JP4405649B2 - ボビン交換装置及びそれを備えた下糸自動供給装置 - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、ボビン交換装置及びそれを備えた下糸自動供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より下糸をボビンに自動的に巻き付けて供給する下糸自動供給装置が知られている。この下糸自動供給装置には、縫製時に使用されずに残った下糸を除去する残糸除去装置や、該残糸除去装置によって下糸が除去されたボビンに下糸を新たに巻き付ける下糸巻回装置が設けられている。更に、このような下糸自動供給装置には、ミシンの釜から下糸の残量が少なくなったボビンを取り外したり、逆に下糸が巻き付けられたボビンを釜に装着するボビン交換装置が備えられている。
【0003】
図6は、このようなボビン交換装置が備えられている下糸自動供給装置の概略正面図、図7はその右側面図、図8は図7の平面図をそれぞれ示したものである。
【0004】
この下糸自動供給装置1は、後述するボビン交換装置10を備えていると共に、図示しないミシンベッドの下(裏側)に設けられている。このミシンベッドには、ミシン針(図示せず)の下方に釜12が設けられ、該釜12の中釜(図示せず)にはボビンケース14を保持するための釜軸16が設けられている。なお、この下糸自動供給装置1には、前記のように他に下糸巻回装置や残糸除去装置もが設けられているが、一般的であるため詳細な説明は省略する。
【0005】
上記ボビン交換装置10は、回動手段18により支軸20と共に回動可能で、且つ直動手段22によりスプライン軸からなる支軸20の軸方向に直動可能に構成された回動アーム24を備えている。
【0006】
上記回動手段18は、回動用モータ26と、このモータ26によって回転されるベルト28と、該ベルト28が掛けられ、且つ前記支軸20に固定されたプーリ30とを備え、回動用モータ26の動作により前記支軸20が回転するようになっている。
【0007】
前記回動アーム24は、スプラインナット32に固定されており、このスプラインナット32は、前記支軸20に対して、その軸方向に摺動可能で、且つ該支軸20と共に回転するようになっている。従って、この支軸20と共に回動アーム24も同じ方向(図6のA方向又はB方向)に回動するようになっている。
【0008】
又、前記直動手段22は、直動用モータ34と、このモータ34によって回転駆動されるベルト36を備えている。このベルト36は、搬送リング38に取付固定部材(図示せず)により固定されている。この搬送リング38は、前記支軸20に沿って直動可能であると共に、該支軸20の回転に追従しないようになっている。更に、この搬送リング38には前記スプラインナット32が支軸20を中心に回転可能な状態で接続されている。従って、前記回動アーム24は、モータ34がベルト36を回転駆動すると、搬送リング38を介して支軸20の軸方向(図7のC方向又はD方向)に移動(直動)するようになっている。
【0009】
又、前記回動アーム24には把持部40が連結され、その先端部の把持機構(図示せず)によりボビンケース14を把持すると共に、該把持部40は回動アーム24と共に回動あるいは直動するようになっている。
【0010】
図6中一点鎖線で示す把持部40の回動軌跡上には、釜12に近い方から順に、下糸が巻回されたボビンが収容されているボビンケース14を待機させておくダミー位置42、残糸除去装置によりボビンの下糸の残りを除去するための残糸除去位置44、下糸巻回装置によりボビンに下糸を巻き付ける下糸巻回位置46がそれぞれ設けられている。そして、ダミー位置42及び残糸除去位置44には、前記釜軸16と同じ形状の保持軸48、50が設けられ、下糸巻回位置46にはボビンに係合する機能(明示せず)を有する巻回軸52が設けられている。
【0011】
従来、以上のような構成のボビン交換装置10を備えている下糸自動供給装置1においては、次のようにボビン交換作業が行われている。
【0012】
縫製中に、ミシンの釜12に装着されているボビンケース14内のボビンに巻かれている下糸が消費されて所定量以下になると、ミシンが停止し、把持部40により釜12内からボビンケース14を取り出し、これを残糸除去位置44の保持軸50に装着する。
