JP4410647B2 - 車両用インナーフェンダー及び車両用フェンダー - Google Patents

車両用インナーフェンダー及び車両用フェンダー Download PDF

Info

Publication number
JP4410647B2
JP4410647B2 JP2004289953A JP2004289953A JP4410647B2 JP 4410647 B2 JP4410647 B2 JP 4410647B2 JP 2004289953 A JP2004289953 A JP 2004289953A JP 2004289953 A JP2004289953 A JP 2004289953A JP 4410647 B2 JP4410647 B2 JP 4410647B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fender
thin plates
vehicle
honeycomb structure
intermediate member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004289953A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006103408A (ja
Inventor
光弘 西坂
薫 青柳
和隆 阿野
直人 石井
靖之 玉根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2004289953A priority Critical patent/JP4410647B2/ja
Publication of JP2006103408A publication Critical patent/JP2006103408A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4410647B2 publication Critical patent/JP4410647B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

本発明は、車体のフェンダーに形成されるホイールハウスの表面に、タイヤ表面と対向するようにして取付けられる車両用インナーフェンダー、及び車両用フェンダーに関する。
近年、車体(自動車)のフェンダーに形成されるホイールハウスの表面に、タイヤと路面との間で発生するロードノイズを効果的に吸音する目的で、不織布により構成されたインナーフェンダーを設けている自動車が知られている(例えば、非特許文献1)。このような不織布により構成されたインナーフェンダーを設けることによって、単に薄板形状の樹脂により形成されたインナーフェンダーをタイヤハウスのタイヤ側表面に設ける場合に比べてロードノイズの吸音性が向上するため、前記ロードノイズが車内に侵入することをより低減することができる。
インターネット〈URL http://honda.co.jp/factbook/auto/ELYSION/200405/11.html〉、[平成16年9月27日検索]
ところで、前記した従来のインナーフェンダーは、短繊維からなる不織布をタイヤハウスの形状に合わせて成形して形成されているので、剛性が小さくて撓みやすい。このため、このインナーフェンダーを車体のタイヤハウス表面にビス止め等で取付ける際において、作業者がインナーフェンダーの撓みを抑えながら取付けることにより、インナーフェンダーの取付けに時間を要し、かつ取付け作業性も悪かった。また、車体に取付けられる金属製のフェンダーは、ロードノイズの吸音性があまりよくなく、かつ重量も重いので取付け作業性もよくなかった。
そこで、本発明は、ロードノイズの吸音性に優れ、かつタイヤハウス表面への取付け時間の短縮と取付け作業性の向上を図ることができる車両用インナーフェンダーを提供することを目的とする。また、本発明は、ロードノイズの吸音性に優れ、かつ取付け作業性の向上を図ることができる車両用フェンダーを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、車体のフェンダーに形成されるホイールハウスの表面に、タイヤ表面と対向するようにして取付けられる車両用インナーフェンダーであって、前記車両用インナーフェンダーを、複数の中空凸状部をそれぞれ有する2枚の樹脂製の薄板からなる中間部材と、前記中間部材を両面から挟み込むように配置された樹脂製のシート部材とを備えたハニカム構造体で形成しており、前記中間部材は、前記各薄板の前記複数の中空凸状部の先端面同士が互いに当接されて薄板間に空間が形成されており、少なくともタイヤ側に面する一方の前記シート部材と前記薄板に、外部と前記薄板間に形成された空間とに連通する複数の連通孔を形成したことを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、車両用インナーフェンダーを複数の中空凸状部を有する樹脂製のハニカム構造体で形成したことにより、走行時に発生するロードノイズをこのハニカム構造体内で効果的に吸音することができ、かつ、軽量化も図ることができる。
