JP4410647B2 - 車両用インナーフェンダー及び車両用フェンダー - Google Patents

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本発明は、車体のフェンダーに形成されるホイールハウスの表面に、タイヤ表面と対向するようにして取付けられる車両用インナーフェンダー、及び車両用フェンダーに関する。
近年、車体(自動車)のフェンダーに形成されるホイールハウスの表面に、タイヤと路面との間で発生するロードノイズを効果的に吸音する目的で、不織布により構成されたインナーフェンダーを設けている自動車が知られている(例えば、非特許文献1)。このような不織布により構成されたインナーフェンダーを設けることによって、単に薄板形状の樹脂により形成されたインナーフェンダーをタイヤハウスのタイヤ側表面に設ける場合に比べてロードノイズの吸音性が向上するため、前記ロードノイズが車内に侵入することをより低減することができる。
インターネット〈URL http://honda.co.jp/factbook/auto/ELYSION/200405/11.html〉、[平成16年9月27日検索]
ところで、前記した従来のインナーフェンダーは、短繊維からなる不織布をタイヤハウスの形状に合わせて成形して形成されているので、剛性が小さくて撓みやすい。このため、このインナーフェンダーを車体のタイヤハウス表面にビス止め等で取付ける際において、作業者がインナーフェンダーの撓みを抑えながら取付けることにより、インナーフェンダーの取付けに時間を要し、かつ取付け作業性も悪かった。また、車体に取付けられる金属製のフェンダーは、ロードノイズの吸音性があまりよくなく、かつ重量も重いので取付け作業性もよくなかった。
そこで、本発明は、ロードノイズの吸音性に優れ、かつタイヤハウス表面への取付け時間の短縮と取付け作業性の向上を図ることができる車両用インナーフェンダーを提供することを目的とする。また、本発明は、ロードノイズの吸音性に優れ、かつ取付け作業性の向上を図ることができる車両用フェンダーを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、車体のフェンダーに形成されるホイールハウスの表面に、タイヤ表面と対向するようにして取付けられる車両用インナーフェンダーであって、前記車両用インナーフェンダーを、複数の中空凸状部をそれぞれ有する2枚の樹脂製の薄板からなる中間部材と、前記中間部材を両面から挟み込むように配置された樹脂製のシート部材とを備えたハニカム構造体で形成しており、前記中間部材は、前記各薄板の前記複数の中空凸状部の先端面同士が互いに当接されて薄板間に空間が形成されており、少なくともタイヤ側に面する一方の前記シート部材と前記薄板に、外部と前記薄板間に形成された空間とに連通する複数の連通孔を形成したことを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、車両用インナーフェンダーを複数の中空凸状部を有する樹脂製のハニカム構造体で形成したことにより、走行時に発生するロードノイズをこのハニカム構造体内で効果的に吸音することができ、かつ、軽量化も図ることができる。
また、請求項に記載の発明によれば、走行時に発生するロードノイズが各連通孔を通して薄板間に形成された空間内に直接的に取り込まれることにより、ロードノイズをこのハニカム構造体内でより効果的に吸音することができる。
また、請求項に記載の発明によれば、ハニカム構造体の中間部材を、複数の薄板に形成した各中空凸状部のうちの少なくとも一部が互いに当接された構成としたことにより、より高い剛性と衝撃吸収性を得ることができる。
また、請求項に記載の発明は、車体のホイールハウスを形成するフェンダー内パネルを備えた車両用フェンダーであって、前記車両用フェンダーの少なくとも前記フェンダー内パネルを、複数の中空凸状部をそれぞれ有する2枚の樹脂製の薄板からなる中間部材と、前記中間部材を両面から挟み込むように配置された樹脂製のシート部材とを備えたハニカム構造体で形成しており、前記中間部材は、前記各薄板の前記複数の中空凸状部の先端面同士が互いに当接されて薄板間に空間が形成されており少なくともタイヤ側に面する一方の前記シート部材と前記薄板に、外部と前記薄板間に形成された空間とに連通する複数の連通孔を形成したことを特徴としている。
