JP4399466B2 - 階層符号化データ送信のためのデータ検出 - Google Patents

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Description

米国特許法第119条のもとでの優先権の主張
本特許出願は、2004年1月21日に出願され、本発明の譲受人に譲渡され、それによって本明細書において参照によって明示的に取り入れられている仮出願第60/538271号(“Buffer Size Reduction in a Hierarchical Coding System”)に対して優先権を主張している。
本発明は、概ね、通信、より具体的には、無線通信システムにおける階層符号化データ送信のためのデータ検出を行う技術に関する。
階層符号化は、多数(例えば、2本)のデータストリームが一緒に重ね合わされ(例えば、加えられ)、同時に送信されるデータ送信技術である。この文脈における“符号化”は、送信機におけるデータの符号化ではなく、チャネルの符号化を指す。階層符号化は、例えば、同報通信サービスを指定同報通信領域内のユーザに配信するのに使用され得るのが好都合である。これらのユーザは、異なるチャネル条件を経験し、異なる信号対雑音および干渉比(signal-to-noise-and-interference ratio, SNR)に達し得る。したがって、これらのユーザは、データを異なるデータレートで受信することができる。階層符号化では、同報通信されるデータは、“基本ストリーム”および“拡張ストリーム”に分割され得る。基本ストリームは、同報通信領域内の全ユーザがストリームを復元できるように処理され、送信される。拡張ストリームは、より良いチャネル条件をもつユーザがストリームを復元できるように処理され、送信される。
階層符号化データ送信を復元するために、最初に、受信機は、拡張ストリームを雑音として扱うことによって、基本ストリームを検出し、復元する。次に、受信機は、基本ストリームによる干渉を推定し、消去する。その後で、受信機は、拡張ストリームを、消去された基本ストリームからの干渉で検出し、復元する。改善された性能において、基本ストリームおよび拡張ストリームは、通常、一度に1本のストリームずつ、上述の順序で連続的に復元される。通常、各ストリームを復元するのに、大量の処理が要求される。さらに加えて、各ストリームを検出し、復元することができるやり方および速度に依存して、大量の緩衝も必要とされ得る。大量の処理および緩衝は、システムの性能およびコストに影響を与え得る。
したがって、階層符号化データ送信のためのデータ検出を効率的に行う技術が、当技術において必要とされている。
階層符号化データ送信のデータ検出を行う技術が、本明細書に記載されている。これらの技術は、シングルキャリアおよびマルチキャリア(例えば、OFDM)の無線通信システムに使用され得る。
1つのデータ検出方式では、最初に、多数(例えば、2本)のデータストリームをもつ階層符号化データ送信の受信シンボル得て、受信シンボルに基づいて、第1のデータストリーム(基本ストリーム)の符号ビットの対数尤度比(log-likelihood ratio, LLR)を求める。第1のデータストリームのLLRを復号し、復号されたデータを得て、これを、さらに再び符号化し、再び変調し、第1のデータストリームの再変調されたシンボルを得る。第1のデータストリームによる干渉は、再変調されたシンボルに基づいて推定される。次に、第2のデータストリーム(拡張ストリーム)の符号ビットのLLRは、第1のデータストリームの符号ビットのLLRと推定干渉とに基づいて求められる。第1のデータストリームのLLRは、(1)実時間の受信シンボルから、受信シンボルを緩衝することなく求められ、(2)復号のために緩衝器に記憶されることができる。第2のデータストリームのLLRは、(1)第1のデータストリームが復号された後で求められ、(2)第1のデータストリームのLLRに上書きすることによって、同じ緩衝器に記憶され得る。受信シンボルは、第2のデータストリームのLLRを求めるのに使用されず、したがって緩衝される必要がない。
別のデータ検出方式では、最初に、第1のデータストリームの符号ビットのLLRが、受信シンボルに基づいて求められる。次に、第1のデータストリームのデータシンボル(または符号化されていない硬判定のシンボル)の推定値が、受信シンボルまたは第1のデータストリームのLLRの何れかに基づいて求められる。第1のデータストリームによる干渉は、データシンボル推定値に基づいて推定され、受信シンボルから消去され、干渉を消去されたシンボルが得られる。次に、第2のデータストリームの符号ビットのLLRが、干渉を消去されたシンボルに基づいて求められる。第1および第2の両者のデータストリームのLLRは、実時間の受信シンボルから、受信シンボルを緩衝することなく計算され得る。第1のデータストリームが、(1)第1のデータストリームの再変調されたシンボルに基づいてデータシンボル推定値における誤りを検出し、(2a)誤っているデータシンボル推定値の符号ビットのLLRを、削除に設定するか、または(2b)誤っているデータシンボル推定値の符号ビットのLLRを、再変調されたシンボルおよびデータシンボル推定値に基づいて求められた訂正係数で修正することによって復号された後で、第2のデータストリームのLLRが調整/更新され得る。
本発明の種々の態様および実施形態は、さらに詳しく別途記載される。
本発明の特徴および性質は、別途記載される詳細な説明から、同じ参照符号が全体的に対応して同定している図面と共に採用されるとき、より明らかになるであろう。
“例示的”という用語は、本明細書において“例、事例、または実例としての役割を果たす”ことを意味するために使用されている。本明細書に記載されている何れの実施形態または設計も、必ずしも、他の実施形態または設計よりも、好ましいまたは好都合であると解釈されると限らない。
