JP4411774B2 - ディジタル画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明はディジタル画像形成装置に関する。より詳しくは、画像形成して得られた複数枚の印刷物(プリント)を重ねて、週刊誌のように見開きページの中央で綴じる週刊誌綴じ機能を備えたディジタル画像形成装置に関する。
【0002】
なお、この明細書において、「週刊誌綴じ態様の印刷物」は、週刊誌綴じのために作成され、綴じる前の印刷物を指す。
【0003】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
従来、この種の週刊誌綴じ機能を有する複写機としては、特開平10−13659号公報に開示されているように、例えば原稿の3ページと4ページの画像が週刊誌綴じ態様の印刷物の見開きページに必ず配置されるように、原稿の3、4ページとその後の5ページとを入れ替えてプリントしたり、原稿ページの3、4ページの前に白紙を挿入してページをずらしたりするものがある。
【0004】
しかしながら、従来の複写機では、見開きページが残りのページとは異なるモード(例えばフルカラー)で印刷された週刊誌綴じ態様の印刷物を、自動的に得ることができない。そのような印刷物を得ようとした場合、まず操作者は、原稿群中から見開きページに配置すべき2ページ分の原稿とその裏面に配置すべき2ページ分の原稿との合計4ページ分の原稿を抜き出し、それらを週刊誌綴じモードでカラーコピーする。一方、残りの原稿を週刊誌綴じモードで白黒コピーする。そして、得られた2組のプリントを合体し、見開きペ−ジの中央で綴じて週刊誌綴じ態様にする。このように操作者は、2回に分けてコピーを行い、得られたプリントを合体するという、面倒で煩わしい作業を行わなければならない。
【0005】
そこで、この発明の目的は、見開きページが残りのページとは異なる印字モードで印刷され、且つ、原稿のページ順通りにページが配置された週刊誌綴じ態様の印刷物を、簡単な操作で確実に得ることができるディジタル画像形成装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この発明のディジタル画像形成装置は、週刊誌綴じ態様の印刷物を自動的に出力するためのモードである週刊誌綴じモードを備えた画像形成装置であって、
複数ページの原稿の画像データを入力する画像入力手段と、
上記入力された原稿の画像データに基づいて記録紙上に画像を形成する作像手段と、
上記複数ページのうちから、上記出力される週刊誌綴じ態様の印刷物において折丁の最も内側になるページである見開きページに配置するページを決定するための条件を指定する条件指定手段と、
上記指定された条件に基づき、上記複数ページのうちから上記見開きページに配置するページを決定するページ判断手段と、
上記見開きページに配置すべきと判断されたページに対し、残りのページの印字モードとは異なる印字モードを指定し得るモード指定手段と、
上記見開きページに配置すると決定されたページと上記入力された原稿の総ページ数とに応じて、印刷する記録紙の枚数を決定する枚数決定手段と、
上記決定された枚数の記録紙による上記週刊誌綴じ態様の印刷物において、上記見開きページに配置すると決定されたページが、上記見開きページに配置されるとともに上記指定された印字モードで画像形成され、且つ、上記入力された原稿の画像データが当該入力された原稿におけるページ順で配置されるように、上記作像手段に、上記入力された原稿の画像データに基づいて作像させる制御手段とを備える。
【0007】
この発明のディジタル画像形成装置では、入力された原稿の複数ページのうちから、出力される週刊誌綴じ態様の印刷物において折丁の最も内側になるページである見開きページに配置するページを決定するための条件が、条件指定手段によって指定される。上記指定された条件に基づき、上記複数ページのうちから上記見開きページに配置するページが、ページ判断手段によって決定される。モード指定手段によって、上記見開きページに配置すべきと判断されたページに対し、残りのページの印字モードとは異なる印字モードが指定され得る。上記見開きページに配置すると決定されたページと上記入力された原稿の総ページ数とに応じて、印刷する記録紙の枚数が、枚数決定手段によって決定される。制御手段は、上記決定された枚数の記録紙による上記週刊誌綴じ態様の印刷物において、上記見開きページに配置すると決定されたページが、上記見開きページに配置されるとともに上記指定された印字モードで画像形成され、且つ、上記入力された原稿の画像データが当該入力された原稿におけるページ順で配置されるように、上記作像手段に、上記入力された原稿の画像データに基づいて作像させる。
この画像形成装置が上述のように動作することによって、操作者は、見開きページが残りのページとは異なる印字モードで印刷され、且つ、原稿のページ順通りにページが配置された週刊誌綴じ態様の印刷物を、簡単な操作で確実に得ることができる。なお、印字モードの指定は、例えば操作者による入力に基づいて行われる。
一実施形態のディジタル画像形成装置では、上記条件指定手段において指定される条件は、当該入力された原稿におけるページ番号であることを特徴とする。
一実施形態のディジタル画像形成装置では、上記条件指定手段において指定される条件は、カラーを含む原稿を見開きページに配置すべきとする条件であることを特徴とする。
一実施形態のディジタル画像形成装置では、上記条件指定手段において指定される条件は、大サイズの原稿を見開きページに配置すべきとする条件であることを特徴とする。
一実施形態のディジタル画像形成装置では、上記条件指定手段において指定される条件は、前記入力された原稿に合紙が挿入されている場合に当該合紙の前または後に隣接する原稿を見開きページに配置すべきとする条件であることを特徴とする。
【0008】
一実施形態のディジタル画像形成装置では、上記モード指定手段が指定する異なる印字モードは、異なるカラーモードを指定する印字モードであることを特徴とする。
【0009】
ここで「カラーモード」とは、フルカラーやマルチカラーなどの複数色を用いて画像形成する印字モードだけでなく、ブラック(黒)などの単色を用いて画像形成する印字モードを含み、広くカラーに関する印字モードを意味する。
【0010】
この一実施形態のディジタル画像形成装置では、上記モード指定手段が指定する異なる印字モードは、異なるカラーモードを指定する印字モードであるから、見開きページが残りのページとは異なるカラーモードで印刷されている週刊誌綴じ態様の印刷物を、簡単な操作で確実に得ることができる。
【0011】
また、一実施形態のディジタル画像形成装置では、上記モード指定手段が指定する異なる印字モードは、種類の異なる用紙を指定する印字モードであることを特徴とする。
【0012】
この一実施形態のディジタル画像形成装置では、上記モード指定手段が指定する異なる印字モードは、種類の異なる用紙を指定する印字モードであるから、見開きページを含む用紙が残りの用紙とは異なる種類になっている週刊誌綴じ態様の印刷物を、簡単な操作で確実に得ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明のディジタル画像形成装置を図示の実施の形態により詳細に説明する。
【0014】
図1は一実施形態のディジタル複写機1の全体構成を示している。この複写機1は、イメージリーダIRと、プリンタ装置PRTと、フィニッシャ700とから概略構成されている。
【0015】
