JP4401733B2 - ボールペン - Google Patents
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Description
本実施例のボールペン1は、先端部にボール3を回転可能に抱持したチップ本体2と、該チップ本体2の後部が前部に圧入固着されたホルダー5と、該ホルダー5の後部が先端開口部に圧入固着されたインキ収容筒6と、該インキ収容筒6内に収容されるインキ7及び追従体8と、前記チップ本体2の内部及びホルダー5の内部に収容配置される弾発部材4(スプリング)と、前記インキ収容筒6の後端開口部に圧入固着される尾栓9とからなる。
前記実施例のボールペン1を螺旋状に筆記する筆記試験機(筆記速度:4m/分、筆記荷重:100g、筆記角度:70度)にて、筆記距離100m毎にインキ流出量を測定した。ボール3は、外径0.5mmと、外径0.7mmの2種類を使用し、両者とも、インキ充填量は950mgに設定した。結果を、表1、表2、図4、図5に示す。
インキ充填量(950mg)の80%は、760mgであるので、筆記開始からインキ充填量の80%が流出する直前の測定時とは、表1の累積インキ流出量から、筆記距離500m〜600mとなる。よって、筆記距離100m毎にインキ流出量を測定する場合における、筆記開始からインキ充填量の80%が流出する直前の測定時までとは、筆記距離0m〜600mとなる。
筆記距離0m〜600mにおいて、筆記距離100m当たりのインキ流出量の測定値は、117mg〜123mgであり、これは、筆記距離0m〜100mにおけるインキ流出量(117mg)より20mg小さい値(97mg)と、筆記距離0m〜100mにおけるインキ流出量(117mg)より20mg大きい値(137mg)の間の範囲内である。(図4参照)
筆記距離0m〜600mにおいて、インキヘッドの減少量は、45.6mmであったので、100m当たりのインキヘッドの減少量ΔHは、7.6mmとなる。
ボール3の前後方向の移動可能長さCは、筆記開始前が14.5μmであり、筆記距離600mの直後が15.6μmであった。よって、筆記距離0m〜600mにおいて、ボール3の前後方向の移動可能長さCの増加量ΔCは、1.1μmであるので、100m当たりのボール3の前後方向の移動可能長さCの増加量ΔCは、0.18μmとなる。
インキ充填量(950mg)の80%は、760mgであるので、筆記開始からインキ充填量の80%が流出する直前の測定時とは、表2の累積インキ流出量から、筆記距離300m〜400mとなる。よって、筆記距離100m毎にインキ流出量を測定する場合における、筆記開始からインキ充填量の80%が流出する直前の測定時までとは、筆記距離0m〜400mとなる。
筆記距離0m〜400mにおいて、筆記距離100m当たりのインキ流出量の測定値は、157mg〜163mgであり、これは、筆記距離0m〜100mにおけるインキ流出量(163mg)より20mg小さい値(143mg)と、筆記距離0m〜100mにおけるインキ流出量(163mg)より20mg大きい値(183mg)の間の範囲内である。(図5参照)
筆記距離0m〜400mにおいて、インキヘッドの減少量ΔHは、40.8mmであったので、100m当たりのインキヘッドの減少量ΔHは、10.2mmとなる。
ボール3の前後方向の移動可能長さCは、筆記開始前が16.9μmであり、筆記距離400mの直後が18.1μmであった。筆記距離0m〜400mにおいて、ボール3の前後方向の移動可能長さCの増加量ΔCは、1.2μmであるので、100m当たりのボール3の前後方向の移動可能長さCの増加量ΔCは、0.3μmとなる。
本実施例のボールペン1は、先端部にボール3を回転可能に抱持したチップ本体2と、該チップ本体2の後部が前部に圧入固着されたホルダー5と、該ホルダー5の後部が先端開口部に圧入固着されたインキ収容筒6と、該インキ収容筒6内に収容されるインキ7及び追従体8と、前記チップ本体2の内部及びホルダー5の内部に収容配置される弾発部材4(スプリング)と、前記インキ収容筒6の後端開口部に圧入固着される尾栓9とからなる。
前記実施例のボールペン1を螺旋状に筆記する筆記試験機(筆記速度:4m/分、筆記荷重:100g、筆記角度:70度)にて、筆記距離100m毎にインキ流出量を測定した。ボール3は、外径0.5mmと、外径0.7mmの2種類を使用し、両者とも、インキ充填量は950mgに設定した。結果を、表3、表4、図9、図10に示す。