図1は、無線通信システム100における送信機110および受信機150のブロック図を示している。送信機110において、送信(TX)データプロセッサ120内の符号器/変調器122aは、({d}として示されている)基本データストリームを受信し、符号化し、インターリーブし、変調し(すなわち、シンボルマップし)、({s}として示されている)対応する基本シンボルストリームを与える。符号器/変調器122bは、同様に、({d}として示されている)拡張データストリームを受信し、符号化し、インターリーブし、変調し、({s}として示されている)対応する拡張シンボルストリームを与える。各ストリームのデータは、通常は、パケットで符号化され、各パケットは、送信機において個々に符号化され、受信機において個々に復号される。各シンボルストリーム{s}および{s}は、“データシンボル”を含み、これはデータの変調シンボルである。
結合器130は、基本および拡張シンボルストリームを受信し、結合する。結合器130内では、乗算器132aは、基本シンボルストリーム{s}を受信し、基準化因子Kで乗算し、乗算器132bは、拡張シンボルストリーム{s}を受信し、基準化因子Kで乗算する。基準化因子KおよびKは、それぞれ、基本ストリームおよび拡張ストリームに使用する送信電力量を決める。通常は、合計送信電力Ptotalの大きい方の部分が、基本ストリームに割り振られる。加算器134は、乗算器132aからの基準化されたデータシンボルと、乗算器132bからの基準化されたデータシンボルとを受信し、加算し、結合された、または複合のシンボルを与える。これは、次のように表現され得る。
a.x=K・s+K・s 式(1)
なお、sは、基本ストリームのデータシンボルであり、sは、拡張ストリームのデータシンボルであり、xは、結合されたシンボルである。基準化および結合は、シンボルごとに行われる。
送信機ユニット(TMTR)138は、結合器130から、({x}として示されている)結合されたシンボルストリームとパイロットシンボルとを受信し、結合された、およびパイロットのシンボルをシステム設計に基づいて処理し、1つ以上の変調された信号を生成する。パイロットシンボルは、パイロットの変調シンボルであり、送信機および受信機の両者によって事前に知られており、受信機によってチャネル推定および他の目的に使用され得る。送信機ユニット138は、結合された、およびパイロットのシンボルを、多数のサブバンド上で送信するための直交周波数分割多重化(orthogonal frequency division multiplexing, OFDM)変調、結合された、およびパイロットのシンボルを多数のアンテナから送信するための空間処理、等を行い得る。変調された信号は、無線チャネルを介して受信機150へ送信される。
受信機150では、受信機ユニット(RCVR)160が、無線チャネルを介して1つ以上の信号を受信し、送信機ユニット138によって行われる処理と相補的なやり方で、受信信号を処理し、({y}として示されている)受信パイロットシンボルをチャネル推定器162に与え、({y}として示されている)受信シンボルストリームをRXプロセッサ170に与える。受信シンボルは、次のように表現され得る。
y=h・x+n=h・[K・s+K・s]+n 式(2)
なお、hは、結合されたシンボルxの複素チャネル利得であり、nは、結合されたシンボルxによって観測された雑音であり、yは、結合されたシンボルxの受信シンボルである。雑音nは、チャネルの雑音および干渉、受信機回路の雑音、等を含む。
Figure 0004399466
Figure 0004399466
制御装置140および190は、それぞれ、送信機110および受信機150における動作を指示する。メモリユニット142および192は、制御装置140および190によって使用されるプログラムコードおよびデータのための記憶装置を与える。
受信機によって行われるデータ検出は、各データストリームに使用される変調方式、検出されたシンボルを表すのに使用される特定の形式、データ検出を行うのに使用される技術、等のような、種々の要因によって影響を受ける。分かり易くするために、両者のストリームに対して直角位相シフトキーイング(quadrature phase shift keying, QPSK)で、LLRを使用して、階層符号化データ送信をデータ検出し、検出されたシンボルを表すことが、具体的に別途記載される。
図2Aは、QPSKの信号配置図200を示しており、これは、二次元の複素平面上に4つの信号点210aないし210dを含んでいる。これらの4つの信号点は、それぞれ、1+j1、1−j1、−1+j1、および−1−j1の座標に位置し、‘11’、‘10’、‘01’、および‘00’のラベルを与えられている。QPSK変調では、(bおよびbとして示されている)符号ビットの各対は、4つの可能な信号点の1つにマップされ、マップされた信号点の複素数値は、符号ビットの対の変調シンボルである。例えば、ビットbは、変調シンボルの同相(inphase, I)成分に使用され、ビットbは、直角位相(quadrature, Q)成分に使用され得る。この場合に、符号ビットの各対の変調シンボルは、s=b+jb(なお、b∈{1,−1}およびb∈{1,−1})のように表現され得る。
図2Bは、基本ストリームおよび拡張ストリームの両者に対するQPSKでの階層符号化のための信号配置図250を示している。基本ストリームのためのQPSKの信号配置図は、4つの信号点210aないし210dによって示されている。拡張ストリームのためのQPSKの信号配置図は、基本ストリームのためのQPSKの信号配置図の上に重ね合わされ、各信号点210に対する4つの信号点260aないし260dによって表されている。基準化因子KおよびKは、(1)基本ストリームの信号点210と複素平面の中心との間の距離、および(2)拡張ストリームの信号点260と基本ストリームの信号点210との間の距離を決める。
