JP3180303U - カップ部を有する衣類 - Google Patents

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真由子 岩田
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Abstract

【課題】着用感を損ねることなく、バストの脇流れを防ぐ効果に優れるカップ部を有する衣類の提供。
【解決手段】バストを被覆する一対のカップ部と、該カップ部の中央側下辺に縫着される土台部と、該カップ部の脇側下辺に縫着されるサイド部と、該サイド部の端部より背中側へ延設されたバック部と、カップ部とバック部とを連接する一対の肩紐と、土台部、サイド部およびバック部の下部に縫着されたアンダー部とを備えたカップ部を有する衣類であって、該サイド部はカップ部の脇側下辺からアンダー部にかけて設けられるとともに、カップ部下辺の上端からアンダー部にかけて形成されるサイド部の後辺部がカップ部から背中側へ斜め下方傾斜しており、かかる傾斜と同方向にサイド部が緊迫力を有するよう形成されていることを特徴とするカップ部を有する衣類。
【選択図】 図2

Description

本考案は、女性用の下着であるブラジャーやブラキャミなどのカップ部を有する衣類に関する。
従来、女性用の下着であるブラジャーやブラキャミなどのカップ部を有する衣類において、バストが脇へ拡がって流れてしまい、バストアップ効果が薄れるとともにバストの形が崩れてしまうことが問題として認識されていた。
そこで、特許文献1では、バストの下側外縁にあたるいわゆるバージスラインを斜め方向から支えるボーンを設けることにより、バージスラインを安定して保持し、着用時にバストが脇へ流れることを抑制することができるブラジャーが開示されている。
しかしながら、このようにボーンをバストの脇に設けると、剛性を有する素材で形成されたボーンがバストの横に押し付けられることになり、着用感が損なわれるおそれがあった。
特開平10−292208
本考案は、従来のカップ部を有する衣類のかかる欠点を克服し、着用感を損ねることなく、効果的にバストの脇流れを防ぐカップ部を有する衣類を提供することをその課題とするものである。
本考案は、上記課題を解決するものであり、バストを被覆する一対のカップ部と、該カップ部の中央側下辺に縫着される土台部と、該カップ部の脇側下辺に縫着されるサイド部と、該サイド部の端部より背中側へ延設されたバック部と、カップ部とバック部とを連接する一対の肩紐と、土台部、サイド部およびバック部の下部に縫着されたアンダー部とを備えたカップ部を有する衣類であって、該サイド部はカップ部の脇側下辺からアンダー部にかけて設けられるとともに、カップ部下辺の上端からアンダー部にかけて形成されるサイド部の後辺部がカップ部から背中側へ斜め下方傾斜しており、かかる傾斜と同方向にサイド部が緊迫力を有するよう形成されていることを特徴とするカップ部を有する衣類である。
本考案のカップ部を有する衣類は、カップ部の脇側の下辺からアンダー部にかけて他の身生地よりも緊迫力を有するサイド部を設けるとともに、かかるサイド部がカップ部から背中側へ斜め下方傾斜するように形成され、その緊迫力がその傾斜と同方向に働くことにより、効果的にバストの脇流れを防ぐことができる。
また、本考案のカップ部を有する衣類で、サイド部の緊迫力を上部が下部に対してより強くなるように二段階に形成したものは、バスト横から脇下にかけて斜め下方向に2段階の緊迫力が働き、バージスラインの下辺を安定的に支持することができる。
さらに、本考案のカップ部を有する衣類は、ボーンやワイヤー等を設けることなくバージスラインを安定的に支持することができるため、着用感を損ねることがない。
本考案に係るカップ部を有する衣類の斜視図。 本考案に係るカップ部を有する衣類の側面図。
以下、本考案のカップ部を有する衣類の一実施態様について、図面に基づいて具体的に説明する。なお、本考案はこれら実施態様に何ら制約されるものではない。
図1は本考案に係るカップ部を有する衣類の斜視図、図2は本考案に係るカップ部を有する衣類の側面図である。図中、1はカップ部、2は土台部、3はバック部、4は肩紐、5はアンダー部、6はサイド部、7aはサイド部、7bはサイド部、8はメッシュ部、11はカップ部脇辺、12aはカップ部下辺、12bはカップ部下辺、13はカップ部上辺、21は土台部端部、31はヘム、71は後辺部、121はカップ部下辺上端部をそれぞれ示す。
各図に示すように、本考案にかかるカップ部を有する衣類は、バストを被覆する左右のカップ部1と、カップ部1の下辺12bに縫着される土台部2と、カップ部1の下辺12aに縫着されるサイド部6、7aおよび7bと、サイド部7bの端部71から背中側へ延設されたバック部3により胸回りを被覆すように形成されており、土台部2、サイド部6、7a及び7b、さらにバック部3の下部には、ゴム等の弾性体を包含するアンダー部5が設けられている。また、カップ部1の頂部からは肩紐4がバック部3へと連設されている。
