JP6979560B2 - ブラジャー用チューブトップ - Google Patents

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本発明は着用動作時の胸の揺れを抑えるブラジャー用チューブトップに関する。より詳細には、本発明は、ブラジャーと併用し、ブラジャーの内側に着用することで、着圧を上げることなく、動作時の胸の揺れを低減し、快適性の高い、着用動作時の胸の揺れ抑制効果を備えたブラジャー用チューブトップに関する。
ブラジャーは胸の形をきれいに整えることを主な目的の一つとするが、運動時の胸の揺れを抑えることも大きな役割の一つである。しかし、ブラジャーを着用していても、歩いたり、走ったりすると、胸が大きく揺れる場合が多い。特に胸のサイズが大きい場合にはその揺れは非常に大きくなり、不快感及び着用者への負担になるばかりか胸の下垂の原因にもなる。この揺れを軽減する方法としては強い着圧のブラジャーをつける方法が効果を奏するが、この方法では着用快適性は著しく悪化する。また、運動時においては、特に胸の揺れはさらに大きくなるため、着用者の動作の妨げになったり、負担になったりと問題がより顕在化する。このため、運動時の胸の揺れを軽減するブラジャーとしてスポーツ用ブラジャーが多数開発されている(特許文献1及び2)。
しかし、近年、ブラジャーのデザイン及び消費者ニーズも多岐にわたっており、ブラジャーの外観が商品購入の決め手となっているケースも多くあり、必ずしも、揺れを低減することに着目した商品を消費者が購入するとは限らないことが現状である。
しかし、運動時の胸の揺れを低減したいという消費者ニーズもあり、消費者が好むブラジャーにおいて動作時の揺れを低減し、快適なブラジャーが望まれている。
特許第4413548号公報 特許第5557556号公報
従って、本発明が解決しようとする課題は、ブラジャーの種類によらず、併用し着用することで、運動時の胸の揺れ軽減効果、すなわち高い防振性を実現することであり、かつ、防振性に加え、快適性にも優れるブラジャー用チューブトップを提供することである。
本発明者らは、上述の課題を解決すべく鋭意研究した結果、ブラジャーの内側に所定の構造を有したチューブトップを着用することで、着用圧を上げることなく、胸の揺れを低減することが可能であることを見出し、本発明に至った。すなわち、本発明は以下のとおりである。
[1]
着用者の胸に対応するバスト部と、
前記バスト部から左右の脇に向かって、それぞれ順に配された、バスト脇低伸張部、バスト脇高伸張部および低伸張部と、
前記バスト部、前記バスト脇低伸張部、前記バスト脇高伸張部および前記低伸張部の上部及び下部に2〜6cmの範囲で配された帯部と、を有し、成型丸編地からなるブラジャー用チューブトップであり、
50%繰り返し伸長試験における3回目の前記バスト部のヨコ方向の伸張応力をS1とし、前記バスト脇低伸張部のヨコ方向の伸張応力をS2とし、前記バスト脇高伸張部のヨコ方向の伸張応力をS3とした場合、
3.0≦S2/S1≦5.0であり、且つ、3.0≦S2/S3≦5.0であることを特徴とするブラジャー用チューブトップ。
[2]
前記バスト部と前記バスト脇低伸張部との間に、さらにバスト脇高伸張部が配されている、[1]に記載のブラジャー用チューブトップ。
[3]
30%繰り返し伸長試験における3回目の前記帯部のタテ方向の30%時の伸張応力をS4とし、前記バスト部のタテ方向の伸張応力をS5とした場合、
3.0≦S4/S5≦5.0である、[1]または[2]に記載のブラジャー用チューブトップ。
本発明のブラジャー用チューブトップは、ブラジャーと併用し、ブラジャーの内側に着用することで、着圧を上げることなく、胸の揺れを低減でき、快適性の高いブラジャーを提供できる。また、本発明によれば、大きいカップサイズの場合、胸の揺れの低減が特に顕著である。
本発明のブラジャー用チューブトップの構造の一例を示す図である。 図1のブラジャー用チューブトップの背面の構造の一例を示す図である。 本発明のブラジャー用チューブトップの構造の一例を示す図である。 図3のブラジャー用チューブトップの背面の構造の一例を示す図である。 着用試験において併用するブラジャーの例を示す図である。
以下、本発明の典型的な態様の例について詳細に説明する。
本開示の一態様は、バスト部、バスト脇高伸張部、バスト脇低伸張部、低伸張部及び上端及び下端に帯部を設けたブラジャー用チューブトップを提供する。
図1および図2を参照し、本発明の一態様に係るブラジャー用チューブトップ1は、バスト部2と、バスト部2から左右の脇に向かって、周方向にバスト脇低伸張部3、バスト脇高伸張部(第1のバスト脇高伸張部)4、低伸張部5、バック部6の順で配置され、上端及び下端に帯部7を備える。
