JP2006212501A - 液滴吐出装置、液滴吐出装置におけるワイピング方法、電気光学装置の製造方法、電気光学装置および電子機器 - Google Patents

液滴吐出装置、液滴吐出装置におけるワイピング方法、電気光学装置の製造方法、電気光学装置および電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】ヘッドのノズル面を払拭する際に洗浄剤の使用量を削減することができる液滴吐出装置を提供すること。
【解決手段】ヘッド11のノズルから液体をワークに吐出する液滴吐出装置10であって、ヘッド11のノズル面70に接触することによりノズル面70を払拭するワイピング部材410と、ノズル面70への前記液体の付着を検知する検知部650と、ワイピング部材410に洗浄剤を供給する洗浄剤供給部420と、を備える。
【選択図】図8

Description

本発明は、ヘッドのノズルから液体をワークに吐出する液滴吐出装置、液滴吐出装置におけるワイピング方法、電気光学装置の製造方法、電気光学装置および電子機器に関する。
液滴吐出装置は、描画システムとして用いられることがあり、この描画システムはインクジェット式で液滴をワークに対して吐出するようになっている。この描画システムはたとえばフラットパネルディスプレイのような電気光学素子の製造に用いられることがある。
この種の液滴吐出装置は、液滴を吐出するためのヘッドを有している。このヘッドのノズル面は、必要に応じて吸引装置によりノズル内の液滴および気泡を吸引した後に、ワイピング部材を用いて払拭することが提案されている(たとえば特許文献1)。
特開2004−167488号公報(第1頁、図56)
特許文献1では、ワイピングシートに対して洗浄剤を吹き付けて含浸させた状態で、ヘッドのノズル面を払拭する構造である。
ところが、ノズル面の汚れ具合によっては、洗浄剤を必ずしも使用しなくても良い場合があるが、特許文献1のワイピングシートには必ず洗浄剤を吹き付けて含浸させている。このために無駄な洗浄剤を使用してしまっており、洗浄剤の使用量を削減したいという希望がある。
そこで本発明は上記課題を解消し、ヘッドのノズル面を払拭する際に洗浄剤の使用量を削減することができる液滴吐出装置、液滴吐出装置におけるワイピング方法、電気光学装置の製造方法、電気光学装置および電子機器を提供することを目的としている。
上記目的は、第1の発明にあっては、ヘッドのノズルから液体をワークに吐出する液滴吐出装置であって、前記ヘッドのノズル面に接触することにより前記ノズル面を払拭するワイピング部材と、前記ノズル面への前記液体の付着を検知する検知部と、前記ワイピング部材に洗浄剤を供給する洗浄剤供給部と、を備えることを特徴とする液滴吐出装置により、達成される。
第1の発明の構成によれば、ワイピング部材は、ヘッドのノズル面に接触することによりノズル面を払拭する。検知部がノズル面への液体の付着を検知した結果、洗浄剤供給部は、ワイピング部材によりノズル面を払拭する際に、ワイピング部材に洗浄剤を供給する。
これにより、洗浄剤の使用量を削減することができる。
第2の発明は、第1の発明の構成において、前記ノズル面を封止して前記ノズルから前記液体を吸引する吸引部を有していることを特徴とする。
第2の発明の構成によれば、吸引部は、ワイピング部材によりノズル面を払拭する前に、ノズル面を封止してノズルから液体を吸引する。
これにより、吸引部は、ノズルを払拭する前にノズルから液体を吸引することで、ノズルの目詰まりを確実に防ぐことができる他に、ノズルの吐出能力を回復させることができる。
第3の発明は、第1の発明または第2の発明の構成において、前記ワイピング部材を水平に移動して前記ノズル面を払拭するための駆動部を有し、前記洗浄剤供給部は前記ワイピング部材の上方に配置されていることを特徴とする。
第3の発明の構成によれば、駆動部は、ワイピング部材を水平に移動してノズル面を払拭する。洗浄剤供給部は、ワイピング部材の上方に配置されている。
これにより、駆動部はワイピング部材を水平に移動しながらノズル面を払拭し、しかも洗浄剤供給部はワイピング部材の上方から洗浄剤を供給することができるので、供給された洗浄剤はワイピング部材に対して確実に含浸することができ、ワイピング部材が他の部分に流れ落ちてしまうことを防ぎ、洗浄剤を有効に利用することができる。
第4の発明は、第3の発明の構成において、前記洗浄剤供給部は、前記ワイピング部材に対して前記ワイピング部材の移動方向に沿って連続して塗布することを特徴とする。
第4の発明の構成によれば、洗浄剤供給部は、ワイピング部材に対してワイピング部材の移動方向に沿って連続して塗布するようになっている。
これにより、洗浄剤はワイピング部材に対して連続的に塗布して含浸させることができる。
第5の発明は、第3の発明の構成において、前記洗浄剤供給部は、前記ワイピング部材に対して前記ワイピング部材の移動方向に沿って間欠的に塗布することを特徴とする。
第5の発明の構成によれば、洗浄剤供給部は、ワイピング部材に対してワイピング部材の移動方向に沿って間欠的に塗布する。
これにより、洗浄剤はワイピング部材に対して必要に応じて間欠的に含浸させることができる。つまり間隔をおきながら洗浄剤はワイピング部材に対して含浸させることができるので、ワイピング部材は洗浄剤を用いてワイピングする作業と、洗浄剤を用いないでワイピングする作業の両方を行うことができる。
上記目的は、第6の発明にあっては、ヘッドのノズルから液体をワークに吐出する液滴吐出装置におけるワイピング方法であって、洗浄剤供給部は、ワイピング部材により前記ノズル面を払拭する際に、前記ノズル面の前記液体による汚れの有無を検知して、前記ノズル面が汚れている場合には前記ワイピング部材に洗浄剤を供給し、前記ノズル面が汚れていない場合には前記ワイピング部材に洗浄剤を供給しないことを特徴とする液滴吐出装置におけるワイピング方法により、達成される。
