JP4401753B2 - 熱処理装置 - Google Patents

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この発明は、半導体ウェハーやガラス基板等(以下、単に「基板」と称する)に光を照射することにより基板を熱処理する熱処理装置に関する。
従来より、イオン注入後の半導体ウェハーのイオン活性化工程においては、ハロゲンランプを使用したランプアニール装置等の熱処理装置が使用されている。このような熱処理装置においては、半導体ウェハーを、例えば、1000℃ないし1100℃程度の温度に加熱(アニール)することにより、半導体ウェハーのイオン活性化を実行している。そして、このような熱処理装置においては、ハロゲンランプより照射される光のエネルギーを利用することにより、毎秒数百度程度の速度で基板を昇温する構成となっている。
一般に、このようなハロゲンランプを使用したランプアニール装置においては、熱処理室内に種々のガスを導入することが多く、熱処理室を気密にするためのシール部材としてOリングが使用されている。Oリングは樹脂製であって耐熱温度が比較的低いため、ハロゲンランプからの輻射熱による温度上昇を抑制する必要がある。このため、ガスや冷却流体を利用して熱処理中のOリングを冷却するランプアニール装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、冷媒に効率良く熱を伝導するために、冷媒ジャケットとOリングとの間に樹脂シートを挟み込んでいるランプアニール装置もある(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、毎秒数百度程度の速度で基板を昇温する熱処理装置を使用して半導体ウェハーのイオン活性化を実行した場合においても、半導体ウェハーに打ち込まれたイオンのプロファイルがなまる、すなわち、熱によりイオンが拡散してしまうという現象が生ずることが判明した。このような現象が発生した場合においては、半導体ウェハーの表面にイオンを高濃度で注入しても、注入後のイオンが拡散してしまうことから、イオンを必要以上に注入しなければならないという問題が生じていた。
上述した問題を解決するため、キセノンフラッシュランプ等を使用して半導体ウェハーの表面に閃光を照射することにより、イオンが注入された半導体ウェハーの表面のみを極めて短時間(数ミリセカンド以下)に昇温させる技術が提案されている(例えば、特許文献3,4参照)。キセノンフラッシュランプによる極短時間の昇温であれば、イオンが拡散するための十分な時間がないため、半導体ウェハーに打ち込まれたイオンのプロファイルをなまらせることなく、イオン活性化のみを実行することができるのである。
特開2002−9010号公報 特開平9−326366号公報 特開昭59−169125号公報 特開昭63−166219号公報
しかしながら、キセノンフラッシュランプは一瞬の閃光照射によって被照射物を加熱するものであるため、熱処理室内のOリングにキセノンフラッシュランプから閃光が照射されたときにはOリング全体が熱によって劣化するよりも光照射によって表面が劣化するという現象が見られる。Oリング表面の劣化は熱処理室内の気密性を損なうという点で大きな問題となる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、熱処理時の光照射によるシール部材の劣化を防止することができる熱処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、基板に対して光を照射することによって該基板を加熱する熱処理装置において、ランプを有する光源と、前記光源の下方に設けられ、前記光源から出射された光を透過するチャンバー窓を上部に備えるチャンバーと、前記チャンバー内にて基板を略水平姿勢にて保持する保持手段と、前記チャンバーに内設され、前記チャンバー窓の下面周縁部に沿って前記チャンバー窓と前記チャンバーの本体部との間に挟み込まれて前記チャンバー内を気密状態に維持するOリングと、前記ランプから出射されて前記チャンバー窓を通過して前記Oリングに向かう光を遮る遮光手段と、を備え、前記遮光手段は、前記チャンバー窓の上面周縁部を覆うように前記本体部に設けられた不透明なフランジ、および、前記Oリングよりも内周側の前記本体部に立設された遮光壁を含むことを特徴とする
また、請求項2の発明は、請求項1の発明に係る熱処理装置において、前記遮光壁は、前記チャンバー窓の下面周縁部に刻設された溝に嵌合することを特徴とする
