JP4935223B2 - エンジンシステムの駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、給電手段の高電位側端子及び低電位側端子のそれぞれと接続される2つの電気経路を備えるエンジンシステムの駆動装置に関する。
この種の駆動装置では、バッテリと電気経路との接続不良等によって電気経路に高電圧が重畳されるいわゆるロードダンプサージが生じることがある。そして、この場合、駆動装置に高電圧が印加され、駆動装置の信頼性の低下を招くおそれがある。
そこで従来は、図7に示すように、ロードダンプサージから保護するための保護回路として、ツェナ−ダイオードを設けることも提案されている。
図7(a)において、エンジンシステムのアクチュエータの駆動回路1や電子制御装置(ECU2)は、高電位側ラインLH及び低電位側ラインLLを介してバッテリBに接続されている。そして、駆動回路1やECU2を保護すべく、これらと並列にツェナ−ダイオード3が接続されている。このツェナ−ダイオード3は、逆方向に印加される電圧が所定以上となることで短絡する機能を有する。このため、低電位側ラインLLに対する高電位側ラインLHの電圧が所定以上となることを回避することができ、ひいては、駆動回路1やECU2をロードダンプサージから保護することができる。なお、ダイオード4は、高電位側ラインLH及び低電位側ラインLLとバッテリBとが逆に接続(逆接)されたときに、駆動回路1やECU2を保護するための素子である。
図7(b)においては、逆接に対処するための手段が、先の図7(a)に示したダイオード4に代えて、トランジスタ5とされている。
図7(c)においては、ECU2のみがツェナ−ダイオード3と並列に接続されている。そして、逆接時に駆動回路1を保護するためにトランジスタ5が設けられている。
これら各種保護回路によれば、駆動回路1やECU2を保護することはできる。ただし、この場合、高電力に耐え得る大型のツェナ−ダイオード3が要求される。また、図7(c)に示す場合には、駆動回路1はツェナ−ダイオード3によって保護されていないため、高耐圧の素子にて構成する必要が生じる。
なお、保護回路としてツェナ−ダイオードを用いることについては、例えば下記特許文献1にも記載されている。
特開2003−37930号公報
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、大型のツェナ-ダイオードを用いることなくロードダンプサージに対処することのできるエンジンシステムの駆動装置を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段、及びその作用効果について記載する。
請求項1記載の発明は、前記2つの電気経路のうちのいずれか一方に設けられ、前記エンジンシステムのアクチュエータの駆動回路及び前記給電手段間を導通及び遮断するスイッチング素子と、前記いずれか一方の電気経路に前記スイッチング素子よりも前記給電手段側で接続されるとともに、他方の電気経路とも接続される回路であって且つ、前記2つの電気経路との接続により印加される電圧が予め定められた電圧以上となることで前記スイッチング素子をオフ操作する電圧検出回路と、前記アクチュエータ及びその駆動回路の少なくとも一方の異常の有無の診断を行う診断手段と、前記一方の電気経路のうち前記スイッチング素子よりも前記駆動回路側に接続されて且つ前記2つの電気経路間の電圧を降圧して前記診断手段に印加する電源回路とを備え、前記診断手段は、前記スイッチング素子がオフ状態であるとき、前記診断手段による異常がある旨の判断を禁止することを特徴とする。
上記構成では、2つの電気経路によって電圧検出回路に印加される電圧が予め定められた電圧以上となることで、スイッチング素子がオフ操作される。このため、ロードダンプサージが生じるときには、電圧検出回路によってスイッチング素子がオフ操作される。したがって、スイッチング素子の下流において2つの電気経路と接続される駆動回路をロードダンプサージから保護することができる。このように、スイッチング素子を用いることで、大型のツェナ-ダイオードを用いることを回避することができる。