本開示のブラジャー用チューブトップ1において、バスト部2は着用者の乳房を受け入れることが想定される。
本開示で、ブラジャー用チューブトップに関して言及する「ヨコ方向」(例えば、バスト部のヨコ方向)とは、2つのバスト部の配列方向であり、具体的には、ブラジャー用チューブトップを平置きした状態で、2つのバスト部のバストトップ位置が互いに最も離れるようにブラジャー用チューブトップを置いたときの、2つのバストトップ位置を結ぶ直線の方向を意図する。本開示で、ブラジャー用チューブトップの「タテ方向」とは、上記ヨコ方向と垂直の方向であり、着用者の身体の上下方向に対応することが意図される。
本開示で、「バストトップ位置」とは、ブラジャー用チューブトップ着用時に着用者のバストトップに対応する位置(すなわち着用者の乳首に対応する位置)を意図する。本開示で、ブラジャー用チューブトップの「前中心線」及び「背中心線」とは、それぞれ、2つのバストトップ位置を結ぶ線分の中点を通ってブラジャー用チューブトップのタテ方向に延びる線であって、前中心線はフロント部上、背中心線は、前中心線から左右にバスト部、バスト脇低伸張部、バスト脇高伸張部、低伸張部を通ったのち、左右から伸ばした線の交点(つまり前中心より直線距離で最も離れた点)において縦方向に延びる線であり、伸張部上の線である。
本開示で、ブラジャー用チューブトップの周長とは、本体において、前中心線から背中心線を通って前中心線に戻るように引いた線の最短長さを意図する。
バスト部2においては、50%繰り返し伸長試験における3回目のバスト部2のヨコ方向の50%時の伸張応力が30cN〜200cNであることが好ましい。特に好ましくは、50cN〜150cNである。バスト部2の伸張応力が30cN以上であれば、弛みなく胸にしっかりとフィットすることが可能となり、200cN以下であれば、着用時の胸の形をつぶすことなく且つ締め付けによるきつさを抑制できる。
バスト部2においては、50%繰り返し伸長試験における3回目のバスト部2のヨコ方向の伸張応力をS1とし、バスト脇低伸張部3のヨコ方向の伸張応力をS2とした場合、3.0≦S2/S1≦5.0であることが好ましい。より好ましくは、3.0≦S2/S1≦4.5である。S2/S1が3.0以上であることによって、バスト部2とバスト脇低応力部3のパワー差があることで、バスト部2がより胸にフィットすることが可能となり、密着性が上がる。S2/S1が5.0以下であることにより、着用時の胸の形をつぶすことなく且つ締め付けによるきつさを抑制できる。
バスト脇低伸張部3とバスト脇高伸張部4においては、50%繰り返し伸長試験における3回目のバスト脇低伸張部3のヨコ方向の伸張応力をS2とし、バスト脇高伸張部4のヨコ方向の伸張応力をS3とした場合、3.0≦S2/S3≦5.0であることが好ましい。より好ましくは、3.0≦S2/S3≦4.5である。S2/S3が3.0以上あることによって、バスト脇高伸張部4が着用時に伸び、着用者のバストの多少の大小及び形に違いがあってもバスト部がフィットしやすくなり、サイズ応答性及び着用時のフィット性が高くなる。S2/S3が5.0以下であることにより、着用時の締め付けによるきつさを抑制できる。
図1および図2に示すように、バスト部2においては、中心から左右の脇に向かって、周方向にバスト部2、バスト脇低伸張部3、バスト脇高伸張部4、低伸張部5、バック部6の順で配置されることが望ましい。
更に好ましくは、図3および図4に示すように、バスト部2とバスト脇低伸張部3との間にバスト脇高伸張部(第2のバスト脇高伸張部)8がさらに配されることが好ましい。すなわち、中心から左右の脇に向かって、周方向にバスト部2、バスト脇高伸張部(第2のバスト脇高伸張部)8、バスト脇低伸張部3、バスト脇高伸張部(第1のバスト脇高伸張部)4、低伸張部5、バック部6の順で配置されることが好ましい。バスト部2の横にバスト脇低伸張部3が配されることで、2つの部位のパワーが異なることで、バスト部2がより胸にフィットすることが可能となり、バストとブラジャー用チューブトップ1の密着性が向上することで揺れの低減が向上する。
バスト脇高伸張部4及び低伸張部5の配置面積に関しては特に限定はしないが、それぞれ、ヨコ方向において、最大部の幅が、幅0.5〜3.0cmであることが望ましい。上記幅は任意にデザインできる。