また、請求項3の発明は、請求項1または請求項2の発明に係る熱処理装置において、前記フランジはアルミニウム製であることを特徴とする
また、請求項4の発明は、請求項1から請求項3のいずれかの発明に係る熱処理装置において、前記フランジの先端に垂下部を設けることを特徴とする
また、請求項5の発明は、請求項1から請求項4のいずれかの発明に係る熱処理装置において、前記ランプはキセノンフラッシュランプであり、前記保持手段は、保持する基板を予備加熱するアシスト加熱手段を備えることを特徴とする
請求項1の発明によれば、ランプから出射されてOリングに向かう光を遮る遮光手段を備えるため、Oリングに光が到達することはなく、熱処理時の光照射によるOリングの劣化を防止することができる。また、不透明なフランジによってOリングへの光の到達を遮ることができる。さらに、Oリングよりも内周側に立設された遮光壁によってOリングへの光の到達を遮ることができる。
また、請求項2の発明によれば、遮光壁がチャンバー窓の下面周縁部に刻設された溝に嵌合するため、チャンバー窓を通過してOリングに向かう光を遮光壁によって遮ることができる
また、請求項3の発明によれば、フランジがアルミニウム製であるため、フランジ自体にも耐光性を付与することができる
また、請求項4の発明によれば、フランジの先端に垂下部を設けるため、その垂下部によってOリングへの光の到達を遮ることができる
また、請求項5の発明によれば、ランプがキセノンフラッシュランプであり、保持手段が保持する基板を予備加熱するアシスト加熱手段を備えるため、キセノンフラッシュランプを使用した熱処理装置であっても、シール部材に閃光が到達することはなく、熱処理時の光照射によるシール部材の劣化を防止することができる
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<1.第1実施形態>
図1および図2は本発明にかかる熱処理装置の構成を示す側断面図である。この熱処理装置は、キセノンフラッシュランプからの閃光によって半導体ウェハー等の基板の熱処理を行う装置である。
この熱処理装置は、透光板61、底板62および一対の側板63、64からなり、その内部に半導体ウェハーWを収納して熱処理するためのチャンバー65を備える。チャンバー65の上部を構成する透光板61は、例えば、石英等の赤外線透過性を有する材料から構成されており、光源5から出射された光を透過してチャンバー65内に導くチャンバー窓として機能している。また、チャンバー65の本体部を構成する底板62および側板63、64は、例えばステンレススチール等の強度と耐熱性に優れた金属材料にて構成されている。
また、底板62には、後述する熱拡散板73および加熱プレート74を貫通して半導体ウェハーWをその下面から支持するための支持ピン70が立設されている。さらに、側板64には、半導体ウェハーWの搬入および搬出を行うための開口部66が形成されている。開口部66は、軸67を中心に回動するゲートバルブ68により開閉可能となっている。半導体ウェハーWは、開口部66が開放された状態で、図示しない搬送ロボットによりチャンバー65内に搬入される。また、チャンバー65内にて半導体ウェハーWの熱処理が行われるときには、ゲートバルブ68により開口部66が閉鎖される。
チャンバー65は光源5の下方に設けられている。光源5は、複数(本実施形態においては29本)のキセノンフラッシュランプ69(以下、単に「フラッシュランプ69」とも称する)と、リフレクタ71とを備える。複数のフラッシュランプ69は、それぞれが長尺の円筒形状を有する棒状ランプであり、それぞれの長手方向が水平方向に沿うようにして互いに平行に平面状に配列されている。リフレクタ71は、複数のフラッシュランプ69の上方にそれらの全体を覆うように配設されている。
このキセノンフラッシュランプ69は、その内部にキセノンガスが封入されその両端部にコンデンサーに接続された陽極および陰極が配設されたガラス管と、該ガラス管の外局部に巻回されたトリガー電極とを備える。キセノンガスは電気的には絶縁体であることから、通常の状態ではガラス管内に電気は流れない。しかしながら、トリガー電極に高電圧を印加して絶縁を破壊した場合には、コンデンサーに蓄えられた電気がガラス管内に瞬時に流れ、そのときのジュール熱でキセノンガスが加熱されて光が放出される。このキセノンフラッシュランプ69においては、予め蓄えられていた静電エネルギーが0.1ミリセカンドないし10ミリセカンドという極めて短い光パルスに変換されることから、連続点灯の光源に比べて極めて強い光を照射し得るという特徴を有する。
