JP4406401B2 - 通信装置および通信方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、カオス信号を拡散符号として使用する通信装置および通信方法、特に、スペクトル拡散通信方式例えばCDMA(Code Division Multiple Access:符号分割多元接続)に関する。
【0002】
【従来の技術】
情報の帯域幅よりはるかに広い帯域幅に信号のエネルギーを拡散して通信を行うスペクトル拡散通信方式が知られている。スペクトル拡散通信方式では、拡散符号を使用して信号のスペクトルを拡散する。拡散符号として擬似雑音系列(PN(Pseudo-noise)系列)が使用される。拡散符号の一例は、M系列(Maximum-length linear shift-register sequence)である。また、二つのM系列の出力を排他的論理和で演算することによって得られたGold符号(Gold code)が用いられる。
【0003】
CDMA方式は、スペクトル拡散通信方式の中で、拡散符号によってユーザを識別できる機能を活用した多元接続方式である。拡散符号として、従来では、M系列等のPN系列を使用するのが普通であったが、カオス拡散符号を使用するCDMAが提案されている。ディジタル的にカオス拡散符号を生成することは、日本国公開公報(特開2003−140885号公報)に記載されている。
【0004】
また、カオス拡散符号を使用してスペクトル拡散通信方式例えばCDMAの通信を実現する点については、日本国特許第3234202号公報に記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述した特許文献に記載されているカオスCDMAでは、M系列等の既存のPN系列に代えてカオス拡散符号を使用しており、一人のユーザに対して一つの拡散符号を割り当てる方式であった。したがって、チャンネルを有効利用するためには、直交変調を採用することが考えられる。しかしながら、従来の構成では、直交変復調のために、拡散部または逆拡散部の他に変調器または復調器を必要とする問題点かあった。
【0006】
したがって、この発明の目的は、ハードウェアの規模の増加を抑えて通信チャンネルを有効に利用することを可能とした通信装置および通信方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、この発明の第1の態様は、送信データにカオス拡散符号を乗算することによって拡散を行い、拡散出力を送信するようにした通信装置において、
第1および第2の拡散部と、
第1および第2の拡散部の出力信号が入力される送信部とを備え、
第1の拡散部に対して入力される第1のカオス拡散符号と、第2の拡散部に対して入力される第2のカオス拡散符号とが互いに直交し、且つ第1および第2のカオス拡散符号は、それぞれの振幅値の自乗の和が一定となることを特徴とする通信装置である。
【0008】
この発明の第2の態様は、直交し、且つそれぞれの振幅値の自乗の和が一定となる第1および第2のカオス拡散符号によって拡散を行う通信方法である。
【0009】
この発明の第3の態様は、送信データが互いに直交し、且つそれぞれの振幅値の自乗の和が一定となる第1および第2のカオス拡散符号によってそれぞれ拡散された第1および第2の拡散出力からなる送信データを受信する通信装置において、
第1および第2の拡散出力を受信する受信部と、
受信部で受信された第1および第2の拡散出力を第1および第2のカオス拡散符号によってそれぞれ逆拡散する第1および第2の逆拡散部と、
第1および第2のカオス拡散符号を送信側と同期させる同期手段とからなることを特徴とする通信装置である。
【0010】
この発明の第4の態様は、送信側と同期し、互いに直交し、且つそれぞれの振幅値の自乗の和が一定となる第1および第2のカオス拡散符号によって逆拡散を行う通信方法である。
但し、各態様における直交とは、第1のカオス拡散符号と第2のカオス拡散符号との正規化された相関係数の絶対値が0.3以下の場合、直交であることとする。
【0011】