また、請求項に記載の発明によれば、走行時に発生するロードノイズが各連通孔を通して薄板間に形成された空間内に直接的に取り込まれることにより、ロードノイズをこのハニカム構造体内でより効果的に吸音することができる。
また、請求項に記載の発明によれば、ハニカム構造体の中間部材を、複数の薄板に形成した各中空凸状部のうちの少なくとも一部が互いに当接された構成としたことにより、より高い剛性と衝撃吸収性を得ることができる。
また、請求項に記載の発明は、車体のホイールハウスを形成するフェンダー内パネルを備えた車両用フェンダーであって、前記車両用フェンダーの少なくとも前記フェンダー内パネルを、複数の中空凸状部をそれぞれ有する2枚の樹脂製の薄板からなる中間部材と、前記中間部材を両面から挟み込むように配置された樹脂製のシート部材とを備えたハニカム構造体で形成しており、前記中間部材は、前記各薄板の前記複数の中空凸状部の先端面同士が互いに当接されて薄板間に空間が形成されており少なくともタイヤ側に面する一方の前記シート部材と前記薄板に、外部と前記薄板間に形成された空間とに連通する複数の連通孔を形成したことを特徴としている。
請求項に記載の発明によれば、車両用フェンダーの少なくともフェンダー内パネルを、複数の中空凸状部を有する樹脂製のハニカム構造体で形成したことにより、走行時に発生するロードノイズをこのハニカム構造体内で効果的に吸音することができ、かつ、軽量化も図ることができる。
また、請求項に記載の発明によれば、走行時に発生するロードノイズが各連通孔を通して薄板間に形成された空間内に直接的に取り込まれることにより、ロードノイズをこのハニカム構造体内でより効果的に吸音することができる。
また、請求項に記載の発明によれば、ハニカム構造体の中間部材を、複数の薄板に形成した各中空凸状部のうちの少なくとも一部が互いに当接された構成としたことにより、より高い剛性と衝撃吸収性を得ることができる。
請求項1に記載の発明によれば、車両用インナーフェンダーを複数の中空凸状部を有する樹脂製のハニカム構造体で形成したことにより、走行時に発生するロードノイズをこのハニカム構造体内で効果的に吸音することができるので、ロードノイズが車内に侵入することを効果的に低減することができる。また、インナーフェンダーを樹脂製のハニカム構造体によって形成したことにより、剛性アップと軽量化の両立を図ることが可能となるので、不織布からなるインナーフェンダーのように容易に撓むこともなく、ホイールハウスのタイヤ側表面への取付けを短時間で、かつ作業性よく行うことができる。
また、請求項に記載の発明によれば、走行時に発生するロードノイズが各連通孔を通して薄板間に形成された空間内に直接的に取り込まれることにより、ロードノイズをこのハニカム構造体内でより効果的に吸音することができるので、ロードノイズが車内に侵入することをより効果的に低減することができる。
また、請求項に記載の発明によれば、ハニカム構造体の中間部材を、複数の薄板に形成した各中空凸状部のうちの少なくとも一部が互いに当接された構成としたことにより、より高い剛性と衝撃吸収性を備えたインナーフェンダーを提供することができる。
また、請求項に記載の発明によれば、車両用フェンダーの少なくともフェンダー内パネルを、複数の中空凸状部を有する樹脂製のハニカム構造体で形成したことにより、走行時に発生するロードノイズをこのハニカム構造体内で効果的に吸音することができるので、ロードノイズが車内に侵入することを効果的に低減することができる。また、フェンダーを樹脂製のハニカム構造体によって形成したことにより、高剛性を確保しつつ軽量化を図ることができるので、金属製のフェンダーに比べて車体への取付け作業性が容易になる。
また、請求項に記載の発明によれば、走行時に発生するロードノイズが各連通孔を通して薄板間に形成された空間内に直接的に取り込まれることにより、ロードノイズをこのハニカム構造体内でより効果的に吸音することができるので、ロードノイズが車内に侵入することをより効果的に低減することができる。
また、請求項に記載の発明によれば、ハニカム構造体の中間部材を、複数の薄板に形成した各中空凸状部のうちの少なくとも一部が互いに当接された構成としたことにより、より高い剛性と衝撃吸収性を備えたフェンダーを提供することができる。
以下、本発明を図示の実施形態に基づいて説明する。
<実施形態1>
図1は、本発明の実施形態1に係る車両用インナーフェンダー(以下、インナーフェンダーという)を示す概略斜視図である。
図1に示すように、本実施形態に係るインナーフェンダー1は、後記する樹脂製のハニカム構造体を車体のホイールハウスの形状に合わせて成形して形成されており、例えば図2に示すような車体2のリアフェンダー3に形成されたホイールハウス4のタイヤ側表面にビスやクリップ止め等で取付けられる。なお、図2では、一方のリアフェンダー3のホイールハウス4側のみを示しているが、この車体2の他方のリアフェンダーのホイールハウス及び両方のフロントフェンダーのホイールハウスにおいても、同様のインナーフェンダーが取付けられる。
