JP4400048B2 - 描画装置および電気光学装置の製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、インクジェットヘッドを用いた描画装置および電気光学装置の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
インクジェットプリンタのインクジェットヘッド(液滴吐出ヘッド)は、微小なインク滴(液滴)をドット状に精度良く吐出することができることから、例えば吐出液に特殊なインクや感光性の樹脂等の機能液を用いることにより、各種電気光学装置の製造分野への応用が期待されている。
【0003】
例えば、液滴吐出ヘッドを搭載して成るヘッドユニットを用い、カラーフィルタの基板といったワークに対しヘッドユニットを相対移動させつつ、液滴吐出ヘッドのノズル面に開設した複数の吐出ノズルからワークに向けて機能液の液滴を吐出することにより、液晶表示装置のカラーフィルタや有機EL装置等を製造することが考えられている。
【0004】
ところで、液滴吐出ヘッドでは、吐出ノズルの周囲表面に液体の濡れができると、液滴の飛翔方向のずれ(飛行曲がり)といった吐出不良を生ずる。そのため、従来、ノズル面にフッ素樹脂等による撥液性皮膜を形成し、液体の濡れによる吐出不良を防止している(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
然し、撥液性皮膜は経時的に劣化し、また、ノズル面のワイピングにより撥液性皮膜が摩耗するため、次第にサテライト(液滴吐出時に飛散する機能液のミスト状の微粒子)が付着し易くなる。そして、付着したサテライトは一部が固化して、ワイピングによっても拭き取れなくなり、ノズル面が機能液(サテライト)によって次第に汚れ、撥液性が低下して、液滴の吐出不良を生じ易くなる。そのため、ヘッドユニットを定期的に交換することが必要になっていた。
【0006】
尚、描画装置に関するものではないが、従来、プラズマにより活性化させた処理ガスを用いて表面処理を行うプラズマ式表面処理装置が知られている(例えば、特許文献2参照。)。この表面処理装置によれば、処理ガスとして酸素を用いることにより、酸素のイオン、励起種等の活性種を生成し、半導体等の被処理物の表面に付着した有機物をこの活性種との反応で一酸化炭素、二酸化炭素および水蒸気にして除去(アッシング)することができる。
【0007】
【特許文献1】
特開平5−116327号公報(第2−3頁、図1)
【特許文献2】
特開平6−190269号公報(第3−4頁、図1−図4)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ヘッドユニットの製作には手間とコストがかかり、また、新規のヘッドユニットを描画装置に投入する際は、ヘッドユニットの移動機構にミクロンオーダでヘッドユニットを正確に位置調整して取り付ける必要があって、その調整にも手間がかかる。そのため、上記の如くヘッドユニットを定期的に高頻度で交換したのでは、生産性が低下する。
【0009】
本発明は、以上の点に鑑み、プラズマ式表面処理装置を利用して、ヘッドユニットの交換頻度を低減し、生産性を向上し得るようにした描画装置および電気光学装置の製造方法を提供することをその課題としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、複数の吐出ノズルを有するノズル面に撥液性皮膜を形成したインクジェットヘッドを、キャリッジに搭載したヘッドユニットを備え、ワークに対しこのヘッドユニットを相対移動させつつ、インクジェットヘッドに機能液を供給して、吐出ノズルからワークに向けて機能液の液滴を吐出するようにした描画装置であって、プラズマにより活性化させた処理ガスを用いて表面処理を行うプラズマ式の表面処理装置を備え、ヘッドユニットを表面処理装置に臨む位置に移動自在として、表面処理装置によりノズル面に付着した機能液による汚れを除去するアッシング処理を行うものにおいて、表面処理装置は、プラズマガンと、これを収納すると共に、ヘッドユニットが臨む上面の開口および強制排気手段に連なる排気口を形成した装置ケースと、表面処理装置に臨んだヘッドユニットのキャリッジに上面の開口縁部が密着するように、装置ケースと共にプラズマガンを昇降させる昇降機構と、を有していることを特徴とする。
【0011】
上記の構成によれば、アッシング処理によるノズル面の汚れ除去で撥液性が回復し、液滴の吐出不良が防止される。そのため、ヘッドユニットを長期間使用できるようになり、ヘッドユニットの交換頻度を低減して、生産性の向上を図ることができる。