イメージリーダIRの本体は、原稿ガラス18上に載置された原稿を読み取って画像データに変換して出力する走査系10と、この走査系10が出力する光電変換信号の量子化と種々の画像形成モードに応じた信号処理とを行う画像信号処理部20と、原稿群の画像データをページ毎に記憶し得るメモリユニット部30とから構成されている。そして、この本体上部に原稿カバーを兼ねた付加装置である自動原稿送り装置(ADFR)500がその後端部を支点に開閉可能に組み付けられている。
【0016】
走査系10は、ライン走査方式の画像読み取り機構であって、原稿照射用ランプ11とミラー12とを有したスキャナ19と、固定ミラー13a、13bと、集光レンズ14と、ダイクロイックミラー15と、CCDアレイからなるイメージセンサ16,17と、スキャナ19を駆動するスキャンモータM2などから構成されている。画像信号処理部20は、イメージセンサ16,17から出力される画像信号を処理し、原稿内の黒色を主とした画像と赤色を主とした画像とを識別して、色データ付きの画像データをメモリユニット部30に出力する。なお、メモリユニット部30については後述する。
【0017】
ADFR500は、原稿スタッカ510上にセットされた原稿を、給紙ローラ501、捌きローラ502、捌きパッド503、中間ローラ504、レジストローラ505及び搬送ベルト506によって原稿台ガラス18上に搬送し、読み取り後の原稿を排紙ローラ509によって原稿排出卜レイ511上に排出する。このADFR500には、原稿スケール512、原稿の有無を検出する原稿センサSE50、原稿サイズセンサSE51、及び排出センサSE52が設けられている。
【0018】
例えば複数ページの原稿のコピーに際して、オペレータは、各原稿をその表面を上側に向けて重ねてセットする。原稿スタッカ510上の各原稿は、最下部の原稿から1枚ずつ引き出され、表面を下側に向けて原稿台ガラス18上の読み取り位置に正確にセットされる。そして、片面原稿モードの場合には、読み取り終了後、原稿は図の左方向に搬送され、上面が表面となるように排出される。また、両面原稿モードの場合には、表面読み取り終了後に左方向に送られた原稿は、反転ローラ507によって表裏が反転されて、原稿台ガラス18上の読み取り位置に戻され、裏面の読み取り終了後に再び左方向に送られて排出される。
【0019】
プリンタ装置PRTは、露光制御信号を出力する印字処理部40と、半導体レーザ61,62を光源とするプリントヘッド60と、作像系70を備えて、イメージリーダIRから転送された画像データに基づいて電子写真プロセスによって複写画像をプリントするようになっている。
【0020】
詳しくは、作像系70は、感光体ドラム71とその周辺装置からなる現像転写系70Aと、再給紙ユニット600を含む循環式の用紙搬送系70Bと、定着ローラ対84及び排出ローラ85などを有した定着・排出系70Cから構成されている。
【0021】
プリンタ装置PRTの下部には、数百枚程度の用紙を収納できる2つの給紙カセット80a、80bと、用紙サイズ検出センサSE11、12と、搬送用ローラ群81が設けられている。用紙は、給紙口としての給紙カセット80aまたは80bから1枚ずつ送り出され、搬送用ローラ81によってタイミングローラ82のところで一旦待機する。そして、感光体ドラム71上のトナー像形成と同期して感光体ドラム71と転写チャージャ74との間の転写位置(複写位置)に送り込まれる。
【0022】
半導体レーザ61,62から射出されたレーザビームは、ダイクロイックミラー63を介してポリゴンミラー65に入射し、このポリゴンミラー65で主走査方向に偏向され、主レンズ69及び各種のミラー67a、68、67b,67cを経て感光体ドラム71の露光位置に導かれる。
【0023】
感光体ドラム71の表面は帯電チャージャ72a,72bによって一様に帯電される。露光により形成された潜像は、現像器73a,73bを経て赤色および/または黒色のトナー像となり、そのトナー像は転写位置で転写チャージャ74によって用紙に転写される。トナー像が転写された用紙は分離チャージャ75によって感光体ドラム71から分離され、搬送ベルト83によって定着ローラ対84へ送られ、さらに排出ローラ85によってプリンタ装置本体から排出される。
【0024】
再給紙ユニット600は、両面コピーを自動化するための付加装置としてプリンタ装置PRTの側面に組み付けられており、排出ローラ85によりプリンタ装置本体から排出された用紙を一旦収納し、スイッチバック搬送を行ってプリンタ装置本体に送り返す機能を有している。
【0025】
片面コピーモードでは、用紙は再給紙ユニット600を素通りしてフィニッシャ700へ送り込まれる。これに対して、両面コピーモードでは、図示しないソレノイドによって切り換え爪601上の左端部が上方へ移動し、排出ローラ85から送り込まれた用紙は、切り換え爪601によって案内されて搬送ローラ602を通って正反対ローラ603に達する。用紙後端が用紙センサSE61に達すると、正反対ローラ603が反転する。これによって、用紙はプリンタ装置本体に戻される。戻された用紙は、水平搬送ローラ86a、86b、86cを通ってタイミングローラ82へ送られて待機する。
【0026】
フィニッシャ700は、前記再給紙ユニット600から送り込まれた用紙(これを「プリント」と呼ぶ。)を積載収容するノンソートトレイ761と、プリントをトレイ763上に集積した後にトレイ763から搬出してステープラ764で綴じるステープル処理部762と、上下動可能な大容量収容トレイ765と、紙折り処理部774と、プリント搬送部780とで構成されている。
【0027】
プリント搬送部780は、再給紙ユニット600から送り込まれたプリントをローラ791で受け取って下方へ搬送する搬送路781と、プリントをローラ792でスイッチバックさせて上方へ搬送するスイッチバック搬送路782と、スイッチバックされたプリントをノンソートトレイ761へ搬送する搬送路783と、その搬送路783の分岐点783bからプリントをステープル処理トレイ763へ搬送する搬送路784と、その搬送路783の分岐点783aからプリントを大容量収容トレイ765へ搬送する搬送路785と、ステープラ764で綴じられたプリント束を搬送路785の合流点785aまで搬送する搬送路786とで構成されている。さらに、搬送路783にはパンチ穴あけユニット789が設置されている。
【0028】
紙折り処理部774は、3本の紙折りローラ775,776,777を備えている。この紙折り処理部774によれば、図2(A)に示すようにプリントPを中央で折り畳む二つ折りモードと、図2(B)に示すようにプリントPをZ状に折り畳むZ折りモードと、一旦二つ折りしたプリントPを週刊誌綴じのために図2(C)に示すように開く紙開きモードの処理が可能である。なお、3本の紙折りローラ775,776,777によるこの種の紙折り処理は周知であり、その詳細は省略する。紙折り処理されたプリントは、搬送路778から縦搬送路779を下方に搬送され、かつ、ローラ796でスイッチバックされて縦搬送路779を上方へ搬送され、前記搬送路783の分岐点783aへ搬送される。
【0029】
図1中に示すステープル処理部762は、プリント束にステープルを打ち込むヘッド部ユニット799と、プリント束を打ち抜いたステープルの両脚を内側に折り曲げるヘッド部ユニット798とを備えている。そして、これらのユニット798,799を、図示しない駆動手段によって図1の紙面に垂直な方向に平行移動できるようになっている。このステープル処理部762によれば、トレイ763上に集積されたプリント束に対して、図3(A)に示すようにステープルSをコーナー部に打ち込むコーナーステープルモードと、図3(B)に示すように例えば2個のステープルSを一側部に打ち込むサイドステープルモードと、図3(C)に示すように例えば2個のステープルSを中央の折り目上に打ち込む中央ステープルモードの処理が可能である。なお、この種のステープル処理は周知であり、その詳細は省略する。