バック部6においては、バスト脇低伸長部5と同様の生地で形成し、境目に明確な差がなくてもよい。好ましくは、50%繰り返し伸長試験における3回目のバスト脇低伸張部3のヨコ方向の伸張応力をS2とし、バック部の50%繰り返し伸長試験における3回目のバスト脇低伸張部3のヨコ方向の伸張応力をS7とした場合、0.5≦S7/S2≦1.2である。S7/S2が0.5以上あることによって、緩みなく製品が体にフィットすることが可能となる。S7/S2が1.2以下であることにより、着用時の締め付けによるきつさを抑制できる。
帯部7においては、バスト部2のタテ方向端部より、幅2.0〜6.0cmに亘って配置されていることが好ましい。上記幅は2.0〜5.0cmであることがさらに好ましい。上記幅は任意にデザインできる。帯部7には、図1を参照し、製品の上部、下部に設置されており、バスト部2、バスト脇低伸張部3、バスト脇高伸張部4、低伸張部5、バック部6に接している。帯部7の幅が2.0cm以上ある場合は、帯部7により、体との密着性が向上し、胸が揺れる際の固定点となることで、揺れの低減効果が得られる。帯部の幅が6.0cm以下の場合は、着用時の締め付けによる圧迫感を抑制できる。
帯部7においては、30%繰り返し伸長試験における3回目の帯部のタテ方向の30%伸長応力をS4とし、バスト部のタテ方向の伸張応力をS5とした場合、3.0≦S4/S5≦5.0であることが好ましい。より好ましくは、3.0≦S4/S5≦4.5である。S4/S5が3.0以上あることによって、バスト部2が着用時に伸び、着用者のバストにフィットしやすくなり、密着性が高くなること、また、動作時に胸が揺れる際に固定点となり、揺れの低減に効果的である。S4/S5が5.0以下であることにより、着用時の締め付けによるきつさを抑制できる。
帯部7においては、50%繰り返し伸長試験における3回目のバスト部2のヨコ方向の50%時の伸張応力をS5とし、帯部7のヨコ方向の50%時の伸張応力をS6とした際に、2.0≦S6/S5≦5.0であることが好ましく、より好ましくは、2.5≦S5/S1≦5.0である。S6/S5が2.0以上である場合は、帯部7が、動作時の胸の動きに対して、弛みなくフィットすることにより、ずれ難くなり、S6/S5が5.0以下である場合は、着用時の締め付けによるきつさを抑制できる。
本開示におけるブラジャー用チューブトップ1は、成型丸編において本体を作製した後、縫製により肩紐部を本体に縫着して使用してもよい。
本開示のブラジャー用チューブトップ1の各部材(すなわち、身生地及び補強部をそれぞれ構成する部材)の素材は特に限定されず、ポリエステル系繊維、ポリアミド系繊維等の合成繊維、ポリウレタン弾性繊維、レーヨン、キュプラ、アセテート等のセルロース系繊維、及び綿、麻等の天然繊維が好適に用いられる。本発明においては、各部材に適正な伸張特性を有する布帛を配置することが有効である。
編み機としては、周方向に縫製部を設けない点において、成型丸編み機や成型経編機が好適に用いられる。
生地に使用する糸としては、モノフィラメント又はマルチフィラメントで構成できる。マルチフィラメント糸には、二酸化チタン等の艶消剤、リン酸等の安定剤、ヒドロキシベンゾフェノン誘導体等の紫外線吸収剤、タルク等の結晶化核剤、アエロジル等の易滑剤、ヒンダードフェノール誘導体等の抗酸化剤、難燃剤、制電剤、顔料、蛍光増白剤、赤外線吸収剤、消泡剤等が含有されていてもよい。
本開示のブラジャー用チューブトップ1の各部材を構成する布帛素材の総繊度は、衣料等で一般的に使用されている範囲であることができる。中でも、強度及びソフトさの観点から、総繊度が約22〜200dtexであることが好ましい。
本開示のブラジャー用チューブトップ1の各部材に用いる布帛の目付は特に限定されないが、約50〜300g/mが好ましい。
本開示のブラジャー用チューブトップ1は、ブラジャーと併用し、ブラジャーの内側に着用することで、ブラジャーの種類によらず、大きく着用圧を上げることなく、着用動作時の胸の揺れを低減できることにより、高い着用快適性が得られる。
本開示のブラジャー用チューブトップ1は、ブラジャーと併用することで動作時の胸が揺れる際の防振性に極めて優れる。本効果を評価するために、以下の方法を用いることができる。ブラジャーは、図5に示すような一般的な市販のカップ付きブラジャー10を用いる。
身長160cm±8cmで(トップバスト寸法−アンダーバスト寸法)の値が17.5cm以上である5名の被験者にブラジャー用チューブトップを着用させた後に、その上からブラジャーを着用させ、トレッドミルで速度4.5km/h、1分間に140歩のペースで、着地時に片足が地面から離れているように小走りさせる。この際、鎖骨部及びバストトップ部に直径1.3cmの反射球を取り付けておき、反射球を2台の高速カメラで20秒間撮影する。鎖骨部の揺れが10.0cm程度となるように小走りしたときの胸の揺れの指標として、(バストトップの揺れ)−(鎖骨の揺れ)(cm)の20秒間での(極大値の平均)−(極小値の平均)(cm)を、ヨコ(X)、タテ(Y)及び奥行き(Z)の3方向について算出する。ここでX方向はブラジャーのヨコ方向を意味し、Y方向及びZ方向はそれぞれX方向に対して垂直である。3方向の値のうち最も大きい値を着用時の揺れ(cm)とし、(トップバスト寸法−アンダーバスト寸法)の値(cm)で除して揺れ値とした。