この発明では、第1および第2のカオス拡散符号が互いに直交し、且つそれぞれの振幅値の自乗の和が一定となるので、第1および第2のカオス拡散符号によってそれぞれ拡散された拡散出力を同一のチャンネルを介して伝送し、受信側で同期した第1および第2のカオス拡散符号によって逆拡散を行うことによって送信データを復調することができる。拡散部の他に直交変調のための変調器が不要となり、ハードウェアを簡単化できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
第3図は、この発明による暗号化装置を概略的に示す。参照符号11aは、暗号文から 以下、この発明の一実施形態について図面を参照して説明する。この発明の理解の容易のために、先に提案されているカオス拡散符号を使用したCDMA(以下、カオスCDMAと適宜称する)について第1図を参照して説明する。参照符号1aは、送信者Aの送信すべきデータ系列Daの入力端子を示し、参照符号1bは、送信者Bの送信すべきデータ系列Dbの入力端子を示す。第1図の例では、2つの送信者の例を示すが、3以上の送信者のデータを送信する場合でも良い。
【0013】
データDaおよびDbがそれぞれ直接拡散を行うために拡散部2aおよび2bに供給される。拡散部2aには、入力端子3aからカオス拡散符号a(n)が入力され、データDaとカオス拡散符号a(n)が拡散部2aにおいて乗算される。拡散部2bには、入力端子3bから他のカオス拡散符号b(n)が入力され、データDbとカオス拡散符号b(n)が拡散部2bにおいて乗算される。拡散部2aおよび2bの出力が加算器4で加算され、送信部5を介して送信出力端子6から有線、無線、光ケーブル等の伝送路7(破線で示す)に送出される。送信部5は、伝送路7に対応してアンテナ、LAN(Local Area Network)のインターフェース等によって実現される。
【0014】
伝送路7を介して伝送された信号が受信入力端子11から受信部12に対して供給される。受信部12は、送信部5と対応してアンテナ、LANのインターフェース等で実現される。受信部12の出力が逆拡散部13aに供給される。送信者Aに対する受信者を想定すると、逆拡散部13aに対しては、カオス拡散符号a(n)が入力端子14aから入力される。相関検波によって拡散に使用したのと同一のカオス拡散符号a(n)が使用される同期がとられ、または、別途セキュアに伝送された情報から同期がとられる。
【0015】
逆拡散部13aにおいては、受信データとカオス拡散符号a(n)とが乗算され、乗算結果が積分およびしきい値処理部15で処理される。そして、積分およびしきい値処理部15から出力端子16に送信者AのデータDaが復号されて取り出される。
【0016】
第2図Aは、例えば送信データDaを示し、Daは、"-1"および"1" の2値信号である。データは、"0"と"1"の2値信号であっても良い。第2図Bがカオス拡散符号a(n)を示し、カオス拡散符号の値が多値となる。拡散部2aにおいて、データDaおよびカオス拡散符号a(n)が乗算され、第2図Cに示す拡散後のデータが得られる。データのビット長Lに比較してカオス拡散符号a(n)の周期(チップ長)lが適切なものとされている。
【0017】
カオス拡散符号は、チェビシェフ多項式を用いたカオス写像により生成される。p次のチェビシェフ多項式は、下記の式(1)で定義される。
Tp(cosθ)=cos(pθ) (1)
【0018】
このチェビシェフ多項式を写像として用いることによって拡散符号系列を得る。例えばp=2のときTp(x)は、
T2(x)=2x2−1 (2)
となり、拡散符号系列を得るための写像は、下記の式(3)および第3図に示すものとなる。
xn+1=2xn 2−1 (3)
【0019】
このような写像から得られた系列は、既存のCDMAシステムで使用されているゴールド(Gold)符号系列等と比較して優れた相関特性を有する。ゴールド符号は、異なる二つのM系列の出力をエクスクルーシブオア(排他的論理和)ゲートで演算することによって得られる系列である。
【0020】
カオス拡散符号生成器は、式(3)で示される写像をディジタル回路によって実現された構成とされる。回路規模を小さくするためには、浮動小数点演算ではく、固定小数点演算で演算を行う方が有利である。しかしながら、この写像を固定小数点演算でそのまま行うと、短い周期解や不動点となってしまう問題が生じる。