【0030】
図4はプリンタ装置PRT上に設置された操作パネルOPを示している。この操作パネルOP上には、液晶タッチパネル401と、コピー部数やコピー倍率を入力するためのテンキー402と、テンキー402での入力をリセットするためのクリアーキー403と、各種コピーモード等を初期設定状態にリセットするためのリセットキー404と、コピー動作を開始させるためのスタートキー406と、コピー動作を中断させるためのストップキー405が設置されている。さらに、操作パネルOP上には、オペレータが各種コピーモードを指定するために、ステープルモード選択キー410と、紙折りモード選択キー420と、カラーモード選択キー430と、週刊誌綴じモード選択キー440と、見開きページモードキー450と、見開きページ指定キー460が設けられている。これとともに、各キー410,420,430,440,450,460の近傍には、それぞれモード指定状態を表すためのLED411〜413;421〜423;431〜432;441;451〜454;461〜464が設けられている。なお、各種コピーモードの指定の仕方について後に詳述する。
【0031】
図5は複写機1の制御部100のブロック構成を示している。制御部100は、シリアル入出力インターフェイス(I/O)110を介して接続された中央演算処理装置(CPU)101〜106を有している。これらのCPU101〜106には、それぞれプログラムを格納したROM111〜116と、データを一時的に格納する作業エリアとしてのRAM121〜126が設けられている。なお、CPU106はメモリユニット部30内に設けられている。
【0032】
CPU101は、操作パネルOP上の各種入力キー、各種センサからの入力信号、及び操作パネルOP上の表示部への表示出力制御を行う。特に、週刊誌綴じモードの指定や、それと組み合わせた見開きページに関する指定は、オペレータによって操作パネルOPを通して行われる。なお、この実施形態では、特に断らない限り、「見開きページ」とは週刊誌綴じ態様の中央、言い換えれば折丁の最も内側になるページを指す。
【0033】
CPU102は、画像信号処理部20の各部の制御を行うとともに、画像信号処理部20が出力する色データに基づいて、各原稿の色を判断する。CPU103は、走査系10の駆動制御を行うとともに、原稿サイズセンサSE51の出力に基づいて、各原稿のサイズと各原稿が合紙であるか否かを判断する。CPU104は、印字処理部40を含むプリンタ装置PRTの制御を行う。
【0034】
また、CPU105は、制御部100の全体的なタイミング調整、及び動作モードを設定するための処理を担う。そのため、CPU105は、他のCPUとのシリアル通信を行って、制御に必要なコマンドやレポートなどの送受を行う。
【0035】
CPU106は、メモリユニット部30における画像データの書き込み、読み出し、およびそれに伴う画像の圧縮、伸張に関する制御を行う。
【0036】
図6はメモリユニット部30のブロック構成を示している。メモリユニット部30は、画像データの書き込み/読み出しを切り換える切換え部301と、CPU106からのパラメータ設定に基づいて2値データを作成する2値化処理部302と、400dpiでA3サイズ1ページ分の容量を有したマルチポートの画像メモリ304と、それぞれ独立に動作可能な圧縮器311および伸張器312を有する符号処理部305と、32Kバイト単位の複数のメモリ領域を有したマルチポートの符号メモリ306と、出力用画像データを回転させる回転処理部307と、CPU106からのパラメータ設定に基づいて多値データを作成する多値化処理部308とを備えている。
【0037】
切換え部301を通して入力された画像データD2は、2値化処理部302によって2値データに変換されて、画像メモリ304内のCPU106によって指示された領域に書き込まれる。画像メモリ304に画像データD2が書き込まれると、CPU106は、画像メモリ304から画像データを読み出し、読み出した画像データを符号処理部305の圧縮器311によって圧縮して符号データを作成する処理を行う。これとともに、RAM126内にメモリ管理テーブルMTを作成しながら、そのメモリ管理テーブルMTの内容に従って、上記符号データを符号メモリ306に格納していく。なお、メモリ管理テーブルMTには、符号メモリ306の各メモリ領域を示す番号、ページ番号が格納されるとともに、ページが複数の領域に分割されている場合は連結されている領域の番号が格納される。さらに、圧縮方式やデータ長などの圧縮、伸張処理に必要な各種の付加情報が格納される。
【0038】
逆に、画像データを出力する際には、CPU106は、符号メモリ306から符号データを読み出し、読み出した符号データを符号処理部305の伸張器312によって伸張して、画像メモリ304内のCPU106によって指示された領域に書き込む。週刊誌綴じモードなどで、複数の画像を1ページ分の画像として出力するページ合成を行う場合は、さらに別のページの画像を画像メモリ304におけるCPU106によって指示された領域に書き込み、出力すべき1ページ分のデータを作成する。画像メモリ304に1ページ分の画像データが生成されると、回転処理部307によって必要に応じて回転処理が施された後、多値化処理部308によって多値の画像データが生成される。そして、この多値データが切換え部301を通して画像データD3として出力される。なお、メモリ管理テーブルMT内の情報は、該当ページの情報が必要部数すべて正常に排出されたときに消去される。
【0039】
図7は、CPU101で実行されるメインルーチンのフローを示している。まず、初期設定を行い(S11)、1ルーチンの処理時間を一定にするための内部タイマをセットして計時を開始する(S12)。次に、操作パネルOPからの各種スイッチ類、複写機内部の各種センサ類等からの入力信号の制御処理(S13)、操作パネルOP上の液晶表示パネル、表示素子等への表示制御処理(S14)、その他内部機構の制御処理を行い(S15)、内部タイマの計時終了を待ち(S16)、ステップS12に戻る。なお、他のCPU102〜106との間の通信は割り込み処理により実行される。
【0040】
図8は、CPU105で実行されるメインルーチンのフローを示している。まず、初期設定を行い(S61)、内部タイマをセットして計時を開始する(S62)。割り込みで入力された各種データの内容を解析し(S63)、動作モードの変更があった場合はモード設定処理を行う(S64)。次に、設定された複写モードに応じて、画像メモリへの書き込み制御または画像メモリからの読み出し制御のためのコマンド設定処理を行う(S65)。次に、割り込み処理で出力するデータをセットし(S66)、その他の処理を行う(S67)。その後、内部タイマの計時終了を待ち(S68)、ステップS62に戻る。
【0041】
図9は、CPU106で実行されるメインルーチンのフローを示している。まず、初期設定を行い(S71)、他のCPUからのコマンドの受信処理(S72)、ステータスの送信処理を行う(S73)。さらに、画像メモリヘの書き込み制御(S74)、圧縮制御(S75)、伸長制御(S76)、画像メモリからの読み出し制御を行う(S77)。この後、その他の処理(S78)を行い、ステップS72に戻る。
【0042】
図10〜図12は、各種コピーモードを指定するためにオペレータが操作パネルOP(図4参照)上でした操作に伴って、CPU101が実行する入力処理のフローを示す図である。
【0043】
