JP4413548B2 - カップ部を有する衣類 - Google Patents

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Description

本発明はブラジャー等のカップ部を有する衣類に関し、特に、就寝姿勢において締付感や窮屈感を与えることなくバストを安定保持するものである。
通常、ブラジャーは就寝時には外し、日中の起きている間は着用している場合が多い。本発明者が多数人から聞き取り調査した結果、就寝時にブラジャーを着けている人は30%前後、ブラジャーを着けていない人は70%前後であった。
上記聞き取り調査によると、就寝時にブラジャーを着けていない理由は、「締め付け感や窮屈感から開放されたい。胸も就寝時には休ませたい」等で有るが、ブラジャーを外していることにより、「バストの形が崩れる。バストトップ(乳頭)がパジャマより透ける心配がある。寝返りを打った時にバストが揺れ、また、横向き姿勢で寝ると左右のバストが接触して煩わしい。」等の心配、不満もあった。
一方、就寝時にブラジャーを着けている理由は、「垂れて型崩れをさせないため。着けないとバストが移動して安定せず、落ち着かない。」等であるが、ブラジャーを着けていることにより、「アンダーの締め付け感がある。ワイヤーが肌に当たって不快感がある。」等の心配、不満があった。
このように、「バストをフリーとして型崩れさせたくない」と「ゆっくりと楽に寝たい」の相反することが就寝時に要望されている。
上記要望を満たすには、締付感や窮屈感がなく、楽にゆったりとバストを保持できるブラジャーがあれば、このブラジャーを就寝時に着用することで、就寝中に生じるバストの垂れや型崩れを心配することなく、ぐっすると就寝することができることとなる。
また、就寝時に限らず、ジョギング、テニス等のスポーツ時にも締付感、窮屈感なく、運動時に生じるバストの上下及び左右の揺れを抑制できるようにバストを支持できるブラジャーが要望されている。
さらに、バストが未発達でブラジャーを着用するには躊躇するジュニア世代においても、スポーツ時にはバストが上下左右に揺れることを目立せない肌着感覚のブラジャーが要望されている。
これに対して、市販されている大半のブラジャーは、立ち姿勢を基準として設計され、立ち姿勢時にバストを引き上げると共に前方に寄せて、美しく外観を保持する構成とされている。即ち、立ち姿勢でのバスト膨出部の外輪線の下縁から左右両側縁に沿ってワイヤーを取り付け、該ワイヤーでバストを垂れ下がらずに上向きとなるように支持すると共に脇側に流れないように前向きに寄せる構成とされ、かつ、背面の留め具で土台部を背面側に引っ張ってカップ部を位置決め保持している。
上記した一般的なブラジャーは、就寝時に着用することを意図していないため、就寝時に着用すると締付感や窮屈感が生じることとなる。
一方、スポーツ用ブラジャーやジュニア用ブラジャーは提供されているが、いずれも、運動時に生じるバストの上下左右に揺れを抑制しながら締付感や窮屈感を生じさせないブラジャーは提供されていない。
なお、従来、バスト全体を圧迫せずに着用感を良くするブラジャーとして、実公平6−13202号公報(特許文献1)で図10に示すブラジャーが提案されている。このブラジャーは、左右一対の略U字形とした伸縮帯1、2を設け、底辺1a、2aを左右の乳房の下部を支える円弧状と形成すると共に、底辺から立ち上がる内側立上片1b、2bを左右の乳房間交差するように他側の伸縮帯方向へ斜め上方に延ばして、外側立上片1c、2cの上端に縫着することにより乳房が納まる略円形の窓孔を形成し、この窓孔を覆い片3で覆うようにした構成とされている。
また、特開昭60−81304号(特許文献2)に、身体の動きに対して肩紐が追従させるようにしたブラジャーとして、図11に示すような、カップ布の上側に内縁片5を縫着し、脇側に外縁片6を縫着し、該外縁片6をそのまま脇身片として背部に達し、弾性ネット生地を介してフックと連結しているブラジャーが提案されている。このブラジャーでは肩紐と直結する外縁片6を背部へと延在させていることにより、身体の動きで肩紐が引っ張られても、その伸び分を背部の弾性ネット生地でカバーし、カップのずり上がりや、肩崩れが発生するのを防止している。
実公平6−13202号公報 特開昭60−81304号公報
上記特許文献1のブラジャーは、左右バスト間の前部中央で、左右の伸縮帯1、2の内側立上片1b、2bを交差させて他方の外側立上片1c、2cと縫着した構成とし、バストを中央へ引き寄せて前方へ隆起させ、ボリューム感を出すようにされている。
