電流が閾値未満で前記ストロークエンドが検出された場合に、前記制限値を小さくして前記過負荷防止制御を行うことを特徴とする電動パワーステアリング装置が提案される。
また請求項に記載された発明によれば、請求項の構成に加えて、前記ストロークエンドセンサは、前記操舵トルクセンサで検出した操舵トルクを前記ステアリングアクチュエータのモータの回転角で除算した値が閾値以上の場合に前記ストロークエンドを検出することを特徴とする電動パワーステアリング装置が提案される。
また請求項に記載された発明によれば、請求項1〜請求項の何れか1項の構成に加えて、前記操舵トルクセンサは磁歪式操舵トルクセンサであることを特徴とする電動パワーステアリング装置が提案される。
請求項1の構成によれば、電動パワーステアリング装置のステアリングアクチュエータで運転者のステアリング操作をアシストする際に、操舵トルクセンサで検出した操舵トルクの電流換算値と、操舵トルクに基づいて算出したアシスト電流との和が制限値となるように過負荷防止制御を行うので、ステアリングギヤボックスがストロークエンドに達したときにアシスト電流が過剰に増加するのを抑制し、ステアリングギヤボックスやステアリングアクチュエータの過負荷による耐久性の低下を防止することができる。
また請求項2の構成によれば、電動パワーステアリング装置のステアリングアクチュエータで運転者のステアリング操作をアシストする際に、アシスト電流のトルク換算値と、操舵トルクセンサで検出した操舵トルクとの和が制限値となるように過負荷防止制御を行うので、ステアリングギヤボックスがストロークエンドに達したときにアシスト電流が過剰に増加するのを抑制し、ステアリングギヤボックスやステアリングアクチュエータの過負荷による耐久性の低下を防止することができる。
また請求項の構成によれば、過負荷防止制御は、操舵トルクセンサで検出した操舵トルクが第1閾値以上であること、あるいはアシスト電流が第2閾値以上であることを条件として行われるので、操舵トルクの伝達系に過負荷が生じ易いときに過負荷防止制御を行うことができる。
また請求項の構成によれば、アシスト電流が閾値未満の状態でストロークエンドセンサがステアリングギヤボックスのストロークエンドを検出した場合に前記制限値を小さくして過負荷防止制御を行うので、路面摩擦係数が小さいためにストロークエンドに達したときのアシスト電流が小さくても過負荷防止制御を開始することができ、しかも過負荷防止制御の制限値を小さくして過負荷を一層確実に防止することができる。
また請求項の構成によれば、ストロークエンドセンサは操舵トルクセンサで検出した操舵トルクをステアリングアクチュエータのモータの回転角で除算した値が閾値以上の場合にストロークエンドを検出するので、ラックバーの位置を検出する位置センサを必要とせずにストロークエンドを検出することができる。
また請求項の構成によれば、操舵トルクセンサとして磁歪式操舵トルクセンサを用いたので、トーションバーを用いた操舵トルクセンサを用いる場合に比べて、操舵トルクの伝達系の剛性を高めることができるだけでなく、検出可能な操舵トルクの上限値を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態を添付の図面に基づいて説明する。
図1〜図8は本発明の第1の実施の形態を示すもので、図1は電動パワーステアリング装置の全体構造を示す図、図2は図1の要部拡大図、図3は図2の3−3線拡大断図、図4は操舵トルクセンサの要部分解斜視図、図5は操舵トルクセンサの作用説明図、図6は操舵トルクに対するトルク検出信号の変化特性を示す図、図7はステアリングアクチュエータの制御系のブロック図、図8はステアリングアクチュエータの制御を説明するフローチャートである。
図1に示すように、自動車の電動パワーステアリング装置は、ステアリングホイール11と一体に回転する上部ステアリングシャフト12と、上部ステアリングシャフト12に上部自在継ぎ手13を介して接続された中間ステアリングシャフト14と、中間ステアリングシャフト14に下部自在継ぎ手15および下部ステアリングシャフト16を介して接続されたラックアンドピニオン式のステアリングギヤボックス17と、ステアリングギヤボックス17に設けられたステアリングアクチュエータ18とを備える。