図10に示すように、現在複写中であるか否かを判断し(S501)、複写中でなければ次に述べるステープルモードの設定を行う。すなわち、ステープルモード選択キー410が1回オンされると(S502)、まずコーナーステープルLED411がオンしているか否か、すなわち現在コーナーステープルモードに設定されているか否かを判断する(S503)。ここでコーナーステープルモードに設定されていれば、コーナーステープルLED411をオフして、サイドステープルモードを設定するとともにそれに対応するLED412をオンする(S504)。ステップS503でコーナーステープルモードに設定されていなければ、次にサイドステープルLED412がオンしているか否か、すなわち現在サイドステープルモードに設定されているか否かを判断する(S505)。ここでサイドステープルモードに設定されていれば、サイドステープルLED412をオフして、中央ステープルモードを設定するとともにそれに対応するLED413をオンする(S506)。ステップS505でサイドステープルモードに設定されていなければ、次に中央ステープルLED413がオンしているか否か、すなわち現在中央ステープルモードに設定されているか否かを判断する(S507)。ここで中央ステープルモードに設定されていれば、中央ステープルLED413をオフして、ステープルモードをキャンセルする(S508)。ステップS507で中央ステープルモードに設定されていなければ、コーナーステープルモードを設定するとともにそれに対応するLED411をオンする(S509)。
【0044】
ステープルモード選択キー410が1回オンされるごとに、このようなS502〜S509の処理を実行する。この結果、ステープルモード選択キー410が1回オンされるごとにコーナーステープル、サイドステープル、中央ステープルの各モードが順次切り替えて選択され、4回目のオンでステープルモードがキャンセルされる。
【0045】
続いて図11に示すように、紙折りモードの設定を行う。すなわち、紙折りモード選択キー420が1回オンされると(S510)、まず二つ折りLED421がオンしているか否か、すなわち現在二つ折りモードに設定されているか否かを判断する(S511)。ここで二つ折りモードに設定されていれば、二つ折りLED421をオフして、Z折りモードを設定するとともにそれに対応するLED422をオンする(S512)。ステップS511で二つ折りモードに設定されていなければ、次にZ折りLED422がオンしているか否か、すなわち現在Z折りモードに設定されているか否かを判断する(S513)。ここでZ折りモードに設定されていれば、Z折りLED422をオフして、紙開きモードを設定するとともにそれに対応するLED423をオンする(S514)。ステップS513でZ折りモードに設定されていなければ、次に紙開きLED423がオンしているか否か、すなわち現在紙開きモードに設定されているか否かを判断する(S515)。ここで紙開きモードに設定されていれば、紙開きLED423をオフして、紙折りモードをキャンセルする(S516)。ステップS515で紙開きモードに設定されていなければ、二つ折りモードを設定するとともにそれに対応するLED421をオンする(S517)。
【0046】
紙折りモード選択キー420が1回オンされるごとに、このようなS510〜S517の処理を実行する。この結果、紙折りモード選択キー420が1回オンされるごとに二つ折り、Z折り、紙開きの各モードが順次切り替えて選択され、4回目のオンで紙折りモードがキャンセルされる。なお、図示しないが、中央ステープルモードが選択されたときは、それに応じて紙開きモードが自動的に選択される。
【0047】
続いて図12に示すように、カラーモードの設定を行う。すなわち、カラーモード選択キー430が1回オンされると(S518)、まず赤モードLED431がオンしているか否か、すなわち現在赤モードに設定されているか否かを判断する(S519)。ここで赤モードに設定されていれば、赤モードLED431をオフして、黒モードを設定するとともにそれに対応する黒モードLED432をオンする(S520)。ステップS519で赤モードモードに設定されていなければ、黒モードLED432をオフして、赤モードを設定するとともにそれに対応する赤モードLED431をオンする。
【0048】
カラーモード選択キー430が1回オンされるごとに、このようなS518〜S521の処理を実行する。この結果、カラーモード選択キー430が1回オンされるごとにカラーモードとして黒モードと赤モードとが順次切り替えて選択される。
【0049】
続いて、週刊誌綴じモード選択キー440がオンされたか否かを判断して(S522)、週刊誌綴じモード選択キー440がオンされていれば、週刊誌綴じLED441がオンしているか否か、すなわち週刊誌綴じモードが設定されているか否かを判断する(S523)。ここで、週刊誌綴じモードが設定されていれば、週刊誌綴じLED441をオフして、週刊誌綴じモードを解除する(S524)。一方、週刊誌綴じモードが設定されていなければ(S523でNO)、週刊誌綴じLED441をオンして、週刊誌綴じモードを設定する(S524)。
【0050】
続いて、週刊誌綴じモードが設定されているか否かを判定し(S526)、週刊誌綴じモードが設定されていれば、週刊誌綴じモード設定処理(S527)を実行する。
【0051】
図13〜図16は上記週刊誌綴じモード設定処理(図12中のS527)の具体的なフローを示している。この週刊誌綴じモード設定処理では、概して言って、まず見開きページに配置すべき原稿画像ページの指定法を設定し、次に見開きページの印字モードを設定する。
【0052】
まず図13に示すように、見開きページに配置すべき原稿画像ページの指定法を設定する。この指定法としては、図4中に示す見開きページ指定法キー460近傍のLED461〜464にそれぞれ対応して、見開きページに配置すべき原稿画像ページをページ番号で指定する「ページ数」指定モードと、白黒以外のカラーを含む原稿の画像を見開きページに配置する見開き「カラー原稿」指定モードと、複数の原稿中の或る原稿のサイズが残りの原稿のサイズより大きいとき、その大サイズの原稿の画像を見開きページに配置する見開き「大サイズ」原稿指定モードと、複数の原稿中に合紙が挿入されているとき、その合紙の後に隣接する原稿の画像を見開きページに配置する見開き「合紙」原稿指定モードとの4種類が用意されている。なお、週刊誌綴じモードが選択(週刊誌綴じLED441がオン)されている場合に限り、見開きページ指定法キー460が有効になる。
【0053】
図13中に示すように見開きページ指定法キー460が1回オンされると(S601)、まずページ数指定LED461がオンしているか否か、すなわち現在ページ数指定モードに設定されているか否かを判断する(S602)。ここでページ数指定モードに設定されていれば、ページ数指定LED461をオフして、見開きカラー原稿指定モードを設定するとともにそれに対応するLED462をオンする(S603)。ステップS602でページ数指定モードに設定されていなければ、次にLED462がオンしているか否か、すなわち現在見開きカラー原稿指定モードに設定されているか否かを判断する(S604)。ここで見開きカラー原稿指定モードに設定されていれば、LED462をオフして、見開き大サイズ原稿指定モードを設定するとともにそれに対応するLED463をオンする(S605)。ステップS604で見開きカラー原稿指定モードに設定されていなければ、次にLED463がオンしているか否か、すなわち現在見開き大サイズ原稿指定モードに設定されているか否かを判断する(S606)。ここで見開き大サイズ原稿指定モードに設定されていれば、LED463をオフして、見開き合紙原稿指定モードを設定するとともにそれに対応するLED464をオンする(S607)。ステップS606で見開き大サイズ原稿指定モードに設定されていなければ、次にLED464がオンしているか否か、すなわち現在見開き合紙原稿指定モードに設定されているか否かを判断する(S608)。ここで、見開き合紙原稿指定モードに設定されていれば、LED464をオフして、見開きページ指定法の選択をキャンセルする(S609)。ステップS608で見開き合紙原稿指定モードに設定されていなければ、ページ数指定モードを設定するとともにそれに対応するLED461をオンし(S610)、さらにページ番号指定フラグを1に設定する(S611)。