ところで、上記構成では、電源回路を備えるために、スイッチング素子がオフ操作されたとしても直ちに診断手段の給電が途絶えるとは限らない。これに対し、スイッチング素子のオフ操作により駆動回路の給電は途絶える傾向にある。このため、給電が途絶えることで駆動回路やアクチュエータが動作しないことにより、診断手段によりこれらに異常がある旨誤判断されるおそれがある。この点、上記構成では、スイッチング素子がオフ状態であるときに診断手段による診断を禁止することで、スイッチング素子がオフ状態であることによる誤判断を好適に回避することができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記電圧検出回路は、ダイオードを介して前記スイッチング素子の導通制御端子を操作することを特徴とする。
2つの電気経路に給電手段が逆に接続されるときには、スイッチング素子にも逆バイアスが生じる。そして、この逆バイアス電圧が所定以上であると、スイッチング素子の信頼性の低下を招く。この点、上記構成では、ダイオードを備えることで、スイッチング素子に大きな逆バイアスが印加されることを好適に回避することができる。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記スイッチング素子がバイポーラトランジスタであることを特徴とする。
MOSトランジスタを用いて上記スイッチング素子を構成する場合、寄生ダイオードが形成される。このため、2つの電気経路と給電手段とが逆に接続された場合等にあっては、寄生ダイオードを介して駆動回路に逆バイアスが印加されるおそれがある。この点、上記構成では、スイッチング素子としてバイポーラトランジスタを用いることで、こうした不都合を回避することができる。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明において、前記電圧検出回路は、該回路内に流れる電流を制限する抵抗体を備えて構成されることを特徴とする。
上記構成では、電圧検出回路内を流れる電流を制限する制限手段としての抵抗体を備えている。このため、電圧検出回路内の素子を、高電力に対応する大型のものとすることを回避することができる。
請求項5記載の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の発明において、前記電圧検出回路は、前記他方の電気経路と前記スイッチング素子の導通制御端子とを接続するトランジスタを備えることを特徴とする。
上記構成によれば、2つの電気経路間に接続されるトランジスタのオン・オフによってスイッチング素子をオン・オフ操作することができる。このため、2つの電気経路間の電圧を利用してスイッチング素子をオン・オフ操作することが容易となる。
請求項記載の発明は、請求項1〜のいずれかに記載の発明において、前記アクチュエータが、燃料ポンプに設けられるブラシレスモータ、アイドルスピードコントロールバルブ、電子制御式スロットルバルブの少なくとも1つを含むことを特徴とする。
上記構成によれば、燃料ポンプに設けられるブラシレスモータの駆動回路や、アイドルスピードコントロールバルブの駆動回路、電子制御式スロットルバルブの駆動回路を、ロードダンプサージに耐え得る高耐圧の素子によって構成する必要が生じないため、これらを小型化することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明にかかるエンジンシステムの駆動装置を自動2輪車内に搭載されるエンジンシステムの駆動装置に適用した第1の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1に、エンジンシステムの全体構成を示す。
図示されるように、ガソリン機関10の吸気通路12の上流には、ユーザによるアクセルグリップ14の操作に応じて機械的に開閉するスロットルバルブ16が設けられている。更に、このスロットルバルブ16を迂回すべく、その上流と下流とを接続するアイドルスピードコントロール(ISC)通路18が設けられており、且つISC通路18には、モータ20により駆動されるISCバルブ22が設けられている。また、吸気通路12の下流には、燃料噴射弁24が設けられている。
