JP4413024B2 - 水上浮上船外機付きボート - Google Patents
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Description
船外エンジン2は従来式ボートに使用されているエンジンである。本発明では、船外エンジン2は、可動枠21と鉄棒22に装架され、それによりエンジンは垂直に上下して調整され、船体を望ましい高さに保持できる。
ウイング4は、船体の両側から張り出ている。
フラップ5は、ボート1の船体前部のウィングの下に装架される。
フラップ6は、エンジン2より後ろのボート1の船体後部で、ウィングの下に装架される。
図1のとおり、船外エンジンは、現在利用可能な軽量で高出力なものである。エンジンは、エンジン2から延在する支軸の最下部にある推進器20を備え、船体1の後部外側に搭載される。推進器は、ボートを進行方向に進めるため常に水中になければならない。エンジン2は、その上部および下部を鉄製の枠21と鉄棒22とにそれぞれ装架される。枠21および鉄棒22は、所定の間隔又は約3フィート間隔で、2つの鉛直のシャフト23と24に溶接される。図1の通り、鉄製シャフト23は、鉄製プレート27および30の二つの丸穴25および28を通り、また鉄製シャフト24はプレート27および30の二つの丸穴26および29を通る。シャフト23および24のそれぞれの下端は、鉄製プレート30の下にある鉄棒34と最も低い位置で溶接される。鉄製プレート27および30はボート1の後部にそれぞれ上部および下部で溶接される。
それぞれの丸穴25、26、28、29には、ボール軸受けカートリジが取り付けられ、鉄シャフト23、24の上下の動きを容易にする。
モーター31がケーブル32を引き上げると、プーリー33が逆時計回りに回転してエンジン2が引き上げられ、モーター31がケーブル32を下げると、プーリー33は時計回りに回転してエンジン2を下に移動させる。
ウィング4の後端には、上部に空中舵が取り付けられており、操縦ハンドル100を通じて船体の操縦を助ける。
モーター55が、シャフト54によってプーリー52,53を時計回りまたは反時計回りに動かす。ケーブル56の前端はプーリー52の溝に固定されており、後端はフラップ5の後端の下側の位置59に固定されている。プーリー52が時計回りに回転すると、ケーブル56はプーリー52の軸の回りで巻かれ、プーリー57の溝を通って、プーリー57をフラップ5の下方に固定されたシャフト58を自由に回転させる。
プーリー81および82は、船体の下部で、フラップ5の後方に取り付けられ、同じ直径の両プーリーがボート1の船体後部近くに設置されたモーター84の同じシャフト83を中心に回転する。
フラップ5、6は、船体を水面上方の望みの位置に浮上させるために用いられる。
操縦ハンドル100は、船体の浮上時に、船体を右または左に向けるため操縦者が片手又は両手で操作できる空中舵41を制御する。
加速ペダル101を押すか又は放すことにより、エンジン2を加速または減速させる。
スイッチ102を左足で押すことにより、モーター31がエンジン2を下に動かす。
スイッチ103を左足で押すことにより、モーター31がエンジン2を上に動かす。
加速ペダル101、スイッチ102およびスイッチ103は運転車席の前に設置されている。
スイッチ105を押すと左右のフラップ5が下向きに揺動回転する。
スイッチ106を押すと左右のフラップ5が上向きに揺動回転する。
スイッチ107を押すと左右のフラップ6が下向きに揺動回転する。
スイッチ108を押すと左右のフラップ6が上向きに揺動回転する。
スイッチ109を押すと右側のフラップ5が下向きに揺動回転する。
スイッチ110を押すと右側のフラップ5が上向きに揺動回転する。
スイッチ111を押すと左側のフラップ5は下向きに揺動回転する。
スイッチ112を押すと左側のフラップ5は上向きに揺動回転する。
スイッチ113を押すと右側のフラップ6は下向きに揺動回転する。
スイッチ114を押すと右側のフラップ6は上向きに揺動回転する。
スイッチ115を押すと左側のフラップ6は下向きに揺動回転する。
スイッチ116を押すと左側のフラップ6は上向きに揺動回転する。
電気回路の設計は、すべの部材をスイッチ(102〜116)により制御するために必要である。それにより、継続的にスイッチを押すと、そのスイッチにより制御されるモーターも継続して作動する。足又は指をスイッチから離すと、すぐにモーターは動きを中止し、エンジン2又はフラップをその位置での静止状態を維持する。再びいずれかのスイッチを押すと、そのスイッチの制御する部材が更に作動する。
図1および図2に示すとおり、左右フラップ6はウイング4の真下にある。フラップが下方に揺動回転してウィング4から離れると、風の流れは船体を水面上方に持ち上げるようになる。すなわちスイッチ107を押すと、左右のモーター84が同時に作動し、プーリー81および82を時計方向に回転させ、ケーブル85がフラップ6を下方向に引っ張り、同時にケーブル90はプーリー82から巻き戻されフラップ6は下方向に揺動回転する。
