JP4410024B2 - 時計向けの月齢位相表示デバイス - Google Patents

時計向けの月齢位相表示デバイス Download PDF

Info

Publication number
JP4410024B2
JP4410024B2 JP2004137859A JP2004137859A JP4410024B2 JP 4410024 B2 JP4410024 B2 JP 4410024B2 JP 2004137859 A JP2004137859 A JP 2004137859A JP 2004137859 A JP2004137859 A JP 2004137859A JP 4410024 B2 JP4410024 B2 JP 4410024B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
indicator
opening
dial
cam
moon
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004137859A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004340960A (ja
Inventor
レイ−メメット ジレ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asulab AG
Original Assignee
Asulab AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asulab AG filed Critical Asulab AG
Publication of JP2004340960A publication Critical patent/JP2004340960A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4410024B2 publication Critical patent/JP4410024B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B19/00Indicating the time by visual means
    • G04B19/26Clocks or watches with indicators for tides, for the phases of the moon, or the like
    • G04B19/268Clocks or watches with indicators for tides, for the phases of the moon, or the like with indicators for the phases of the moon

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Astronomy & Astrophysics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromechanical Clocks (AREA)

Description

本発明は、特に腕時計やその他の時計において月の位相を表示するためのデバイスであって、円形の開口を備えたダイヤルと、該ダイヤルの後ろ側で移動すると共に開口を通して観察可能である1つの暗部ゾーンと1つの明部ゾーンの間で実質的にS字状の分離線を有しており、該分離線の対称性中心を通過するようなピボット軸を有するプレートの形状をした移動式インジケータと、プレート上に回転自在に取り付けられておりかつ1太陰月あたり定められた回数だけ回転する入力要素と、これら入力要素とインジケータの間の運動学的な接続を確保している伝達機構と、を含むデバイスに関する。
従来の月齢位相表示デバイスでは、2つの満月像が描かれた1つの円盤が、たとえば米国特許第508,467号に図示されているような特有の形状をした半円形の窓の後ろ側で1太陰月あたり半回転している。この窓の辺縁のうちの1つは、月が満ちたり欠けたりするそれぞれの間で満月の表象に対して切り込みを入れている2つの凸状の弓形を含んでいる。このようにして表示させる月の表象の形状は、太陰月(新月で開始される)の開始点と終了点と、照射を受ける部分が三日月の形状を有している場合と、満月の時点においてのみ正確である。これ以外の位相の間では、明部ゾーンと暗部ゾーンの間の分離線の形状が現実と一致しないため表示させた表象の形状は不正確となる。すなわち、この分離線は上弦と下弦の位置で直線ではなく湾曲しており、また上弦と下弦の間で誤った方向に曲げられている。
この欠点を回避するためにさまざまな解決法が提唱されている。
上で前置きとして指摘した種類の表示デバイスは、米国特許第6,507,536号に開示されており、またこの表示デバイスは、その各々に1つの曲線によって限定される暗部ゾーンが描かれている2つの部分的に重なり合った回転する円盤を含んでいる。上側円盤の残りの部分は、新月の位相外においてその下側円盤の一部が見えるように透明となっている。この2つの円盤は歯車によって同期して駆動される。これらのそれぞれの暗部ゾーンは、月の各位相において、その明部ゾーンの形状が地球から見た月の形状にできる限り対応するようにした表象を提供するように窓の後ろ側で合成させている。こうしたデバイスは、その面が比較的分厚くなる。2つの円盤の暗部ゾーンを組み合わせることによって分離線を形成させるような位相においては、その2つの暗部ゾーンの辺縁が交差する場所において当該の線中に断点が生じることを常に回避することはできない。さらに、月の表象は観察方向において相互に深度の差を有する2つの部分から形成されているため、月の表象を形成させることができるのは一方の面上だけであり、このことは、美学的観点からして欠点となる。
