JP2001354199A - 無人機の水上離発着方法およびその装置 - Google Patents
無人機の水上離発着方法およびその装置Info
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- JP2001354199A JP2001354199A JP2000173856A JP2000173856A JP2001354199A JP 2001354199 A JP2001354199 A JP 2001354199A JP 2000173856 A JP2000173856 A JP 2000173856A JP 2000173856 A JP2000173856 A JP 2000173856A JP 2001354199 A JP2001354199 A JP 2001354199A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 水上における無人機の離発着を可能とせしめ
ることにより、無人機の離発着場所の周辺における騒音
公害、安全性等の制約や、航空交通の錯綜がなく、無人
機の離発着を容易にせしめ得る無人機の水上離発着方法
及びその装置を提供する。 【解決手段】 無人機を水上に浮設された浮揚体上から
離発着させるにあたり、浮揚体の上部に設けられた離発
着路上に無人機を搭載し、浮揚体を水上において無人機
が離陸可能な速度で航走させて無人機を離発着路から離
陸させ、また着陸時は、浮揚体を水上において所定速度
で航走させ、操縦手段にて無人機の速度制御をしながら
無人機を浮揚体に接近させ、無人機の飛行速度と浮揚体
の航走速度とをほぼ同一にして、無人機を浮揚体の離発
着路上に着陸させる。
ることにより、無人機の離発着場所の周辺における騒音
公害、安全性等の制約や、航空交通の錯綜がなく、無人
機の離発着を容易にせしめ得る無人機の水上離発着方法
及びその装置を提供する。 【解決手段】 無人機を水上に浮設された浮揚体上から
離発着させるにあたり、浮揚体の上部に設けられた離発
着路上に無人機を搭載し、浮揚体を水上において無人機
が離陸可能な速度で航走させて無人機を離発着路から離
陸させ、また着陸時は、浮揚体を水上において所定速度
で航走させ、操縦手段にて無人機の速度制御をしながら
無人機を浮揚体に接近させ、無人機の飛行速度と浮揚体
の航走速度とをほぼ同一にして、無人機を浮揚体の離発
着路上に着陸させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無人機(無人航空
機)を水上に浮設された浮揚体上から離発着させる無人
機の水上離発着方法及びその装置に関する。
機)を水上に浮設された浮揚体上から離発着させる無人
機の水上離発着方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動操縦により飛行する無人機(無人航
空機)は、気象観測、情報収集、港湾監視等に広く利用
されている。かかる無人機1は、比較的機体規模の大き
いものについては、図4に示されるように、飛行場の滑
走路30を用いて離発着するようになっている。尚、3
1は管制塔である。一方、滑走用の脚を備えない無人機
1については、図5に示されるように、地上を走行可能
なドーリ32にスキッド33を備えた無人機1を搭載
し、該無人機1の動力により該ドーリ32及び無人機1
を走行させることにより増大した速度V3にて機体を浮
上させて前記該ドーリ32を切り離し、機体を離陸せし
めるようになっている。さらに機体規模の小さい無人機
1については、カタパルト(圧縮空気等の加圧力により
機体に前方方向の推進力を付与する)を用いて機体を離
陸せしめる手段が採用されている。
空機)は、気象観測、情報収集、港湾監視等に広く利用
されている。かかる無人機1は、比較的機体規模の大き
いものについては、図4に示されるように、飛行場の滑
走路30を用いて離発着するようになっている。尚、3
1は管制塔である。一方、滑走用の脚を備えない無人機
1については、図5に示されるように、地上を走行可能
なドーリ32にスキッド33を備えた無人機1を搭載
し、該無人機1の動力により該ドーリ32及び無人機1
を走行させることにより増大した速度V3にて機体を浮
上させて前記該ドーリ32を切り離し、機体を離陸せし
めるようになっている。さらに機体規模の小さい無人機
1については、カタパルト(圧縮空気等の加圧力により
機体に前方方向の推進力を付与する)を用いて機体を離