ステアリングギヤボックス17は、ラック19が形成されたラックバー20と、このラック19に噛合するピニオン21を有するピニオンシャフト22と、ラックバー20を左右摺動自在に支持するとともに、ピニオン21を挟む位置でピニオンシャフト22を一対のボールベアリング23,24を介して支持し、かつ下部ステアリングシャフト16の上部をボールベアリング25を介して支持するハウジング26とを備える。ラックバー20の左右両端は、左右のボールジョイント27,27および左右のタイロッド28,28を介して左右の車輪W,Wに接続される。
ステアリングアクチュエータ18は、ブラシレス型のモータ29と、モータ29の出力軸30に設けたウオーム31と、ピニオンシャフト22に設けられて前記ウオーム31に噛合すウオームホイール32とを備える。
次に、図2〜図4に基づいて、下部ステアリングシャフト16の下端およびピニオンシャフト22の上端間に設けられたトーションバー式の操舵トルクセンサ33の構造を説明する。
操舵トルクセンサ33は、下部ステアリングシャフト16の下端を二股にした一対の第1ガイド部16a,16aと、ピニオンシャフト22の上端の一部を切り欠いた一対の切欠き22a,22aと、これらの切欠き22a,22aに挟まれた一対の第2ガイド部22b,22bとを備えており、下部ステアリングシャフト16の第1ガイド部16a,16aをピニオンシャフト22の切欠き22a,22aに嵌合させることで、下部ステアリングシャフト16の第1ガイド部16a,16aおよびピニオンシャフト22の第2ガイド部22b,22bとが4個の間隙α(図3参照)を介して円形のガイド面を構成する。ピニオンシャフト22の中心に形成した孔22cの底部と下部ステアリングシャフト16の天井面16bとがトーションバー34で連結される。
前記円形のガイド面に磁性体で構成された円筒状のカラー35が上下動自在に嵌合する。カラー35には軸線方向に延びる一対の第1長孔35a,35aと、軸線方向に対して傾斜して延びる一対の第2長孔35b,35bとが形成されており、下部ステアリングシャフト16の第1ガイド部16a,16aに植設した一対の第1ガイドピン36,36が前記一対の第1長孔35a,35aに係合し、ピニオンシャフト22の第2ガイド部22b,22bに植設した一対の第2ガイドピン37,37が前記一対の第2長孔35b,35bに係合する。
カラー35を囲むように第1コイル38Aおよび第2コイル38Bが上下に配置されており、それら第1コイル38Aおよび第2コイル38Bは差動増幅回路39(図1参照)に接続される。
しかして、運転者がステアリングホイール11に操舵トルクを入力すると、その操舵トルクは上部ステアリングシャフト12、上部自在継ぎ手13、中間ステアリングシャフト14および下部自在継ぎ手15を介して下部ステアリングシャフト16に伝達され、下部ステアリングシャフト16およびピニオンシャフト22を接続するトーションバー34が操舵トルクに応じて捩じれ変形する。トーションバー34の捩じれ変形によりピニオンシャフト22に対して下部ステアリングシャフト16が相対回転すると、下部ステアリングシャフト16の第1ガイド部16a,16aに設けた第1ガイドピン36,36に第1長孔35a,35aを押圧されたカラー35が、下部ステアリングシャフト16と共に回転する。すると、カラー35はピニオンシャフト22に対して相対回転するため、ピニオンシャフト22の第2ガイド部22b,22bに設けた第2ガイドピン37,37に第2長孔35b,35bを案内されたカラー35は、相対回転の方向に応じて上方あるいは下方に移動する(図5参照)。このとき、第1長孔35a,35aが第1ガイドピン36,36に沿って移動することで、カラー35の上下動が許容される。
図6に示すように、操舵トルクに応じてカラー35が上下動すると、第1コイル38A第2コイル38Bの磁気特性の変化が第1、第2出力電圧VT1,VT2の変化として検出される。差動増幅回路39は第1、第2出力電圧VT1,VT2の差にゲインkを乗算して第3出力電圧VT3(トルク検出信号)を算出する。第1出力電圧VT1は操舵トルクの増加に応じて増加し、第2出力電圧VT2は操舵トルクの増加に応じて減少するため、第3出力電圧VT3は操舵トルクの増加に応じて増加する。操舵トルクが0のとき、第3出力電圧VT3が所定のバイアス電圧Vb(例えば、2.5V)となるようにバイアスされる。
