JP4402975B2 - カラープラズマディスプレイパネル及びその製造方法 - Google Patents

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Description

この発明は、カラープラズマディスプレイパネル及びその製造方法に係り、詳しくは、一対の基板間に形成される放電セル内に配置される反射層の改善を図るようにしたカラープラズマディスプレイパネル(Plasma Display Panel:以下、PDPとも言う)及びその製造方法に関する。
一般に、PDPを主要部として構成されているプラズマ表示装置は、従来から広く用いられているCRT(Cathode Ray Tube:陰極線管)、あるいはLCD(Liquid Crystal Device:液晶表示装置)等の表示装置と比較して、ちらつきが少なく表示コントラスト比が大きいこと、薄型で大画面が可能であること、応答速度が速いこと等の多くの利点を有しているので、近年コンピュータのような情報処理機器の表示装置として利用されてる。
このプラズマ表示装置は、動作方式により、電極が誘電体層で被覆されて間接的に交流放電の状態で動作させるAC型のものと、電極が放電空間に露出されて直流放電の状態で動作させるDC型のものとに略大別されるが、特に前者は比較的簡単な構造で上述したような大画面化が容易に実現できるので広く用いられている。そのようなAC型プラズマ表示装置の主要部を構成するPDPは、ガラス等の透明材料から成る前面基板と背面基板とが対向するように配置されて、両基板間に放電用ガスを充填してプラズマを発生させる放電ガス空間が形成される基本的な構成を有している。
また、AC型プラズマ表示装置の中でも、PDPの放電セル(以下、単にセルとも称する)を形成する上述したような一対の基板の内の一方の基板である前面基板の内面に、水平方向(行方向)に沿って互いに平行に走査電極と維持電極(共通電極)とから成る対の行電極(表示電極)を配置すると共に、他方の基板である背面基板の内面に、上記行電極と交差(直交)するように垂直方向(列方向)に沿ってデータ電極(アドレス電極)から成る列電極を配置した3電極面放電型の構成のものは、前面基板における面放電時に発生する高エネルギのイオンが蛍光体層に与える影響を抑えることができるので、長寿命化が図れるため最も広く採用されている。
上述の3電極面放電型のAC型プラズマ表示装置(以下、プラズマ表示装置とも称する)を構成しているPDPは、背面基板のデータ電極と前面基板の走査電極との間に書き込みパルスを印加して発生させた対向放電により表示(発光)すべきセルを選択する書き込み放電を行い、続いて前面基板の走査電極と維持電極との間に放電維持パルスを印加して発生させた面放電により選択したセルの維持放電(表示放電)を行うように構成されている。ここで、対向放電及び面放電のいずれにおいても、放電セルの静電容量が大きいほど、低い印加パルス電圧で放電を発生させることができる。また、そのようなPDPにおいて、例えば背面基板の内面に赤色、緑色及び青色の各蛍光体層を配置するようにして多色発光を可能にしたカラープラズマ表示装置が提供されている。
ところで、カラープラズマ表示装置において、放電セル内で発光した光は透明な前面基板を透過してカラーPDPの外部に放射されて表示に供されるが、発光光は直接前面基板を透過して外部に放射されるものに限らず、その一部は放電セル内面で反射してから前面基板を透過して外部に放射される。このため、発光光が効率よく反射されないようになるので、カラーPDPの表示輝度が低下する欠点が生ずる。このような欠点を除去するため、蛍光体層の下層に白色の反射層を設けるようにしたカラーPDP(第1の従来技術)が、例えば特許文献1に開示されている。同カラーPDPは、図7に示すように、ドット状の酸化チタンを含む白色顔料層109と、白色顔料層109のそれぞれ1/3の領域を覆う青色蛍光体粉末を含む蛍光体層110a、緑色蛍光体粉末を含む蛍光体層110b及び赤色蛍光体粉末を含む蛍光体層110cとが設けられた背面基板101を備えている。なお、符号102は前面基板、103は放電セル、104は隔壁、106は面放電電極、107は書込み電極、108は誘電体層である。