陸せしめる手段が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4に
示されるような、飛行場の滑走路30を用いて無人機1
を離発着させるものにあっては、人口密集地周辺では騒
音公害や安全性の面から無人の航空機の離発着は困難で
あり、また航空交通も錯綜し易い、等の離発着に制約が
非常に多いことから、かかる無人機1の離発着に利用可
能な飛行場はきわめて少ない。また、図5に示されるよ
うな、地上を走行するドーリ32に無人機1を搭載して
離発着させるものにあっては、ドーリ32自体に駆動力
を有しないため離陸時には機体自体の駆動力によること
となり、図4の場合と同様、人口密集地周辺では騒音公
害や安全性の面から無人の航空機の離発着は困難であ
り、また航空交通も錯綜し易いという問題点を有する。
示されるような、飛行場の滑走路30を用いて無人機1
を離発着させるものにあっては、人口密集地周辺では騒
音公害や安全性の面から無人の航空機の離発着は困難で
あり、また航空交通も錯綜し易い、等の離発着に制約が
非常に多いことから、かかる無人機1の離発着に利用可
能な飛行場はきわめて少ない。また、図5に示されるよ
うな、地上を走行するドーリ32に無人機1を搭載して
離発着させるものにあっては、ドーリ32自体に駆動力
を有しないため離陸時には機体自体の駆動力によること
となり、図4の場合と同様、人口密集地周辺では騒音公
害や安全性の面から無人の航空機の離発着は困難であ
り、また航空交通も錯綜し易いという問題点を有する。
【0004】本発明はかかる従来技術の課題に鑑み、水
上における無人機の離発着を可能とせしめることによ
り、無人機の離発着場所の周辺における騒音公害、安全
性等の制約や、航空交通の錯綜がなく、無人機の離発着
を容易にせしめ得る無人機の水上離発着方法及びその装
置を提供することを目的とする。
上における無人機の離発着を可能とせしめることによ
り、無人機の離発着場所の周辺における騒音公害、安全
性等の制約や、航空交通の錯綜がなく、無人機の離発着
を容易にせしめ得る無人機の水上離発着方法及びその装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる課題を解
決するもので、請求項1記載の発明は、無人機の離陸方
法に係り、無人機(無人航空機)を水上に浮設された浮
揚体上から離発着させる無人機の水上離発着方法におい
て、前記浮揚体の上部に設けられた離発着路上に前記無
人機を搭載し、該浮揚体を水上において前記無人機が離
陸可能な速度で航走させ、該無人機を前記離発着路から
離陸させることを特徴とする。
決するもので、請求項1記載の発明は、無人機の離陸方
法に係り、無人機(無人航空機)を水上に浮設された浮
揚体上から離発着させる無人機の水上離発着方法におい
て、前記浮揚体の上部に設けられた離発着路上に前記無
人機を搭載し、該浮揚体を水上において前記無人機が離
陸可能な速度で航走させ、該無人機を前記離発着路から
離陸させることを特徴とする。
【0006】かかる発明によれば、ドーリ艇等からなる
浮揚体は海上を自走してその速度を増大し、その航行速
度が無人機の離陸速度、即ち該無人機に離発着路上から
浮上できる揚力を生じる速度に達すると、該無人機は離
発着路から離陸することができる。これにより、比較的
規模の大きい無人機の場合においても、前記浮揚体の航
行速度が約60kt以上であれば無人機を離陸させるこ
とができ、該浮揚体として通常の高速艇を用い、これに
無人機を搭載して航走させるのみで、無人機を浮揚体上
から離陸させることが可能となる。
浮揚体は海上を自走してその速度を増大し、その航行速
度が無人機の離陸速度、即ち該無人機に離発着路上から
浮上できる揚力を生じる速度に達すると、該無人機は離
発着路から離陸することができる。これにより、比較的
規模の大きい無人機の場合においても、前記浮揚体の航
行速度が約60kt以上であれば無人機を離陸させるこ
とができ、該浮揚体として通常の高速艇を用い、これに
無人機を搭載して航走させるのみで、無人機を浮揚体上
から離陸させることが可能となる。
【0007】請求項2ないし3記載の発明は、無人機の
着陸方法に係り、請求項2の発明は、無人機を水上に浮
設された浮揚体上から離発着させる無人機の水上離発着
方法において、前記浮揚体を水上において所定速度で航
走させ、該浮揚体に装備した操縦手段にて前記無人機の
速度制御をしながら該無人機を前記浮揚体に接近させ、