次に、本実施形態に係るインナーフェンダー1の構造について説明する。図3は、本実施形態に係るインナーフェンダー1の一部を破断した状態を示す斜視図、図4は、図3のIV−IV線断面図である。
両図に示すように、本実施形態に係る樹脂製のインナーフェンダー1は、複数の中空凸状部5a,6aをそれぞれ有する2枚の薄板5,6と、各中空凸状部5a,6aの開口端をそれぞれ塞ぐようにようにして薄板5,6の各外側表面に貼り付けた気密性を有するシート状の貼着部材7,8と、貼着部材7,8の各外側表面に貼り付けた表皮板9,10とで構成されたハニカム構造体11によって形成されている。ハニカム構造体11(薄板5,6(中間部材11a)、貼着部材7,8、及び表皮板9,10)を形成する樹脂材としては、ポリプロピレン樹脂(PP)が好ましいが、これに限らず、例えばエンプラ(エンジニアリング・プラスチック)やポリプロピレン以外の他のオレフィン系樹脂などで形成してもよい。ここで、ポリプロピレン以外の他のオレフィン系樹脂としては、ポリエチレン、TPO(ポリプロピレンとゴム成分の混合物)などが挙げられる。また、エンプラとしては、ポリカーボネート、ポリアミド、変性ポリフェニレンエーテル、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリアセタール、ポリフェニレンサルファイドなどが挙げられる。インナーフェンダー1の厚みは数ミリ程度(例えば5mm程度)である。
本実施形態では、複数の中空凸状部5a,6aを有する2枚の薄板5,6によってハニカム構造体11の中間部材11aを構成している。また、本実施形態では、貼着部材7,8と表皮板9,10が、特許請求の範囲の請求項1に記載したシート部材に相当している。
2枚の薄板5,6は、対向する各中空凸状部5a,6aの先端面同士が当接するようにして配置されており、貼着部材7,8によって各中空凸状部5a,6a内にそれぞれ密閉された気密室12,13が形成されている。対向する各中空凸状部5a,6aの当接する先端外面は接着もしくは溶着により固着されている。なお、本実施形態における各中空凸状部5a,6aは、円錐台形状に形成されている。ハニカム構造体11の外周縁部(不図示)は溶着等によって封止されている。
また、インナーフェンダー1を形成するハニカム構造体11の、タイヤ側(図3、図4の上面側)に面する一方の表皮板9、貼着部材7には、外部とハニカム構造体(中間部材11a)11内に形成される空間11bとに連通する複数の連通孔9aが形成されている。各連通孔9aは、直径が1mm程度以下の小径の孔である。なお、前記したインナーフェンダー1を形成するハニカム構造体11の製造は、例えば特開2000−326430号公報に開示されているような真空成形装置を用いて行うことができる。
そして、このインナーフェンダー1を、例えば図2に示したような車体2のリアフェンダー3に形成されたホイールハウス4のタイヤ側表面に不図示のビスやクリップ止め等で取付ける。
このように本実施形態に係るインナーフェンダー1は、前記構成の樹脂製のハニカム構造体11によって形成されているので、走行時に発生するロードノイズは、タイヤ側の表皮板9、貼着部材7に形成した複数の連通孔9aを通してハニカム構造体(中間部材11a)11内に形成される空間11bに取り込まれ、この空間11b内で乱反射して吸収されることにより、不織布からなるインナーフェンダーと同等もしくはそれ以上の優れた吸音効果を得ることができる。よって、ロードノイズが車内に侵入することを効果的に低減することができる。
更に、インナーフェンダー1を前記構成の樹脂製のハニカム構造体11によって形成したことにより、高い剛性と衝撃吸収性を得ることができ、さらに、軽量化も図ることが可能となるので、不織布からなるインナーフェンダーのように容易に撓むこともなく、ホイールハウス4のタイヤ側表面への取付けを短時間で、かつ作業性よく行うことができる。
なお、前記した実施形態1では、ハニカム構造体11の中間部材11aを構成する薄板5,6の各中空凸状部5a,6aの形状を円錐台形状としたが、これ以外にも例えば円柱形状や角柱形状であってもよい。また、ハニカム構造体11の中間部材11aを構成する薄板5,6の各中空凸状部5a,6aの一部のみが互いに当接するようにしてもよい。
<実施形態2>
図5は、本発明の実施形態2に係る車両用フェンダー(以下、フェンダーという)を示す概略断面である。なお、図5では、一方(左側)のリアフェンダー側のみを示しているが、他方のリアフェンダー同様に形成されており、また、フロントフェンダーにおいても同様に形成することができる。
本実施形態に係る車体のフェンダー14は、図5に示すように、樹脂製(例えば、ポリプロピレン樹脂(PP))のフェンダー外パネル15とフェンダー内パネル16とで構成されており、フェンダー内パネル16によってホイールハウス17が形成されている。なお、符号18はタイヤである。フェンダー内パネル16は、その一方の外側端部に形成した突起片16aをフェンダー外パネル15のフランジ部15aの上方(ホイールハウス17内側)に設けた取付孔(不図示)に挿入して固定して、他方の内側端部をホイールハウス17内でフェンダー外パネル15にビス30で止め、その中間部をホイールハウス17内でフェンダー外パネル15にクリップ31で止めている。