米国特許第508,467号 米国特許第6,507,536号 欧州特許出願第1,103,872号
欧州特許出願第1,103,872号では、曲がりくねった細長い開口を有する暗幕の前を直線的に移動する透明な円形の円盤によって月を表現している。この開口の幅は、その中央における月円盤の直径に対応する最大値から、その端部におけるゼロまでさまざまな値をとる。月円盤は曲がりくねったカム面に押しつけられながら移動し、これによって開口の辺縁のうちの一方がこの円盤に対して接すると共に、もう一方の辺縁は月円盤の明部分と暗部分の間に現実とほとんど一致した分離線を形成させるようにしている。しかし、この文書で開示しているデバイスは、腕時計に組み込むにはあまりに分厚過ぎる。さらにこうした表示では、背面から照明しないと読み取ることが困難である。
本発明は、従来技術の欠点の大部分を回避すると共に、円形の開口内に月の明部ゾーンと暗部ゾーンとからなるできる限り現実に近い表象を表示するような、月の位相を表示するためのデバイスに関する。追加的な目的は、この同じ面内に上述の2つのゾーンを表示することである。
したがって、本発明は、前置き部分で指摘した種類の表示デバイスであって、その伝達機構が1太陰月あたり2回転すると共に、その回転軸が開口を基準として偏心している回転式支持体を含むこと、インジケータがこの回転式支持体のうちその軌道が開口の中心を通過している点においてピボット動作するように回転すること、その運動学的な接続はインジケータがダイヤルに対して1太陰月あたり1回転を完了するように配置されていること、を特徴とする表示デバイスに関するものである。
米国特許第6,507,536号に例示されているデバイスに関しては、その動きが前記の特許で提供している単一の回転運動と比べてより複雑であるような単一の移動式インジケータを使用することによって、その配置が主に特徴付けられる。これによって、一方においては、分離線のS字形とインジケータ部材の動きをその開口の位置と大きさに関して最適な方式で組み合わせることが可能となり、これによって、分離線のうちの開口内に現れる部分を現実にできる限り厳密に対応させることができる。また一方、インジケータ部材の明部ゾーンと暗部ゾーンは同じ面内に配置できるので有利である。
さらに、この配置によれば、1太陰月の間におけるインジケータの動きが、インジケータがダイヤルに対して実質的に回転せずに移動する期間である第1と第3の段階と、その各段階がインジケータがダイヤルに対して実質的に半回転にわたって回転することによって移動する期間であるような第2と第4の段階と、を含むことを特徴とするような特に有利な実施形態が可能となる。平行移動と回転の動きのこの組み合わせによって、時間の関数として変化している月の様相にできる限り似せるような方式により、表示させる表象を時間の関数として変化させることが可能となる。
本発明の別の特徴および利点は、添付の図面を参照した非限定の例として使用している好ましい実施形態、並びにそのさまざまな変形形態に関する以下の説明によって明らかとなろう。
図1ないし4を参照すると、この月齢位相表示デバイスは、本デバイスを組み込んでいる腕時計のダイヤルとすることが可能であるようなダイヤル1を含んでおり、このダイヤルは円形の開口2を有しており、この開口を通して観察者はダイヤル1の直ぐ後ろ側にある自身の面内を移動するプレートの形状をした移動式インジケータ3を確認することが可能である。インジケータ3の上側表面は、図5においてより明瞭に理解できるような、概ねS字状の曲がりくねった線6によって互いに分離されている暗部ゾーン4と明部ゾーン5に細分割されている。この分離線6は内湾曲の中心点Cを基準として回転対称性を有している。点Cはインジケータ3のピボット軸8に一致している。月の位相のs表示において通常使用されているように、暗部ゾーン4は黒色としかつ明部ゾーン5は黄色とすることが好ましいが、別の色を使用することも可能である。インジケータのゾーン4と5を限定するために本明細書で使用している「暗部」および「明部」という語は、単に相対的な値を有しているだけであって、月のうちそれぞれ太陽による照射を受けない部分と太陽により照射を受けている部分を表すことが可能な濃淡または色相を限定していると解釈すべきではない。
インジケータ3の外部輪郭10は、特別な役割をするものではなく、ここでは概ね1つの8の字形を有している。図面に示したこの形状は、輪郭10が開口2内に見えないように確保しながらインジケータが占有する空間を最小限にするようにして選択している。図1に示した線12は、インジケータ3が移動するエリアの外側境界を表している。この形状によって、通常は腕時計の針のシャフトを配置させる場所であるダイヤル1の中心11の比較的近傍に開口2を配置させることが可能である。図5においてより明瞭に理解できるように、インジケータのゾーン4、5の各々は、新月と満月を表すために開口2の表面の全体を覆うように開口2と比べてより大きい概ね円形のヘッド4a、5aと、輪郭10が開口内に現れないようにして分離線6の各点からのその最小幅が選択されているような曲がっておりかつテーパが付いたテール4b、5bとを含んでいる。このヘッドとテールの間の極限位置において、このテールの最大幅は開口の半径と比べて若干大きいだけである。輪郭10はこの点において、特にダイヤル中心11の近傍においてインジケータ3によって覆われるエリア12を制限している内曲した角を有している。