VT3=k×(VT1−VT2)+Vb
このようにして第3出力電圧VT3が算出されると、この第3出力電圧VT3および車速に基づいて操舵トルクTがマップ検索される。
図7および図8に示すように、ステップS1で操舵トルクセンサ33で操舵トルクTを検出し、ステップS2で操舵トルクTをアシスト電流マップ41に適用してステアリングアクチュエータ18のモータ29に供給するアシスト電流Aを検索する。ステップS3でアシスト電流Aが第2閾値A1未満であり、かつ操舵トルクTが第1閾値T1未満であれば、ステップS4で前記マップ検索したアシスト電流Aに基づいてモータ29の作動を制御(通常の電動パワーステアリング制御)し、前記ステップS3でアシスト電流Aが第2閾値A1以上であるか、あるいは操舵トルクTが第1閾値T1以上であれば、ステップS5でマップ検索したアシスト電流Aから算出した特別の過負荷抑制用のアシスト電流Aに基づいてモータ29の作動を制御する。
前記ステップS4あるいはステップS5でアシスト電流Aが算出されると、ステアリングアクチュエータ18のモータ29をPIDフィードバック制御する。即ち、モータ29の実電流Iを電流センサ42で検出し、減算手段43でアシスト電流Aから実電流Iを減算した差A−Iに基づいて、PID制御手段44が前記差をA−Iを0に収束させるようにモータ29の作動を制御する。
ところで、図8のフローチャートのステップS3でアシスト電流Aが第2閾値A1以上であるか、あるいは操舵トルクTが第1閾値T1以上である場合は、ステアリングギヤボックス17のラックバー20が左右方向の限界位置(ストロークエンド)まで移動し、それ以上移動できなくなった状態であると推定される。このような場合には、運転者が転舵角を増加させようとしてステアリングホイール11を強く操作する傾向があるため、操舵トルクセンサ33で検出される操舵トルクTが増加する。しかしながら、操舵トルクTの増加に応じて通常通りにアシスト電流Aを増加させてしまうと、ラックバー20が左右方向の限界位置にあってモータ29が回転できないため、モータ29に過剰な電流が流れて過熱したり、モータ29の過剰な出力によってステアリングギヤボックス17の耐久性に悪影響が及ぶ可能性がある。
以下、アシスト電流Aが第2閾値A1以上であるか、あるいは操舵トルクTが第1閾値T1以上である場合に行われるステアリングアクチュエータ18の過負荷防止制御の内容を説明する。
過負荷防止制御では、ステアリングアクチュエータ18のモータ29のアシスト電流Aを、
ΔT* +A=A1 …(1)
が成立するように制御する。ここで、A1はアシスト電流Aの第2閾値(図7参照)であり、ΔT* は検出された操舵トルクTが第1閾値T1(図7参照)を超えた過剰分を電流値に換算した値である。
前記(1)式をアシスト電流Aについて変形すると、
A=A1−ΔT*
=A1−(T* −T1* )
=(A1+T1* )−T*
=(制限値)−T* …(2)
が得られる。ここで、T* は操舵トルクTを電流値に換算した値、T1* は操舵トルクTの第1閾値T1を電流値に換算した値である。
上記(2)式は、アシスト電流Aと、操舵トルクTの電流換算値T* との和を一定の制限値(=A1+T1* )になるように制御することを意味している。(2)式において、操舵トルクTの電流換算値T* が増加するとアシスト電流Aが減少することから、ラックバー20が左右方向の限界位置に達したときに、ステアリングアクチュエータ18のモータ29に過剰な電流が流れたり、ステアリングギヤボックス17のラック19およびピニオン21の噛合部に過剰な荷重が作用したりして耐久性に悪影響を及ぼすのを防止することができる。
例えば、A1=50[A](A1* =5000[kg・mm])であり、T1=400[kg・mm](T1* =4[A])であるとすると、ラックバー20が左右方向の限界位置に達してT=1000[kg・mm](T* =10[A])が入力した場合に、前記(2)式より、
A=(A1+T1* )−T*
=(50+4)−10
=44[A] …(3)
となり、アシスト電流を50[A]から44[A]へと6[A]減少させて、アシストトルクを600[kg・mm]減少させることができる。