上記燃料噴射弁24には、燃料タンク26内の燃料が燃料ポンプ28によって汲み上げられ供給される。燃料ポンプ28は、ブラシレスモータ30を備えて燃料タンク26内の燃料を汲み上げる電動式ポンプである。燃料噴射弁24は、燃料を吸気通路12に噴射する。吸気通路12と燃焼室32とは、吸気バルブ34の開動作によって連通される。これにより、燃焼室32に空気と燃料との混合気が流入する。燃焼室32内の混合気は、点火プラグ36による点火によって燃焼する。そして、この燃焼エネルギがピストン38を介して回転エネルギに変換される。なお、燃焼室32は排気バルブ40の開動作によって排気通路42と連通され、これにより、燃焼に供された混合気が排気として排出される。
上記エンジンシステムのアクチュエータとしてのモータ20やブラシレスモータ30等は、駆動装置50によって駆動される。この駆動装置50は、バッテリBの高電位側端子と接続される高電位側ラインLHと、バッテリBの低電位側端子と接続される低電位側ラインLLとを備えており、これら高電位側ラインLH及び低電位側ラインLLとを給電線としている。
高電位側ラインLHと低電位側ラインLLとの間には、バッテリBの電力を蓄えるコンデンサ52や、モータ20を駆動するISC駆動回路54、ブラシレスモータ30を駆動するブラシレスモータ駆動回路56が並列接続されている。更に、高電位側ラインLHと低電位側ラインLLとの間には、これらの電力を降圧して出力するレギュレータ58が接続されている。レギュレータ58の出力と低電位側ラインLLとの間には、降圧された電力を蓄えるコンデンサ60と、電子制御装置(ECU62)とが並列接続されている。
上記ECU62は、エンジンシステムの各種アクチュエータを操作するものである。すなわち、例えばISC駆動回路54を介してISCバルブ22の開度を操作し、また、ブラシレスモータ駆動回路56を介してブラシレスモータ30を操作する。これらの操作に際し、ECU62は、例えばISCバルブ22の開度のセンシングやブラシレスモータ駆動回路56を流れる電流のセンシングに基づき、操作系統の異常の有無を判断する。
上記駆動装置50によれば、コンデンサ52に蓄えられた電気エネルギをISC駆動回路54やブラシレスモータ駆動回路56等に給電することができるとともに、バッテリBの電圧が降圧された電力をECU62に給電することができる。
ところで、高電位側ラインLH及び低電位側ラインLLとバッテリBとの導通不良等によって、高電位側ラインLH及び低電位側ラインLL間に高電圧が重畳されるいわゆるロードダンプサージが生じることがある。このロードダンプサージからISC駆動回路54やブラシレスモータ駆動回路56、ECU62等を保護すべく、本実施形態では、以下に述べる保護回路を備えている。
この保護回路は、高電位側ラインLHを2分してこれらをコンデンサ52よりもバッテリB側で接続するスイッチング素子70と電圧検出回路80とを備えて構成されている。電圧検出回路80は、低電位側ラインLLに対する高電位側ラインLHの電圧が通常の電圧値であるときにはスイッチング素子70をオン状態として且つ、低電位側ラインLLに対する高電位側ラインLHの電圧が予め定められた閾値電圧Vth以上となることでスイッチング素子70をオフ状態とするものである。
上記スイッチング素子70は、NPN型トランジスタによって構成されており、エミッタがバッテリB側と、またコレクタがコンデンサ52側とそれぞれ接続されている。そして、スイッチング素子70のエミッタ及びベース間には、プルアップ抵抗72が設けられている。更に、スイッチング素子70の導通制御端子(ベース)には、ダイオード74が高電位側ラインLHから低電位側ラインLLへと向かう方向を順方向として接続されている。
ダイオード74のカソード側は、電圧検出回路80内のPNP型のバイポーラトランジスタ81のコレクタと接続されており、バイポーラトランジスタ81のエミッタは低電位側ラインLLと接続されている。
