JP4399993B2 - 内燃機関用点火装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は内燃機関用点火装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
内燃機関用点火装置は、点火コイルの1次コイルに流れる電流(1次電流)をコントロールして1次電流の遮断の際に高電圧を発生させて点火プラグに火花を発生させるものであり、点火コイルの1次コイルは直流電源(バッテリー)からエネルギーの供給を受ける構造となっている。
【0003】
また、部品の故障や配線の異常といったフェイル時にも点火を行わせて退避走行(リンプホーム)できるようにすることが求められており、そのための一手法として、フェイル時には専用の直流電源から点火コイルの1次コイルにエネルギーを供給することが考えられる。しかし、このようにすると、新たに直流電源を追加して用意しておかねばならず、部品コストの面、設置スペースの面およびメンテナンスの面から改善が求められている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はこのような背景の下になされたものであり、その目的は、より簡素な構成にてフェイルセーフ機能を有する内燃機関用点火装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明によれば、第1のスイッチング素子制御手段により、第1のスイッチング素子が導通/遮断されエネルギー蓄積コイルに蓄えられたエネルギーによりコンデンサが充電されるとともに、点火時期において第2のスイッチング素子が導通/遮断されコンデンサに充電されたエネルギーが点火コイルの1次コイルに供給される。これにより、点火動作が行われる。
【0006】
これに対しフェイル時においては、第2のスイッチング素子制御手段により、点火時期において第2のスイッチング素子が導通/遮断され直流電源のエネルギーが第2の逆流防止手段を介して点火コイルの1次コイルに供給される。これにより、退避走行を行うことが可能となる。また、第2の逆流防止手段により、フェイル時でない通常時においてコンデンサに充電されたエネルギーが直流電源側に逆流するのが防止される。
【0007】
このようにして、フェイル時に機関停止に至る点火通電経路に対するバイパス経路を用いて直流電源のエネルギーにて点火コイルを作動させることにより、退避走行を行うことができる。
【0008】
その結果、フェイル時とそれ以外の通常時に一つの直流電源を用いた点火を行わせることができ、より簡素な構成にてフェイルセーフ機能を有する内燃機関用点火装置とすることができることとなる。
【0009】
請求項2に記載の発明によれば、第1のスイッチング素子制御手段により、第1のスイッチング素子が導通/遮断されエネルギー蓄積コイルに蓄えられたエネルギーによりコンデンサが充電されるとともに、点火時期において第2のスイッチング素子が導通/遮断されコンデンサに充電されたエネルギーが点火コイルの1次コイルに供給される。これにより、点火動作が行われる。
【0010】
これに対しフェイル時においては、第2のスイッチング素子制御手段により、点火時期において第2のスイッチング素子が導通/遮断され直流電源のエネルギーが第1および第2の逆流防止手段を介して点火コイルの1次コイルに供給される。これにより、退避走行を行うことが可能となる。また、第2の逆流防止手段によりフェイル時でない通常時においてエネルギー蓄積コイルに蓄えられたエネルギーが直流電源側に逆流するのが防止される。
【0011】
このようにして、フェイル時に機関停止に至る点火通電経路に対するバイパス経路を用いて直流電源のエネルギーにて点火コイルを作動させることにより、退避走行を行うことができる。
【0012】
その結果、フェイル時とそれ以外の通常時に一つの直流電源を用いた点火を行わせることができ、より簡素な構成にてフェイルセーフ機能を有する内燃機関用点火装置とすることができることとなる。
【0013】