【0021】
この問題点を回避するために、ビットハーネシングと呼ばれる方法を使用してカオス拡散符号系列を発生させるようにしている。第4図は、ビットハーネシングを使用するカオス拡散符号生成器(例えば次数が2)の一例を示す。第4図において、レジスタ21は、初期値を与えるためのものである。初期値は、−1より大きく1未満の実数の系列である。
【0022】
参照符号22は、式(3)にしたがってレジスタ21からのデータxnからxn+1を演算するためのチェビシェフマッピング部である。チェビシェフマッピング部22は、コンピュータによる多項式演算、または加減算回路および乗算器の組み合わせによって実現可能である。また、チェビシェフ多項式の次数を固定とせずに、チェビシェフマッピング部に対して次数を指定する値を入力するようにしても良い。チェビシェフマッピング部22の出力データxn+1がレジスタ23に格納される。
【0023】
レジスタ23に格納されたデータのLSB(Least Significant Bit:最下位ビット)がエクスクルーシブオアゲート24に供給される。エク スクルーシブオアゲート24の他の入力として、ゴールド符号生成器25からのゴールド符号が供給される。
【0024】
レジスタ23からのLSB以外のビットと、エクスクルーシブオアゲート24の出力ビットとがレジスタ26に格納される。レジスタ26の出力が所定ビット長のカオス拡散符号として出力されると共に、レジスタ21に対してフィードバックされ、次の符号の生成に使用される。
【0025】
このように、LSBをゴールド符号のような乱数系列によってランダム化する方法がビットハーネシングと呼ばれる。ビットハーネシングによって、ビットハーネシングを行わなかったときと比較して、出力系列の周期を数倍から数十倍長くすることができ、より望ましいカオス拡散符号系列を生成することが可能となる。
【0026】
第5図は、カオス拡散符号系列の生成器の他の例を示す。レジスタ21の初期値を演算回路22aによって二乗し、xn 2をレジスタ23aに格納する。レジスタ23aの出力のLSBと、ゴールド符号生成器25で生成されたゴールド符号をエクスクルーシブオアゲート24に供給してランダム化して、レジスタ26aに格納する。レジスタ26aの出力を演算回路22bに供給し、2を乗算し、1を減算し、2xn 2−1を得、レジスタ23bに格納する。レジスタ23bの出力のLSBと、ゴールド符号生成器28で生成されたゴールド符号を加算器27に供給してランダム化してレジスタ26bに格納する。レジスタ26bからカオス拡散符号が得られる。エクスクルーシブオアゲート24の処理と、加算器27の処理とを行うことによって、出力系列の周期をより長いものとすることができる。
【0027】
上述したカオス拡散系列の生成は、ソフトウェアによって行うことも可能である。この場合では、初期値が入力され、記憶部に記憶されるステップと、チェビシェフ写像によってマッピングを1回または複数回に分けて行うステップと、ビットハーネシング(LSB等の所定のビットのランダム化)の処理を行うステップと、生成された系列を出力すると共に、記憶部にフィードバックする処理とが順次なされる。さらに、このような方法をプログラムとしてコンピュータによって読み取り可能な記憶媒体に記憶するようにしても良い。
【0028】
一般的に、周波数の有効利用のために、ディジタル変復調がなされる。例えば汎用的なものに直交変調を用いる方法がある。スペクトル拡散通信方式においても、直交変調と組み合わせることが従来からなされている。第6図は、スペクトル拡散通信方式と直交変調とを組み合わせた例である。第6図において、参照符号31は、送信者Aの送信すべき一のデータ系列D1の入力端子を示し、参照符号41は、同じ送信者Aの送信すべき他のデータ系列D2の入力端子を示す。
【0029】