これにより、ノズル面が汚れているか汚れていないかにより、洗浄剤の使用量を削減することができる。
第7の発明は、第6の発明の構成において、前記ワイピング部材は、前記ノズル面に対して移動することで前記ノズル面を払拭し、前記洗浄剤供給部は、前記ワイピング部材に対して前記ワイピング部材の移動方向に沿って連続して塗布することを特徴とする。
これにより、洗浄剤はワイピング部材に対して連続的に塗布して含浸させることができる。
第8の発明は、第6の発明の構成において、前記ワイピング部材は、前記ノズル面に対して移動することで前記ノズル面を払拭し、前記洗浄剤供給部は、前記ワイピング部材に対して前記ワイピング部材の移動方向に沿って間欠的に連続して塗布することを特徴とする。
これにより、洗浄剤はワイピング部材に対して必要に応じて間欠的に含浸させることができる。つまり間隔をおきながら洗浄剤はワイピング部材に対して含浸させることができるので、ワイピング部材は洗浄剤を用いてワイピングする作業と、洗浄剤を用いないでワイピングする作業の両方を行うことができる。
上記目的は、第9の発明にあっては、ヘッドのノズルから液体をワークに吐出することで電気光学装置を製造する製造方法であって、洗浄剤供給部は、ワイピング部材により前記ノズル面を払拭する際に、前記ノズル面の前記液体による汚れの有無を検知して、前記ノズル面が汚れている場合には前記ワイピング部材に洗浄剤を供給し、前記ノズル面が汚れていない場合には前記ワイピング部材に洗浄剤を供給せず、ワイピングした前記ノズル面から前記液体を前記ワークに吐出することで前記電気光学装置を製造することを特徴とする電気光学装置の製造方法により、達成される。
これにより、ノズル面が汚れているか汚れていないかにより、洗浄剤の使用量を削減することができる。
ワイピングしたノズル面から液体をワークに吐出することで、より高品質な電気光学装置を製造することができる。
上記目的は、第10の発明にあっては、ヘッドのノズルから液体をワークに吐出することで製造される電気光学装置であって、洗浄剤供給部は、ワイピング部材により前記ノズル面を払拭する際に、前記ノズル面の前記液体による汚れの有無を検知して、前記ノズル面が汚れている場合には前記ワイピング部材に洗浄剤を供給し、前記ノズル面が汚れていない場合には前記ワイピング部材に洗浄剤を供給せず、ワイピングした前記ノズル面から前記液体を前記ワークに吐出することで製造されることを特徴とする電気光学装置により、達成される。
これにより、ノズル面が汚れているか汚れていないかにより、洗浄剤の使用量を削減することができる。
ワイピングしたノズル面から液体をワークに吐出することで、より高品質な電気光学装置を製造することができる。
第11の発明は、第10の発明に記載の前記電気光学装置を搭載したことを特徴とする電子機器である。
これにより、高品質な電気光学装置を搭載した電子機器が得られる。
以下、本発明の好適な実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の液滴吐出装置の好ましい実施形態を示す平面図である。
図1に示す液滴吐出装置10は、描画システムとして用いることができる。この描画システムは、一例としていわゆるフラットパネルディスプレイの一種であるたとえば有機EL(エレクトロルミネッセンス)装置の製造ラインに組み込まれるものである。この液滴吐出装置10は、たとえば有機EL装置の各画素となる発光素子を形成することができる。
液滴吐出装置10は、たとえばインクジェット式描画装置として用いることができる。液滴吐出装置10は、有機EL装置の発光素子を液滴吐出法(インクジェット法)で形成するためのものである。液滴吐出装置10のヘッド(機能液滴吐出ヘッドとも言う)は、有機EL素子の発光素子を形成できる。具体的には、有機EL素子の製造工程において、バンク部形成工程およびプラズマ処理工程を経て、バンク部が形成された基板(ワークの一例)に対して、発光機能材料を導入したヘッドを相対的に走査することにより、液滴吐出装置10は、基板の画素電極の位置に対応して正孔注入/輸送層および発光層の成膜部を形成することができる。
液滴吐出装置10はたとえば2台用意することにより、1台目の液滴吐出装置10が正孔注入/輸送層を形成し、もう1台の液滴吐出装置10はR(赤),G(緑),B(青)の3色の発光層を形成することができる。
図1の液滴吐出装置10はチャンバ12の中に収容されている。チャンバ12は別のチャンバ13を有している。このチャンバ13の中には、ワーク搬出入テーブル14を収容している。ワーク搬出入テーブル14は、ワークWをチャンバ12内へ搬入したりあるいは処理後のワークWをチャンバ12内のテーブル30の上から搬出するためのテーブルである。
図1に示すチャンバ12の中には、ヘッド11のメンテナンスを行うメンテナンス部15を収容している。またチャンバ12の外側には、回収部16を備えている。
メンテナンス部15は、ワイピング装置400、液体吸引部としての液体吸引装置600、検知部としてのカメラ650、ノズル詰まり検出装置670、フラッシングユニット(図示せず)、あるいは重量測定ユニット(図示せず)等を有している。
フラッシングユニットは、ヘッド11から予備的に吐出された吐出用液滴を受けるためのものである。液体吸引装置600は、ヘッド11のノズル面のノズルから液体や気泡を吸引するためのものである。ワイピング装置400はノズル面に接触してノズル面を払拭するためのものである。
ノズル詰まり検出装置670は、ヘッド11のノズルから吐出される吐出用液滴の吐出の有無を検査する。重量測定ユニットは、ヘッド11から吐出される液滴の重量を測定する。カメラ650はノズル面における吐出用液体による汚れの有無を検出する。