また、請求項3に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の作用・効果に加え、第2の逆流防止手段を含む並列回路の途中に設けた第3のスイッチング素子が、第3のスイッチング素子制御手段により、フェイル時においてそれまでの遮断状態から導通状態に切り替えられる。これにより、フェイル時でない通常時に、直流電源から第2の逆流防止手段を介した点火コイルの1次コイルへのエネルギー供給経路を確実に遮断することができる。
【0014】
また、請求項4に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明の作用・効果に加え、第2の逆流防止手段を含む並列回路の途中に設けた第3のスイッチング素子が、第3のスイッチング素子制御手段により、フェイル時においてそれまでの遮断状態から導通状態に切り替えられる。これにより、フェイル時でない通常時に、直流電源から第1および第2の逆流防止手段を介した点火コイルの1次コイルへのエネルギー供給経路を確実に遮断することができる。
【0015】
また、請求項5に記載の発明によれば、請求項1〜4のいずれかに記載の発明の作用・効果に加え、第1のスイッチング素子制御手段にて、気筒判別信号と放電区間信号に基づいて対象気筒に対し所定の放電区間において第1のスイッチング素子が連続して導通/遮断されコンデンサが多重充電されるとともに第2のスイッチング素子が第1のスイッチング素子とは相補的に動作され多重点火される。
【0016】
これに対し、フェイル時には、第2のスイッチング素子制御手段により、気筒判別信号に同期して第2のスイッチング素子が導通/遮断される。このようにして、フェイル時に特別の信号を生成することなく容易に第2のスイッチング素子を制御することができる。
【0017】
請求項6に記載の発明のように、請求項5に記載の発明においてフェイルセーフモード時には未使用となる放電区間信号における信号レベルを切り替えることによりモード切替情報を伝達すると、フェイルセーフモード時に未使用となる信号を有効に活用してモード切替情報の伝達を行うことができる。
【0018】
また、請求項7に記載の発明のように、請求項5に記載の発明においてフェイルセーフモード時には未使用となる放電区間信号における波形を正常時には無い波形に切り替えることによりモード切替情報を伝達すると、フェイルセーフモード時に未使用となる信号を有効に活用してモード切替情報の伝達を行うことができる。
【0019】
例えば、請求項8に記載の発明のように、フェイルセーフモードに切り替えるための放電区間信号の波形として、HレベルまたはLレベルを継続させる。
さらに、請求項9に記載の発明のように、請求項5に記載の発明において正常時には気筒判別信号と放電区間信号を非同期とし、フェイルセーフモード時には気筒判別信号と放電区間信号を同期させることによりモード切替情報を伝達すると、フェイルセーフモード時に未使用となる信号を有効に活用してモード切替情報の伝達を行うことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、この発明を具体化した実施の形態を図面に従って説明する。
図1には、本実施の形態における内燃機関用点火装置の電気的構成を示す。この内燃機関用点火装置は自動車に搭載されるものであって、DLI(Distributor Less Ignition )方式の点火装置である。
【0021】
図1において、バッテリー10のプラス端子とグランド間には、エネルギー蓄積コイル11とトランジスタQ1とが直列に接続されている。バッテリー10は12ボルト仕様である。エネルギー蓄積コイル11にはトランジスタQ1のオンに伴う通電によりエネルギーが蓄えられる。この時、エネルギー蓄積コイル11に流れる電流をi0 とする。エネルギー蓄積コイル11とトランジスタQ1との間のa点はダイオードD1を介してコンデンサ12と接続されている。コンデンサ12はエネルギー蓄積コイル11に蓄えられたエネルギーにより充電される。
【0022】