また、上記表面処理装置に臨んだヘッドユニットに対し、昇降機構により、表面処理装置の装置ケースと共にプラズマガンを昇降させるようにすれば、ヘッドユニット(液滴吐出ヘッド)とプラズマガンとを極力近づけることができると共に、ヘッドユニットと装置ケースとの間からの処理ガスの漏れを極力防止することができる。
【0012】
更に、上記表面処理装置により、上記アッシング処理に加え、撥液性成分を含む処理ガスを用いて撥液性皮膜を再生する皮膜再生処理を行うようにすれば、撥液性皮膜を長期間良好な状態に維持でき、ヘッドユニットの交換頻度を一層低減することができる。
【0013】
これらの場合、ワークに対しヘッドユニットを副走査方向に移動させるヘッド移動手段を備え、ヘッドユニットの表面処理装置に臨む位置が、ヘッド移動手段による副走査方向の移動経路の延長上に位置していることが、好ましい。
【0014】
この構成よれば、ヘッドユニット(液滴吐出ヘッド)を、表面処理装置の直上部に簡単且つ短時間で臨ませることができると共に、装置構成を複雑化することがない。
【0017】
また、本発明の電気光学装置の製造方法は、上記した描画装置を用い、ワークである電子光学装置の基板にインクジェットヘッドから吐出された機能液の液滴から成る成膜部を形成することを特徴とする。
【0018】
本発明の描画装置によれば、ノズル面の撥液性が維持されて液滴の吐出不良が防止されるため、成膜部が高精度で形成され、信頼性の高い電気光学装置を製造することが可能となる。なお、電気光学装置としては、液晶表示装置、有機EL(Electro-Luminescence)装置、電子放出装置、PDP(Plasma Display Panel)装置および電気泳動表示装置等が考えられる。なお、電子放出装置は、いわゆるFED(Field Emission Display)装置を含む概念である。さらに、電気光学装置としては、金属配線形成、レンズ形成、レジスト形成および光拡散体形成等の装置が考えられる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明を適用した描画装置の外観斜視図、図2は、本発明を適用した描画装置の正面図、図3は、本発明を適用した描画装置の右側面図、図4は、本発明を適用した描画装置の一部を省略した平面図である。詳細は後述するが、この描画装置1は、特殊なインクや発光性の樹脂液等の機能液を液滴吐出ヘッド31に導入して、基板等のワークWに液滴による成膜部を形成するものである。
【0022】
図1ないし図4に示すように、描画装置1は、液滴吐出ヘッド31をワークWに対し相対移動させつつ機能液を吐出するための描画手段2と、液滴吐出ヘッド31のメンテナンスを行うメンテナンス手段3と、液滴吐出ヘッド31に機能液を供給すると共に不要となった機能液を回収する機能液供給回収手段4と、各手段を駆動・制御するための圧縮エアーを供給するエアー供給手段5と、を備えている。そして、これらの各手段は、図外の制御手段により、相互に関連付けられて制御されている。図示は省略したが、この他にも、ワークWの位置を認識するワーク認識カメラや、描画手段2のヘッドユニット21(後述する)の位置確認を行うヘッド認識カメラ、各種インジケータ等の付帯装置が設けられており、これらも制御手段によりコントロールされている。
【0023】
図1ないし図4に示すように、描画手段2は、アングル材を方形に組んで構成した架台11の上部に固定した石定盤12の上に配設されており、機能液供給回収手段4およびエアー供給手段5の大部分は、架台11に添設された機台13に組み込まれている。機台13には、大小2つの収容室14、15が形成されており、大きいほうの収容室14には機能液供給回収手段4のタンク類が収容され、小さいほうの収容室15にはエアー供給手段5の主要部が収容されている。また、機台13上には、図5に示す如く、モータ16によりボールねじ17を介して機台13の長手方向(すなわちX軸方向)に移動される移動テーブル18が設けられており、移動テーブル18上には、メンテナンス手段3の構成ユニットである後述する吸引ユニット91、ワイピングユニット92、ドット抜け検出ユニット93および機能液の吐出量測定のための液滴受けユニット94を載置する共通ベース19が固定されている。
【0024】