再び図2Aを参照すると、QPSKでは、4つのみの可能な信号点の1つのための変調シンボルが、符号ビットの各対に対して送信される。しかしながら、無線チャネルにおける雑音、干渉、および歪みのために、受信シンボル(例えば、図2Aのシンボル212)は、4つの可能な信号点の1つの真上に位置しないことがある。データ検出は、無線チャネルの影響を取り去り(例えば、複素チャネル利得hを取り去り)、4つの可能な信号点の何れが、送信されたデータシンボルsであるかを確認するために行われる。
Figure 0004399466
LLRは、二極値であり、より大きい正の値は、符号ビットが+1である可能性がより高いことに対応し、より大きい負の値は、符号ビットが−1である可能性がより高いことに対応する。0のLLRは、符号ビットが+1または−1である可能性が等しいことを示す。各符号ビットのLLRは、通常、記憶を容易にするために、所定数の符号ビット(またはLビット、なお、L>1)に量子化される。LLRに使用するビット数は、復号器の要件、検出されたシンボルのSNR、等のような、種々の要因に依存する。
図1は、階層符号化データ送信のデータ検出のシンボル的表現を示す。データ検出は、種々のやり方で行われ得る。3つのデータ検出方式が、別途記載される。
図3は、基本ストリームおよび拡張ストリームの両者が受信シンボル{y}に基づいて検出される第1のデータ検出方式のためのRXプロセッサ170aを示している。RXプロセッサ170aは、図1のRXプロセッサ170の実施形態である。
RXプロセッサ170a内では、最初に、受信シンボル{y}が、緩衝器314に記憶される。基本ストリームのLLR計算ユニット320は、緩衝器314からの受信シンボルを検索し、各受信シンボルyに対してデータ検出を行い、その受信シンボル内に保持されている基本ストリームのシンボルsの2つの符号ビットの2つのLLRを得る。基本ストリームの2つのLLRは、式(4)のように表現され得る。
Figure 0004399466
ここで、LLRb1およびLLRb2は、受信シンボルy内の基本ストリームのシンボルsの2ビットのLLRであり、
a.hは、受信シンボルyのチャネル利得推定値であり、
b.“”は、複素共役であり、
c.Eは、基本ストリームのシンボルsのエネルギであり、
d.N0,bは、基本ストリームのシンボルsによって観測された雑音および干渉電力である。
Figure 0004399466
雑音および干渉電力N0,bは、拡張ストリームからのチャネル雑音Nおよび干渉を含んでいる。計算ユニット320は、({LLR}として示されている)基本ストリームのLLRを、マルチプレクサ(multiplexer, Mux)322を経由して、緩衝器324に記憶のために与える。
復号器182は、緩衝器324から基本ストリームのLLRを受信し、復号し、基本ストリームの復号されたデータ
Figure 0004399466
を与える。ターボ符号化または畳み込み符号化が、それぞれ送信機において行われたときは、復号器182はターボ復号器またはビタビ復号器を構成し得る。ターボ復号器はLLRの復号を多数回反復して行い、送信データビットの次第に良くなる推定値を得る。復号プロセスは、通常、完了するのに、いくらかの量の時間を必要とし、(例えば、ターボ復号器の)復号プロセスの間、基本ストリームのLLRの記憶も必要とし得る。
Figure 0004399466
基本ストリームが正確に復号されるとき、再変調されたシンボル
Figure 0004399466
は、基本ストリームのシンボルsに等しい。基本ストリームが、正確に復号されるか、または誤って復号されるかは、巡回冗長検査(cyclic redundancy check, CRC)または何か他の誤り検出方式に基づいて判断され得る。
拡張ストリームのLLR計算ユニット340は、干渉を消去されたシンボル{y}に対してデータ検出を行い、各拡張ストリームのシンボルsの2つの符号ビットの2つのLLRを得る。拡張ストリームの2つのLLRは、次のように表現され得る。
Figure 0004399466
ここで、LLRe1およびLLRe2は、干渉を消去されたシンボルyに基づいて求められる拡張ストリームのシンボルsの2ビットのLLRであり、
a.Eは、拡張ストリームのシンボルsのエネルギであり、
b.N0,eは、拡張ストリームのシンボルsによって観測された雑音および干渉電力である。
計算ユニット340は、({LLR}として示されている)拡張ストリームのLLRを、Mux322を経由して、緩衝器324に記憶のために与える。次に、復号器182は、拡張ストリームのLLRを復号し、拡張ストリームの復号されたデータ
Figure 0004399466
を得る。
第1のデータ検出方式では、RXプロセッサ170aは、受信シンボル{y}を緩衝器314に、基本ストリームのLLRを緩衝器324に記憶することを必要とし、一方で、基本ストリームは復号器182によって復号される。緩衝器314および324のサイズは、データパケットのサイズ、復号遅延、および恐らくは他の要因に依存する。基本ストリームおよび拡張ストリームは連続的に復号されるので、基本ストリームのLLRおよび拡張ストリームのLLRの両者を記憶するのに、同じ緩衝器324が使用され得る。
図4は、基本ストリームが受信シンボル{y}に基づいて検出され、拡張ストリームが基本ストリームのLLRに基づいて検出される第2のデータ検出方式のためのRXプロセッサ170bを示している。RXプロセッサ170bは、図1のRXプロセッサ170の別の実施形態である。
RXプロセッサ170b内では、基本ストリームのLLR計算ユニット420は、受信シンボル{y}に対してデータ検出を行い、式(4)に示されているように、基本ストリームのLLR{LLR}を得る。計算ユニット420は、基本ストリームのLLRを、マルチプレクサ422を経由して、記憶のために緩衝器424に与える。