また、ダイオードD1とコンデンサ12との間のb点とグランド間には、第1気筒用点火コイル13の1次コイル14とトランジスタQ11と電流検出用抵抗16が直列に接続されている。そして、トランジスタQ11をオン/オフさせてコンデンサ12に充電されたエネルギーを点火コイル13の1次コイル14に供給することができるようになっている。この時、1次コイル14に流れる電流(1次電流)をi1 とする。点火コイル13の2次コイル15には第1気筒用点火プラグが接続されている。1次コイル14の通電に伴い2次コイル15に電流(2次電流)i2 が流れる。
【0023】
同様に、前述のb点とグランド間には、第2気筒用点火コイル17の1次コイル18とトランジスタQ12と電流検出用抵抗20が直列に接続されている。点火コイル17の2次コイル19には第2気筒用点火プラグが接続されている。
【0024】
なお、図1においては第2気筒用の点火コイル17とトランジスタQ12と電流検出用抵抗20を示したが、エンジン気筒数分の点火コイル・トランジスタ・抵抗が用意されている。
【0025】
また、前述のコンデンサ12に対し並列に還流ダイオードDfhが接続されており、トランジスタQ11(Q12)のオフ時に1次コイル14(18)に流れる電流は当該ダイオードDfhを介して還流される。
【0026】
さらに、バッテリー10とエネルギー蓄積コイル11との間のc点と前述のb点との間には、トランジスタQ21とダイオードD2が直列に接続されている。一方、電子制御ユニット(ECU;Electronic Control Unit )21は、各種センサからの信号を入力してエンジンの状態(吸入空気量、回転数、冷却水温など)を検知することができるようになっている。そして、ECU21はそのときのエンジン状態に応じた最適な点火時期を決定する。また、ECU21には駆動回路22が接続され、ECU21は駆動回路22に対し気筒判別信号IGtと放電区間信号IGwを出力する。駆動回路22には前述の各トランジスタQ1,Q11,Q12,Q21が接続され、トランジスタQ1に駆動信号Aを、トランジスタQ11に第1気筒用駆動信号B♯1を、トランジスタQ12に第2気筒用駆動信号B♯2を、トランジスタQ21に切替用駆動信号SG1を、それぞれ出力する。
【0027】
また、ECU21は、電流検出用抵抗16での両端子間の印加電圧(α1点での電圧)をモニターしている。同様に、ECU21は、第1気筒以外の他の気筒に対応する電流検出用抵抗20での両端子間の印加電圧(α2点での電圧)をモニターしている。電流検出用抵抗16,20での両端子間の印加電圧は1次電流i1 に応じたものであり、ECU21は、点火動作の際のモニター電圧(1次電流i1 )が所定値に達しない状況が所定回連続して発生するとフェイルが発生したと判定する。
【0028】
このように、直流電源としてのバッテリー10と、エネルギー蓄積コイル11と、第1のスイッチング素子としてのトランジスタQ1とを含む第1の直列回路が形成されるとともに、エネルギー蓄積コイル11に第1の逆流防止手段としてのダイオードD1を介してコンデンサ12が接続され、さらに、コンデンサ12と点火コイルの1次コイル14(18)と第2のスイッチング素子としてのトランジスタQ11(Q12)とを含む第2の直列回路が形成され、さらには、バッテリー10とエネルギー蓄積コイル11とダイオードD1と点火コイルの1次コイル14(18)とトランジスタQ11(Q12)とを含む直列回路におけるエネルギー蓄積コイル11とダイオードD1に対し第2の逆流防止手段としてのダイオードD2が並列接続されている。また、ダイオードD2を含む並列回路の途中には第3のスイッチング素子としてのトランジスタQ21が設けられている。
【0029】
次に、このように構成した内燃機関用点火装置の作用を、図2,3を用いて説明する。
図2には、フェイル時以外の通常時での各信号の波形および電流波形を示す。即ち、トランジスタQ21の駆動信号SG1と、放電区間信号IGwと、気筒判別信号IGtと、トランジスタQ1の駆動信号Aと、トランジスタQ11の駆動信号B♯1と、エネルギー蓄積コイル11に流れる電流i0 と、点火コイル13の1次電流i1 と、2次電流i2 を示す。
【0030】