請求項に記載の発明によれば、車両用フェンダーの少なくともフェンダー内パネルを、複数の中空凸状部を有する樹脂製のハニカム構造体で形成したことにより、走行時に発生するロードノイズをこのハニカム構造体内で効果的に吸音することができ、かつ、軽量化も図ることができる。
また、請求項に記載の発明によれば、走行時に発生するロードノイズが各連通孔を通して薄板間に形成された空間内に直接的に取り込まれることにより、ロードノイズをこのハニカム構造体内でより効果的に吸音することができる。
また、請求項に記載の発明によれば、ハニカム構造体の中間部材を、複数の薄板に形成した各中空凸状部のうちの少なくとも一部が互いに当接された構成としたことにより、より高い剛性と衝撃吸収性を得ることができる。
請求項1に記載の発明によれば、車両用インナーフェンダーを複数の中空凸状部を有する樹脂製のハニカム構造体で形成したことにより、走行時に発生するロードノイズをこのハニカム構造体内で効果的に吸音することができるので、ロードノイズが車内に侵入することを効果的に低減することができる。また、インナーフェンダーを樹脂製のハニカム構造体によって形成したことにより、剛性アップと軽量化の両立を図ることが可能となるので、不織布からなるインナーフェンダーのように容易に撓むこともなく、ホイールハウスのタイヤ側表面への取付けを短時間で、かつ作業性よく行うことができる。
また、請求項に記載の発明によれば、走行時に発生するロードノイズが各連通孔を通して薄板間に形成された空間内に直接的に取り込まれることにより、ロードノイズをこのハニカム構造体内でより効果的に吸音することができるので、ロードノイズが車内に侵入することをより効果的に低減することができる。
また、請求項に記載の発明によれば、ハニカム構造体の中間部材を、複数の薄板に形成した各中空凸状部のうちの少なくとも一部が互いに当接された構成としたことにより、より高い剛性と衝撃吸収性を備えたインナーフェンダーを提供することができる。
また、請求項に記載の発明によれば、車両用フェンダーの少なくともフェンダー内パネルを、複数の中空凸状部を有する樹脂製のハニカム構造体で形成したことにより、走行時に発生するロードノイズをこのハニカム構造体内で効果的に吸音することができるので、ロードノイズが車内に侵入することを効果的に低減することができる。また、フェンダーを樹脂製のハニカム構造体によって形成したことにより、高剛性を確保しつつ軽量化を図ることができるので、金属製のフェンダーに比べて車体への取付け作業性が容易になる。
また、請求項に記載の発明によれば、走行時に発生するロードノイズが各連通孔を通して薄板間に形成された空間内に直接的に取り込まれることにより、ロードノイズをこのハニカム構造体内でより効果的に吸音することができるので、ロードノイズが車内に侵入することをより効果的に低減することができる。
また、請求項に記載の発明によれば、ハニカム構造体の中間部材を、複数の薄板に形成した各中空凸状部のうちの少なくとも一部が互いに当接された構成としたことにより、より高い剛性と衝撃吸収性を備えたフェンダーを提供することができる。
以下、本発明を図示の実施形態に基づいて説明する。
<実施形態1>
図1は、本発明の実施形態1に係る車両用インナーフェンダー(以下、インナーフェンダーという)を示す概略斜視図である。
図1に示すように、本実施形態に係るインナーフェンダー1は、後記する樹脂製のハニカム構造体を車体のホイールハウスの形状に合わせて成形して形成されており、例えば図2に示すような車体2のリアフェンダー3に形成されたホイールハウス4のタイヤ側表面にビスやクリップ止め等で取付けられる。なお、図2では、一方のリアフェンダー3のホイールハウス4側のみを示しているが、この車体2の他方のリアフェンダーのホイールハウス及び両方のフロントフェンダーのホイールハウスにおいても、同様のインナーフェンダーが取付けられる。