Figure 0004399466
基本ストリームのLLRは、受信シンボルから求められ、それに密接に関係している。したがって、拡張ストリームのLLRは、受信シンボルではなく、基本ストリームのLLRから直接に計算され得る。拡張ストリームのLLRは、次のように表現され得る。
Figure 0004399466
式(7)における第1の式は、式(5)を式(6)へ代入することによって得られる。第3の式における括弧内の量は、基本ストリームのLLRに関する。式(7)は、拡張ストリームのLLRが、基本ストリームのLLRおよび再変調されたシンボルから求められ得ることを示している。
Figure 0004399466
第2のデータ検出方式では、RXプロセッサ170bは、受信シンボルを記憶する必要がなく、1つの緩衝器424のみを使用して、基本ストリームのLLRおよび拡張ストリームのLLRの両者を記憶することができる。これは、受信機の緩衝要件を大幅に軽減し得る。
基本ストリームのLLRは、十分な数のビットで量子化され、記憶され、その結果、これらのLLRが、基本ストリームのための好適な復号の性能を与え、拡張ストリームのLLRを求めるのに使用されることもできる。第2のデータ検出方式では、基本ストリームのLLRに使用するビット数は、両者のストリームのLLRの精度および範囲に影響を与える。1つの特定のターボ復号器の実施では、LLRは、[−8,8]の範囲および0.25の精度をもつ6ビットに量子化される。精度は、最大可能量子化誤りを示す。範囲および精度の両者は、通常、復号の性能に基づいて選択され、信号対量子化雑音比(signal-to-quantization-noise ratio, SQNR)に単に間接的に関係する。さらに加えて、範囲および精度は、通常は、符号レートまたは動作SNRのような要因に基づいて変更されない。
拡張ストリームのLLRの精度は、式(7)において基本ストリームのLLRを基準化するのに使用される利得Gによって影響を受ける。基本ストリームによって観測された雑音および干渉電力N0,bが、拡張ストリームからの干渉ではなく、チャネル雑音Nによって優位を占められるとき、N0,bは、Nにほぼ等しく、通常は、より少ない電力が拡張ストリームに使用されるので、拡張ストリームは、基本ストリームのSNRよりも低いSNRをもつことになる。この場合に、利得Gは、1よりも小さく、基本ストリームのLLRは、Gによって基準化されるので、拡張ストリームのLLRの精度は、基本ストリームのLLRの精度によって影響を受けない。しかしながら、利得Gが、1よりも大きいときは、1つ以上の追加の低位/下位のビットが、基本ストリームのLLRに使用され得る。
量子化の範囲は、基本ストリームのLLRが、低過ぎる値で飽和し、切り取られ、性能を劣化することができないように、十分に大きいものであるべきである。基本ストリームのLLRの飽和は、通常、ターボ復号器に重大な問題をもたらさないが、基本ストリームのLLRから求められる拡張ストリームのLLRの品質に厳しい影響を与え得る。LLRの飽和を防ぐのに、追加の高位のビットがいくつ必要とされるかを判断するために、式(4)における受信シンボルyは、次のように、h・s+nと置換され得る。
Figure 0004399466
ここで、nは、基本ストリームによって観測された雑音および干渉を表し、これは、拡張ストリームからの干渉を含む。
Figure 0004399466
0,bが、拡張ストリームから干渉によって優位を占められるときは、雑音は、最早、ガウス雑音ではなく、QPSK雑音であり、平均と1つの標準偏差との和を超えて変化しないので、これは、控えめな範囲であることに注意すべきである。
基本ストリームのLLRに使用するビット数は、基本ストリームのシンボルエネルギ対拡張ストリームのシンボルエネルギの比に基づいて選択され得る。例えば、基本ストリームの電力が、拡張ストリームのそれよりも4倍強いときは(すなわち、E/E=4)、基本ストリームのLLRは、
Figure 0004399466
までの大きさで量子化されるべきである。[−8,8]の範囲で既に記載した例示的なターボ復号器の実施では、基本ストリームのLLRは、2つの追加の高位のビットと共に、すなわち合計で8ビットで量子化され、記憶されることができる。別の例として、基本ストリームの電力が、拡張ストリームのそれよりも9倍強いときは(すなわち、E/E=9)、基本ストリームのLLRは、
Figure 0004399466
までの大きさで量子化されるべきであり、3つの追加の高位のビットをLLRに使用することができる。
第2のデータ検出方式では、基本ストリームのLLRは、追加のビットと共に記憶され得るが、それでもなお、合計のメモリ要件は、受信シンボルと基本ストリームのLLRとの両者を記憶する第1のデータ検出方式のそれよりも相当に低いかも知れない。さらに加えて、受信シンボルは、拡張ストリームがあるときは、より大きいビット幅を必要とすることが多いので、これは、とくに当てはまる。
図5は、基本ストリームが受信シンボル{y}に基づいて検出され、拡張ストリームが符号化されていない干渉消去を使用して検出される第3のデータ検出方式のためのRXプロセッサ170cを示している。RXプロセッサ170cは、図1のRXプロセッサ170のさらに別の実施形態である。
RXプロセッサ170c内では、基本ストリームのLLR計算ユニット520が、受信シンボル{y}に対してデータ検出を行って、式(4)に示されているように、基本ストリームのLLRを得る。計算ユニット520は、基本ストリームのLLRを、記憶のために緩衝器524に与える。復号器182は、基本ストリームのLLRを緩衝器524から、マルチプレクサ526を経由して受信し、これらのLLRを復号し、基本ストリームの復号されたデータ
Figure 0004399466
