JP5686105B2 - 電子制御システム - Google Patents
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Description
バッテリからリレー手段を介して第1の負荷に電力供給される第1の電力供給経路と、
前記バッテリからイグニッションスイッチ及び第1のダイオードを介して第2の負荷に電力供給される第2の電力供給経路であって、前記第1のダイオードは前記第2の負荷から前記イグニッションスイッチに流れる電流を防止する第2の電力供給経路と、
前記第1の電力供給経路における前記リレー手段と前記第1の負荷の間と、前記第2の電力供給経路における前記第1のダイオードと前記第2の負荷との間を接続する第3の電力供給経路であって、前記第2の電力供給経路から前記第1の電力供給経路に流れる電流を防止する第2のダイオードが取り付けられた第3の電力供給経路と、
前記第2の電力供給経路における前記イグニッションスイッチからの供給電圧よりも高い電圧を、前記第1のダイオードよりも前記第1又は第2の負荷側に印加する電圧印加手段と、
前記電圧印加手段によって印加される電圧と、前記第2の電力供給経路における前記イグニッションスイッチと前記第1のダイオードの間の電圧差に基づき、前記第1のダイオードにショートが発生したか否かを判定する判定手段と、
を備える電子制御システムである。
前記判定手段は、前記バッテリに接続された他の装置との通信状況に基づいて前記イグニッションスイッチがオフ状態にされたか否かを推定し、前記イグニッションスイッチがオフ状態にされたと推定したときに、前記第1のダイオードのショートを判定する手段であるものとしてもよい。
前記第1の電力供給経路における前記リレー手段と前記第1の負荷の間には、昇圧手段が取り付けられ、
前記電圧印加手段は、前記昇圧手段の出力を、前記第1のダイオードよりも前記第1又は第2の負荷側に印加する手段であるものとしてもよい。
前記電圧印加手段は、前記昇圧手段の出力を、第3のダイオードを介して前記第1のダイオードよりも前記第1又は第2の負荷側に印加する手段であり、
前記第2の電力供給経路における前記電圧印加手段が電圧を印加する箇所には、当該箇所を定電圧に維持するための定電圧維持手段が取り付けられるものとしてもよい。
前記電圧印加手段は、前記昇圧手段の出力を、スイッチ手段を介して前記第2の電力供給経路における前記第1のダイオードよりも前記第2の負荷側に印加する手段であり、
前記第1の負荷はモータであり、
前記判定手段は、前記モータによる回生電力によって電圧が上昇する箇所の電圧と、前記第2の電力供給経路における前記イグニッションスイッチと前記第1のダイオードの間の電圧差に基づき第1段階の判定を行い、
該第1段階の判定において肯定的な判定を得た場合に、前記スイッチ手段をオン状態とした上で、前記電圧印加手段によって印加される電圧と、前記第2の電力供給経路における前記イグニッションスイッチと前記第1のダイオードの間の電圧差に基づき第2段階の判定を行う手段であるものとしてもよい。
以下、図面を参照し、本発明の第1実施例に係る電子制御システムについて説明する。
図1は、本発明の第1実施例に係る電子制御システム1のシステム構成例である。電子制御システム1は、主要な構成として、バッテリ10と、電源リレー20と、イグニッションスイッチ30#1、30#2と、ECU40#1と、を備える。
ここで、イグニッションオフ時の制御について説明する。イグニッションスイッチ30#1がオフ状態にされると、箇所B*の電圧がグランド電圧付近まで低下する。これによって、イグニッションスイッチ30#1に接続されるが電源リレー20には接続されないECU40#2、40#3への電力供給は停止され、ECU40#2、40#3は動作を停止する。同様に、イグニッションスイッチ30#2接続されるが電源リレー20には接続されないECU40#11、40#12への電力供給は停止され、ECU40#11、40#12は動作を停止する。
ここで、第1のダイオード44にショートが発生した場合に生じる現象について説明する。第1のダイオード44にショートが発生し、ショート状態となると、イグニッションスイッチ30#1がオフ状態にされても、第2のダイオード46を介して電源リレー20側から、及び逆バイアス印加回路47を介して昇圧回路42から箇所B*に電流が流れることになる。この結果、イグニッションスイッチ30#1がオフ状態にされても箇所B*の電圧がグランド電圧付近まで低下せず、ECU40#2、40#3への電力供給が継続されるため、ECU40#2、40#3が速やかに動作を停止することができない。図4は、第1のダイオード44にショートが発生した際に生じ得る電流の流れを示す図である。また、ECU40#1が箇所B*の電圧低下を検知できないことになれば、電源リレー20をオフ状態にする制御が行われず、ECU40#1が動作を停止することができなくなる可能性がある。これによって、不要な電力消費が発生すると共に、各ECUをシャットダウンするタイミングがずれるため、ソフトウエア面での不都合が生じるおそれがある。