電圧検出回路80は、更に、ツェナ-ダイオード82及び抵抗体83の直列接続と、抵抗体84及びPNP型のバイポーラトランジスタ85の直列接続体とを備えており、これらは、高電位側ラインLH及び低電位側ラインLL間に並列接続されている。上記ツェナ-ダイオード82は、低電位側ラインLLに対する高電位側ラインLHの電圧が予め定められた閾値電圧Vth以上となることで高電位側ラインLHから低電位側ラインLLへ向かう方向への電流の流通を許容する。ツェナ-ダイオード82及び抵抗体83間には、抵抗体86を介して、バイポーラトランジスタ85のベースが接続されている。そして、抵抗体84及びバイポーラトランジスタ85間には、抵抗体87を介してバイポーラトランジスタ81のベースが接続されている。
図2に、上記保護回路の動作を示す。詳しくは、図2(a)は、低電位側ラインLLに対する高電位側ラインLHの電圧の推移を示し、図2(b)は、バイポーラトランジスタ85の状態推移を示し、図2(c)は、バイポーラトランジスタ81の状態推移を示す。また、図2(d)は、スイッチング素子70の状態推移を示し、図2(e)は、ISC駆動回路54及びブラシレスモータ駆動回路56の状態推移を示し、図2(f)は、後述する異常判定禁止フラグの推移を示す。
図示されるように、時刻t1以前においては、低電位側ラインLLに対する高電位側ラインLHの電圧がバッテリ電圧Vbであり、上記閾値電圧Vth以下であるため、ツェナ-ダイオード82に電流は流れない。このため、バイポーラトランジスタ85のベース及びエミッタ間は短絡され、バイポーラトランジスタ85がオフ状態となる。一方、バイポーラトランジスタ81のベース及びエミッタ間には、低電位側ラインLLに対する高電位側ラインLHの電圧と抵抗体84及び抵抗体87による電圧降下量との差の電圧が印加され、抵抗体84,87を介して高電位側ラインLHからの電流が流れる。このため、バイポーラトランジスタ81はオンとなり、これによりスイッチング素子70がオンとなる。したがって、バッテリBの電力をコンデンサ52側へ供給することができる。
これに対し、時刻t1以降、高電位側ラインLH及び低電位側ラインLL間にロードダンプサージが重畳することで、低電位側ラインLLに対する高電位側ラインLHの電圧が上昇する。そして、この電圧が閾値電圧Vth以上となると(時刻t2)、上記ツェナ-ダイオード82に電流が流れる。これにより、バイポーラトランジスタ85のベース及びエミッタ間に順方向のバイアスが印加され、バイポーラトランジスタ85のベースに電流が流れる。これにより、バイポーラトランジスタ85がオン状態となる。ここで、バイポーラトランジスタ85がオンされるときのコレクタ及びエミッタ間の電圧は、バイポーラトランジスタ81をオフ状態に保つことのできる値となるように設定されている。このため、バイポーラトランジスタ81がオフとなる。これにより、スイッチング素子70をオフとすることができ、ひいては、ISC駆動回路54やブラシレスモータ駆動回路56等に過電圧が印加されることを回避することができる。
このように、本実施形態では、スイッチング素子70を用いることで、ISC駆動回路54やブラシレスモータ駆動回路56等を過電圧から保護する保護回路を大型のツェナ-ダイオードを用いることなく構成することができる。特に電圧検出回路80については、抵抗体と能動素子とによって構成して且つ、抵抗体83や抵抗体84等を、それらの抵抗値を大きくすることで、電圧検出回路80の内部を流れる電流を制限する制限手段とした。これにより、能動素子を小電力のものとすることができる。
例えば能動素子としてのツェナ-ダイオード82は、小電力の小型のものである。ツェナ-ダイオード82の小型化は、抵抗体83の抵抗値を大きくすることで可能となる。すなわち、これにより、低電位側ラインLLに対する高電位側ラインLHの電圧が大きくなったとしても、ツェナ-ダイオード82及び抵抗体83間に流れる電流を制限することができる。これに対し、先の図7におけるツェナ-ダイオード3に抵抗体を直列接続する場合には、抵抗体における電圧降下が増大し、低電位側ラインLLに対する高電位側ラインLHの電圧が大きくなり、保護回路としての役割を果たすことができない。