フェイル時以外の通常時において、駆動回路22は信号SG1をLレベルにしトランジスタQ21をオフ状態にしている。また、ECU21から駆動回路22に対し気筒判別信号IGtが出力され、同信号IGtは図2のt1〜t2の期間にHレベルとなっている。駆動回路22はこの信号IGtに同期した波形の駆動信号AをトランジスタQ1に出力する。この信号AによりトランジスタQ1がオンして電流i0 が徐々に大きくなり、トランジスタQ1のオフ時にエネルギー蓄積コイル11に発生した高電圧エネルギーがダイオードD1を介して点火コイルの1次コイル14に供給される。
【0031】
一方、放電区間信号IGwは図2のt2〜t3の期間にHレベルとなっており、この期間に放電が行われる。詳しくは、駆動回路22は駆動信号Aとして所定時間毎に反転する信号(t11,t12,…のタイミングで反転する信号)をトランジスタQ1に出力してオフ時にエネルギー蓄積コイル11に発生した高電圧エネルギーをダイオードD1を介してコンデンサ12に蓄積する(いわゆる多重充電する)。この繰り返し動作中において、駆動回路22は駆動信号B♯1として、駆動信号Aに対し相補的な信号(t2,t11,t12,…のタイミングで反転する信号)をトランジスタQ11に出力する。この信号B♯1により、コンデンサ12のエネルギーが点火コイル13の1次コイル14に供給され、1次電流i1 の遮断時(図2のt11,t13,t15,t17のタイミング)に大きな2次電流i2 (高電圧)が発生して多重点火が行われる。そして、次の点火のために、トランジスタQ1がt17のタイミングでオンするとともにt18のタイミングでオフし、このt17〜t18の期間にエネルギー蓄積コイル11に発生したエネルギーがコンデンサ12に蓄積される。つまり、今回の点火のための動作におけるt2〜t11の期間でのトランジスタQ11のオンにおいてはt17〜t18の期間(前回の点火のための動作)でコンデンサ12に蓄積したエネルギーとt1〜t2の期間にコイル11に発生したエネルギーとが1次コイル14に供給される。即ち、図2のt2〜t11の期間における1次電流i1 において、突入電流部分e1をコンデンサ12に蓄積したエネルギーが受持ち、その後の緩やかな電流部分e2をt1〜t2の期間にコイル11に発生したエネルギーが受け持っている。
【0032】
同様の動作が第1気筒以外の他の気筒においても行われる。つまり、駆動回路22において、気筒判別信号IGtにて気筒を判別してトランジスタQ11に代わるトランジスタQ12等に対し駆動信号B♯2等が出力され、多重充電・多重点火が行われる。
【0033】
このように、第1のスイッチング素子制御手段としての駆動回路22は、トランジスタQ1をオン/オフ(導通/遮断)させてエネルギー蓄積コイル11に蓄えられたエネルギーによりコンデンサ12を充電するとともに、点火時期においてトランジスタ(Q11等)をオン/オフさせてコンデンサ12に充電されたエネルギーを点火コイルの1次コイル(14等)に供給し、これにより、点火動作が行われる。詳しくは、駆動回路22は、気筒判別信号IGtと放電区間信号IGwを入力して、対象気筒に対し所定の放電区間においてトランジスタQ1を連続してオン/オフさせてコンデンサ12を多重充電するとともに、トランジスタ(Q11等)をトランジスタQ1とは相補的に動作させて多重点火する。
【0034】
図3には、フェイル時での各信号の波形および電流波形を示す。ECU21は電流検出用抵抗16,20を用いた電圧モニターにてフェイルが発生したことを検出すると、それまでの通常モードからフェイルセーフモードに切り替える。
【0035】
フェイルセーフモードにおいて、まず、ECU21は、図3のt20のタイミングで、駆動信号SG1をHレベルにしてトランジスタQ21をオン状態にするとともに、駆動回路22への信号として、放電区間信号IGwの出力レベルをそれまでの最大5ボルトから12ボルトに切り替える。駆動回路22は、放電区間信号IGwの入力ポート(図1のP1で示す)の電圧をモニターしており、12ボルトに切り替わると、フェイルセーフモードであると判断して気筒判別信号IGtを気筒毎に振り分けて信号B♯1,B♯2として出力する。この信号B♯1,B♯2にてトランジスタQ11,Q12がオン/オフする。即ち、第1気筒において、図3のt21のタイミングでトランジスタQ11をオンにし、t22のタイミングでオフにする。このトランジスタQ11のオン時に、バッテリー10から点火コイルの1次コイル14に対しダイオードD2を介してエネルギーが供給され、点火コイル13の1次電流i1 の遮断時(図3のt22のタイミング)に大きな2次電流i2 (高電圧)が発生し点火に供される。以下同様に、例えば、第2気筒に対しては、図3のt23のタイミングでトランジスタQ12をオンにし、t24のタイミングでオフにして点火が行われる。