データD1およびD2がそれぞれ直接拡散を行うために拡散部32および42に供給される。拡散部32には、入力端子33からM系列、ゴールド符号等のPN系列が入力され、D1とPN系列とが拡散部32において乗算される。拡散部42には、入力端子43からD1に対するPN系列と異なる他のPN系列が入力され、D2と他のPN系列が拡散部42において乗算される。
【0030】
拡散部32の出力が乗算器34に供給され、拡散部42の出力が乗算器44に供給される。乗算器34に対してキャリア発生器45からcos 波のキャリアが供給され、乗算器44に対してキャリアが90°移相された、sin波のキャリア、すなわち、直交するキャリアが供給される。 乗算器34および乗算器44から出力される振幅変調された信号が加算器35にて加算される。加算器35の出力信号が送信部35を介して送信出力端子36から有線、無線、光ケーブル等の伝送路37(破線で示す)に送出される。送信部35は、伝送路37に対応して周波数変換器およびアンテナ、有線または無線のLANのインターフェース等によって実現される。
【0031】
図示しないが、受信側では、受信部によって受信した受信信号からキャリアが再生され、再生されたキャリアと、再生されたキャリアを90°移相したキャリアとによって受信信号をそれぞれ同期検波することによって、データ系列D1およびD2を得ることができる。
【0032】
第6図に示し、上述したように、従来の直交変調では、スペクトル拡散通信のための送信データに対する拡散部の他に、直交変調のための乗算器を別に必要としていた。以下に述べるこの発明の一実施形態では、拡散符号として使用するカオス拡散符号が直交しているので、直交変調のための乗算器を不要とでき、変調および復調のための構成を簡略化することができる。
【0033】
第7図は、この発明の一実施形態の構成を示す。第7図において、参照符号31は、送信者Aの送信すべきデータ系列D1の入力端子を示し、参照符号41は、同じ送信者Aの送信すべきデータ系列D2の入力端子を示す。第6図では省略されているが、他の送信者のデータを送信する送信機も同様に構成される。但し、この発明は、多元接続に限らず1対1の通信に対しても適用できる。
【0034】
データD1およびD2がそれぞれ直接拡散を行うために拡散部32および42に供給される。拡散部32には、入力端子33からカオス拡散符号c(n)が入力され、データD1とカオス拡散符号c(n)が拡散部32において乗算される。拡散部42には、入力端子43からカオス拡散符号d(n)が入力され、データD2とカオス拡散符号d(n)が拡散部42において乗算される。カオス拡散符号c(n)およびd(n)は、第4図または第5図に示すディジタル回路の構成のカオス系列発生器によって生成されたものである。
【0035】
拡散部32および42の出力が加算器35で加算され、送信部36を介して送信出力端子37から有線、無線、光ケーブル等の伝送路38(破線で示す)に送出される。送信部36は、伝送路38に対応して周波数変換器およびアンテナ、有線または無線のLAN(Local Area Network)のインターフェース等によって実現される。例えば2.4GHzの無線信号にアップコンバートするアップコンバータとアンテナとによって送信部36が構成される。送信部36は、アナログ変調を行うものであっても良い。なお、拡散部32および42の出力信号のそれぞれを所定の周波数の直交したキャリアにアップコンバートし、アップコンバート出力を加算してアンテナから送信する構成も可能である。
【0036】
この一実施形態では、カオス拡散符号c(n)とd(n)とが互いに直交していることが必要とされる。但し、ここでの直交とは、第1のカオス拡散符号c(n)と第2のカオス拡散符号d(n)との正規化された相関係数の絶対値が0.3以下の場合、直交であることとする。第4図または第5図に示すディジタル回路の構成のカオス系列発生器におけるレジスタ21に対して設定される初期値を異ならせることで、互いに直交したカオス拡散符号を生成することができる。カオス拡散符号c(n)とd(n)とが直交することによって、第6図に示す従来の構成と異なり、直交したキャリアを振幅変調するアナログ回路の構成の直交変調部を不要とすることができ、構成を簡略化することができる。また、カオス拡散符号c(n)とd(n)は、それぞれの振幅値の自乗の和が一定となるものとされている。
