JP4413749B2 - 管類又はケーブル類の保持具及び該保持具を構成する取着体 - Google Patents
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以下、管類又はケーブル類の保持具及び該保持具を構成する取着体を具体化した第1の実施形態について説明する。
(1)帯状体11には互いに係止可能とする幅広部14が帯状体11の長さ方向に沿って連続して形成されている。また、取着体21には弾性片24が形成され、この弾性片24を弾性変形させることによって係止用幅広部14Aの係止位置を第1係止位置から第2係止位置へ変更することができる。したがって、空調ダクトD1,D2の外径が変更されても、幅広部14同士の係止位置を変更し、弾性片24を弾性変形させて環状部Hを縮径させることによって空調ダクトD1,D2を環状部H2,H4に強固に保持することができる。その結果、環状部H2,H4内で空調ダクトD1,D2が揺動したりする不具合を抑制できる。
(4)一対の弾性片24は、板状体22の長さ方向の両側部に形成されている。このため、例えば、弾性片24が板状体22の一側部のみに形成されている場合よりも空調ダクトD1,D2を弾性片24により強固に保持することができる。
図7〜図9には上記第1の実施形態の変更例たる第2の実施形態に係る保持具及び取着体を示す。なお、以下においては第1の実施形態に係る保持具との相違点についてのみ説明し、第1の実施形態に係る保持具の部材と同一、同等又は類似の部材には同じ番号を付し、説明を省略する。第2の実施形態に係る保持具は、第1の実施形態に係る保持具の取着体及び帯状体と異なるものが使用されている。
・ 図10に示すように、取着体21に建物内の鉄筋(構造体)45に取着体21を支持させるための支持部材40を取着してもよい。
・ 第1の実施形態において、取着体21から固定突起26を削除し、帯状体11に取着体21を接着剤、粘着剤等により固着して一体化し保持具10を構成してもよい。
・ 第1の実施形態において、帯状体11を、係止用幅広部14Aと、係止用幅広部14Aが第1係止位置で係止する第1幅広部14Bと、第2係止位置で係止する第2幅広部14Cとのみが形成されたものとしてもよい。また、第2の実施形態において、帯状体31を、第1係止位置で係止する第1幅広部32Bと第2係止位置で係止する第2幅広部32Cのみが形成されたものとしてもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(2)少なくとも2箇所に係止部が形成された帯状体と、前記帯状体に取着されて該帯状体とともに管類又はケーブル類を包囲する環状部を形成する取着体とより構成され、前記取着体は帯状体の一端側が固定されるとともに、帯状体の他端側の前記係止部が係止可能な被係止部を備え、さらに、弾性変形可能な弾性部を備え、該弾性部は、弾性変形することなく前記環状部の周方向への長さが第1の周長となる第1係止位置で一方の係止部と被係止部とを係止させる第1位置と、弾性変形し環状部の周方向への長さが前記第1の周長よりも短い第2の周長となる第2係止位置で他方の係止部と被係止部とを係止させる第2位置との二位置に変位可能であることを特徴とする管類又はケーブル類の保持具。
Claims (13)
- 互いに係止可能な係止部及び被係止部が複数箇所に形成され、前記係止部と被係止部との係止によって管類又はケーブル類を包囲する環状部を形成する帯状体と、前記環状部の一部をなすように前記帯状体に取着される取着体とより構成され、
前記取着体は弾性変形可能な弾性部を備え、該弾性部は、弾性変形することなく管類又はケーブル類に当接し、かつ前記環状部の周方向への長さが第1の周長となる第1係止位置で第1の係止部と第1の被係止部とを係止させる第1位置と、管類又はケーブル類により押圧されて弾性変形し、かつ環状部の周方向への長さが前記第1の周長よりも短い第2の周長となる第2係止位置で第2の係止部と第2の被係止部とを係止させる第2位置との二位置に変位可能であることを特徴とする管類又はケーブル類の保持具。 - 前記取着体は、前記弾性部が管類又はケーブル類の長さ方向に沿って配設されるように帯状体に取着される請求項1に記載の管類又はケーブル類の保持具。