本実施形態に係るフェンダー14のフェンダー内パネル16は、図6に示すように、複数の中空凸状部19a,20aをそれぞれ有する2枚の薄板19,20と、各中空凸状部19a,20aの開口端をそれぞれ塞ぐようにようにして薄板19,20の各外側表面に貼り付けた気密性を有するシート状の貼着部材21,22と、貼着部材21,22の各外側表面に貼り付けた表皮板23,24とで構成されたハニカム構造体25で形成されている。ハニカム構造体25(薄板19,20(中間部材25a)、貼着部材21,22、及び表皮板23,24)を形成する樹脂材としては、ポリプロピレン樹脂(PP)が好ましいが、これに限らず、例えば前記したエンプラ(エンジニアリング・プラスチック)やポリプロピレン以外の他のオレフィン系樹脂などで形成してもよい。フェンダー内パネル16の厚みは数ミリ程度(例えば5mm程度)である。
また、フェンダー14のフェンダー内パネル16を形成するハニカム構造体25の、タイヤ側(図6の上面側)に面する一方の表皮板23、貼着部材21には、外部とハニカム構造体(中間部材25a)25内に形成される空間25bとに連通する複数の連通孔23aが形成されている。各連通孔23aは、直径が1mm程度以下の小径の孔である。
本実施形態では、複数の中空凸状部19a,20aを有する2枚の薄板19,20によってハニカム構造体25の中間部材25aを構成している。また、本実施形態では、貼着部材21,22と表皮板23,24が、特許請求の範囲の請求項4に記載したシート部材に相当している。
2枚の薄板19,20は、対向する各中空凸状部19a,20aの先端面同士が当接するようにして配置されており、貼着部材21,22によって各中空凸状部19a,20a内にそれぞれ密閉された気密室26,27が形成されている。対向する各中空凸状部19a,20aの当接する先端外面は接着もしくは溶着により固着されている。なお、本実施形態における各中空凸状部19a,20aは、円錐台形状に形成されている。ハニカム構造体25の外周縁部(不図示)は溶着等によって封止されている。このように、本実施形態に係るフェンダー14を形成するハニカム構造体25も、図3、図4に示した実施形態1のインナーフェンダー1を形成するハニカム構造体11と同様に構成されている。
このように本実施形態では、フェンダー14のフェンダー内パネル16を前記構成の樹脂製のハニカム構造体25によって形成しているので、走行時に発生するロードノイズは、タイヤ側の表皮板23、貼着部材21に形成した複数の連通孔23aを通してハニカム構造体(中間部材25a)25内に形成される空間25bに取り込まれ、この空間25b内で乱反射して吸収されることにより、不織布からなるインナーフェンダーを取り付けることなく、フェンダー14のフェンダー内パネル16自体で不織布からなるインナーフェンダーと同等もしくはそれ以上の優れた吸音効果を得ることができる。よって、ロードノイズが車内に侵入することを効果的に低減することができる。
更に、フェンダー14のフェンダー内パネル16を前記構成の樹脂製のハニカム構造体25によって形成したことにより、高い剛性と衝撃吸収性を得ることができ、さらに、軽量化も図ることが可能となるので、金属製のフェンダー内パネルに比べて車体への取付け作業性が容易になる。
また、フェンダー内パネル16のフェンダー外パネル15への取付構造の他の例としては、例えば、図7に示すように、フェンダー内パネル16の一方の外側端部をフェンダー外パネル15のフランジ部15aの外側に当接してビス32で止めして、他方の内側端部をホイールハウス17内でフェンダー外パネル15にビス30で止め、その中間部をホイールハウス17内でフェンダー外パネル15にクリップ31で止めるようにしてもよい。
また、前記した各実施形態では、ハニカム構造体11、25の、タイヤ側に面する一方の表皮板9、23、貼着部材7、21に、外部とハニカム構造体11、25内に形成される空間11b、25bとに連通する複数の連通孔9a、23aを設けていたが、この連通孔9a、23aを設けていない場合でも、表皮板9、23と貼着部材7、21を通してロードノイズがハニカム構造体11、25内に進入することにより、ロードノイズを十分に吸音することができる。
本発明の実施形態1に係るインナーフェンダーを示す斜視図。 車体のリアフェンダー近傍を示す図。 本発明の実施形態1に係るインナーフェンダーの一部を破断した状態を示す斜視図。 図3のIV−IV線断面図。 本発明の実施形態2に係るフェンダーを示す概略断面図。 本発明の実施形態2に係るフェンダーの一部を示す拡大断面図。 本発明の実施形態2に係るフェンダーの、フェンダー内パネルのフェンダー外パネルへの取付構造の変形例を示す概略断面図。
符号の説明
1 インナーフェンダー
2 車体
3 リアフェンダー
4、17 ホイールハウス
5,6、18,19 薄板
5a,6a、19a,20a 中空凸状部
7,8、21,22 貼着部材
9,10、23,24 表皮板
9a、23a 連通孔
11、25 ハニカム構造体
11a,25a 中間部材
12,13、26,27 気密室
14 フェンダー
15 フェンダー外パネル
16 フェンダー内パネル