この描画装置1は、描画手段2の液滴吐出ヘッド31をメンテナンス手段3で保守させながら、機能液供給回収手段4から液滴吐出ヘッド31に機能液を供給すると共に、液滴吐出ヘッド31からワークWに機能液を吐出させるものである。なお、機能液は、収納室14に収納した加圧タンク201から機台13上に配置した給液タンク202を介して液滴吐出ヘッド31に供給される。以下、各手段について説明する。
【0025】
描画手段2は、機能液を吐出する液滴吐出ヘッド31を複数搭載したヘッドユニット21と、ヘッドユニット21を支持するメインキャリッジ22と、ヘッドユニット21をワークWに対し主走査方向(X軸方向)とこれに直交する副走査方向(Y軸方向)との2つの走査方向に相対移動させるX・Y移動機構23と、を有している。
【0026】
図6および図7に示すように、ヘッドユニット21は、複数(12個)の液滴吐出ヘッド31と、これら液滴吐出ヘッド31を搭載するサブキャリッジ51と、各液滴吐出ヘッド31のノズル面44を下面に突出させてサブキャリッジ51に取り付けるためのヘッド保持部材52と、から構成されている。12個の液滴吐出ヘッド31は、サブキャリッジ51に、6個宛の二つのヘッド列30L,30Rに分けて主走査方向(X軸方向)に離間配置されている。また、各液滴吐出ヘッド31は、ワークWに対して機能液の十分な塗布密度を確保するために所定角度傾けて配設されている。更に、一方のヘッド列30Lと他方のヘッド列30Rの各液滴吐出ヘッド31は、副走査方向(Y軸方向)に対して相互に位置ずれして配設され、副走査方向において各液滴吐出ヘッド31の吐出ノズル42が連続(一部重複)するようになっている。なお、液滴吐出ヘッド31を専用部品で構成するなどして、ワークWに対して機能液の十分な塗布密度を確保できる場合は、液滴吐出ヘッド31をあえて傾けてセットする必要はない。
【0027】
図6に示すように、液滴吐出ヘッド31は、いわゆる2連のものであり、2連の接続針33を有する機能液導入部32と、機能液導入部32に連なる2連のヘッド基板34と、機能液導入部32の下方に連なり、内部に機能液で満たされるヘッド内流路が形成されたヘッド本体35と、を備えている。各接続針33は、配管アダプタ36を介して機能液供給回収手段4の給液タンク202に接続されており、機能液導入部32は、各接続針33から機能液の供給を受けるようになっている。ヘッド本体35は、2連のポンプ部41と、多数の吐出ノズル42を形成したノズル面44を有するノズル形成プレート43と、を有しており、液滴吐出ヘッド31では、ポンプ部41の作用により吐出ノズル42から液滴を吐出するようになっている。
【0028】
なお、ノズル面44には、多数の吐出ノズル42から成る2列の吐出ノズル列が形成されている。また、吐出ノズル42の周囲表面に液体の濡れができると、液滴の飛翔方向のずれ(飛行曲がり)といった吐出不良を生ずるため、ノズル面44に、共析メッキやプラズマ重合といった公知の手法でポリテトラフルオロエチレン等のフッ素系樹脂から成る撥液性皮膜を形成している。
【0029】
図6に示すように、サブキャリッジ51は、一部が切り欠かれた本体プレート53と、本体プレート53の長辺方向の中間位置に設けた左右一対の基準ピン54と、本体プレート53の両長辺部分に取り付けた左右一対の支持部材55と、を備えている。一対の基準ピン54は、画像認識を前提として、サブキャリッジ51(ヘッドユニット21)をX軸、Y軸、およびθ軸方向に位置決め(位置認識)するための基準となるものである。支持部材55は、ヘッドユニット21をメインキャリッジ22に固定する際の固定部位となる。また、サブキャリッジ51には、各液滴吐出ヘッド31と給液タンク202を配管接続するための配管ジョイント56が設けられている。配管ジョイント56は、一端に各液滴吐出ヘッド31(の接続針33)と接続した配管アダプタ36からのヘッド側配管部材を接続し、もう一端には給液タンク202からの装置側配管部材を接続するための12個のソケット57を有している。
【0030】
図3に示すように、メインキャリッジ22は、後述するブリッジプレート82に下側から固定される外観「I」形の吊設部材61と、吊設部材61の下面に取り付けたθテーブル62と、θテーブル62の下方に吊設するよう取り付けたキャリッジ本体63と、で構成されている。キャリッジ本体63には、ヘッドユニット21を遊嵌するための方形の開口を有しており、ヘッドユニット21を位置決め固定するようになっている。
【0031】