光源5と透光板61との間には、光拡散板72が配設されている。この光拡散板72は、赤外線透過材料としての石英ガラスの表面に光拡散加工を施したものが使用される。
フラッシュランプ69から放射された光の一部は直接に光拡散板72および透光板61を透過してチャンバー65内へと向かう。また、フラッシュランプ69から放射された光の他の一部は一旦リフレクタ71によって反射されてから光拡散板72および透光板61を透過してチャンバー65内へと向かう。
チャンバー65内には、加熱プレート74と熱拡散板73とが設けられている。熱拡散板73は加熱プレート74の上面に貼着されている。また、熱拡散板73の表面には、半導体ウェハーWの位置ずれ防止ピン75が付設されている。
加熱プレート74は、半導体ウェハーWを予備加熱(アシスト加熱)するためのものである。この加熱プレート74は、窒化アルミニウムにて構成され、その内部にヒータと該ヒータを制御するためのセンサとを収納した構成を有する。一方、熱拡散板73は、加熱プレート74からの熱エネルギーを拡散して半導体ウェハーWを均一に予備加熱するためのものである。この熱拡散板73の材質としては、サファイア(Al23:酸化アルミニウム)や石英等の比較的熱伝導率が小さいものが採用される。
熱拡散板73および加熱プレート74は、モータ40の駆動により、図1に示す半導体ウェハーWの搬入・搬出位置と図2に示す半導体ウェハーWの熱処理位置との間を昇降する構成となっている。
すなわち、加熱プレート74は、筒状体41を介して移動板42に連結されている。この移動板42は、チャンバー65の底板62に釣支されたガイド部材43により案内されて昇降可能となっている。また、ガイド部材43の下端部には、固定板44が固定されており、この固定板44の中央部にはボールネジ45を回転駆動するモータ40が配設されている。そして、このボールネジ45は、移動板42と連結部材46、47を介して連結されたナット48と螺合している。このため、熱拡散板73および加熱プレート74は、モータ40の駆動により、図1に示す半導体ウェハーWの搬入・搬出位置と図2に示す半導体ウェハーWの熱処理位置との間を昇降することができる。
図1に示す半導体ウェハーWの搬入・搬出位置は、図示しない搬送ロボットを使用して開口部66から搬入した半導体ウェハーWを支持ピン70上に載置し、あるいは、支持ピン70上に載置された半導体ウェハーWを開口部66から搬出することができるように、熱拡散板73および加熱プレート74が下降した位置である。この状態においては、支持ピン70の上端は、熱拡散板73および加熱プレート74に形成された貫通孔を通過し、熱拡散板73の表面より上方に突出する。
一方、図2に示す半導体ウェハーWの熱処理位置は、半導体ウェハーWに対して熱処理を行うために、熱拡散板73および加熱プレート74が支持ピン70の上端より上方に上昇した位置である。熱拡散板73および加熱プレート74が図1の搬入・搬出位置から図2の熱処理位置に上昇する過程において、支持ピン70に載置された半導体ウェハーWは熱拡散板73によって受け取られ、その下面を熱拡散板73の表面に支持されて上昇し、チャンバー65内の透光板61に近接した位置に水平姿勢にて保持される。逆に、熱拡散板73および加熱プレート74が熱処理位置から搬入・搬出位置に下降する過程においては、熱拡散板73に支持された半導体ウェハーWは支持ピン70に受け渡される。
半導体ウェハーWを支持する熱拡散板73および加熱プレート74が熱処理位置に上昇した状態においては、それらに保持された半導体ウェハーWと光源5との間に透光板61が位置することとなる。なお、このときの熱拡散板73と光源5との間の距離についてはモータ40の回転量を制御することにより任意の値に調整することが可能である。
また、チャンバー65のチャンバー壁面に沿ってライナー20が嵌合されている。ライナー20はチャンバー65に対して固定はされておらず、着脱自在とされている。ライナー20は、例えば石英にて構成されており、側板63、64および底板62の内壁面を覆うように有底筒形状に形成されている。なお、ライナー20は、筒部と底部とに分離可能な分割体としても良いし、一体成型するようにしても良い。