【0036】
このように、エネルギー蓄積コイル11やトランジスタQ1やダイオードD1やコンデンサ12が故障したりそれら部品の配線に異常が発生したといったフェイルが発生した時には、第2のスイッチング素子制御手段としての駆動回路22は、点火時期においてトランジスタQ11(Q12)をオン/オフ(導通/遮断)させてバッテリー10のエネルギーをダイオードD2を介して点火コイルの1次コイル14(18)に供給する。これにより、退避走行を行うことが可能となる。また、ダイオードD2によりフェイル時でない通常時においてコンデンサ12に充電されたエネルギーがバッテリー10側に逆流するのが防止される。
【0037】
このようにして、フェイル時に機関停止に至る点火通電経路に対するバイパス経路を用いてバッテリー10のエネルギーにて点火コイル13(17)を作動させることにより、退避走行を行うことができる。その結果、フェイル時とそれ以外の通常時に一つのバッテリー10を用いた点火を行わせることができ、より簡素な構成にてフェイルセーフ機能を有する内燃機関用点火装置とすることができる。
【0038】
特に、第3のスイッチング素子制御手段としての駆動回路22は、フェイル時において、トランジスタQ21をそれまでの遮断状態から導通状態に切り替えるので、フェイル時でない通常時に、バッテリー10からダイオードD2を介した点火コイルの1次コイル14(18)へのエネルギー供給経路を確実に遮断することができる。
【0039】
さらに、駆動回路22は、フェイル時において気筒判別信号IGtを入力して、当該気筒判別信号IGtに同期してトランジスタQ11(Q12)をオン/オフさせるようにしたので、フェイル時に特別の信号を生成することなく容易にトランジスタQ11(Q12)を制御することができる。
【0040】
さらには、フェイルセーフモード時には未使用となる放電区間信号IGwにおける信号レベルを切り替えることによりモード切替情報を伝達するようにしたので、フェイルセーフモード時に未使用となる信号を有効に活用してモード切替情報の伝達を行うことができる。
【0041】
これまで説明してきたものの他にも、以下のような形態にて実施してもよい。図1においてはバイパス経路にトランジスタQ21とダイオードD2を設けたが、図4に示すようにダイオードD2のみを設けてもよい。
【0042】
また、図1においては、エネルギー蓄積コイル11とダイオードD1に対しダイオードD2(及びトランジスタQ21)を並列接続したが、図5に示すように、エネルギー蓄積コイル11に対しダイオード(第2の逆流防止手段)D20及びトランジスタQ210を並列接続し、駆動回路(第2のスイッチング素子制御手段)22により、フェイル時に点火時期においてトランジスタQ11をオン/オフさせてバッテリー10のエネルギーをダイオードD1およびD20を介して点火コイルの1次コイル14(18)に供給するようにしてもよい。この場合、ダイオードD20によりフェイル時でない通常時においてエネルギー蓄積コイル11に蓄えられたエネルギーがバッテリー10側に逆流するのが防止される。なお、このような図5の構成とした場合においては、図1の構成に比べてダイオードD1が故障した場合にはフェイルに対処できないので、図5のダイオードD1として耐圧を高くする等の対策を講じておくことが望ましい。
【0043】
また、図5のダイオードD20を含む並列回路の途中に設けた第3のスイッチング素子としてのトランジスタQ210を、第3のスイッチング素子制御手段としての駆動回路22により、フェイル時において、それまでの遮断状態から導通状態に切り替える。これにより、フェイル時でない通常時に、バッテリー10からダイオードD1およびD20を介した点火コイルの1次コイルへのエネルギー供給経路を確実に遮断することができる。