回収部16は、たとえば吐出用液滴を回収する液滴回収系とワイピングの後に用いる洗浄用の溶剤を供給する洗浄液供給系を有している。
チャンバ12とチャンバ13は、個別にエアー管理されており、チャンバ12とチャンバ13の中の雰囲気に変動が生じないようになっている。このようにチャンバ12とチャンバ13を用いるのは、たとえば有機EL素子を製造する場合には大気中の水分等を嫌うために大気の影響を排除できるようにするためである。チャンバ12とチャンバ13の中にはドライエアーを連続的に導入して排気することで、ドライエアー雰囲気を維持する。
次に、図1に示すチャンバ12内の構成要素について説明する。
チャンバ12の中には、フレーム20、ヘッド11、キャリッジ19、液体貯留部300、第1操作部21、第2操作部22、テーブル30、ガイド基台17を収容している。
図1のフレーム20はX軸方向に沿って水平に設けられている。ガイド基台17はY軸方向に沿って設けられている。フレーム20はガイド基台17の上方にある。X軸は第1移動軸に相当し、Y軸は第2移動軸に相当する。X軸とY軸は直交しており、Z軸に対しても直交している。Z軸は、図1において紙面垂直方向である。
第1操作部21は、フレーム20に沿ってキャリッジ19とヘッド11を、X軸方向に沿って直線往復移動および位置決めするためのものである。
第2操作部22は、テーブル30を有している。このテーブル30は、図1に示すようなワークWを着脱可能に搭載することもできる。この第2操作部22のテーブル30は、ヘッド11からワークWに対して吐出用の液滴を与える際に、ワークWを保持する。そして第2操作部22は、ワークWをY軸方向に沿ってガイド基台17上を直線移動して位置決めすることができる。
第1操作部21は、キャリッジ19とヘッド11をX軸方向に直線移動して位置決めするためのモータ21Aを有している。このモータ21Aは、たとえば送りねじを用いることにより、キャリッジ19とこのヘッド11をX軸方向に直線移動することができる。モータ21Aは、この回転型の電動モータであっても良いし、リニアモータであっても良い。
第2操作部22のモータ22Aは、テーブル30をガイド基台17に沿ってY軸方向に直線移動して位置決め可能である。モータ22Aはたとえば送りねじを回転する回転型の電動モータを用いることができる。モータ22Aとしては回転型のモータの他にリニアモータを用いることも可能である。
第2操作部22のテーブル30は、搭載面30Aを有している。この搭載面30Aは、図1のZ軸方向に垂直な面である。搭載面30Aは、吸着部30Bを有している。この吸着部30Bは、ワークWを真空吸着により吸着することができるものである。これにより、ワークWは、搭載面30Aに対してずれることなく確実に着脱可能に固定することができる。
次に、図2と図3を参照して、キャリッジ19とヘッド11の構造例について説明する。
図2はキャリッジ19とヘッド11の周りの形状例を示す斜視図であり、図3は、図2のE方向から見た正面図の例である。
キャリッジ19は、図1に示すモータ21AによりX軸方向に移動して位置決め可能である。キャリッジ19はヘッドホルダ61を用いてヘッド11を着脱可能に保持している。
図3に示すように、制御部200の指令によりモータ62が作動すると、ヘッドホルダ61とヘッド11のユニットがZ軸方向に沿って上下動して位置決め可能である。そして、制御部200の指令により、もう1つのモータ63が作動することにより、ヘッド11は、U軸を中心としてθ方向に回転可能になっている。
図2と図3に示すように、ヘッド11はノズルプレート64を有している。ノズルプレート64の下面はノズル面70である。このノズル面70は、複数のノズルのノズル開口121ないし126を有している。ヘッド11は、液体貯留部300に接続されている。この液体貯留部300は、ワークWに吐出するための吐出用液体を貯留するものであり、液体貯留部300は機能液貯蔵部ともいう。液体貯留部300内の吐出用液体4は、ノズル開口121ないし126からたとえば図4に示す圧電振動子789の作動によりインクジェット式で吐出させることができるのである。
図4は、ヘッド11内に配置されている複数の圧電振動子789の例を示している。この圧電振動子789は、図2に示すヘッド11の各ノズルに対応して1つずつ配列されている。図4の制御部200は、駆動部201に信号を与えることにより、駆動部201は、複数の圧電振動子789の中の任意の圧電振動子を動作させることで、動作された圧電振動子789に対応するノズルの図2に示すノズル開口121ないし126からはインクジェット式で液滴を吐出させることができるようになっている。
次に、液体貯留部300について、図5を参照して説明する。
液体貯留部300は、たとえば複数の液体パック111ないし116と、これらの液体パックを収容している収容体301を有している。液体パック111ないし116は、この例では6つ示しているが、液体パックの数は特に限定されず1つあるいは2つ以上ないし5つ、あるいは7つ以上であっても勿論構わない。
各液体パック111ないし116は、可撓性を有する材料により作られていて、各液体パックには同じ種類もしくは異なる種類の吐出用液体が収容されている。収容体301内は、外部から圧縮空気を入れることにより、液体パック111ないし116を加圧して、各液体パック111ないし116から液体を別々に吐出させることができるようになっている。
図5の各液体パック111ないし116は、ヘッド11の対応するノズル81ないし86に対して、液体供給チューブ91ないし96によりそれぞれ着脱可能に接続されている。液体供給チューブ91の一端部は、液体パック111の接続部111Aに対して着脱可能に接続されている。液体供給チューブ91の他端部は、ヘッド11の接続部81Aに対して着脱可能に接続されている。