【0054】
見開きページ指定法キー460が1回オンされるごとに、このようなS601〜S611の処理を実行する。この結果、見開きページ指定法キー460が1回オンされるごとにページ数指定、見開きカラー原稿指定、見開き大サイズ原稿指定、見開き合紙原稿指定の各モードが順次切り替えて選択され、5回目のオンで見開きページ指定法の選択がキャンセルされる。
【0055】
図14に示すように、ページ数指定フラグが1に設定されていれば(S612)、ページ番号指定ルーチンを実行する(S613)。このページ番号指定ルーチンでは、図17に示すように、まず操作パネルOP上のタッチパネル401に、「中央の見開きページにする原稿の頁数を入力してください。」という文字列と、入力したページ番号をオペレータに確認させるための「OK」キーとを表示する(S701)。ここでオペレータがページ番号を入力して「OK」キーをオンすると(S702)、そのページ番号(置数)を見開きページ(週刊誌綴じ態様の中央)に割り付ける原稿のページ番号としてRAM121に格納する(S703)。そして、表示を元に戻し(S704)、ページ番号指定フラグを0に戻す(S705)。
【0056】
次に図15に示すように、見開きページの印字モードを選択する。この見開きページの印字モードとしては、図4中に示す見開きページモードキー450近傍のLED451〜454にそれぞれ対応して、見開きページを含む用紙(以下「見開き用紙」という。)に原稿画像とともに予め指定された追加画像を形成する見開き用紙「追加印字」モードと、見開き用の倍率を2.0、見開き以外用の倍率を1.0に設定する見開き用紙「2倍(2.0×)」印字モードと、見開き用紙として残りの用紙よりも大サイズの用紙を用いる見開き用紙「大サイズ」モードと、見開き用紙のカラーを残りの用紙のカラーとは逆にして印字する(例えば見開きページを赤、残りのページを黒で印字する)見開き用紙「逆カラー」モードとの4種類が用意されている。なお、既述の4種類の見開きページ指定法のいずれかが選択されている場合に限り、見開きページモードキー450が有効になる。
【0057】
図15中に示すように、まず見開きページ指定が有るか否か、つまり既述の4種類の見開きページ指定法のいずれかが選択されているか否かを判断する(S614)。ここで見開きページ指定がなければ、そのままリターンする。
【0058】
一方、既述の4種類の見開きページ指定法のいずれかが選択されている状態で、見開きページモードキー450が1回オンされると(S615)、まずLED451がオンしているか否か、すなわち現在見開き用紙追加印字モードに設定されているか否かを判断する(S616)。ここで見開き用紙追加印字モードに設定されていれば、LED451をオフして、見開き用紙2倍印字モードを設定するとともにそれに対応するLED452をオンする(S619)。ステップS616で見開き用紙追加印字モードに設定されていなければ、次にLED452がオンしているか否か、すなわち現在見開き用紙2倍印字モードに設定されているか否かを判断する(S618)。ここで見開き用紙2倍印字モードに設定されていれば、LED452をオフして、見開き用紙大サイズモードを設定するとともにそれに対応するLED453をオンする(S619)。ステップS618で見開き用紙2倍印字モードに設定されていなければ、次にLED453がオンしているか否か、すなわち現在見開き用紙大サイズモードに設定されているか否かを判断する(S620)。ここで見開き用紙大サイズモードに設定されていれば、LED453をオフして、見開き用紙逆カラーモードを設定するとともにそれに対応するLED454をオンする(S621)。ステップS620で見開き用紙大サイズモードに設定されていなければ、次にLED454がオンしているか否か、すなわち現在見開き用紙逆カラーモードに設定されているか否かを判断する(S608)。ここで、見開き用紙逆カラーモードに設定されていれば、LED454をオフして、見開きページの印字モードの選択をキャンセルする(S623)。ステップS622で見開き用紙逆カラーモードに設定されていなければ、見開き用紙追加印字モードを設定するとともにそれに対応するLED451をオンし(S624)、さらに追加印字設定フラグを1に設定する(S625)。
【0059】
見開きページモードキー450が1回オンされるごとに、このようなS615〜S625の処理を実行する。この結果、見開きページモードキー450が1回オンされるごとに見開き用紙追加印字、見開き用紙2倍印字、見開き用紙大サイズ、見開き用紙逆カラーの各モードが順次切り替えて選択され、5回目のオンで見開きページの印字モードの選択がキャンセルされる。
【0060】
図16に示すように、追加印字設定フラグが1に設定されていれば(S626)、追加印字設定ルーチンを実行する(S627)。この追加印字設定ルーチンでは、図18に示すように、まず操作パネルOP上のタッチパネル401に、「日付」、「外枠」、「連番」の各キーを表示する(S801)。ここでオペレータが「日付」キーをオンすると(S802)、現在の日付を見開きページのための追加印字内容としてRAM121に格納する(S803)。また、オペレータが「外枠」キーをオンすると(S804)、所定の外枠を見開きページのための追加印字内容としてRAM121に格納する(S805)。また、オペレータが「連番」キーをオンすると(S806)、所定の連番を見開きページのための追加印字内容としてRAM121に格納する(S807)。そして、表示を元に戻し(S704)、追加印字設定フラグを0に戻す(S705)。なお、オペレータが上記各キーのうちいずれもオンしないときは、リターンする。
【0061】
図19は、週刊誌綴じモードが設定された場合に、見開きページの指定に関してこの複写機1が実行する処理を概略的に示している。この例では、8枚(8ページ分)の原稿を複写して得られた複数枚のプリントを重ねて、見開きページの中央で綴じるものとする。まず、週刊誌綴じモードが設定されている場合(S101)は、見開きページに配置すべき原稿画像のページを判断する(S102)。操作パネルを通して例えば5ページ目と6ページ目が指定されているときは、3枚の用紙に複写を行うものと決定する(S103)。その理由は、図29に示すように、5ページ目と6ページ目を見開きページに配置して週刊誌綴じを行うためには、用紙3枚が必要な最小枚数となるからである。一方、見開きページに配置すべき原稿画像のページが指定されていないときは、2枚の用紙に複写を行うものと決定する(S104)。図30に示すように、4ページ目と5ページ目を見開きページに配置すれば、用紙2枚で全てのページ(8ページ分)を配置でき、通常の週刊誌綴じができるからである。なお、ステップS101で週刊誌綴じモードが設定されていない場合は、週刊誌綴じモードではない通常のコピーを行う(S105)。
【0062】
図20〜図22は、図19の処理を実行するための具体的なフローを示している。
【0063】