しかしながら、上述したように背面基板101に設けられる赤色、緑色、青色を発光する各蛍光体層の発光効率と最高輝度は実際には均一ではなく、特に青色の蛍光体層の発光効率は他の緑色、赤色のそれと比較して劣るため、同じ強さの放電で生じた等量の紫外線で各色を励起する場合には、青色が弱く発光するので、色温度が低く、白色バランスが悪くなる等の問題点がある。このような問題点を改善するようにしたカラーPDP(第2の従来技術)が、例えば特許文献2に開示されている。同カラーPDPは図8に示すように、放電ガスを充填する放電空間部221を区画する隔壁217と、隔壁間隔が0.153mmの赤色の蛍光体層218、隔壁間隔が0.133mmの緑色の蛍光体層219及び隔壁間隔が0.164mmの青色の蛍光体層220から成る蛍光体層とが設けられた背面ガラス基板215を備えている。なお、符号211は前面ガラス基板、212は表示電極、213は誘電体ガラス層、214は保護層、216はアドレス電極である。
このような構成のカラーPDPによれば、青色の蛍光体層220が配置された隔壁間隔を他の蛍光体層218、219のそれよりも広く形成することにより、特に青色の蛍光体層220の発光面積を大きくし発光輝度を向上させて色温度を高めるので、白色バランスを改善することができる。
同様に、青色の蛍光体層の発光効率を改善するようにしたカラーPDP(第3の従来技術)が、例えば特許文献3に開示されている。同カラーPDPは図9に示すように、青色蛍光体324Bが付設された隣接する第1隔壁323Wを第2隔壁323Bと比べて光反射効率の高い材料で形成する一方、高輝度緑色蛍光体324G及び赤色蛍光体324Rに挟まれた第2隔壁323Bを光反射効率の低い材料で形成した背面ガラス基板320を備えている。なお、符号310は前面ガラス基板、313は誘電体、314は保護膜、321は書き込み電極、322は絶縁層、323は隔壁である。
このような構成のカラーPDPによれば、青色蛍光体324Bに隣接する第1隔壁323Wを光反射効率の高い材料で形成することにより、特に青色光の輝度を隔壁323Wの光反射率の増大分に応じて向上させることができる。
また、カラープラズマ表示装置においては、カラーPDPの背面基板に設けられる青色、緑色、赤色を発光する各蛍光体層の誘電率は各表示によって異なるため、対向放電を得る印加電圧では各表示色が異なってしまうことになる。この結果として、ある特定の色が不要な部分で表示されたり、あるいはある特定の色が表示されにくくなるので、均一な画像を表示できないという問題点がある。そこで、このような問題点を改善するようにしたカラーPDP(第4の従来技術)が、例えば特許文献4に開示されている。同カラーPDPは図10に示すように、赤色蛍光体410、緑色蛍光体411及び青色蛍光体412直下の誘電体層407の膜厚を、各発光色毎に変化させて形成した背面板408を備えている。なお、符号401は正面板、402は透明電極、404は透明誘電体層、406は隔壁、409はデータ電極である。また、同特許文献4には他の例として、誘電体層407の膜厚は一定として、各発光色毎に誘電体層407の誘電率を異ならせるように形成した背面板408を備えるカラーPDP等が開示されている。
このような構成のカラーPDPによれば、各蛍光体410、411、412で異なる誘電率分を誘電体層407等により補正することにより、各色を表示させるための印加電圧を一定にして、均一な画像を表示することができる。
特開平4−47639号公報 特開2002−63847号公報 特開2001−283733号公報 特開2001−195988号公報
ところで、特許文献2〜4に記載されている従来のカラーPDPでは、それぞれ以下に説明するような問題がある。
まず、特許文献2に記載のカラーPDPでは、同画素寸法内で、青色蛍光体層220の発光面積を大きくするために、赤色蛍光体層218及び緑色蛍光体層219の発光面積は必然的に小さくなってしまうので、青色蛍光体層220の色温度は高くなるが、赤色蛍光体層218及び緑色蛍光体層219の発光面積の縮小に伴う輝度劣化が避けられなくなる。
次に、特許文献3に記載のカラーPDPでは、背面ガラス基板320に配置される第1隔壁323W、第2隔壁323B等の材料を各色に対応して変えるので、隔壁材料を一括塗布又は重ね印刷して各隔壁を形成する現在主流の隔壁形成プロセスであるサンドブラスト法や、感光性ペースト法を適用することは困難である。また、特許文献3には埋め込み法で隔壁を形成する実施例が示されているが、このような方法を実施するには、隔壁材料を埋め込むための溝を同じ感光性材料で順に形成していく必要があるので、きわめて困難なプロセスを伴うことになるため実用性は低くなる。