同様にして、液体供給チューブ92ないし96の一端部は、各液体パック112ないし116の接続部112Aないし116Aに対して着脱可能に接続されている。液体供給チューブ92ないし96の他端部は、ヘッド11側の接続部82Aないし86Aに対してそれぞれ着脱可能に接続されている。
図5に示すようにヘッド11は、複数のノズル81ないし86を有している。ノズル81ないし86は、それぞれノズル開口121ないし126を有している。各ノズル81は、たとえば図5の紙面垂直方向に沿って数10個若しくは数1000個配列されていて、ノズル列を形成している。その他のノズル82ないし86も、紙面垂直方向に関してノズル列を形成している。ノズル開口121ないし126は、ノズルプレート64のノズル面70に面して形成されている。
このノズル面70は、図5の例ではZ軸方向の下方向Z2に向いている。このように、ノズル面70には、たとえば6つのノズル列(ノズル開口列)が図5の紙面垂直方向に配列されている。
図5は、液体貯留部300とヘッド11の他に、液体吸引装置600の構造例を示している。液体吸引装置600は、図1に示すようにメンテナンス部15内に配置されていて、ノズル面70のノズル開口121ないし126から吐出用の液体および気泡を、廃液タンク100側に排出するためのものである。
液体吸引装置600は、キャップ221、吸引ポンプ19、廃液タンク100、大気開放バルブ101を有している。
キャップ221は略箱状の部材であり、キャップ221内には吸収材23が収容されている。キャップ221は上部開口21Cを有していて、弾性部材29の上端部21Dがノズル面70に対して密着することで、ノズル開口121ないし126はキャップ221により封止することができる。キャップ221がノズル面70を封止した状態で、ノズル81ないし86内の吐出用液体および気泡が廃液タンク100側に排出できるのである。
このようにして、ノズル81ないし86の吐出性能を回復することで、ノズル81ないし86内の液体の固化によるノズル詰まりを解消する。
図6と図7はこの液体吸引装置600の構造例を詳しく示している。
図6は、キャップ221がノズル面70から離れた待機状態を示しており、図7はキャップ221の弾性部材29の上端部21Dがノズル面70に対して密着することで、ノズル面70が封止された状態を示している。
キャップ221は、本体の一例であるが、キャップ221は底面部221Aと4つの側面部21Bを有している箱状の部材である。このキャップ221内には吸収材23が収容されているが、側面部21Bには弾性部材29が取り付けられている。
大気開放バルブ101は、接続部601に接続されている。吸引ポンプ19は、接続部501に接続されている。昇降手段250は、キャップ221をZ2方向に上昇したり、Z1方向に下降することができる。
次に、図1に示すワイピング装置400の構造例を、図8と図9を参照しながら説明する。図8はワイピング装置400の側面図であり、図9はワイピング装置400の斜視図である。
図8と図9に示すワイピング装置400は、図1に示すメンテナンス部15に配置されている。ワイピング装置400は、ワイピング部材410、洗浄剤供給部420、駆動部421を有している。ワイピング部材410は、帯状の部材であり、ロール体412からワイピング方向WDに沿って移動することができる。
駆動部421は、巻き取り軸422、モータ423およびローラ424を有している。ローラ424とロール体412は、略水平方向に対向して配置されている。ロール体412のワイピング部材410は、ローラ424を介して巻き取り軸422に巻き取るようになっている。巻き取り軸422は、モータ423によりR方向にワイピング部材410を巻き取る。モータ423は制御部200の指令により動作する。ワイピング部材410は、ロール体412から中間のローラ424に至るまでは略水平なワイピング方向WDに沿って移動するようになっている。
洗浄剤供給部420は、このワイピング部材410の上方に位置している。洗浄剤供給部420は、洗浄剤タンク431と洗浄剤の供給用ヘッド433およびバルブ434を有している。洗浄剤タンク431には洗浄剤が収容されている。バルブ434が制御部200の指令により開くと、ヘッド433は、洗浄剤タンク431からの洗浄剤を洗浄剤ノズル435からワイピング部材410の上面410Aに対して噴射して塗布させることができる。これにより、洗浄剤Mは、ワイピング部材410の上面410Aに対して図8と図9の例では、連続的に塗布して含浸させる。
ヘッド11は、ローラ424の付近であって、しかもワイピング部材410の上面410Aに対応して配置されている。つまりヘッド11は、洗浄剤供給部420に比べて、ワイピング部材410の下流側に配置されている。言い換えれば、洗浄剤供給部420は上流側であり、ヘッド11は下流側に並べて配置されている。
図8と図9の例では、洗浄剤ヘッド433から吐出される洗浄剤Mは、図8と図9において斜線で示すように連続してワイピング部材410の上面410Aに対して塗布して含浸させる構造である。
次に、図10を参照しながら、図8と図9に示すワイピング装置400によるノズル面のワイピング方法の実施形態について説明する。
図10は、液滴吐出装置10におけるノズルの吐出性能回復方法の一例を示しており、ステップST1からステップST4を有している。
図10のステップを始める前に、図1に示すヘッド11は、モータ21Aの作動によりX(−)方向に移動することで、ノズル詰まり検出装置670の上に達する。
ステップST1
図10に示すステップST1では、ノズルの詰まりが検出された場合に、ノズルの吐出能力の回復動作を行うことになる。