X・Y移動機構23は、図1ないし図3に示すように、上記した石定盤12に固定され、ワークWを主走査(X軸方向)させると共にメインキャリッジ22を介してヘッドユニット21を副走査(Y軸方向)させるものである。X・Y移動機構23は、石定盤12の長辺に沿う中心線に軸線を合致させて固定されたX軸テーブル71と、X軸テーブル71を跨いで、石定盤12の短辺に沿う中心線に軸線を合致させたY軸テーブル81と、を有している。
【0032】
X軸テーブル71は、ワークWをエアー吸引により吸着セットする吸着テーブル72と、吸着テーブル72を支持するθテーブル73と、θテーブル73をX軸方向にスライド自在に支持するX軸エアースライダ74と、θテーブル73を介して吸着テーブル72上のワークWをX軸方向に移動させるX軸リニアモータ(図示省略)と、X軸エアースライダ74に併設したX軸リニアスケール75とで構成されている。液滴吐出ヘッド31の主走査は、X軸リニアモータの駆動により、ワークWを吸着した吸着テーブル72およびθテーブル73が、X軸エアースライダ74を案内にしてX軸方向に往復移動することにより行われる。
【0033】
Y軸テーブル81は、メインキャリッジ22を吊設するブリッジプレート82と、ブリッジプレート82を両持ちで且つY軸方向にスライド自在に支持する一対のY軸スライダ83と、Y軸スライダ83に併設したY軸リニアスケール84と、一対のY軸スライダ83を案内にしてブリッジプレート82をY軸方向に移動させるY軸ボールねじ85と、Y軸ボールねじ85を正逆回転させるY軸モータ(図示省略)とを備えている。Y軸モータはサーボモータで構成されており、Y軸モータが正逆回転すると、Y軸ボールねじ85を介してこれに螺合しているブリッジプレート82が一対のY軸スライダ83を案内にしてY軸方向に移動する。すなわち、ブリッジプレート82の移動に伴い、メインキャリッジ22(ヘッドユニット21)がY軸方向の往復移動を行い、液滴吐出ヘッド31の副走査が行われる。なお、図4では、Y軸テーブル81とθテーブル73とを省略している。
【0034】
ここで、描画手段2の一連の動作を簡単に説明する。まず、ワークWに向けて機能液を吐出する描画作業前の準備として、ヘッド認識カメラによるヘッドユニット21の位置補正が行われた後、ワーク認識カメラによって、吸着テーブル72にセットされたワークWの位置補正がなされる。次に、ワークWをX軸テーブル71により主走査(X軸)方向に往復動させると共に、複数の液滴吐出ヘッド31を駆動させてワークWに対する液滴の選択的な吐出動作が行われる。そして、ワークWを復動させた後、ヘッドユニット21をY軸テーブル81により副走査(Y軸)方向に移動させ、再度ワークWの主走査方向への往復移動と液滴吐出ヘッド31の駆動が行われる。なお、本実施形態では、ヘッドユニット21に対して、ワークWを主走査方向に移動させるようにしているが、ヘッドユニット21を主走査方向に移動させる構成であってもよい。また、ワークWを固定とし、ヘッドユニット21を主走査方向および副走査方向に移動させる構成であってもよい。
【0035】
次に、メンテナンス手段3の各構成ユニットについて説明する。メンテナンス手段3は、上述した共通ベース19上の吸引ユニット91、ワイピングユニット92、ドット抜け検出ユニット93および液滴受けユニット94で概略構成されている。ヘッドユニット21は、描画作業の休止時に機台13の上方のメンテナンス位置に移動され、この状態で移動テーブル18を介して共通ベース19を移動することにより、吸引ユニット91とワイピングユニット92と液滴受けユニット94とを選択的にヘッドユニット21の直下部に臨ませる。
【0036】
吸引ユニット91は、液滴吐出ヘッド31から機能液を強制的に吸引すると共に、液滴吐出ヘッド31からの機能液の吐出を受けるフラッシングボックスの機能を有している。吸引ユニット91は、共通ベース19(移動テーブル18)がホーム位置(図4,図5に示す位置)に存するときに、メンテナンス位置に存するヘッドユニット21の直下部に臨む昇降自在なキャップユニット101を備えている。
【0037】
キャップユニット101は、ヘッドユニット21に搭載された12個の液滴吐出ヘッド31の配置に対応させて、12個のキャップ102をキャップベース103に配設したものであり、対応する各液滴吐出ヘッド31に各キャップ102を密着可能に構成されている。
【0038】
