JP4408273B2 - 燃料噴射弁及びその製造方法 - Google Patents

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本発明は、自動車用エンジンなどの内燃機関の燃焼室に燃料を噴射するための燃料噴射弁とその製造方法に関する。
自動車エンジンなどに使用される燃料噴射弁は、オリフィスすなわち燃料通路の中心軸線が噴射弁本体の中心軸線と平行になっている円筒状噴孔を有するものが一般的である。しかし、近年、噴霧の精度向上及び高機能化のために、要求にあった複雑な噴霧形状を実現できる燃料噴射弁が要求されるようになった。また、燃料の微粒化も要求されるようになった。これらの要求に応えるために、オリフィスを噴射弁本体の中心軸線に対して傾斜させ、燃料を斜め方向に噴射させるようにした噴孔が見られるようになった(例えば、特許文献1、2参照)。特許文献1には、オリフィスの上流側を噴射弁本体の中心軸と平行な中心軸を有する円筒状にし、下流側を噴射弁本体の中心軸に対して曲線状に傾斜させて湾曲通路とした燃料噴射弁が記載されている。また、特許文献2には、噴孔の傾斜内側側面の打抜きクリアランスを小さくし、傾斜外側側面の打ち抜きクリアランスを大きくして下流側に向かって径が広がる噴孔とした燃料噴射弁が記載されている。
特開2003−161229号公報(要約) 特開2003−245735号公報(要約)
燃料噴射弁のオリフィスを高精度に加工する方法には、パンチを用いるプレス加工がある。しかし、特許文献1に記載された燃料噴射弁のように、湾曲通路を有するオリフィスの場合には、プレス加工は難しい。特許文献1には、円筒状通路は直状の電極棒を使用して放電加工或いはエンドミルを用いて機械加工し、湾曲通路は円弧状の電極棒を使用して放電加工することが記載されている。また、放電加工は面粗さが大きいことから、更に流体研磨を行って平滑面に仕上げることが記載されている。
本発明の目的は、オリフィスの成形にプレス加工を適用でき、しかも、燃料の微粒化効果を高めることのできる燃料噴射弁とその製造方法を提供することにある。
本発明は、燃料を噴射するオリフィスが先端部に設けられている燃料噴射弁において、オリフィスの下流側内壁の一部が上流側内壁に対してオリフィスの中心軸線側に傾斜していることを特徴とする。
また、本発明は、燃料が斜め方向に噴射されるようにオリフィスが傾斜して設けられている燃料噴射弁において、オリフィスの下流側内壁の一部が上流側内壁に対してオリフィスの中心軸線側に更に傾斜していることを特徴とする。
本発明は、ダイ孔が設けられたダイの上にノズル又はオリフィスプレートをセットして、パンチでオリフィスを成形する燃料噴射弁の製造方法において、パンチでオリフィスを成形した後、オリフィスの下流側先端部分をコイニング加工してオリフィス下流側内壁の一部をオリフィス上流側内壁に対してオリフィスの中心軸線側に傾斜させることを特徴とする。
また、本発明は、ダイ孔が設けられたダイの上にオリフィス成形用プレート材料をセットし、パンチを貫通させてオリフィスを成形する燃料噴射弁の製造方法において、前記パンチを貫通させてオリフィスを成形した後、コイニング突起を有するコイニングダイを用いてオリフィスの下流側先端部分をコイニング加工し、オリフィスの下流側内壁の一部を上流側内壁に対してオリフィスの中心軸線側に傾斜させることを特徴とする。
更に、本発明は、ダイ孔が設けられたダイの上にオリフィス成形用プレート材料をセットし、パンチを貫通させてオリフィスを成形する燃料噴射弁の製造方法において、ダイ孔の端面が部分的に傾斜しているダイを用い、オリフィスの上流側となる方向からパンチを貫通させて貫通孔を成形するとともに前記ダイ孔の端面が部分的に傾斜している位置に凸部を形成し、その後、前記凸部を平押ししてオリフィスの下流側内壁の一部を上流側内壁に対してオリフィスの中心軸線側に傾斜させることを特徴とする。
本発明の燃料噴射弁は、オリフィスの下流側内壁の一部がオリフィスの中心軸線側に傾斜しているので、オリフィスに流入した燃料が、この傾斜している部分に押し付けられて薄膜化しやすくなり、噴霧の微粒化が促進される。また、オリフィス出口部の形状を任意に変えることができ、噴霧の形状をオリフィス出口部の形状と同等の形状にできる。オリフィスが傾斜した噴孔である場合には、オリフィス下流側内壁に設けられた傾斜部によって噴射方向が広がるので、更に微粒化が促進される。本発明の燃料噴射弁は、パンチを用いるプレス加工後にコイニング加工を施すことによって容易に製造することができる。