を与える。
第3のデータ検出方式では、拡張ストリームのLLRは、第1のデータ検出方式と同様に、受信シンボル{y}から計算される。しかしながら、基本ストリームによる干渉は、基本ストリームの(再変調されたシンボルではなく)符号化されていないデータシンボル推定値に基づいて推定される。したがって、拡張ストリームのLLRは、基本ストリームの復号が完了するのを待たなければならないのではなく、基本ストリームのLLRと並行して計算されることができる。
符号化されていないデータシンボル推定値
Figure 0004399466
(または単に、データシンボル推定値)は、受信シンボルyまたは受信シンボルyの基本ストリームのLLRの何れかに対して硬判定を行うことにより得られる基本ストリームのシンボルsの推定値ある。例えば、図2Aを参照すると、受信シンボル212のデータシンボル推定値は、1+j1における信号点、すなわち、受信シンボル212に最も近い信号点であり得る。データシンボル推定値は、基本ストリームに使用される符号の誤り訂正能力の恩恵なしに、受信シンボルに基づいて求められる。したがって、データシンボル推定値は、基本ストリームの符号の誤り訂正能力から恩恵を得る再変調されたシンボルよりも、誤りであることが多い。
Figure 0004399466
誤っているデータシンボル推定値のLLRが、復号プロセスにおいて高信頼性の値(またはより大きい重み)を与えられるとき、拡張ストリームの復号の性能は劣化し得る。
拡張ストリームの復号におけるデータシンボルの誤り(または硬判定のシンボルの誤り)の悪影響を軽減するのに、種々の方式が使用され得る。データシンボルの誤りは、各再変調されたシンボルを、対応するデータシンボル推定値と比較し、2つが等しくないときは、誤りを宣言することによって検出され得る。
第1の誤り補償方式では、誤っているデータシンボル推定値に対応する拡張ストリームのLLRは、復号プロセスにおいて重みを与えられない。これは、これらのLLRを削除に設定する、すなわち、符号ビットが+1または−1である可能性が等しいことを示すゼロのLLR値にすることによって、達成することができる。シンボル誤り率(symbol error rate, SER)が比較的に低いときは、データシンボルの誤りに対応するLLRに削除(erasure)を使用する効果は、小さいかもしれない。例えば、(拡張ストリームの電力の4倍をもつ基本ストリームに対応する)6デシベルの雑音の下限では、SERは、約2パーセントである。これらの硬判定のシンボル誤りを削除として宣言することによる復号の性能における劣化は、著しくないはずである。
第2の誤り補償方式では、誤っているデータシンボル推定値を用いて得られた拡張ストリームのLLRが、基本ストリームが復号された後に、再変調されたシンボルに基づいて更新される。式(7)からの拡張ストリームのLLRは、次のように表現され得る。
Figure 0004399466
最初のLLRが飽和すると、これらのLLRは削除に設定され得る。最終的なLLRが飽和しても、それらは保持される。
RXプロセッサ170c内では、硬判定ユニット528は、(図5に示されている)基本ストリームのLLRか、または(図5に示されていない)受信シンボルかの何れかを受信し、硬判定を行って、基本ストリームのデータシンボルの推定値
Figure 0004399466
を求める。硬判定は、当技術において知られているように行われ得る。例えば、各データシンボル推定値は、受信シンボルに距離が最も近い信号点に設定され得る。再変調されたシンボルと異なり、データシンボル推定値は、最小の遅延で求められ得る。
Figure 0004399466
Figure 0004399466
LLR調整ユニット546は、(1)第1の誤り訂正方式において、誤っているデータシンボル推定値の拡張ストリームのLLRを、削除に設定するか、または(2)第2の誤り訂正方式において、誤っている各データシンボル推定値の最初の拡張ストリームのLLRに、訂正係数cを加える。
第3のデータ検出方式では、RXプロセッサ170cは、受信シンボルを記憶する必要はなく、2つの緩衝器524および544を使用して、基本ストリームのLLRおよび拡張ストリームのLLRをそれぞれ記憶する。
分かり易くするために、3つのデータ検出方式が、QPSKに関して上述された。これらのデータ検出方式は、より高次の変調方式、すなわち、QPSKよりも高次の変調方式に使用され得る。第1および第3のデータ検出方式は、基本ストリームの変調方式および拡張ストリームの変調方式について既に記載したように使用され得る。第3のデータ検出方式では、データシンボル推定値が誤っていることが検出されるときは必ず、拡張ストリームに使用される変調方式にしたがって、訂正係数
Figure 0004399466
を使用して、最初のLLRを更新し得る。
第2のデータ検出方式では、基本ストリームのLLRは、受信シンボルにおける情報の全てを含んでおり、したがって、受信シンボルを推定または再構成するのに使用できる。したがって、拡張ストリームのLLRを、受信シンボルの推定値から計算することができる。基本ストリームのLLRからの受信シンボルの推定は、別途記載されるように行われ得る。単純化のために、次の記述では、QPSKよりも高い次数のグレイマップされる変調方式が、基本ストリームに使用されると仮定する。グレイマッピングを用いると、信号配置図(正方形の信号配置図の水平方向および垂直方向の両者)における隣り合う信号点は、1ビットのみの位置において異なるラベルをもつ。グレイマッピングは、誤りである可能性がより高いイベント、すなわち、受信シンボルが、正しい信号点の近くの信号点にマップされることに対応するイベントの、符号ビット誤りの数を低減し、この場合は、1つのみの符号ビットが誤りであるであろう。次の記述では、さらに加えて、基本ストリームのLLRが、“2つの最大近似値(dual-max approximation)”を使用して計算されると仮定し、これは、次のように表現され得る。