就寝時の仰臥姿勢でのバストは立ち姿勢でのバストと比較して隆起部分が相違する。即ち、図1(A)は上方から見た状態を示し、(B)は横方向から見た状態を示し、点線は仰臥時のバスト隆起部の外輪線L1を示し、実線は立ち姿勢での外輪線L2を示す。図示のように、仰臥姿勢では立ち姿勢より、胸骨上部は頭部に向かってなだらかに下がり、そのため、バスト隆起部が上方に移り、バスト基底部分も上方へ移動し、外輪線L1は外輪線L2より上側位置で、胸骨中点以上の高さ位置となる。かつ、バスト隆起部も脇側へなだらかに移動する状態となる。
このように、立ち姿勢と仰臥姿勢とではバストの隆起位置が移動し、仰臥姿勢では隆起部分は脇側および上側へと移り、仰臥姿勢の外輪線L1は立ち姿勢の外輪線L2より脇側広がりで、且つ上側広がりとなる。
前記図10および図11に示すブラジャーも従来のブラジャーと同様に立ち姿勢のバストを基準として、バストを中央に引き寄せるようにしているため、バストが横広がりとなる就寝時にはバストの左右脇側にかなり強い圧迫感、締付感を発生させることとなる。
また、横向き側臥姿勢でも、バストの隆起部が上側に移ると共に、左右のバストは上下重なるように近接する。前記図10に示すブラジャーは左右のバストを近接させる方向に付勢しているため、横向き就寝姿勢になると左右のバストが接触してしまい、暑苦しさを感じることとなる。
さらに、図10のブラジャーも立ち姿勢でバストを保持するブラジャーであるため、伸縮帯1、2は仰臥姿勢で脇側に流れるバストに対する締め付け力は強いものとなり、就寝時にはバストを圧迫することとなる。
また、図11のブラジャーは、身体の動きに対して肩紐を追従させるものであるため、当然に活動時の立ち姿勢のバストを基準としており、かつ、弾性ネット生地に伝達するためにバストの上側に内縁片および脇側に外縁片を設けているだけで、就寝姿勢時のおけるバストのサポート力を強める作用はない。
このように、従来は、就寝時に着用するに適したブラジャー等のカップ部を有する衣類は従来提供されていないことより、本発明は、窮屈感、締付感がないと共にバストが移動しないように安定支持できるブラジャー等のカップ部を有する衣類を提供することを課題としている。
上記課題を解決するため、本発明は、左右バストの隆起部の外輪郭線を仰臥姿勢時の脇側広がりで且つ上広がりの外輪郭線で規定し、該外輪郭線に囲まれた左右の上記隆起部を左カップ部と右カップ部とし、該左カップ部の中央部および右カップ部の中央部をそれぞれ囲む前側サポート部、上側サポート部、脇側サポート部を設け、これらサポート部のうち前側サポート部のバストを支持するサポート力を最も大としていることを特徴とするカップ部を有する衣類を提供している。
本発明では、上記したように、バスト隆起部の外輪線を仰臥姿勢での外輪線を基準として設定している。この仰臥姿勢時の外輪線は前記図1に点線で示すように、左右のバストBの隆起部は脇側へ流れて広がる一方、前側ではそげた状態となる共に、立ち姿勢ではバストは自重で下向きとなるが、仰臥姿勢であるためバストの隆起部は立ち姿勢時よりも上側へと移る。即ち、仰臥姿勢でのバストの隆起部の外輪線は、図1中に実線で立ち姿勢での外輪線と比較して、脇側および上側へと広がることとなる。
上記仰臥姿勢での隆起部の外輪線で囲まれた部分を左右のカップ部としており、よって、カップ部の形状自体が立ち姿勢のカップ部の形状とは相違させている。 本発明では、仰臥姿勢において、カップ部の内部でバストの隆起部の基部が移動しないように、上記外輪線に沿ったカップ部内部の外周の脇側、上側、中央前側を保持力を高めたサポート部としている。また、サポート部に囲まれたカップ部の中央部分では緊締力を低くし、ある程度、自由に移動可能とし圧迫力を弱めている。
就寝時に仰臥姿勢から横向きの側臥姿勢に寝返ると、バストは左右方向に移動しやすいため上記中央前側および脇側のサポート部として保持力を高めてバスト隆起部の基部を移動しないようにしている。また、横向き側臥姿勢では左右のバストが重なると暑苦しさ及び重たさを感じるため、左右カップ部の前側サポート部のサポート力を最も大きくして、左右のバストを重なりあわないように、しっかりと保持している。
さらに、寝返る際には、バスト隆起部は上側に移るため、上側サポート部で保持して隆起部の上側基部を移動しないようにしている。
このように、バストの隆起部の基部を移動しないようにサポート部でしっかりと保持しているため、就寝時にバストの形態変化を抑制でき、バストが型崩れする心配を無くすことができる。