次に、特許文献4に記載のカラーPDPでは、赤色蛍光体410、緑色蛍光体411及び青色蛍光体412直下の誘電体層407の膜厚を各発光色毎に変化させたり、誘電体層407の膜厚は一定として、各発光色毎に誘電体層407の誘電率を異ならせるようにしているが、このような構成を実現するには、特許文献3のカラーPDPの場合と同様に、わめて困難なプロセスを伴うことになるので実用性は低くなる。
この発明は、上述の事情に鑑みてなされたもので、各蛍光体層の発光面積を異ならせることなく、かつ困難なプロセスを伴うことなく白色バランスを改善することができるようにしたカラープラズマディスプレイパネル及びその製造方法を提供することを目的としている。
また、この発明は、困難なプロセスを伴うことなく、各色を表示させるための印加電圧を一定にして均一な画像を表示することができるようにしたカラープラズマディスプレイパネル及びその製造方法を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、前面基板と背面基板とを対向配置し、両基板間に隔壁で画定された少なくとも第1の放電セル及び第2の放電セルを備えたプラズマディスプレイパネルに係り、前記第1の放電セルの内壁には第1の反射層が、前記第2の放電セルの内壁には第2の反射層がそれぞれ形成され、前記第1の反射層を覆う態様で第1の蛍光体層が、前記第2の反射層を覆う態様で第2の蛍光体層が形成され、前記第1の反射層と前記第2の反射層との膜厚が互いに異なっていることを特徴としている。
また、請求項記載の発明は、請求項記載のカラープラズマディスプレイパネルに係り、前記第1の蛍光体層は青色の蛍光体層であり、前記第1の反射層の反射率が前記第2の反射層のそれより大きいことを特徴としている。
また、請求項3記載の発明は、請求項記載のカラープラズマディスプレイパネルに係り、さらに、第3の放電セルを備え、該第3の放電セルの内壁には第3の反射層が形成され、該第3の反射層を覆う態様で第3の蛍光体層が形成され、前記第1の蛍光体層は青色の蛍光体層からなると共に、前記第1の反射層は青色用反射層からなり、前記第2の蛍光体層は赤色の蛍光体層からなると共に、前記第2の反射層は赤色用反射層からなり、前記第3の蛍光体層は緑色の蛍光体層からなると共に、前記第3の反射層は緑色用反射層からなり、かつ、前記第1の反射層の膜厚が前記第2の反射層のそれよりも厚く、前記第2の反射層の膜厚が前記第3の反射層のそれよりも厚いことを特徴としている。
また、請求項4記載の発明は、前面基板と背面基板とを対向配置し、両基板間に隔壁で画定された少なくとも第1の放電セル及び第2の放電セルを備えたプラズマディスプレイパネルの製造方法に係り、前記第1の放電セルの内壁に所定の膜厚の第1の反射層を形成する工程と、前記第2の放電セルの内壁に、前記第1の反射層の膜厚とは異なる膜厚の第2の反射層を形成する工程とを有すると共に、前記第1の反射層を覆う態様で第1の蛍光体層を形成する工程と、前記第2の反射層を覆う態様で第2の蛍光体層が形成する工程とを有し、前記第1の反射層を形成した後に前記第2の反射層を形成する、ことを特徴としている。
この発明のカラープラズマディスプレイパネル及びその製造方法、並びにカラープラズマ表示装置によれば、各蛍光体層の下の各反射層のうち、特定の色の蛍光体層の下の反射層の反射率を他の反射層のそれよりも大きくなるように調整することにより、各蛍光体層の発光面積を異ならせることなく、かつ困難なプロセスを伴うことなく白色バランスを改善することができる。また、各反射層の誘電率を各放電セルの静電容量を実質的に同じになるように調整することにより、困難なプロセスを伴うことなく、各色を表示させるための印加電圧を一定にして均一な画像を表示することができる。
前面基板と背面基板とを対向配置し、両基板間に隔壁で画定された少なくとも第1の放電セル及び第2の放電セルを備え、第1の放電セルの内壁には第1の蛍光体層が、第2の放電セルの内壁には第2の蛍光体層が、第1の蛍光体層の下には第1の反射層が、第2の蛍光体層の下には第2の反射層がそれぞれ形成されて成る構成において、第1の反射層と第2の反射層の反射率及び誘電率のいずれか一方、又は双方が異なる。
図1は、この発明の実施例1であるカラーPDPの概略構成を示す斜視図、図2は同PDPを示す断面図、図3は同PDPの製造方法を工程順に示す工程図、図4は同PDPの製造方法の主要部を工程順に示す工程図である。