反対に、スイッチ108を押すと、モーター84が作動し始め、フーリー81および82を逆時計方向に動かし、ケーブル90はフラップ6を上方向に揺動回転させる。
左側または右側のどちらかのフラップを別個に動かすためにスイッチを押す理由は、ボート全体が水面上方に浮上して平衡を取った後、船体を左右に傾けることを可能にするためである。ただし、推進器は依然水中にあってボートを前進させるため回転している。これは、飛行中の補助翼の制御により左右に傾けられる飛行機の場合と同じ方法である。この機能により、本発明ボートは、スポーツボートとして、一層楽しむことができる。
スイッチ123は、また、ブザー126に制御パネル104の上で直接接続されている。
手動でエンジンを制御して船外機付ボートを運転する方法は以下のとおりである。
推進器20を水中に残し、船体1を浮上させるには、ボート1のエンジン2を起動する前に、スイッチ125を押して「切」の状態にする。この状態では、水面上方にスイッチ123があって、スイッチ123が入るべき状態であっても、スイッチ125を通ってモーター31には電流が流れない。
スイッチ106および108を押すと、すべてのフラップが、ウイング4の下で最上位置に保持される。
船体が再び水面にもどると、徐々にエンジンを減速し、スイッチ106および108を押してすべてのフラップを最上位置に上げ、同時にエンジン2は垂直に上昇させ、推進器20を図1および2に示される船体の背部の位置に戻す。
エンジン2を始動する前に、スイッチ125を押して「切」状態にする。左足を使ってスイッチ103を押して、モーター31によりエンジン2を持ち上げ、エンジンが最高位置まで上昇すると、モーター31の自動スイッチがモーターを止める。推進器20は、水面下20cmに位置する。このような状況で、スイッチ123は僅かに水面下にあり、図1および図2に示されるように、「切」状態となっている。
船体の走行中は、スイッチ102および103を押すことはできず、両スイッチは常に「切」状態になっている。
前記の説明のように、前後のフラップの揺動回転を調整することにより、ある速度に到達すると船体は浮上し、それに伴いエンジンも浮上する。この場合、スイッチ123が水面より上に上がると自動的に「入」状態になり、推進器20は船体を高速で前進させる十分な推進力を出力する。スイッチ123が水面上に出れば、必ず自動的に「入」状態になり、ブザー126が鳴り運転者に知らせる。そして電流がモーター31に流れる。モーター31はエンジン2を下げてスイッチ123を水面120の下に戻す。そこで、スイッチ123は「切」状態になる。そしてエンジン2は作動を止める。従って、ボートが如何に高速でも、また船体位置が水面120から如何に高くても、推進機20は自動的にいつも水面120の下にあるように調整される。船体は水面から離れた上方を滑らかに進む。この方法は、前記のエンジン2の手動調整とは大いに異なる。手動調整は、操縦や競技を楽しむ熟練した運転者に最適である。
すべてのフラップを揺動回転させ、エンジンを鉛直方向に上下に動かすことは、本明細書において記載された装置、または、本明細書に記載されたように全ての部材を作動させる機械的又は油圧装置によって可能となる。フラップ又はエンジンを最上位置または最下位置に保持するためには、モーター31、55又は84を自動的に停止させ自動的に加熱や損傷を避ける全ての種類の自動スイッチが使用できる。
請求項の記載は、明細書に記載された一般的又は専門的な発明の特徴をすべて網羅しており、そして発明の範囲の記載はすべてその中にあることを理解すべきである。
Claims (1)
- 推進手段のみが常に水中で回転し、ボートの他の部分が水面上方に浮き上る、水面上方に浮上するスマートな船外機付ボートにおいて、該ボートが、ウイングとフラップとボートを高速で前進させる手段とを含み、
前記ウイングが、船体側面から張り出して更に後方に延び、前記ウイングの後端が僅かに下向きに曲がっており、各ウイングの上面には空中舵が設けられており、
前記フラップが、前記ウイングに固定されたヒンジの回りを上下に揺動回転し、
前記ボートを高速で前進させる手段が、鉛直方向に動くことができ、それにより前記推進手段が常に水中で回転するように保持され、前記ボートを高速で前進させる手段の上下方向の動きが自動的に制御され、
前記ボートが、船体を水面上方の適切な高さに保持するために、音波探査装置、該音波探査装置に接続された水面計、および前記推進手段を水面下に保持するための自動スイッチを更に含む、水面上方に浮上するスマートな船外機付ボート。
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JP2004023878A JP4413024B2 (ja) | 2004-01-30 | 2004-01-30 | 水上浮上船外機付きボート |
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