なお、図2(f)に示す異常判定フラグは、過電圧によりスイッチング素子70がオフされている間、ISC駆動回路54やブラシレスモータ駆動回路56の操作系統に異常がある旨の判断(異常判定)を禁止するためのフラグである。すなわち、この期間にあっては、バッテリBからの給電が途絶えることから、コンデンサ52の電荷が消費された後には、ISC駆動回路54やブラシレスモータ駆動回路56を駆動することができない。これに対し、ECU62は、コンデンサ60を電力源とするために、コンデンサ52の電荷がゼロとなった後であっても、給電状態が維持される傾向にある。このため、ISC駆動回路54やブラシレスモータ駆動回路56等の操作系統に異常がない場合であっても、スイッチング素子70がオフとなるときに異常の有無の判断がなされることで、誤って異常判定がなされるおそれがある。そこで、本実施形態では、スイッチング素子70がオフ状態であるときに、異常判定を禁止する異常判定禁止フラグをオンとする。
詳しくは、ECU62では、スイッチング素子70のオフ期間において誤って異常判定をしないように、スイッチング素子70のオン・オフ状態を監視する。具体的には、先の図1に示すように、バイポーラトランジスタ90のコレクタ側を抵抗体92を介してレギュレータ58の出力側と接続するとともに、バイポーラトランジスタ90のエミッタ側を接地する(低電位側ラインLLと接続する)。そして、バイポーラトランジスタ90のベースを、抵抗体94を介してツェナ-ダイオード82及び抵抗体83間と接続する。これにより、バイポーラトランジスタ85がオンとされるときには、バイポーラトランジスタ90もオンとなる。このため、バイポーラトランジスタ90のコレクタに電流が流れるか否かを監視することで、スイッチング素子70のオン・オフ状態を監視することができる。
図3に、スイッチング素子70のオフ時に行われるECU62の処理手順を示す。この処理は、ECU62により、例えば所定周期で繰り返し実行される。
この一連の処理では、ステップS10において、バイポーラトランジスタ90がオン状態であるか否かを判断する。この処理は、電圧検出回路80により、スイッチング素子70がオフとされているか否かを判断するためのものである。そして、バイポーラトランジスタ90がオンであると判断されると、ステップS12において、異常判定禁止フラグをオンとする。これにより、操作系統の異常判定を禁止する。
一方、ステップS10において否定判断されると、ステップS14において、バイポーラトランジスタ90がオン状態からオフ状態に切り替ったときであるか否かを判断する。この処理は、スイッチング素子70がオフとされる状態から過電圧が解消することでスイッチング素子70がオンに切り替るタイミングを判断するものである。そして、ステップS14において肯定判断されるときには、ステップS16に移行する。ステップS16においては、異常判定禁止フラグをオフとするとともに、ブラシレスモータ30を再起動する。これにより、ブラシレスモータ30の起動処理がなされることとなる。
なお、ステップS12やステップS16の処理が完了するときや、ステップS14にて否定判断されるときには、この一連の処理は一旦終了する。
以上詳述した本実施形態によれば、以下の効果が得られるようになる。
(1)ISC駆動回路54やブラシレスモータ駆動回路56とバッテリBとの間を導通及び遮断するスイッチング素子70と、低電位側ラインLLに対する高電位側ラインの電圧が閾値電圧Vth以上となることでスイッチング素子70をオフ操作する電圧検出回路80とを備えた。これにより、ISC駆動回路54やブラシレスモータ駆動回路56等をロードダンプサージから保護することができる。しかも、スイッチング素子70を用いることで、電圧検出回路80自体は、大型のツェナ-ダイオードを用いることなく構成することができる。