Figure 0004399466
ここで、LLRは、受信シンボルyのi番目の符号ビットのLLRであり、
a.si,1は、si,1のi番目の符号ビットが+1の値をもつような、受信シンボルyに最も近い仮定の変調シンボルであり、
b.si,0は、si,0のi番目の符号ビットが−1の値をもつような、受信シンボルyに最も近い仮定の変調シンボルである。
Mに関するPSK(M-ary PSK)またはM−QAMの変調方式の信号配置図は、M個の信号点を含んでいる。B=logMであるとき、各信号点はBビットのラベルと関係付けられる。B符号ビットは、変調シンボル、すなわち、そのラベルがB符号ビットの値に等しい信号点の複素数値にマップされる。B個のLLRが、各受信シンボルyのために計算され、各LLRは、仮定の変調シンボル、si,1およびsi,0の各対に基づいて計算される。
式(10)は、検出される変調シンボルsの各符号ビットに対して、受信シンボルyに関する1つの式を与える。したがって、8−PSKの各受信シンボル(B=3)には3つの式、16−QAMの各受信シンボル(B=4)には4つの式、等がある。B符号ビットに対して、式(10)から求められるB個の式は、線形方程式であると示すことができる。これらのB個の式から、受信シンボルyの、2つの未知数、すなわち実数部および虚数部を判断することができる。しかしながら、問題は、仮定の変調シンボルsi,1およびsi,0の異なる対が、受信シンボルyのB個の式の各々に使用され、これらの仮定の変調シンボルが分からないということである。グレイマップされる8−PSKおよび16−QAMでは、別途記載される技術を使用して、各受信シンボルyのB符号ビットの少なくとも2符号ビットにおいて、仮定の変調シンボルを判断することができる。したがって、受信シンボルyの実数部および虚数部の2つの未知数を計算するのに、2つの(独立の)線形方程式が使用可能である。
受信シンボルyの2符号ビットにおけるsi,1およびsi,0の値は、次のように判断することができる。最初に、式(10)は、各符号ビットのLLRのサインが、y/hに最も近い仮定の変調シンボルによって判断されることを示す。例えば、si,1がsi,0よりも、y/hにより近いときは、|(y/h)−si,1は、|(y/h)−si,0よりも小さくなり、LLRは、負の値になるであろう。逆に、si,0がsi,1よりも、y/hにより近いときは、LLRは、正の値になるであろう。この事実を裏返すと、B符号ビットのLLRのサイン(硬ビット判定)が、y/hに最も近い信号点s(硬シンボル判定)を決める。例えば、8−PSKのシンボルにおいて、a、b、cが全て正の値であるとして、LLR=+a、LLR=+b、およびLLR=−cであるとき、この8−PSKのシンボルに最も近い信号点は、‘001’のラベルをもつ。
この表記を単純にするために、信号配置図内の各信号点のラベルに対して、最も近い信号点のラベルと排他的論理和(exclusive-OR, XOR)をとることによって、最も近い信号点sを、全て0のラベルで、ラベルを付け直すことができる。この新しい表記において、B符号ビットの各々の仮定のシンボルsi,0は、最も近い信号点sに等しい、すなわち、si,0=s(なお、i=1...B)である。si,1を判断する手続きは、信号配置図に依存し、グレイマップされる8−PSKおよび16−QAMについて具体的に次に記載される。
8−PSKでは、信号配置図内の8個の信号点は、単位円上で45°ずつ均等に離れている。h/yに最も近い信号点は、上述の手続きから‘000’のラベルを付けられる。8−PSKの信号配置図において、h/yに次に最も近い2つの信号点は、‘000’に隣り合う2つの信号点(すなわち、単位円に沿って‘000’の左側に1つの信号点、および右側に別の信号点)である。信号配置図はグレイマップされるので、これらの2つの隣り合う信号点は、‘000’から1ビット位置のみ異なる。例えば、2つの隣り合う信号点が、‘100’および‘010’としてラベルを付けられるとき、si,1は、最左の符号ビットに対しては‘100’であり、真中の符号ビットに対しては‘010’である。したがって、3つの符号ビットの中の2つのsi,1およびsi,0の値が分かり、これらの2つの符号ビットのLLRおよびチャネル利得推定値hと共に使用され、受信シンボルyを解くことができる。
16−QAMでは、16個の信号点が、二次元の格子に配置され、各信号点は、実軸に沿う少なくとも1つの隣り合う信号点、虚軸に沿う少なくとも1つの隣り合う信号点をもつ。信号配置図はグレイマップされるので、これらの隣り合う信号点は、元の信号点と、せいぜい1ビットの位置で異なる。y/hに最も近い信号点は、上述の手続きから、‘0000’とラベルを付けられる。最も近い信号点sの2つの隣り合う信号点が、‘1000’および‘0001’としてラベルを付けられるとき、si,1は、最左符号ビットに対しては‘1000’であり、最右符号ビットに対しては‘0001’である。したがって、4つの符号ビットの中の2つにおけるsi,1およびsi,0の値が分かり、受信シンボルyを解くのに使用され得る。1つの水平方向の隣り合うものと1つの垂直方向の隣り合うものとの使用は、従属式の状況を避ける。
図6は、基本ストリームがより高い次数の変調方式で変調される第2のデータ検出方式のためのRXプロセッサ170dを示している。RXプロセッサ170dは、図3のRXプロセッサ170aの(緩衝器314を除く)ユニットのほとんどと、さらに加えて、受信シンボル推定器326とを含む。
基本ストリームのLLR計算ユニット320は、受信シンボル{y}に基づいて基本ストリームのLLRを求め、基本ストリームのLLRを、マルチプレクサ322を経由して、記憶のために緩衝器324に与える。
Figure 0004399466
