JPWO2006018919A1 - 女性用衣料及びその製法 - Google Patents
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Abstract
本発明は、装着することにより筋肉のタルミや皮膚のシワの発生等を軽減でき、かつ、着用時に肉体的負担がほとんどない快適な装着感を有するブラジャーを提供する。本発明は、乳房を収納するカップ部1、該カップ部を固定する土台部2、体側から背面を覆う伸縮性を有する脇バンド部3、及び肩紐4を有する女性用衣料であって、広背筋脇部を持ち上げるための非伸縮性生地よりなる第一部材5が、着用時に該第一部材が広背筋脇部に当接するように前記脇バンド部3に配設され、かつ、大胸筋脇部を持ち上げるための非伸縮性生地よりなる第二部材6が、着用時に該第二部材が大胸筋脇部に当接するように前記土台部2に配設されてなる女性用衣料、及びその製法に関する。
Description
本発明は、着用時に圧迫感や窮屈感が少なく、かつ、着用することにより血行が促進され筋肉や皮膚のタルミを改善し得る、ブラジャーに代表される女性用衣料に関する。
ブラジャーは、女性の乳房を保持して胸部のボディーラインを美しく見せる下着として用いられている。その一方、着用時のボディーラインの補正機能が優先するあまり、圧迫感や窮屈感が大きく、着用すること自体が女性に過大な肉体的負担となっていることも事実である。
このように、ボディーラインの補正機能を保持しつつ、着用時における過大な肉体的負担を軽減乃至解消できるブラジャー等の女性用衣料が存在すれば非常に望ましい。
また、加齢に伴い人体の代謝機能が低下すると、筋肉のタルミや皮膚のシワの発生等が顕著になる。女性の立場から、タルミやシワの発生を少しでも抑えて美しい外観を維持しようとするのは当然である。
従って、このようなタルミやシワの発生を、日常的な衣料の着用等の簡易な方法で軽減乃至解消することができれば、極めて有意義である。
本発明は、着用することにより筋肉のタルミや皮膚のシワの発生等を軽減でき、かつ、着用時に肉体的負担がほとんどない快適な着用感を有するブラジャー等の女性用衣料を提供することを目的とする。
本発明者は、鋭意研究を行った結果、女性の乳房を収納するカップ部1、該カップ部を固定する土台部2、体側から背面を覆う伸縮性を有する脇バンド部3、及び肩紐4を有する女性用衣料であって、広背筋脇部を持ち上げるための非伸縮性生地よりなる第一部材5が、前記女性用衣料の着用時に該第一部材が広背筋脇部に当接するように前記脇バンド部に配設され、かつ、大胸筋脇部を持ち上げるための非伸縮性生地よりなる第二部材6が、前記女性用衣料の着用時に該第二部材が大胸筋脇部に当接するように前記土台部に配設されてなる女性用衣料が、上記の目的を達成できることを見出した。発明者は、かかる知見に基づき、さらに研究を重ねて本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、下記の女性用衣料及びその製法を提供する。
項1.乳房を収納するカップ部、該カップ部を固定する土台部、体側から背面を覆う伸縮性を有する脇バンド部、及び肩紐を有する女性用衣料であって、広背筋脇部を持ち上げるための非伸縮性生地よりなる第一部材が、着用時に該第一部材が広背筋脇部に当接するように前記脇バンド部に配設され、かつ、大胸筋脇部を持ち上げるための非伸縮性生地よりなる第二部材が、着用時に該第二部材が大胸筋脇部に当接するように前記土台部に配設されてなる女性用衣料。
項2.前記第一部材が略三角形をなし、着用時にその一辺が広背筋脇部に当接するように前記脇バンド部に配設され、かつ、前記第二部材が略三角形をなし、着用時にその一辺が大胸筋脇部に当接するように前記土台部に配設されてなる項1に記載の女性用衣料。
項3.前記第一部材が略直角三角形をなし、着用時にその斜辺が広背筋脇部に当接するように前記脇バンド部に配設され、かつ、前記第二部材が略直角三角形をなし、着用時にその斜辺が大胸筋脇部に当接するように前記土台部に配設されてなる項2に記載の女性用衣料。