Claims (2)

  1. 車体のフェンダーに形成されるホイールハウスの表面に、タイヤ表面と対向するようにして取付けられる車両用インナーフェンダーであって、
    前記車両用インナーフェンダーを、複数の中空凸状部をそれぞれ有する2枚の樹脂製の薄板からなる中間部材と、前記中間部材を両面から挟み込むように配置された樹脂製のシート部材とを備えたハニカム構造体で形成しており、
    前記中間部材は、前記各薄板の前記複数の中空凸状部の先端面同士が互いに当接されて薄板間に空間が形成されており、
    少なくともタイヤ側に面する一方の前記シート部材と前記薄板に、外部と前記薄板間に形成された空間とに連通する複数の連通孔を形成した、
    ことを特徴とする車両用インナーフェンダー。
  2. 車体のホイールハウスを形成するフェンダー内パネルを備えた車両用フェンダーであって、
    前記車両用フェンダーの少なくとも前記フェンダー内パネルを、複数の中空凸状部をそれぞれ有する2枚の樹脂製の薄板からなる中間部材と、前記中間部材を両面から挟み込むように配置された樹脂製のシート部材とを備えたハニカム構造体で形成しており、
    前記中間部材は、前記各薄板の前記複数の中空凸状部の先端面同士が互いに当接されて薄板間に空間が形成されており
    少なくともタイヤ側に面する一方の前記シート部材と前記薄板に、外部と前記薄板間に形成された空間とに連通する複数の連通孔を形成した、
    ことを特徴とする車両用フェンダー。
JP2004289953A 2004-10-01 2004-10-01 車両用インナーフェンダー及び車両用フェンダー Expired - Fee Related JP4410647B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004289953A JP4410647B2 (ja) 2004-10-01 2004-10-01 車両用インナーフェンダー及び車両用フェンダー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004289953A JP4410647B2 (ja) 2004-10-01 2004-10-01 車両用インナーフェンダー及び車両用フェンダー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006103408A JP2006103408A (ja) 2006-04-20
JP4410647B2 true JP4410647B2 (ja) 2010-02-03