この例のカラーPDP10は、図1及び図2に示すように、前面基板1と、背面基板2とが対向するように配置されて、両基板1、2間に放電ガス空間3が形成される基本的な構成を有している。
ここで、前面基板1は、例えばソーダライムガラス等の透明材料から成る第1の絶縁基板4と、第1の絶縁基板4の内面に行方向(水平方向)Hに沿って互い平行に配置され放電ギャップを介して対向するように形成されて一対の行電極(表示電極)を構成する、それぞれITO(Indium Tin Oxide)、酸化錫(SnO2)等から成る透明電極5A、6A及びこれら透明電極5A、6Aの一部にそれぞれ抵抗を小さくするために形成されたAl(アルミニウム)、Ag(銀)あるいはCr(クロム)/Cu(銅)/Cr多層薄膜等の金属材料から成るバス電極(トレース電極)5B、6Bから構成された走査電極5及び維持電極(共通電極)6と、走査電極5と維持電極6とから構成される行電極を被覆する低融点鉛ガラス(PbO)等から成る透明誘電体層7と、透明誘電体層7を放電から保護するMgO(酸化マグネシウム)等から成る保護層8とを備えている。
一方、背面基板2は、ソーダライムガラス等の透明材料から成る第2の絶縁基板9と、第2の絶縁基板9の内面に行方向Hと直交する列方向(垂直方向)Vに沿って形成されてAl、Ag等から成るデータ電極(アドレス電極)11と、データ電極11を被覆する鉛含有フリットガラス等から成る白色誘電体層12と、He(ヘリウム)、Ne(ネオン)、Xe(キセノン)等の放電用ガスが単独であるいは混合して充填されて上記放電ガス空間3を確保するとともに、赤色、緑色及び青色を発光するそれぞれの放電セルを区切るために行方向H及び列方向Vに沿って形成された鉛含有フリットガラス等から成る井桁状の隔壁13と、各放電セルを構成する隔壁13の底面及び壁面を覆う位置に形成された赤色用反射層14R、緑色用反射層14G及び青色用反射層14Bと、各反射層14R、14G、14Bを覆うように形成され放電用ガスの放電により発生する紫外線をそれぞれ赤色に変換する赤色蛍光体層15R、緑色に変換する緑色蛍光体層15G及び青色に反射する青色蛍光体層15Bとを備えている。上記走査電極5、維持電極6及びデータ電極11により前述の3電極を構成し、各蛍光体層15R、15G、15Bを含む3つの放電セルにより画面の一画素が構成され、各画素が行方向H及び列方向Vに沿ってマトリックス状に配置されることにより、カラーPDP10が構成される。
ここで、各反射層14R、14G、14Bは、酸化チタン(TiO2)、アルミナ(Al23)、酸化珪素(SiO2)等の白色顔料粉末により構成されている。一般に、反射層の反射率は、その膜厚をある程度まで厚くすることで大きくすることができ、例えば反射層をTiO2のみにより構成した場合は、膜厚が0〜15μmの範囲以内で反射率が変わることが知られている。また、一般的に、反射層の膜厚を厚くすると、反射層及びこれを覆う誘電体層により構成される放電セルの静電容量が小さくなることも知られている。したがって、この例のカラーPDPでは、緑色蛍光体層15Gの誘電率が、赤色蛍光体層15R及び青色蛍光体層15Bのそれよりも小さいものを用いて、反射層の材料にはTiO2を用いて、赤色用反射層14Rの膜厚を10〜11μmに、緑色用反射層14Gの膜厚を5〜6μmに、青色用反射層14Bの膜厚を14〜15μmに形成した。
この結果、この例によれば、各反射層14R、14G、14Bを同じ材料を用いて形成した上で、各反射層14R、14G、14Bのうち、特に青色用反射層14Bの反射率を他の赤色用反射層14R及び緑色用反射層14Gのそれよりも大きくなるように調整したので、青色の色温度が高くなり、白色バランスを改善することができる。また、各反射層14R、14G、14Bの静電容量(以下、反射層静電容量という)を各放電セルの静電容量が実質的に同じになるように調整したので、各色を表示させるための印加電圧を一定にして均一な画像を表示することができる。