【0013】
次に、把持部40は、既に下糸が巻かれたボビンが収容され、待機させてある他のボビンケース14′(図示せず)をダミー位置42の保持軸48から取出して釜軸16に装着し、ミシンは再び縫製可能な状態になる。
【0014】
このミシンにより縫製が再開されると、その作業中に、残糸除去位置44において釜12から取出された前記ボビンケース14内のボビンに残っている下糸が取り除かれる。次いで、把持部40は、下糸が取り除かれたボビンケース14を下糸巻回位置46に搬送し、下糸巻回装置により所定の量の下糸が巻き付けられると、このボビンケース14をダミー位置42に搬送し、保持軸48に装着し、次の縫製のために待機させる。やがて縫製作業中のボビンの下糸が消費されると、以上の交換作業を繰り返す。
【0015】
上述したような一連のボビン交換作業を開始する際には、ボビンケース14を各保持軸等に正確に装着するために、予め設定されている把持部40の原点位置の検出を行っている。この把持部の原点には、回動原点と直動原点があり、この2つの原点により原点位置が規定されると共に、各原点を利用することにより、該把持部40の回動の位置決めと、直動の位置決めがそれぞれ行われるようになっている。
【0016】
このような把持部の原点は、ボビンケースの搬送(回動・直動)の基点となるため、これが変更されると、残糸除去位置44、下糸巻回位置46、ダミー位置(ボビンケース待機位置)42の全てを変更することになるので、非常に重要である。
【0017】
従来は、把持部40の回動原点を検出するための回動原点センサ60Aが、下糸自動供給装置1の支持ベース(フレーム)1Aに固定されている支持部材62に取付けられ、その直動原点を検出するための直動原点センサ64Aが、同様の支持部材66に取付けられている。これら回動原点センサ60A、直動原点センサ64Aは、いずれもホール素子からなり、可動部に取付けられている対応する回動原点マグネット60B、直動原点マグネット64Bがそれぞれ近接して一致すると、把持部40が回動方向と直動方向の原点に位置決めされるようになっている。
【0018】
従来は、把持部40の原点位置は、釜12の正面(開口側)前方の対向位置に設定されていた。即ち、把持部40に把持されたボビンケース14の中心位置が、釜軸16に一致した回動位置で、該把持部40を釜12から所定距離だけ離した直動位置を原点位置としていた。そして、前記直動センサ64Aにより直動原点マグネット64Bが検出され、同時に前記回動原点センサ60Aにより回動原点マグネット60Bが検出されると、把持部40は原点に位置決めされるようにようになっていた。
【0019】
このように、従来の下糸自動供給装置では、把持部40の原点は釜12の正面の対向位置に設定されており、しかも縫製中に把持部40を待機させておく把持部待機位置も、ボビン交換シーケンスを単純化するために、原点位置にしていた。その理由は、モータの脱調又は強制的モータ脱調等が原因で把持部40には位置ずれが起こっている可能性があるため、ボビン交換時に把持部40を釜12にアクセスする前には、必ずその原点を検出する必要があるが、待機位置が原点でない場合にはそこへ移動させる分だけ余分に時間がかかることになるからである。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来は前記のように把持部40の原点は、ミシンの釜12の正面の対向位置としていることから、その原点検出位置、即ち原点センサと原点マグネットの位置関係を調整し、確定するためには必ずミシンが必要であった。
【0021】
又、前記のようにボビン交換シーケンスを単純化するために、把持部40の待機位置が原点位置となっている場合には、縫製時には該把持部40が釜12の前方を塞いでいることになるため、糸が切れたりして釜12にオペレータが手を入れてボビンケースを取出したり、装着したりし難いという問題がある。
【0022】
又、ボビン交換以外でボビンケースを搬送する動作でも、例えば残糸除去位置→下糸巻回位置→待機(ダミー)位置→原点のように、釜12の近傍まで把持部40が動くため、オペレータは該釜12に対して手を出すことができなかった。