以下、各部位について詳述する。本考案のカップ部を有する衣類は、カップ部1の内側には乳房を保持するパッドが設けられ、左右のカップ部1の間には非伸縮性の支持布部が縫着されている(図示せず)。カップ部1は、肩紐4との接合部からバスト中央にかけて配置される上辺13と、肩紐4との接合部から脇下方向にかけて配置される脇辺11と、バスト下部のいわゆるバージスラインに配置される下辺12を備えている。本実施態様では、便宜上、バストの脇側を下辺12a、バストの中央側を下辺12bと分けて説明するが、下辺12aと下辺12bを一体に形成することを妨げるものではない。なお、本実施態様では、下辺12aと下辺12bの境界は、バージスラインの下端点よりもやや脇側へ寄った位置になるよう形成されている。
図2に示すように、サイド部6、7aおよび7bからなる部分は、カップ部1の下辺12aからアンダー部5に延伸して設けられ、サイド部6側の端部が土台部2の端部21に縫着されるとともに、サイド部7b側の後辺部71がバック部3の端部に縫着されている。かかる後辺部71は、下辺12aの上端部121からアンダー5にかけて、カップ部から背中側へ斜め下方傾斜するよう形成されている。なお、本実施態様では、サイド部は通気性を向上するためにメッシュ部8により6、7aおよび7bの3つの区画に分けられているが、かかるメッシュ部8は設けずにサイド部6、7aおよび7bを連続して形成してもよい。
サイド部7aおよび7bは、サイド部の後辺部71の傾斜に沿って、カップ部1の下辺12aの上部からアンダー部5へと斜め下方向に傾斜する帯状に形成されている。本実施態様では、サイド部7aと7bの間に後辺部71と平行するメッシュ部8を設けているが、かかるメッシュ部8は設けずにサイド部7aと7bを同一の生地で一体に形成しても良い。
サイド部7aの下部(サイド部の説明では後辺部71側を上部とし、土台部2の端部21側を下部とする。以下同様とする。)には、メッシュ部8を介してサイド部6が設けられている。サイド部6は、カップ部1の下辺12aの下部からアンダー部5にかけて設けられており、前方の端部が土台部2の端部21に縫着され、後方の端部がメッシュ部8に縫着されているが、かかるメッシュ部8は設けずにサイド部7bに直接縫着しても良い。
サイド部6とサイド部7aおよびサイド部7bは、ともにポリウレタン系弾性糸よりなるたて編地で構成され、後辺部71の傾斜と同方向に、他の身生地よりも強い緊迫力を有するように形成されている。このように、サイド部の後辺部71の傾斜角度と緊迫力の働く方向は密接に関連しており、最も効果的にバストの脇流れを防ぐためには、その傾斜角度を水平に対し40°〜70°の範囲とすることが好ましい。なお、サイド部に使用されるたて編地の素材としてはポリウレタン系弾性糸と、綿、レーヨン等のセルロース系糸、または、ナイロン、ポリエステルなどの合成繊維系糸との組み合せが好適であり、編地組織は、サテンネット、トリコネット、パワーネット等何れでも良く、ポリウレタン系弾性糸の本数や太さにより、緊迫力の強さを調整することができる。
さらに、本考案にかかるカップ部を有する衣類は、上部のサイド部7aおよびサイド部7bが下部のサイド部6に対してより強い緊迫力を有するように形成することが好ましい。具体的には、サイド部7aおよびサイド部7bが、サイド部6に対しポリウレタン系弾性糸の本数や太さを調整することで2倍程度の緊迫力を有するように形成することが望ましい。このように、下部のサイド部6に対し、上部のサイド部7aおよびサイド部7bの緊迫力を強くすることで、バスト横から脇下にかけて斜め下方向に2段階の緊迫力が働き、ボーンやワイヤー等を設けることなくバージスラインの下辺12aを安定的に支持することができる。
また、サイド部6とサイド部7aおよびサイド部7bは、それらの裏側全体にポリウレタン系弾性糸よりなるたて編地で裏当てをし、さらにサイド部全体の緊迫力を上げることが好ましい。かかる裏当ての編地組織としては、一例として前記パワーネットが挙げられる。このように、サイド部全体に裏当てを設けることにより、さらに脇流れを効果的に防ぐことができる。
以上の通り、本考案にかかるカップ部を有する衣類は、カップ部1の下辺12aからアンダー部5にかけて斜め下方に緊迫力を有するサイド部により下辺12a(バージスライン)を支持し、バストの脇流れを防ぐことができる。特に、上部のサイド部7aおよびサイド部7bが下部のサイド部6に対してより強い緊迫力を有するように形成されているため、カップ部1脇から流れ易いバスト上脇肉の脇流れを効果的に抑制することができる。そして、カップ部の脇にボーン等を設ける必要がないため、着用感を損ねるおそれもない。
本考案にかかるカップ部を有する衣類は、上述のブラジャーとして最も効果的に用いることができるが、これに限らず、いわゆるキャミブラタイプのものや、スポーツタイプのハーフトップなどカップ部を有する衣類であれば適用することができる。
1……カップ部
2……土台部
3……バック部
4……肩紐
5……アンダー部
6……サイド部
7a……サイド部
7b……サイド部
8……メッシュ部
11……カップ部脇辺
12a……カップ部下辺
12b……カップ部下辺
13……カップ部上辺
21……土台部端部
31……ヘム
71……後辺部
121……上端部