このノズルの詰まりの検出は、図1に示すノズル詰まり検出装置670により行う。図11(A)は、このノズル詰まり検出装置670の例を示している。ノズル詰まり検出装置670は、レーザ発生装置671と受光部672を有している。レーザ発生装置671が発生するレーザ光Lは、受光部672で受光することにより、ノズル81ないし86が吐出用液体4を吐出しているのかどうかを光学的に確認することができる。このノズル詰まり検出装置670は通常使われているものである。
ノズル詰まり検出装置670が、少なくとも1つのノズルから吐出用液体4を吐出していないことを検知した信号が、制御部200に送られる。これにより、制御部200は、少なくとも1つのノズルから吐出用液体4が吐出されておらずノズルが詰まっていると判断すると、図10のステップST2に移る。
ステップST2
図10のステップST2では、図1の液体吸引装置600によるノズルの吸引を行う前に、ノズル面70の液体による汚れ状態を撮影する。図1に示すカメラ650の上に、ヘッド11が到達すると、図11(B)の状態になる。ノズル面70がカメラ650の上方に位置する。このカメラ650は、ノズル面70の汚れ状態を撮影する。これがステップST2−1である。
この撮影の結果、ステップST2−2のように、ノズル面70が液体により汚れている場合かあるいはステップST2−3のようにノズル面が汚れていない場合であるかを、制御部200が判断する。
図10のステップST2−2のようにノズル面が液体により汚れている場合には、ステップST2−4のようにノズル面70を後でワイピングする際にワイピング部材に洗浄剤を供給する。
そうでなく、ステップST2−3のように、ノズル面が汚れていない場合には、ステップST2−5のようにノズル面70を後でワイピングする際には、洗浄剤はワイピング部材には供給しない。
図11(C)では、ノズル面70が、吐出用の液体4により汚れている様子を示しているものと、汚れていないものとを示している。ノズル面70が吐出用の液体4により汚れている場合には、洗浄剤を用いたワイピングの選択を行う。ノズル面70がまったく汚れていない場合には洗浄剤を用いないワイピングの選択を行う。
ステップST3
図10に示すステップST3では、図1のヘッド11が、液体吸引装置600側に移動する。ヘッド11が液体吸引装置600の上方に移動した様子は図6に示している。ノズル面70はキャップ221の上方に位置していて、ノズル面70と弾性部材29とは離れた状態である。図7に示すように昇降手段250がキャップ221をZ1方向に上昇させると、キャップ221はノズル面70を封止する。この封止した状態で、吸引ポンプ19が作動することでキャップ221内は大気圧状態から負圧状態になる。この負圧により、各ノズル81ないし86からはその内部のたとえば固化した液体および気泡が吸引ポンプ19を介して廃液タンク100側に排出することができる。
その後、大気開放バルブ101を切り換えることで、キャップ221内は負圧状態から大気圧状態に戻すことができる。大気圧状態に戻ったキャップ221は、昇降手段250によりZ2方向に下がることで、キャップ221はノズル面70から離れる。
このようにして図10のステップST3では、ノズル81ないし86を液体吸引装置600により吸引することで、ノズルにおける目詰まりを解消する。
ステップST4
次に、図10のステップST4では、ノズル面はワイピングすることになる。図12は吸引直後のノズル面70の様子の一例を示していて、ノズル面70にはたとえば付着した吐出用の液体4が立体的に盛り上がったように付着している。
そこで、図8と図9に示すワイピング装置400が、ヘッド11のノズル面70をワイピングする。図10においてステップST2−4のように洗浄剤を用いてワイピングする場合を選択した場合には、図8と図9に示すように、洗浄剤供給部420のヘッド433は、洗浄剤Mをワイピング部材410の上面410Aに対して吐出して、連続的に洗浄剤Mをワイピング部材410に吸収させる。この洗浄剤を含んだワイピング部材410は、ヘッド11のノズル面70に対して接触しながらノズル面70の汚れである付着した吐出用の液体4をワイピングしてノズル面70をきれいに払拭することができる。
これに対して、図10のステップST2−5で選択したように、ワイピングする際に洗浄剤を用いない場合には、洗浄剤供給部420のヘッド433は洗浄剤Mをワイピング部材410の上面410Aには供給しないで、ワイピング部材410だけでヘッド11のノズル面70を払拭する。
上述したように、ノズル面の汚れがあるか無いかの結果により、洗浄剤を使用するかしないかを選択することにより、常に洗浄剤を用いるのに比べて洗浄剤の消費量を少なくすることができる。
洗浄剤を用いないでワイピング部材によりノズル面をワイピングする場合には、洗浄剤を用いてワイピングする場合よりもワイピング部材における吐出用液体の吸収効率が高いので、ワイピング部材の使用量は比較的少なくすることができる。
このように上述したような要領で、ノズル面の吸引動作およびワイピング動作を行う際には、あらかじめCCD(電荷結合素子)カメラなどでノズル面の汚れ状況を確認した後に、吸引動作およびワイピング動作を行う。
洗浄剤を用いないでワイピング部材によりノズル面を払拭する場合には、ワイピング部材における吐出用液体の吸収率が良いので、すぐにノズル面を拭くことができる。しかし、ノズル面において乾いてしまった吐出用液体を拭き取る場合には、乾いたワイピング部材を直接使用するよりも、洗浄剤で濡れたワイピング部材を使用する方が乾いてしまった吐出用液体を効率良く拭き取ることができる。なぜならば、洗浄剤で濡らしたワイピング部材は、固化した吐出用液体をノズル面において再溶解して拭き取りやすくなるからである。
次に、本発明の別の実施形態について説明する。
図13と図14は、図8と図9に対して図示している別の実施形態である。