【0037】
伝送路38を介して伝送された信号が受信入力端子51から受信部52に対して供給される。受信部52は、送信部35と対応してアンテナおよびダウンコンバータ、LANのインターフェース等で実現される。受信部52の出力が逆拡散部53および63に供給される。送信者Aに対する受信者を想定すると、逆拡散部53に対しては、カオス拡散符号c(n)が入力端子54から入力され、逆拡散部63に対しては、カオス拡散符号d(n)が入力端子64から入力される。相関検波等の同期方法によって拡散に使用したのと同一のカオス拡散符号c(n)およびd(n)がそれぞれ使用される。
【0038】
逆拡散部53においては、受信データとカオス拡散符号c(n)とが乗算され、乗算結果が積分およびしきい値処理部55で処理される。そして、積分およびしきい値処理部55から出力端子56に送信者Aの一方のデータD1が復号されて取り出される。逆拡散部63においては、受信データとカオス拡散符号d(n)とが乗算され、乗算結果が積分およびしきい値処理部65で処理される。そして、積分およびしきい値処理部65から出力端子66に送信者Aの他方のデータD2が復号されて取り出される。
【0039】
上述した一実施形態に関して、データD1およびD2を共に全て同一の正の振幅を持つデータとした場合の送信データの波形の観測結果を第8図に示す。すなわち、第8図は、拡散部32および42のそれぞれの出力側の信号をD/A変換した信号の波形をオシロスコープによって観測したものである。この例では、上段に示す波形が拡散部32の出力アナログ波形であり、下段に示す波形が拡散部42の出力アナログ波形である。なお、上段の波形において、正の大きな値が続いており、下段の波形において、負の大きな値が続いているが、これは、簡単に同期をとるためと、観測の際にトリガがかかりやすいように付加したヘッダであり、カオス符号と関係がない部分である。
【0040】
第9図は、送信部36によって例えば2.4GHz帯にアップコンバートされたRF信号の出力の周波数特性を示す。中心の周波数が2.45GHzである。第9図から送信信号のスペクトルが拡散されている様子が分かる。
【0041】
さらに、送信信号を受信部52において受信した場合に、送信波形と受信波形とを比較して第10に示す。第10において、上段に示す波形が拡散部32の出力アナログ波形(送信波形)であり、下段に示す波形が受信され、逆拡散部53に供給されるアナログ波形(受信波形)である。第10図から分かるように、送信波形および受信波形がほぼ同一となり、送信時に使用したカオス拡散符号c(n)によって逆拡散することによって、データD1を得ることができる。
【0042】
この発明は、上述したこの発明の一実施形態等に限定されるものでは無く、この発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。例えば上述した例では、二つの直交するカオス拡散符号を使用しているが、より多くの個数例えば4個の互いに直交するカオス拡散符号によって拡散を行うようにしても良い。
【0043】
【発明の効果】
この発明によれば、互いに直交するカオス拡散符号によって拡散を行うことによって、チャンネルの利用効率を高くすることができ、また、拡散部以外に直交変調のための変調部、または復調部を必要としないので、ハードウェアの構成を簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明を適用できるカオス拡散符号を使用した通信システムを示すブロック図である。
【図2】 図1の説明に用いる波形図である。
【図3】 2次チェビシェフ多項式による写像を示す略線図である。
【図4】 カオス拡散符号を生成するカオス系列生成器の一例のブロック図である。
【図5】 カオス拡散符号を生成するカオス系列生成器の他の例のブロック図である。
【図6】 従来の直交変調による送信装置の一例のブロック図である。
【図7】 この発明の実施形態による通信装置のブロック図である。
【図8】 互いに直交するカオス拡散符号によって拡散された二つの出力波形の測定結果を示す略線図である。