【0024】
本発明は、前記従来の問題点を解決するべくなされたもので、ミシンがなくとも把持部の原点検出位置を調整し、確定することができると共に、該把持部を原点位置に待機させている間も手で釜に対するボビンケースの着脱がし易く、しかもボビン交換以外のボビンケースの搬送時にも釜に安全に手を出すことができるボビン交換装置及びそれを備えた下糸自動供給装置を提供することを課題とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、ボビンが収容されているボビンケースを把持する把持部と、該把持部により把持されたボビンケースを、予め設定してある原点位置を基準に所定位置に搬送する搬送手段を備えているボビン交換装置において、前記原点位置を、ミシンの釜軸の対向位置以外に設定することにより、前記課題を第1の解決したものである。
【0027】
即ち、本発明においては、把持部の原点を釜軸の正面前方位置からずれた位置に設定したので、回動原点を決めるために該把持部に把持されたボビンケースの中心を釜軸に一致させる必要がなくなることから、把持部の原点検出位置の調整と確定には釜、即ちミシンが不要となる。
【0028】
従って、把持部の待機位置を原点位置とする場合でも、該把持部により釜の前方を塞ぐことがなくなるため、手で該釜からボビンケースを容易に取出すことができ、装着することができる。更には、ボビン交換以外のボビンケースの搬送動作を、釜の前方空間を使わずに実行することが可能となるため、該動作時でも釜に手を出すことが可能となる。
【0029】
請求項2の発明は、請求項1のボビン交換装置において、把持部の搬送が予め設定した回動軌跡上で行われる際に、前記原点位置を、前記回動軌跡上で、前記釜軸から最も離れた位置に設定するようにしたものである。
【0031】
請求項3の発明は、下糸自動供給装置において、請求項1又は2に記載のボビン交換装置を備え、且つ前記原点位置が、下糸をボビンに巻回する際に使用する巻回軸の対向位置であるようにしたことにより、同様に前記課題を解決したものである。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0034】
図1、図2及び図3は、本実施形態に係る下糸自動供給装置の概略構成を示す正面図、側面図及び平面図である。本実施形態の装置は、以下に詳述する把持部の原点以外は、前記図6、図7及び図8に示した従来の下糸自動供給装置と基本的構成は実質的に同一であるので、共通する部分については同一の符号を付してその説明を省略する。
【0035】
本実施形態では、把持部40の原点を下糸巻回位置46に設置されている巻回軸52の正面の対向位置に設定している。即ち、把持部40に把持されたボビンケース14の中心が巻回軸52の中心に一致する位置を回動原点とし、その状態で把持部40を巻回軸52から所定距離だけ離した位置を直動原点としている。そして、この把持部40は、従来と同様の符号で示す回動原点センサ60Aにより回動原点マグネット60Bが検出されると同時に、直動原点センサ64Aにより直動原点マグネット64Bが検出される位置に移動させることにより、把持部原点に位置決めできるようになっている。
【0036】
図4は、本実施形態の下糸自動供給装置の制御回路の概要を示すブロック図である。
【0037】
本実施形態では、制御回路70には、CPU(Central Processing Unit)72と、該CPU72に接続されたROM(Read Only Memory)74、RA M(Random Access Memory)76、I/Oポート78、該I/Oポートを介 して接続された下糸検出手段80、下糸巻回装置82、下糸除去装置84、外部インターフェイス信号入出力部86及び前記ボビン交換装置10とが含まれている。
【0038】
上記ROM74には、下糸自動供給装置1の制御プログラムや制御データが格納され、RAM76はデータや演算結果を記憶し、CPU72はROM74内のプログラムやデータに基づいて、RAM76を作業領域にして、下糸自動供給装置1の動作を制御する。
【0039】
下糸検出手段80は、ミシンの針数をカウントしながら釜12に装着されたボビンケース14内のボビンの下糸の残りが所定量に達したことを検出する。