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。無論、本発明はこれらに限定されるものではない。なお、実施例及び比較例で得たブラジャー用チューブトップは、以下の方法で評価した。
(1)各部生地のタテ及びヨコ方向伸張応力の測定
伸縮性編地の伸張応力は次の方法により測定した。
試料の大きさ:長さ100mm(把持部を除く)
試験片の幅:25mm
引張り試験機:テンシロン引張り試験機((株)オリエンテック製 RTC−1210A)
初荷重:0.1N
引張り速度:300mm/min
引張り長及び測定:30%もしくは50%伸張まで伸張し、同じ速度で伸張後元の長さに戻し(回復させ)、この条件で伸張、回復を3回繰り返し、3回目の30%もしくは50%伸張時の伸張応力値を求めた。なお、試験片の幅が25mmでない場合は、測定後において、算出された応力を25mm幅における換算値に再計算を実施し用いた。
(2)着用時の揺れ
身長160cm±8cmで(トップバスト−アンダーバスト)によるブラジャーサイズがD65である5名の被験者にブラジャー用チューブトップ及びブラジャーを着用させ、トレッドミルで速度4.5km/h、1分間に140歩のペースで、着地時に片足が地面から離れているように小走りさせた。(この際、鎖骨部及びバストトップ部に直径1.3cmの反射球を取り付けておき、反射球を2台の高速カメラ(250コマ/SEC)で20秒間撮影した。鎖骨部の揺れは10.0cm程度とした。着用時の胸の揺れの指標として、(バストトップの揺れ)−(鎖骨の揺れ)(cm)の20秒間での(極大値の平均)−(極小値の平均)(cm)を算出し、ヨコ(X)、タテ(Y)及び奥行き(Z)の値のうち最も大きい方向の値を着用時の揺れ(cm)とし、(トップバスト−アンダーバスト)(cm)で除して揺れ値とした。5名の結果を平均して算出した。
(3)最大着圧
(株)エイエムアイ・テクノ社製の多点接触圧計(AMI3037−10)を用いて、ブラジャー及びブラジャー用チューブトップ着用時に、バック部における下辺テープ部、バック部中央部、肩紐部の肩中央部、肩紐部の後側付け根部、カップ上方、カップ脇部、及びカップ下方に対応する部分において、ブラジャー用チューブトップと着用者の間(ブラジャー単体着用時は、着用者とブラジャーとの間)にセンサーを挿入して着圧を測定し、得られた値のうち最大値を最大着圧(hPa)とした。
(4)快適性及び圧迫感、揺れ感、スレ感、着用動作時の痛み
圧迫性
(2)の着用試験時に以下の基準で評価し、モニターの評価を平均した。
5: 圧迫感がほとんどなく非常に快適である
4: 圧迫感が小さく快適である
3: やや圧迫感があるが不快ではない。
2: 圧迫感があり不快である
1: 圧迫感が強く非常に不快である
揺れ感
(2)の着用試験時に以下の基準で評価し、モニターの評価を平均した。
5: 胸の揺れが気にならない
4: 胸の揺れがあまり気にならない
3: どちらともいえない
2: 胸の揺れが気になる
1: 胸の揺れがかなり気になる
快適性
(2)の着用試験時に以下の基準で評価し、モニターの評価を平均した。
5: 快適である
4: やや快適である
3: どちらともいえない
2: やや不快である
1: 不快である
[実施例1]
以下の方法で、図3,4に示す形状を有するブラジャー用チューブトップを作製した。
サントニー社製小寸丸編み機(14inch,28GG)を用い、ポリウレタン弾性糸22dt/2fとナイロン繊維78dt/48fのシングルカバーリング糸及びナイロン繊維56dt/40fとキュプラ繊維33dt/24fの複合糸をニットインにて編み込むことで、作製した。なお、製品の周長は46cmになるように作製した。尚、帯部はタテ方向に上下とも3.0cmになるように作製し、帯部を合わせた製品のタテ方向の長さは最大部で17cmであった。
なお、製品は、前中心から左右の脇に向かって、周方向にバスト部、バスト脇高伸張部、バスト脇低伸張部、バスト脇高伸張部、低伸張部の順で配置される形で作製し、バスト部ヨコのバスト脇高伸張部から、周方向の最大幅は、バスト脇高伸張部は1.5cm、バスト脇低伸張部は1.5cm、バスト脇高伸張部は1.2cmにて作製を実施した。