【0044】
この図5の応用例として、図5においてはバイパス経路にトランジスタQ210とダイオードD20を設けたが、ダイオードD20のみを設けてもよい。
さらに、図1,5でのトランジスタQ1,Q11,Q12,Q21,Q210として、バイポーラトランジスタ、FET(好ましくはPチャネルMOSFET)、IGBTのいずれを用いてもよく、要は、スイッチング素子であればよい。
【0045】
また、フェイルの検出は、図1,5では抵抗16,20を用いた1次電流i1 のモニターにより行う場合を示したが、これに限らず他の方式、例えばイオン電流をモニターする方式等を用いてもよいことは言うまでもない。
【0046】
次に、ECU21と駆動回路22の間のモード(ロジック)切替信号の通信方式について言及する。
一般的には、図6に示すようにECU21と駆動回路22とを切替信号線50でつなぎ、図7に示すようにフェイル検出時(t30のタイミング)には切替信号T1のレベルを切り替えるようにする。こうすると、判定方法はシンプルであるが、切替専用信号線(ワイヤ)50を追加する必要がある。これに対し、上記実施形態では、図8のごとくフェイル検出時(t40のタイミング)には放電区間信号IGwの出力レベルをそれまでの最大5ボルトから12ボルトに切り替えることにより行っている。これにより、信号線を追加する必要は無くなる。この方式の他にも次のようにしてもよい。
【0047】
図9に示すように、駆動回路22にタイマ22aを設け、図10に示すように、フェイル検出時には放電区間信号IGwのレベルをHレベル(5ボルト)に固定し、その時間をタイマ22aにて計測して所定時間相当値m2を超えた場合にフェイルセーフモードであるとして所定の動作を開始するようにしてもよい。この方式を採用する場合、ロック防止機能を利用する。ロック防止機能は、IGw線が何らかの要因(電源線とのショート等)でHレベルに固定されてしまった場合には多重充電・多重点火動作を停止する機能であり、図10において放電区間信号IGwがHレベルになった時に(t50のタイミングで)タイマ22aのカウント動作を開始し、ロック防止動作判定値m1を超えたら(t51のタイミングで)ロック防止動作を行う。この判定値m1を超えてもタイマ22aのカウント動作を継続して行い、フェイル判定値m2を超えたら(t52のタイミングで)フェイルセーフモードであるとして所定の動作を開始する。その結果、次の気筒判別信号IGt、即ち、点火コイル通電信号で点火が行われる。
【0048】
このようにフェイルセーフモードに切り替えるための放電区間信号IGwの波形としてHレベル(またはLレベル)を継続して、フェイルセーフモード時には未使用となる放電区間信号IGwにおける波形を正常時には無い波形に切り替えることによりモード切替情報を伝達すると、フェイルセーフモード時に未使用となる信号を有効に活用してモード切替情報の伝達を行うことができる。つまり、図6,7の方式に比べ信号線を追加する必要が無くなる。また、図8の方式ではIGw線にノイズが乗ることによりフェイルセーフ動作が開始されてしまうのを防ぐための工夫が必要であるが、図9,10の場合にはIGw線にノイズが乗ったとしてもタイマカウント値がm2にならなければフェイルセーフ動作が開始されることはなく放電区間信号IGwのノイズフィルタとして機能し、誤動作に強いものとなる。さらに、ロック防止動作により充電動作が停止し次回の点火のための充電動作が行われないので、切り替えがスムーズになる。詳しく説明すると、ロック防止動作が無い場合には図2の駆動信号Aがt17〜t18でHレベルとなり次回の放電のために充電が行われ、図10の符号Yで示すごとく一次電流i1 が流れてしまい点火タイミングのズレが生じるが、ロック防止動作により次回の点火のための充電動作が行われないので図10のYに示すスパイク電流は生じない。さらに、図8の場合にはECU21側において12ボルトを生成するための工夫(例えば12ボルト電源ラインとの接続)をする必要があったが、図9,10の場合にはその必要が無くなる。
【0049】