【0040】
ボビン交換装置10、下糸巻回装置82、残糸除去装置84は、I/Oポート78を介して前記CPU72により制御駆動される。ボビン交換装置10では、図示しないドライバを介して前述したモータ26、34が駆動され、把持部40によるボビンケース14の把持及び回動アーム24の回動・直動動作が行われるようになっている。又、残糸除去装置84及び下糸巻回装置82も、図示しないドライバを介して制御されるようになっている。
【0041】
又、前記外部インターフェイス信号入出力部(出力手段、受信手段)86では、後述するボビン交換実行の要求信号をCPU72へ出力したり、該CPU72から準備完了を意味するボビン交換許可信号を入力する等の信号の入出力が実行されるようになっている。
【0042】
次に、本実施形態の作用を、図5に示すフローチャートに従って説明する。
【0043】
オペレータによる縫製作業中(ステップ2)のミシンの糸切実行後に、前記下糸検出手段80で検出された下糸残量が基準以下になって、ボビンの交換が必要になると(ステップ4)、ペダルスイッチが作動しないようにミシンの動きを禁止する(ステップ6)。その後、前記外部インターフェイス信号入出力部86からCPU72に対してボビン交換の実行要求信号を出力し(ステップ8)、ボビン交換の準備が完了してその交換が許可されるのを待つ(ステップ10)。
【0044】
ボビン交換が許可されたら、把持部40を釜12の正面対向位置へ移動させ、該釜12からボビンケース14を取り出し(ステップ12)、釜から取出されたボビンケースをダミー位置42へ搬送し、それを保持軸48にセット(装着)する(ステップ14)。次いで、残糸除去軸(残糸除去位置44の保持軸)50に待機していた下糸補充済みののボビンケースを釜12へ搬送し、釜軸16にセットする(ステップ16)。一方、ダミー軸48に一時保管してあった使用済みのボビンケースを残糸除去軸50へ搬送し、該軸50にセットし(ステップ18)、次いで、それまで出力していたボビン交換の実行要求信号をOFFにする(ステップ20)。
【0045】
その後、前記CPU72はミシンの動きを許可し(ステップ22)、前記ステップ2に戻り、縫製作業を再開できるようにする。その一方で、前記残糸除去軸50にセットされているボビンケースについて残糸除去処理を行い(ステップ24)、残糸除去軸50のボビンケースを下糸巻回位置46へ搬送し(ステップ26)、下糸巻回処理を行う(ステップ28)。その後、下糸巻回位置46のボビンケースを残糸除去軸50へ搬送して待機させ(ステップ30)、把持部40を前記原点に移動させて原点位置で待機させ(ステップ32)、その後ステップ2に戻る。
【0046】
以上詳述した本実施形態によれば、把持部40の原点を釜部の正面前方位置からずれた位置に設定したので、回動原点を決めるために該把持部40に把持されたボビンケースの中心を釜軸16に一致させる必要がなくなることから、把持部の原点検出位置の調整と確定には釜12、即ちミシンが不要となる。従って、把持部40の待機位置を原点位置とする場合でも、該把持部40により釜12の前方を塞ぐことがなくなるため、手で該釜12からボビンケース14を容易に取出すことができ、装着することができる。
【0047】
又、ボビン交換実行から残糸除去、下糸巻回、糸切り、糸掛け、待機までの一連の動作の開始前に、前記ステップ8によるボビン交換の実行の告知と、ステップ10によるボビン交換の許可の取り込みを実施するようにしたことにより、いきなり動作することが防止できるため、安全性は大幅に向上できる。
【0048】
又、ボビン交換後に行われるステップ24の残糸除去処理以降の一連の動作が、釜12の左右にそれぞれ接する二点鎖線で示す2つの鉛直面V1、V2に挟まれた鉛直領域に対して装置の一方(図1では左側)のみで行うことができるため、釜12の前方空間を使う必要がなくなることから、この一連の動作の間でも安全に釜回りのアクセスが可能となる。
【0049】
又、把持部40の原点位置の設定(原点検出位置の調整・確定)に際しては、前記のようにミシンを必要としないため、その設定を簡単に行うことができる。又、同様の理由により、下糸自動供給装置を単独で動かすことができる。