ヘッドユニット21の液滴吐出ヘッド31に機能液の充填を行う場合や、液滴吐出ヘッド31内で増粘した機能液を除去する場合には、各キャップ102を各液滴吐出ヘッド31のノズル面44に密着させて、ポンプ吸引を行い、吸引した機能液を収納室14に配置した再利用タンク203に回収する。また、装置の非稼働時には、各キャップ102を各液滴吐出ヘッド31のノズル面44に密着させて、液滴吐出ヘッド31の保全(機能液の乾燥防止等)を行う。さらに、ワーク交換などで描画作業を休止するときには、各キャップ102を各液滴吐出ヘッド31のノズル面44から僅かに離間させておいて、フラッシング(予備吐出)を行うようにしている。
【0039】
ところで、液滴吐出ヘッド31のフラッシング動作(予備吐出)は、描画作業中にも行われる。そのために、X軸テーブル71のθテーブル73に、吸着テーブル71を挟むようにして固定した1対のフラッシングボックス95aを有するフラッシングユニット95を設けている(図4参照)。フラッシングボックス95aは、θテーブル73と共に主走査時に移動するので、ヘッドユニット21等をフラッシング動作のために移動させることがない。すなわち、フラッシングボックス95aはワークWと共にヘッドユニット21へ向かって移動していくので、フラッシングボックス95aに臨んだ液滴吐出ヘッド31の吐出ノズル42から順次フラッシング動作を行うことができる。なお、フラッシングボックス95aで受けた機能液は、収納室14に配置した廃液タンク204に貯留される。
【0040】
ワイピングユニット92は、液滴吐出ヘッド31の吸引(クリーニング)等により機能液が付着して汚れた各液滴吐出ヘッド31のノズル面44を、ワイピングシート(図示省略)を用いて拭き取るものであり、別個独立に構成されたシート供給ユニット111と拭き取りユニット112とを備える。これらシート供給ユニット111と拭き取りユニット112とは、共通ベース19上に、拭き取りユニット112を吸引ユニット91側に位置させた状態でX軸方向に並べて配置されている。
【0041】
シート供給ユニット111には、ワイピングシートの繰り出しリール113と巻き取りリール114とが設けられ、また、拭き取りユニット112には、シート供給ユニット111から供給されるワイピングシートを折り返すようにして巻き掛けする押圧ローラ115と、押圧ローラ115のシート送り込み側に位置する洗浄液吐出ヘッド116とが設けられ、押圧ローラ115によりワイピングシートをノズル面44に押し付けると共に、機台13の収納室14に配置した洗浄液タンク205から供給される機能液の溶剤から成る洗浄液を洗浄液吐出ヘッド116によりワイピングシートに塗布するようにしている。ワイピングに際しては、メンテナンス位置に存するヘッドユニット21に向けて移動テーブル18の動きにより拭き取りユニット112がシート供給ユニット111と一体に払拭方向であるX軸方向一方(図4,図5の右方)に移動し、ヘッドユニット21の12個全ての液滴吐出ヘッド31のノズル面44を払拭する。
【0042】
ドット抜け検出ユニット93は、液滴吐出ヘッド31の全吐出ノズル42から液滴が確実に吐出されているか否か、すなわち各液滴吐出ヘッド31にノズル詰まり等が生じているか否かを検出するものである。ドット抜け検出ユニット93は、ヘッドユニット21の2つのヘッド列30L,30Rに対応して設けた一対の光学式検出器121L,121Rで構成されている。各検出器121L,121Rは、レーザーダイオード等の発光素子122と受光素子123とを対向させ、両素子122,123間の光路を吐出した液滴が遮断するか否かで、ドット抜け(吐出不良)を検出するようになっている。そして、ヘッドユニット21を各ヘッド列30L,30Rの液滴吐出ヘッド31が各検出器121L,121Rの直上部を通るようにY軸方向に移動させつつ、各吐出ノズル42から順に液滴を吐出させて、ドット抜けの検査を行う。
【0043】
液滴受けユニット94は、液滴の吐出量(重量)を液滴吐出ヘッド21単位で測定するために使用するものであり、共通ベース19上に、昇降シリンダ131とシフトシリンダ132とで上下方向およびX軸方向に移動自在に配置した載置台133と、載置台133上にヘッドユニット21の12個の液滴吐出ヘッド31に合わせて載置した12個の受け容器134とを備えている。液滴の吐出量測定に際しては、載置台133を下降端位置に存するキャップユニット101の直上部に進入するようにX軸方向に移動させ、次に載置台133を上昇させて、メンテナンス位置に存するヘッドユニット21の各液滴吐出ヘッド31の直下に各受け容器134を近接対向させ、この状態で各液滴吐出ヘッド31から各受け容器134に向けて所定回数液滴を吐出させる。その後、各受け容器134を図外の電子天秤に移載して、各受け容器134内の液滴の重量を測定する。
【0044】