図13と図14の各要素が、図8と図9の対応する要素と同じ要素である場合には、その符号を付してその説明を用いる。
図8と図9の実施形態は、ワイピング部材410の上面410Aに対して連続的に洗浄剤Mが塗布して染み込ませるような構造である。
これに対して、図13と図14の実施形態では、洗浄剤供給部420のヘッド433は、制御部200の指令により、洗浄剤Mを間欠的にワイピング部材410の上面410Aに対して塗布している。
これにより、洗浄剤Mは、間隔をおきながらワイピング部材410の上面410Aに対して塗布して染み込ませることができる。間欠的な洗浄剤Mの塗布により、洗浄剤がある場合と無い場合のそれぞれのワイピング効果を同時に満たすことができる。よって、ワイピング部材による吐出用液体の拭き取り性および固化した液体の拭き取り性を同時に満たす他、洗浄剤の使用量をたとえば半減させることができる。
図15は、洗浄剤を用いないで乾いたワイピング部材によりノズル面70をワイピングした場合に、ノズル81ないし86から吐出用液体4が引きずり出されてノズル面70に付着してしまう様子を示している。この場合には、ワイピング部材は乾燥しているので、ワイピング部材における吐出用液体の吸収効率が高く、通常の拭き方をするとノズルから液体を引きずり出してしまう可能性がある。吐出用液体を引きずり出してしまう現象を防ぐために、図16と図17に示すような構造のものを採用することができる。
固化した液体の拭き取り性を良くする(摩擦を強くする)ために、ノズル面70はワイピング部材410に対して押し当てている。この時に、ワイピング部材410は洗浄剤を含んでいるため吸収効率が低いので、ノズルからのインクの引きずり出しはそれ程ではない。しかし、洗浄剤を用いていない場合には、ワイピング部材の吸収効率が高いために、ノズルから液体を引きずり出してしまう現象が発生する。この結果、ノズル面はこの引きずり出された液体により汚れてしまうことになり、さらにはノズルの吐出性能を低下させる原因にもなりかねない。
このような現象を回避するためには、洗浄剤を用いないでワイピング部材410によりワイピングする場合には、通常よりノズル面70とワイピング部材410との間の押し当て量を小さくする必要がある。
そこで、図16に示すように、中間のローラ424は、図16(B)のアクチュエータ429により、Z2方向に下げることにより、図16(A)のノズル面70とワイピング部材410との間の押し当て量を小さくする。
図16の実施形態に代えて図17の実施形態では、ローラ424は上下動させずに、ヘッド11が、モータ62の作動によりZ1方向に上昇させることで、ノズル面70とワイピング部材410との間の押し当て量を減らすことができる。
本発明の実施形態では、ノズル面が汚れている時だけ、洗浄剤の使用をするので、洗浄剤の使用量を削減することができる。液体吸引装置は、ノズルを払拭する前にノズルから液体を吸引することで、ノズルの目詰まりを確実に防ぐことができる。駆動部はワイピング部材を水平に移動しながらノズル面を払拭し、しかも洗浄剤供給部はワイピング部材の上方から洗浄剤を供給することができるので、供給された洗浄剤はワイピング部材に対して確実に含浸することができ、ワイピング部材が他の部分に流れ落ちてしまうことを防ぎ、洗浄剤を有効に利用することができる。
本発明の実施形態では、洗浄剤はワイピング部材に対して連続的に塗布して含浸させることができる。
あるいは洗浄剤はワイピング部材に対して必要に応じて間欠的に含浸させることができる。つまり間隔をおきながら洗浄剤はワイピング部材に対して含浸させることができるので、ワイピング部材は洗浄剤を用いてワイピングする作業と、洗浄剤を用いないでワイピングする作業の両方を同時に行うことができる。
本発明の液滴吐出装置の実施形態は、電気光学装置(デバイス)を製造するのに用いることができる。この電気光学装置(デバイス)としては液晶表示装置、有機EL(Electro−Luminescence)装置、電子放出装置、PDP(Plasma Display Panel)装置および電気泳動表示装置等が考えられる。なお、電子放出装置は、いわゆるFED(Field Emission Display)装置を含む概念である。さらに、電気光学装置としては、金属配線形成、レンズ形成、レジスト形成および光拡散体形成等を包含する各種装置が考えられる。
本発明の実施形態を用いて電気光学装置を製造する場合に、ノズル面をきれいに払拭した後にワークに対して吐出用液体を吐出するので、吐出用液体はワークの所定の位置に確実に描画できる。このことから、描画ムラのない高品質な電気光学装置が製造できる。
図18は、本発明の液滴吐出装置を描画装置として用いて、フラットパネルディスプレイの一種類である有機EL装置の製造に用いる場合の有機EL装置の構造例を示している。有機EL装置701は、基板711、回路素子部721、画素電極731、バンク部741、発光素子751、陰極761(対向電極)、および封止用基板771から構成された有機EL素子702に対して、フレキシブル基板(図示省略)の配線および駆動IC(図示省略)を接続したものである。
有機EL素子702の基板711上には、回路素子部721が形成され、回路素子部721上には、複数の画素電極731が整列している。そして、各画素電極731間には、バンク部741が格子状に形成されており、バンク部741により生じた凹部開口744に、発光素子751が形成されている。バンク部741および発光素子751の上部全面には、陰極761が形成され、陰極761の上には、封止用基板771が積層されている。
有機EL素子702の製造プロセスは、バンク部741を形成するバンク部形成工程と、発光素子751を適切に形成するためのプラズマ処理工程と、発光素子751を形成する発光素子形成工程と、陰極761を形成する対向電極形成工程と、封止用基板771を陰極761上に積層して封止する封止工程とを備えている。