前記無人機の飛行速度と浮揚体の航走速度とをほぼ同一
にして、該無人機を前記浮揚体の上部に設けられた離発
着路上に着陸させることを特徴とする。
着陸方法に係り、請求項2の発明は、無人機を水上に浮
設された浮揚体上から離発着させる無人機の水上離発着
方法において、前記浮揚体を水上において所定速度で航
走させ、該浮揚体に装備した操縦手段にて前記無人機の
速度制御をしながら該無人機を前記浮揚体に接近させ、
前記無人機の飛行速度と浮揚体の航走速度とをほぼ同一
にして、該無人機を前記浮揚体の上部に設けられた離発
着路上に着陸させることを特徴とする。
【0008】かかる発明によれば、航走している浮揚体
上の操縦手段から無人機の速度及び方向制御を行うこと
により、該無人機の飛行速度を浮揚体の航走速度に正確
に一致させることができ、無人機を浮揚体上の離発着路
に正しく着陸させることができる。
上の操縦手段から無人機の速度及び方向制御を行うこと
により、該無人機の飛行速度を浮揚体の航走速度に正確
に一致させることができ、無人機を浮揚体上の離発着路
に正しく着陸させることができる。
【0009】請求項3の発明は、無人機を水上に浮設さ
れた浮揚体上から離発着させる無人機の水上離発着方法
において、前記浮揚体を水上において所定速度で航走さ
せ、該浮揚体に装備した操縦手段にて前記無人機の速度
制御をしながら該無人機を前記浮揚体に接近させ、前記
無人機の飛行速度が浮揚体の航走速度よりも一定量大き
い段階において該無人機を前記浮揚体の上部に設けられ
た離発着路の近傍に導き、該浮揚体に設けられた回収手
段により該無人機を捕捉し離発着路上に着陸させること
を特徴とする。
れた浮揚体上から離発着させる無人機の水上離発着方法
において、前記浮揚体を水上において所定速度で航走さ
せ、該浮揚体に装備した操縦手段にて前記無人機の速度
制御をしながら該無人機を前記浮揚体に接近させ、前記
無人機の飛行速度が浮揚体の航走速度よりも一定量大き
い段階において該無人機を前記浮揚体の上部に設けられ
た離発着路の近傍に導き、該浮揚体に設けられた回収手
段により該無人機を捕捉し離発着路上に着陸させること
を特徴とする。
【0010】かかる発明によれば、航走している浮揚体
上の操縦手段から無人機の速度及び方向制御を行ない、
該無人機の飛行速度が浮揚体の航走速度よりも一定量大
きい段階において、該無人機を前記浮揚体に設けられた
回収手段により捕捉して、離発着路上に着陸させるの
で、無人機と浮揚体との間に相対速度差があっても回収
手段により無人機を機械的に捕捉できることとなり、請
求項2のように無人機の飛行速度と浮揚体の航走速度と
の相対速度制御の制御精度を上げることなく無人機を離
発着路上に正しく着陸させることができ、着陸時の制御
が簡単化される。
上の操縦手段から無人機の速度及び方向制御を行ない、
該無人機の飛行速度が浮揚体の航走速度よりも一定量大
きい段階において、該無人機を前記浮揚体に設けられた
回収手段により捕捉して、離発着路上に着陸させるの
で、無人機と浮揚体との間に相対速度差があっても回収
手段により無人機を機械的に捕捉できることとなり、請
求項2のように無人機の飛行速度と浮揚体の航走速度と
の相対速度制御の制御精度を上げることなく無人機を離
発着路上に正しく着陸させることができ、着陸時の制御
が簡単化される。
【0011】請求項4ないし5記載の発明は、請求項1
ないし3記載の発明を実施する装置に係り、請求項4の
発明は、無人機(無人航空機)を水上に浮設された浮揚
体上から離発着させるようにした無人機の水上離発着装
置において、前記浮揚体は上部に無人機の離発着路を有
して水上を航走するドーリ艇からなり、該ドーリ艇には
前記無人機の飛行制御を行う自動操縦装置を装備してな
ることを特徴とする。また、前記無人機の着陸手段とし
て、請求項5のように、前記ドーリ艇に、前記離発着路
の近傍に導かれた前記無人機を捕捉する回収装置を設け
るのがよい。
ないし3記載の発明を実施する装置に係り、請求項4の
発明は、無人機(無人航空機)を水上に浮設された浮揚
体上から離発着させるようにした無人機の水上離発着装
置において、前記浮揚体は上部に無人機の離発着路を有
して水上を航走するドーリ艇からなり、該ドーリ艇には
前記無人機の飛行制御を行う自動操縦装置を装備してな
ることを特徴とする。また、前記無人機の着陸手段とし
て、請求項5のように、前記ドーリ艇に、前記離発着路
の近傍に導かれた前記無人機を捕捉する回収装置を設け
るのがよい。