インキ充填量(950mg)の80%は、760mgであるので、筆記開始からインキ充填量の80%が流出する直前の測定時とは、表3の累積インキ流出量から、筆記距離500m〜600mとなる。よって、筆記距離100m毎にインキ流出量を測定する場合における、筆記開始からインキ充填量の80%が流出する直前の測定時までとは、筆記距離0m〜600mとなる。
筆記距離0m〜600mにおいて、筆記距離100m当たりのインキ流出量の測定値は、118mg〜132mgであり、これは、筆記距離0m〜100mにおけるインキ流出量(118mg)より20mg小さい値(98mg)と、筆記距離0m〜100mにおけるインキ流出量(118mg)より20mg大きい値(138mg)の間の範囲内である。(図9参照)
筆記距離0m〜600mにおいて、インキヘッドの減少量は、47.0mmであったので、100m当たりのインキヘッドの減少量ΔHは、7.8mmとなる。
ボール3の前後方向の移動可能長さCは、筆記開始前が20.0μmであり、筆記距離600mの直後が23.0μmであった。よって、筆記距離0m〜600mにおいて、ボール3の前後方向の移動可能長さCの増加量ΔCは、3.0μmであるので、100m当たりのボール3の前後方向の移動可能長さCの増加量ΔCは、0.5μmとなる。
インキ充填量(950mg)の80%は、760mgであるので、筆記開始からインキ充填量の80%が流出する直前の測定時とは、表4の累積インキ流出量から、筆記距離300m〜400mとなる。よって、筆記距離100m毎にインキ流出量を測定する場合における、筆記開始からインキ充填量の80%が流出する直前の測定時までとは、筆記距離0m〜400mとなる。
筆記距離0m〜400mにおいて、筆記距離100m当たりのインキ流出量の測定値は、151mg〜159mgであり、これは、筆記距離0m〜100mにおけるインキ流出量(159mg)より20mg小さい値(139mg)と、筆記距離0m〜100mにおけるインキ流出量(159mg)より20mg大きい値(179mg)の間の範囲内である。(図10参照)
筆記距離0m〜400mにおいて、インキヘッドの減少量ΔHは、38.5mmであったので、100m当たりのインキヘッドの減少量ΔHは、9.6mmとなる。
ボール3の前後方向の移動可能長さCは、筆記開始前が25.0μmであり、筆記距離400mの直後が26.0μmであった。筆記距離0m〜400mにおいて、ボール3の前後方向の移動可能長さCの増加量ΔCは、1.0μmであるので、100m当たりのボール3の前後方向の移動可能長さCの増加量ΔCは、0.25μmとなる。
2 チップ本体
21 先端縁部
22 内方突出部(ボール受け座)
23 インキ流出間隙
24 中心孔
3 ボール
4 弾発部材
41 ロッド部
42 コイル部
43 膨出部
5 ホルダー
51 係止突起
6 インキ収容筒
7 インキ
8 追従体
9 尾栓
Claims (1)
- 先端に設けた内向きの先端縁部とボール受け座とによってボールを回転可能に抱持したチップ本体と、該チップ本体を先端に備えたインキ収容筒と、該インキ収容筒内に収容されるインキと、該インキの後端に配置され且つ該インキの消費に伴って前進する追従体と、前記ボールを前方に付勢して前記ボールをチップ本体の先端縁部の内面に密接させる弾発部材とを備えたボールペンであって、
前記ボールの外径が0.5mm〜0.7mmであり、前記ボールの前後方向の移動長さが10μm〜30μmであり、前記インキ収容筒が直円筒状であり、前記インキ収容筒の内径が4mm〜6mmであり、
前記インキが、E型回転粘度計による20℃における回転数100rpmでの粘度が、3mPa・s〜160mPa・sの範囲であり、且つ、剪断減粘性指数が0.80〜0.99の範囲の水性染料インキであり、
筆記距離100m毎にインキ流出量を測定する場合における、筆記開始からインキ充填量の80%が流出する直前の測定時までにおいて、筆記距離100m当たりのインキヘッドの減少量を、3mm〜12mmに設定し、
筆記距離100m毎にインキ流出量を測定する場合における、筆記開始からインキ充填量の80%が流出する直前の測定時までにおいて、筆記距離100m当たりの、チップ本体先端のボールの前後方向の移動可能長さの増加量を、0.1μm〜1.5μmに設定し、
筆記距離100m毎にインキ流出量を測定する場合における、筆記開始からインキ充填量の80%が流出する直前の測定時までにおいて、筆記距離100m当たりのインキ流出量の値が、筆記距離0m〜100mにおけるインキ流出量よりも20mg小さい値以上、且つ、筆記距離0m〜100mにおけるインキ流出量よりも20mg大きい値以下であることを特徴とするボールペン。
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