JP4412145B2 - ワイヤハーネス配索構造 - Google Patents
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Description
しかしながら、前記貫通孔7にワイヤハーネスW/Hを貫通させる作業は非常に難作業となるため、貫通レスでワイヤハーネスをボデイ側へ配索する提案が従来より多数なされている。
前記構成とすると、ドアが開作動時にはワイヤハーネスは空間1cから引き出され、ドアが閉作動時にはワイヤハーネスの余長部は空間1cの中に収容され、ワイヤハーネスをドアの開閉作動に連動して追従させることができる。
また、ドア内部でワイヤハーネスが鋭角状に折れ曲がったり伸張したりし、繰り返し応力が一部に集中してかかることによる耐久性の点で問題が生じると共に、ワイヤハーネスがドア内部で拘束されずに揺動を繰り返すため、インナーパネルと擦れて磨耗したり、ボディ振動に共振し異音を発生する問題も生じる。
前記開閉部材に配索されて前記ボディ側へと引き出されるワイヤハーネスの先端部に、弾性材からなるグロメットを外嵌し、該グロメットの先端側の外周面に前記ボディの取付孔に挿入係止させる車体係止部を設けていると共に、該車体係止部と他端側の間に、前記車体係止部を支点として揺動および伸縮可能としたダイヤフラム部を設け、該ダイヤフラム部は大径筒部と小径筒部とを薄肉連結筒部を介して連結し、前記薄肉連結筒部を折返状態として前記大径筒部の内部に挿入させており、前記開閉部材の開作動時に前記薄肉連結筒部が大径筒部から外部に引き出されると共に曲げ可能としている一方、
前記グロメットの他端より引き出されるワイヤハーネスに所要長さの直線状の硬質チューブを外嵌し、該硬質チューブの先端を前記グロメットに固定すると共に他端をワイヤハーネスに固定して、該硬質チューブを前記開閉部材に設けたガイド部分にスライド自在に収容し、
かつ、前記硬質チューブから引き出されるワイヤハーネスに、前記開閉部材の開閉動作に追従可とした余長部を設け、該余長部を前記ガイド部分に設けた余長吸収用空間に収容すると共に、該余長吸収用空間の出口位置でワイヤハーネスを開閉部材側に係止していることを特徴とするワイヤハーネスの配索構造を提供している。
前記開閉時におけるワイヤハーネスの追従作動時、ワイヤハーネスを直線状の硬質チューブ内に通すと共に該硬質チューブに固定しているため、ワイヤハーネスと一体となった硬質チューブが直線状に移動し、ワイヤハーネスの余長部を余長吸収用空間から確実に引き出すと共に確実に余長用吸収空間内に引き込むことができ、開閉部材の開閉作動にワイヤハーネスを確実に追従させることができる。かつ、該ワイヤハーネスの追従作動時にワイヤハーネスが硬質チューブで保護されるため、ボディと開閉部材の間で垂れたり、不用意に損傷を受けることが防止できる。
さらに、前記硬質チューブを円筒形状の硬質樹脂成形品とし、その外周面を平滑面とすると、該硬質チューブがガイド部分と摺接するため、異音の発生を低減することができる。なお、硬質チューブは四角筒形状として、スライド用空間に摺動自在に内嵌する形状としてもよい。硬質チューブを四角筒形状とする場合、硬質チューブは筒状の一体成形品であってもよいし、断面コ字状の本体と該本体の開口を閉鎖する蓋との二部品からなり、これら本体と蓋とをロック結合して四角筒形状とするものであってもよい。硬質チューブが本体と蓋とからなる場合、本体を底壁と該底壁の両側から突出する両側壁からなる断面コ字状とする一方、蓋も閉鎖壁と該閉鎖壁の両側から突出する両側壁からなる断面コ字状とし、本体と蓋とをロック結合すると、蓋の両側壁が本体の両側壁に沿わせた状態で本体内に収容され、蓋の閉鎖壁により本体の開口が閉鎖される構成としていることが好ましい。