Family

ID=36373609

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004289953A Expired - Fee Related JP4410647B2 (ja) 2004-10-01 2004-10-01 車両用インナーフェンダー及び車両用フェンダー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4410647B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5081468B2 (ja) * 2007-02-16 2012-11-28 西田製凾株式会社 端面封止中空構造板の製造方法
KR101100262B1 (ko) 2009-06-04 2011-12-29 볼보 컨스트럭션 이큅먼트 에이비 건설기계용 엔진룸 흡음장치
JP2013023007A (ja) * 2011-07-19 2013-02-04 Nippon Plast Co Ltd 自動車用のインナーフェンダー
JP5734465B2 (ja) * 2012-01-06 2015-06-17 本田技研工業株式会社 自動車の車体構造
JP6898773B2 (ja) * 2016-07-05 2021-07-07 西川ゴム工業株式会社 フェンダー用騒音低減部材
CN111902268A (zh) 2018-03-29 2020-11-06 MT-Tec合同会社 汽车用部件
CN109774620B (zh) * 2019-03-11 2022-08-09 重庆大学 一种有效降低汽车轮胎噪音的胎罩

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006103408A (ja) 2006-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0676315B1 (en) Energy absorbing vehicle pillar structure
US5992914A (en) Trim member for vehicle
US7762375B2 (en) Soundproofing material
JP2006273057A (ja) ピラー構造
KR101046170B1 (ko) 차량용 크래쉬 박스
JP5276627B2 (ja) カウルボックス
JP2007045352A (ja) 車両の衝撃吸収構造
JP4410647B2 (ja) 車両用インナーフェンダー及び車両用フェンダー
JP2018008682A (ja) フェンダー用騒音低減部材
JP5396605B2 (ja) 自動車用内装部品へのフェルト材固定構造
JP2009227188A (ja) 自動車用フロントフェンダの補強構造
JP5896138B2 (ja) 車両のドア構造
JP2007331571A (ja) 自動車用センターピラー構造
JP4752517B2 (ja) 車体のルーフ構造
US11312210B2 (en) Vehicle body upper structure
JP2007008417A (ja) パネル構造
JP2017065376A (ja) 車載スピーカの取付構造
JP2009248736A (ja) 自動車用ドアトリム
JP3610800B2 (ja) フロントフェンダー内遮音材取付構造
JP6072566B2 (ja) 自動車のコラムシャフト取付け構造
JP2014008943A (ja) 車両用樹脂製トリムの構造
KR20070091477A (ko) 자동차 헤드라이너 보강구조
KR101812950B1 (ko) 차량용 범퍼빔 유닛
JP2007331637A (ja) 自動車用内装部品
JP3183026B2 (ja) 自動車の構造部材から及ぼされる衝撃の吸収構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090428

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090430

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090521

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091110

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091113

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121120

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees