JP4404158B2 - ズームレンズ - Google Patents
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Description
物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群とからなり、
広角端状態から望遠端状態への変倍に際して、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔が増加し、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間隔が減少し、前記第3レンズ群と前記第4レンズ群との間隔が減少するように、前記各レンズ群が光軸に沿って移動し、
前記第3レンズ群は最も物体側に開口絞りを有しており、
広角端状態から望遠端状態への変倍に際して、前記開口絞りは前記第3レンズ群を構成する各レンズと一体的に移動し、
以下の条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
3.30≦100・(D3w−D3t)/(Z・IL)≦6.69
0.63≦10・(D2w−D2t)/(Z・IL)≦1.5
0.81≦f3/f4≦3.24
3.35・fw≦f1≦0.67・ft
0.55≦fw/IL≦0.83
但し、
D2w:広角端状態における無限遠合焦時の前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間隔
D2t:望遠端状態における無限遠合焦時の前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間隔
D3w:広角端状態における無限遠合焦時の前記第3レンズ群と前記第4レンズ群との間隔
D3t:望遠端状態における無限遠合焦時の前記第3レンズ群と前記第4レンズ群との間隔
IL :有効画面の対角線長
fw :広角端状態における無限合焦時の前記ズームレンズ全系の焦点距離
ft :望遠端状態における無限合焦時の前記ズームレンズ全系の焦点距離
f1 :前記第1レンズ群の焦点距離
f3 :前記第3レンズ群の焦点距離
f4 :前記第4レンズ群の焦点距離
Z :変倍比
以下の条件式(6)を満足することが望ましい。
(6) 1.1<(−fw)/f2<2.2
但し、
fw :広角端状態における無限合焦時の前記ズームレンズ全系の焦点距離
f2 :前記第2レンズ群の焦点距離
前記第1レンズ群は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと両凸形状の正レンズとの接合よりなる接合レンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズとを有することが望ましい。
また本発明のズームレンズは、
前記第2レンズ群は、物体側から順に、物体側レンズ面の曲率よりも像側レンズ面の曲率が大きく当該像側レンズ面が像側に凹である負レンズと、両凹形状の負レンズと、両凸形状の正レンズと、像側レンズ面の曲率よりも物体側レンズ面の曲率が大きく当該物体側レンズ面が物体側に凹である負レンズとを有することが望ましい。
また本発明のズームレンズは、
前記第2レンズ群は、最も物体側のレンズ面が非球面であることが望ましい。
本発明のズームレンズは、第1レンズ群と第2レンズ群との空気間隔の変化と第2レンズ群と第3レンズ群との空気間隔の変化が変倍を担い、第3レンズ群と第4レンズ群との空気間隔の変化が収差変動の補正を担うように作用が分担されているプラスリーディングの4群ズームレンズである。このため、第3レンズ群と第4レンズ群との空気間隔の間隔変化感度を低減するためには、単位変倍比あたりの間隔変化量を大きく設定すればよく、これに準じて偏心感度も低減する。
本発明のズームレンズにおいて条件式(1)の対応値が当該条件式(1)の下限値を下回ると、間隔感度や偏心感度が大きくなり過ぎて、わずかな製造誤差によって諸収差や、望遠端状態における偏心コマ収差、特に全ての焦点距離域における像面湾曲が多大に発生してしまう。
なお、条件式(1)の下限値を3.30に設定すれば、偏芯感度をさらに低減し高い結像性能を確保することができる。
なお、条件式(1)の上限値を7.5に設定すれば、偏芯感度をさらに低減し高い結像性能を確保することができる。
本発明のズームレンズにおいて条件式(2)の対応値が当該条件式(2)の下限値を下回ると、小さな間隔変化によって大きな変倍比を確保しなければならなくなるため、間隔感度や偏心感度が大きくなり過ぎて、わずかな製造誤差によって諸収差、特に望遠端状態における像面湾曲が多大に発生してしまう。
なお、条件式(2)の下限値を0.63に設定すれば、偏芯感度をさらに低減し高い結像性能を確保することができる。
なお、条件式(2)の上限値を1.5に設定すれば、偏芯感度をさらに低減し高い結像性能を確保することができる。
本発明のズームレンズにおいて条件式(3)の対応値が当該条件式(3)の下限値を下回ると、第3レンズ群のパワーが強くなり過ぎて、望遠端状態近傍において主に球面収差の補正を第3レンズ群が集中して行うこととなり、良好な結像性能を確保することが困難になってしまう。
一方、本発明のズームレンズにおいて条件式(3)の対応値が当該条件式(3)の上限値を上回ると、第4レンズ群のパワーが強くなり過ぎる。このため、広角端状態において像面湾曲やコマ収差が発生し、周辺部分の結像性能の劣化が顕著になり、また、第4レンズ群の径が大きくなりレンズ外径が増大してしまう。
本発明のズームレンズにおいて条件式(4)の対応値が当該条件式(4)の下限値を下回ると、第1レンズ群のパワーが弱くなりすぎる。このため、望遠端状態において最も長いズームレンズ全長を抑えるために第2レンズ群のパワーを強くしなければならず、広角端状態における歪曲収差や、全ての焦点距離域における非点収差を補正することが困難になってしまう。
一方、本発明のズームレンズにおいて条件式(4)の対応値が当該条件式(4)の上限値を上回ると、第1レンズ群のパワーが強くなりすぎる。このため、第1レンズ群自身で発生する望遠側での収差、特に球面収差が多大に発生し、第1レンズ群以降のレンズ群による収差補正が困難になってしまう。
本発明のズームレンズにおいて条件式(5)の対応値が当該条件式(5)の下限値を下回ると、広角端状態において歪曲収差を補正することが困難になってしまう。
一方、本発明のズームレンズにおいて条件式(5)の対応値が当該条件式(5)の上限値を上回ると、長くなるズームレンズ系の全長を抑えるために、第2レンズ群のパワーを強くしなければならず、広角端状態における歪曲収差や、全ての焦点距離域における非点収差を補正することが困難になってしまう。
本発明のズームレンズにおいて条件式(6)の対応値が当該条件式(6)の下限値を下回ると、第2レンズ群のパワーが弱くなり過ぎる。このため、変倍のために増大する各レンズ群の移動量を抑えるために、第1レンズ群のパワーを強くしなければならず、特に望遠端状態における球面収差の補正状態が悪化してしまう。
また、本発明のズームレンズは、偏心感度をさらに低減し球面収差等の諸収差を補正し高い結像性能を確保するために、第2レンズ群は、物体側から順に、物体側レンズ面の曲率よりも像側レンズ面の曲率が大きく当該像側レンズ面が像側に凹である両凹形状の負レンズ又は負メニスカスレンズと、両凹形状の負レンズと、両凸形状の正レンズと、像側レンズ面の曲率よりも物体側レンズ面の曲率が大きく当該物体側レンズ面が物体側に凹である両凹形状の負レンズ又は負メニスカスレンズとを有することが望ましい。
また、本発明のズームレンズは、偏心感度をさらに低減し球面収差等の諸収差を補正し高い結像性能を確保するために、第2レンズ群は、最も物体側のレンズ面が非球面であることが望ましい。
また、本発明のズームレンズは、偏心感度をさらに低減し球面収差等の諸収差を補正し高い結像性能を確保するために、第3レンズ群は、最も物体側に開口絞りを有することが望ましい。
(第1実施例)
図1は、本発明の第1実施例に係るズームレンズの構成、及び各レンズ群の移動軌跡を示す図である。
本実施例に係るズームレンズは、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3と、正の屈折力を有する第4レンズ群G4とからなる。そして本実施例に係るズームレンズは、広角端状態(W)から望遠端状態(T)への変倍に際して、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間隔が増加し、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間隔が減少し、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4との間隔が減少するように、各レンズ群G1,G2,G3,G4が光軸に沿って移動する。
第2レンズ群G2は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL21と、両凹形状の負レンズL22と、両凸形状の正レンズL23と、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL24とからなる。
第4レンズ群G4は、物体側から順に、両凸形状の正レンズL41と、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL42と、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL43と、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL44とからなる。
[全体諸元]において、fは焦点距離、FNOはFナンバー、2ωは画角をそれぞれ示す。
[レンズデータ]において、面番号は物体側からのレンズ面の順序、rはレンズ面の曲率半径、dはレンズ面の間隔をそれぞれ示す。また、nはd線(λ=587.6nm)に対する屈折率、νはd線(λ=587.6nm)に対するアッベ数をそれぞれ示す。さらに、レンズデータ中の非球面には、米印(*)を付して曲率半径rの欄には近軸曲率半径を示し、κ及び各非球面係数は[非球面データ]の欄に記載する。また、曲率半径r=0.0000は平面を示す。
X(y)=(y2/r)/〔1+(1−κ・y2/r2)1/2〕
+C4・y4+C6・y6+C8・y8+C10・y10+C12・y12
ここで、以下の全ての諸元値において掲載されている焦点距離f、曲率半径r、その他長さの単位は一般に「mm」が使われる。しかし光学系は、比例拡大又は比例縮小しても同等の光学性能が得られるため、これに限られるものではない。
なお、以下の全ての実施例の諸元値においても、本実施例と同様の符号を用いる。
[全体諸元]
f = 18.5 〜 130.9
FNO= 3.8 〜 5.9
2ω = 77.8 〜 12.1゜
[レンズデータ]
面番号 r d n ν
1 126.5788 1.3000 1.84666 23.78
2 62.9349 8.0000 1.62041 60.29
3 -959.3109 0.1000
4 52.1972 5.3104 1.63854 55.38
5 154.0444 D5
* 6 512.7257 0.1000 1.55389 38.09
7 253.6448 1.0000 1.80610 40.94
8 14.3723 5.5584
9 -31.2202 1.0000 1.80400 46.58
10 35.7077 0.2000
11 29.2887 4.8000 1.84666 23.78
12 -23.7594 0.3500
13 -20.8706 1.0000 1.83400 37.17
14 -99.6658 D14
15 開口絞りS 0.5000
16 32.8767 2.8000 1.49700 81.61
17 -122.8806 0.1000
18 37.4982 2.8002 1.48749 70.24
19 976.1324 8.4450
20 -26.4571 1.0000 1.84666 23.78
21 -75.5039 D21
22 35.9134 5.1670 1.51633 64.14
23 -42.6826 0.5998
24 -394.9746 4.5688 1.51823 58.96
25 -23.1325 0.8638
26 -21.8212 1.0000 1.80400 46.58
27 -301.1549 0.0500 1.55389 38.09
*28 -101.3732 1.0000
29 -76.2405 3.2000 1.48749 70.24
30 -26.5516 b.f
[非球面データ]
<第6レンズ面>
κ = 0.00
C4 = 1.34780E-05
C6 = -4.19530E-08
C8 = 2.53920E-10
C10= -1.18210E-12
C12= 0.25331E-14
<第28レンズ面>
κ = 0.00
C4 = 2.70980E-05
C6 = -2.69790E-09
C8 = 4.40790E-10
C10= -5.15070E-12
C12= 0.17994E-13
[可変間隔データ]
広角端状態 中間焦点距離状態 望遠端状態
f 18.50 69.99 130.94
D5 2.61 32.84 43.56
D14 24.56 7.36 1.50
D21 8.01 2.48 1.10
b.f 38.10 61.00 72.34
[条件式対応値]
条件式(1) 100・(D3w−D3t)/Z・IL=3.46
条件式(2) 10・(D2w−D2t)/Z・IL=1.16
条件式(3) f3/f4=1.57
条件式(4) fw=18.50
f1=84.186
ft=130.94
条件式(5) fw/IL=0.66
条件式(6) (−fw)/f2=1.32
球面収差図において、FNOは最大口径に対応するFナンバーの値を示す。
非点収差図において、実線はサジタル像面、点線はメリディオナル像面をそれぞれ示す。
コマ収差図は、各像高におけるコマ収差をそれぞれ表している。
尚、以下に示す各実施例の諸収差図において、本実施例と同様の符号を用いる。
図3は、本発明の第2実施例に係るズームレンズの構成、及び各レンズ群の移動軌跡を示す図である。
本実施例に係るズームレンズは、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3と、正の屈折力を有する第4レンズ群G4とからなる。そして本実施例に係るズームレンズは、広角端状態(W)から望遠端状態(T)への変倍に際して、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間隔が増加し、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間隔が減少し、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4との間隔が減少するように、各レンズ群G1,G2,G3,G4が光軸に沿って移動する。
第2レンズ群G2は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL21と、両凹形状の負レンズL22と、両凸形状の正レンズL23と、両凹形状の負レンズL24とからなる。
第4レンズ群G4は、物体側から順に、両凸形状の正レンズL41と、両凸形状の正レンズL42と、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL43と、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL44とからなる。
以下の表2に、本発明の第2実施例に係るズームレンズの諸元の値を掲げる。
[全体諸元]
f = 18.5 〜 130.9
FNO= 3.8 〜 5.9
2ω = 77.7 〜 12.2゜
[レンズデータ]
面番号 r d n ν
1 110.5931 1.5000 1.84666 23.78
2 63.3145 8.0924 1.61800 63.38
3 12416.2260 0.1000
4 51.8758 5.8267 1.61800 63.38
5 139.1383 D5
*6 165.0473 0.2000 1.55389 38.09
7 149.3325 1.0000 1.80610 40.94
8 13.3098 5.4349
9 -37.8165 0.9000 1.80400 46.58
10 57.9510 0.0699
11 27.7747 4.1853 1.84666 23.78
12 -26.3538 0.3785
13 -21.6730 0.9000 1.80610 40.94
14 142.5913 D14
15 開口絞りS 0.5000
16 23.9195 5.8645 1.48749 70.24
17 -24.9715 2.6130
18 -18.2217 0.9000 1.80400 46.58
19 -41.8914 D19
20 41.3191 4.9980 1.51742 52.42
21 -70.8432 0.1298
22 475.9332 4.9998 1.49700 81.61
23 -23.9450 0.1106
24 -30.6076 2.3955 1.84666 23.78
25 -119.1001 2.2608
*26 -54.4252 0.2000 1.55389 38.09
27 -40.7481 4.9993 1.53172 48.87
28 -31.9717 b.f
[非球面データ]
<第6レンズ面>
κ = 0.0000
C4 = 1.20340E-05
C6 = -1.77940E-08
C8 = -1.94350E-11
C10= 3.50120E-13
C12= 0.0000
<第26レンズ面>
κ = 0.0000
C4 = -2.95570E-05
C6 = -3.32740E-08
C8 = -1.47290E-10
C10= 0.0000
C12= 0.0000
[可変間隔データ]
広角端状態 中間焦点距離状態 望遠端状態
f 18.52 70.00 131.00
D5 2.47 34.66 45.69
D14 22.70 8.01 2.90
D19 8.92 2.98 1.20
b.f 40.09 62.98 71.13
[条件式対応値]
条件式(1) 100・(D3w−D3t)/Z・IL=3.87
条件式(2) 10・(D2w−D2t)/Z・IL=0.99
条件式(3) f3/f4=1.43
条件式(4) fw=18.52
f1=86.671
ft=131.00
条件式(5) fw/IL=0.66
条件式(6) (−fw)/f2=1.42
各諸収差図より本実施例に係るズームレンズは、広角端状態、中間焦点距離状態、および望遠端状態の各状態において、諸収差を良好に補正し、優れた結像性能を有することがわかる。
図5は、本発明の参考例に係るズームレンズの構成、及び各レンズ群の移動軌跡を示す図である。
本参考例に係るズームレンズは、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3と、正の屈折力を有する第4レンズ群G4とからなる。そして本参考例に係るズームレンズは、広角端状態(W)から望遠端状態(T)への変倍に際して、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間隔が増加し、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間隔が減少し、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4との間隔が減少するように、各レンズ群G1,G2,G3,G4が光軸に沿って移動する。
第2レンズ群G2は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL21と、両凹形状の負レンズL22と、両凸形状の正レンズL23と、両凹形状の負レンズL24とからなる。
第4レンズ群G4は、物体側から順に、両凸形状の正レンズL41と、両凸形状の正レンズL42と、両凹形状の負レンズL43と、両凸形状の正レンズL44とからなる。
以下の表3に、本発明の参考例に係るズームレンズの諸元の値を掲げる。
[全体諸元]
f = 18.5 〜 130.9
FNO= 3.8 〜 5.9
2ω = 77.6 〜 12.2゜
[レンズデータ]
面番号 r d n ν
1 164.0905 1.5000 1.846660 23.78
2 67.6857 8.0837 1.618000 63.38
3 -613.2094 0.1000
4 53.0522 5.5000 1.772500 49.61
5 131.2460 D5
* 6 107.6967 0.2000 1.553890 38.09
7 100.6081 1.0000 1.804000 46.58
8 14.2885 5.9799
9 -37.4985 0.9000 1.772500 49.61
10 60.0005 0.0044
11 28.8752 4.3000 1.846660 23.78
12 -33.0419 0.3511
13 -26.4340 0.9000 1.806100 40.94
14 73.0574 D14
15 開口絞りS 0.5000
16 31.8505 1.0000 1.785900 44.20
17 21.6830 2.8000 1.531720 48.87
18 -45.9949 1.9509
19 -22.0786 0.9000 1.804000 46.58
20 -40.6412 D20