バスト部の50%繰り返し伸長試験における3回目のカップ部ヨコ方向の50%時の伸張応力は77cNであり、バスト部とバスト脇低伸張部のヨコ方向の伸張応力比であるS2/S1は、3.9であり、バスト低伸張部とバスト脇高伸張部のヨコ方向の伸張応力比であるS2/S3は4.0であった。なお、帯部とバスト部のタテ方向の伸張応力比であるS4/S5は3.8であった。
本例では、ブラジャー用チューブトップをブラジャーの内側に着用し、着用試験を実施した。ブラジャーは、図5に示すような一般的な市販のカップ付きブラジャーを用いて試験を実施した。
[実施例2]
以下の方法で、図3,4に示す形状を有するブラジャー用チューブトップを作製した。
サントニー社製小寸丸編み機(14inch,28GG)を用い、ポリウレタン弾性糸33dt/3fとナイロン繊維78dt/48fのシングルカバーリング糸及びナイロン繊維56dt/40fとキュプラ繊維33dt/24fの複合糸をニットインにて編み込むことで、作製した。なお、製品の周長は46cmになるように作製した。尚、帯部はタテ方向に上下とも3.0cmになるように作製し、帯部を合わせた製品のタテ方向の長さは最大部で17cmであった。
なお、製品は、前中心から左右の脇に向かって、周方向にバスト部、バスト脇高伸張部、バスト脇低伸張部、バスト脇高伸張部、低伸張部の順で配置される形で作製し、バスト部ヨコのバスト脇高伸張部から、周方向の最大幅は、バスト部高伸張部は1.5cm、バスト部低伸張部は1.5cm、バスト部高伸張部は1.2cmにて作製を実施した。
バスト部の50%繰り返し伸長試験における3回目のカップ部ヨコ方向の50%時の伸張応力は132cNであり、バスト部とバスト脇低伸張部のヨコ方向の伸張応力比であるS2/S1は、3.4であり、バスト低伸張部とバスト脇高伸張部のヨコ方向の伸張応力比であるS2/S3は3.6であった。なお、帯部とバスト部のタテ方向の伸張応力比であるS4/S5は3.4であった。
本例では、ブラジャー用チューブトップをブラジャーの内側に着用し、着用試験を実施した。ブラジャーは、図5に示すような一般的な市販のカップ付きブラジャーを用いて試験を実施した。
[実施例3]
以下の方法で、図3,4に示す形状を有するブラジャー用チューブトップを作製した。
サントニー社製小寸丸編み機(14inch,28GG)を用い、ポリウレタン弾性糸44dt/4fとナイロン繊維78dt/48fのシングルカバーリング糸及びナイロン繊維56dt/40fとキュプラ繊維33dt/24fの複合糸をニットインにて編み込むことで、作製した。なお、製品の周長は46cmになるように作製した。尚、帯部はタテ方向に上下とも3.0cmになるように作製し、帯部を合わせた製品のタテ方向の長さは最大部で17cmであった。
なお、製品は、前中心から左右の脇に向かって、周方向にバスト部、バスト脇高伸張部、バスト脇低伸張部、バスト脇高伸張部、低伸張部の順で配置される形で作製し、バスト部ヨコのバスト脇高伸張部から、周方向の最大幅は、バスト部高伸張部は1.5cm、バスト部低伸張部は1.5cm、バスト部高伸張部は1.2cmにて作製を実施した。
バスト部の50%繰り返し伸長試験における3回目のカップ部ヨコ方向の50%時の伸張応力は181cNであり、バスト部とバスト脇低伸張部のヨコ方向の伸張応力比であるS2/S1は、3.4であり、バスト低伸張部とバスト脇高伸張部のヨコ方向の伸張応力比であるS2/S3は3.6であった。なお、帯部とバスト部のタテ方向の伸張応力比であるS4/S5は3.5であった。
本例では、ブラジャー用チューブトップをブラジャーの内側に着用し、着用試験を実施した。ブラジャーは、図5に示すような一般的な市販のカップ付きブラジャーを用いて試験を実施した。
[実施例4]
以下の方法で、図3,4に示す形状を有するブラジャー用チューブトップを作製した。
サントニー社製小寸丸編み機(14inch,28GG)を用い、ポリウレタン弾性糸22dt/2fとナイロン繊維78dt/48fのシングルカバーリング糸及びナイロン繊維56dt/40fとキュプラ繊維33dt/24fの複合糸をニットインにて編み込むことで、作製した。なお、製品の周長は46cmになるように作製した。尚、帯部はタテ方向に上下とも3.0cmになるように作製し、帯部を合わせた製品のタテ方向の長さは最大部で17cmであった。
なお、製品は、前中心から左右の脇に向かって、周方向にバスト部、バスト脇高伸張部、バスト脇低伸張部、バスト脇高伸張部、低伸張部の順で配置される形で作製し、バスト部ヨコのバスト脇高伸張部から、周方向の最大幅は、バスト部高伸張部は1.5cm、バスト部低伸張部は1.5cm、バスト部高伸張部は1.2cmにて作製を実施した。