本発明は、オリフィスの中心軸線が噴射弁本体の中心軸線と平行になっているオリフィス及び傾斜したオリフィスを有する燃料噴射弁を対象とする。
傾斜したオリフィスの場合には、オリフィスの中心軸線に対して更に傾斜させる部分を、傾斜内側内壁とすることが特に望ましい。これにより、噴霧の広がりを大きくすることができる。
以下、本発明の実施例について、図面を用いて説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
図1に本発明が適用される自動車のガソリンエンジン用燃料噴射弁の縦断面図を示す。
弁を作動する磁気回路は燃料噴射弁本体1を形成するコア41、ヨーク42、可動弁43からなる。コア41の内部には、バルブシート43aを先端部に備えた可動弁43、可動弁43をノズル10の弁シート部10aに押圧するスプリング44、スプリング44の荷重を調整するアジャスタ45、可動弁43のストロークエンドとなるストッパ46が備えられている。さらに、燃料に旋回力を与えるスワラー50、スワラー50をノズル10に固定しているプレート51、コア41とヨーク42との間から燃料が漏洩するのを防ぎドライコイル構造を支えるリング47、磁気回路を励磁するコイル48及びコイル48に通電する端子ボビン49が備えられている。
本実施例の燃料噴射弁は、コイル48に通電されると可動弁43がスプリング44の付勢力に抗してコア41の方向に移動する。これにより、燃料はコア41、アジャスタ45、リング47、可動弁内通路43b,43c、ノズル内通路10b、プレート内通路51bを通り、スワラー溝50bによって旋回力を与えられ、オリフィス11から噴射される。コイル48の電流を遮断した場合には、可動弁43がスプリング44の力で弁シート部10aに当接して閉弁状態となる。なお、本実施例では、ノズル10に直接、オリフィスが成形加工されているが、オリフィスを有するオリフィスプレートをノズルの先端部分にはめ込むようにしても良い。
本発明は、以上述べた構成の燃料噴射弁において、ノズル10或いはオリフィスプレートに設けられるオリフィス11の形状と、その加工方法に特徴を有する。
本発明の一実施形態によるオリフィスの加工方法を図2(a),(b)により説明し、その加工方法によって製造されたオリフィスを図3(a),(b)に示す。この実施例では、燃料噴射弁の中心軸線に対して、オリフィスの中心軸線が平行である円筒状オリフィスを成形加工した。
オリフィスの成形加工にあたっては、まず、図2(a)に示すように、ダイ孔21aを有するダイ21の上にノズル10をセットする。パンチ20の円筒状切刃部20aでオリフィス11の下流側部分を成形する。パンチ20を引き抜いた後、図2(b)に示すように、コイニング部22aを有するパンチ22を用いて、そのコイニング部22aでオリフィス11の下流側端面を所定の量コイニング加工する。コイニング加工することによりオリフィス11の下流側端面は部分的に変形し、オリフィス11の中心に向かって傾斜部11a,11bが成形される。その後、弁シート部10aを旋削或いはドリル等によって機械加工することによりオリフィス11を貫通させ、焼入れを施した後、研削加工により弁シート部10aを仕上げる。
図3(a)はノズル10を先端部側から見た正面図であり、図1における燃料噴射弁本体1の中心軸と同軸上にオリフィス11が設けられている。図3(b)はノズル10及びオリフィス11の縦断面図を示している。オリフィス11は下流側部分にオリフィス内周の約1/2にわたって傾斜部11a,11bが設けられている。傾斜部にはパンチ22のコイニング部22aを押し込んだときに生じた凹み11cが存在する。
図3に示すオリフィス形状の場合、スワラー溝及び弁シート部10aを通りオリフィス11に流入した燃料は、傾斜部11a、11bに押し付けられて薄膜状になり、噴霧が微粒化される。また、傾斜部に衝突して流れ方向を変えた噴霧が、オリフィスの中心軸に沿って流れる流体に衝突し、これによっても噴霧の微粒化が促進される。
オリフィスの下流側内壁の一部分に傾斜部を設けたことによって、噴霧形状を変えることができ、また、噴霧に濃度変化を付けることができる。噴霧形状は、傾斜部を形成する部位或いは傾斜角度を変えることによって任意に設定することができる。