例えば、上述したように緑色蛍光体層15Gの誘電率が小さいものを用いているので、このままでは緑色を発光する放電セルの静電容量が他の赤色、青色を発光する各放電セルよりも小さくなって高い印加電圧が必要になる。しかしながら、この例によれば、緑色蛍光体層15Gの下の緑色用反射層14Gの膜厚を他の赤色、青色の各反射層14R、14Bよりも小さく形成することにより反射層静電容量を高めて、緑色蛍光体層15Gの小さな誘電率を補正して、緑色を発光する放電セルの静電容量を大きくしている。同様にして、赤色、青色の各反射層14R、14Bについても、上述したような範囲に膜厚を調整することにより、各反射層14R、14Bの反射層静電容量を補正して、結果的に各放電セルの静電容量が実質的に同じになるように調整している。したがって、各色を表示させるために各放電セルに印加する印加電圧を一定にすることができる。
次に、図3を参照して、同PDP10の製造方法を工程順に説明する。
まず、工程aにおいて第1の絶縁基板4としての前面ガラス基板を用意し、次に工程bにおいて基板4の内面にスパッタ法等によりITO等を成膜した後フォトリソグラフィ法により所望の形状にパターニングして各透明電極5A、6Aを形成し、次に工程cにおいて各透明電極5A、6A上にスパッタ法等によりAl等を成膜した後フォトリソグラフィ法により所望の形状にパターニングして、各バス電極5B、6Bを形成して走査電極5及び維持電極6を完成させる。次に工程dにおいて走査電極5及び維持電極6を覆うようにスクリーン印刷法等によりPbO等の透明誘電体層7を形成し、次に工程eにおいて蒸着法等によりMgO膜から成る保護層9を形成して前面基板1を完成させる。
一方、工程fにおいて第2の絶縁基板9としての背面ガラス基板を用意し、次に工程gにおいて基板9の内面にスパッタ法等によりAl等を成膜した後フォトリソグラフィ法により所望の形状にパターニングしてデータ電極11を形成し、次に工程hにおいてデータ電極11を覆うようにスクリーン印刷法等により白色誘電体層12を形成する。次に工程iにおいて白色誘電体層12上にスクリーン印刷法等により隔壁13を形成する。次に工程jにおいて白色誘電体層12及び隔壁13を覆うように各反射層14R、14G、14Bを形成する。
以下、図4を参照して、各反射層14R、14G、14Bの形成方法を説明する。
まず、図4(a)に示すように、基板9をスクリーン版16の下に配置した後、スクリーン版16にTiO2を含んだ赤色用ペースト17Rを供給して、スキージ18により印刷する準備をする。次に、図4(b)に示すように、スキージ18により赤色用ペースト17Rを赤色を発光する放電セルとなる隔壁13の内壁に印刷して、膜厚が10〜11μmの赤色用反射層14Rを形成する。
次に、図4(c)に示すように、スクリーン版16にTiO2を含んだ緑色用ペースト17Gを供給して、スキージ18により緑色用ペースト17Gを緑色を発光する放電セルとなる隔壁13の内壁に印刷して、膜厚が5〜6μmの緑色用反射層14Gを形成する。
次に、図4(d)に示すように、同様にして、青色用ペーストを供給して、青色を発光する放電セルとなる隔壁13の内壁に印刷して、膜厚が14〜15μmの色用反射層14Bを形成する。なお、各反射層14R、14G、14Bは、上述のように各ペースト17R、17G等を所望の位置に印刷した後、焼成処理してそれぞれの膜厚に形成する。
次に、工程kにおいて白色誘電体層12及び隔壁13を覆うように赤色蛍光体層15R、緑色蛍光体層15G及び青色蛍光体層15Bを形成し、次に工程lにおいてスクリーン印刷法等によりシールフリット(図1及び図2には図示していない)を形成して背面基板2を完成させる。次に工程mにおいて、前面基板1と背面基板2とを100μm程度のギャップを隔てて対向した状態で重ね合わせ接着する。次に工程nにおいて、両基板1、2の周辺部をシールフリット(封着材)により機密封止する。次に工程oにおいて、両基板1、2間の空間を排気して放電用ガスの封入を行う。背面基板2を構成している第2の絶縁基板9には適当な個所に通気孔が形成されており、この基板9の外側表面には、図1及び図2では省略しているが、通気孔に位置合わせした状態で、通気管が密封状態の下で取り付けられている。背面基板2に取り付けられている端部とは反対側の通気管の端部は、当初の状態においては開口されており、この端部を介して通気管が排気・ガス充填装置に接続される。
まず、排気・ガス充填装置によって、放電ガス空間が真空に排気された後、放電ガス空間に放電用ガスが充填される。放電用ガスの充填が終了した後、通気管は過熱によりチップオンされ、開口端部が閉塞される。このようにして、放電ガス空間には放電ガスが充填され、カラーPDP10が完成する。