図20に示すように、コマンド設定処理(図8中のS65)では、まず、スキャンスタート要求の有無を判定し(ステップS121)、スキャンスタート要求が出されている場合は、設定された複写モードに応じて画像メモリへの書き込み制御のために必要なコマンドを設定する(ステップS122)。次に、画像メモリからの読み出し動作の要求の有無を判定し(ステップS123)、画像メモリからの読み出し動作の要求が出されている場合は、操作パネルOPを通して週刊誌綴じモードが設定(LED441がオン)されているか否かを判定する(ステップS124)。ここで、週刊誌綴じモードが設定されている場合は、見開きページに配置すべき原稿画像のページ番号を決定する見開きページ設定処理を行い(ステップS125)、週刊誌綴じモードの読み出し動作を実行する(ステップS126)。一方、週刊誌綴じモードが設定されていない場合は、通常の読み出し動作を実行する(ステップS129)。
【0064】
なお、週刊誌綴じモードで画像メモリから読み出される画像データのページ順は、週刊誌綴じモード以外の通常モードで画像メモリから読み出される画像データのページ順とは異なる。すなわち、プリンタ装置PRTによる画像形成は用紙毎に行われるが、週刊誌綴じモードでは、図30から分かるように、1枚目の用紙の片面に「2」ページ目と「7」ページ目、その裏面に「1」ページ目と「8」ページ目の画像を配置し、2枚目の用紙の片面に「4」ページ目と「5」ページ目、その裏面に「3」ページ目と「6」ページ目の画像を配置するというような、特殊なページ順が要求されるからである。
【0065】
図21に示すように、見開きページ設定処理(図20中のS125)では、まずADFR500によって読み込んだ原稿枚数に基づいて書き込み総ページ数Nを算出する(S200)。続いて、ページ数指定モードが設定(LED461がオン)されているか否かを判断する(S201)。ページ数指定モードが設定されているときは、ステップS703で格納したページ番号をページ番号レジスタP1に格納する(S202)。このページ番号レジスタP1は見開きページに配置すべき原稿画像のページ番号を格納するためのレジスタであり、RAM126内に設けられる。
【0066】
また、見開きカラー原稿指定モードが設定(LED462がオン)されているときは(S203でYES)、複数の原稿中のある原稿が白黒以外のカラーを含むとき、その原稿の画像を見開きページに配置する。そのために、画像信号処理部20の出力に基づいて各原稿が白黒以外のカラーを含むか否かを判断して、白黒以外のカラーを含む原稿のページ番号をページ番号レジスタP1に格納(S204)する。
【0067】
また、見開き大サイズ原稿指定モードが設定(LED463がオン)されているときは(S205でYES)、複数の原稿中のある原稿のサイズが残りの原稿のサイズよりも大きいとき、その大サイズの原稿の画像を見開きページに配置する。そのために、原稿サイズセンサSE51の出力に基づいて各原稿のサイズを判断して、大サイズの原稿のページ番号をページ番号レジスタP1に格納(S206)する。このようにした場合、複数の原稿中に残りのサイズの原稿とは異なるサイズの原稿が1枚だけ存在するような場合、例えばA4サイズの原稿群中にA3サイズの原稿が1枚だけ存在するような場合に、そのA3サイズの原稿の画像を見開きページに配置した週刊誌綴じ態様の印刷物が、簡単な操作で確実に得られる。
【0068】
また、見開き合紙原稿指定モードが設定(LED464がオン)されているときは(S207でYES)、合紙の後に隣接する原稿の画像を見開きページに配置する。そのために、複数の原稿を読み取った場合に、原稿サイズセンサSE51の出力に基づいて各原稿のサイズを判断して、1枚目の原稿とサイズが異なる紙を合紙と判定する。そして、合紙と判定された紙の後に隣接する原稿のページ番号をページ番号レジスタP1に格納(S206)する。このようにした場合、複数の原稿中の合紙の後に隣接する原稿の画像を見開きページに配置した週刊誌綴じ態様の印刷物が、簡単な操作で確実に得られる。
【0069】
図22に示すように、週刊誌モードの読み出し動作(図20中のS126)では、まずRAM126内に、画像メモリから読み出される画像データのページ順を表すためのM個の要素を持つ原稿ページ番号配列T={Tm}(m=0,1,2,…,M−1)を用意する(S210)。この要素数Mは、書き込み総ページ数Nと、ページ番号レジスタP1に格納されたページ番号とに応じて、必要最小限の値(ただし、M≧N)に定められる。例えば図29に示した週刊誌綴じ態様の印刷物を得るために、書き込み総ページ数N=8、ページ番号レジスタP1=5に設定された場合、少なくとも用紙3枚(両面で全12ページ)分の要素を必要とするから、要素数M=12と定められる。この原稿ページ番号配列Tの各要素Tmにはそれぞれ原稿のページ番号が格納(登録)されるのを予定しており、それにより、最初の要素T0として登録されたページ番号の画像データから最後の要素T(M-1)として登録されたページ番号の画像データまで順次読み出されることが表される。分かるように、見開きページに配置されるのは、要素T(M/2-1)と要素T(M/2)に格納されたページ番号のものである。次に、要素T(M/2-1)として、ページ番号レジスタP1に格納されているページ番号を登録する(S211)。続いて、未登録の残りの各要素T0〜T(M/2-2)およびT(M/2)〜T(M-1)に、それぞれ対応する原稿のページ番号を格納する(S212)。なお、この残りの各要素の登録は、最初にページ番号が登録された要素T(M/2-1)を基準として、そこから番号の小さい要素へ向かって、または番号の大きい要素へ向かって順次行う。このようにして、原稿群中の指定されたページ番号の原稿の画像が見開きページに配置されるようにページ配列を設定する。しかる後、要素T0として登録されたページ番号の画像データからT(M-1)として登録されたページ番号の画像データまで、順次画像メモリから読み出す(S213)。読み出された画像データは順次プリンタ装置PRTに送られて、プリンタ装置PRTによって用紙の両面に画像形成が行われる。なお、或る要素Tmに対応する原稿のページ番号が存在しなければ、それに対応するプリント部分は白紙になる。
【0070】
この結果、複数の原稿中の指定されたページ番号の原稿の画像を見開きページに配置し、且つ、原稿のページ順通りにページが配置された週刊誌綴じ態様の印刷物が、自動的に得られる。したがって、操作者は、そのような印刷物を簡単な操作で確実に得ることができる。
【0071】
図23は、週刊誌綴じモードが設定された場合に、見開きページの複写モードに関してこの複写機1が実行する処理を概略的に示している。まず、週刊誌綴じモードが設定されている場合(S301)は、操作パネルOPを通して、見開きページについて残りのページとは異なるモードが指定されているか否かを判断する(S302)。見開きページについて異なるモードが指定されているときは、見開きページについてその異なるモードでコピーを実行し、残りのページについてそのような指定のないモード(週刊誌綴じモードではある)でコピーを実行する(S303)。このようにした場合、操作者は、見開きページが残りのページとは異なる別モードで印刷された週刊誌綴じ態様の印刷物を、簡単な操作で確実に得ることができる。なお、ステップS302で見開きページについて異なるモードが指定されていないときは、全てのページについて同じ週刊誌綴じモードでコピーを実行する(S304)。また、ステップS301で週刊誌綴じモードが設定されていない場合は、週刊誌綴じモードではない通常のコピーを実行する(S305)。
【0072】
図24〜図27は、図23の処理を実行するための具体的なフローを示している。
【0073】