- 前記取着体は、前記弾性部が管類又はケーブル類の周方向に沿って配設されるように帯状体に取着される請求項1に記載の管類又はケーブル類の保持具。
- 複数箇所に係止部が形成された帯状体と、前記帯状体に取着されて該帯状体とともに管類又はケーブル類を包囲する環状部を形成する取着体とより構成され、
前記取着体は帯状体の一端側が固定されるとともに、帯状体の他端側の前記係止部が係止可能な被係止部を備え、さらに、弾性変形可能な弾性部を備え、該弾性部は、弾性変形することなく前記環状部の周方向への長さが第1の周長となる第1係止位置で第1の係止部と被係止部とを係止させる第1位置と、弾性変形し環状部の周方向への長さが前記第1の周長よりも短い第2の周長となる第2係止位置で第2の係止部と被係止部とを係止させる第2位置との二位置に変位可能であることを特徴とする管類又はケーブル類の保持具。 - 前記弾性部は、前記第1位置にて管類又はケーブル類に当接し、第2位置にて管類又はケーブル類に押圧されて弾性変形する請求項4に記載の管類又はケーブル類の保持具。
- 前記弾性部は、前記第1位置にて管類又はケーブル類に当接せず、第2位置にて帯状体により管類又はケーブル類に近づく方向へ引寄せられて弾性変形する請求項4に記載の管類又はケーブル類の保持具。
- 前記取着体は板状体よりなり、該板状体を折り曲げて前記弾性部が形成されている請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の管類又はケーブル類の保持具。
- 前記板状体は長方形状をなし、前記弾性部は板状体の長さ方向の両側部に形成されている請求項7に記載の管類又はケーブル類の保持具。
- 前記取着体は、帯状体を取着可能とする第1の取着部を備える請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載の管類又はケーブル類の保持具。
- 前記取着体は支持部材によって建物内の構造体に支持され、該取着体は、前記支持部材を取着可能とする第2の取着部を備える請求項1〜請求項9のいずれか一項に記載の管類又はケーブル類の保持具。
- 前記弾性部が管類又はケーブル類の長さ方向又は周方向に沿って配設されるように、帯状体に対する取着体の取着位置を変更可能に形成されている請求項1に記載の管類又はケーブル類の保持具。
- 互いに係止可能な係止部及び被係止部が複数箇所に形成され、前記係止部と被係止部との係止によって管類又はケーブル類を包囲する環状部を形成する帯状体に、前記環状部の一部をなすように取着され、該帯状体とともに管類又はケーブル類の保持具を構成する取着体であって、
弾性変形可能な弾性部を備え、該弾性部は、弾性変形することなく管類又はケーブル類に当接し、かつ前記環状部の周方向への長さが第1の周長となる第1係止位置で第1の係止部と第1の被係止部とを係止させる第1位置と、管類又はケーブル類により押圧されて弾性変形し、かつ環状部の周方向への長さが前記第1の周長よりも短い第2の周長となる第2係止位置で第2の係止部と第2の被係止部とを係止させる第2位置との二位置に変位可能である管類又はケーブル類の保持具を構成する取着体。 - 複数箇所に係止部が形成された帯状体に取着され、該帯状体とともに管類又はケーブル類を包囲する環状部を形成して管類又はケーブル類の保持具を構成する取着体であって、
帯状体の一端側が固定されるとともに帯状体の他端側の前記係止部が係止可能な被係止部を備え、さらに、弾性変形可能な弾性部を備え、該弾性部は、弾性変形することなく環状部の周方向への長さが第1の周長となる第1係止位置で第1の係止部と被係止部とを係止可能とする第1位置と、弾性変形し環状部の周方向への長さが前記第1の周長よりも短い第2の周長となる第2係止位置で第2の係止部と被係止部とを係止させる第2位置との二位置に変位可能である管類又はケーブル類の保持具を構成する取着体。
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