以下、図面を参照し、本発明の第2実施例に係る電子制御システムについて説明する。
図7は、本発明の第2実施例に係る電子制御システム2のシステム構成例である。第2実施例に係る電子制御システム2は、逆バイアス印加回路47、及び過電圧クランプ用ツェナーダイオード48に代えて、逆バイアス印加回路53を備える点、及びCPU51が実行する処理の内容が第1実施例と異なり、その他の点では共通するため、共通する構成要素については同一の符号を付し、説明を省略する。
10 バッテリ
20 電源リレー
30#1、30#2 イグニッションスイッチ
40#1、40#2、40#3、…、40#11、40#12、… ECU
41 リレードライバ
42 昇圧回路
43 モータ駆動回路
44 第1のダイオード
45 制御系電源回路
46 第2のダイオード
47、53 逆バイアス印加回路
47A、53A 抵抗
47B 第3のダイオード
48 過電圧クランプ用ツェナーダイオード
49 通信インターフェース回路
50 センサ入力回路
51 CPU
52 不揮発性メモリ
53B 診断用MOSFET
60 バス
70 モータ
Claims (5)
- バッテリからリレー手段を介して第1の負荷に電力供給される第1の電力供給経路と、
前記バッテリからイグニッションスイッチ及び第1のダイオードを介して第2の負荷に電力供給される第2の電力供給経路であって、前記第1のダイオードは前記第2の負荷から前記イグニッションスイッチに流れる電流を防止する第2の電力供給経路と、
前記第1の電力供給経路における前記リレー手段と前記第1の負荷の間と、前記第2の電力供給経路における前記第1のダイオードと前記第2の負荷との間を接続する第3の電力供給経路であって、前記第2の電力供給経路から前記第1の電力供給経路に流れる電流を防止する第2のダイオードが取り付けられた第3の電力供給経路と、
前記第2の電力供給経路における前記イグニッションスイッチからの供給電圧よりも高い電圧を、前記第1のダイオードよりも前記第1又は第2の負荷側に印加する電圧印加手段と、
前記電圧印加手段によって印加される電圧と、前記第2の電力供給経路における前記イグニッションスイッチと前記第1のダイオードの間の電圧差に基づき、前記第1のダイオードにショートが発生したか否かを判定する判定手段と、
を備える電子制御システム。 - 請求項1記載の電子制御システムであって、
前記判定手段は、前記バッテリに接続された他の装置との通信状況に基づいて前記イグニッションスイッチがオフ状態にされたか否かを推定し、前記イグニッションスイッチがオフ状態にされたと推定したときに、前記第1のダイオードのショートを判定する手段である電子制御システム。 - 請求項1又は2記載の電子制御システムであって、
前記第1の電力供給経路における前記リレー手段と前記第1の負荷の間には、昇圧手段が取り付けられ、
前記電圧印加手段は、前記昇圧手段の出力を、前記第1のダイオードよりも前記第1又は第2の負荷側に印加する手段である電子制御システム。 - 請求項3記載の電子制御システムであって、
前記電圧印加手段は、前記昇圧手段の出力を、第3のダイオードを介して前記第1のダイオードよりも前記第1又は第2の負荷側に印加する手段であり、
前記第2の電力供給経路における前記電圧印加手段が電圧を印加する箇所には、当該箇所を定電圧に維持するための定電圧維持手段が取り付けられる電子制御システム。 - 請求項3記載の電子制御システムであって、
前記電圧印加手段は、前記昇圧手段の出力を、スイッチ手段を介して前記第2の電力供給経路における前記第1のダイオードよりも前記第2の負荷側に印加する手段であり、
前記第1の負荷はモータであり、
前記判定手段は、前記モータによる回生電力によって電圧が上昇する箇所の電圧と、前記第2の電力供給経路における前記イグニッションスイッチと前記第1のダイオードの間の電圧差に基づき第1段階の判定を行い、
該第1段階の判定において肯定的な判定を得た場合に、前記スイッチ手段をオン状態とした上で、前記電圧印加手段によって印加される電圧と、前記第2の電力供給経路における前記イグニッションスイッチと前記第1のダイオードの間の電圧差に基づき第2段階の判定を行う手段である電子制御システム。
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