次に、本実施形態に係るインナーフェンダー1の構造について説明する。図3は、本実施形態に係るインナーフェンダー1の一部を破断した状態を示す斜視図、図4は、図3のIV−IV線断面図である。
両図に示すように、本実施形態に係る樹脂製のインナーフェンダー1は、複数の中空凸状部5a,6aをそれぞれ有する2枚の薄板5,6と、各中空凸状部5a,6aの開口端をそれぞれ塞ぐようにようにして薄板5,6の各外側表面に貼り付けた気密性を有するシート状の貼着部材7,8と、貼着部材7,8の各外側表面に貼り付けた表皮板9,10とで構成されたハニカム構造体11によって形成されている。ハニカム構造体11(薄板5,6(中間部材11a)、貼着部材7,8、及び表皮板9,10)を形成する樹脂材としては、ポリプロピレン樹脂(PP)が好ましいが、これに限らず、例えばエンプラ(エンジニアリング・プラスチック)やポリプロピレン以外の他のオレフィン系樹脂などで形成してもよい。ここで、ポリプロピレン以外の他のオレフィン系樹脂としては、ポリエチレン、TPO(ポリプロピレンとゴム成分の混合物)などが挙げられる。また、エンプラとしては、ポリカーボネート、ポリアミド、変性ポリフェニレンエーテル、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリアセタール、ポリフェニレンサルファイドなどが挙げられる。インナーフェンダー1の厚みは数ミリ程度(例えば5mm程度)である。
本実施形態では、複数の中空凸状部5a,6aを有する2枚の薄板5,6によってハニカム構造体11の中間部材11aを構成している。また、本実施形態では、貼着部材7,8と表皮板9,10が、特許請求の範囲の請求項1に記載したシート部材に相当している。
2枚の薄板5,6は、対向する各中空凸状部5a,6aの先端面同士が当接するようにして配置されており、貼着部材7,8によって各中空凸状部5a,6a内にそれぞれ密閉された気密室12,13が形成されている。対向する各中空凸状部5a,6aの当接する先端外面は接着もしくは溶着により固着されている。なお、本実施形態における各中空凸状部5a,6aは、円錐台形状に形成されている。ハニカム構造体11の外周縁部(不図示)は溶着等によって封止されている。
また、インナーフェンダー1を形成するハニカム構造体11の、タイヤ側(図3、図4の上面側)に面する一方の表皮板9、貼着部材7には、外部とハニカム構造体(中間部材11a)11内に形成される空間11bとに連通する複数の連通孔9aが形成されている。各連通孔9aは、直径が1mm程度以下の小径の孔である。なお、前記したインナーフェンダー1を形成するハニカム構造体11の製造は、例えば特開2000−326430号公報に開示されているような真空成形装置を用いて行うことができる。
そして、このインナーフェンダー1を、例えば図2に示したような車体2のリアフェンダー3に形成されたホイールハウス4のタイヤ側表面に不図示のビスやクリップ止め等で取付ける。
このように本実施形態に係るインナーフェンダー1は、前記構成の樹脂製のハニカム構造体11によって形成されているので、走行時に発生するロードノイズは、タイヤ側の表皮板9、貼着部材7に形成した複数の連通孔9aを通してハニカム構造体(中間部材11a)11内に形成される空間11bに取り込まれ、この空間11b内で乱反射して吸収されることにより、不織布からなるインナーフェンダーと同等もしくはそれ以上の優れた吸音効果を得ることができる。よって、ロードノイズが車内に侵入することを効果的に低減することができる。
更に、インナーフェンダー1を前記構成の樹脂製のハニカム構造体11によって形成したことにより、高い剛性と衝撃吸収性を得ることができ、さらに、軽量化も図ることが可能となるので、不織布からなるインナーフェンダーのように容易に撓むこともなく、ホイールハウス4のタイヤ側表面への取付けを短時間で、かつ作業性よく行うことができる。