上記左右カップ部に挟まれる前中央部にバスト離間支持部を設け、上記バスト離間支持部の幅は1〜3cmとすると共に、上下長さは10〜15cmとし、該バスト離間支持部と上記前側サポート部とで上記左右カップ部内の左右のバストを離間保持する構成としている。
上記バスト離間支持部の高さは、略カップ基底部最下端点の延長線上を下端とし、人体の胸骨中点を上端としている。
このように、左右カップ部の間の前中心部に1〜3cmの広幅で、かつ、上下長さを10〜15cmの長さのバスト離間支持部を設け、かつ、上記のように左右カップ部の前側サポート部のサポート力を最も大としているため、左右カップ部が近接しないように離間保持でき、就寝時で寝返りをうち時や横向きの側臥姿勢になった時に左右のバストが接触しないように安定保持することができる。
上記前側サポート部のサポート力をF1、上側サポート部のサポート力をF2、脇側サポート部のサポート力をF3、カップ部の他の部分のサポート力をF4とすると、F1F2≧F3>F4に設定することが好ましい。
上記F1:F2:F3:F4は、8:2:2:1が最も好ましい。
横向き就寝姿勢時(側臥姿勢時)に、上側に位置するバストが左右のバストの中心を越えて下側に位置するバストと重ならないようにしっかりとサポートする必要があるため、中央前側サポート部を他の脇側サポート部および上側サポート部の伸縮力よりも強くして、サポート力を最も大きくしている。
脇側サポート部と上側サポート部の伸縮力は同等で良いが、脇側は就寝時にはバストの隆起部が流れるため、脇側サポート部による圧迫感を与えやすくなる点より、脇側サポート部を上側サポート部よりも伸び易くすることが好ましい。
上記前側サポート部の下端と脇側サポート部の下端の間に延在し、下側中央位置に向けて面積を縮小した下側サポート部も設けてもよい。
就寝姿勢では、立ち姿勢時に生じる自重によるバストの垂下は生じないが、バストが大きな場合や横向き姿勢では、バストの下部もサポートし、バスト隆起部の基部全周をサポートすることが好ましく、また、着用者にバストの型崩れがしない安心感を与えることができる。よって、上記のように、脇側サポート部および前側サポート部を下部まで延在させてサポートしている。
また、サポート部でカップ部内の全外周を囲んでも、バストトップ(乳頭)を囲む中央部分は伸びを良くしているため、バスト中央部分はある程度自由に移動でき、圧迫感を与えない。
このように、サポート部により、ほどよいサポート感をえることが出来ると当時にブラジャーを着用していないヌード感、開放感も与えて、リラックスさせることが出来る。
本発明のブラジャー等のカップ部を有する衣類は織地からなる伸縮性が良い布より形成しても良いし、後述するように編地から形成してもよい。
布から形成する場合、上記左右カップ部はカップ本体布とサポート布とから形成し、上記カップ本体布は緊締力の弱い伸縮性布から形成すると共にカップ部の全体を覆う形状とする一方、上記前側サポート部、上側サポート部、脇側サポート部は上記カップ本体布の裏面にサポート布を取り付けて形成している。
バストを圧迫せずにゆったりとした状態でフィットさせるために、カップ部は伸びの良い伸縮性を有する一枚布で形成し、縫着部を無くしている。このカップ布に取り付ける上記サポート布は、仰臥姿勢、側臥姿勢でバストの形態変化が生じても、バストをサポートできるように、サポート布は上側、脇側および中央前側で分割してカップ部の布に取り付けている。
上記カップ本体布は伸びの良いベア天竺等を用い、上側サポート布、脇側サポート布もカップ本体布と同様な緊締力の弱い布を用いている。
一方、前側サポート布はカップ本体布より緊締力の強い伸縮性布、例えば、ヘムパワーネットを用いている。
上記上側サポート布、脇側サポート布は上記カップ本体布と重ねて全周を縫着して取り付けている。また、上記前側サポート布は前側周縁を上記カップ本体布と縫着している一方、内周縁はカップ本体布と遊離させている。
このように、伸びの低い前側サポート布は内周縁のみ縫着してカップ本体布とは遊離させているため、仰臥姿勢から側臥姿勢へと寝返りした場合に、バストの隆起部の移動にカップ本体布を追従させること出来ると同時に、前側サポート布で近接するバストの基部をしっかりと押さえ、かつ、左右カップ布の間に支持布を一定幅で介在させているため、側臥姿勢になっても左右のバストが重なることなく離間保持することができる。
上記左右カップ本体布の一枚布からなり、前側外縁にギャザーを付けていることが好ましい。
特に、仰臥姿勢ではバストは脇側に流れて中央前側は離れる方向となる一方、横向き姿勢ではバストの中央前側は近接して重なる方向となり、バストの形態変化が大きく生じるため、カップ部の本体布ではギャザーを設けると共に、前側サポート布はカップ部の布と遊離させ、バストを圧迫することなくバストが形態変化してもバストをサポートできるようにしている。
上記した左右バストの隆起部の外輪郭線を仰臥姿勢時の脇側広がりで且つ上広がりの外輪郭線で規定し、該外輪郭線に囲まれた内部を左右カップ部としたカップ部を有する衣類において、左右カップ部内に設けるサポート部として前側サポート部のみを設けてもよい。この場合も、これら左右の前側サポート部の間に位置する上記左右カップ部に挟まれる前中央部に所要幅のバスト離間支持部を設け、該バスト離間支持部および上記左右の前側サポート部で上記左右カップ部内の左右のバストを離間保持する構成としている。
上記カップ部を有する衣類とすると、特に、就寝時に横向き側臥姿勢となる人や寝返りの多い人に好適なものとなる。即ち、左右カップ部を所要幅で離間し、かつ、前部中央に近接しようとする左右のバストを強固に保持できるため、左右のバストが接触するのを確実に防止できる。
カップ部を有する衣類がブラジャーの場合、カップ部を囲む土台部、脇部、前部中央部からなる上記支持部も、左右カップ部の布と同様な緊締力の弱い伸縮性布から形成し、さらに、背面部および肩紐部も緊締力の弱い伸縮性布から形成している。かつ、カップ部と支持部との間にはワイヤーを取り付けていない。
このように、ブラジャー全体を緊締力の弱い伸びの良い伸縮性布から形成し、しかも、ワイヤーも取り付けいないため、バストおよび脇部、肩部を含め、ブラジャーが当たる部分の全てを締め付けない。よって、ブラジャーを着用して就寝しても、生理的に悪い影響を与えないと共に、窮屈感や締付感を発生させず、ゆったりとした開放感を与えることができ、ぐっすりと睡眠できるようになる。
前記したように、本発明のブラジャー等のカップ部を有する衣類は編地より形成してもよい。また、衣類全体ではなく、上記左右カップ部および支持部を編地より形成してもよい。
上記編地は、その編組織を密にする、編糸を変える等の方法で、部分的に変えて緊締力に強弱を設け、上記サポート部の緊締力をカップ部の中央部分よりも強めている。
前記織地から形成する場合にはサポート力を変えるためにカップ本体布にサポート布を取り付けているが、編地から形成すると編み上げていくだけで良いため、簡単に設けることができると共に、サポート力の強弱も微妙に相違させることも可能となる。
本発明のカップ部を有する衣類としては、就寝用、スポーツ用、ジュニア用のブラジャーとして好適に用いることができる。
このブラジャーの場合には、背面部は連続させてかぶりタイプとし、留め具からなる別体金具を取り付けていないことが好ましい。
違和感を与えないためには、留め具等の金属部品は使用しない方が良く、よって、上記のように背面部は連続させてかぶりタイプのブラジャーとしている。
特に、就寝用ブラジャーとして最適なものであるが、バストが移動しないようにサポートし且つ締付感や窮屈感がないため、スポーツ用ブラジャーとしても好適なものとなる。通常のブラジャーではバストの上部を支持して移動を押さえているものは少ないため、ジョギング等の運動時に生じるバストの上下の揺れを効果的に押さえることができないが、本発明のブラジャーではバストの上部を締付感なく押さえて、上下の揺れを防止することができる。
また、ジュニア用とした場合にも、発達途上のバストを圧迫せず、生理的にも優れたものとなり、かつ、運動時にバストの揺れを防止してバストを目立たなくでき、ジュニアにとっで好ましいものとなる。このジュニア用とする場合、アンダーを延長すると、ブラジャーではなくシャツ等の肌着感覚となるため、ジュニアも躊躇せずに着用することが出来る。
さらに、本発明のカップ部を有する衣類は、ブラジャー付きのスリップ、シャツ、パジャマ、水着、レオタード、さらに、アウター用のTシャツ等にも好適に適用できる。
特に、パジャマに設けると、パジャマの下にブラジャーを着用する必要がなくなり、バストを圧迫することなくバストの移動を抑制でき、安心感のあるパジャマとすることができる。
さらに、Tシャツとした場合には、高温となる夏季にブラジャーを着用する必要がなくなり、蒸し暑くるしくならず、爽やかに着用できる。
以上の説明より明らかなように、本発明では、カップ部の構成を「バストを安定支持して型崩れさせたくない」要請と、「締付感や窮屈感なくゆったりと楽に眠りたい」との相反する要求を達成することができる。よって、就寝時に着けるブラジャーとして最適なものとなる。特に、カップ部で囲まれるバストは、仰臥姿勢、横向きの側臥姿勢での就寝時および寝返りをうつ時のいずれの時も、バストトップを囲む隆起部の基部を移動・変形しないように安定支持できる。かつ、左右のバストを離れた状態で保持できるため、就寝時におけるバストの型崩れを発生させいない信頼感を与えることができると共に、左右のバストが接触して重苦しさや暑苦しさが発生するのを防止できる。その上、サポート部に囲まれるバストトップ周辺の中央部は伸びのよいカップ部だけでカバーして、ある程度、自由に移動、変形できるようにしているため、圧迫感なく、開放感を与えてリラックスさせることができ、睡眠の妨げとはならない。
また、上記機能を有することより、スポーツ用およびジュニア用のブラジャーとしても、運動時におけるバストの揺れを窮屈感なく得ることができるため、好適に用いられる。特に、通常のブラジャーでは、左右方向のバストの揺れを抑制することはできるが、上側の押さえがないため上下方向のバストの揺れを防止できないが、本発明のブラジャーでは上下方向のバストの揺れを防止できる特有の作用効果を有するものである。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図2乃至図5は第1実施形態のブラジャーを示し、伸縮性を有する布よりブラジャーを形成している。
ブラジャー10は左カップ部と右カップ部をそれぞれ構成する左右のカップ本体布11(11A、11B)、該左右カップ部を囲む支持布12、背面布13、肩紐布14を備え、
上記左右カップ本体布11の裏面側には、上側サポート布15、脇側サポート布16、前側サポート布17の3つのサポート布を取り付けている。
上記カップ本体布11、支持布12、背面布13、肩紐布14、上側サポート布15、脇側サポート布16は同一の緊締力が弱く、良く伸びる伸縮性を有すると共に通気性も有する布より形成し、本実施形態ではベア天竺を用いている。前側サポート布1のみ布の種類を相違させ、ア天竺よりも伸びが少ないヘムパワーネットを用いている。
カップ本体布11A、11Bはそれぞれ一枚布から形成すると共に、該カップ本体布11Aと11Bとを囲む支持布12も一枚布からなる。この支持布12と左右のカップ本体布11とを縫着する境界は、図1中に点線で示す仰臥時におけるバスト隆起部の外輪線L1を沿わせている。この外輪線L1は立ち姿勢時の外輪線L2より脇側に広がると共に上向きにも広がったラインとなる。なお、横向きの側臥姿勢ときも上側に広がったライントなることは共通している。
なお、通常のブラジャーには立ち姿勢時の外輪線の下縁から左右両側縁にかけてワイヤーを取り付けているが、本実施形態のブラジャー10ではワイヤーを取り付けずに、テープ布19を取り付けている。
カップ本体布11の裏面側には、図2に示すように、上記外輪線L1の上辺近傍の上部位置に上側サポート布15をカップ本体布11とぴったりと重ねた状態で配置している。その上辺15aはカップ本体布11と肩紐布14の端縁と共に縫着ラインに沿わせて、これら共に縫着すると共に、下辺15bはカップ本体布11と縫着している。また、左右両側辺15c、15dを縁取りテープ20およびカップ布11と縫着している。
脇側サポート布16は外輪線L1の脇側から下辺の略中央位置に沿わせると共に、三日月形状として下辺の面積を次第に減少させ、カップ本体布11とぴったりと重ねた状態として配置している。その下辺16aはカップ本体布11、支持布12およびテープ19と共に付着し、上辺16bはカップ本体布11と縫着している。
前側サポート布17は外輪線L1の前縁に沿って配置し、その上辺17aはカップ本体布11および上側サポート布15の下辺と縫着すると共に、前辺17bはカップ本体布11、支持布12、縁取りテープ20と共に縫着している。しかし、カップ本体布11の内部側に位置する後辺17cはカップ本体布11と縫着せずに遊離させている。該前側サポート布17の下端は脇側サポート布16の下端と当接させている。よって、カップ本体布11の下部も前側サポート布17と脇側サポート布16とを左右両側より延在させてサポートしている。
上記前側サポート布17を裏面側に被せているカップ本体布11の前縁には、キャザー21を設けて、カップ本体布11のトップ側をバストに対応させて若干膨らむようにしている。
上記のように、左右のカップ本体布11の裏面側に上側サポート布15、脇側サポート布16、前側サポート布17を取り付けて、外輪線L1に沿って逆U字形状のサポート部を設けている。一方、これらサポート部に囲まれたバストトップを囲むバスト中央部はカップ本体布11だけとし、且つ上記ギャザー21でゆとりを持たせている。よって、サポート布15、16,17を囲まれたバストは隆起部の基底部分をこれらサポート布で移動しにくい状態で支持される一方、バスト中央部はある程度自由に移動、変形できるようにしている。
図4に示すように、サポート布によるサポート力は、前側サポート布17の伸縮力を他より強くしていることより、3つのサポート布15、1617のうち最も強いサポート力F1を発生する。上側サポート布15のサポート力F2と脇側サポート布16のサポート力F3とは同等であるが、カップ本体布11と2枚重ねとなるため、カップ本体布11のみの中央部よりはサポート力は強くなる。
なお、上側サポート布15のサポート力F2は脇側サポート布16のサポート力F3よりも若干サポート力を高めてもよい。即ち、バストに対するサポート力は、F1F2≧F3に設定している。また、サポート布15、16、17を取り付けていない部分のサポート力をF4とすると、F3>F4としている。
カップ本体布11と同一の緊締力の弱い伸縮性布より形成する支持布12は、左右のカップ本体布11に挟まれた前側中央部のバスト離間支持部12aをやや幅広とし、かつ、その左右両側縁をテープ布19、前側サポート布17およびカップ本体布11と共に縫着している。上記バスト離間支持部12aの幅は1〜3cm、上下長さは10〜15cmの範囲としている。
このように、伸びが良く左右バストの谷間に密着しやすい幅広のバスト離間支持部12aを設けると共に、その左右両側縁をテープ19、前側サポート布17およびカップ本体布11と縫着して、カップ本体布11との境界位置を確定していることにより、左右のカップ本体部11にカバーされる左右のバストが横向き側臥姿勢となった時に、左右のバストが上下で重ならないように離間保持できる構成としている。
上記背面布13は背面中央で分離させずに連続させ、その左右両端を支持布12に縫着し、ブラジャー10をかぶりタイプとし、留め具を取り付けていない。
この背面布13と、左右カップ布11の上端との間には肩紐布13を取り付け、この肩紐の部分にも長さ吊設用の金具は取り付けていない。
上記構成としたブラジャー10は、カップ本体布11と支持布12との境界を就寝時の仰臥姿勢での外輪線L1を基準として設定しているため、仰臥姿勢におけるバストは、そのトップ部を囲む隆起部の基部が移動しない状態で安定支持される。特に、脇側サポート布16により脇側に流れるバストを軽くサポートでき、就寝時においてバストの型崩れを発生させない安心感を着用者に与えることができる。一方、バストのトップ部を囲む中央部は、伸びの良いカップ本体布11のみでカバーしているため、バストが押し潰されるような圧迫感を与えないだけでなく、ある程度自由に移動できることより、開放感を与えて、リラックスした状態とでき、ぐっすりと安眠させることができる。
また、寝返りして横向き姿勢となった場合には、図5に示すように、下側のバストB1に上側のバストB2が重なる方向となって、バストが邪魔に感じたり、重たい感じが生じる。これに対して、前側サポート布17を伸びにくくしてバストの移動を抑制していると共に、左右のカップ本体布11の間に支持布12の幅広のバスト離間支持部12aを介在させてバストB1とB2の谷間に密着させているため、左右バストB1、B2が、その谷間の中央線L5を越えて上側バストB2が下側バストB2に重なることが防止できる。このように、常に、左右のバストB1とB2とを離れた位置に保持でき、上記重たい感じを発生させず、かつ、型崩れしない状態に保つことがでる。
さらに、就寝時においてはバストの隆起部が上側に移るため、上側サポート布16で軽くサポートしている。このように、上側も軽く押さえた方が良く眠れることが試験結果より知見している。
さらにまた、脇側サポート布16および中央前側サポート布17の下部でバスト下部を両側よりサポートとしている。カップ部の下部は、立ち姿勢では上方に押し上げる機能が必要とされるが、仰臥姿勢ではバストは垂下しないためバストを持ち上げる必要はないが、仰臥姿勢時にもバスト上部と同様に軽くサポートした方が良く眠れこととなる。かつ、仰臥姿勢から横向き姿勢になる時、バスト下部も移動、形態変形が発生しやすいため、バスト下部も上記サポート布で安定支持している。
また、ブラジャー10では、違和感を与える留具、ワイヤー等は付設していないと共に、伸びの無い素材は用いていないため、バスト以外の部位でも締付感や窮屈感を生じさせず、ゆったりとした開放感を与えることができる。
なお、上記実施形態に限定されず、上側サポート布と脇側サポート布とを連続させてもよい。また、バストの下部を支持するサポート部として、脇側サポート布および中央前側サポート布を延在させずに、別布からなる下側サポート布を設け、カップ部の裏面に取り付けてもよい。
さらに、仰臥姿勢ではバスト隆起部は脇側に流れるため、脇側サポート布を前側サポート布と同様な若干伸縮力が大な布で形成して、脇側へのバストの移動、変形をより強いサポート力で抑制してもよい。
さらにまた、背面布は中央で分割して、肌への当たりが柔らかい留具を取り付け、ブラジャーをかぶりタイプとせず、後ろ止めタイプとしてもよい。
図6は第2実施形態の編地からなるブラジャー10’を示す。
全体形状は第1実施形態と同様であるが、丸編みにより左右カップ部11’、支持部12’、背面部13’、肩紐部14’を連続した編地より形成し、肩紐部14’の上端で前身頃側と後身頃側とを縫着している。
上記ブラジャー10’では、左右カップ部11’の内部には、外輪線L1に沿って、脇側サポート部15’、上側サポート部16’および前側サポート部17’となる部分で編組織を密とし、他の部分よりも緊締力を高めている。
また、上記サポート部15’〜17’に囲まれるカップ部の中央部は若干膨出させた状態で編成していると共に緊締力を弱くしている。
他の構成は第1実施形態と編地に変えている点だけが相違し、作用効果は第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
上記第1実施形態および第2実施形態のブラジャーは就寝用ブラジャーとして好適に用いられるが、締付感、窮屈感がなく、バストの左右方向の移動・変形、上下方向への移動・変形を押さえることができるため、スポーツ用ブラジャーとしても好適に用いることができる。例えば、ジョギング等の運動時にはバストが上下に移動・変形するが、この移動・変形を抑制できるため、バストの揺れを気にすることなく運動を行うことができる。
さらに、ジュニア用ブラジャーとしても好適に用いることができる。
ジュニアの場合は、特に、バストが未発達であるためバストを圧迫しない必要があると共に、バストを上げて前方に寄せる機能はブラジャーに要求されない。しかしながら、運動時に若干でもバストの揺れがあると、この揺れを防止したい要求はある。よって、バストを圧迫せず、窮屈感がないが、バストの移動、変形を抑制できる本発明のブラジャーはジュニア用としても好適なものとなる。
図7は第3実施形態のジュニア用のブラジャー付きランニングシャツ30を示す。
第1実施形態のブラジャーとの相違点は、支持布12’を下方へ延在させ、アンダー部31を大として点だけである。他の構成は同一符号を付して説明を省略する。
上記したランニングシャツ30は、ブラジャーを着用するには未だ躊躇するジュニアとっても着やすいものとなる。他の構成は上記実施形態と同様であるため、同一符号を付して説明を省略する。
図8は第4実施形態のTシャツタイプのパジャマ・トップ40を示す。
該パジャマ・トップは第2実施形態と同様に編地より形成し、半袖部分41を設けると共に、支持部12’をウエスト位置近くまで下方に延在させている。
このパジャマ・トップ40は同様な形状としてアウター用Tシャツとしてもよい。
他の構成および作用は第2実施形態と同様であるため、同一符号を付して説明を省略する。
図9は第5実施形態のブラジャー50を示す。該ブラジャー50は第1実施形態のブラジャーと比較して、上側サポート布と脇側サポート布を取り付けず、前側サポート布17のみを取り付けている点が相違する。他の構成は第1実施形態と同一であるため、同一符号を付して説明を省略する。
この第5実施形態のブラジャー50では、支持布12の広幅とした前側中央のバスト離間支持部12aを挟む左右カップ部の前側にのみ前側サポート布17を取り付け、左右バストを常に離間保持できる構成としている。このブラジャー50では寝返りをうつ時に左右のバストが近接接触するのを防止でき、また、横向き側臥姿勢となった時に上下に重なるバストが接触し、重苦しさや暑苦しさを軽減することができる。
仰臥姿勢と立ち姿勢でのバージスラインを示す図面である。 第1実施形態のブラジャーの前面側の裏面図である。 (A)は上記ブラジャーの前面側から見た斜視図、(B)は後面側から見た斜視図である。 上記ブラジャーのサポート力を示す概略図である。 (A)は横向きの側臥時を示す概略図、(B)は側臥姿勢時の上記ブラジャーの作用を示す概略図である。 第2実施形態のブラジャーを示す概略図である。 第3実施形態のアンダーシャツを示す概略図である。 第4実施形態のTシャツ仕様のパジャマトップを示す概略図である。 第5実施形態のブラジャーの前面側の裏面図である。 (A)(B)は従来例のブラジャーを示す図面である。 他の従来例のブラジャーを示す図面である。
符号の説明
10 ブラジャー
11 カップ本体布
12 支持布
12a バスト離間支持部
13 背面布
14 肩紐布
15 上側サポート布
16 脇側サポート布
17 中央前側サポート布
L1 仰臥姿勢のバスト隆起部の外輪線
L2 立ち姿勢のバスト隆起部の外輪線

Claims (10)

  1. 左右バストの隆起部の外輪郭線を仰臥姿勢時の脇側広がりで且つ上広がりの外輪郭線で規定し、該外輪郭線に囲まれた左右の上記隆起部を左カップ部と右カップ部とし、該左カップ部の中央部および右カップ部の中央部をそれぞれ囲む前側サポート部、上側サポート部、脇側サポート部を設け、これらサポート部のうち前側サポート部のバストを支持するサポート力を最も大としていることを特徴とするカップ部を有する衣類。
  2. 上記左カップ部と右カップ部の前側サポート部に挟まれる前中央部にバスト離間支持部を設け、上記バスト離間支持部の幅は1〜3cmとすると共に、上下長さは10〜15cmとし、該バスト離間支持部と上記前側サポート部とで上記左右カップ部内の左右のバストを離間保持する構成としている請求項1に記載のカップ部を有する衣類。
  3. 上記前側サポート部の上記サポート力をF1、上側サポート部の上記サポート力をF2、脇側サポート部の上記サポート力をF3、カップ部の他の部分のサポート力をF4とすると、F1F2≧F3>F4に設定している請求項1または請求項2に記載のカップ部を有する衣類。
  4. 上記前側サポート部の下端と脇側サポート部の下端の間に延在し、下側中央位置に向けて面積を縮小した下側サポート部を設けている請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のカップ部を有する衣類。
  5. 上記左カップ部および右カップ部はカップ本体布とサポート布とから形成し、上記カップ本体布は緊締力の弱い伸縮性布から形成すると共にカップ部の全体を覆う形状とする一方、上記前側サポート部、上側サポート部、脇側サポート部は上記カップ本体布の裏面にサポート布を取り付けて形成している請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のカップ部を有する衣類。
  6. 上記上側サポート布、脇側サポート布は上記カップ本体布と重ねて全周を縫着して取り付け、
    上記前側サポート布は前側周縁を上記カップ本体布と縫着する一方、内周縁はカップ本体布と遊離させている請求項5に記載のカップ部を有する衣類。
  7. 上記左カップ本体布および右カップ本体布の前側外縁にギャザーを付けている請求項5乃至請求項6のいずれか1項に記載のカップ部を有する衣類。
  8. 上記左カップ部、右カップ部、該左カップ部と右カップ部を囲む土台部、脇部、前中央部のバスト離間支持部は編地より形成し、該編地の編組織あるいは編糸を部分的に変えて、上記サポート力を設定している請求項乃至請求項のいずれか1項に記載の衣類。
  9. 左右バストの隆起部の外輪郭線を仰臥姿勢時の脇側広がりで且つ上広がりの外輪郭線で規定し、該外輪郭線に囲まれた上記隆起部を左カップ部と右カップ部とし、該左カップ部と右カップ部にはそれぞれ前側サポート部を設け、かつ、これら左右の前側サポート部の間に位置する上記左右カップ部に挟まれる前中央部に所要幅のバスト離間支持部を設け、該バスト離間支持部および上記左右の前側サポート部で上記左右カップ部内の左右のバストを離間保持する構成としていることを特徴とするカップ部を有する衣類。
  10. 就寝用、スポーツ用、ジュニア用のブラジャー、ブラジャー付きのスリップ、シャツ、パジャマ、水着、レオタード、アウター用のTシャツからなる請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載のカップ部を有する衣類。
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