例えばモード設定処理(図8中のS64)において、図24に示すフローを実行すれば、見開き用紙について残りの用紙とは異なるカラーモードを設定することができる。なお、ここで言う「カラーモード」とは、フルカラーやマルチカラーなどの複数色を用いて画像形成するモードだけでなく、ブラック(黒)などの単色を用いて画像形成するモードを含み、広くカラーに関するモードを意味する。詳しくは、週刊誌綴じモードが設定されている場合(S310)は、操作パネルOPを通して、見開き用紙について残りの用紙とは異なるカラーモードを指定する旨の見開き用紙カラー指定がされているか否かを判断する(S311)。そのような見開き用紙カラー指定がされているときは、見開き用紙の給紙タイミングであるか否かを判断して(S312)、見開き用紙の給紙タイミングであれば見開き用のカラーモードをセットし(S313)、見開き用紙の給紙タイミングでなければ見開き以外用のカラーモード(週刊誌綴じモードではある)をセットする(S314)。例えば、見開き用のカラーモードではフルカラーの画像形成が行われ、見開き以外用のカラーモードでは白黒の画像形成が行われるものとする。このようにした場合、操作者は、見開き用紙が残りの用紙とは異なるフルカラーで印刷された週刊誌綴じ態様の印刷物を、簡単な操作で確実に得ることができる。また、見開きページを赤、残りのページを黒で印字する見開き用紙逆カラーモードが指定(LED454がオン)されているときは、操作者は、そのような週刊誌綴じ態様の印刷物を、簡単な操作で確実に得ることができる。なお、ステップS311で見開き用紙カラー指定がされていないときは、全ての用紙の画像形成に関して見開き以外用の同じカラーモード(週刊誌綴じモードではある)をセットする(S314)。また、ステップS310で週刊誌綴じモードが設定されていない場合は、週刊誌綴じモードではない通常コピー用のカラーモードをセットする(S315)。
【0074】
また、モード設定処理(図8中のS64)において、図25に示すフローを実行すれば、見開き用紙として残りの用紙とは異なる用紙の種類を設定することができる。詳しくは、週刊誌綴じモードが設定されている場合(S320)は、操作パネルOPを通して、見開き用紙として残りの用紙とは異なる用紙を指定する旨の見開き用紙種類指定がされているか否かを判断する(S321)。そのような見開き用紙種類指定がされているときは、見開き用紙の給紙タイミングであるか否かを判断して(S322)、見開き用紙の給紙タイミングであれば見開き用の給紙口コードをセットし(S323)、見開き用紙の給紙タイミングでなければ見開き以外用の給紙口コード(週刊誌綴じモードではある)をセットする(S324)。例えば、見開き用の給紙口からは厚紙が給紙され、見開き以外用の給紙口からは普通紙が給紙されるものとする。このようにした場合、操作者は、見開き用紙が残りの用紙とは異なる厚紙になっている週刊誌綴じ態様の印刷物を、簡単な操作で確実に得ることができる。また、見開き用紙として残りの用紙よりも大サイズの用紙を用いる見開き用紙大サイズモードが指定(LED453がオン)されているときは、操作者は、そのような週刊誌綴じ態様の印刷物を、簡単な操作で確実に得ることができる。なお、ステップS321で見開き用紙種類指定がされていないときは、全ての用紙の給紙に関して見開き以外用の同じ給紙口コード(週刊誌綴じモードではある)をセットする(S324)。また、ステップS320で週刊誌綴じモードが設定されていない場合は、週刊誌綴じモードではない通常コピー用のカラーモードをセットする(S325)。
【0075】
また、画像メモリ書き込み制御処理(図9中のS74)において、図26に示すフローを実行すれば、見開き用紙について残りの用紙とは異なるコピー倍率を設定することができる。詳しくは、週刊誌綴じモードが設定されている場合(S330)は、操作パネルOPを通して、見開き用紙について残りの用紙とは異なるコピー倍率を指定する旨の見開き用紙倍率指定がされているか否か、例えば既述の見開き用紙2倍印字モードが指定(LED452がオン)されているか否かを判断する(S331)。そのような見開き用紙倍率指定がされているときは、見開き用紙に対応する原稿給紙タイミングであるか否かを判断して(S332)、見開き用紙に対応する原稿給紙タイミングであれば見開き用の倍率をセットし(S333)、見開き用紙に対応する原稿給紙タイミングでなければ見開き以外用の倍率(週刊誌綴じモードではある)をセットする(S334)。イメージリーダIRによって原稿の画像を読み込む段階で、例えば見開き用の倍率は2.0に設定され、見開き以外用の倍率は1.0に設定されるものとする。このようにした場合、操作者は、見開き用紙の画像が残りの用紙の画像とは異なるコピー倍率2.0になっている週刊誌綴じ態様の印刷物を、簡単な操作で確実に得ることができる。なお、ステップS331で見開き用紙倍率指定がされていないときは、全ての原稿の給紙に関して見開き以外用の同じ倍率(週刊誌綴じモードではある)をセットする(S334)。また、ステップS330で週刊誌綴じモードが設定されていない場合は、週刊誌綴じモードではない通常コピー用の倍率をセットする(S335)。
【0076】
また、伸張制御処理(図9中のS76)において、図27に示すフローを実行すれば、見開き用紙についてのみ追加印字を行う編集モードを設定することができる。ここで「追加印字」とは、原稿画像とともに予め指定された追加画像を用紙に形成することを意味している。「追加画像」としては、日付、外枠などが用意されているものとする。まず、週刊誌綴じモードが設定されている場合(S340)は、操作パネルOPを通して、見開き用紙についてのみ追加印字を行う旨の見開き用紙追加印字指定(LED451がオン)がされているか否かを判断する(S341)。そのような見開き用紙追加印字指定がされているときは、見開き用紙の給紙タイミングであるか否かを判断して(S342)、見開き用紙の給紙タイミングであれば印字用メモリに予め指定された追加画像を書き込み(S343)、見開き用紙の給紙タイミングでなければそのままリターンする。このようにした場合、操作者は、見開き用紙についてのみ追加印字が行われた週刊誌綴じ態様の印刷物を、簡単な操作で確実に得ることができる。なお、ステップ341で見開き用紙追加印字指定がされていないときや、ステップS340で週刊誌綴じモードが設定されていないときは、そのままリターンする。
【0077】
図28は、週刊誌綴じモードが設定された場合に、見開きページの指定および見開きページの複写モードに関してこの複写機1が実行する処理を統合して、概略的に例示している。この例では、8枚(8ページ分)の原稿を複写して得られた複数枚のプリントを重ねて、見開きページの中央で綴じるものとする。
【0078】
まず、週刊誌綴じモードが設定されている場合(S401)は、見開きページに配置すべき原稿のページを判断する(S402)。操作パネルを通して例えば5ページ目と6ページ目が指定されているときは、3枚の用紙に複写を行うものと決定する(S403)。その理由は、図29に示すように、5ページ目と6ページ目を見開きページに配置して週刊誌綴じを行うためには、用紙3枚が必要な最小枚数となるからである。一方、見開きページに配置すべき原稿のページが指定されていないときは、2枚の用紙に複写を行うものと決定する(S404)。図30に示すように、4ページ目と5ページ目を見開きページに配置すれば、用紙2枚で全てのページ(8ページ分)を配置でき、通常の週刊誌綴じができるからである。次に、見開き用紙として残りの用紙とは異なる厚紙を指定する旨の見開き用紙種類指定がされているか否かを判断する(S405)。見開き用紙として厚紙が指定されているときは、見開き用紙のみ厚紙とし、残りの用紙を普通紙として週刊誌綴じコピーを実行する(S406)。一方、そのような見開き用紙種類指定が無いときは、全ての用紙を普通紙として週刊誌綴じコピーを実行する(S407)。なお、ステップS401で週刊誌綴じモードが設定されていない場合は、週刊誌綴じモードではない通常のコピーを行う(S408)。
【0079】