分かり易くするために、基本ストリームおよび拡張ストリームのための異なるLLR計算ユニットが、図3、5、および6に示されている。両者のストリームのLLRの計算は、例えば、時分割多重(time division multiplex, TDM)方式で、単一のLLR計算ユニットによって行われ得る。データ検出のための計算の全ては、1つ以上の乗算蓄積ユニットおよび1つ以上の論理演算ユニット(arithmetic logic unit, ALU)をもつディジタル信号プロセッサ(digital signal processor, DSP)によっても行われ得る。図3、4、5、および6に示されているブロック図は、データ検出プロセスのフローチャートとしても使用され得る。
本明細書に記載されているデータ検出技術は、シングルキャリアおよびマルチキャリアシステムに使用され得る。多数の搬送波は、OFDMまたは何か他の構成によって与えられ得る。OFDMは、全システムバンド幅を多数(N)の直交サブバンドに効果的に分割する。サブバンドは、トーン、サブキャリア、ビン、および周波数チャネルとも呼ばれる。OFDMを用いると、各サブバンドは、データで変調され得る各サブキャリアと関連付けられる。
結合されたシンボルxは、データ送信に使用される各サブバンド上で送信され得る。N個までの結合されたシンボルは、各OFDMシンボル期間において、N個のサブバンド上で送信され得る。送信機は、1つのOFDMシンボル期間において送信される、各グループのN個の結合された、およびパイロットのシンボル{x(k)}を、時間領域へ、N点の逆高速フーリエ変換(inverse fast Fourier transform, IFFT)を使用して、変換することによって、OFDM変調を行い、Nチップを含む“変換された”シンボルを得る。周波数選択性フェージングによって引き起こされるシンボル間干渉(intersymbol interference, ISI)を抑制するために、各変換されたシンボルの一部(または、Ncpチップ)は、通常、対応するOFDMシンボルを形成するために反復される。各OFDMシンボルは、N+Ncpチップ期間(なお、Ncpは巡回プレフィクス長である)である、1つのOFDMシンボル期間において送信される。
受信機は、受信信号のためのサンプルのストリームを得て、各受信OFDMシンボルにおける巡回プレフィクスを取り除き、対応する受信された変換されたシンボルを得る。次に、受信機は、N点の高速フーリエ変換(fast Fourier transform, FFT)を使用して、各受信された変換されたシンボルを、周波数領域へ変換し、N個のサブバンドのためのN個の受信シンボル{y(k)}を得る。各サブバンドk上で送られた結合されたシンボルx(k)またはパイロットシンボルに対する、各受信シンボルy(k)は、式(2)に示されているように、チャネル利得h(k)によって歪まされ、雑音n(k)によって劣化される。受信シンボルは、直列化され、3つのデータ検出方式において既に記載されたように、処理され得る。
本明細書に記載されているデータ検出技術は、3本以上のデータストリームにも使用され得る。拡張ストリームに使用される処理(例えば、LLRの計算、シンボル推定、干渉推定、等)は、各追加のデータストリームに対して反復され得る。
本明細書に記載されたデータ検出技術は、種々の手段によって実施され得る。例えば、これらの技術は、ハードウェア、ソフトウェア、またはその組合せにおいて実施され得る。ハードウェアの実施では、データ検出を行うのに使用される処理ユニットは、1つ以上の特定用途向け集積回路(application specific integrated circuit, ASIC)、ディジタル信号プロセッサ(digital signal processor, DSP)、ディジタル信号処理デバイス(digital signal processing device, DSPD)、プログラマブル論理デバイス(programmable logic devices, PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array, FPGA)、プロセッサ、制御装置、マイクロ制御装置、マイクロプロセッサ、本明細書に記載されている機能を実行するように設計された他の論理ユニット、またはその組合せの中で実施され得る。
ソフトウェアの実施では、データ検出技術は、本明細書に記載されている機能を行うモジュール(例えば、手続き、機能、等)で実施され得る。ソフトウェアコードは、メモリユニット(例えば、図1のメモリユニット192)に記憶され、プロセッサ(例えば、制御装置190)によって実行され得る。メモリユニットは、プロセッサ内に構成されても、またはプロセッサの外部に構成されてもよく、その場合は、当技術において知られている種々の手段を介して、プロセッサに通信上で接続されることができる。
開示されている実施形態の種々の記述は、当業者が本発明を作成または使用するのを可能にするために与えられている。これらの実施形態への種々の変更は、当業者には容易に明らかになり、本明細書に定められている一般的な原理は、本発明の意図および範囲から逸脱することなく、他の実施形態に適用され得る。したがって、本発明は、本明細書に示されている実施形態に制限されることを意図されず、本明細書に開示されている原理および新規な特徴に一致する最も幅広い範囲にしたがうことを意図されている。
無線通信システムにおける送信機および受信機を示す図。 QPSKの信号配置図。 基本ストリームおよび拡張ストリームの両者のためのQPSKを用いた階層符号化の信号配置図。 第1のデータ検出方式のための受信(RX)プロセッサを示す図。 第2のデータ検出方式のためのRXプロセッサを示す図。 第3のデータ検出方式のためのRXプロセッサを示す図。 基本ストリームのための、より高次の変調方式を用いた第2のデータ検出方式のためのRXプロセッサを示す図。