項4.前記の略直角三角形をなす第一部材の底辺が前記脇バンド部の底辺に接しており、該第一部材の垂辺が前記土台部と前記脇バンド部の接合部に接しており、かつ、前記の略直角三角形をなす第二部材の底辺が前記土台部の底辺に接しており、該第二部材の垂辺が前記土台部と前記脇バンド部の接合部に接している項3に記載の女性用衣料。
項5.前記の略直角三角形をなす第一部材の底辺が4〜8cm程度であり、該第一部材の垂辺が5〜10cm程度であり、かつ、前記の略直角三角形をなす第二部材の底辺が4〜8cm程度であり、該第二部材の垂辺が5〜10cm程度である項3又は4に記載の女性用衣料。
項6.前記第一部材及び第二部材の素材がマーキゼットである項1〜5のいずれかに記載の女性用衣料。
項7.前記第二部材が土台部の一部である項1〜6のいずれかに記載の女性用衣料。
項8.前記女性用衣料が、ブラジャー、ボディースーツ、ブラスリップ、キャミソール及び水着からなる群より選ばれる少なくとも1種である項1〜7のいずれかに記載の女性用衣料。
項9.乳房を収納するカップ部、該カップ部を固定する土台部、体側から背面を覆う伸縮性を有する脇バンド部、及び肩紐を有する女性用衣料の製法であって、広背筋脇部を持ち上げるための非伸縮性生地よりなる第一部材を、着用時に該第一部材が広背筋脇部に当接するように前記脇バンド部に配設するステップと、大胸筋脇部を持ち上げるための非伸縮性生地よりなる第二部材を、着用時に該第二部材が大胸筋脇部に当接するように前記土台部に配設するステップとを備えた女性用衣料の製法。
項10.乳房を収納するカップ部、該カップ部を固定する非伸縮性生地よりなる土台部、体側から背面を覆う伸縮性を有する脇バンド部、及び肩紐を有する女性用衣料であって、広背筋脇部を持ち上げるための非伸縮性生地よりなる第一部材が、着用時に該第一部材が広背筋脇部に当接するように前記脇バンド部に配設されてなる女性用衣料。
項11.前記第一部材が略三角形をなし、着用時にその一辺が広背筋脇部に当接するように前記脇バンド部に配設されてなる項10に記載の女性用衣料。
項12.前記第一部材が略直角三角形をなし、着用時にその斜辺が広背筋脇部に当接するように前記脇バンド部に配設されてなる項11に記載の女性用衣料。
項13.前記の略直角三角形をなす第一部材の底辺が前記脇バンド部の底辺に接しており、該第一部材の垂辺が前記土台部と前記脇バンド部の接合部に接している項12に記載の女性用衣料。
項14.前記の略直角三角形をなす第一部材の底辺が4〜8cm程度であり、該第一部材の垂辺が5〜10cm程度である項12又は13に記載の女性用衣料。
項15.前記第一部材の素材がマーキゼットである項10〜14のいずれかに記載の女性用衣料。
項16.前記女性用衣料が、ブラジャー、ボディースーツ、ブラスリップ、キャミソール及び水着からなる群より選ばれる少なくとも1種である項10〜16のいずれかに記載の女性用衣料。
項17.乳房を収納するカップ部、該カップ部を固定する非伸縮性生地よりなる土台部、体側から背面を覆う伸縮性を有する脇バンド部、及び肩紐を有する女性用衣料の製法であって、広背筋脇部を持ち上げるための非伸縮性生地よりなる第一部材を、着用時に該第一部材が広背筋脇部に当接するように前記脇バンド部に配設するステップを備えた女性用衣料の製法。
以下、本発明の女性用衣料について詳述する。
本発明の女性用衣料の種類は、乳房を収納するカップ部1、該カップ部を固定する土台部2、体側から背面を覆う伸縮性を有する脇バンド部3、及び肩紐4を有するものであれば特に限定はなく、例えば、ブラジャー、ボディースーツ、ブラスリップ、キャミソール、水着等が挙げられる。
このうち、女性用衣料の典型例であるブラジャーの形態例を挙げて、本発明を具体的に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
第1形態
本発明のブラジャーの第一形態としては、次のようなものが例示される。
本発明のブラジャーの第一形態としては、次のようなものが例示される。
