JP4405866B2 - 外壁のリフォーム構造 - Google Patents

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本発明は、家屋の外壁のリフォーム構造に関するものである。
家屋には長年居住することになるが、家屋に対する居住者の嗜好は、家屋の取得したときと、それから例えば20年や30年経過したときとでは大きく異なることが多い。このために、家屋を取得してから20年や30年程度でリフォームすることが行なわれている。特に家屋の外壁は、家屋全体のイメージを大きく支配するので、外壁をリフォームすることによって、家屋の外観を新しいものとすることができ、居住者の嗜好の変化を満足させることができるものである。
そして家屋の外壁をリフォームするにあたって、外壁を構成する外壁材に塗装を行なうことが最も簡便な方法である。しかし、塗装では家屋の外観のイメージを大きく変えることは難しく、費用の割にむしろイメージが低下してしまう傾向がある。
このため、リフォームによって家屋の外観のイメージを大きく変えるには、外壁に張った既存の外装材を除去して、新たな外装材に取り替えることによって、新たな外装材による外壁にリフォームすることが望ましいが、この場合には、外装材を除去することに手間と日数が必要であり、リフォームの工事が大掛かりになるという問題がある。
そこで、既存の外装材を残したまま、既存の外装材の上に新たな外装材を取り付けることが行なわれている。このように既存の外装材の上に新たな外装材を取り付ける施工は、例えば、既存の外装材の表面にスペーサーを取り付け、このスペーサーの上に新たな外装材を配置すると共に、スペーサーを通して新たな外装材から既存の外装材に釘打ち等することによって行なわれている(例えば、特許文献1等参照)。
特開2000−38828号公報
上記のように既存の外装材の上に新たな外装材を取り付けることによって、既存の外装材を除去する必要なく、新たな外装材による外壁にリフォームすることができるものである。しかしこの方法においても、新たな外装材を取り付けるためにスペーサー等の特別な取付部材が必要になり、しかも、外壁は既存の外装材と新しい外装材の二重になるので、外壁の重量が過重になるおそれがあるという問題を有するものであった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、特別な取付部材などを必要とすることなく、また外壁の重量が過重になることなく、外壁のリフォームを容易に行なうことが可能になるリフォーム構造を提供することを目的とするものである。
本発明の請求項1に係る外壁のリフォーム構造は、基板1の外面に、先端面にシボ模様を形成した複数の化粧用突条2を設けると共に化粧用突条2の間に化粧用突条2の幅よりも幅広の化粧用凹部3を設け、化粧用突条2と化粧用凹部3で表面の装飾を形成した外装材Aと、化粧用突条2の突出高さよりも厚みの寸法が大きく、幅寸法が化粧用凹部3の幅寸法と等しい断面矩形状の化粧ピース材4とを用いたものであり、前記外装材Aを複数並べて配置して外壁を形成し、外壁を形成するこの外装材Aの化粧用凹部3に前記化粧ピース材4を嵌め込んで取り付けて成ることを特徴とするものである。
この発明によれば、家屋の取得時には、化粧用凹部3が目地底となり化粧用突部2が凸模様となった外装材Aで装飾を施した外壁を形成することができ、また年月を経た後に、化粧用凹部3に化粧ピース材4を嵌め込んで取り付けることによって、化粧用突部2の先端を目地溝として配置された化粧ピース材4で装飾を施した外壁にリフォームすることができるものであり、外装材Aをそのまま利用して外壁を全く異なるイメージにリフォームすることができるものである。従って、既存の外壁材の上に新たな外壁材を取り付ける場合のように、特別な取付部材などを用いる必要なく、また外壁の重量が過重になることなく、外壁のリフォームを容易に行なうことが可能になるものである。
この発明によれば、シボ模様を有する化粧用突条2で外壁材Aの装飾を行なうことができると共に、化粧用突部2に化粧ピース材4を取り付けたリフォーム状態では、シボ模様の化粧用突条2の先端面を自然な感じの目地底にすることができるものである。
また請求項の発明は、請求項1において、隣り合って配置される外装材Aの間に亘って、化粧用凹部3に化粧ピース材4を嵌め込んで取り付けて成ることを特徴とする。
この発明によれば、隣り合って配置される外装材Aの隙間を化粧ピース材4で覆うことができ、リフォーム状態で隣り合う外装材Aの一体感を高めることができるものである。
本発明によれば、家屋の取得時には、化粧用凹部3が目地底となり化粧用突部2が凸模様となった外装材Aで装飾を施した外壁を形成することができ、また年月を経た後に、化粧用凹部3に化粧ピース材4を嵌め込んで取り付けることによって、化粧用突部2の先端を目地溝として配置された化粧ピース材4で装飾を施した外壁にリフォームすることができるものであり、外装材Aをそのまま利用して外壁を全く異なるイメージにリフォームすることができるものである。従って、既存の外壁材の上に新たな外壁材を取り付ける場合のように、特別な取付部材などを用いる必要なく、また外壁の重量が過重になることなく、外壁のリフォームを容易に行なうことが可能になるものである。