なお、前記した実施形態1では、ハニカム構造体11の中間部材11aを構成する薄板5,6の各中空凸状部5a,6aの形状を円錐台形状としたが、これ以外にも例えば円柱形状や角柱形状であってもよい。また、ハニカム構造体11の中間部材11aを構成する薄板5,6の各中空凸状部5a,6aの一部のみが互いに当接するようにしてもよい。
<実施形態2>
図5は、本発明の実施形態2に係る車両用フェンダー(以下、フェンダーという)を示す概略断面である。なお、図5では、一方(左側)のリアフェンダー側のみを示しているが、他方のリアフェンダー同様に形成されており、また、フロントフェンダーにおいても同様に形成することができる。
本実施形態に係る車体のフェンダー14は、図5に示すように、樹脂製(例えば、ポリプロピレン樹脂(PP))のフェンダー外パネル15とフェンダー内パネル16とで構成されており、フェンダー内パネル16によってホイールハウス17が形成されている。なお、符号18はタイヤである。フェンダー内パネル16は、その一方の外側端部に形成した突起片16aをフェンダー外パネル15のフランジ部15aの上方(ホイールハウス17内側)に設けた取付孔(不図示)に挿入して固定して、他方の内側端部をホイールハウス17内でフェンダー外パネル15にビス30で止め、その中間部をホイールハウス17内でフェンダー外パネル15にクリップ31で止めている。
本実施形態に係るフェンダー14のフェンダー内パネル16は、図6に示すように、複数の中空凸状部19a,20aをそれぞれ有する2枚の薄板19,20と、各中空凸状部19a,20aの開口端をそれぞれ塞ぐようにようにして薄板19,20の各外側表面に貼り付けた気密性を有するシート状の貼着部材21,22と、貼着部材21,22の各外側表面に貼り付けた表皮板23,24とで構成されたハニカム構造体25で形成されている。ハニカム構造体25(薄板19,20(中間部材25a)、貼着部材21,22、及び表皮板23,24)を形成する樹脂材としては、ポリプロピレン樹脂(PP)が好ましいが、これに限らず、例えば前記したエンプラ(エンジニアリング・プラスチック)やポリプロピレン以外の他のオレフィン系樹脂などで形成してもよい。フェンダー内パネル16の厚みは数ミリ程度(例えば5mm程度)である。
また、フェンダー14のフェンダー内パネル16を形成するハニカム構造体25の、タイヤ側(図6の上面側)に面する一方の表皮板23、貼着部材21には、外部とハニカム構造体(中間部材25a)25内に形成される空間25bとに連通する複数の連通孔23aが形成されている。各連通孔23aは、直径が1mm程度以下の小径の孔である。
本実施形態では、複数の中空凸状部19a,20aを有する2枚の薄板19,20によってハニカム構造体25の中間部材25aを構成している。また、本実施形態では、貼着部材21,22と表皮板23,24が、特許請求の範囲の請求項4に記載したシート部材に相当している。
2枚の薄板19,20は、対向する各中空凸状部19a,20aの先端面同士が当接するようにして配置されており、貼着部材21,22によって各中空凸状部19a,20a内にそれぞれ密閉された気密室26,27が形成されている。対向する各中空凸状部19a,20aの当接する先端外面は接着もしくは溶着により固着されている。なお、本実施形態における各中空凸状部19a,20aは、円錐台形状に形成されている。ハニカム構造体25の外周縁部(不図示)は溶着等によって封止されている。このように、本実施形態に係るフェンダー14を形成するハニカム構造体25も、図3、図4に示した実施形態1のインナーフェンダー1を形成するハニカム構造体11と同様に構成されている。
このように本実施形態では、フェンダー14のフェンダー内パネル16を前記構成の樹脂製のハニカム構造体25によって形成しているので、走行時に発生するロードノイズは、タイヤ側の表皮板23、貼着部材21に形成した複数の連通孔23aを通してハニカム構造体(中間部材25a)25内に形成される空間25bに取り込まれ、この空間25b内で乱反射して吸収されることにより、不織布からなるインナーフェンダーを取り付けることなく、フェンダー14のフェンダー内パネル16自体で不織布からなるインナーフェンダーと同等もしくはそれ以上の優れた吸音効果を得ることができる。よって、ロードノイズが車内に侵入することを効果的に低減することができる。