ところで、液滴吐出ヘッド31から機能液の液滴を吐出すると、吐出された機能液の一部が霧状の微粒子、即ち、サテライトとなって浮遊、飛散する。ここで、液滴吐出ヘッド31のノズル面44には、上記の如く撥液性皮膜が形成されているが、この皮膜の経時劣化や、ワイピングによる摩耗等により、次第にサテライトがノズル面44に付着し易くなる。そして、ノズル面44にサテライトが付着すると、その一部が固化して、ワイピングによっても拭き取れなくなる。その結果、ノズル面44がサテライト、即ち、機能液によって次第に汚れ、撥液性が低下して、液滴の飛翔方向のずれといった吐出不良を生じ易くなる。
【0045】
そこで、本実施形態では、図4に示す如く、石定盤12の機台13とは反対側の側部に、プラズマにより活性化させた処理ガスを用いて表面処理を行うプラズマ式の表面処理装置96を配置し、この表面処理装置96上に臨む処理位置にヘッドユニット21をY軸方向(副走査方向)に移動させた状態で、ノズル面44に付着した機能液による汚れを除去するアッシング処理と、ノズル面44の撥液性皮膜を再生する皮膜再生処理とを行うようにしている。すなわち、Y軸テーブル81によりヘッドユニット21を、ワークWを越えて先方に移動させることにより、ヘッドユニット21が表面処理装置96の直上部に移動し、ここで各処理を行うようになっている。
【0046】
プラズマ式表面処理装置96は、図8に示す如く、上面を開口させた箱形の装置ケース141と、このケース141内に配置した、ヘッドユニット21の2つのヘッド列30L,30Rに対応する2つのプラズマガン142L,142Rとで構成されている。各プラズマガン142L,142Rは、各ヘッド列30L,30Rの長手方向に長手で、上部を幅広とした断面T字状の中空の金属製ガン本体143と、ガン本体143内に収納した断面T字状の電極144とを備えており、ガン本体143の上面に、各ヘッド列30L,30Rに属する6個の液滴吐出ヘッド31に対応する6個のスリット状のガス吹き出し口145を開設している。
【0047】
そして、装置ケース141の底板上に、各プラズマガン142L,142Rを絶縁材料製の各ガンホルダ146を介して立設し、各ガンホルダ146にガン本体143内に連通する処理ガス用の流入通路147を形成して、流入通路147に、アッシング処理に用いる処理ガス用のガス源148と、皮膜再生処理に用いる処理ガス用のガス源149とを切替弁150を介して切り替え自在に接続している。尚、本実施形態では、アッシング処理用のガスとして酸素O2を用い、皮膜再生処理用のガスとして四フッ化炭素CF4を用いているが、アッシング処理用のガスとしてヘリウムや窒素等と酸素の混合ガスや圧縮空気を用いても良く、また、皮膜再生処理用のガスとして四フッ化炭素以外の撥液性を発揮するフッ素化合物、更には、これらフッ素化合物とヘリウムや窒素等との混合ガスを用いても良い。
【0048】
各プラズマガン142L,142Rのガン本体143は接地されており、電極144を高周波電源151に接続すると、大気圧またはその近傍の圧力下で電極144とガン本体143との間での気体放電を生じ、ガン本体143内に供給した処理ガスが放電部のプラズマにより活性化される。即ち、処理ガスとして酸素を供給するアッシング処理時は、プラズマにより酸素のイオン、励起種等の活性種が生成され、この活性種がガス吹き出し口145を通してノズル面44に吹き付けられる。そして、ノズル面44に付着している機能液による汚れは、酸素の活性種との反応で一酸化炭素、二酸化炭素、水蒸気となって除去される。
【0049】
また、処理ガスとして四フッ化炭素を供給する皮膜再生処理時は、プラズマにより四フッ化炭素のイオン、励起種等の活性種が生成され、この活性種がノズル面44に吹き付けられて、撥液性皮膜にフッ素基が導入され、撥液性皮膜が再生される。
【0050】
アッシング処理のみを実行するようにしても、ノズル面44の汚れが除去されて撥液性が回復するため、液滴の吐出不良を防止できるが、アッシング処理に続いて皮膜再生処理を実行すれば、撥液性皮膜の寿命が延び、ヘッドユニット21をより長期間使用できるようになる。そのため、ヘッドユニット21の交換頻度を可及的に低減でき、ヘッドユニット21の交換による時間的、コスト的ロスを削減して、生産性を大幅に向上できる。尚、アッシング処理および皮膜再生処理は、稼働開始時等に1日1回定期的に行えば充分である。
【0051】