このように、この例のカラーPDP10によれば、赤色蛍光体層15R、緑色蛍光体層15G及び青色蛍光体層15Bの下にそれぞれ形成される赤色用反射層14R、緑色用反射層14G及び青色用反射層14Bのうち、青色用反射層14Bの反射率を他の赤色用反射層14R及び緑色用反射層14Gのそれよりも大きくなるように調整し、かつ各反射層14R、14G、14Bの誘電率を各放電セルの静電容量を実質的に同じになるように調整するので、特に青色反射層14Bの反射率を大きくできるとともに、各色を発光する放電セルの静電容量を実質的に同じにすることができる。
したがって、各蛍光体層の発光面積を異ならせることなく、かつ困難なプロセスを伴うことなく白色バランスを改善することができる。また、困難なプロセスを伴うことなく、各色を表示させるための印加電圧を一定にして均一な画像を表示することができる。
図5は、この発明の実施例2であるカラーPDPの概略構成を示す断面図である。この例のカラーPDPの構成が、上述した実施例1の構成と大きく異なるところは、各反射層の膜厚を一定に形成した上で、各反射率の反射率及び誘電率を調整するようにした点である。
すなわち、この例のカラーPDP19は、図5に示すように、赤色用反射層14R、緑色用反射層14G及び青色用反射層14Bの膜厚は一定で、各反射層14R、14G、14Bの反射率及び誘電率が調整されている。ここで、各反射層14R、14G、14Bの反射率の調整は、青色用反射層14Bに、他の赤色用反射層14R及び緑色用反射層14Gに比べて、反射率の大きな例えばTiO2の粉末をより多く混入させた材料を用いることで、青色用反射層14Bの反射率を他の赤色、緑色の各反射層14R、14Gのそれよりも大きくしている。また、各反射層14R、14G、14Bの誘電率の調整は、反射層材料であるTiO2、Al23、SiO2等の誘電率の違いを利用して、組成比を変えることで実現されている。
例えば、緑色蛍光体層15Gの誘電率が小さいものを用いている場合に、このままでは緑色を発光する放電セルの静電容量が他の赤色、青色を発光する各放電セルよりも小さくなって高い印加電圧が必要になる。しかしながら、この例によれば、緑色蛍光体層15Gの下の緑色用反射層14Gの誘電率を他の赤色、青色の各反射層14R、14Bよりも高めるように形成して、緑色蛍光体層15Gの小さな誘電率を補正して、緑色を発光する放電セルの静電容量を大きくしている。同様にして、赤色、青色の各反射層14R、14Bについても、その誘電率を調整することにより、各反射層14R、14Bの誘電率を補正して、結果的に各放電セルの静電容量が実質的に同じになるように調整している。したがって、各色を表示させるために各放電セルに印加する印加電圧を一定にすることができる。
これ以外は、上述した実施例1と同様である。それゆえ、図5において、図2の構成部分と対応する各部には、同一の番号を付してその説明を省略する。
このように、この例の構成によっても、実施例1において述べたのを略同様な効果を得ることができる。
図6は、この発明の実施例3であるカラープラズマ表示装置の構成を示すブロック図である。この例のカラープラズマ表示装置は、実施例1あるいは実施例2のカラーPDPを用いて構成した点に特徴を有している。
この例のカラープラズマ表示装置60は、図6に示すように、モジュール構造を有するものとして設計されており、具体的には、アナログインタフェース(以下、IF)20とカラーPDPモジュール30とにより構成されている。
アナログIF20は、図6に示すように、クロマ・デコータを備えるY/C分離回路21と、A/D変換回路22と、PLL回路を備える同期信号制御回路23と、画像フォーマット変換回路24と、逆γ(ガンマ)変換回路25と、システム・コントロール回路26と、PLE制御回路27とから構成されている。
概略的には、アナログIF20は、受信したアナログ映像信号をディジタル映像信号に変換した後、そのディジタル映像信号をカラーPDPモジュール30に供給する。例えばテレビチューナーから発信されたアナログ映像信号はY/C分離回路21においてRGBの各色の輝度信号に分解された後、A/D変換回路22においてディジタル信号に変換される。その後、カラーPDPモジュール30の画素構成と映像信号の画素構成が異なる場合には、画像フォーマット変換回路24において必要な画像フォーマットの変換が行われる。カラーPDPの入力信号に対する表示輝度の特性は線形的に比例するが、通常の映像信号はCRTの特性に合わせて、予め補正(γ変換)されている。このため、A/D変換回路22において映像信号のA/D変換を行った後、逆γ変換回路25において、映像信号に対して逆γ変換を施し、線形特性に復元されたディジタル映像信号を生成する。このディジタル映像信号はRGB映像信号としてカラーPDPモジュール30に出力される。