本実施例のオリフィスは、パンチを用いたプレス加工とコイニング加工によって容易に成形することができる。なお、傾斜している内壁は、特殊な噴霧形状にすることが要求される場合を除いて、通常はオリフィス内周の1/2或いはそれ以下とすることが望ましい。これ以上にすると、噴霧がかえって広がらなくなる恐れがある。
傾斜部を設ける部位を変えた例を図4(a),(b)に示す。燃料噴射弁は、目的にあった複雑な噴霧形状を要求される場合がある。図4(a)、(b)は、オリフィスの下流側先端部の正面図を示している。図4(a)はオリフィス12の内周の一部分を除いて、残りの大部分に傾斜部12aを設けた例である。この傾斜部は、図4(a)に示したような形状のコイニング部12cを有するパンチを用いてコイニング加工を施すことによって成形することができる。図4(a)に示すオリフィス形状の場合には、その先端部形状に類似した噴霧形状となり、傾斜部が設けられていない部分の燃料濃度が相対的に高く、傾斜部が設けられた部分の燃料濃度が相対的に低くなる。
図4(b)はオリフィス13の下流側内壁の3箇所に傾斜部13aを設けた例である。この傾斜部は、コイニング部13cを有するパンチを用いてコイニング加工を施すことによって成形することができる。この場合にも、オリフィス13の先端部形状に類似した噴霧形状が得られ、傾斜部が設けられていない部分の燃料濃度が相対的に高く、傾斜部の濃度が相対的に低くなる。
本実施例では、傾斜したオリフィスに対して本発明を適用した場合と、そのオリフィスの成形方法について説明する。図5はオリフィスプレート60に6個の傾斜したオリフィス61が加工されている例を示している。このオリフィスプレートが図1に示した燃料噴射弁の先端のノズル部分にはめ込まれると考えてよい。図5のオリフィスは実線と点線で示されているが、実線がオリフィスの上流側入口であり、点線がオリフィスの下流側出口である。
図5のオリフィスのY−Y断面図を図6と図7に示す。図6は従来例であり、図7は本発明である。テーパ噴孔の場合、図6に示したように、末広がりになる破断面61aを伴う断面形状にしたものが知られている。このオリフィス形状の場合、オリフィスの中心軸線61dが傾斜(約20°〜40°)しているにもかかわらず、オリフィスの傾斜外側内壁上端と傾斜内側内壁下端との間の幅wで真下に流れる流体の流れがある。これにより、オリフィス61の傾斜角に対し噴霧80の傾斜角が小さくなり、噴霧が広がりにくく微粒化が図れないという問題点がある。
図7は本発明によるものであり、オリフィス61の下流側の傾斜内側内壁にはオリフィス61の中心軸線61dに対して更に5°〜15°傾斜する傾斜部61b,61cがオリフィス内周の約1/2にわたって形成されている。このため、オリフィス61の中心軸線61dは、下流側では更に傾斜した傾斜軸線61eになる。本実施例のオリフィスの場合、真下に流れる流量の幅はw1なり、w1<wから明らかなように真下に流れる流量が減少し、オリフィス61の傾斜角に沿った噴霧90の傾斜角になる。本実施例の場合、燃料が傾斜部61b,61cに押し付けられて薄膜化しやすくなり、微粒化が促進されることに加えて、噴霧が広がりやすくなるために、より一層の微粒化が図れ、良好な燃焼を得ることができる。
次に、図7に示したオリフィスの加工方法について説明する。
オリフィスを成形するためのプレート材料からなるオリフィスプレート60を、図8(a)に示すようにダイ孔64aを有するダイ64の上にセットする。オリフィスプレートの上にストリッパ63をセットし、ダイ64とストリッパ63によってオリフィスプレート60を挟む。ダイ孔64aの径は、オリフィス61とほぼ同径のパンチ62より打抜きクリアランス分大きくする。円筒状のパンチ62の下降によりオリフィス61が穿孔される。
オリフィス61を穿孔したならば、オリフィスプレート60を図8(b)に示すように約半周の長さのコイニング突起66aを有するコイニングダイ66にセットする。オリフィスプレート60を上プレート65で加圧することにより、オリフィス61の下流側近傍をコイニング加工する。
コイニング加工により、オリフィスプレート60の一部にコイニングダイ66のコイニング部66aが押し込まれ、これにより、図8(c)に示すようにオリフィス61の下流側が局部的にコイニング加工される。そして、オリフィス61の傾斜内側内壁にはオリフィス61の傾斜軸線61eよりも更に傾いた傾斜部61b,61cが成形される。オリフィスプレート60は、コイニングダイ66のコイニング突起66aが押し込まれた部分が凹み、コイニング部60aが形成される。