ところで、描画装置1は、クリーンルーム形式のチャンバーにより不活性ガスの雰囲気中に置かれており、処理ガスや処理時に発生するガスによる雰囲気の汚損を防止する必要がある。そこで、装置ケース141を昇降機構153により昇降自在とし、ヘッドユニット21を処理位置に移動させた後、装置ケース141を上昇させて、装置ケース141の上面の開口縁部をヘッドユニット21のサブキャリッジ51の下面に密着させ、更に、装置ケース141に設けた排気口152を介して装置ケース141内を強制排気し、処理ガスや処理時に発生するガスが雰囲気中に漏れ出ることを防止している。
【0052】
次に、上記の描画装置1を液晶表示装置の製造に適用した場合について、説明する。図9は、液晶表示装置301の断面構造を表している。同図に示すように、液晶表示装置301は、ガラス基板321を主体として対向面に透明導電膜(ITO膜)322および配向膜323を形成した上基板311および下基板312と、この上下両基板311,312間に介設した多数のスペーサ331と、上下両基板311,312間を封止するシール材332と、上下両基板311,312間に充填した液晶333とで構成されると共に、上基板311の背面に位相基板341および偏光板342aを積層し、且つ下基板312の背面に偏光板342bおよびバックライト343を積層して、構成されている。
【0053】
通常の製造工程では、それぞれ透明導電膜322のパターニングおよび配向膜323の塗布を行って上基板311および下基板312を別々に作製した後、下基板312にスペーサ331およびシール材332を作り込み、この状態で上基板311を貼り合わせる。次いで、シール材332の注入口から液晶333を注入し、注入口を閉止する。その後、位相基板341、両偏光板342a,342bおよびバックライト343を積層する。
【0054】
実施形態の描画装置1は、例えば、スペーサ331の形成や、液晶333の注入に利用することができる。具体的には、機能液としてセルギャップを構成するスペーサ材料(例えば、紫外線硬化樹脂や熱硬化樹脂)や液晶を導入し、これらを所定の位置に均一に吐出(塗布)させていく。先ずシール材332を環状に印刷した下基板312を吸着テーブルにセットし、この下基板312上にスペーサ材料を粗い間隔で吐出し、紫外線照射してスペーサ材料を凝固させる。次に、下基板312のシール材332の内側に、液晶333を所定量だけ均一に吐出して注入する。その後、別途準備した上基板311と、液晶を所定量塗布した下基板312を真空中に導入して貼り合わせる。
【0055】
このように、上基板311と下基板312とを貼り合わせる前に、液晶333をセルの中に均一に塗布(充填)するようにしているため、液晶333がセルの隅など細部に行き渡らない等の不具合を解消することができる。
【0056】
なお、機能液(シール材用材料)として紫外線硬化樹脂或いは熱硬化樹脂を用いることで、上記のシール材332の印刷をこの描画装置1で行うことも可能である。同様に、機能液(配向膜材料)としてポリイミド樹脂を導入することで、配向膜323を描画装置1で作成することも可能である。
【0057】
このように、液晶表示装置301の製造に上記した描画装置1を使用した場合、液滴吐出ヘッド31のノズル面44の撥液性を良好に維持して、液滴を正確に吐出できるため、液滴の吐出不良による不良製品の発生を防止できる。
【0058】
ところで、上記した描画装置1は、携帯電話やパーソナルコンピュータ等の電子機器に搭載される上記の液晶表示装置301の他、各種の電気光学装置(デバイス)の製造に用いることが可能である。すなわち、有機EL装置、FED装置、PDP装置および電気泳動表示装置等の製造に適用することができる。
【0059】
有機EL装置の製造に、上記した描画装置1を応用した例を簡単に説明する。図17に示すように、有機EL装置401は、基板421、回路素子部422、画素電極423、バンク部424、発光素子425、陰極426(対向電極)、および封止用基板427から構成された有機EL素子411に、フレキシブル基板(図示省略)の配線および駆動IC(図示省略)を接続したものである。回路素子部422は基板421上に形成され、複数の画素電極423が回路素子部422上に整列している。そして、各画素電極423間にはバンク部424が格子状に形成されており、バンク部424により生じた凹部開口431に、発光素子425が形成されている。陰極426は、バンク部424および発光素子425の上部全面に形成され、陰極426の上には、封止用基板427が積層されている。
【0060】