以下、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1(a)は本発明に用いる外装材Aの一例を示すものであり、繊維セメント板など無機質板で横に長い矩形に形成してある。外装板Aは基板1の表面(屋外面)に複数本の化粧用突条2を設けると共に隣り合う化粧用突条2の間に化粧用凹部3を設けて形成されるものである。図の実施の形態では、化粧用突条2は細い直線状の突起で基板1の長手方向の全長に亘るように形成してあり、同じ高さで且つ平行に上下複数本設けてある。この上下に隣り合う化粧用突条2の間の凹所が化粧用凹部3となるものであり、各化粧用凹部3は化粧用突条2の幅よりも広い溝幅で平行に形成されるものである。また化粧用突条2の先端面には微細な凹凸のシボ模様が形成してある。基板1の上端面の背部側には係合突部10が突設してあり、下端面の背部側には係合凹部11が凹設してある。
上記のように形成される外装板Aは家屋の柱や間柱などで構成される下地構造材の屋外側に取り付けて使用されるものであり、上下及び左右に複数枚並べて配置することによって、外壁を形成するものである。上下に配置される外装板Aは図2(a)に示すように、下側の外装材Aの係合突部10に上側の外装材Aの係合凹部11を係合させることによって、上下に接続されるものであり、また左右に配置される外装材Aは防水用目地材等を介して付き合わせることによって、左右に接続されるものである。
このように形成される外壁にあって、外装材Aは細い直線状の複数本の化粧用突条2と、幅広いフラットな底面の化粧用凹部3によって装飾が施されており、しかも化粧用突条2の先端面にはシボ模様が形成してあるので、横流れのモダンな柄の外壁に仕上げることができる。従って、家屋の購入取得者として最も多い30歳代の年代層に好まれるモダンな外観に家屋の外壁を形成することができるものである。
次に、家屋を購入取得してから、例えば30年を経過して居住者が60歳代になり、モダンな外観よりも落ち着いた外観に嗜好が変化することが多いが、装材Aは、このような嗜好の変化に応じて、容易に外壁のリフォームに対応することができる。このようなリフォームに際しては、化粧ピース材4を用いる。化粧ピース材4は幅寸法が化粧用突条2の間隔、つまり化粧用凹部3の幅寸法とほぼ等しく、厚み寸法が化粧用突条2の高さ寸法より大きい、断面矩形に形成されるものである。化粧ピース材4は石材やタイル材などで形成することができるものであり、外装材4の長さに相応した長さのものであっても、レンガ状の長さのものであってもよい。
そしてこの化粧ピース材4を図1(b)や図2(b)に示すように、外装材Aの各化粧用凹部3に嵌め込んで、接着剤による接着や釘うち等で固定することによって、外壁のリフォームを行なうことができるものである。このように外装材Aの各化粧用凹部3に化粧ピース材4を取り付けると、化粧用突条2の高さ寸法は化粧ピース材4の厚み寸法より小さいので、化粧用突条2の先端面のシボ模様で上下に隣り合う化粧ピース材4間の目地溝の底面を形成することになる。従って外装材Aの外観を、化粧ピース材4からなる石材やタイルなどを目地溝を介して全面に貼った柄に変化させることができるものであり、60歳代の年代層に好まれる落ち着いた洋風の外観に家屋の外壁をリフォームすることができるものである。
また外装材Aの化粧用凹部3に化粧ピース材4を取り付けるにあたって、左右に突き合わせて配置されている外装材A,Aの間に跨って化粧ピース材4を取り付けるようにすれば、図3に示すように、左右に隣り合う外装材A,A間の隙間を化粧ピース材4で覆って隠すことができるものであり、左右に隣り合う外装材A,Aの一体感を高めることができるものである。
上記のように、家屋の下地構造材に取り付けられている既存の外装材Aを除去する必要なく、この既存の外装材Aをそのまま利用して、化粧ピース材4を取り付けるという施工で外壁のリフォームを行なうことができるものであり、特別な取付部材などを必要とすることなく、簡単な施工で外壁のリフォームを容易に行なうことが可能になるものである。しかも既存の外装材Aに取り付ける化粧ピース材4は、外装材Aに比較すると遥かに軽量であるので、既存の外装材の上に新たな外装材を取り付ける場合のように、外壁の重量が過重になるようなこともなくなるものである。
本発明の実施の形態の一例を示すものであり、(a)は化粧ピース材の取付前の一部の斜視図、(b)は化粧ピース材の取付状態の一部の斜視図である。 本発明の実施の形態の一例を示すものであり、(a)は化粧ピース材の取付前の一部の側面図、(b)は化粧ピース材の取付状態の一部の側面図である。 本発明の実施の形態の一例を示す、化粧ピース材の取付状態の一部の正面図である。
符号の説明
1 基板
2 化粧用突条
3 化粧用凹部
4 化粧ピース材

Claims (2)

  1. 基板の外面に、先端面にシボ模様を形成した複数の化粧用突条を設けると共に化粧用突条の間に化粧用突条の幅よりも幅広の化粧用凹部を設け、化粧用突条と化粧用凹部で表面の装飾を形成した外装材と、化粧用突条の突出高さよりも厚みの寸法が大きく、幅寸法が化粧用凹部の幅寸法と等しい断面矩形状の化粧ピース材とを用いた外壁のリフォーム構造であって、前記外装材を複数並べて配置して外壁を形成し、外壁を形成するこの外装材の化粧用凹部に前記化粧ピース材を嵌め込んで取り付けて成ることを特徴とする外壁のリフォーム構造。
  2. 隣り合って配置される外装材の間に亘って、化粧用凹部に化粧ピース材を嵌め込んで取り付けて成ることを特徴とする請求項1に記載の外壁のリフォーム構造。
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