Claims (6)

  1. バストを被覆する一対のカップ部と、該カップ部の中央側下辺に縫着される土台部と、該カップ部の脇側下辺に縫着されるサイド部と、該サイド部の端部より背中側へ延設されたバック部と、カップ部とバック部とを連接する一対の肩紐と、土台部、サイド部およびバック部の下部に縫着されたアンダー部とを備えたカップ部を有する衣類であって、該サイド部はカップ部の脇側下辺からアンダー部にかけて設けられるとともに、カップ部下辺の上端からアンダー部にかけて形成されるサイド部の後辺部がカップ部から背中側へ斜め下方傾斜しており、かかる傾斜と同方向にサイド部が緊迫力を有するよう形成されていることを特徴とするカップ部を有する衣類。
  2. 前記サイド部の緊迫力が、サイド部の上部において下部に比べてより強くなるよう形成されていることを特徴とする請求項1に記載のカップ部を有する衣類。
  3. 前記サイド部はポリウレタン系弾性糸よりなるたて編地で構成されていることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載のカップ部を有する衣類。
  4. 前記サイド部の後辺部の傾斜角度が、水平に対し40°〜70°であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のカップ部を有する衣類。
  5. 前記サイド部の裏側全体にポリウレタン系弾性糸よりなるたて編地で裏当てしていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のカップ部を有する衣類。
  6. 前記サイド部の緊迫力が、サイド部の上部において下部に比べてポリウレタン系弾性糸の本数や太さを調整することで2倍程度強くなるよう形成されていることを特徴とする請求項3ないし請求項5のいずれか1項に記載のカップ部を有する衣類。
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