(2)電圧検出回路80が、ダイオード74を介してスイッチング素子70の導通制御端子(ベース)を操作する構成とした。これにより、高電位側ラインLHと低電位側ラインLLとにバッテリBの端子が逆に接続される(逆バイアスが印加される)場合であっても、これに好適に対処することができる。ここで、逆バイアスが所定以上であると、スイッチング素子70及びバイポーラトランジスタ81の信頼性の低下を招く。このため、ダイオード74を設けないときには、スイッチング素子70及びバイポーラトランジスタ81を逆バイアスの印加に絶え得る高耐圧の素子とすることが要求される。これに対し、本実施形態のように、ダイオード74を備えることで、スイッチング素子70やバイポーラトランジスタ81に大きな逆バイアスが印加されることを好適に回避することができ、ひいてはこれらの素子を小型化することができる。
(3)スイッチング素子70をバイポーラトランジスタにて構成した。これに対し、MOSトランジスタを用いて上記スイッチング素子を構成する場合、寄生ダイオードが形成される。このため、逆バイアスが印加される場合等にあっては、寄生ダイオードを介してISC駆動回路54やブラシレスモータ駆動回路56に逆バイアスが印加されるおそれがある。この点、本実施形態では、スイッチング素子70としてバイポーラトランジスタを用いることで、こうした不都合を回避することができる。
(4)電圧検出回路80を、その内部を流れる電流を制限する抵抗体83,84等を備えて構成した。これにより、電圧検出回路80を構成する能動素子を小電力のものとすることができる。詳しくは、例えば、高電位側ラインLH及び低電位側ラインLL間に接続される抵抗体83を備え、抵抗体83の両端の電圧を、高電位側ラインLH及び低電位側ラインLL間に印加される電圧として検出した。これにより、抵抗体83を流れる電流を小さなものとすることができるため、この電流を扱うバイポーラトランジスタ85を小型化することができる。
(5)電圧検出回路80を、低電位側ラインLLとスイッチング素子70のベースとを接続するバイポーラトランジスタ81を備えて構成した。これにより、バイポーラトランジスタ81のオン・オフによってスイッチング素子70をオン・オフ操作することができる。このため、低電位側ラインLLに対する高電位側ラインLHの電圧を利用してスイッチング素子70をオン・オフ操作することが容易となる。
(6)スイッチング素子70がオフ状態であるとき、ISCバルブ22やブラシレスモータ30の操作系統の異常判定を禁止した。これにより、スイッチング素子70のオフ操作に伴う誤判定を好適に回避することができる。
(7)ISC駆動回路54及びブラシレスモータ駆動回路56とバッテリBとの間に、スイッチング素子70を備えた。これにより、ISC駆動回路54やブラシレスモータ駆動回路56を、ロードダンプサージに耐え得る高耐圧の素子によって構成する必要性を解消することができる。
(第2の実施形態)
以下、第2の実施形態について、先の第1の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
図4に、本実施形態にかかる駆動装置を示す。なお、図4において、先の図1に示した部材と同一の機能を有する部材には、便宜上同一の符号を付している。
図示されるように、本実施形態では、スイッチング素子70のベースを、ダイオードを介在させることなくバイポーラトランジスタ81のコレクタと直接接続している。そして、スイッチング素子70とバイポーラトランジスタ81とを、バッテリBの逆接による逆バイアスに耐え得る耐圧の素子によって構成する。これにより、先の図1に示した構成と比較して、部品点数を低減することができる。
(第3の実施形態)
以下、第3の実施形態について、先の第1の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
図5に、本実施形態にかかるエンジンシステムの全体構成を示す。図示されるように、吸気通路12の上流には、アクセルグリップ14と機械的に連結されたスロットルバルブ16が設けられており、吸気通路12の下流には、モータ25によって駆動される電子制御式のサブスロットルバルブ23が設けられている。