【図9】 互いに直交するカオス拡散符号によって拡散された出力信号の周波数スペクトルの測定結果を示す略線図である。
【図10】 送信波形と受信波形の測定結果を示す略線図である。
【符号の説明】
21・・・初期値が設定されるレジスタ
22・・・チェビシェフ多項式による写像を行うマッピング部
24・・・エクスクルーシブオアゲート
25,28・・・ゴールド符号生成器
31・・・送信データD1の入力端子
32・・・カオス拡散符号c(n)による拡散部
36・・・送信部
41・・・送信データD2の入力端子
42・・・カオス拡散符号d(n)による拡散部
52・・・受信部
53・・・カオス拡散符号c(n)による逆拡散部
63・・・カオス拡散符号d(n)による逆拡散部
Claims (18)
- 送信データにカオス拡散符号を乗算することによって拡散を行い、拡散出力を送信するようにした通信装置において、
第1および第2の拡散部と、
上記第1および第2の拡散部の出力信号が入力される送信部とを備え、
上記第1の拡散部に対して入力される第1のカオス拡散符号と、上記第2の拡散部に対して入力される第2のカオス拡散符号とが互いに直交し、且つ上記第1および第2のカオス拡散符号は、それぞれの振幅値の自乗の和が一定となることを特徴とする通信装置。
但し、ここでの直交とは、上記第1のカオス拡散符号と上記第2のカオス拡散符号との正規化された相関係数の絶対値が0.3以下の場合、直交であることとする。 - 請求項1に記載の通信装置において、
上記第1および第2のカオス拡散符号は、
初期値が設定される記憶部と、記憶部から出力される値にチェビシェフ多項式による写像を適用したマッピングを1回または複数回に分けて行うマッピング部と、上記マッピング部の出力の最下位ビットをランダム化するランダム化手段と、上記ランダム化された最下位ビットを含む上記マッピング部の出力をカオス拡散符号として出力すると共に、上記記憶部にフィードバックする経路とからなるカオス拡散符号生成器によって生成され、上記初期値が上記第1および第2のカオス拡散符号の間で異ならされることを特徴とする通信装置。 - 請求項1に記載の通信装置において、
上記第1および第2のカオス拡散符号によってユーザを識別することを特徴とする符号分割多元接続通信装置。 - 請求項1に記載の通信装置において、
上記送信部は、上記第1および第2の拡散部の出力信号を加算し、
加算出力を所定のキャリア周波数にアップコンバートし、
アップコンバート出力をアンテナから送出する無線送信部であることを特徴とする通信装置。 - 請求項1に記載の通信装置において、
上記送信部は、上記第1および第2の拡散部の出力信号のそれぞれを所定の周波数の直交したキャリアにアップコンバートし、
アップコンバート出力を加算してアンテナから送出する無線送信部であることを特徴とする通信装置。 - 送信データにカオス拡散符号を乗算することによって拡散を行い、拡散出力を送信するようにした通信方法において、
第1および第2のカオス拡散符号によって、送信データをそれぞれ拡散し、第1および第2の拡散出力を形成するステップと、
上記第1および第2の拡散出力を送信するステップとからなり、
上記第1のカオス拡散符号と、上記第2のカオス拡散符号とが互いに直交し、且つ上記第1および第2のカオス拡散符号は、それぞれの振幅値の自乗の和が一定となることを特徴とする通信方法。
但し、ここでの直交とは、上記第1のカオス拡散符号と上記第2のカオス拡散符号との正規化された相関係数の絶対値が0.3以下の場合、直交であることとする。 - 請求項6に記載の通信方法において、
上記第1および第2のカオス拡散符号は、
初期値を記憶部に設定するステップと、記憶部から出力される値にチェビシェフ多項式による写像を適用したマッピングを1回または複数回に分けて行うステップと、マッピング出力の最下位ビットをランダム化するランダム化ステップと、上記ランダム化された最下位ビットを含むマッピング出力をカオス拡散符号として出力すると共に、上記記憶部にフィードバックするステップとからなるカオス拡散符号生成方法によって生成され、上記初期値が上記第1および第2のカオス拡散符号の間で異ならされることを特徴とする通信方法。 - 請求項6に記載の通信方法において、
