JP4402912B2 - 半導体波長可変レーザおよび波長可変レーザモジュール - Google Patents
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Description
波長可変レーザはこのような波長多重伝送において欠かすことのできない重要な部品である。
従って、ラダー型波長フィルタの屈折率を変化させ、透過ピーク波長を変化させるだけで、波長ロック用フィルタのFSRと一致した周波数間隔の任意の周波数の出力光を制御する事が可能となる。
請求項7では、片側の出力端に屈折率の温度変動の少ない例えば誘電体などで作製した同じFSRを持つエタロンなどを配置し、その透過光強度をモニターする事により発振波長のずれを補正可能な波長可変レーザモジュールを作製する事が可能となる。
なお、符号113−1〜113−N,114−1〜114−N,115−1〜115−Nをそれぞれ代表して符号113,114,115を用いることがある。
つまり、順に並んで配置された光結合器114−1〜114−Nと、同様に順に並んで配置された光結合器115−1〜115−Nは、入射端側のものから順番に接続導波路113−1〜113−Nにより1対1に対応して接続されている。
光結合器115−1を入射端とし光結合器114−3を出射端とした場合には、光結合器115−1→接続導波路113−1→光結合器114−1→光結合器114−2→光結合器114−3に沿う経路と、光結合器115−1→光結合器115−2→光結合器115−3→接続導波路113−3→光結合器114−3に沿う経路との差は2ΔSである。
光結合器115−1を入射端とし光結合器114−4を出射端とした場合には、光結合器115−1→接続導波路113−1→光結合器114−1→光結合器114−2→光結合器114−3→光結合器114−4に沿う経路と、光結合器115−1→光結合器115−2→光結合器115−3→光結合器115−4→接続導波路113−4→光結合器114−4に沿う経路との差は3ΔSである。
光結合器115−1を入射端とし光結合器114−Nを出射端とした場合には、光結合器115−1→接続導波路113−1→光結合器114−1→光結合器114−2→光結合器114−3→光結合器114−4→光結合器114−Nに沿う経路と、光結合器115−1→光結合器115−2→光結合器115−3→光結合器115−4→光結合器115−N→接続導波路113−N→光結合器114−Nに沿う経路との差は(N−1)ΔSである。
また、屈折率を変化させる電極長は次式に従って設定する。
110 ラダー型波長フィルタ
120 波長ロック用フィルタ(リング共振器)
130,130A 半導体光アンプ
210 位相調整領域
220 波長ロック用フィルタ
230 ARコート
310 屈折率制御用電極
320 HRコート
410 光結合器
420 導波路
430 無反射コート
510 受光素子
520 マッハチェンダー型光変調器
530 半導体光アンプ
540 無反射コート
600 波長可変レーザモジュール
610 半導体波長可変レーザ
620,640 レンズ
630 エタロン型フィルタ
650 受光素子
660 制御回路
Claims (7)
- レーザ共振器を形成する一対の端面のうちの一方の端面に光学的に接続されたラダー型波長フィルタと、一定周波数間隔で透過率の変化する波長ロック用フィルタと、前記一対の端面のうちの他方の端面に光学的に接続された半導体光アンプとを、光学的に直列的に接続しており、
前記ラダー型波長フィルタは、離間して配置された一対の入出力導波路と、一定の間隔で前記入出力導波路にそれぞれ配置された複数の光結合器と、前記入出力導波路のうちの一方に順に並んで配置された光結合器と前記入出力導波路のうちの他方に順に並んで配置された光結合器とを順番に1対1に対応して接続する複数の接続導波路とから構成され、各接続導波路の長さは、相対的に入射端側の接続導波路に対してこれに隣接する相対的に出射端側の接続導波路が予め決めた長さ分だけ増加あるいは減少しており、
更に、前記ラダー型波長フィルタの前記入出力導波路の屈折率を変化させることにより発振波長を一定周波数間隔で可変にする第1の屈折率変化手段を持つことを特徴とする半導体波長可変レーザ。 - レーザ共振器を形成する一対の端面のうちの一方の端面に光学的に接続されたラダー型波長フィルタと、半導体光アンプと、発振波長を微調整可能な位相調整領域と、前記一対の端面のうちの他方の端面に光学的に接続されると共に一定周波数間隔で透過率の変化する波長ロック用フィルタとを、光学的に直列的に接続しており、
前記ラダー型波長フィルタは、離間して配置された一対の入出力導波路と、一定の間隔で前記入出力導波路にそれぞれ配置された複数の光結合器と、前記入出力導波路のうちの一方に順に並んで配置された光結合器と前記入出力導波路のうちの他方に順に並んで配置された光結合器とを順番に1対1に対応して接続する複数の接続導波路とから構成され、各接続導波路の長さは、相対的に入射端側の接続導波路に対してこれに隣接する相対的に出射端側の接続導波路が予め決めた長さ分だけ増加あるいは減少しており、