また、該硬質チューブの他端とワイヤハーネスとの固定は、硬質チューブの他端にテープ巻き舌片を突設し、該舌片とワイヤハーネスとテープ巻き固定することが好ましい。
但し、硬質チューブとグロメットおよびワイヤハーネスとの固定は前記構成に限定されず、他の適宜な手段を採用してもよい。
前記開閉部材の開作動時に、前記薄肉連結筒部が大径筒部から外部に引き出されると共に曲げ可能としている。
また、ダイヤフラム部は、原状形態では、薄肉連結筒部を折り返し状で大径筒部内に挿入させているため、開閉部材の開可動時にワイヤハーネスが引っ張られた際に大径筒部から外部に引き出されて、薄肉連結筒部の長さ分だけグロメット自体を伸長させることができ、ワイヤハーネスの追従動作を更にスムーズに行うわせることができる。一方、開閉部材の閉作動時にも薄肉連結筒部は原形の折返状態に復帰して、ワイヤハーネスの追従作動をスムーズに行わせることができる。かつ、開閉部材を閉じた時はボディと開閉部材の間が狭小になるが、グロメット自体の長さが短くなることで、狭小隙間にうまく収容できる。
前記開閉部材に配索されて前記ボディ側へと引き出されるワイヤハーネスの先端部に、弾性材からなるグロメットを外嵌し、該グロメットの先端側の外周面に前記ボディの取付孔に挿入係止させる車体係止部を設けていると共に、該車体係止部と他端側の間に、前記車体係止部を支点として揺動および伸縮可能としたダイヤフラム部を設けている一方、
前記グロメットの他端より引き出されるワイヤハーネスに所要長さの直線状の硬質チューブを外嵌し、該硬質チューブの先端を前記グロメットに固定すると共に他端をワイヤハーネスに固定して、該硬質チューブを前記開閉部材に設けたガイド部分にスライド自在に収容していると共に、該ガイド部分に該硬質チューブはスライド自在に貫通させるが前記グロメットは貫通不可とする開口を設け、
かつ、前記硬質チューブから引き出されるワイヤハーネスに、前記開閉部材の開閉動作に追従可とした余長部を設け、該余長部を前記ガイド部分に設けた余長吸収用空間に収容すると共に、該余長吸収用空間の出口位置でワイヤハーネスを開閉部材側に係止していることを特徴とするワイヤハーネスの配索構造を提供している。
前記略三角形状のプロテクタは、詳細には、底壁部の各辺より周壁を突設し、上辺周壁は直線状とし、該上辺周壁と直線状のスライド用空間をあけて配置する先端側の側辺周壁は下方へと緩やかに湾曲させると共に、他方側の側辺周壁は前記先端側の側辺周壁に近接するように緩やかに湾曲させた構造としている。前記スライド用空間の先端に出入用開口を設ける一方、前記一対の側部周壁の間の下端開口をドア内部への引出用開口とし、前記スライド用空間から引出用開口にかけた大容積部を余長吸収用空間としている。また、前記スライド用空間の先端の出入用開口は、上辺周壁と側辺周壁との間に閉鎖壁を設け、該閉鎖壁に貫通孔を設けて前記出入用開口とすることが好ましい。
前記のようにガイド部分をプロテクタにより形成すると、所要寸法のスライド用空間と余長吸収用空間とを寸法精度よく設けることができ、かつ、インナーパネルやドアトリムの構造を従来と変更する必要がなく、組付け性を向上させることができる。
また、前記プロテクタは、室内面側を開口とせず前記底壁部に対向する上壁部を設けると共に、前記周壁の各辺のいずれかに開口を設けておき、該開口を通してワイヤハーネスをプロテクタ内に配索した後、該開口をカバーにより閉鎖する構成としてもよい。これにより、プロテクタ内のワイヤハーネスが前記底壁部と上壁部によりドアインナーパネル及びドアトリムに直接接触するのを防止することができる。
なお、ガイド部分を別材からなるプロテクタで設ける代わりに、ワイヤハーネスを配索すると共に該ワイヤハーネスに接続される電装品等を予め組付るドアモジュールパネルを設け、該ドアモジュールパネルに、前記プロテクタと同様な形状の凹部を設けてガイド部分としてもよい。