有機EL装置401の製造工程では、予め回路素子部422上および画素電極423が形成されている基板421(ワークW)上の所定の位置にバンク部424が形成された後、発光素子425を適切に形成するためのプラズマ処理が行われ、その後に発光素子425および陰極426(対向電極)を形成される。そして、封止用基板427を陰極426上に積層して封止して、有機EL素子411を得た後、この有機EL素子411の陰極426をフレキシブル基板の配線に接続すると共に、駆動ICに回路素子部422の配線を接続することにより、有機EL装置401が製造される。
【0061】
描画装置1は、発光素子425の形成に用いられる。具体的には、液滴吐出ヘッド31に発光素子材料(機能液)を導入し、バンク部424が形成された基板421の画素電極423の位置に対応して、発光素子材料を吐出させ、これを乾燥させることで発光素子425を形成する。なお、上記した画素電極423や陰極426の形成等においても、それぞれに対応する液体材料を用いることで、描画装置1を利用して作成することも可能である。
【0062】
また、他の電気光学装置としては、金属配線形成、レンズ形成、レジスト形成および光拡散体形成等の他、上記したプレパラート形成を包含する装置が考えられる。
【0063】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、インクジェットヘッドのノズル面の撥液性を長期間良好に維持でき、そのため、ヘッドユニットの交換頻度を低減して、生産性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の描画装置の外観斜視図である。
【図2】実施形態の描画装置の正面図である。
【図3】図2の右方から見た実施形態の描画装置の側面図である。
【図4】実施形態の描画装置の一部を省略した平面図である。
【図5】実施形態のメンテナンス手段の斜視図である。
【図6】実施形態のヘッドユニットの平面図である。
【図7】(a)実施形態の液滴吐出ヘッドの斜視図、(b)液滴吐出ヘッドの要部の断面図である。
【図8】実施形態の表面処理装置の模式的な断面図である。
【図9】実施形態の描画装置で製造する液晶表示装置の断面図である。
【図10】実施形態の描画装置で製造する有機EL装置の断面図である。
【符号の説明】
1…描画装置 21…ヘッドユニット
31…液滴吐出ヘッド 42…吐出ノズル
44…ノズル面 96…表面処理装置
141…装置ケース 142L,142R…プラズマガン
148…アッシング処理用ガス源 149…皮膜再生処理用ガス源
153…昇降機構
Claims (4)
- 複数の吐出ノズルを有するノズル面に撥液性皮膜を形成したインクジェットヘッドを、キャリッジに搭載したヘッドユニットを備え、ワークに対しこのヘッドユニットを相対移動させつつ、前記インクジェットヘッドに機能液を供給して、前記吐出ノズルからワークに向けて機能液の液滴を吐出するようにした描画装置であって、
プラズマにより活性化させた処理ガスを用いて表面処理を行うプラズマ式の表面処理装置を備え、
前記ヘッドユニットを前記表面処理装置に臨む位置に移動自在として、前記表面処理装置により前記ノズル面に付着した機能液による汚れを除去するアッシング処理を行うものにおいて、
前記表面処理装置は、プラズマガンと、これを収納すると共に、前記ヘッドユニットが臨む上面の開口および強制排気手段に連なる排気口を形成した装置ケースと、前記表面処理装置に臨んだ前記ヘッドユニットの前記キャリッジに前記上面の開口縁部が密着するように、前記装置ケースと共に前記プラズマガンを昇降させる昇降機構と、を有していることを特徴とする描画装置。 - 前記表面処理装置は、前記アッシング処理に加え、撥液性成分を含む処理ガスを用いて前記撥液性皮膜を再生する皮膜再生処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の描画装置。
- ワークに対し前記ヘッドユニットを副走査方向に移動させるヘッド移動手段を備え、
前記ヘッドユニットの前記表面処理装置に臨む位置が、前記ヘッド移動手段による副走査方向の移動経路の延長上に位置していることを特徴とする請求項1または2に記載の描画装置。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載の描画装置を用い、ワークである電気光学装置の基板に前記インクジェットヘッドから吐出された機能液の液滴から成る成膜部を形成することを特徴とする電気光学装置の製造方法。
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