特に図2において理解できるように、インジケータ3は、腕時計の運針のプレート13上に取り付けた機構14によって支持されかつ駆動されされる。機構14は、その入力要素として、回転式支持体プレート16の外周の歯部とかみ合わせたピニオン15を含んでおり、またこの回転式支持体プレート16はインジケータ3の下に広がると共に、プレート13にボールベアリング16aによって回転自在に取り付けられている。プレート16は、1朔望太陰月あたり(すなわち概ね29.53日で)2回転するように、ピニオン15を介した腕時計の運針によって軸17の周りに回転するような駆動を受ける。
腕時計の運針の時針ホイールからこうした回転周期を取得するための歯車配置はよく知られており、そのさまざまな変形形態を測時学文献中で知ることができる。多くのカレンダー腕時計では、月齢位相計は1日あたり1回転すると共に日付インジケータも駆動させている駆動ホイール組のフィンガによって駆動させられ、1日ごとに1段階進めている。こうしたホイール組のうちの1つのホイールは、平均で14.7652940日であるような半太陰月の日数にできる限り近い伝達比によって本発明のデバイスを駆動させている。プレート16の直径が比較的大きいことはこの点において有利であり、その理由は、直径が比較的大きいと非常に多くの数の歯をプレート16に与えることが可能となり、これによって歯車の減速が容易となるためである。
図1に示した歯部の場合、プレート16に対するピニオン15の伝達比は25:72である。1日あたり反時計方向に1回転している日付駆動ホイール組によるピニオン15の駆動は、25:369=1:14.7600の全体比を提供するように8:41の比で実施される。理論的平均値に対する偏りは、1:59という通常の比と比べて3倍小さい。
正確さをより高めた解決法は、ピニオン15とプレート16に対してそれぞれ9個と46個の歯を設けること、並びに9:26の比をもつ上述の駆動ホイール組により駆動用ピニオン15を駆動させることにあり、これによってその全体比81:1196=1:14.765432、および1年あたり5分未満の偏りが得られる。したがって、月齢位相計とカレンダーの間の偏りは、300年後でも丸一日をわずか超える程度である。
インジケータ3は、プレート16から偏心した点においてその軸8の周りでピボット動作するように、たとえばインジケータをプレートに対して平行な位置に保持しているボールベアリング18によって取り付けられている。インジケータ軸8は、中心点Cおよび分離線6からのその円形の軌道が開口2の軸19を通過し、またしたがって開口の中心D(図5)も通過するようにして配置させている。
この機構14はさらに、ダイヤル1を基準としてインジケータ3を方向付けするための手段を含んでいる。本明細書で記載しているこの好ましい実施形態において、これらの手段は2重式でありかつ交互に動作している。すなわち、第1の方向指定手段がプレート16の半回転の間にインジケータ3を一定の向きに保持する一方、第2の方向指定手段がプレート16を軸としたインジケータ3のピボット動作を阻止しており、これによってその第2の半回転の間にインジケータ3をプレート16に対して回転させている。
この第1の方向指定手段は、インジケータ3に対して固定した歯付きホイール20と、プレート13に対して固定した歯付きホイール21と、その軸25の周りで回転可能となるようにボールベアリングによってプレート16内で回転自在に取り付けられたシャフトを有するサテライト・ホイール組22とを含んでいる。ホイール組22は、ホイール21と永久式にかみ合った歯付きホイール26を含むと共に、その円周の半分を若干超える円周にわたってだけ広がっており、この円周の残りの部分28は滑らかであると共にホイール26に接触しないようにセットバックさせている。歯付きホイール20、21、26の基本直径は等しくし、プレート16がたとえば矢印Aの方向に半回転したときに、ホイール26は、したがってホイール組22は、これと同じ方向で半回転するようにしている。ホイール20、26も等しい直径を有しているため、ホイール20とインジケータ3は同時にプレート16と反対方向に半回転する。後者が半回転すると、インジケータの反対方向での半回転の影響によって、インジケータがダイヤル1やプレート13などの固定要素に対して回転する。換言すると、次いでインジケータは、その軸8の半円形の軌道に沿って平行移動を行いながら、向きを変えずに移動する。この時点で、ホイール26が歯部21の端部に達しており、第2の方向指定手段が作用する間であるプレート16の第2の半回転の間にここから解放されることになる。