傾斜部61b,61cの角度や大きさは、コイニング突起66aの寸法を適時設計することにより、任意に変更できる。
以上のようにオリフィスを加工することで、オリフィス61は破断面61aの傾斜角外側内壁と傾斜角内側の傾斜部61b,61cにより、断面が中心軸線61dと傾斜軸線61eのように2段に折れ曲がった形状になる。これにより、燃料の微粒化を促進できる。本実施例のオリフィスはプレス加工とコイニング加工により高精度、且つ、生産性良く成形することができる。
噴孔をプレスにより打ち抜き加工して成形する場合には、加工できる噴孔傾斜角に限界があり、θ=45°以上の角度で打ち抜くことは難しい。本発明では、限界の傾斜角で打ち抜いた後に、コイニング加工によりオリフィスの傾斜角内側内壁を更に傾斜させ、θ=45°以上にすることが可能である。
傾斜した噴孔を有するオリフィスの成形方法に係る別の実施形態について説明する。
本実施例では、図9(a)に示したように、ダイブロック75内にダイ74aを有するダイ74を設置する。ダイ74は面取り部74bを有している。ダイ74及びダイブロック75の上にプレート材料からなるオリフィスプレート70をセットする。オリフィスプレート70の上にストリッパ73をセットする。この状態でパンチ72を下降させてオリフィス71を穿孔する。この時、ダイ74の面取り部74bとオリフィスプレート70の間は空間となり、穿孔時にオリフィスプレート70の一部が下方に押出され、押出し部71aのようになる。また、押出された分だけ板厚が厚くなり、更にダイ74からの亀裂発生が遅くなるため、オリフィス71の傾斜角内側内壁のせん断面は傾斜角外側内壁よりも長くなる。
次に図9(b)に示すように、平板よりなる下プレート77上にオリフィスプレート70をセットし、上プレート76で加圧することにより、押出し部71aを平押しして平面状に成形する。
これにより、図9(c)に示すようにオリフィス71の傾斜角内側内壁にはオリフィス71の中心軸線71eよりも更に傾いた傾斜部71c,71dが成形される。
尚、この加工方法では、ダイ74の面取り部74bを適時設計することにより、傾斜部71c,71dの角度や大きさを任意に変更できる。
以上のようにして加工されたオリフィス71は、破断面71bの傾斜角外側内壁と傾斜部71cにより断面がオリフィスの中心軸線71eと傾斜軸線71fのように2段に折れ曲がった形状になり、オリフィス内部で燃料の流れる方向が偏向するようになる。
本発明の実施例であり、燃料噴射弁の全体構成を示した縦断面図。 本発明によるオリフィスの加工工程を示した縦断面図。 図2の方法によって成形されたオリフィスを有するノズルの正面図と縦断面図。 オリフィス下流側先端部形状の別の実施例を示した正面図。 傾斜した噴孔を有するオリフィスプレートの正面図。 傾斜したオリフィスの従来例を示す縦断面図。 傾斜したオリフィスの本発明による実施例を示す縦断面図。 傾斜したオリフィスの加工工程を示した縦断面図。 傾斜したオリフィスの別の加工工程を示した縦断面図。
符号の説明
1…燃料噴射弁本体、10…ノズル、11…オリフィス、11a…傾斜部、20…パンチ、22a…コイニング部、60…オリフィスプレート、60a…コイニング部、61…オリフィス、61a…破断面、61b…傾斜部、62…パンチ、66a…コイニング突起、70…オリフィスプレート、71…オリフィス、71a…押出し部、71b…破断面、71c…傾斜部、72…パンチ、74…ダイ、74b…面取り部。

Claims (2)

  1. ダイ孔が設けられたダイの上にノズル又はオリフィスプレートをセットしてパンチでオリフィスを成形する燃料噴射弁の製造方法において、
    前記ダイの上にセットされたノズル又はオリフィスプレートに対して、オリフィスの下流側からパンチを押し込んで未貫通のオリフィスを成形し、その後、前記未貫通孔のオリフィスの下流側先端部分となるべきオリフィス出口の開口縁の一部を含むオリフィス出口周囲の一部をコイニング加工してオリフィス下流側内壁の一部をオリフィス上流側内壁に対してオリフィス中心軸線側に傾斜させ、その後、前記オリフィスの上流側に位置する弁シート部を機械加工により成形することにより前記オリフィスを貫通させること特徴とする燃料噴射弁の製造方法。
  2. 請求項1において、前記コイニング加工を、コイニング部を有するパンチを用いて行うことを特徴とする燃料噴射弁の製造方法。
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