一方、駆動装置50は、モータ25を駆動するスロットル駆動回路55を備えており、スロットル駆動回路55は、低電位側ラインLL及び高電位側ラインLH間に接続されている。更に、本実施形態では、電圧検出回路100を備えている。ここで、電圧検出回路100は、抵抗体102及び抵抗体104の直列接続体を備え、これら直列接続体は、低電位側ラインLL及び高電位側ラインLH間に接続されている。低電位側ラインLLに対する高電位側ラインLHの電圧は、抵抗体102及び抵抗体104によって分圧される。そして、この分圧値(抵抗体104による電圧降下値)が、コンパレータ106の非反転入力端子に印加される。一方、コンパレータ106の反転入力端子には、コンデンサ60の高電位の電圧が印加されている。
ここで、抵抗体102及び抵抗体104の抵抗値は、バッテリ電圧Vbによる抵抗体104の電圧降下量よりもコンデンサ60の電圧の方が高くなるように設定されている。このため、通常時においては、コンパレータ106の出力が論理「L」となり、スイッチング素子70がオン状態となる。これに対し、低電位側ラインLLに対する高電位側ラインLHの電圧が上昇すると、コンパレータ106の出力が論理「H」となり、スイッチング素子70がオフ状態となる。
なお、ECU62は、コンパレータ106の出力を取り込むことで、先の図3に示した処理と同様の処理を行う。
以上説明した本実施形態によれば、先の第1の実施形態の上記(1)〜(4)、(7)の効果に加えて、更に以下の効果が得られるようになる。
(8)電圧検出回路100は、低電位側ラインLL及び高電位側ラインLH間に接続される抵抗体102及び抵抗体104の直列接続体を備え、抵抗体104の両端の電圧を、低電位側ラインLLに対する高電位側ラインLHの電圧として検出した。これにより、低電位側ラインLLに対する高電位側ラインLHの電圧に比較して低電圧を扱うことで、低電位側ラインLLに対する高電位側ラインLHの電圧を検出することができる。このため、低電位側ラインLLに対する高電位側ラインLHの電圧をセンシングする素子(コンパレータ106を構成する素子)を小型化することができる。
(9)スロットル駆動回路55とバッテリBとの間に、スイッチング素子70を備えた。これにより、スロットル駆動回路55を、ロードダンプサージに耐え得る高耐圧の素子によって構成する必要性を解消することができる。
(第4の実施形態)
以下、第4の実施形態について、先の第1の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
図6に、本実施形態にかかるエンジンシステムの全体構成を示す。なお、図6において、先の図1に示した部材と同一の部材については、便宜上、同一の符号を付している。
図示されるように、本実施形態では、低電位側ラインLLを2分して、これらをスイッチング素子70aによって接続する。スイッチング素子70aは、NチャネルMOSトランジスタにて構成されている。そしてスイッチング素子70の導通制御端子(ベース)は、バイポーラトランジスタ81のエミッタ及びコレクタ間を介して高電位側ラインLHに接続されている。
バイポーラトランジスタ81は、電圧検出回路110によってオン・オフ操作される。電圧検出回路110は、例えば先の図1に示した電圧検出回路80において、抵抗体84及び抵抗体87の抵抗値を調節することで構成してもよい。
なお、上記NチャネルMOSトランジスタには、寄生ダイオードが形成されるが、これは、ECU62側からバッテリBの低電位側へ向かう方向を順方向とするものである。
以上説明した本実施形態によっても、先の第1の実施形態の上記(1)、(2)、(4)〜(7)の効果に準じた効果を得ることができる。
(その他の実施形態)
なお、上記各実施形態は、以下のように変更して実施してもよい。
・電圧検出回路の構成としては、上記各実施形態で例示したものに限らず、要は、低電位側ラインLLに対する高電位側ラインLHの電圧が予め定められた電圧以上となることでスイッチング素子70,70aをオフ操作するものであればよい。この際、例えば内部を流れる電流を制限する制限手段としての抵抗体を備えることで、小電力の素子にて電圧検出回路を構成することが望ましい。
・第1〜第3の実施形態において、スイッチング素子としては、バイポーラトランジスタによって構成するものに限らない。例えばMOSトランジスタであっても、ロードダンプサージに対処することはできる。また、寄生ダイオードの順方向に対向するようにして、寄生ダイオード及びバッテリB間にダイオードを設けるなら、逆バイアスの印加に対処することもできる。