更に、前記ラダー型波長フィルタの前記入出力導波路の屈折率を変化させることにより発振波長を一定周波数間隔で可変にする第1の屈折率変化手段を持つことを特徴とする半導体波長可変レーザ。 - 請求項1または請求項2のいずれか一項に記載の半導体波長可変レーザにおいて、
前記ラダー型波長フィルタでは、各光結合器で干渉する透過ピーク波長はすべて同じであるが、回折次数が各光結合器で異なるように複数の前記接続導波路のそれぞれの導波路長が調整されており、所望の波長でのみ透過率が高くなり、回折次数の異なる透過ピークの透過率を小さくすることを特徴とする半導体波長可変レーザ。 - レーザ共振器を形成する一対の端面のうちの一方の端面に光学的に接続されたラダー型波長フィルタと、一定周波数間隔で透過率の変化する波長ロック用フィルタと、発振波長を微調整可能な位相調整領域と、前記一対の端面のうちの他方の端面に光学的に接続された半導体光アンプとを、光学的に直列的に接続しており、
前記ラダー型波長フィルタは、離間して配置された一対の入出力導波路と、一定の間隔で前記入出力導波路にそれぞれ配置された複数の光結合器と、前記入出力導波路のうちの一方に順に並んで配置された光結合器と前記入出力導波路のうちの他方に順に並んで配置された光結合器とを順番に1対1に対応して接続する複数の接続導波路とから構成され、各接続導波路の長さは、相対的に入射端側の接続導波路に対してこれに隣接する相対的に出射端側の接続導波路が予め決めた長さ分だけ増加あるいは減少しており、
更に、前記ラダー型波長フィルタの前記入出力導波路の屈折率を変化させることにより発振波長を一定周波数間隔で可変にする第1の屈折率変化手段を持ち、
前記波長ロック用フィルタの屈折率を変化させる第2の屈折率変化手段を持つことを特徴とする半導体波長可変レーザ。 - ラダー型波長フィルタと、一定周波数間隔で透過率の変化する波長ロック用フィルタと、半導体光アンプと、発振波長を微調整可能な位相調整領域とを、リング状に配置して光学的にリング状に結合したリング共振器と、
リング共振器用光結合器により前記リング共振器に光学的に結合した導波路とによりリングレーザが構成されており、
前記ラダー型波長フィルタは、離間して配置された一対の入出力導波路と、一定の間隔で前記入出力導波路にそれぞれ配置された複数の光結合器と、前記入出力導波路のうちの一方に順に並んで配置された光結合器と前記入出力導波路のうちの他方に順に並んで配置された光結合器とを順番に1対1に対応して接続する複数の接続導波路とから構成され、各接続導波路の長さは、相対的に入射端側の接続導波路に対してこれに隣接する相対的に出射端側の接続導波路が予め決めた長さ分だけ増加あるいは減少しており、
更に、前記ラダー型波長フィルタの前記入出力導波路の屈折率を変化させることにより発振波長を一定周波数間隔で可変にする第1の屈折率変化手段を持つことを特徴とする半導体波長可変レーザ。 - ラダー型波長フィルタと、第1の半導体光アンプと、一定周波数間隔で透過率の変化する波長ロック用フィルタと、第2の半導体光アンプと、発振波長を微調整可能な位相調整領域とを、リング状に配置して光学的にリング状に結合したリング共振器と、
リング共振器用光結合器により前記リング共振器に光学的に結合した導波路とによりリングレーザが構成されており、
前記導波路には受光素子と光変調器と第3の半導体光アンプが設けられ、前記光変調器が前記リングレーザと共に集積化されており、
前記ラダー型波長フィルタは、離間して配置された一対の入出力導波路と、一定の間隔で前記入出力導波路にそれぞれ配置された複数の光結合器と、前記入出力導波路のうちの一方に順に並んで配置された光結合器と前記入出力導波路のうちの他方に順に並んで配置された光結合器とを順番に1対1に対応して接続する複数の接続導波路とから構成され、各接続導波路の長さは、相対的に入射端側の接続導波路に対してこれに隣接する相対的に出射端側の接続導波路が予め決めた長さ分だけ増加あるいは減少しており、
更に、前記ラダー型波長フィルタの前記入出力導波路の屈折率を変化させることにより発振波長を一定周波数間隔で可変にする第1の屈折率変化手段を持つことを特徴とする半導体波長可変レーザ。 - 請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の半導体波長可変レーザを備え、
前記半導体波長可変レーザの一方の出力端に、一定周波数間隔で透過率が変化する波長フィルタと受光素子とを配置してなることを特徴とする波長可変レーザモジュール。
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