この第2の方向指定手段は、固定のホイール21とプレート13の間に配置した固定のカム30及びサテライト・ホイール組22の一部を形成している回転するカム31を含んでいる。カム30は、軸17を中心とした実質的に円形のカム面33を有しており、その端部には、これより小さい半径をもつ2つの弓形34が延びており、これらの間でカム30は1つの窪み35を見ることができる。カム31は、その内部に2つの対称な窪みが切られていると共にカム30の面33と同じ半径をもつカム面36を形成しているような円盤によって形成させている。カム31は、したがって、歯付きホイール21と26をかみ合わせながらその端部37をカム30の窪み35内に係合できるような大まかに2重Hの形状を有している。
サテライト・ホイール組22の歯付きホイール26をホイール21の歯部から解放させた時点で、カム31のカム面36のうちの一方が固定のカム30のカム面33に対して摺動する。したがって、プレート16の次の半回転の間では、プレート6を基準としたホイール組22とインジケータ3のピボット動作が阻止され、これによってインジケータはプレートと一体となって回転する。したがって、これは、プレートの第2の半回転の間にダイヤル1に対して半回転にわたって回転する。次いで、ホイール26はホイール21と再びかみ合い、サイクルが再び開始される。インジケータ3は、プレート16の次の全回転の間にダイヤルに対して再び半回転する。
プレート16が2回転する間(すなわち、1太陰月の間)に本明細書の上で記載したインジケータ3の動きによって、図5ないし12に表した各位置が得られる。これらの図面では、インジケータの位置をより分かり易くするためにダイヤル1を透明にしているが、実際にはダイヤル1は当然不透明であって、観察者が見ることができるのは、インジケータ3のうち開口2の後ろ側に位置し、月のさまざまな位相の表象を形成している部分だけである。
図5は、暗部ゾーン4だけが開口2内に見えている新月の月齢位相を表している。このとき、インジケータの中心Cは開口の外側に位置しており、また分離線6の全体も同様である。この位相において、固定のホイール21とホイール26のかみ合いが始まり、したがってインジケータ3は、その中心Cが矢印Bで示すように移動する間にピボットすることなく移動する。
月齢が太陰月の8分の1に達した時点では、インジケータ3は図6に示す位置を有しており、このインジケータ3によって満ちつつある三日月の表象が提供される。このインジケータは、ピボットすることなく回転を続け、図7に示す上弦の位相に至る。分離線6のうちこの時点で開口2内に見えている区間は実質的に直線状であり、上弦における月の現実の様相と一致している。
この時点で、ホイール26はホイール21とのかみ合いが外れ、またインジケータ3の方向指定が、本明細書の上で記載したようなピボット動作させるカム30と31によって開始される。このピボット動作は満ちつつある凸状の月を表している図8において理解することができ、またこのピボット動作は、明部ゾーン5だけが開口2内に表示され、一方分離線6は全く見ることができないような図9に示す満月位置まで続く。
満月の位置から、第1の方向指定手段は、図11に示す欠けつつある凸状の月齢位相においてインジケータ3の向きを一定に保つような動作に戻る。凸状の月を表している図8と図10の両方において、分離線6の観察可能部分は、現実と一致した曲率と、実際の月で観察されるような楕円形の形状に近い形状とを有している。
図11の位置から、インジケータ3は再び第2の方向指定手段によって方向指定され、したがって、その明部ゾーン5が三日月の形状に見えるような図12の位置を通過して図5に示す新月の月齢位相まで半回転する。
上述した説明および図面によって、インジケータ3の構成、並びに機構4によってインジケータ3に付与される動きによって、月の現実の様相に極めて近い月のさまざまな位相に関する表象を開口2内に表示されることが可能である。
さらに、表示される表象の様相は、この表象の暗部ゾーンと明部ゾーンがダイヤル開口の直ぐ後ろで同じ面内に位置しているため、過誤のないものである。しかし、この特徴に重点を置かない場合には、インジケータ3からたとえば暗部ゾーン4を除去し、その明部ゾーン5の形状だけを有することにし、またプレート16には、開口内で観察可能となるように暗い色相を与えることが可能である。また逆に、インジケータ3に関して暗部ゾーンだけを保持させると共に、プレート16に明るい色相を与えることも可能である。
インジケータ3がゾーン4とゾーン5の両方を含んでいる図示した実施形態では、プレート16は開口を通して観察されることがなく、したがってプレート16は、ベアリング16a、18、24を担うのに十分としたより小さい支持要素に置き換えることも可能である。
太陰月の全体にわたってインジケータ3がダイヤルに対して規則的にピボット動作するような、本明細書の上で記載した機構に関する簡略バージョンを設計することも可能である。第2の方向指定手段だけを除去し、歯付きホイール21と26を伝達比が1:2の一対の完全な歯付きホイールに置き換えることも可能である。しかし、こうしたシステムでは、時間がたつと表示される表象と月の現実の様相との間の一致の完全性がより低くなり、表示される明部ゾーンがある位相では早くなり過ぎまた別の位相では遅くなり過ぎるような偏りが生じる。
ここで、インジケータ3の運動性は好ましい実施形態の運動性と実質的に同じとすることができるが、これを異なる機構によって得ているような別の2つの実施形態について記載することにする。