本発明のブラジャーの第一形態は、乳房を収納するカップ部1、該カップ部を固定する土台部2、体側から背面を覆う伸縮性を有する脇バンド部3、及び肩紐4より構成されるブラジャーであって、広背筋脇部を持ち上げるための非伸縮性生地よりなる第一部材5(以下、「第一部材」とも表記する)が、ブラジャー着用時に該第一部材が広背筋脇部に当接するように前記脇バンド部3に配設され、かつ、大胸筋脇部を持ち上げるための非伸縮性生地よりなる第二部材6(以下、「第二部材」とも表記する)が、ブラジャー着用時に該第二部材が大胸筋脇部に当接するように前記土台部2に配設されているブラジャーである。
第一部材5の素材としては、非伸縮性生地であれば特に限定はなく、強度、通気性等の点から、例えばマーキゼットが好適である。
また、第一部材5の形状は、ブラジャー着用時に広背筋脇部に当接し、広背筋10を持ち上げる働きを有する形状であれば特に限定はない。例えば、略三角形のものが挙げられる。略三角形とは、三角形乃至それに近い形状(各辺が緩やかな曲線を有する三角形状等を含む)を意味する。そのうち好ましくは、略直角三角形、特に好ましくは直角三角形である。
略三角形の第一部材5は、ブラジャー着用時にその一辺が広背筋脇部に当接するように脇バンド部3に配設される。具体的には、図1及び図2に示すように、略直角三角形の第一部材5は、ブラジャー着用時にその斜辺X3が広背筋脇部に当接するように脇バンド部3に配設される。
略直角三角形の第一部材5の直角を挟む一方の辺、即ち、第一部材5の底辺X1は、脇バンド部の底辺3aに接しているのが好ましい。この場合、第一部材5の底辺X1の長さは、4〜8cm程度(特に、6〜8cm程度)であればよい。これは、第一部材5の底辺の長さが短すぎると広背筋脇部に当接しない場合があり、底辺の長さが長すぎると脇バンド部3の伸縮領域が減少し広背筋脇部の持ち上げ効果が減少してしまう場合があるからである。
また、略直角三角形の第一部材5の直角を挟む他方の辺、即ち、第一部材5の垂辺X2は、土台部2と脇バンド部3との接合部8と接して配設されているのが好ましい。略直角三角形の第一部材5の垂辺X2は、5〜10cm程度(特に、7〜8cm程度)であればよい。これは、第一部材5の垂辺を、接合部8の長さに一致させることがブラジャーの構成上必要であるためであり、垂辺が長すぎると接合部8からはみ出す場合があるからである。
いずれにしても、第一部材5は、その斜辺が広背筋脇部に当接するように脇バンド部3に配設されていることが必要であり、これを満たす範囲で、ブラジャーの形態(脇バンド部3の形状等)に応じて、第一部材5の略直角三角形状を適宜変化させることができる。
脇バンド部3は、通常、パワーネット、トリコット等の伸縮性生地で構成されている。非伸縮性の第一部材5は、縫製、接着等により脇バンド部3に配設される。第一部材5は、脇バンド部3の表面或いは裏面のいずれに配設してもよいが、裏面の方が好ましい。
例えば、第一部材5の垂辺部X2は、土台部2と脇バンド部3との境界縫合部(接合部)8を被うスパンテープ生地の下側(テープ生地と脇バンド部生地の間)に挟み、テープとともに縫い合わせることができる。第一部材5の底辺X1は、脇バンド部の底辺3aを被覆するスパンテープ生地の下側(テープ生地と脇バンド部生地の間)に挟み、テープとともに縫い合わせることができる。第一部材5の斜辺X3は、端部を折り返し、脇バンド部3の生地に直接縫いつけることができる。
或いは、伸縮性を有する脇バンド部3を編みたてる時に、非伸縮性編み糸にて第一部材5を編成するなどして、脇バンド部3の一部に第一部材5を設けてもよい。
第二部材6の素材としては、非伸縮性生地であれば特に限定はなく、強度、通気性等の点から、例えば、マーキゼットが好適である。第二部材6は、第一部材5と同じ素材であっても異なっていてもよい。
第二部材6の形状は、ブラジャー着用時に大胸筋脇部に当接し、大胸筋11を持ち上げる働きを有する形状であれば特に限定はない。中でも、第一部材5と同様に、略三角形、好ましくは略直角三角形、特に好ましくは直角三角形である。
略三角形の第二部材6は、ブラジャー着用時にその一辺が大胸筋脇部に当接するように土台部2に配設される。具体的には、図1及び図2に示すように、略直角三角形の第二部材6は、ブラジャー着用時にその斜辺Y3が大胸筋脇部に当接するように土台部2に配設される。
略直角三角形の第二部材6の直角を挟む一方の辺、即ち、第二部材6の底辺Y1は、土台部の底辺2aに接しているのが好ましい。この場合、第二部材6の底辺Y1は4〜8cm程度(特に、6〜8cm程度)であればよい。これは、第二部材6の底辺の長さが短すぎると大胸筋脇部に当接しない場合があり、底辺長さが長すぎると脇バンド部3の伸縮領域が減少し大胸筋脇部の持ち上げ効果が減少してしまう場合があるからである。
また、略直角三角形の第二部材6の直角を挟む他方の辺、即ち、第二部材6の垂辺Y2は、土台部2と脇バンド部3との接合部8と接しているのが好ましい。第二部材6の垂辺Y2は、5〜10cm程度(特に、7〜8cm程度)であればよい。これは、第二部材6の垂辺を、接合部8の長さに一致させることがブラジャーの構成上必要であるためであり、垂辺が長すぎると接合部8からはみ出してしまうからである。
いずれにしても、第二部材6は、その斜辺Y3が大胸筋脇部に当接するように土台部2に配設されていることが必要であり、これを満たす範囲で、ブラジャーの形態(土台部の形状等)に応じて、第二部材6の略直角三角形状を適宜変化させることができる。
土台部2は、伸縮性生地或いは非伸縮性生地のいずれでもよいが、通常、乳房を収納するカップ部1の型くずれを防ぐため、任意の編地にマーキゼットを貼り付けた生地等の非伸縮性生地が好適である。第二部材6は、縫製、接着等によりこの土台部2に配設される。第二部材6は、土台部2の表面或いは裏面のいずれに配設してもよいが、裏面の方が好ましい。
例えば、第二部材6の垂辺Y2は、接合部8を被うスパンテープ生地の下側に挟み、テープとともに縫い合わせることができる。第二部材6の底辺Y1は、土台部の底辺2aを被覆するスパンテープ生地の下側に挟み、テープとともに縫い合わせることができる。第二部材6の斜辺Y3は、端部を折り返し、土台部2の生地に直接縫いつけることができる。
或いは、第二部材6が土台部2の一部を構成していても良い。
第2形態
上記第一形態の土台部2が非伸縮性生地からなり第二部材6の特性を兼ね備えている場合には、本発明のブラジャーの第二形態として、上記第一形態から第二部材6を省略したものを挙げることができる。
上記第一形態の土台部2が非伸縮性生地からなり第二部材6の特性を兼ね備えている場合には、本発明のブラジャーの第二形態として、上記第一形態から第二部材6を省略したものを挙げることができる。
本発明のブラジャーの第二形態は、乳房を収納するカップ部1、該カップ部を固定する非伸縮性生地よりなる土台部2、体側から背面を覆う伸縮性を有する脇バンド部3、及び肩紐4より構成されるブラジャーであって、広背筋脇部を持ち上げるための非伸縮性生地よりなる第一部材5(第一部材)が、ブラジャー着用時に該第一部材が広背筋脇部に当接するように前記脇バンド部3に配設されているブラジャーである。
第一部材5の素材や形状は、上記第一形態で記載したものを採用することができる。
略三角形の第一部材5は、ブラジャー着用時にその一辺が広背筋脇部に当接するように脇バンド部3に配設される。具体的には、略直角三角形の第一部材5は、図3に示すように、ブラジャー着用時にその斜辺X3が広背筋脇部に当接するように、脇バンド部3に配設されている。
略直角三角形の第一部材5の底辺X1は、脇バンド部の底辺3aに接しているのが好ましい。この場合、第一部材5の底辺X1の長さは4〜8cm程度(特に、6〜8cm程度)であればよい。これは、第一部材5の底辺の長さが短すぎると広背筋脇部に当接しない場合があり、底辺長さが長すぎると脇バンド部3の伸縮領域が減少し広背筋脇部の持ち上げ効果が減少してしまう場合があるからである。
また、略直角三角形の第一部材5の垂辺X2は、土台部2と脇バンド部3との接合部8と接しているのが好ましく、第一部材5の垂辺X2は、5〜10cm程度(特に、7〜8cm)であればよい。これは、第一部材5の垂辺を、接合部8の長さに一致させることがブラジャーの構成上必要であるためであり、垂辺が長すぎると接合部8からはみ出す場合があるからである。
いずれにしても、第一部材5は、その斜辺X3が広背筋脇部に当接するように脇バンド部3に配設されていることが必要であり、これを満たす範囲で、ブラジャーの形態(脇バンド部3の形状等)に応じて、第一部材5の略直角三角形状を適宜変化させることができる。
脇バンド部3は、通常、パワーネット、トリコット等の伸縮性生地で構成されている。非伸縮性の第一部材5は、縫製、接着等により脇バンド部3に配設される。第一部材5は、脇バンド部3の表面或いは裏面のいずれに配設してもよいが、裏面の方が好ましい。
例えば、第一部材5の垂辺X2は、土台部2と脇バンド部3との接合部8を被うスパンテープ生地の下側に挟み、テープとともに縫い合わせることができる。第一部材5の底辺X1は、脇バンド部の底辺3aを被覆するスパンテープ生地の下側に挟み、テープとともに縫い合わせることができる。第一部材5の斜辺X3は、端部を折り返し、脇バンド部3の生地に直接縫いつけることができる。
或いは、伸縮性を有する脇バンド部3を編みたてる時に、非伸縮性編み糸にて第一部材5を編成するなどして、脇バンド部3の一部に第一部材5を設けてもよい。
本発明のブラジャーを構成する、カップ部1、土台部2、脇バンド部3及び肩紐4は、いずれも公知のものを採用することができ、特に限定はない。例えば、次のようなものが例示される。
カップ部1は、ふくらみのある乳房を見た目良く収容できる形状に縫製された部材であり、略円弧状の下辺縁(カップ部と土台部の接合部)に、ワイヤー7などの形状補正用の芯材が封入されたテープが縫着されているものが例示される。カップ部1は、この形態に限らず、公知のものを採用できる。
土台部2は、上記カップ部1の位置を規定するとともに、ブラジャー装着者のアンダーバスト部分の正面および側面(両脇)に密接して上記カップ部1とともに乳房を支える部材であって、図1,3及び7のように、上記カップ部1の下辺縁に縫着されている。この土台部2には、非伸縮性の布地、または伸縮性を有する布地に非伸縮性の布地を縫着するなどして伸縮性を少なくした布地が使用される。なお、土台部2には、必要に応じてフロントホックなどの係止具が装着されていてもよい。
脇バンド部3は、土台部2の両端に設けられ、体側から背面を覆う形状を有している。脇バンド部3は、土台部2の両端をつなぐものであればよく、背面に係止具を有していてもよい。例えば、図7のように、左右それぞれの脇バンド部3の先端には着脱可能に構成された係止具9が装着されていてもよい。上記係止具9は、周知のように、雌雄が係合する金具を備えて構成され、一方の脇バンド部3には雄の金具が、また他方の脇バンド部3には雌の金具が取り付けられている。脇バンド部3の素材は、伸縮性を有する布地が好適に使用される。なお、土台部2と脇バンド部3の境界は縫合されて接合部8を形成する。
肩紐(ストラップ)4は、公知の伸縮性のものを採用できる。肩紐は、本発明の第一部材(及び第二部材)を備えた脇バンド部3(及び土台部2)をつり上げる役割を果たしている。これにより、広背筋脇部が好適に持ち上げられる。
ブラジャーの特徴
上述したように、本発明のブラジャーは、脇バンド部3に第一部材5を配設(或いは、さらに土台部2に第二部材6を配設)した点に特徴を有している。そして、本発明では、かかるブラジャーを装着することにより、筋肉や皮膚に張りができ、シワやタルミが減少乃至解消される。
上述したように、本発明のブラジャーは、脇バンド部3に第一部材5を配設(或いは、さらに土台部2に第二部材6を配設)した点に特徴を有している。そして、本発明では、かかるブラジャーを装着することにより、筋肉や皮膚に張りができ、シワやタルミが減少乃至解消される。
具体的には、次のような顕著な効果が発揮される。
例えば、(1)顔部分については、目の下の皺が浅くなり目立たなくなる(眼輪筋)、耳の位置が上がる(側頭筋)、眉が上がり額の皺が目立たなくなる(前頭筋)、口角が上がる(口輪筋)、フェイスラインが引き締まる(広頸筋)、頬の位置が上がりたるみがなくなる(大頬骨筋、小頬骨筋)等の顕著な効果が発揮される。
また、(2)上半身については、鎖骨ラインの皺・窪みが減少し目立たなくなる(胸鎖乳突筋)、肩のラインが上がる(胸鎖乳突筋)、肩甲骨ラインがすっきりする(僧帽筋、広背筋)、二の腕に張り感が出て細くなる(三角筋)、横から見て手の位置が前方に出る(僧帽筋、広背筋)、乳房の位置が上に上がる(僧帽筋、広背筋)、アンダーバストとウェストの距離が長くなる(僧帽筋、広背筋)、腸(下腹)の贅肉が少なくなる(腹直筋)、腹全体のラインがすっきりする(腹直筋)等の顕著な効果が発揮される。
また、(3)下半身については、ヒップライン(大臀部筋下部ライン)が上がる(大臀筋)、ピーマン状のヒップが丸くなる(外腹斜筋、広背筋)、アキレス腱がすっきりする(下肢の筋肉)、脹脛の位置が上がる(下肢の筋肉)、両足が内側重心になる(下肢の筋肉)等の顕著な効果が発揮される。
さらに、本発明のブラジャーは、ブラジャーカップ上辺の弛みがなくなる、下カップの空間がなくなる、ブラジャーのアンダーテープが中に入り込まない、カップ脇のワイヤーの食い込みが減少する、ワイヤーラインの中に乳房が収まる等の理由により、優れた着用感を有している。しかも、本発明のブラジャーの着用時に、圧迫感や窮屈感はほとんどない。
これまで、このような第一部材5(及び第二部材6)をブラジャーに適用した先行技術は存在せず、本発明のブラジャーは、全く新しい知見に基づき完成されたものである。本発明のブラジャーがこのような顕著な効果を発揮する理由は、今のところ明確ではないが、例えば次のように考えることができる。
心臓に向かって流れる静脈と筋肉の模式図4を用いて説明する。図4に示すように、撓(とう)側皮静脈13は、心臓19に近い静脈であるため、この血管の血流量の阻害は全身の血行に大きな影響を及ぼすと考えられる。この撓側皮静脈13は、大胸筋11と三角筋12の境界部を通過しているため、老化等により筋肉が弛むと、これらの筋肉の下垂移動により撓側皮静脈13は捩れ、伸長、圧縮などの変形を起こし、このため圧搾が生じて血流が阻害される(図5)。すなわち、老化等で、三角筋12の弛みによって撓側皮静脈13が圧迫され心臓19に流入する血流量が減少し、これがシワやたるみ発生の一因となっていると考えられる。
本発明のブラジャーを着用すると、第一部材5(及び第二部材6)により、下垂した広背筋10(及び大胸筋11)が持ち上げられて、さらに三角筋12が持ち上げられる。これにより、広背筋10、三角筋12、及び大胸筋11がセットで持ち上げられて、下垂する前の状態に戻される(図6)。これにより、撓側皮静脈13の狭窄が防止され、血流量が回復し血行が促進されることとなり、上記のような作用効果が発揮されると考えられる。
なお、上記ブラジャー以外の女性用衣料(例えば、ボディースーツ、ブラスリップ、キャミソール、水着等)も、本発明で示されるカップ部1、該カップ部を固定する土台部2、伸縮性脇バンド部3及び肩紐4を含むものであれば、上記のブラジャーと同様の作用効果が発揮される。
本発明のブラジャーに代表される女性用衣料は、着用時に血行が促進される等の理由により、筋肉のタルミや皮膚のシワを減少乃至解消し、或いはそれらの発生を予防することができる。また、従来の女性用衣料と比べ、快適な着用感を有している。
1 カップ部
2 土台部
2a 土台部の底辺
3 脇バンド部
3a 脇バンド部の底辺
4 肩紐
5 第一部材(広背筋持ち上げ布)
6 第二部材(大胸筋持ち上げ布)
7 ワイヤー
8 接合部
9 係止具
10 広背筋
11 大胸筋
12 三角筋
13 撓側皮静脈
14 腋窩静脈
15 尺側皮静脈
16 外頚静脈
17 内頚静脈
18 鎖骨下静脈
19 心臓
20 大胸筋展開切片
X1 第一部材の底辺(4〜8cm)
X2 第一部材の垂辺(5〜10cm)
X3 第一部材の斜辺
Y1 第二部材の底辺(4〜8cm)
Y2 第二部材の垂辺(5〜10cm)
Y3 第二部材の斜辺
2 土台部
2a 土台部の底辺
3 脇バンド部
3a 脇バンド部の底辺
4 肩紐
5 第一部材(広背筋持ち上げ布)
6 第二部材(大胸筋持ち上げ布)
7 ワイヤー
8 接合部
9 係止具
10 広背筋
11 大胸筋
12 三角筋
13 撓側皮静脈
14 腋窩静脈
15 尺側皮静脈
16 外頚静脈
17 内頚静脈
18 鎖骨下静脈
19 心臓
20 大胸筋展開切片
X1 第一部材の底辺(4〜8cm)
X2 第一部材の垂辺(5〜10cm)
X3 第一部材の斜辺
Y1 第二部材の底辺(4〜8cm)
Y2 第二部材の垂辺(5〜10cm)
Y3 第二部材の斜辺
次に本発明を、実施例を用いて説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
本発明のブラジャーの第1形態を、次のようにして製造した(図1,2及び7を参照)。
パワーネット生地(伸縮性のある縦編み生地)からなる脇バンド部3、装飾性のあるレース生地からなる表生地およびマーキゼットからなる裏地より構成される土台部2、カップ部1及び肩紐4を備えたブラジャーと、マーキゼット生地からなる第一部材5及び第二部材6を用いた。第一部材5及び第二部材6の形状は、ともに直角三角形とし、そのサイズは第一部材5及び第二部材6ともに縦(垂辺)8cm、横(底辺)5cmとした(例えば図2を参照)。上記サイズは、C(カップ)−75(アンダーバスト寸法)の場合を想定した。
第一部材5及び第二部材6を、それぞれ次のようにして、脇バンド部3の裏側及び土台部2の裏側に縫着した。
第一部材5の縦(垂辺)方向は、土台部2と脇バンド部3との境界縫合部(接合部)8を被うスパンテープ生地の下側(テープ生地と脇バンド部生地の間)に挟み、テープとともに縫い合わせた。第一部材5の底辺は、脇バンド部3の底辺を被覆するスパンテープ生地の下側(テープ生地と脇バンド部生地の間)に挟み、テープとともに縫い合わせた。第一部材5の斜辺は、端部を折り返し、脇バンド部3の生地に直接縫いつけた。
また、第二部材6の縦(垂辺)方向は、接合部8を被うスパンテープ生地の下側(テープ生地と土台部生地の間)に挟み、テープとともに縫い合わせた。第二部材6の底辺は、土台部2の底辺を被覆するスパンテープ生地の下側(テープ生地と土台部生地の間)に挟み、テープとともに縫い合わせた。第二部材6の斜辺は、端部を折り返し、土台部2の生地に直接縫いつけた。
以上のようにして、図7に示される本発明のブラジャーの第1形態実施例を製造した。
本発明のブラジャーの第2形態を、次のようにして製造した(図3を参照)。
パワーネット生地(伸縮性のある縦編み生地)からなる脇バンド部3、レース生地、編地等の裏側にマーキゼット生地を裏貼りした土台部2、カップ部1及び肩紐4を備えたブラジャーと、マーキゼット素材からなる第一部材5を用いた。第一部材5の形状は直角三角形とし、そのサイズは縦(垂辺)8cm、横(底辺)5cmとした。上記サイズはC(カップ)−75(アンダーバスト寸法)の場合を想定した。
第一部材5を、次のようにして、脇バンド部3の裏側に縫着した。
第一部材5の縦(垂辺)方向は、土台部2と脇バンド部3との境界縫合部(接合部)8を被うスパンテープ生地の下側(テープ生地と脇バンド部生地の間)に挟み、テープとともに縫い合わせた。第一部材5の底辺は、脇バンド部3の底辺を被覆するスパンテープ生地の下側(テープ生地と脇バンド部生地の間)に挟み、テープとともに縫い合わせた。第一部材5の斜辺は、端部を折り返し、脇バンド部3の生地に直接縫いつけた。
以上のようにして、本発明のブラジャーの第2形態実施例を製造した。
上記実施例1で製造されたブラジャーを、モニター(40代〜50代の女性6名)に着用したところ、表1のような評価結果が得られた。結果は、次のA〜Cに該当するとモニター人数で評価した。
A:その通り
B:そうならない
C:わからない
B:そうならない
C:わからない
上記のように、全身(特に、顔部分、上半身、下半身等)において筋肉や皮膚に張りができ、シワやタルミが減少乃至解消されることが分かった。また、ほとんど圧迫感や締め付け感がなく、肩や腕が軽くなり、呼吸がし易くなる等の快適な着用感を有することも明らかとなった。
上記実施例2で製造されたブラジャーについても同様の評価結果が得られた。
Claims (17)
- 乳房を収納するカップ部、該カップ部を固定する土台部、体側から背面を覆う伸縮性を有する脇バンド部、及び肩紐を有する女性用衣料であって、広背筋脇部を持ち上げるための非伸縮性生地よりなる第一部材が、着用時に該第一部材が広背筋脇部に当接するように前記脇バンド部に配設され、かつ、大胸筋脇部を持ち上げるための非伸縮性生地よりなる第二部材が、着用時に該第二部材が大胸筋脇部に当接するように前記土台部に配設されてなる女性用衣料。
- 前記第一部材が略三角形をなし、着用時にその一辺が広背筋脇部に当接するように前記脇バンド部に配設され、かつ、前記第二部材が略三角形をなし、着用時にその一辺が大胸筋脇部に当接するように前記土台部に配設されてなる請求項1に記載の女性用衣料。
- 前記第一部材が略直角三角形をなし、着用時にその斜辺が広背筋脇部に当接するように前記脇バンド部に配設され、かつ、前記第二部材が略直角三角形をなし、着用時にその斜辺が大胸筋脇部に当接するように前記土台部に配設されてなる請求項2に記載の女性用衣料。
- 前記の略直角三角形をなす第一部材の底辺が前記脇バンド部の底辺に接しており、該第一部材の垂辺が前記土台部と前記脇バンド部の接合部に接しており、かつ、前記の略直角三角形をなす第二部材の底辺が前記土台部の底辺に接しており、該第二部材の垂辺が前記土台部と前記脇バンド部の接合部に接している請求項3に記載の女性用衣料。
- 前記の略直角三角形をなす第一部材の底辺が4〜8cm程度であり、該第一部材の垂辺が5〜10cm程度であり、かつ、前記の略直角三角形をなす第二部材の底辺が4〜8cm程度であり、該第二部材の垂辺が5〜10cm程度である請求項3に記載の女性用衣料。
- 前記第一部材及び第二部材の素材がマーキゼットである請求項1に記載の女性用衣料。
- 前記第二部材が土台部の一部である請求項1に記載の女性用衣料。
- 前記女性用衣料が、ブラジャー、ボディースーツ、ブラスリップ、キャミソール及び水着からなる群より選ばれる少なくとも1種である請求項1に記載の女性用衣料。
- 乳房を収納するカップ部、該カップ部を固定する土台部、体側から背面を覆う伸縮性を有する脇バンド部、及び肩紐を有する女性用衣料の製法であって、広背筋脇部を持ち上げるための非伸縮性生地よりなる第一部材を、着用時に該第一部材が広背筋脇部に当接するように前記脇バンド部に配設するステップと、大胸筋脇部を持ち上げるための非伸縮性生地よりなる第二部材を、着用時に該第二部材が大胸筋脇部に当接するように前記土台部に配設するステップとを備えた女性用衣料の製法。
- 乳房を収納するカップ部、該カップ部を固定する非伸縮性生地よりなる土台部、体側から背面を覆う伸縮性を有する脇バンド部、及び肩紐を有する女性用衣料であって、広背筋脇部を持ち上げるための非伸縮性生地よりなる第一部材が、着用時に該第一部材が広背筋脇部に当接するように前記脇バンド部に配設されてなる女性用衣料。
- 前記第一部材が略三角形をなし、着用時にその一辺が広背筋脇部に当接するように前記脇バンド部に配設されてなる請求項10に記載の女性用衣料。
- 前記第一部材が略直角三角形をなし、着用時にその斜辺が広背筋脇部に当接するように前記脇バンド部に配設されてなる請求項11に記載の女性用衣料。
- 前記の略直角三角形をなす第一部材の底辺が前記脇バンド部の底辺に接しており、該第一部材の垂辺が前記土台部と前記脇バンド部の接合部に接している請求項12に記載の女性用衣料。
- 前記の略直角三角形をなす第一部材の底辺が4〜8cm程度であり、該第一部材の垂辺が5〜10cm程度である請求項12に記載の女性用衣料。
- 前記第一部材の素材がマーキゼットである請求項10に記載の女性用衣料。
- 前記女性用衣料が、ブラジャー、ボディースーツ、ブラスリップ、キャミソール及び水着からなる群より選ばれる少なくとも1種である請求項10に記載の女性用衣料。
- 乳房を収納するカップ部、該カップ部を固定する非伸縮性生地よりなる土台部、体側から背面を覆う伸縮性を有する脇バンド部、及び肩紐を有する女性用衣料の製法であって、広背筋脇部を持ち上げるための非伸縮性生地よりなる第一部材を、着用時に該第一部材が広背筋脇部に当接するように前記脇バンド部に配設するステップを備えた女性用衣料の製法。
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