上記第1および第2のカオス拡散符号によってユーザを識別することを特徴とする符号分割多元接続通信方法。 - 請求項6に記載の通信方法において、
上記第1および第2の拡散出力を加算し、
加算出力を所定のキャリア周波数にアップコンバートし、
アップコンバート出力をアンテナから送出することを特徴とする通信方法。 - 請求項6に記載の通信方法において、
上記第1および第2の拡散部の出力信号のそれぞれを所定の周波数の直交したキャリアにアップコンバートし、
アップコンバート出力を加算してアンテナから送出することを特徴とする通信方法。 - 送信データが互いに直交し、且つそれぞれの振幅値の自乗の和が一定となる第1および第2のカオス拡散符号によってそれぞれ拡散された第1および第2の拡散出力からなる送信データを受信する通信装置において、
上記第1および第2の拡散出力を受信する受信部と、
上記受信部で受信された上記第1および第2の拡散出力を第1および第2のカオス拡散符号によってそれぞれ逆拡散する第1および第2の逆拡散部と、
上記第1および第2のカオス拡散符号を送信側と同期させる同期手段とからなることを特徴とする通信装置。
但し、ここでの直交とは、上記第1のカオス拡散符号と上記第2のカオス拡散符号との正規化された相関係数の絶対値が0.3以下の場合、直交であることとする。 - 請求項11に記載の通信装置において、
上記第1および第2のカオス拡散符号は、
初期値が設定される記憶部と、記憶部から出力される値にチェビシェフ多項式による写像を適用したマッピングを1回または複数回に分けて行うマッピング部と、上記マッピング部の出力の最下位ビットをランダム化するランダム化手段と、上記ランダム化された最下位ビットを含む上記マッピング部の出力をカオス拡散符号として出力すると共に、上記記憶部にフィードバックする経路とからなるカオス拡散符号生成器によって生成され、上記初期値が上記第1および第2のカオス拡散符号の間で異ならされることを特徴とする通信装置。 - 請求項11に記載の通信装置において、
上記第1および第2のカオス拡散符号によってユーザを識別することを特徴とする符号分割多元接続通信装置。 - 請求項11に記載の通信装置において、
上記受信部は、アンテナと、アンテナの受信信号をダウンコンバートして上記第1および第2の逆拡散部に供給することを特徴とする通信装置。 - 送信データが互いに直交し、且つそれぞれの振幅値の自乗の和が一定となる第1および第2のカオス拡散符号によってそれぞれ拡散された第1および第2の拡散出力からなる送信データを受信する通信方法において、
上記第1および第2の拡散出力を受信するステップと、
上記受信部で受信された上記第1および第2の拡散出力を第1および第2のカオス拡散符号によってそれぞれ逆拡散する第1および第2の逆拡散ステップと、
上記第1および第2のカオス拡散符号を送信側と同期させる同期ステップとからなることを特徴とする通信方法。
但し、ここでの直交とは、上記第1のカオス拡散符号と上記第2のカオス拡散符号との正規化された相関係数の絶対値が0.3以下の場合、直交であることとする。 - 請求項15に記載の通信方法において、
上記第1および第2のカオス拡散符号は、
初期値を記憶部に設定するステップと、記憶部から出力される値にチェビシェフ多項式による写像を適用したマッピングを1回または複数回に分けて行うステップと、マッピング出力の最下位ビットをランダム化するランダム化ステップと、上記ランダム化された最下位ビットを含むマッピング出力をカオス拡散符号として出力すると共に、上記記憶部にフィードバックするステップとからなるカオス拡散符号生成方法によって生成され、上記初期値が上記第1および第2のカオス拡散符号の間で異ならされることを特徴とする通信方法。 - 請求項15に記載の通信方法において、
上記第1および第2のカオス拡散符号によってユーザを識別することを特徴とする符号分割多元接続通信方法。 - 請求項15に記載の通信方法において、
アンテナの受信信号をダウンコンバートして逆拡散することを特徴とする通信方法。
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