また、加熱プレート74、熱拡散板73およびそれらを支える筒状体41の周囲には、熱拡散板73の上面を除いてヒーターリフレクタ30が周設されている。ヒーターリフレクタ30も石英製の部材である。ヒーターリフレクタ30は、加熱プレート74からの熱エネルギーが熱拡散板73以外に伝導するのを防ぐ。
また、チャンバー65の底板62と移動板42との間には筒状体41の周囲を取り囲むようにしてチャンバー65を気密状体に維持するための伸縮自在の蛇腹77が配設されている。熱拡散板73および加熱プレート74が熱処理位置まで上昇したときには蛇腹77が収縮し、熱拡散板73および加熱プレート74が搬入・搬出位置まで下降したときには蛇腹77が伸長してチャンバー65内の雰囲気と外部雰囲気とを遮断する。
チャンバー65における開口部66と反対側の側板63には、開閉弁80に連通接続された導入路78が形成されている。この導入路78は、チャンバー65内に処理に必要なガス、例えば不活性な窒素ガスを導入するためのものである。一方、側板64における開口部66には、開閉弁81に連通接続された排出路79が形成されている。この排出路79は、チャンバー65内の気体を排出するためのものであり、開閉弁81を介して図示しない排気手段と接続されている。
ところで、チャンバー65内を清浄な雰囲気に維持しつつ処理に必要なガスを導入するためには、チャンバー65内の雰囲気と外部雰囲気とを遮断してチャンバー65内を気密状態に維持しなければならない。このために上述の如く、底板62と移動板42との間に蛇腹77を設けている。一方、石英製の透光板61と金属製の側板63、64との間もリーク源となる可能性があるため、ここにシール部材として樹脂製のOリング17を設けている。
図3は、図1および図2中のAで示されるシール部分の拡大図である。チャンバー65の側板63,64には、透光板61の下面周縁部に対向する位置にリング溝15が円環状に刻設されている。そして、このリング溝15に沿って樹脂製のOリング17が円環状に設けられている。なお、リング溝15の深さはOリング17の断面の直径rよりも若干小さい。従って、Oリング17は透光板61の下面周縁部に沿って透光板61とチャンバー65の本体部との間に挟み込まれることとなり、これによってチャンバー65内が気密状態に維持されることとなる。
一方、側板63,64の上部にはフランジ10が設けられている。フランジ10はアルミニウム製であって、透光板61の上面周縁部を覆うように設けられている。フランジ10の内径は、Oリング17の内径よりも小さい。アルミニウムはフラッシュランプ69から照射される閃光に対して不透明であるとともに、他の金属と比較してフラッシュランプ69からの閃光によって損傷を受けにくいという性質を有する。不透明なフランジ10が透光板61の上面周縁部を覆うように設けられているため、Oリング17の直上近傍から閃光が照射されたとしてもフランジ10によって遮られ、Oリング17に到達することはない。
また、第1実施形態においては、透光板61の下面周縁部はホーニング処理によって粗面化された遮光面61aとされている。図4は、透光板61を下面側から見た図である。遮光面61aは、透光板61の下面周縁部に沿って円環状に形成されている。遮光面61aは、少なくともOリング17全体を覆うように形成されていれば良い。
ここでホーニング処理とは、表面粗面化加工の一種であり、乾式および湿式の処理方法がある。湿式(液体)ホーニング処理は、水などの液体に粉末状の研磨剤(砥粒)を懸濁させ、それをマスキングされた透光板61の下面に高速で吹き付けて周縁部を粗面化する方法である。湿式ホーニング処理の場合、液体の吹き付け圧力、速度、研磨剤の量、種類、形状、大きさ、硬度、比重および懸濁濃度等により表面粗さを制御することができる。
一方、乾式ホーニング処理は、研磨剤をエアによりマスキングされた透光板61の下面に高速で吹き付けて粗面化する方法である。乾式ホーニング処理の場合もエアの吹き付け圧力、速度、研磨剤の量、種類、形状、大きさ、硬度、比重等によって表面粗さを制御することができる。
上記いずれの方法であっても研磨剤としては、炭化ケイ素、アルミナ、ジルコニア、ステンレス、鉄、ガラスビーズおよびプラスティックショット等の粒子を用いることができる。そして、ホーニング処理による粗面化によって形成された遮光面61aはいわゆる梨地模様を呈する。従って、フラッシュランプ69から透光板61に入射されて遮光面61aに閃光が到達したとしても粗面化された遮光面61aによって散乱され、Oリング17に到達することは防止される。
なお、ライナー20の外面には上記と同様のホーニング処理を施して粗面化するとともに、内面にはホーニング処理を行わずに外面よりも平滑な面としている。また、ヒーターリフレクタ30の両面にも上記と同様のホーニング処理が施されている。
次に、上記構成を有する熱処理装置による半導体ウェハーWの熱処理動作について説明する。この熱処理装置において処理対象となる半導体ウェハーWは、イオン注入後の半導体ウェハーである。
この熱処理装置においては、熱拡散板73および加熱プレート74が図1に示す半導体ウェハーWの搬入・搬出位置に配置された状態にて、図示しない搬送ロボットにより開口部66を介して半導体ウェハーWが搬入され、支持ピン70上に載置される。半導体ウェハーWの搬入が完了すれば、開口部66がゲートバルブ68により閉鎖される。しかる後、熱拡散板73および加熱プレート74がモータ40の駆動により図2に示す半導体ウェハーWの熱処理位置まで上昇し、半導体ウェハーWを水平姿勢にて保持する。また、開閉弁80および開閉弁81を開いてチャンバー65内に窒素ガスの気流を形成する。
熱拡散板73および加熱プレート74は、加熱プレート74に内蔵されたヒータの作用により予め所定温度に加熱されている。このため、熱拡散板73および加熱プレート74が半導体ウェハーWの熱処理位置まで上昇した状態においては、半導体ウェハーWが加熱状態にある熱拡散板73と接触することにより予備加熱され、半導体ウェハーWの温度が次第に上昇する。
この状態においては、半導体ウェハーWは熱拡散板73により継続して加熱される。そして、半導体ウェハーWの温度上昇時には、図示しない温度センサにより、半導体ウェハーWの表面温度が予備加熱温度T1に到達したか否かを常に監視する。
なお、この予備加熱温度T1は、例えば200℃ないし600℃程度の温度である。半導体ウェハーWをこの程度の予備加熱温度T1まで加熱したとしても、半導体ウェハーWに打ち込まれたイオンが拡散してしまうことはない。
やがて、半導体ウェハーWの表面温度が予備加熱温度T1に到達すると、フラッシュランプ69を点灯してフラッシュ加熱を行う。このフラッシュ加熱工程におけるフラッシュランプ69の点灯時間は、0.1ミリセカンドないし10ミリセカンド程度の時間である。このように、フラッシュランプ69においては、予め蓄えられていた静電エネルギーがこのように極めて短い光パルスに変換されることから、極めて強い閃光が照射されることになる。
このようなフラッシュ加熱により、半導体ウェハーWの表面温度は瞬間的に温度T2に到達する。この温度T2は、1000℃ないし1100℃程度の半導体ウェハーWのイオン活性化処理に必要な温度である。半導体ウェハーWの表面がこのような処理温度T2にまで昇温されることにより、半導体ウェハーW中に打ち込まれたイオンが活性化される。
このとき、半導体ウェハーWの表面温度が0.1ミリセカンドないし10ミリセカンド程度の極めて短い時間で処理温度T2まで昇温されることから、半導体ウェハーW中のイオン活性化は短時間で完了する。従って、半導体ウェハーWに打ち込まれたイオンが拡散することはなく、半導体ウェハーWに打ち込まれたイオンのプロファイルがなまるという現象の発生を防止することが可能となる。なお、イオン活性化に必要な時間はイオンの拡散に必要な時間に比較して極めて短いため、0.1ミリセカンドないし10ミリセカンド程度の拡散が生じない短時間であってもイオン活性化は完了する。
また、フラッシュランプ69を点灯して半導体ウェハーWを加熱する前に、加熱プレート74を使用して半導体ウェハーWの表面温度を200℃ないし600℃程度の予備加熱温度T1まで加熱していることから、フラッシュランプ69により半導体ウェハーWを1000℃ないし1100℃程度の処理温度T2まで速やかに昇温させることが可能となる。
フラッシュ加熱工程が終了した後に、熱拡散板73および加熱プレート74がモータ40の駆動により図1に示す半導体ウェハーWの搬入・搬出位置まで下降するとともに、ゲートバルブ68により閉鎖されていた開口部66が開放される。そして、支持ピン70上に載置された半導体ウェハーWが図示しない搬送ロボットにより搬出される。以上のようにして、一連の熱処理動作が完了する。


フラッシュランプ69を点灯して半導体ウェハーWを加熱するときに、フラッシュランプ69から透光板61を通過してOリング17に向かう光もある。既述したように、フラッシュランプ69は極めて短い時間に強い閃光を出射するため、Oリング17に閃光が照射されたときにはその表面が著しく劣化する。
そこで、第1実施形態では、フランジ10を設けるとともに、透光板61の下面周縁部をホーニング処理によって粗面化して遮光面61aを形成することにより、フラッシュランプ69から透光板61を通過してOリング17に向かう閃光を遮るようにしている。図3において、複数のフラッシュランプ69のうち比較的Oリング17に近いフラッシュランプ691からOリング17に向けて出射された閃光L1はフランジ10によって遮られる。フランジ10はアルミニウム製であって閃光L1に対して不透明であるため、閃光L1がOリング17に到達することはない。また、アルミニウムはフラッシュランプ69からの閃光によって損傷を受けにくい性質を有するため、フランジ10自体が閃光L1によって劣化することも防止される。
一方、複数のフラッシュランプ69のうち比較的Oリング17から遠いフラッシュランプ692からOリング17に向けて出射された閃光L2は、フランジ10によって遮光することはできない。閃光L2は一旦透光板61に入射した後、粗面化された遮光面61aによって遮られる。このため、閃光L2がOリング17に到達することも防止される。
したがって、全てのフラッシュランプ69からOリング17に向けて出射された閃光は、フランジ10または遮光面61aのいずれかによって遮光され、Oリング17には到達しない。その結果、熱処理時の閃光照射に起因したOリング17の劣化が防止されるのである。
なお、遮光面61aはOリング17に向かう光を遮るとともに、Oリング17と接触してチャンバー65内部を気密状態に維持するシール面でもある。すなわち、遮光面61aは遮光性とシール性を兼備しなければならない。遮光面61aの粗面化の程度が大きくなるほど(表面粗さが粗くなるほど)遮光性に優れたものとなる一方で、シール性が低下する。よって、遮光面61aの表面平均粗さ(Ra)は遮光性およびシール性を両立できる1.0μm以上2.0μm以下の範囲にする必要があり、本実施形態ではRa=1.16μmとしている。
<2.第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態の熱処理装置もキセノンフラッシュランプからの閃光によって半導体ウェハー等の基板の熱処理を行う装置であり、その全体構成および半導体ウェハーWの熱処理動作は第1実施形態と同じであるため詳説は省略する。但し、第2実施形態は、図1および図2中のAで示されるシール部分の構造において第1実施形態と異なる。
図5および図6は、それぞれ第2実施形態のシール部分の拡大図および斜視図である。第1実施形態と同様に、チャンバー65の側板63,64には、透光板61の下面周縁部に対向する位置にリング溝15が円環状に刻設されており、このリング溝15に沿って樹脂製のOリング17が円環状に設けられている。Oリング17は透光板61の下面周縁部に沿って透光板61とチャンバー65の本体部との間に挟み込まれ、その結果チャンバー65内が気密状態に維持される。
また、側板63,64の上部にはフランジ10が設けられている。フランジ10はアルミニウム製であって、透光板61の上面周縁部を覆うように設けられている。フランジ10の内径は、Oリング17の内径よりも小さい。アルミニウムはフラッシュランプ69から照射される閃光に対して不透明であるとともに、他の金属と比較してフラッシュランプ69からの閃光によって損傷を受けにくい。不透明なフランジ10が透光板61の上面周縁部を覆うように設けられているため、Oリング17の直上近傍から閃光が照射されたとしてもフランジ10によって遮られ、Oリング17に到達することはない。
さらに、第2実施形態においては、透光板61の下面周縁部に円環状に溝19を刻設するとともに、チャンバー65の側板63,64に円環状に遮光壁18を立設している。透光板61は、遮光壁18が溝19に嵌合するようにチャンバー65に設置される。円環状の遮光壁18の径は、Oリング17の径よりも小さい。つまり、遮光壁18はOリング17よりも内周側に立設されている。また、Oリング17は側板63,64の上端面よりも下側に設置されているのに対して、遮光壁18は側板63,64の上端面よりも上側に立設されており、遮光壁18はOリング17よりも内周側上方に設けられることとなる。
第2実施形態では、Oリング17の上方を覆うようにフランジ10を設けるとともに、Oリング17よりも内周側上方に遮光壁18を立設することにより、フラッシュランプ69から透光板61を通過してOリング17に向かう閃光を遮るようにしている。すなわち、図5において、複数のフラッシュランプ69のうち比較的Oリング17に近いフラッシュランプ69からOリング17に向けて出射された閃光L3はフランジ10によって遮られる。一方、複数のフラッシュランプ69のうち比較的Oリング17から遠いフラッシュランプ69からOリング17に向けて出射された閃光L4は一旦透光板61に入射した後遮光壁18によって遮られる。
その結果、全てのフラッシュランプ69から出射された閃光は、フランジ10または遮光壁18のいずれかによって遮光され、Oリング17には到達しない。これにより、熱処理時の閃光照射に起因したOリング17の劣化が防止される。換言すれば、第2実施形態においては、透光板61の上面周縁部を覆うように設けられたフランジ10と透光板61の下面周縁部に刻設された溝19とによってラビリンス機構を構成し、その溝19に遮光壁18を嵌合させることによって全てのフラッシュランプ69からOリング17に向けて出射された閃光を遮光するようにしているのである。
また、第2実施形態では透光板61の下面周縁部は平滑であるため、Oリング17との接触による十分なシール性を得ることができる。
<3.第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態について説明する。第3実施形態の熱処理装置もキセノンフラッシュランプからの閃光によって半導体ウェハー等の基板の熱処理を行う装置であり、フランジ10の先端に垂下部11を設けている点を除いては、第2実施形態と同じである。
図7は、第3実施形態のシール部分の拡大図である。第3実施形態では、溝19に加えて、透光板61の上面周縁部に円環状に溝12を刻設している。また、透光板61の上面周縁部を覆うように設けられたフランジ10の先端から垂下する垂下部11を設けている。垂下部11は溝12に嵌合する。垂下部11は遮光壁18よりもさらに内周側に設けられている。
第3実施形態では、複数のフラッシュランプ69のうち比較的Oリング17に近いフラッシュランプ69からOリング17に向けて出射された閃光はフランジ10によって遮られ、比較的Oリング17から遠いフラッシュランプ69から出射された閃光は垂下部11および遮光壁18によって遮られる。その結果、全てのフラッシュランプ69から出射された閃光は、フランジ10、垂下部11および遮光壁18によって確実に遮光され、Oリング17には到達しない。これにより、熱処理時の閃光照射に起因したOリング17の劣化が防止される。
また、第3実施形態においては、透光板61の上面周縁部を覆うように設けられたフランジ10、透光板61の下面周縁部に刻設された溝19および上面周縁部に刻設された溝12によって第2実施形態よりも複雑なラビリンス機構を構成している。そして、溝19に遮光壁18を嵌合させるとともに、溝12に垂下部11を嵌合させることによって全てのフラッシュランプ69からOリング17に向けて出射された閃光を確実に遮光するようにしているのである。また、より複雑なラビリンス機構が実現されるため、フランジ10の内壁面や側板63,64の上端面で反射した閃光がOリング17に到達することをも防止することができる。
<4.変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明したが、この発明は上記の例に限定されるものではない。例えば、上記各実施形態においては光源5に29本のフラッシュランプ69を備えるようにしていたが、これに限定されずフラッシュランプ69の本数は任意のものとすることができる。
また、光源5にフラッシュランプ69に代えて他の種類のランプ(例えばハロゲンランプ)を備え、当該ランプからの光照射によって半導体ウェハーWの加熱を行う熱処理装置であっても本発明に係る技術を適用することができる。すなわち、ランプから出射されてシール部材に向かう光を遮る遮光部材を設けることにより、光照射によるシール部材の劣化を防止することができる。
また、第1実施形態ではフランジ10および遮光面61aの両方によって全てのフラッシュランプ69からOリング17に向かう閃光を遮光していたが、いずれか一方のみによって遮光を行うようにしても良い。例えば、金属製のフランジ10の方が遮光性が高いため、全てのフラッシュランプ69からOリング17に向かう閃光を遮光できる配置にできるのであればフランジ10のみを設けるようにしても良い。また、Oリング17自体にある程度の耐光性を持たせられるのであれば遮光面61aのみとしても良い。
また、第1実施形態において、遮光面61aに代えて、透光板61の内部に遮光性を付与するようにしても良い。例えば、透光板61の周縁部内部に多数の気泡を含ませて遮光性を付与するようにすれば良い。透光板61の下面周縁部を平滑面としつつ内部に遮光性を付与すれば、Oリング17との十分なシール性を維持しつつも高い遮光性を得ることができる。
また、第2,3実施形態では溝19に遮光壁18を嵌合させてフラッシュランプ69からの閃光を遮光するようにしていたが、他の手法にて溝19に遮光性を付与するようにしても良い。例えば、溝19の内壁面を着色することによって溝19に遮光性を付与し、フラッシュランプ69からOリング17に向かう閃光を遮光するようにしても良い。
また、上記各実施形態においては、半導体ウェハーに光を照射してイオン活性化処理を行うようにしていたが、本発明にかかる熱処理装置による処理対象となる基板は半導体ウェハーに限定されるものではない。例えば、窒化シリコン膜や多結晶シリコン膜等の種々のシリコン膜が形成されたガラス基板に対して本発明にかかる熱処理装置による処理を行っても良い。一例として、CVD法によりガラス基板上に形成した多結晶シリコン膜にシリコンをイオン注入して非晶質化した非晶質シリコン膜を形成し、さらにその上に反射防止膜となる酸化シリコン膜を形成する。この状態で、本発明にかかる熱処理装置により非晶質のシリコン膜の全面に光照射を行い、非晶質のシリコン膜が多結晶化した多結晶シリコン膜を形成することもできる。
また、ガラス基板上に下地酸化シリコン膜、アモルファスシリコンを結晶化したポリシリコン膜を形成し、そのポリシリコン膜にリンやボロン等の不純物をドーピングした構造のTFT基板に対して本発明にかかる熱処理装置により光照射を行い、ドーピング工程で打ち込まれた不純物の活性化を行うこともできる。
本発明にかかる熱処理装置の構成を示す側断面図である。 本発明にかかる熱処理装置の構成を示す側断面図である。 第1実施形態のシール部分の拡大図である。 第1実施形態の透光板を下面側から見た図である。 第2実施形態のシール部分の拡大図である。 第2実施形態のシール部分の斜視図である。 第3実施形態のシール部分の拡大図である。
符号の説明
5 光源
10 フランジ
11 垂下部
12,19 溝
15 リング溝
17 Oリング
18 遮光壁
20 ライナー
30 ヒーターリフレクタ
61 透光板
61a 遮光面
62 底板
63,64 側板
65 チャンバー
69 フラッシュランプ
71 リフレクタ
72 光拡散板
73 熱拡散板
74 加熱プレート
W 半導体ウェハー

Claims (5)

  1. 基板に対して光を照射することによって該基板を加熱する熱処理装置であって、
    ランプを有する光源と、
    前記光源の下方に設けられ、前記光源から出射された光を透過するチャンバー窓を上部に備えるチャンバーと、
    前記チャンバー内にて基板を略水平姿勢にて保持する保持手段と、
    前記チャンバーに内設され、前記チャンバー窓の下面周縁部に沿って前記チャンバー窓と前記チャンバーの本体部との間に挟み込まれて前記チャンバー内を気密状態に維持するOリングと、
    前記ランプから出射されて前記チャンバー窓を通過して前記Oリングに向かう光を遮る遮光手段と、
    を備え
    前記遮光手段は、前記チャンバー窓の上面周縁部を覆うように前記本体部に設けられた不透明なフランジ、および、前記Oリングよりも内周側の前記本体部に立設された遮光壁を含むことを特徴とする熱処理装置。
  2. 請求項1記載の熱処理装置において、
    前記遮光壁は、前記チャンバー窓の下面周縁部に刻設された溝に嵌合することを特徴とする熱処理装置。
  3. 請求項1または請求項2記載の熱処理装置において、
    前記フランジはアルミニウム製であることを特徴とする熱処理装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の熱処理装置において、
    前記フランジの先端に垂下部を設けることを特徴とする熱処理装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の熱処理装置において、
    前記ランプはキセノンフラッシュランプであり、
    前記保持手段は、保持する基板を予備加熱するアシスト加熱手段を備えることを特徴とする熱処理装置。
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