バスト部の50%繰り返し伸長試験における3回目のカップ部ヨコ方向の50%時の伸張応力は95cNであり、バスト部とバスト脇低伸張部のヨコ方向の伸張応力比であるS2/S1は、4.7であり、バスト低伸張部とバスト脇高伸張部のヨコ方向の伸張応力比であるS2/S3は4.2であった。なお、帯部とバスト部のタテ方向の伸張応力比であるS4/S5は3.0であった。
本例では、ブラジャー用チューブトップをブラジャーの内側に着用し、着用試験を実施した。ブラジャーは、図5に示すような一般的な市販のカップ付きブラジャーを用いて試験を実施した。
[実施例5]
以下の方法で、図3,4に示す形状を有するブラジャー用チューブトップを作製した。
サントニー社製小寸丸編み機(14inch,28GG)を用い、ポリウレタン弾性糸22dt/2fとナイロン繊維78dt/48fのシングルカバーリング糸及びナイロン繊維56dt/40fとキュプラ繊維33dt/24fの複合糸をニットインにて編み込むことで、作製した。なお、製品の周長は46cmになるように作製した。尚、帯部はタテ方向に上下とも3.0cmになるように作製し、帯部を合わせた製品のタテ方向の長さは最大部で17cmであった。
なお、製品は、前中心から左右の脇に向かって、周方向にバスト部、バスト脇高伸張部、バスト脇低伸張部、バスト脇高伸張部、低伸張部の順で配置される形で作製し、バスト部ヨコのバスト脇高伸張部から、周方向の最大幅は、バスト部高伸張部は1.5cm、バスト部低伸張部は1.5cm、バスト部高伸張部は1.2cmにて作製を実施した。
バスト部の50%繰り返し伸長試験における3回目のカップ部ヨコ方向の50%時の伸張応力は79cNであり、バスト部とバスト脇低伸張部のヨコ方向の伸張応力比であるS2/S1は、4.1であり、バスト低伸張部とバスト脇高伸張部のヨコ方向の伸張応力比であるS2/S3は3.9であった。なお、帯部とバスト部のタテ方向の伸張応力比であるS4/S5は5.4であった。
本例では、ブラジャー用チューブトップをブラジャーの内側に着用し、着用試験を実施した。ブラジャーは、図5に示すような一般的な市販のカップ付きブラジャーを用いて試験を実施した。
[実施例6]
以下の方法で、図3,4に示す形状を有するブラジャー用チューブトップを作製した。
サントニー社製小寸丸編み機(14inch,28GG)を用い、ポリウレタン弾性糸22dt/2fとナイロン繊維78dt/48fのシングルカバーリング糸及びナイロン繊維56dt/40fとキュプラ繊維33dt/24fの複合糸をニットインにて編み込むことで、作製した。なお、製品の周長は46cmになるように作製した。尚、帯部はタテ方向に上下とも3.0cmになるように作製し、帯部を合わせた製品のタテ方向の長さは最大部で17cmであった。
なお、製品は、前中心から左右の脇に向かって、周方向にバスト部、バスト脇高伸張部、バスト脇低伸張部、バスト脇高伸張部、低伸張部の順で配置される形で作製し、バスト部ヨコのバスト脇高伸張部から、周方向の最大幅は、バスト部高伸張部は1.5cm、バスト部低伸張部は1.5cm、バスト部高伸張部は1.2cmにて作製を実施した。
バスト部の50%繰り返し伸長試験における3回目のカップ部ヨコ方向の50%時の伸張応力は80cNであり、バスト部とバスト脇低伸張部のヨコ方向の伸張応力比であるS2/S1は、3.9であり、バスト低伸張部とバスト脇高伸張部のヨコ方向の伸張応力比であるS2/S3は3.8であった。なお、帯部とバスト部のタテ方向の伸張応力比であるS4/S5は2.7であった。
本例では、ブラジャー用チューブトップをブラジャーの内側に着用し、着用試験を実施した。ブラジャーは、図5に示すような一般的な市販のカップ付きブラジャーを用いて試験を実施した。
[実施例7]
以下の方法で、図3,4に示す形状を有するブラジャー用チューブトップを作製した。
サントニー社製小寸丸編み機(14inch,28GG)を用い、ポリウレタン弾性糸22dt/2fとナイロン繊維78dt/48fのシングルカバーリング糸及びナイロン繊維56dt/40fとキュプラ繊維33dt/24fの複合糸をニットインにて編み込むことで、作製した。なお、製品の周長は46cmになるように作製した。尚、帯部はタテ方向に上下とも5.5cmになるように作製し、帯部を合わせた製品のタテ方向の長さは最大部で22cmであった。
なお、製品は、前中心から左右の脇に向かって、周方向にバスト部、バスト脇高伸張部、バスト脇低伸張部、バスト脇高伸張部、低伸張部の順で配置される形で作製し、バスト部ヨコのバスト脇高伸張部から、周方向の最大幅は、バスト部高伸張部は1.5cm、バスト部低伸張部は1.5cm、バスト部高伸張部は1.2cmにて作製を実施した。
バスト部の50%繰り返し伸長試験における3回目のカップ部ヨコ方向の50%時の伸張応力は77cNであり、バスト部とバスト脇低伸張部のヨコ方向の伸張応力比であるS2/S1は、4.0であり、バスト低伸張部とバスト脇高伸張部のヨコ方向の伸張応力比であるS2/S3は3.9であった。なお、帯部とバスト部のタテ方向の伸張応力比であるS4/S5は3.7であった。
本例では、ブラジャー用チューブトップをブラジャーの内側に着用し、着用試験を実施した。ブラジャーは、図5に示すような一般的な市販のカップ付きブラジャーを用いて試験を実施した。
[実施例8]
以下の方法で、図1,2に示す形状を有するブラジャー用チューブトップを作製した。
サントニー社製小寸丸編み機(14inch,28GG)を用い、ポリウレタン弾性糸22dt/2fとナイロン繊維78dt/48fのシングルカバーリング糸及びナイロン繊維56dt/40fとキュプラ繊維33dt/24fの複合糸をニットインにて編み込むことで、作製した。なお、製品の周長は46cmになるように作製した。尚、帯部はタテ方向に上下とも3.0cmになるように作製し、帯部を合わせた製品のタテ方向の長さは最大部で17cmであった。
なお、製品は、前中心から左右の脇に向かって、周方向にバスト部、バスト脇低伸張部、バスト脇高伸張部、低伸張部の順で配置される形で作製し、バスト部ヨコのバスト脇低伸張部から、周方向の最大幅は、バスト部低伸張部は1.5cm、バスト部高伸張部は1.2cmにて作製を実施した。
バスト部の50%繰り返し伸長試験における3回目のカップ部ヨコ方向の50%時の伸張応力は82cNであり、バスト部とバスト脇低伸張部のヨコ方向の伸張応力比であるS2/S1は、3.6であり、バスト低伸張部とバスト脇高伸張部のヨコ方向の伸張応力比であるS2/S3は3.7であった。なお、帯部とバスト部のタテ方向の伸張応力比であるS4/S5は3.8であった。
本例では、ブラジャー用チューブトップをブラジャーの内側に着用し、着用試験を実施した。ブラジャーは、図5に示すような一般的な市販のカップ付きブラジャーを用いて試験を実施した。
[実施例9]
以下の方法で、図1,2に示す形状を有するブラジャー用チューブトップを作製した。
サントニー社製小寸丸編み機(14inch,28GG)を用い、ポリウレタン弾性糸33dt/3fとナイロン繊維78dt/48fのシングルカバーリング糸及びナイロン繊維56dt/40fとキュプラ繊維33dt/24fの複合糸をニットインにて編み込むことで、作製した。なお、製品の周長は46cmになるように作製した。尚、帯部はタテ方向に上下とも3.0cmになるように作製し、帯部を合わせた製品のタテ方向の長さは最大部で17cmであった。
なお、製品は、前中心から左右の脇に向かって、周方向にバスト部、バスト脇低伸張部、バスト脇高伸張部、低伸張部の順で配置される形で作製し、バスト部ヨコのバスト脇低伸張部から、周方向の最大幅は、バスト部低伸張部は2.0cm、バスト部高伸張部は2.0cmにて作製を実施した。
バスト部の50%繰り返し伸長試験における3回目のカップ部ヨコ方向の50%時の伸張応力は121cNであり、バスト部とバスト脇低伸張部のヨコ方向の伸張応力比であるS2/S1は、4.2であり、バスト低伸張部とバスト脇高伸張部のヨコ方向の伸張応力比であるS2/S3は3.5であった。なお、帯部とバスト部のタテ方向の伸張応力比であるS4/S5は3.3であった。
本例では、ブラジャー用チューブトップをブラジャーの内側に着用し、着用試験を実施した。ブラジャーは、図5に示すような一般的な市販のカップ付きブラジャーを用いて試験を実施した。
[比較例1]
本例では、ブラジャーのみを着用し、着用試験を実施した。ブラジャーは、図5に示すような一般的な市販のカップ付きブラジャーを用いて試験を実施した。
[比較例2]
以下の方法で、図3,4に示す形状を有するブラジャー用チューブトップを作製した。
サントニー社製小寸丸編み機(14inch,28GG)を用い、ポリウレタン弾性糸22dt/2fとナイロン繊維56dt/40fのシングルカバーリング糸及びナイロン繊維28dt/12fとキュプラ繊維33dt/24fの複合糸をニットインにて編み込むことで、作製した。なお、製品の周長は46cmになるように作製した。尚、帯部はタテ方向に上下とも3.0cmになるように作製し、帯部を合わせた製品のタテ方向の長さは最大部で17cmであった。