すなわち、有機EL素子702は、予め回路素子部721および画素電極731が形成された基板711(ワークW)の所定位置にバンク部741を形成した後、プラズマ処理、発光素子751および陰極761(対向電極)の形成を順に行い、さらに、封止用基板771を陰極761上に積層して封止することにより製造される。なお、有機EL素子702は、大気中の水分等の影響を受けて劣化しやすいため、有機EL素子702の製造は、ドライエアーまたは不活性ガス(窒素、アルゴン、ヘリウム等)雰囲気で行うことが好ましい。
また、各発光素子751は、正孔注入/輸送層752およびR(赤)・G(緑)・B(青)のいずれかの色に着色された発光層753から成る成膜部で構成されており、発光素子形成工程には、正孔注入/輸送層752を形成する正孔注入/輸送層形成工程と、3色の発光層753を形成する発光層形成工程と、が含まれている。
有機EL装置701は、有機EL素子702を製造した後、有機EL素子702の陰極761にフレキシブル基板の配線を接続するとともに、駆動ICに回路素子部721の配線を接続することにより製造される。
次に、本発明の実施形態の液滴吐出装置10を液晶表示装置の製造に適用した場合について説明する。
図19は、液晶表示装置801の断面構造を表している。液晶表示装置801は、カラーフィルタ802と、対向基板803と、カラーフィルタ802と対向基板803との間に封入された液晶組成物804と、バックライト(図示省略)と、で構成されている。対向基板803の内側の面には、画素電極805と、TFT(薄膜トランジスタ)素子(図示省略)とがマトリクス状に形成されている。画素電極805に対向する位置に、カラーフィルタ802の赤、緑、青の着色層813が配列するようになっている。カラーフィルタ802および対向基板803のそれぞれ内側の面には、液晶分子を一定方向に配列させる配向膜806が形成されており、カラーフィルタ802および対向基板803のそれぞれ外側の面には、偏光板807が接着されている。
カラーフィルタ802は、透光性の透明基板811と、透明基板811上にマトリクス状に並んだ多数の画素(フィルタエレメント)812と、画素812上に形成された着色層813と、各画素812を仕切る遮光性の仕切り814と、を備えている。着色層813および仕切り814の上面には、オーバーコート層815および電極層816が形成されている。
液晶表示装置801の製造方法について説明すると、先ず、透明基板811に仕切り814を作り込んだ後、画素812部分にR(赤)・G(緑)・B(青)の着色層813を形成する。そして、透明アクリル樹脂塗料とスピンコートしてオーバーコート層815を形成し、さらに、ITO(Indium Tin Oxide)から成る電極層816を形成して、カラーフィルタ802を作成する。
対向基板803には、画素電極805とTFT素子を作り込んでおく。次に、作成したカラーフィルタ802および画素電極805が形成された対向基板803に配向膜806の塗布を行った後、これらを貼り合わせる。そして、カラーフィルタ802および対向基板803との間に液晶組成物804を封入した後、偏光板807およびバックライトを積層する。
本発明の液滴吐出装置の実施形態は、上記カラーフィルタのフィルタエレメント(R(赤)・G(緑)・B(青)の着色層813)の形成に用いることができる。また、画素電極805に対応する液体材料を用いることにより、画素電極805の形成にも用いることが可能である。
また、他の電気光学装置としては、金属配線形成、レンズ形成、レジスト形成および光拡散体形成等の他、プレパラート形成を包含する装置が考えられる。上記した液滴吐出装置を各種の電気光学装置(デバイス)の製造に用いることにより、各種の電気光学装置を効率的に製造することが可能である。
本発明の電子機器は、上記電気光学装置を搭載している。この場合、電子機器としては、いわゆるフラットパネルディスプレイを搭載した携帯電話、パーソナルコンピュータの他、各種の電気製品がこれに該当する。
図20は、電子機器の一例である携帯電話1000の形状例を示している。携帯電話1000は、本体部1001と表示部1002を有している。表示部1002は、上述したような電気光学装置であるたとえば有機EL装置701や液晶表示装置801を用いている。
図21は、電子機器の他の例であるコンピュータ1100を示している。コンピュータ1100は本体部1101と表示部1102を有している。表示部1102は、上述したような電気光学装置の一例である有機EL装置701や液晶表示装置801を使用することができる。
本発明の液滴吐出装置の実施形態は、ワークの一例である印刷対象に対して、白黒もしくはカラー印刷(印字)することにも使用できる。この場合には、液体貯留部は、インクカートリッジであり、このインクカートリッジは、1種類もしくは複数種類のインク(たとえばブラック、イエロー、マゼンダ、シアン、ライトシアン、ライトマゼンダ等)を別々に貯留しておく。各インクは液体の一例である。
また上述した実施形態の液滴吐出装置は、インクパックである液体パックがヘッド11とは別の位置に配置されているいわゆるオフキャリッジタイプのものである。しかしこれに限らずヘッド11が搭載されているキャリッジに対して液体パックを搭載するいわゆるオンキャリッジタイプの液滴吐出装置であっても勿論構わない。
本発明の実施形態では、ワイピング部材410は、ワイピング方向WDに沿って移動していくようになっている。この移動方向WDは略水平もしくは水平である。このように水平にすることにより、ワイピング部材410に対して洗浄剤Mを供給する際に洗浄剤Mは他の部分にこぼれたり飛散するのを極力防ぐことができるとともに、ワイピング部材410に対して洗浄剤Mを効率よく吸収させることができる。