図13、14に表したバージョンでは、暗部ゾーン4、明部ゾーン5、分離線6を備えたインジケータ3は上述の例と実質的に同じ形状を有しており、このインジケータはさらに、その中心Cの位置で、シャフト43またはボールベアリングによって回転式支持体プレート16を軸としてピボット動作するように取り付けている。図14によれば、プレート16は、腕時計の運針によって駆動されるシャフト16bによってプレート13を基準としてピボット動作しているが、図1、2の場合と同様に外周にあるボールベアリングと歯車駆動によって同じ機能を達成させることが可能である。実際上の違いはインジケータ3のための方向指定手段にある。インジケータ3は、その外部輪郭に沿ったその上側の面上に、カムの役割をすると共にS字状の輪郭を有する一定幅の滑り路41を形成ている曲がりくねった辺縁40を含んでいる。ダイヤル1の下側の面は、開口2の外周の周りに位置させて滑り路41内に係合させた固定の円環状ガイド42を担っており、このガイドの外径は滑り路の幅と実質的に同じである。
上述の例の場合と同様に、1太陰月あたり2回転の速度でプレート16が回転することによって、開口2の中心Dを通過している円形の軌道46にわたってインジケータ3の中心Cが駆動される。固定式ガイド42に押しつけて摺動しているカム40の辺縁によって、インジケータ3がプレートを軸としてピボット動作し、これによってインジケータの動きは、図5ないし12を参照しながら記載したのと同じ動きとなる。
図15、16に示すバージョンでは、明部ゾーン5と分離線6(図面を明瞭にするため暗部ゾーンは省略している)を動かしているインジケータ3は、上述の例と実質的に同じ形状を有すると共に、その中心Cの位置で回転式支持体プレート16を軸としてピボット動作するように取り付けられている。インジケータ3用の方向指定手段は、図13、14の例のシステムと異なるカム・システムによって形成させているが、得られるインジケータの動きは実質的に同じである。
インジケータ3は、その中心Cの位置に、支持プレート16を通過するシャフト50を含んでおり、このシャフトの位置でたとえば図示していないボールベアリングによって取り付けられている。プレート16の下側で、このシャフトは、このシャフトと平行な2つのピン53によって形成させた2つのカム従動子を支えるようにクロスアーム52の形態で終わっており、これら2つのピンは固定要素(たとえば、プレート13)内に配置したカム溝55内を摺動するように係合させている。図面において理解できるように、溝55の輪郭は、ピン53が溝の交点56を通過しているときにピン53が確実に所望の軌道に従うようにして本明細書の上で記載したインジケータの動きを生成するように設計しているが、ただし別の輪郭とすることも可能である。各ピンごとに1つの溝とした2つの異なる溝を設けることも可能である。この2つのピン53は分離線6とインジケータの中心Cを基準として対称に配列させているため、この場合は単一の溝で十分である。
最後の2つの例の方向指定手段は、その各場合において、カムと1つまたは複数のカム従動子とのそれぞれによって形成させた2つの補完的部材を含んでおり、この部材のうちの一方はインジケータに対して固定し、またもう一方は静止させていることに留意すべきである。この結果、インジケータを駆動させる伝達機構が大幅に簡略化される。
腕時計の運針によって駆動させるように意図した、月の位相を表示するための本発明に従ったデバイスの好ましい実施の一形態の機構の透明な面の図である 図1の線II−IIに沿って切った断面図である。 図1および2に示す機構の別のレベルにおける平面図である。 図1および2に示す機構のまた別のレベルにおける平面図である。 太陰月の全期間の8分の1だけそれぞれずらした月の位相に対応する、表示デバイスのインジケータの8つの連続する位置のうちの1つの図である。 太陰月の全期間の8分の1だけそれぞれずらした月の位相に対応する、表示デバイスのインジケータの8つの連続する位置のうちの1つの図である。 太陰月の全期間の8分の1だけそれぞれずらした月の位相に対応する、表示デバイスのインジケータの8つの連続する位置のうちの1つの図である。 太陰月の全期間の8分の1だけそれぞれずらした月の位相に対応する、表示デバイスのインジケータの8つの連続する位置のうちの1つの図である。 太陰月の全期間の8分の1だけそれぞれずらした月の位相に対応する、表示デバイスのインジケータの8つの連続する位置のうちの1つの図である。 太陰月の全期間の8分の1だけそれぞれずらした月の位相に対応する、表示デバイスのインジケータの8つの連続する位置のうちの1つの図である。 太陰月の全期間の8分の1だけそれぞれずらした月の位相に対応する、表示デバイスのインジケータの8つの連続する位置のうちの1つの図である。 太陰月の全期間の8分の1だけそれぞれずらした月の位相に対応する、表示デバイスのインジケータの8つの連続する位置のうちの1つの図である。 図1と同様の平面図で、表示デバイスの機構の別の実施形態を表している図である。 図13の線XIV−XIVに沿って切った概要断面図である。 図1と同様の平面図で、表示デバイスの機構のさらに別の実施形態を表している図である。 図15の線XVI−XVIに沿って切った概要断面図である。
符号の説明
1 ダイヤル、2 開口、3 インジケータ、4 暗部ゾーン、4a 円形のヘッド、4b テール、5 明部ゾーン、10 インジケータの外部輪郭、11 ダイヤルの中心、12 インジケータに覆われたエリア、13 プレート、14 機構、16 支持体プレート、30 固定のカム、31 回転するカム、33 カム面