21 29.5499 5.0004 1.516330 64.14
22 -95.1249 3.2225
23 54.8850 5.0000 1.497000 81.61
24 -36.1062 0.1776
25 -43.1181 2.3853 1.846660 23.78
26 267.3975 3.8599
*27 241.5414 0.2000 1.553890 38.09
28 241.5414 5.0000 1.581440 40.75
29 -64.6981 b.f
[非球面データ]
<第6レンズ面>
κ = 0.0000
C4 = 9.56370E-06
C6 = -4.93930E-09
C8 = -6.74420E-11
C10= 2.99380E-13
C12= 0.0000
<第27レンズ面>
κ = 0.0000
C4 = -2.42330E-05
C6 = -1.88300E-08
C8 = -9.25330E-11
C10= 0.00000E+00
C12= 0.0000
[可変間隔データ]
広角端状態 中間焦点距離状態 望遠端状態
f 18.50 70.00 131.00
D5 2.46 33.89 43.65
D14 16.35 6.40 2.90
D20 14.93 4.79 1.10
b.f 41.24 64.70 77.50
[条件式対応値]
条件式(1) 100・(D3w−D3t)/Z・IL=6.95
条件式(2) 10・(D2w−D2t)/Z・IL=0.68
条件式(3) f3/f4=3.32
条件式(4) fw=18.54
f1=85.748
ft=130.95
条件式(5) fw/IL=0.66
条件式(6) (−fw)/f2=1.42
各諸収差図より本参考例に係るズームレンズは、広角端状態、中間焦点距離状態、および望遠端状態の各状態において、諸収差を良好に補正し、優れた結像性能を有することがわかる。
図7は、本発明の第3実施例に係るズームレンズの構成、及び各レンズ群の移動軌跡を示す図である。
本実施例に係るズームレンズは、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3と、正の屈折力を有する第4レンズ群G4とからなる。そして本実施例に係るズームレンズは、広角端状態(W)から望遠端状態(T)への変倍に際して、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間隔が増加し、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間隔が減少し、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4との間隔が減少するように、各レンズ群G1,G2,G3,G4が光軸に沿って移動する。
第2レンズ群G2は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL21と、両凹形状の負レンズL22と、両凸形状の正レンズL23と、両凹形状の負レンズL24とからなる。
第4レンズ群G4は、物体側から順に、両凸形状の正レンズL41と、両凸形状の正レンズL42と両凹形状の負レンズL43との接合レンズと、両凸形状の正レンズL44とからなる。
以下の表4に、本発明の第3実施例に係るズームレンズの諸元の値を掲げる。
[全体諸元]
f = 18.5 〜 130.9
FNO= 3.8 〜 5.9
2ω = 77.7 〜 12.2゜
[レンズデータ]
面番号 r d n ν
1 160.9952 1.5000 1.846660 23.78
2 69.9752 8.2235 1.618000 63.38
3 -460.9193 0.1000
4 50.4345 5.5939 1.696800 55.52
5 123.3902 D5
*6 146.2960 0.2000 1.553890 38.09
7 127.5372 1.0000 1.804000 46.58
8 14.2844 5.4973
9 -36.3574 0.9000 1.772500 49.61
10 77.5767 0.1000
11 29.5571 4.3194 1.846660 23.78
12 -28.7383 0.4258
13 -22.9928 0.9000 1.806100 40.94
14 85.0453 D14
15 開口絞りS 0.5000
16 29.9631 1.0000 1.772500 49.61
17 19.5204 2.8000 1.516330 64.14
18 -59.0056 0.6843
19 -23.2552 0.9000 1.772500 49.61
20 -37.5814 D20
21 29.8651 3.9090 1.487490 70.24
22 -83.2754 2.7420
23 38.5230 6.0000 1.497000 81.61
24 -5133.4430 5.7732 1.846660 23.78
25 44.4688 1.7212
*26 64.6715 0.1000 1.553890 38.09
27 69.8192 5.2636 1.487490 70.24
28 -54.9618 b.f
[非球面データ]
<第6レンズ面>
κ = 0.0000
C4 = 1.07390E-05
C6 = 6.27270E-09
C8 = -1.23500E-10
C10= 4.99830E-13