アナログ映像信号には、A/D変換用のサンプリングクロック及びデータクロック信号が含まれていないため、同期信号制御回路23に内蔵されているPLL回路が、アナログ映像信号と同時に供給される水平同期信号を基準として、サンプリングクロック及びデータクロック信号を生成し、カラーPDPモジュール30に出力する。アナログIF20のPLE制御回路27は輝度制御を行う。具体的には、平均輝度レベルが所定値以下である場合には表示輝度を上昇させ、平均輝度レベルが所定値を越える場合には表示輝度を低下させる。
システム・コントロール回路26は、各種制御信号をカラーPDPモジュール30に対して出力する。カラーPDPモジュール30は、さらに、ディジタル信号処理・制御回路31と、パネル部32と、DC/DCコンバータを内蔵するモジュール内電源回路33と、から構成されている。ディジタル信号処理・制御回路31は、入力IF信号処理回路34と、フレームメモリ35と、メモリ制御回路36と、ドライバ制御回路37とから構成されている。
例えば、入力IF信号処理回路34に入力された映像信号の平均輝度レベルは入力IF信号処理回路34内の入力信号平均輝度レベル演算回路(図示せず)により計算され、例えば、5ビットデータとして出力される。また、PLE制御回路27は、平均輝度レベルに応じてPLE制御データを設定し、入力IF信号処理回路34内の輝度レベル制御回路(図示せず)に入力する。
ディジタル信号処理・制御回路31は、入力IF信号処理回路34において、これらの各種信号を処理した後、制御回路をパネル部32に送信する。同時に、メモリ制御回路36及びドライバ制御回路37はメモリ制御回路及びドライバ制御信号をパネル部32に送信する。
パネル部32は、実施例1あるいは実施例2により製造されたカラーPDP70と、走査電極を駆動する走査ドライバ38と、データ電極を駆動するデータドライバ39と、カラーPDP70及び走査ドライバ38にパルス電圧を供給する高圧パルス回路40と、高圧パルス回路40からの余剰電力を回収する電力回収回路41とから構成されている。
カラーPDP70は、例えば1365個×768個に配列された画素を有するものとして構成されている。カラーPDP70においては、走査ドライバ38が走査電極を制御し、データドライバ39がデータ電極を制御することにより、これらの画素のうちの所定の画素の点灯又は非点灯が制御され、所望の表示が行われる。
なお、ロジック用電源がディジタル信号処理・制御回路31及びパネル部32にロジック用電力を供給している。さらに、モジュール内電源回路33は、表示用電源から直流電力を供給され、この直流電力の電圧を所定の電圧に変換した後、パネル部32に供給している。
以下、この例のカラープラズマ表示装置60の製造方法を概略的に説明する。
まず、実施例1あるいは実施例2により製造したカラーPDP70と、走査ドライバ38と、データドライバ39と、高圧パルス回路40と、電力回収回路41とを一基板上に配置し、パネル部32を形成する。さらに、パネル部32とは別個にディジタル信号処理・ディジタル回路31を形成する。
このようにして形成されたパネル部32及びディジタル信号処理・制御回路31とモジュール内電源回路33とを一つのモジュールとして組み立て、カラーPDPモジュール30を形成する。さらに、カラーPDPモジュール30とは別個にアナログIF20を形成する。
このように、カラーPDPモジュール30をアナログIF20とをそれぞれ別個に形成した後、双方を電気的に接続することにより、図6に示したカラープラズマ表示装置60が完成する。
このように、カラープラズマ表示装置60をモジュール化することにより、カラープラズマ表示装置を構成する他の構成部品とは別個に独立にカラープラズマ表示装置60を製造することが可能となり、例えば、カラープラズマ表示装置60が故障した場合には、カラーPDPモジュール30毎交換することにより、補修の簡素化及び短時間化を図ることができる。
このように、この例のカラープラズマ表示装置によれば、カラープラズマ表示装置60をモジュール化することにより、故障したような場合に、カラーPDPモジュール30毎交換することができ、補修の簡素化及び短時間化を図ることができる。