Claims (9)

  1. 円形の開口(2)を備えたダイヤル(1)と、該ダイヤルの後ろ側で移動すると共に前記開口を通して観察可能である暗部ゾーン(4)と明部ゾーン(5)の間で実質的にS字状の分離線(6)を有しており、該分離線の対称性中心(C)を通過するようなピボット軸(8)を有するプレートの形状をした移動式インジケータ(3)と、プレート上に回転自在に取り付けられておりかつ1太陰月あたり定められた回数だけ回転する入力要素(15、16)と、前記入力要素と前記インジケータの間の運動学的な接続を確保している伝達機構(14)と、を含んだ、時計において月の位相を表示するためのデバイスであって、
    前記伝達機構(14)が1太陰月あたり2回転すると共に、その回転軸(17)が前記開口(2)を基準として偏心している回転式支持体(16)を含むこと、
    前記インジケータ(3)は、その中心(C)が前記開口(2)の中心(D)を通過する軌道上でピボット動作するように前記回転式支持体(16)に取り付けられていること、 前記運動学的な接続は、前記インジケータ(3)が前記ダイヤルに対して1太陰月あたり1回転するように配置されていること
    を特徴とするデバイス。
  2. 前記暗部ゾーン(4)と前記明部ゾーン(5)の両方が前記インジケータ(3)上に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のデバイス。
  3. 前記暗部ゾーン(4)および前記明部ゾーン(5)のそれぞれ、あるいは前記暗部ゾーン(4)または前記明部ゾーン(5)が、前記開口(2)と比べてより大きな実質的に円形のヘッド(4a、5a)と、その最大長が前記開口の半径と概ね等しいテール(4b、5b)とを含むことを特徴とする請求項1または2に記載のデバイス。
  4. 前記分離線(6)が、その上に対称性中心(C)を配置させている実質的に直線状の区間(7)を含むことを特徴とする前記請求項1ないし3のいずれか一項に記載のデバイス。
  5. 1太陰月の間における前記インジケータ(3)の動きが、前記インジケータが前記ダイヤルに対して実質的に回転せずに移動する期間である第1および第3の段階と、その各段階が前記インジケータが前記ダイヤルに対して実質的に半回転にわたって回転することによって移動する期間であるような第2および第4の段階とを含むことを特徴とする前記請求項1ないし4のいずれか一項に記載のデバイス。
  6. 前記運動学的接続が、前記第1および第3の段階の間において前記インジケータの向きを維持させるための歯車(20ないし26)を備えた第1の方向指定手段と、前記第2および第4の段階の間において前記インジケータを回転式支持体と共にピボット動作させるためのカム(30、31)を備えた第2の方向指定手段とを含むことを特徴とする請求項5に記載のデバイス。
  7. 前記第1の方向指定手段が、回転式支持体(16)を軸として1つの方向に前記インジケータを半回転だけピボット動作させる一方、回転式支持体(16)をこの反対の方向に半回転させているような歯車(20ないし26)を含むことを特徴とする請求項6に記載のデバイス。
  8. 前記運動学的接続が、前記開口(2)の外周の周りに配置させると共に、前記インジケータ(3)上のカム辺縁(40)によって形成される曲がりくねった滑り路(41)内に係合させた固定式ガイド(42)を含んだカム方向指定手段を含むことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載のデバイス。
  9. 前記運動学的接続が、1つの固定要素の形に配置させた少なくとも1つのカム溝(55)と、前記インジケータ(3)に対して固定させると共に前記溝内を摺動するように係合させた少なくとも2つのカム従動子(53)と、を含んだカム方向指定手段を含むことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載のデバイス。
JP2004137859A 2003-05-05 2004-05-06 時計向けの月齢位相表示デバイス Expired - Lifetime JP4410024B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP03010126A EP1475679A1 (fr) 2003-05-05 2003-05-05 Dispositif d'affichage des phases de la lune, notamment dans une piece d'horologerie