具体的には、保護材は中央部を段状に突出させた薄板状のものとし、その両側部をワイヤハーネスにテープ巻き固定し、中央の段状突出部をプロテクタの内面に摺接させている。 このように、保護材を取付けることにより、ワイヤハーネスをプロテクタ内面に直接接触させずにスムーズに滑動させることができる。かつ、開閉部材の開閉動作に伴う繰り返し移動によるワイヤハーネスの摩耗を低減できる。
該サイドドアのインナーパネルの室内側面に前記プロテクタ等からなるガイド部分を設け、該ガイド部分より引き出される前記硬質チューブをウエザーストリップよりも室内側を通し、前記グロメットはボディに係止させて、前記ワイヤハーネスを前記ボディ側へ架け渡している。
しかも、前記配索構造とした場合に開閉部材の開閉動作に伴いワイヤハーネスを伸縮させる必要があるが、ワイヤハーネスを硬質チューブに挿通させて開閉部材へ出入させているため、ワイヤハーネスに弛みを発生させることなく、開閉部材側のガイド部分の余長収容用空間にワイヤハーネスの余長部を確実且つスムースに収容および引き出すことができる。かつ、該ワイヤハーネスの作動時の抵抗も低減でき、異音発生を低減できる。
また、曲げ方向の動きはグロメットにダイヤフラム部を設けていることによりスムーズに吸収することができる。更に、ワイヤハーネスの余長部が前記プロテクタ等のガイド部分内に設けた緩やかな湾曲を有する余長収容用空間に収納しているため、ワイヤハーネスの屈曲が繰り返えされてもワイヤの損傷を防止することができる。
このように、本発明のワイヤハーネスの配索構造は、ワイヤハーネスの伸縮や曲げにスムーズに追従でき、操作性や異音等の違和感がなく、耐浸水性・耐久性・組付け性にも優れた自動車の開閉部に架け渡すワイヤハーネスの配索構造を提供することができる。
図1乃至図6は第1実施形態を示し、サイドドア10(以下、ドア10と略す)に配索されるワイヤハーネス(ドアハーネス)40を車体のボデイ20へと配索している。
図1(A)(B)は、ドア10が開いた状態を示し、図2(A)(B)はドア10が閉じた状態を示す。
前記スライド用空間79の先端に出入用開口71を設ける一方、前記一対の側部周壁75bと75cの間の下端開口をドア内部への引出用開口76とし、スライド用空間79から引出用開口76にかけた大容積部を余長吸収用空間72としている。該余長吸収用空間72は上辺周壁75aと側辺周壁75cのコーナーに向かって大きな半径を有する緩やかな湾曲状空間としている。
プロテクタ70で形成するガイド部分を前記形状とすることにより、スライド用空間79ではワイヤハーネス40を直線状にガイドする一方、余長吸収用空間72ではワイヤーハーネス40が鋭く曲がるのを防ぎ、応力が特定箇所に集中するのを避けている。
また、前記出入用開口71を設けた先端側外面からフランジ部76Aを突設すると共に、前記コーナー部の外面からフランジ部76Bを突設し、これらフランジ部76A、76Bをインナーパネル11にビス止めしている。
グロメット50は、ゴム又はエラストマーのような弾性材から一体形成し、内部にワイヤハーネスを貫通させる筒状としている。
軸線方向の一端に長円形状とした最大外形筒部51を設け、その外周面に車体係止部52を凹設し、該車体係止部52より先端側の外周面を傾斜面として、ボデイ20の係止孔22に挿入しやすくしている。
前記薄肉連結筒部54は折り曲げられた状態で大径筒部53の内側に回り込むように予め賦形されて小径筒部55に連結され、小径筒部55が引っ張られると大径筒部53より引き出され、小径筒部55への引張力が解除されると原形に復帰して大径筒部53の内側に回り込むようにしている。
即ち、グロメット50はダイヤフラム部58により軸線方向に一定寸法伸縮できるようにし、ドア閉時には図4(B)に示す短寸化してドア10とボディ20の狭い隙間に収まり、ドア10を開いた時は、ワイヤーハーネス40の引張力に応じて伸びると共に曲げ方向の動きを吸収できるようにしている。
前記プロテクタ70に穿設する係止孔78には係止羽根部82dの係止段部82cが回転可能な空隙Cをあけて係止させている。
前記構成とすることで、ワイヤハーネス40はクランプ82を介してプロテクタ70に回転可能に係止している。このため、図1の矢印に示す方向にクランプ82が揺動し、ワイヤーハーネス40の屈曲を低減している。
前記保護材41は段状凸部42をプロテクタ70の上辺周壁75aの内面に摺動自在に当接させ、ワイヤハーネス40がプロテクタ内面に直接接触しないようにし、ワイヤハーネス40を磨耗から保護すると共に、ワイヤハーネス40の動きをスムーズに行えるようにしている。
図2に示すドア10が閉じた状態から図1に示すドア10が開き状態とするドア開可動時には、ドア10の回転に伴いグロメット50の薄肉連結筒部54が曲がることによりドア10に配索されたワイヤハーネス40の曲がりに追従する。
また、ドア10の開作動時にドア10の回転支点とワイヤハーネス40の配索位置とはずれているため、ワイヤハーネス40を伸長させて追従させる必要がある。ドア閉状態で図2に示すように、ワイヤハーネス40の余長部40aは余長収容用空間72内でコーナー側に沿って湾曲した収容されている。この状態からドア10の開作動に追従して、硬質チューブ60がスライド用空間79内を図中左方向に移動して、硬質チューブ60は貫通孔77a、引出用開口74を通してボデイ20側へと引き出されていき、それに応じて余長吸収用空間72内の余長部40aは側辺周壁75bへと近接していき湾曲状態から傾斜状態へとなって引き出されていき、図1に示す状態となる。
硬質チューブ60がプロテクタ70内に引き込まれ、連動してグロメット50もプロテクタ70側へと移動し、該グロメット50の押当筒部56が閉鎖壁77に当接した位置で停止する。この状態でドア10は完全に閉鎖状態となる。
さらに、硬質チューブ60の先端に固定するグロメット50はプロテクタ70の貫通孔77aには貫通不可としているため、ドア閉時にプロテクタ50の貫通孔77aの位置で停止され、ワイヤハーネス40の引き込み量を規制できる。かつ、ドア10の回転方向の動きを吸収するために、硬質チューブ60と貫通孔77aの間には空隙を設けているが、グロメット50をプロテクタ70の閉鎖壁77に当接・押圧されるため、グロメット50と共に硬質チューブ60も固定され、硬質チューブ60がボディ振動に共振し異音が発生するのを防止できる。
モジュールパネル14にはワイヤハーネス40をクランプで固定して予め配索しており、該ワイヤハーネス40を前記ガイド部分90内にとおしている。図中、モジュールパネル14にはスピーカー15を含めて多数のドア用電装品(図示せず)を搭載し、ワイヤハーネス40と接続している。
他の構成は第1実施形態と同様であるため同一番号を付し、かつ、作動も第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
11 インナーパネル
13 ウエザーストリップ
20 ボディ
21 ヒンジ
40 ワイヤハーネス
50 グロメット
58 ダイヤフラム部
70 プロテクタ
72 余長吸収用空間
79 スライド用空間
82 クランプ
Claims (6)
- 自動車のボディと該ボディにヒンジ結合された開閉部材との間に、ワイヤハーネスを伸縮および回転可能に架け渡しているワイヤハーネスの配索構造であって、
前記開閉部材に配索されて前記ボディ側へと引き出されるワイヤハーネスの先端部に、弾性材からなるグロメットを外嵌し、該グロメットの先端側の外周面に前記ボディの取付孔に挿入係止させる車体係止部を設けていると共に、該車体係止部と他端側の間に、前記車体係止部を支点として揺動および伸縮可能としたダイヤフラム部を設け、該ダイヤフラム部は大径筒部と小径筒部とを薄肉連結筒部を介して連結し、前記薄肉連結筒部を折返状態として前記大径筒部の内部に挿入させており、前記開閉部材の開作動時に前記薄肉連結筒部が大径筒部から外部に引き出されると共に曲げ可能としている一方、
前記グロメットの他端より引き出されるワイヤハーネスに所要長さの直線状の硬質チューブを外嵌し、該硬質チューブの先端を前記グロメットに固定すると共に他端をワイヤハーネスに固定して、該硬質チューブを前記開閉部材に設けたガイド部分にスライド自在に収容し、
かつ、前記硬質チューブから引き出されるワイヤハーネスに、前記開閉部材の開閉動作に追従可とした余長部を設け、該余長部を前記ガイド部分に設けた余長吸収用空間に収容すると共に、該余長吸収用空間の出口位置でワイヤハーネスを開閉部材側に係止していることを特徴とするワイヤハーネスの配索構造。 - 自動車のボディと該ボディにヒンジ結合された開閉部材との間に、ワイヤハーネスを伸縮および回転可能に架け渡しているワイヤハーネスの配索構造であって、
前記開閉部材に配索されて前記ボディ側へと引き出されるワイヤハーネスの先端部に、弾性材からなるグロメットを外嵌し、該グロメットの先端側の外周面に前記ボディの取付孔に挿入係止させる車体係止部を設けていると共に、該車体係止部と他端側の間に、前記車体係止部を支点として揺動および伸縮可能としたダイヤフラム部を設けている一方、
前記グロメットの他端より引き出されるワイヤハーネスに所要長さの直線状の硬質チューブを外嵌し、該硬質チューブの先端を前記グロメットに固定すると共に他端をワイヤハーネスに固定して、該硬質チューブを前記開閉部材に設けたガイド部分にスライド自在に収容していると共に、該ガイド部分に該硬質チューブはスライド自在に貫通させるが前記グロメットは貫通不可とする開口を設け、
かつ、前記硬質チューブから引き出されるワイヤハーネスに、前記開閉部材の開閉動作に追従可とした余長部を設け、該余長部を前記ガイド部分に設けた余長吸収用空間に収容すると共に、該余長吸収用空間の出口位置でワイヤハーネスを開閉部材側に係止していることを特徴とするワイヤハーネスの配索構造。 - 前記硬質チューブをスライド自在に収容するスライド用空間と前記ワイヤハーネスの余長部を湾曲させて収容する前記余長吸収用空間とを連続して設けた前記ガイド部分は、樹脂成形品からなる略三角形状のプロテクタで構成し、該プロテクタを開閉部材に固定している請求項1または請求項2に記載のワイヤハーネスの配索構造。
- 前記ワイヤハーネスの余長部に滑性を有する保護材を取り付け、該保護材を前記プロテクタの内面に当接さている請求項3に記載のワイヤハーネスの配索構造。
- 前記開閉部材はサイドドア、バックドア、トランクの蓋である請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のワイヤハーネスの配索構造。
- 前記開閉部材はサイドドアからなり、該サイドドアのインナーパネルの室内側面に前記ガイド部分を設け、該ガイド部分より引き出される前記硬質チューブをウエザーストリップよりも室内側を通し、前記グロメットはボディに係止させて、前記ワイヤハーネスを前記ボディ側へ架け渡している請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のワイヤハーネスの配索構造。
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