【0050】
又、把持部40の原点を、釜12とは反対側の回動端に設置されている巻回軸52の前方に設定したことにより、原点検出後の移動が一方向(反時計方向)に限られるので、制御が容易であるという利点もある。
【0051】
更に、2台のミシンの頭部を向かい合わせに対向させて用いる2頭立て縫製システムによりタオル等の対向縁を同時縫製する場合において、釜下方に下糸自動供給装置を取り付けた仕様による縫製では、対向したミシンのテーブル下方で2台の装置の把持部動作軌跡にオーバーラップする部分が生じる。従って、従来、下糸自動供給装置を用いた仕様では、2頭立て縫製システムによる小さいサイズのものの縫製は行う事ができなかった。そこで、前記ステップ4でボビン交換が必要とされた2台のミシンは、ステップ6により動作を禁止された後、引き離されて距離を取り、ステップ8によって実行の安全を確認する。続いて、ステップ10によってボビン交換の実行が許可され、ボビン交換終了後は釜部鉛直領域の一方のみで動作が行われるために釜部前方の空間が空いていることから、2台の装置の釜部前方をオーバーラップさせて縫製することが可能となるため、おしぼり等の小さいサイズまでの同時縫製に安全に対応することが可能となる。
【0052】
以上本発明について具体的に説明したが、本発明は、前記実施形態に示したものに限られるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
【0053】
例えば、前記実施形態では、把持部40の原点を釜12とは反対側の回動端に位置する巻回軸52を基準に設定する場合を示したがこれに限定されず、制御し難くなるが、他の保持軸を基準にしても、あるいは別に新たな基準を設置するようにしてもよい。
【0054】
又、ボビン交換装置やそれを備えた下糸自動供給装置の具体的構成は、前記実施形態に示したものに限定されない。
【0055】
【発明の効果】
以上説明したとおり、本発明によれば、ミシンがなくとも把持部の原点検出位置を調整し、確定することができると共に、該把持部を原点位置に待機させている間も手で釜に対するボビンケースの着脱がし易く、しかもボビン交換以外のボビンケースの搬送時にも釜に安全に手を出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態の下糸自動供給装置を示す概略正面図
【図2】本実施形態の下糸自動供給装置の概略側面図
【図3】本実施形態の下糸自動供給装置の概略平面図
【図4】本実施形態の下糸自動供給装置の制御回路を示すブロック図
【図5】本実施形態の作用を示すフローチャート
【図6】従来の下糸自動供給装置を示す概略正面図
【図7】従来の下糸自動供給装置の概略側面図
【図8】従来の下糸自動供給装置の概略平面図
【符号の説明】
1…下糸自動供給装置
10…ボビン交換装置
12…釜
14…ボビンケース
16…釜軸
18…回動手段
20…支軸
22…直動手段
24…回動アーム
26…モータ
28…ベルト
30…プーリ
32…スプラインナット
34…モータ
36…ベルト
38…搬送リング
40…把持部
42…ダミー位置
44…残糸除去位置
46…下糸巻回位置
48、50…保持軸
52…巻回軸
60A…回動原点センサ
60B…回動原点マグネット
62、66…支持部材
64A…直動原点センサ
64B…直動原点マグネット
Claims (3)
- ボビンが収容されているボビンケースを把持する把持部と、該把持部により把持されたボビンケースを、予め設定してある原点位置を基準に所定位置に搬送する搬送手段を備えているボビン交換装置において、
前記原点位置を、ミシンの釜軸の対向位置以外に設定することを特徴とするボビン交換装置。 - 把持部の搬送が予め設定した回動軌跡上で行われる際に、
前記原点位置を、前記回動軌跡上で、前記釜軸から最も離れた位置に設定することを特徴とする請求項1に記載のボビン交換装置。 - 請求項1又は2に記載のボビン交換装置を備え、且つ前記原点位置が、下糸をボビンに巻回する際に使用する巻回軸の対向位置であることを特徴とする下糸自動供給装置。
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