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004340960A JP2004340960A (ja) 2004-12-02
JP4410024B2 true JP4410024B2 (ja) 2010-02-03

Family

ID=32981808

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004137859A Expired - Lifetime JP4410024B2 (ja) 2003-05-05 2004-05-06 時計向けの月齢位相表示デバイス

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6885614B2 (ja)
EP (1) EP1475679A1 (ja)
JP (1) JP4410024B2 (ja)
CN (1) CN100451877C (ja)
DE (1) DE602004016412D1 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ATE536571T1 (de) * 2004-07-08 2011-12-15 Asulab Sa Verfahrung und gerät zur anzeige der folge von bildern des monds, insbesondere in einer uhr
EP1708049B1 (de) * 2005-03-31 2019-05-08 Richemont International S.A. Mondphasenanzeigemechanismus
US20080123473A1 (en) * 2005-08-10 2008-05-29 Seiko Epson Corporation Electronic component and electronic device
ATE476688T1 (de) * 2005-12-23 2010-08-15 Swatch Group Res & Dev Ltd Mechanismus zur anzeige von werten in variablen zyklen, insbesondere in einem mond-und sonnen- kalender
JP5141308B2 (ja) * 2008-03-11 2013-02-13 セイコーエプソン株式会社 月齢表示装置および時計
CH704745B1 (fr) * 2008-03-25 2012-10-15 Maurice Lacroix Sa Pièce d'horlogerie comportant un mécanisme d'affichage des phases de lune.
CH703249B1 (fr) * 2010-06-01 2024-01-31 Mft Dhorlogerie Audemars Piguet Sa Mécanisme d'indication des phases de la lune.
EP2397922A1 (fr) * 2010-06-17 2011-12-21 Compagnie des Montres Longines, Francillon SA Dispositif d'affichage AM/PM pour pièce d'horlogerie
CH707163A2 (fr) * 2012-11-06 2014-05-15 Montres Breguet Sa Montre astronomique.
USD744366S1 (en) * 2014-11-27 2015-12-01 C.H. Meylan SA Watch dial
CH712644B1 (fr) * 2016-07-04 2019-03-15 Blancpain Sa Mécanisme d'affichage de phase de lune.
EP3379343B1 (fr) * 2017-03-20 2020-02-19 Blancpain SA Dispositif d'affichage de phases lunaires
EP3379348B1 (fr) * 2017-03-20 2023-08-23 ETA SA Manufacture Horlogère Suisse Affichage de phase de lune universel
EP3842874B1 (fr) * 2019-12-23 2023-09-20 Blancpain SA Dispositif optique permettant de creer des effets optiques esthetiques et techniques
EP4369113A2 (fr) * 2019-12-23 2024-05-15 Blancpain SA Mecanisme d'affichage des phases de lune