また前記(1)式から明らかなように、この過負荷防止制御により、ΔT* +Aが一定値である第2閾値A1に維持されるので、ストロークエンドで操舵トルクTが増加してもステアリングアクチュエータ18に供給される電流が変動することがなく、よってハンチングのない良好な操舵フィーリングを得ることができる。
尚、これまで説明した過負荷防止制御では、操舵トルクの関連値を電流値に換算しているが、逆にアシスト電流の関連値を操舵トルクに換算しても同じ制御結果が得られる。
具体的には、ステアリングアクチュエータ18のモータ29アシスト電流Aを、
ΔA* +T=T1 …(1′)
が成立するように制御する。ここで、T1は操舵トルクTの第1閾値(図7参照)であり、ΔA* はアシスト電流Aが第2閾値A1(図7参照)を超えた過剰分をトルク値に換算した値である。
前記(1′)式を操舵トルクTについて変形すると、
T=T1−ΔA*
=T1−(A* −A1* )
=(T1+A1* )−A*
=(制限値)−A* …(2′)
が得られる。ここで、A* はアシスト電流Aをトルク値に換算した値、A1* はアシスト電流Aの第2閾値A1をトルク値に換算した値である。
上記(2′)式は、操舵トルクTと、アシスト電流Aのトルク換算値A* との和を一定の制限値(=T1+A1* )になるように制御することを意味している。
図9および図10は本発明の第2の実施の形態を示すもので、図9はストロークエンドセンサの説明図、図10はステアリングアクチュエータの制御を説明するフローチャートである。
第1の実施の形態では、アシスト電流Aが第2閾値A1以上であるか、あるいは操舵トルクTが第1閾値T1以上である場合に、ステアリングギヤボックス17がストロークエンドに達したと推定して過負荷防止抑制を行っているが、第2の実施の形態ではストロークエンドンサ51を用いて実際にストロークエンドを検出している。
図9に示すように、ストロークエンドセンサ51は、ラックバー20が滑り軸受け52に支持されている部分に傾斜したカム面20aを形成し、このカム面20aに変位センサ53の検出子53aを当接させて構成される。ラックバー20が左右に移動するとカム面20aに当接する検出子53aが進退することで変位センサ53の出力電圧vが変化し、出力電圧vがv1以下あるいはv2以上になったときに、ラックバー20が左右のストロークエンドE1,E2に達したことを検出することができる。
ところで、凍結路や雪路のような摩擦係数の小さい路面では、路面からヤイヤに入力する操舵反力が小さくなるため、操舵トルクセンサ33で検出される操舵トルクは通常の摩擦係数を有する路面の場合に比べて小さくなる。従って、過負荷防止制御を開始するアシスト電流Aの第2閾値A1および操舵トルクTの第1閾値T1を小さくする必要がある。そこで本実施の形態では、ストロークエンドセンサ51でステアリングギヤボックス17のストロークエンドが検出されて過負荷防止制御が開始されるとき、アシスト電流Aが第2閾値A1未満であり、あるいは操舵トルクTが第1閾値T1未満であれば、それらの閾値A1,T1をそれぞれ閾値A2,T2に減少させる(図7参照)。
図10に示すように、ステップS11で操舵トルクセンサ33で操舵トルクTを検出するとともに、ストロークエンドセンサ51でストロークエンドを検出し、ステップS12で操舵トルクTをアシスト電流マップ41に適用してステアリングアクチュエータ18のモータ29に供給するアシスト電流Aを検索する。ステップS13でストロークエンドセンサ51がステアリングギヤボックス17のストロークエンドを検出しなければ、ステップS14で第1の実施の形態と同じ通常の電動パワーステアリング制御を行う。
一方、前記ステップS13でストロークエンドセンサ51がストロークエンドを検出したとき、ステップS15でアシスト電流Aが第2閾値A1未満でもなく、操舵トルクTが第1閾値T1未満でもなければ、ステップS17で通常の第2閾値A1および通常の第1閾値T1に基づいて第1の実施の形態と同じ過負荷防止制御を実行する。前記ステップS15でアシスト電流Aが第2閾値A1未満であるか、あるいは操舵トルクTが第1閾値T1未満であれば、路面摩擦係数が小さい状態であると判断し、ステップS16で通常の閾値A1,T1をそれぞれ閾値A2,T2(図7参照)に減少させ、ステップS17で前記減少させた閾値A2,T2に基づいて過負荷防止制御を実行する。