C12= 0.0000
<第26レンズ面>
κ = 0.0000
C4 = -2.77660E-05
C6 = -2.00490E-08
C8 = -1.54290E-10
C10= 0.0000
C12= 0.0000
[可変間隔データ]
広角端状態 中間焦点距離状態 望遠端状態
f 18.54 70.00 131.00
D5 2.51 32.84 43.08
D14 17.64 6.80 2.90
D20 14.4674 4.3874 1.1474
b.f 38.00 64.70 77.50
[条件式対応値]
条件式(1) 100・(D3w−D3t)/Z・IL=6.69
条件式(2) 10・(D2w−D2t)/Z・IL=0.74
条件式(3) f3/f4=3.24
条件式(4) fw=18.54
f1=85.544
ft=130.95
条件式(5) fw/IL=0.66
条件式(6) (−fw)/f2=1.39
各諸収差図より本実施例に係るズームレンズは、広角端状態、中間焦点距離状態、および望遠端状態の各状態において、諸収差を良好に補正し、優れた結像性能を有することがわかる。
なお、本発明の実施例として、4群構成のレンズ系を示したが、該4群を含む5群及びそれ以上の群構成のレンズ系も本発明の効果を内在した同等のレンズ系であることは言うまでもない。また、各レンズ群内の構成においても、実施例の構成に付加レンズを加えただけのレンズ群も本発明の効果を内在した同等のレンズ群であることは言うまでもない。
なお、上記各実施例は本発明の一具体例を示しているものであり、本発明はこれらに限定されるものではない。
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
G4 第4レンズ群
S 開口絞り
I 像面
W 広角端状態
M 中間焦点距離状態
T 望遠端状態
Claims (5)
- 物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群とからなり、
広角端状態から望遠端状態への変倍に際して、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔が増加し、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間隔が減少し、前記第3レンズ群と前記第4レンズ群との間隔が減少するように、前記各レンズ群が光軸に沿って移動し、
前記第3レンズ群は最も物体側に開口絞りを有しており、
広角端状態から望遠端状態への変倍に際して、前記開口絞りは前記第3レンズ群を構成する各レンズと一体的に移動し、
以下の条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
3.30≦100・(D3w−D3t)/(Z・IL)≦6.69
0.63≦10・(D2w−D2t)/(Z・IL)≦1.5
0.81≦f3/f4≦3.24
3.35・fw≦f1≦0.67・ft
0.55≦fw/IL≦0.83
但し、
D2w:広角端状態における無限遠合焦時の前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間隔
D2t:望遠端状態における無限遠合焦時の前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間隔
D3w:広角端状態における無限遠合焦時の前記第3レンズ群と前記第4レンズ群との間隔
D3t:望遠端状態における無限遠合焦時の前記第3レンズ群と前記第4レンズ群との間隔
IL :有効画面の対角線長
fw :広角端状態における無限合焦時の前記ズームレンズ全系の焦点距離
ft :望遠端状態における無限合焦時の前記ズームレンズ全系の焦点距離
f1 :前記第1レンズ群の焦点距離
f3 :前記第3レンズ群の焦点距離
f4 :前記第4レンズ群の焦点距離
Z :変倍比 - 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
1.1<(−fw)/f2<2.2
但し、
fw :広角端状態における無限合焦時の前記ズームレンズ全系の焦点距離
f2 :前記第2レンズ群の焦点距離 - 前記第1レンズ群は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと両凸形状の正レンズとの接合よりなる接合レンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズとを有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のズームレンズ。
- 前記第2レンズ群は、物体側から順に、物体側レンズ面の曲率よりも像側レンズ面の曲率が大きく当該像側レンズ面が像側に凹である負レンズと、両凹形状の負レンズと、両凸形状の正レンズと、像側レンズ面の曲率よりも物体側レンズ面の曲率が大きく当該物体側レンズ面が物体側に凹である負レンズとを有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のズームレンズ。
- 前記第2レンズ群は、最も物体側のレンズ面が非球面であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のズームレンズ。
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