【0012】以上のことから、本発明によれば、無人機
(無人航空機)を、水上を航走する浮揚体上から離発着
させることが可能となり、浮揚体上の離発着路の長さが
従来の航空母艦等に比べて著しく短縮された浮揚体上か
ら離発着させることができる。従って、離発着路の長さ
が短い小型コンパクトな離発着手段で以って、水上にお
ける無人機の離発着が容易にできることとなり、地上の
飛行場のような、無人機の離発着場所の周辺における騒
音公害、安全性等の制約や、航空交通の錯綜が回避され
て、無人機の離発着を容易になすことができる。
(無人航空機)を、水上を航走する浮揚体上から離発着
させることが可能となり、浮揚体上の離発着路の長さが
従来の航空母艦等に比べて著しく短縮された浮揚体上か
ら離発着させることができる。従って、離発着路の長さ
が短い小型コンパクトな離発着手段で以って、水上にお
ける無人機の離発着が容易にできることとなり、地上の
飛行場のような、無人機の離発着場所の周辺における騒
音公害、安全性等の制約や、航空交通の錯綜が回避され
て、無人機の離発着を容易になすことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示した実施例
を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載され
ている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置など
は特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれ
のみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎな
い。
を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載され
ている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置など
は特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれ
のみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎな
い。
【0014】図1は本発明の実施例に係る無人機の海上
離陸方法を示す斜視説明図、図2は着陸方法の第1例を
示す図1対応図、図3は着陸方法の第2例を示す図1対
応図である。
離陸方法を示す斜視説明図、図2は着陸方法の第1例を
示す図1対応図、図3は着陸方法の第2例を示す図1対
応図である。
【0015】本発明の実施例に係る無人機の海上離陸方
法を示す図1において、1は無人機(無人航空機)、2
は海上を水面3に沿って走行するドーリ艇である。該ド
ーリ艇2は、後述するように、これ自体の航走速度によ
り無人機1に離陸に必要な揚力を発生し得るような高速
艇が用いられる。かかる高速艇としては、図に示される
ような水中翼型船、ホーバークラフト、ウォータージェ
ット推進船等がある。21は該ドーリ艇2の上部即ち甲
板部に設けられた離発着路で、前記無人機1を周囲の干
渉なくして搭載可能な長さ及び幅を有する。22は該ド
ーリ艇2の上部に設けられた制御指令部で、前記無人機
1の離陸及び着陸の際に、該無人機1からの検出信号等
を受けて、該無人機1に速度制御信号等の操縦コマンド
を送信するものである。
法を示す図1において、1は無人機(無人航空機)、2
は海上を水面3に沿って走行するドーリ艇である。該ド
ーリ艇2は、後述するように、これ自体の航走速度によ
り無人機1に離陸に必要な揚力を発生し得るような高速
艇が用いられる。かかる高速艇としては、図に示される
ような水中翼型船、ホーバークラフト、ウォータージェ
ット推進船等がある。21は該ドーリ艇2の上部即ち甲
板部に設けられた離発着路で、前記無人機1を周囲の干
渉なくして搭載可能な長さ及び幅を有する。22は該ド
ーリ艇2の上部に設けられた制御指令部で、前記無人機
1の離陸及び着陸の際に、該無人機1からの検出信号等
を受けて、該無人機1に速度制御信号等の操縦コマンド
を送信するものである。
【0016】かかる無人機の海上離陸時において、速度
V2にて飛行し、後述する着陸方法により前記ドーリ艇
2の離発着路21に着陸し搭載されていた無人機1に離
陸の指令が出されると、該ドーリ艇2は海上を自走して
その速度V1を増大する。そして、該ドーリ艇2の航走
速度が無人機1の離陸速度、即ち該無人機1に離発着路
21上から浮上できる揚力を生じる速度に達すると、該
無人機1は離発着路21から離陸し、速度V2での飛行
がなされる。かかる離陸時において、公知のカタパルト
(圧縮空気等の加圧力により機体に前方方向の推進力を
付与する)を併用して、前記ドーリ艇2の航走速度V1
が無人機1の離陸速度V2以下の状態でも離陸可能とし
ても良い。
V2にて飛行し、後述する着陸方法により前記ドーリ艇
2の離発着路21に着陸し搭載されていた無人機1に離
陸の指令が出されると、該ドーリ艇2は海上を自走して
その速度V1を増大する。そして、該ドーリ艇2の航走
速度が無人機1の離陸速度、即ち該無人機1に離発着路
21上から浮上できる揚力を生じる速度に達すると、該
無人機1は離発着路21から離陸し、速度V2での飛行
がなされる。かかる離陸時において、公知のカタパルト
(圧縮空気等の加圧力により機体に前方方向の推進力を
付与する)を併用して、前記ドーリ艇2の航走速度V1
が無人機1の離陸速度V2以下の状態でも離陸可能とし
ても良い。
【0017】かかる実施例によれば、後述するように、
高高度無人機の場合においても、前記ドーリ艇2の航走
速度V1が約60kt以上であれば、該無人機1の離陸
速度に達するので、該ドーリ艇2として通常の高速艇を
用い、無人機1を搭載して該ドーリ艇2を前記航走速度
V1以上で航走させることにより、無人機1をドーリ艇
2上から離陸させることが可能となる。また、かかる実
施例において、前記離発着路21に前後方向に勾配を形
成することもできる。このようにすれば、無人機1の迎
角が増加し、前記よりも低速での離陸をなすことができ
る。
高高度無人機の場合においても、前記ドーリ艇2の航走
速度V1が約60kt以上であれば、該無人機1の離陸
速度に達するので、該ドーリ艇2として通常の高速艇を
用い、無人機1を搭載して該ドーリ艇2を前記航走速度
V1以上で航走させることにより、無人機1をドーリ艇
2上から離陸させることが可能となる。また、かかる実
施例において、前記離発着路21に前後方向に勾配を形
成することもできる。このようにすれば、無人機1の迎
角が増加し、前記よりも低速での離陸をなすことができ
る。
【0018】次に、本発明に係る無人機の海上着陸方法
の第1例について、図2を参照して説明する。ドーリ艇
2を所定速度で航走させ、該ドーリ艇2の後方に無人機
1が近づくと、ドーリ艇2に装備された制御指令部22
において、無人機1の位置検出のためのレーザを発射し
て該無人機1からのレーザ位置検出信号6により無人機
1の位置及び相対速度を検出し、該位置検出信号6に基
づき無人機1に速度制御の操縦コマンド5を発信して、
無人機1の速度及び方向制御を行う。そして、ドーリ艇
2の航走速度V1と無人機1の飛行速度V2との相対速
度、及び無人機1の飛行方向を制御しながら無人機1を
ドーリ艇2の離発着路21上に接近させ、次いで無人機
1が離発着路21上に来たとき前記ドーリ艇2の航走速
度V1と無人機1の飛行速度V2を同一速度、すなわち
両者の相対速度をゼロ(0)に制御して、該無人機1を
離発着路21上に着陸させる。
の第1例について、図2を参照して説明する。ドーリ艇
2を所定速度で航走させ、該ドーリ艇2の後方に無人機
1が近づくと、ドーリ艇2に装備された制御指令部22
において、無人機1の位置検出のためのレーザを発射し
て該無人機1からのレーザ位置検出信号6により無人機
1の位置及び相対速度を検出し、該位置検出信号6に基
づき無人機1に速度制御の操縦コマンド5を発信して、
無人機1の速度及び方向制御を行う。そして、ドーリ艇
2の航走速度V1と無人機1の飛行速度V2との相対速
度、及び無人機1の飛行方向を制御しながら無人機1を
ドーリ艇2の離発着路21上に接近させ、次いで無人機
1が離発着路21上に来たとき前記ドーリ艇2の航走速
度V1と無人機1の飛行速度V2を同一速度、すなわち
両者の相対速度をゼロ(0)に制御して、該無人機1を
離発着路21上に着陸させる。
【0019】かかる実施例によれば、航走しているドー
リ艇2上の制御指令部22から無人機1の速度及び方向
制御を行うことにより、無人機1の飛行速度V2をドー
リ艇2の航走速度V1に正確に一致させることができ、
無人機1を離発着路21上に正しく着陸させることがで
きる。
リ艇2上の制御指令部22から無人機1の速度及び方向
制御を行うことにより、無人機1の飛行速度V2をドー
リ艇2の航走速度V1に正確に一致させることができ、
無人機1を離発着路21上に正しく着陸させることがで
きる。
【0020】さらに、本発明に係る無人機の海上着陸方
法の第2例について、図3を参照して説明する。かかる
第2例においては、前記ドーリ艇2の上部に設けられた
離発着路21の後部に、ドーリ艇2から立設された動揺
吸収装置8及び該動揺吸収装置8の上部に固設された回
収装置7を備えている。かかる第2例において、ドーリ
艇2を所定速度で航走させ、該ドーリ艇2の後方に無人
機1が近づくと、ドーリ艇2に装備された制御指令部2
2において、無人機1の位置検出のためのレーザを発射
して該無人機1からのレーザ位置検出信号6により無人
機1の位置及び相対速度を検出し、該位置検出信号に基
づき無人機1に速度制御の操縦コマンド5を発信して、
無人機1の速度及び方向制御を行う。以上の操作は図2
に示される第1例と同様である。
法の第2例について、図3を参照して説明する。かかる
第2例においては、前記ドーリ艇2の上部に設けられた
離発着路21の後部に、ドーリ艇2から立設された動揺
吸収装置8及び該動揺吸収装置8の上部に固設された回
収装置7を備えている。かかる第2例において、ドーリ
艇2を所定速度で航走させ、該ドーリ艇2の後方に無人
機1が近づくと、ドーリ艇2に装備された制御指令部2
2において、無人機1の位置検出のためのレーザを発射
して該無人機1からのレーザ位置検出信号6により無人
機1の位置及び相対速度を検出し、該位置検出信号に基
づき無人機1に速度制御の操縦コマンド5を発信して、
無人機1の速度及び方向制御を行う。以上の操作は図2
に示される第1例と同様である。
【0021】かかる第2例においては、ドーリ艇2の航
走速度V1と無人機1の飛行速度V 2との相対速度、及
び無人機1の飛行方向を制御しながら無人機1をドーリ
艇2の離発着路21上に接近させ、無人機1の飛行速度
V2がドーリ艇2の航走速度V1よりも一定量大きい段
階つまり前記相対速度がプラス(V2―V1>0 )に
おいて、該無人機1を前記ドーリ艇2上の離発着路21
の後部に立設された回収装置7に導き、該回収装置7に
より該無人機1を捕捉して、離発着路21上に着陸させ
る。そして、前記無人機1が回収装置7に捕捉される際
の衝撃は、該回収装置7とドーリ艇2との間に介装され
た動揺吸収装置8によって緩和する。
走速度V1と無人機1の飛行速度V 2との相対速度、及
び無人機1の飛行方向を制御しながら無人機1をドーリ
艇2の離発着路21上に接近させ、無人機1の飛行速度
V2がドーリ艇2の航走速度V1よりも一定量大きい段
階つまり前記相対速度がプラス(V2―V1>0 )に
おいて、該無人機1を前記ドーリ艇2上の離発着路21
の後部に立設された回収装置7に導き、該回収装置7に
より該無人機1を捕捉して、離発着路21上に着陸させ
る。そして、前記無人機1が回収装置7に捕捉される際
の衝撃は、該回収装置7とドーリ艇2との間に介装され
た動揺吸収装置8によって緩和する。
【0022】かかる実施例によれば、航走しているドー
リ艇2上の制御指令部22から無人機1の速度及び方向
制御を行ない、無人機1の飛行速度V2がドーリ艇2の
航走速度V1よりも一定量大きい段階において、該無人
機1を前記ドーリ艇2に立設された回収装置7により捕
捉して、離発着路21上に着陸させるので、無人機1と
ドーリ艇2との間に相対速度差があっても回収装置7に
より無人機1を機械的に捕捉できることとなり、前記第
1例のように無人機1の飛行速度V2とドーリ艇2の航
走速度V1との相対速度制御の制御精度を上げることな
く無人機1を離発着路21上に正しく着陸させることが
でき、着陸時の制御が簡単化される。
リ艇2上の制御指令部22から無人機1の速度及び方向
制御を行ない、無人機1の飛行速度V2がドーリ艇2の
航走速度V1よりも一定量大きい段階において、該無人
機1を前記ドーリ艇2に立設された回収装置7により捕
捉して、離発着路21上に着陸させるので、無人機1と
ドーリ艇2との間に相対速度差があっても回収装置7に
より無人機1を機械的に捕捉できることとなり、前記第
1例のように無人機1の飛行速度V2とドーリ艇2の航
走速度V1との相対速度制御の制御精度を上げることな
く無人機1を離発着路21上に正しく着陸させることが
でき、着陸時の制御が簡単化される。
【0023】尚、図1ないし図3の実施例において、前
記無人機1の離陸速度及び着陸速度は、次のようにして
算出される。即ち、釣り合いによる速度Vは次式で表わ
される。 V=√[2×(W/S)/ρ/CL] (1) ここで、Wは機体重量、Sは機体の翼面積、CLは揚力
係数、ρは海面上の空気密度である。一般的な無人機の
場合は、 離陸時…W/S=60kg/m2程度 着陸時…W/S=30〜40kg/m2 また、CL=1.0 これを前記(1)式に代入すると、離陸速度及び着陸速
度Vは次のようになる。 離陸速度=約30 m/s(約60kt) 着陸速度=約25 m/s(約50kt)
記無人機1の離陸速度及び着陸速度は、次のようにして
算出される。即ち、釣り合いによる速度Vは次式で表わ
される。 V=√[2×(W/S)/ρ/CL] (1) ここで、Wは機体重量、Sは機体の翼面積、CLは揚力
係数、ρは海面上の空気密度である。一般的な無人機の
場合は、 離陸時…W/S=60kg/m2程度 着陸時…W/S=30〜40kg/m2 また、CL=1.0 これを前記(1)式に代入すると、離陸速度及び着陸速
度Vは次のようになる。 離陸速度=約30 m/s(約60kt) 着陸速度=約25 m/s(約50kt)
【0024】従って、かかる実施例によれば、ドーリ艇
2の航走速度V1は前記離陸速度=約30 m/s(約
60kt)以上であれば、通常の高速艇をドーリ艇2に
用い、これに無人機1を搭載してを航走させることによ
り容易に無人機1を離陸させ得ることとなる。尚、前記
ドーリ艇2は、無人機1を搭載して、海、川、湖沼等の
水上で航走できる浮揚体であればよい。
2の航走速度V1は前記離陸速度=約30 m/s(約
60kt)以上であれば、通常の高速艇をドーリ艇2に
用い、これに無人機1を搭載してを航走させることによ
り容易に無人機1を離陸させ得ることとなる。尚、前記
ドーリ艇2は、無人機1を搭載して、海、川、湖沼等の
水上で航走できる浮揚体であればよい。
【0025】
【発明の効果】以上記載の如く本発明によれば、無人機
(無人航空機)を、水上を航走する浮揚体上から離発着
させることが可能となり、浮揚体上の離発着路の長さが
従来の航空母艦等に比べて著しく短縮された浮揚体上か
ら容易に離発着させることができる。従って、離発着路
の長さが短い小型コンパクトな離発着手段で以って、水
上における無人機の離発着が容易にできることとなり、
地上の飛行場のような、無人機の離発着場所の周辺にお
ける騒音公害、安全性等の制約や、航空交通の錯綜が回
避されて、無人機の離発着を容易にかつ安全になすこと
ができる。
(無人航空機)を、水上を航走する浮揚体上から離発着
させることが可能となり、浮揚体上の離発着路の長さが
従来の航空母艦等に比べて著しく短縮された浮揚体上か
ら容易に離発着させることができる。従って、離発着路
の長さが短い小型コンパクトな離発着手段で以って、水
上における無人機の離発着が容易にできることとなり、
地上の飛行場のような、無人機の離発着場所の周辺にお
ける騒音公害、安全性等の制約や、航空交通の錯綜が回
避されて、無人機の離発着を容易にかつ安全になすこと
ができる。
【図1】 本発明の実施例に係る無人機の海上離陸方法
を示す斜視説明図である。
を示す斜視説明図である。
【図2】 着陸方法の第1例を示す図1対応図である。
【図3】 着陸方法の第2例を示す図1対応図である。
【図4】 従来技術の第1例を示す斜視説明図である。
【図5】 従来技術の第2例を示す斜視説明図である。
1 無人機 2 ドーリ艇 5 操縦コマンド 6 レーザ位置検出信号 7 回収装置 8 動揺吸収装置 21 離発着路 22 制御指令部
Claims (5)
- 【請求項1】 無人機(無人航空機)を水上に浮設され
た浮揚体上から離発着させる無人機の水上離発着方法に
おいて、前記浮揚体の上部に設けられた離発着路上に前
記無人機を搭載し、該浮揚体を水上において前記無人機
が離陸可能な速度で航走させ、該無人機を前記離発着路
から離陸させることを特徴とする無人機の水上離発着方
法。 - 【請求項2】 無人機(無人航空機)を水上に浮設され
た浮揚体上から離発着させる無人機の水上離発着方法に
おいて、前記浮揚体を水上において所定速度で航走さ
せ、該浮揚体に装備した操縦手段にて前記無人機の速度
制御をしながら該無人機を前記浮揚体に接近させ、前記
無人機の飛行速度と浮揚体の航走速度とをほぼ同一にし
て、該無人機を前記浮揚体の上部に設けられた離発着路
上に着陸させることを特徴とする無人機の水上離発着方
法。 - 【請求項3】 無人機(無人航空機)を水上に浮設され
た浮揚体上から離発着させる無人機の水上離発着方法に
おいて、前記浮揚体を水上において所定速度で航走さ
せ、該浮揚体に装備した操縦手段にて前記無人機の速度
制御をしながら該無人機を前記浮揚体に接近させ、前記
無人機の飛行速度が浮揚体の航走速度よりも一定量大き
い段階において該無人機を前記浮揚体の上部に設けられ
た離発着路の近傍に導き、該浮揚体に設けられた回収手
段により該無人機を捕捉し離発着路上に着陸させること
を特徴とする無人機の水上離発着方法。 - 【請求項4】 無人機(無人航空機)を水上に浮設され
た浮揚体上から離発着させるようにした無人機の水上離
発着装置において、前記浮揚体は上部に無人機の離発着
路を有して水上を航走するドーリ艇からなり、該ドーリ
艇には前記無人機の飛行制御を行う自動操縦装置を装備
してなることを特徴とする無人機の水上離発着装置。 - 【請求項5】 前記ドーリ艇に、前記離発着路の近傍
に導かれた前記無人機を捕捉する回収装置を設けてなる
ことを特徴とする請求項4記載の無人機の水上離発着装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000173856A JP2001354199A (ja) | 2000-06-09 | 2000-06-09 | 無人機の水上離発着方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000173856A JP2001354199A (ja) | 2000-06-09 | 2000-06-09 | 無人機の水上離発着方法およびその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001354199A true JP2001354199A (ja) | 2001-12-25 |
Family
ID=18676001
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000173856A Withdrawn JP2001354199A (ja) | 2000-06-09 | 2000-06-09 | 無人機の水上離発着方法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001354199A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012505121A (ja) * | 2008-10-13 | 2012-03-01 | デ・セ・エヌ・エス | 無人飛行物体を着陸させるために、プラットフォーム、特に海軍プラットフォームへの接近段階の間、無人飛行物体を誘導するシステム |
CN103661932A (zh) * | 2013-11-29 | 2014-03-26 | 殷业 | 一种普通舰船上舰载飞机海上起飞方法 |
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CN105292398A (zh) * | 2015-11-10 | 2016-02-03 | 四方继保(武汉)软件有限公司 | 一种无人船载无人机混合系统 |
CN105843242A (zh) * | 2016-04-22 | 2016-08-10 | 四方继保(武汉)软件有限公司 | 无人船舰载平台的无人机图像引导降落方法 |
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JP2021033519A (ja) * | 2019-08-21 | 2021-03-01 | 公立大学法人大阪 | 制御装置、制御システム、飛行体、制御方法、およびプログラム |
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WO2024147598A1 (ko) * | 2023-01-03 | 2024-07-11 | 송산 | 무한궤도식 활주로 |
-
2000
- 2000-06-09 JP JP2000173856A patent/JP2001354199A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7339482B2 (ja) | 2019-08-21 | 2023-09-06 | 公立大学法人大阪 | 制御装置、制御システム、飛行体、制御方法、およびプログラム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070904 |