このように、路面摩擦係数が小さいときに過負荷防止制御用のアシスト電流Aの第2閾値A1および操舵トルクTの第1閾値T1をそれぞれA2,T2に減少させるので、路面摩擦係数が小さいためにストロークエンドに達したときのアシスト電流Aあるいは操舵トルクTが小さくても確実に過負荷防止制御を開始することができ、しかも過負荷防止制御の制限値を通常よりも小さくして過負荷を一層確実に防止することができる。
次に、図11に基づいて本発明の第3の実施の形態を説明する。
第2の実施の形態のストロークエンドセンサ51はラックバー20の位置を機械的に検出しているが、第3の実施の形態のストロークエンドセンサ51は操舵トルクの伝達に関するステアリングギヤボックス17の剛性に基づいてストロークエンドを検出する。
即ち、操舵トルクの伝達系には操舵トルクセンサ33のトーションバー34のばね定数ktbおよびタイヤのばね定数ktyが存在するが、ステアリングギヤボックス17がストロークエンドに達すると、タイヤのばね定数ktyが実質的に関与しなくなるため、ステアリングアクチュエータ18のモータ29に供給するアシスト電流を増加させてもモータ29の出力軸30が回転し難くなることで、ストロークエンドを検出することができる。
具体的には、モータ29の回転角θをレゾルバで検出し、(操舵トルクT)/(回転角θ)の値が閾値以上であればステアリングギヤボックス17の剛性大、つまりステアリングギヤボックス17がストロークエンドに達したと判断することができる。モータ29がブラシレスモータであれば、そのモータ29に設けられた回転制御用のレゾルバを利用することができる。この第3の実施の形態によれば、第2の実施の形態の変位センサ53が不要になり、コストの削減に寄与することができる。
次に、図12に基づいて本発明の第4の実施の形態を説明する。
既に説明した操舵トルクセンサ33はトーションバー34を用いたものであるが、第4の実施の形態では操舵トルクセンサ33として磁歪式のものを使用している。
磁歪式の操舵トルクトセンサ33は、ピニオンシャフト22の表面を所定幅で覆うように形成された、例えばNi−Feメッキよりなる第1、第2磁歪膜61A,61Bと、第1磁歪膜61Aを囲む第1コイル38Aと、第2磁歪膜61Bを囲む第2コイル38Bとを備えており、第1コイル38Aおよび第2コイル38Bには差動増幅回路39が接続される。
ピニオンシャフト22に操舵トルクが入力されると第1磁歪膜61AのインダクタンスがLからL+ΔLに変化し、第2磁歪膜61BのインダクタンスがLからL−ΔLに変化し、しかも前記変化量ΔLが加えられた操舵トルクに比例するので、この変化量ΔLを第1、第2コイル38A,38Bで検出する。
図6に示すように、差動増幅回路39は第1、第2出力電圧VT1,VT2の差にゲインkを乗算して第3出力電圧VT3(トルク検出信号)を算出する。第1出力電圧VT1は操舵トルクの増加に応じて増加し、第2出力電圧VT2は操舵トルクの増加に応じて減少するため、第3出力電圧VT3は操舵トルクの増加に応じて増加する。操舵トルクが0のとき、第3出力電圧VT3が所定のバイアス電圧Vb(例えば、2.5V)となるようにバイアスされる。
VT3=k×(VT1−VT2)+Vb
このようにして第3出力電圧VT3が算出されると、この第3出力電圧VT3および車速に基づいて操舵トルクTがマップ検索される。
図2〜図4に示すトーションバー34を用いた操舵トルクセンサ33では、トーションバー34の捩じれによって操舵トルクの伝達系の剛性が低下するだけでなく、下部ステアリングシャフト16の第1ガイド部16a,16aとピニオンシャフト22の第2ガイド部22b,22bとの間の隙間αの範囲内でしか下部ステアリングシャフト16およびピニオンシャフト22が相対回転できないため、検出可能な操舵トルクの上限値が制限される問題があった。しかしながら、磁歪式の操舵トルクセンサ33はトーションバー34を用いていないため、操舵トルクの伝達系の剛性が向上し、かつ検出可能な操舵トルクの上限値を拡大することができる。特に、第3の実施の形態のストロークエンドセンサ51を用いた場合には、上記操舵トルクの伝達系の剛性の向上によりストロークエンドの検出精度を高めることができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、実施の形態ではステアリングアクチュエータ18をピニオンシャフト22に設けているが、それをラックバー20に設けることができる。