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US508467A (en) * 1893-11-14 Moon-dial for clocks
US1997511A (en) * 1932-05-02 1935-04-09 Canepa Christopher Astronomical watch
JPH0629852B2 (ja) * 1985-08-26 1994-04-20 富士写真フイルム株式会社 偏倚乾式分析要素を用いた液体試料中の被検物質の定量分析方法
JPS62116287A (ja) * 1985-11-15 1987-05-27 Citizen Watch Co Ltd 簡易潮汐表示付時計
CH672223B5 (ja) * 1988-03-31 1990-05-15 Catena S A
CH673747B5 (ja) * 1988-11-15 1990-10-15 Longines Montres Comp D
CH676310B5 (ja) * 1989-04-14 1991-07-15 Dubois & Depraz Sa
CN2060902U (zh) * 1989-11-02 1990-08-22 山东烟台手表厂 手表月相阴历装置
CN2065772U (zh) * 1990-05-10 1990-11-14 山东烟台手表厂 钟表用单月式月相装置
US6507536B1 (en) * 1997-04-01 2003-01-14 Richard Keatch Moon-phase dial mechanism
GB9706614D0 (en) * 1997-04-01 1997-05-21 Keatch Richard W Novel moon-phase dial mechanism
GB9927642D0 (en) 1999-11-24 2000-01-19 Keatch Richard W Lunar clock
CN2421672Y (zh) * 2000-05-13 2001-02-28 陈炳武 一种石英钟月相显示装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN100451877C (zh) 2009-01-14
JP2004340960A (ja) 2004-12-02
US6885614B2 (en) 2005-04-26
US20040223413A1 (en) 2004-11-11
EP1475679A1 (fr) 2004-11-10
CN1550939A (zh) 2004-12-01
DE602004016412D1 (de) 2008-10-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4410024B2 (ja) 時計向けの月齢位相表示デバイス
JP5300887B2 (ja) 時計の主針によるオンデマンドの時間帯表示
JP4559308B2 (ja) 特に時計用に月の形を表示する方法と装置
EP0107177B1 (fr) Pièce d'horlogerie
JP5871811B2 (ja) 時計用の文字板モジュールおよび文字板モジュールを備えた時計
JP5722699B2 (ja) 月位相の表示のための機構
JP6636598B2 (ja) 二重運動連鎖を使用する修正システムを有する、太陰日及び月相を表示する計時器機構
EP0663631A1 (fr) Pièce d'horlogerie avec indication de la partie de la terre visible depuis la lune
JP2003114286A (ja) 均時差装置を備えた日付表示部付き時計
CN107577134B (zh) 用于手表的具有滚轮的显示机构
JP2013513115A5 (ja)
US11281161B2 (en) Running equation of time mechanism controlled by a differential device
JP2009216547A (ja) 月齢表示装置および時計
JPH0634034B2 (ja) 日付及び月相指示器を有した時計ムーブメント
CN110501893B (zh) 用于显示周期性事件的显示机构和包含显示机构的钟表
CN114578673B (zh) 月相显示机构
EP4141581B1 (fr) Mécanisme d'affichage d'un calendrier luni-solaire pour mouvement horloger, mouvement horloger et pièce d'horlogerie correspondants
JP6484735B2 (ja) 月相のディスプレーデバイス
EP3696617B1 (fr) Mecanisme d'affichage de mois et d'annee bissextile pour piece d'horlogerie
JP2612234B2 (ja) 回転式表示手段を有する時計
CH715842A2 (fr) Mécanisme d'affichage de mois et d'année bissextile pour pièce d'horlogerie.
JP7378540B2 (ja) 固定部分および可動部分を含む文字盤を備えた腕時計
WO2012059887A1 (fr) Montre comprenant une indication astronomique
JPH05126965A (ja) 季節の関数として地球の昼地帯を表示する時計
CH283822A (fr) Cadran horaire géographique.

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090616

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090708

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091013

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091112

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4410024

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121120

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121120

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131120

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250