なお、上述の見開き合紙原稿指定モードでは合紙の後に隣接する原稿の画像を見開きページに配置するようにしたが、合紙の前に隣接する原稿の画像を見開きページに配置するようにしてもよい。また、色等、サイズ以外の情報により合紙を他の原稿から判別するようにしてもよい。
【0080】
なお、見開きページに関する指定や各種モードの指定は、操作パネルOPを通して入力するのではなく、パーソナルコンピュータなどの端末からネットワークを介して入力するようにしても良い。
【0081】
また、スキャナ部とプリンタ部とは別体になっていても良い。さらに、パーソナルコンピュータなどで画像データを作成し、その画像データをプリンタに送って出力する形態をとっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明を適用したディジタル複写機の内部構成の概略を示す図である。
【図2】 紙折り処理の結果を例示する図である。(A)はプリントを中央で折り畳む二つ折り、(B)はプリントをZ状に折り畳むZ折り、(C)は一旦二つ折りしたプリントを週刊誌綴じのために開く紙開きの結果をそれぞれ示している。
【図3】 ステープル処理の結果を例示する図である。(A)はステープルをコーナー部に打ち込むコーナーステープル、(B)は2個のステープルを一側部に打ち込むサイドステープル、(C)は2個のステープルを中央の折り目上に打ち込む中央ステープルの結果をそれぞれ示している。
【図4】 上記複写機の操作パネルを示す図である。
【図5】 上記複写機の制御部の構成を示す図である。
【図6】 上記制御部のメモリユニット部の構成を示す図である。
【図7】 上記制御部のPU101で実行されるメインルーチンのフローを示す図である。
【図8】 上記制御部のPU105で実行されるメインルーチンのフローを示す図である。
【図9】 上記制御部のPU106で実行されるメインルーチンのフローを示す図である。
【図10】 各種コピーモードを指定するためにオペレータが操作パネル上でした操作に伴って、CPU101が実行する入力処理のフロー(第1部)を示す図である。
【図11】 各種コピーモードを指定するためにオペレータが操作パネル上でした操作に伴って、CPU101が実行する入力処理のフロー(第2部)を示す図である。
【図12】 各種コピーモードを指定するためにオペレータが操作パネル上でした操作に伴って、CPU101が実行する入力処理のフロー(第3部)を示す図である。
【図13】 週刊誌綴じモード設定処理(図12中のS527)の具体的なフロー(第1部)を示す図である。
【図14】 週刊誌綴じモード設定処理(図12中のS527)の具体的なフロー(第2部)を示す図である。
【図15】 週刊誌綴じモード設定処理(図12中のS527)の具体的なフロー(第3部)を示す図である。
【図16】 週刊誌綴じモード設定処理(図12中のS527)の具体的なフロー(第4部)を示す図である。
【図17】 ページ番号指定処理(図14中のS613)の具体的なフローを示す図である。
【図18】 追加印字設定処理(図16中のS627)の具体的なフローを示す図である。
【図19】 週刊誌綴じモードが設定された場合に、見開きページの指定に関して上記複写機が実行する処理フローを概略的に示す図である。
【図20】 図19の処理フローを実行する場合のコマンド設定処理(図8中のS65)のフローを具体的に示す図である。
【図21】 見開きページ設定処理(図20中のS125)のフローを具体的に示す図である。
【図22】 週刊誌モードの読み出し動作(図20中のS126)のフローを具体的に示す図である。
【図23】 週刊誌綴じモードが設定された場合に、見開きページの複写モードに関して上記複写機が実行する処理フローを概略的に示す図である。
【図24】 図23の処理フローを実行する場合のモード設定処理(図8中のS64)のフローを具体的に示す図である。
【図25】 図23の処理フローを実行する場合のモード設定処理(図8中のS64)の別のフローを具体的に示す図である。
【図26】 図23の処理フローを実行する場合の画像メモリ書き込み制御処理(図9中のS74)のフローを具体的に示す図である。
【図27】 図23の処理フローを実行する場合の伸張制御処理(図9中のS76)のフローを具体的に示す図である。
【図28】 週刊誌綴じモードが設定された場合に、見開きページの指定および見開きページの複写モードに関してこの複写機が実行する処理フローを統合して、概略的に示す図である。
【図29】 8ページ分の原稿画像のうち5ページ目と6ページ目が見開きページに配置されている週刊誌綴じ態様の印刷物を示す図である。
【図30】 8ページ分の原稿画像のうち4ページ目と5ページ目が見開きページに配置されている週刊誌綴じ態様の印刷物を示す図である。
【符号の説明】
10 走査系
20 画像信号処理部
30 メモリユニット部
40 印字処理部
60 レーザ光学系
70 作像系
500 ADFR
600 再給紙ユニット
Claims (7)
- 週刊誌綴じ態様の印刷物を自動的に出力するためのモードである週刊誌綴じモードを備えた画像形成装置であって、
複数ページの原稿の画像データを入力する画像入力手段と、
上記入力された原稿の画像データに基づいて記録紙上に画像を形成する作像手段と、
上記複数ページのうちから、上記出力される週刊誌綴じ態様の印刷物において折丁の最も内側になるページである見開きページに配置するページを決定するための条件を指定する条件指定手段と、
上記指定された条件に基づき、上記複数ページのうちから上記見開きページに配置するページを決定するページ判断手段と、
上記見開きページに配置すべきと判断されたページに対し、残りのページの印字モードとは異なる印字モードを指定し得るモード指定手段と、
上記見開きページに配置すると決定されたページと上記入力された原稿の総ページ数とに応じて、印刷する記録紙の枚数を決定する枚数決定手段と、
上記決定された枚数の記録紙による上記週刊誌綴じ態様の印刷物において、上記見開きページに配置すると決定されたページが、上記見開きページに配置されるとともに上記指定された印字モードで画像形成され、且つ、上記入力された原稿の画像データが当該入力された原稿におけるページ順で配置されるように、上記作像手段に、上記入力された原稿の画像データに基づいて作像させる制御手段とを備えるディジタル画像形成装置。 - 請求項1に記載のディジタル画像形成装置において、
上記条件指定手段において指定される条件は、当該入力された原稿におけるページ番号であることを特徴とするディジタル画像形成装置。 - 請求項1に記載のディジタル画像形成装置において、
上記条件指定手段において指定される条件は、カラーを含む原稿を見開きページに配置すべきとする条件であることを特徴とするディジタル画像形成装置。 - 請求項1に記載のディジタル画像形成装置において、
上記条件指定手段において指定される条件は、大サイズの原稿を見開きページに配置すべきとする条件であることを特徴とするディジタル画像形成装置。 - 請求項1に記載のディジタル画像形成装置において、
上記条件指定手段において指定される条件は、前記入力された原稿に合紙が挿入されている場合に当該合紙の前または後に隣接する原稿を見開きページに配置すべきとする条件であることを特徴とするディジタル画像形成装置。 - 請求項1乃至5のいずれか一に記載のディジタル画像形成装置において、
上記モード指定手段が指定する異なる印字モードは、異なるカラーモードを指定する印字モードであることを特徴とするディジタル画像形成装置。 - 請求項1乃至5のいずれか一に記載のディジタル画像形成装置において、
上記モード指定手段が指定する異なる印字モードは、種類の異なる用紙を指定する印字モードであることを特徴とするディジタル画像形成装置。
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