更に、フェンダー14のフェンダー内パネル16を前記構成の樹脂製のハニカム構造体25によって形成したことにより、高い剛性と衝撃吸収性を得ることができ、さらに、軽量化も図ることが可能となるので、金属製のフェンダー内パネルに比べて車体への取付け作業性が容易になる。
また、フェンダー内パネル16のフェンダー外パネル15への取付構造の他の例としては、例えば、図7に示すように、フェンダー内パネル16の一方の外側端部をフェンダー外パネル15のフランジ部15aの外側に当接してビス32で止めして、他方の内側端部をホイールハウス17内でフェンダー外パネル15にビス30で止め、その中間部をホイールハウス17内でフェンダー外パネル15にクリップ31で止めるようにしてもよい。
また、前記した各実施形態では、ハニカム構造体11、25の、タイヤ側に面する一方の表皮板9、23、貼着部材7、21に、外部とハニカム構造体11、25内に形成される空間11b、25bとに連通する複数の連通孔9a、23aを設けていたが、この連通孔9a、23aを設けていない場合でも、表皮板9、23と貼着部材7、21を通してロードノイズがハニカム構造体11、25内に進入することにより、ロードノイズを十分に吸音することができる。
本発明の実施形態1に係るインナーフェンダーを示す斜視図。 車体のリアフェンダー近傍を示す図。 本発明の実施形態1に係るインナーフェンダーの一部を破断した状態を示す斜視図。 図3のIV−IV線断面図。 本発明の実施形態2に係るフェンダーを示す概略断面図。 本発明の実施形態2に係るフェンダーの一部を示す拡大断面図。 本発明の実施形態2に係るフェンダーの、フェンダー内パネルのフェンダー外パネルへの取付構造の変形例を示す概略断面図。
符号の説明
1 インナーフェンダー
2 車体
3 リアフェンダー
4、17 ホイールハウス
5,6、18,19 薄板
5a,6a、19a,20a 中空凸状部
7,8、21,22 貼着部材
9,10、23,24 表皮板
9a、23a 連通孔
11、25 ハニカム構造体
11a,25a 中間部材
12,13、26,27 気密室
14 フェンダー
15 フェンダー外パネル
16 フェンダー内パネル

Claims (2)

  1. 車体のフェンダーに形成されるホイールハウスの表面に、タイヤ表面と対向するようにして取付けられる車両用インナーフェンダーであって、
    前記車両用インナーフェンダーを、複数の中空凸状部をそれぞれ有する2枚の樹脂製の薄板からなる中間部材と、前記中間部材を両面から挟み込むように配置された樹脂製のシート部材とを備えたハニカム構造体で形成しており、
    前記中間部材は、前記各薄板の前記複数の中空凸状部の先端面同士が互いに当接されて薄板間に空間が形成されており、
    少なくともタイヤ側に面する一方の前記シート部材と前記薄板に、外部と前記薄板間に形成された空間とに連通する複数の連通孔を形成した、
    ことを特徴とする車両用インナーフェンダー。
  2. 車体のホイールハウスを形成するフェンダー内パネルを備えた車両用フェンダーであって、
    前記車両用フェンダーの少なくとも前記フェンダー内パネルを、複数の中空凸状部をそれぞれ有する2枚の樹脂製の薄板からなる中間部材と、前記中間部材を両面から挟み込むように配置された樹脂製のシート部材とを備えたハニカム構造体で形成しており、
    前記中間部材は、前記各薄板の前記複数の中空凸状部の先端面同士が互いに当接されて薄板間に空間が形成されており
    少なくともタイヤ側に面する一方の前記シート部材と前記薄板に、外部と前記薄板間に形成された空間とに連通する複数の連通孔を形成した、
    ことを特徴とする車両用フェンダー。
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