本発明は、上記実施形態に限定されず、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更を行うことができる。さらに、上述の各実施形態は、相互に組み合わせて構成するようにしても良い。
本発明の液滴吐出装置の好ましい実施形態を示す平面図。 図1の液滴吐出装置のキャリッジ、ヘッド等を示す斜視図。 図2のキャリッジおよびヘッド等を示す図2におけるE方向から見た正面図。 ヘッドの圧電振動子の例と液体貯留部の構造例を示す図。 液体貯留部およびヘッドの接続例を示す図。 液体吸引装置のキャップがノズル面から離れた状態を示す図。 キャップがノズル面を封止している状態を示す図。 ワイピング装置を示す側面図。 ワイピング装置を示す斜視図。 本発明の液滴吐出装置におけるワイピング方法の実施形態を含むノズルの吐出能力回復動作の一例の操作を示すフロー図。 ドット抜け検出、ノズル面の観察および洗浄剤の選択などを示す図。 吸引直後のノズル面の汚れ状態の例を示す図。 本発明の別の実施形態のワイピング装置を示す側面図。 図13のワイピング装置の斜視図。 洗浄剤を用いないでワイピングする際にノズルから吐出用液体が引きずり出された状態の例を示す図。 本発明の別の実施形態を示す図。 本発明のさらに別の実施形態を示す図。 本発明の液滴吐出装置により製造される有機EL装置の形状例を示す断面図。 本発明の液滴吐出装置により製造される液晶表示装置の構造例を示す断面図。 本発明の実施形態により製造された表示装置を備える電子機器の一例である携帯電話を示す斜視図。 電子機器の別の例であるコンピュータを示す斜視図。
符号の説明
10・・・液滴吐出装置、11・・・ヘッド、70・・・ノズル面、121ないし126・・・ノズル開口、400・・・ワイピング装置、410・・・ワイピング部材、420・・・洗浄剤供給部、421・・・駆動部、600・・・液体吸引部(吸引部の一例)、650・・・カメラ(検知部)、670・・・ノズル詰まり検出装置、WD・・・ワイピング方向

Claims (11)

  1. ヘッドのノズルから液体をワークに吐出する液滴吐出装置であって、
    前記ヘッドのノズル面に接触することにより前記ノズル面を払拭するワイピング部材と、
    前記ノズル面への前記液体の付着を検知する検知部と、
    前記ワイピング部材に洗浄剤を供給する洗浄剤供給部と、を備えることを特徴とする液滴吐出装置。
  2. 前記ノズル面を封止して前記ノズルから前記液体を吸引する吸引部を有していることを特徴とする請求項1に記載の液滴吐出装置。
  3. 前記ワイピング部材を水平に移動して前記ノズル面を払拭するための駆動部を有し、前記洗浄剤供給部は前記ワイピング部材の上方に配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の液滴吐出装置。
  4. 前記洗浄剤供給部は、前記ワイピング部材に対して前記ワイピング部材の移動方向に沿って連続して塗布することを特徴とする請求項3に記載の液滴吐出装置。
  5. 前記洗浄剤供給部は、前記ワイピング部材に対して前記ワイピング部材の移動方向に沿って間欠的に塗布することを特徴とする請求項3に記載の液滴吐出装置。
  6. ヘッドのノズルから液体をワークに吐出する液滴吐出装置におけるワイピング方法であって、
    洗浄剤供給部は、ワイピング部材により前記ノズル面を払拭する際に、前記ノズル面の前記液体による汚れの有無を検知して、前記ノズル面が汚れている場合には前記ワイピング部材に洗浄剤を供給し、前記ノズル面が汚れていない場合には前記ワイピング部材に洗浄剤を供給しないことを特徴とする液滴吐出装置におけるワイピング方法。
  7. 前記ワイピング部材は、前記ノズル面に対して移動することで前記ノズル面を払拭し、前記洗浄剤供給部は、前記ワイピング部材に対して前記ワイピング部材の移動方向に沿って連続して塗布することを特徴とする請求項6に記載の液滴吐出装置におけるワイピング方法。
  8. 前記ワイピング部材は、前記ノズル面に対して移動することで前記ノズル面を払拭し、前記洗浄剤供給部は、前記ワイピング部材に対して前記ワイピング部材の移動方向に沿って間欠的に連続して塗布することを特徴とする請求項6に記載の液滴吐出装置におけるワイピング方法。
  9. ヘッドのノズルから液体をワークに吐出することで電気光学装置を製造する製造方法であって、
    洗浄剤供給部は、ワイピング部材により前記ノズル面を払拭する際に、前記ノズル面の前記液体による汚れの有無を検知して、前記ノズル面が汚れている場合には前記ワイピング部材に洗浄剤を供給し、前記ノズル面が汚れていない場合には前記ワイピング部材に洗浄剤を供給せず、ワイピングした前記ノズル面から前記液体を前記ワークに吐出することで前記電気光学装置を製造することを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  10. ヘッドのノズルから液体をワークに吐出することで製造される電気光学装置であって、
    洗浄剤供給部は、ワイピング部材により前記ノズル面を払拭する際に、前記ノズル面の前記液体による汚れの有無を検知して、前記ノズル面が汚れている場合には前記ワイピング部材に洗浄剤を供給し、前記ノズル面が汚れていない場合には前記ワイピング部材に洗浄剤を供給せず、ワイピングした前記ノズル面から前記液体を前記ワークに吐出することで製造されることを特徴とする電気光学装置。
  11. 請求項10に記載の前記電気光学装置を搭載したことを特徴とする電子機器。
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