なお、図10においてはタイマカウント値がロック防止動作判定値m1を超えた後のフェイル判定値m2に達したら駆動回路22でのフェイルセーフ動作を開始したが、m1=m2、即ち、ロック判定とフェイル判定を同時に行ってもよい。
【0050】
その他にも、図11に示すように、駆動回路22にアンドゲート22bを設け、このアンドゲート22bにIGt信号とIGw信号を入力する。そして、図12に示すように、フェイル検出時(t60のタイミング)には気筒判別信号IGtと放電区間信号IGwを共にHレベルにし、これをアンドゲート22bにて検出してフェイルセーフ動作を開始するようにしてもよい。つまり、正常時においては気筒判別信号IGtのHレベル期間の後に放電区間信号IGwのHレベル期間があり、両方の信号IGt,IGwのHレベル期間が重なることは無いので、これを利用してフェイルセーフ動作に切り替える。
【0051】
このように正常時には気筒判別信号IGtと放電区間信号IGwを非同期とし、フェイルセーフモード時には気筒判別信号IGtと放電区間信号IGwを同期させることによりモード切替情報を伝達する方式を採用しても、図6,7の場合に比べ信号線を追加する必要が無くなる。つまり、フェイルセーフモード時に未使用となる信号を有効に活用してモード切替情報の伝達を行うことができる。また、図8の場合にはECU21側において12ボルトを生成するための工夫(例えば12ボルト電源ラインとの接続)をする必要があったが、図11,12の場合においてもその必要が無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態における内燃機関用点火装置の電気的構成図。
【図2】 通常時での各信号の波形および電流波形図。
【図3】 フェイル時での各信号の波形および電流波形図。
【図4】 別例の内燃機関用点火装置の電気的構成図。
【図5】 別例の内燃機関用点火装置の電気的構成図。
【図6】 比較のための内燃機関用点火装置の電気的構成図。
【図7】 比較のためのフェイルセーフモードへの切り替え動作を説明するための図。
【図8】 フェイルセーフモードへの切り替え動作を説明するための図。
【図9】 別例の内燃機関用点火装置の電気的構成図。
【図10】 フェイルセーフモードへの切り替え動作を説明するための図。
【図11】 別例の内燃機関用点火装置の電気的構成図。
【図12】 フェイルセーフモードへの切り替え動作を説明するための図。
【符号の説明】
10…バッテリー、11…エネルギー蓄積コイル、12…コンデンサ、13…点火コイル、14…1次コイル、16…電流検出用抵抗、17…点火コイル、18…1次コイル、20…電流検出用抵抗、21…ECU、22…駆動回路、22a…タイマ、22b…アンドゲート、Q1…トランジスタ、Q11…トランジスタ、Q12…トランジスタ、Q21…トランジスタ、Q210…トランジスタ、D1…ダイオード、D2…ダイオード、D20…ダイオード、IGt…気筒判別信号、IGw…放電区間信号。
Claims (9)
- 直流電源(10)とエネルギー蓄積コイル(11)と第1のスイッチング素子(Q1)とを含む第1の直列回路と、
前記エネルギー蓄積コイル(11)に第1の逆流防止手段(D1)を介して接続されたコンデンサ(12)と、
前記コンデンサ(12)と点火コイルの1次コイル(14)と第2のスイッチング素子(Q11)とを含む第2の直列回路と、
前記第1のスイッチング素子(Q1)を導通/遮断させて前記エネルギー蓄積コイル(11)に蓄えられたエネルギーにより前記コンデンサ(12)を充電するとともに、点火時期において前記第2のスイッチング素子(Q11)を導通/遮断させて前記コンデンサ(12)に充電されたエネルギーを前記点火コイルの1次コイル(14)に供給するための第1のスイッチング素子制御手段(22)と、
前記直流電源(10)と前記エネルギー蓄積コイル(11)と前記第1の逆流防止手段(D1)と前記点火コイルの1次コイル(14)と前記第2のスイッチング素子(Q11)とを含む直列回路における前記エネルギー蓄積コイル(11)と前記第1の逆流防止手段(D1)に対し並列接続された第2の逆流防止手段(D2)と、