・駆動装置の給電手段としては、バッテリBに限らず、例えば発電機であってもよい。この場合であっても、ロードダンプサージは生じ得る。このため、バッテリBを搭載しない車両であっても、ロードダンプサージに対処する上で本発明を適用することは有効である。
・エンジンシステムとしては、自動2輪車に搭載されるものに限らず、4輪自動車に搭載されるものであってもよい。また、エンジンシステムとしては、ガソリン機関10を備えるものに限らず、ディーゼル機関を備えるものであってもよい。保護対象となる駆動回路としては、上記実施形態で例示したものに限らず、任意の駆動回路とバッテリとの間にスイッチング素子を設けることで、駆動回路を小型化することができる。
第1の実施形態にかかるエンジンシステムの全体構成を示す図。 同実施形態にかかる保護回路の動作態様を示すタイムチャート。 同実施形態にかかるスイッチング素子の操作態様に応じた処理の手順を示すフローチャート。 第2の実施形態にかかるエンジンシステムの全体構成を示す図。 第3の実施形態にかかるエンジンシステムの全体構成を示す図。 第4の実施形態にかかるエンジンシステムの全体構成を示す図。 従来の駆動装置の保護回路の回路構成を示す回路図。
符号の説明
20…モータ、22…ISCバルブ、30…ブラシレスモータ、54…ISC駆動回路、56…ブラシレスモータ駆動回路、58…レギュレータ(電源回路の一実施形態)、60…コンデンサ(電源回路の一実施形態)、62…ECU(診断手段の一実施形態)、70…スイッチング素子、80…電圧検出回路、LH…高電位側ライン、LL…低電位側ライン、B…バッテリ(給電手段の一実施形態)。

Claims (6)

  1. 給電手段の高電位側端子及び低電位側端子のそれぞれと接続される2つの電気経路を備えるエンジンシステムの駆動装置において、
    前記2つの電気経路のうちのいずれか一方に設けられ、前記エンジンシステムのアクチュエータの駆動回路及び前記給電手段間を導通及び遮断するスイッチング素子と、
    前記いずれか一方の電気経路に前記スイッチング素子よりも前記給電手段側で接続されるとともに、他方の電気経路とも接続される回路であって且つ、前記2つの電気経路との接続により印加される電圧が予め定められた電圧以上となることで前記スイッチング素子をオフ操作する電圧検出回路と
    前記アクチュエータ及びその駆動回路の少なくとも一方の異常の有無の診断を行う診断手段と、
    前記一方の電気経路のうち前記スイッチング素子よりも前記駆動回路側に接続されて且つ前記2つの電気経路間の電圧を降圧して前記診断手段に印加する電源回路とを備え、
    前記診断手段は、前記スイッチング素子がオフ状態であるとき、前記診断手段による異常がある旨の判断を禁止することを特徴とするエンジンシステムの駆動装置。
  2. 前記電圧検出回路は、ダイオードを介して前記スイッチング素子の導通制御端子を操作することを特徴とする請求項1記載のエンジンシステムの駆動装置。
  3. 前記スイッチング素子がバイポーラトランジスタであることを特徴とする請求項1又は2記載のエンジンシステムの駆動装置。
  4. 前記電圧検出回路は、該回路内に流れる電流を制限する抵抗体を備えて構成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のエンジンシステムの駆動装置。
  5. 前記電圧検出回路は、前記他方の電気経路と前記スイッチング素子の導通制御端子とを接続するトランジスタを備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のエンジンシステムの駆動装置。
  6. 前記アクチュエータが、燃料ポンプに設けられるブラシレスモータ、アイドルスピードコントロールバルブ、電子制御式スロットルバルブの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のエンジンシステムの駆動装置。
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