第1の実施の形態に係る電動パワーステアリング装置の全体構造を示す図 図1の要部拡大図 図2の3−3線拡大断図 操舵トルクセンサの要部分解斜視図 操舵トルクセンサの作用説明図 操舵トルクに対するトルク検出信号の変化特性を示す図 ステアリングアクチュエータの制御系のブロック図 ステアリングアクチュエータの制御を説明するフローチャート 第2の実施の形態に係るストロークエンドセンサの説明図 ステアリングアクチュエータの制御を説明するフローチャート 第3の実施の形態に係るストロークエンドセンサの説明図 第4の実施の形態に係る磁歪式の操舵トルクセンサの説明図
11 ステアリングホイール
17 ステアリングギヤボックス
18 ステアリングアクチュエータ
29 モータ
33 操舵トルクセンサ
51 ストロークエンドセンサ
A アシスト電流
A1 第2閾値
A2 第2閾値
A* アシスト電流のトルク換算値
T 操舵トルク
T1 第1閾値
T2 第1閾値
T* 操舵トルクの電流換算値
θ モータの回転角

Claims (6)

  1. ステアリングホイール(11)とラックアンドピニオン式のステアリングギヤボックス(17)とを接続し、前記ステアリングホイール(11)に入力される操舵トルク(T)を操舵トルクセンサ(33)で検出し、検出した操舵トルク(T)に基づいて算出したアシスト電流(A)でステアリングアクチュエータ(18)を駆動して運転者のステアリング操作をアシストする電動パワーステアリング装置において、
    前記操舵トルクセンサ(33)で検出した操舵トルク(T)の電流換算値(T* )と前記アシスト電流(A)との和が制限値となるように前記ステアリングアクチュエータ(18)の駆動を制限する過負荷防止制御を行うことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. ステアリングホイール(11)とラックアンドピニオン式のステアリングギヤボックス(17)とを接続し、前記ステアリングホイール(11)に入力される操舵トルク(T)を操舵トルクセンサ(33)で検出し、検出した操舵トルク(T)に基づいて算出したアシスト電流(A)でステアリングアクチュエータ(18)を駆動して運転者のステアリング操作をアシストする電動パワーステアリング装置において、
    前記アシスト電流(A)のトルク換算値(A* )と前記操舵トルクセンサ(33)で検出した操舵トルク(T)との和が制限値となるように前記ステアリングアクチュエータ(18)の駆動を制限する過負荷防止制御を行うことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  3. 前記過負荷防止制御は、前記操舵トルクセンサ(33)で検出した操舵トルク(T)が第1閾値(T1,T2)以上であること、あるいは前記アシスト電流(A)が第2閾値(A1,A2)以上であることを条件として行われることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の電動パワーステアリング装置。
  4. 前記ステアリングギヤボックス(17)のストロークエンドを検出するストロークエンドセンサ(51)を備え、前記アシスト電流(A)が閾値(A1)未満で前記ストロークエンドが検出された場合に、前記制限値を小さくして前記過負荷防止制御を行うことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の電動パワーステアリング装置。
  5. 前記ストロークエンドセンサ(51)は、前記操舵トルクセンサ(33)で検出した操舵トルク(T)を前記ステアリングアクチュエータ(18)のモータ(29)の回転角(θ)で除算した値が閾値以上の場合に前記ストロークエンドを検出することを特徴とする、請求項に記載の電動パワーステアリング装置。
  6. 前記操舵トルクセンサ(33)は磁歪式操舵トルクセンサであることを特徴とする、請求項1〜請求項の何れか1項に記載の電動パワーステアリング装置。
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