フェイル時に点火時期において前記第2のスイッチング素子(Q11)を導通/遮断させて前記直流電源(10)のエネルギーを前記第2の逆流防止手段(D2)を介して前記点火コイルの1次コイル(14)に供給するための第2のスイッチング素子制御手段(22)と、
を備えたことを特徴とする内燃機関用点火装置。 - 直流電源(10)とエネルギー蓄積コイル(11)と第1のスイッチング素子(Q1)とを含む第1の直列回路と、
前記エネルギー蓄積コイル(11)に第1の逆流防止手段(D1)を介して接続されたコンデンサ(12)と、
前記コンデンサ(12)と点火コイルの1次コイル(14)と第2のスイッチング素子(Q11)とを含む第2の直列回路と、
前記第1のスイッチング素子(Q1)を導通/遮断させて前記エネルギー蓄積コイル(11)に蓄えられたエネルギーにより前記コンデンサ(12)を充電するとともに、点火時期において前記第2のスイッチング素子(Q11)を導通/遮断させて前記コンデンサ(12)に充電されたエネルギーを前記点火コイルの1次コイル(14)に供給するための第1のスイッチング素子制御手段(22)と、
前記エネルギー蓄積コイル(11)に対し並列接続された第2の逆流防止手段(D20)と、
フェイル時に点火時期において前記第2のスイッチング素子(Q11)を導通/遮断させて前記直流電源(10)のエネルギーを前記第1および第2の逆流防止手段(D1,D20)を介して前記点火コイルの1次コイル(14)に供給するための第2のスイッチング素子制御手段(22)と、
を備えたことを特徴とする内燃機関用点火装置。 - 前記第2の逆流防止手段(D2)を含む並列回路の途中に設けられた第3のスイッチング素子(Q21)と、
フェイル時において、前記第3のスイッチング素子(Q21)をそれまでの遮断状態から導通状態に切り替える第3のスイッチング素子制御手段(22)と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関用点火装置。 - 前記第2の逆流防止手段(D20)を含む並列回路の途中に設けられた第3のスイッチング素子(Q210)と、
フェイル時において、前記第3のスイッチング素子(Q210)をそれまでの遮断状態から導通状態に切り替える第3のスイッチング素子制御手段(22)と、
を備えたことを特徴とする請求項2に記載の内燃機関用点火装置。 - 第1のスイッチング素子制御手段(22)は、気筒判別信号(IGt)と放電区間信号(IGw)を入力して、対象気筒に対し所定の放電区間において第1のスイッチング素子(Q1)を連続して導通/遮断させて前記コンデンサ(12)を多重充電するとともに第2のスイッチング素子(Q11)を第1のスイッチング素子(Q1)とは相補的に動作させて多重点火させるものであり、
第2のスイッチング素子制御手段(22)は、前記気筒判別信号(IGt)を入力して、当該気筒判別信号(IGt)に同期して前記第2のスイッチング素子(Q11)を導通/遮断させるようにしたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の内燃機関用点火装置。 - フェイルセーフモード時には未使用となる放電区間信号(IGw)における信号レベルを切り替えることによりモード切替情報を伝達するようにしたことを特徴とする請求項5に記載の内燃機関用点火装置。
- フェイルセーフモード時には未使用となる放電区間信号(IGw)における波形を正常時には無い波形に切り替えることによりモード切替情報を伝達するようにしたことを特徴とする請求項5に記載の内燃機関用点火装置。
- 前記フェイルセーフモードに切り替えるための放電区間信号(IGw)の波形は、HレベルまたはLレベルを継続するものであることを特徴とする請求項7に記載の内燃機関用点火装置。
- 正常時には気筒判別信号(IGt)と放電区間信号(IGw)を非同期とし、フェイルセーフモード時には気筒判別信号(IGt)と放電区間信号(IGw)を同期させることによりモード切替情報を伝達するようにしたことを特徴とする請求項5に記載の内燃機関用点火装置。
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