なお、製品は、前中心から左右の脇に向かって、周方向にバスト部、バスト脇高伸張部、バスト脇低伸張部、バスト脇高伸張部、低伸張部の順で配置される形で作製し、バスト部ヨコのバスト脇高伸張部から、周方向の最大幅は、バスト部高伸張部は1.5cm、バスト部低伸張部は1.5cm、バスト部高伸張部は1.2cmにて作製を実施した。
バスト部の50%繰り返し伸長試験における3回目のカップ部ヨコ方向の50%時の伸張応力は17cNであり、バスト部とバスト脇低伸張部のヨコ方向の伸張応力比であるS2/S1は、2.8であり、バスト低伸張部とバスト脇高伸張部のヨコ方向の伸張応力比であるS2/S3は2.6であった。なお、帯部とバスト部のタテ方向の伸張応力比であるS4/S5は3.8であった。
本例では、ブラジャー用チューブトップをブラジャーの内側に着用し、着用試験を実施した。ブラジャーは、図5に示すような一般的な市販のカップ付きブラジャーを用いて試験を実施した。
[比較例3]
以下の方法で、図3,4に示す形状を有するブラジャー用チューブトップを作製した。
サントニー社製小寸丸編み機(14inch,28GG)を用い、ポリウレタン弾性糸33dt/3fとナイロン繊維78dt/48fのシングルカバーリング糸及びナイロン繊維56dt/40fとキュプラ繊維33dt/24fの複合糸をニットインにて編み込むことで、作製した。なお、製品の周長は46cmになるように作製した。尚、帯部はタテ方向に上下とも3.0cmになるように作製し、帯部を合わせた製品のタテ方向の長さは最大部で17cmであった。
なお、製品は、前中心から左右の脇に向かって、周方向にバスト部、バスト脇高伸張部、バスト脇低伸張部、バスト脇高伸張部、低伸張部の順で配置される形で作製し、バスト部ヨコのバスト脇高伸張部から、周方向の最大幅は、バスト部高伸張部は1.5cm、バスト部低伸張部は1.5cm、バスト部高伸張部は1.2cmにて作製を実施した。
バスト部の50%繰り返し伸長試験における3回目のカップ部ヨコ方向の50%時の伸張応力は95cNであり、バスト部とバスト脇低伸張部のヨコ方向の伸張応力比であるS2/S1は、2.8であり、バスト低伸張部とバスト脇高伸張部のヨコ方向の伸張応力比であるS2/S3は2.6であった。なお、帯部とバスト部のタテ方向の伸張応力比であるS4/S5は3.4であった。
本例では、ブラジャー用チューブトップをブラジャーの内側に着用し、着用試験を実施した。ブラジャーは、図5に示すような一般的な市販のカップ付きブラジャーを用いて試験を実施した。
各実施例および比較例で得たブラジャー用チューブトップについての評価結果を表1に示す。
Figure 0006979560
表1から明らかなように、各実施例及び比較例において、所定のブラジャー用チューブトップをブラジャーの内側に着用することで、胸の揺れ及び揺れ感を低減しつつも、着圧を上げることない高い快適性を有するブラジャーを得ることができる。
本発明のチューブトップは、高い防振性に加え、快適性にも優れるものとなり、各種ブラジャー(一般用ブラジャー、スポーツ用ブラジャー)と併用されるブラジャー用チューブトップとして好適に適用できる。
1 ブラジャー用チューブトップ
2 バスト部
3 バスト脇低伸張部
4 バスト脇高伸張部(第1のバスト脇高伸張部)
5 低伸張部
6 バック部
7 帯部
8 バスト脇高伸張部(第2のバスト脇高伸張部)
10 ブラジャー

Claims (3)

  1. 着用者の胸に対応するバスト部と、
    前記バスト部から左右の脇に向かって、それぞれ順に配された、バスト脇低伸張部、バスト脇高伸張部および低伸張部と、
    前記バスト部、前記バスト脇低伸張部、前記バスト脇高伸張部および前記低伸張部の上部及び下部に2〜6cmの範囲で配された帯部と、を有し、成型丸編地からなるブラジャー用チューブトップであり、
    50%繰り返し伸長試験における3回目の前記バスト部のヨコ方向の伸張応力をS1とし、前記バスト脇低伸張部のヨコ方向の伸張応力をS2とし、前記バスト脇高伸張部のヨコ方向の伸張応力をS3とした場合、
    3.0≦S2/S1≦5.0であり、且つ、3.0≦S2/S3≦5.0であることを特徴とするブラジャー用チューブトップ。
  2. 前記バスト部と前記バスト脇低伸張部との間に、さらにバスト脇高伸張部が配されている、請求項1に記載のブラジャー用チューブトップ。
  3. 30%繰り返し伸長試験における3回目の前記帯部のタテ方向の30%時の伸張応力をS4とし、前記バスト部のタテ方向の伸張応力をS5とした場合、
    3.0≦S4/S5≦5.0である、請求項1または2に記載のブラジャー用チューブトップ。
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