以上、この発明の実施例を図面により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。例えば実施例では、赤色、緑色及び青色の各反射層の反射率及び誘電率を調整する例について説明したが、これに限らず少なくとも二色間の反射層の反射率及び誘電率を調整するようにしてもよい。また、放電セルを画定する隔壁の形状は井桁状の例について説明したが、これに限らずストライプ状に形成されていてもよい。また、各隔壁は必ずしも背面基板に形成する必要はない。
この発明の実施例1であるカラーPDPの概略構成を示す斜視図である。 同PDPを示す断面図である。 同PDPの製造方法を工程順に示す工程図である。 同PDPの製造方法の主要部を工程順に示す工程図である。 この発明の実施例2であるカラーPDPの概略構成を示す断面図である。 この発明の実施例3であるカラープラズマ表示装置の構成を示すブロック図である。 第1の従来技術の構成を示す断面図である。 第2の従来技術の構成を示す断面図である。 第3の従来技術の構成を示す断面図である。 第4の従来技術の構成を示す断面図である。
符号の説明
1 前面基板
2 背面基板
3 放電ガス空間
4 第1の絶縁基板
5 走査電極
5A、6A 透明電極
5B、6B バス電極(トレース電極)
6 維持電極(共通電極)
7 透明誘電体層
8 保護層
9 第2の絶縁基板
10、19、70 カラーPDP(プラズマディスプレイパネル)
11 データ電極(アドレス電極)
12 白色誘電体層
13 隔壁
14R、14G、14B 反射層
15R、15G、15B 蛍光体層
16 スクリーン版
17R、17G 反射層形成用ペースト
18 スキージ
20 アナログインタフェース(IF)
30 カラーPDPモジュール
31 ディジタル信号処理・制御回路
32 パネル部
60 カラープラズマ表示装置

Claims (4)

  1. 前面基板と背面基板とを対向配置し、両基板間に隔壁で画定された少なくとも第1の放電セル及び第2の放電セルを備えたプラズマディスプレイパネルであって、
    前記第1の放電セルの内壁には第1の反射層が、前記第2の放電セルの内壁には第2の反射層がそれぞれ形成され、
    前記第1の反射層を覆う態様で第1の蛍光体層が、前記第2の反射層を覆う態様で第2の蛍光体層が形成され、
    前記第1の反射層と前記第2の反射層との膜厚が互いに異なっている、ことを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  2. 前記第1の蛍光体層は青色の蛍光体層であり、前記第1の反射層の反射率が前記第2の反射層のそれより大きいことを特徴とする請求項記載のカラープラズマディスプレイパネル。
  3. さらに、第3の放電セルを備え、該第3の放電セルの内壁には第3の反射層が形成され、該第3の反射層を覆う態様で第3の蛍光体層が形成され、
    前記第1の蛍光体層は青色の蛍光体層からなると共に、前記第1の反射層は青色用反射層からなり、
    前記第2の蛍光体層は赤色の蛍光体層からなると共に、前記第2の反射層は赤色用反射層からなり、
    前記第3の蛍光体層は緑色の蛍光体層からなると共に、前記第3の反射層は緑色用反射層からなり、かつ、
    前記第1の反射層の膜厚が前記第2の反射層のそれよりも厚く、前記第2の反射層の膜厚が前記第3の反射層のそれよりも厚いことを特徴とする請求項1記載のカラープラズマディスプレイパネル
  4. 前面基板と背面基板とを対向配置し、両基板間に隔壁で画定された少なくとも第1の放電セル及び第2の放電セルを備えたプラズマディスプレイパネルの製造方法であって、
    前記第1の放電セルの内壁に所定の膜厚の第1の反射層を形成する工程と、前記第2の放電セルの内壁に、前記第1の反射層の膜厚とは異なる膜厚の第2の反射層を形成する工程とを有すると共に、
    前記第1の反射層を覆う態様で第1の蛍光体層を形成する工程と、前記第2の反射層を覆う態様で第2の蛍光体層が形成する工程とを有し、
    前記第1の反射層を形成した後に前記第2の反射層を形成する、ことを特徴とするプラズマディスプレイパネルの製造方法。
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