符号の説明
100・・・無線通信システム、200,250・・・信号配置図、210,260・・・信号点、212・・・シンボル、332,432,532・・・加算器、426・・・乗算器。

Claims (33)

  1. 無線通信システムにおいてデータ検出を行う方法であって、
    データ送信の受信シンボルに基づいて、第1のデータストリームの符号ビットの対数尤度比(log-likelihood ratio, LLR)を求めることと、
    第1のデータストリームによる干渉を推定することと、
    第1のデータストリームの符号ビットのLLRと推定干渉とに基づいて、第2のデータストリームの符号ビットのLLRを求めることとを含み、
    ここにおいて、階層符号化データ送信において、第1のデータストリームが基本ストリームであり、第2のデータストリームが拡張ストリームである、上記方法。
  2. 第1のデータストリームの符号ビットのLLRを復号して、第1のデータストリームの復号されたデータを得ることと、
    復号されたデータを再び符号化し、再び変調し、第1のデータストリームの再変調されたシンボルを得ることとをさらに含み、第1のデータストリームによる干渉が、再変調されたシンボルに基づいて推定される請求項1記載の方法。
  3. 第1のデータストリームの符号ビットのLLRが、実時間の受信シンボルから、受信シンボルを緩衝することなく求められる請求項1記載の方法。
  4. 第1のデータストリームの符号ビットのLLRを緩衝器に記憶することと、
    第1のデータストリームの符号ビットのLLRを上書きすることによって、第2のデータストリームの符号ビットのLLRを緩衝器に記憶することとをさらに含む請求項1記載の方法。
  5. 直角位相シフトキーイング(quadrature phase shift keying, QPSK)が、第1および第2のデータストリームの両者に使用される請求項1記載の方法。
  6. 直角位相シフトキーイング(QPSK)より高い次数をもつ変調方式が、第1のデータストリームに使用される方法であって、
    第1のデータストリームの符号ビットのLLRに基づいて、受信シンボルの推定値を求めることをさらに含み、第2のデータストリームの符号ビットのLLRが、受信シンボルの推定値と推定干渉とに基づいて求められる請求項1記載の方法。
  7. 受信シンボルの推定値を求めることが、
    第1のデータストリームの受信シンボルに保持されているデータシンボルの全符号ビットのLLRに基づいて、各受信シンボルのための2つの式を形成することを含み、受信シンボルの受信シンボル推定値が、2つの式から求められる請求項6記載の方法。
  8. 第1および第2のデータストリームの符号ビットのLLRが、2つの最大近似値に基づいて求められる請求項1記載の方法。
  9. データ送信に使用される無線チャネルのためのチャネル利得推定値を求めることをさらに含み、第1および第2のデータストリームの符号ビットのLLRと、第1のデータストリームによる干渉とが、チャネル利得推定値で求められる請求項1記載の方法。
  10. 無線通信システムが、直交周波数分割多重化(orthogonal frequency division multiplexing, OFDM)を使用し、受信シンボルが、複数のサブバンドからである請求項1記載の方法。
  11. 無線通信システムのための装置であって、
    データ送信の受信シンボルに基づいて、第1のデータストリームの符号ビットの対数尤度比(LLR)を求めるように動作する第1の計算ユニットと、
    第1のデータストリームによる干渉を推定するように動作する干渉推定器と、
    第1のデータストリームの符号ビットのLLRと推定干渉とに基づいて、第2のデータストリームの符号ビットのLLRを求めるように動作する第2の計算ユニットとを含み、
    ここにおいて、階層符号化データ送信において、第1のデータストリームが基本ストリームであり、第2のデータストリームが拡張ストリームである、上記装置。
  12. 第1のデータストリームの符号ビットのLLRを復号し、第1のデータストリームの復号されたデータを得るように動作する復号器と、
    復号されたデータを再び符号化し、再び変調し、第1のデータストリームの再変調されたシンボルを得るように動作する符号器および変調器とをさらに含み、
    干渉推定器が、再変調されたシンボルに基づいて、第1のデータストリームによる干渉を推定するように動作する請求項11記載の装置。
  13. 第1のデータストリームの符号ビットのLLRを記憶し、第1のデータストリームの符号ビットのLLRを上書きすることによって、第2のデータストリームの符号ビットのLLRを記憶するように動作する緩衝器をさらに含む請求項11記載の装置。
  14. データ送信に使用される無線チャネルのチャネル利得推定値を求めるように動作するチャネル推定器をさらに含み、第1および第2のデータストリームの符号ビットのLLRと、第1のデータストリームによる干渉とが、チャネル利得推定値で求められる請求項11記載の装置。
  15. 無線通信システムのための装置であって、
    データ送信の受信シンボルに基づいて、第1のデータストリームの符号ビットの対数尤度比(LLR)を求める手段と、
    第1のデータストリームによる干渉を推定する手段と
    第1のデータストリームの符号ビットのLLRと推定干渉とに基づいて、第2のデータストリームの符号ビットのLLRを求める手段とを含み、
    ここにおいて、階層符号化データ送信において、第1のデータストリームが基本ストリームであり、第2のデータストリームが拡張ストリームである、上記装置。
  16. 第1のデータストリームの符号ビットのLLRを復号し、第1のデータストリームの復号されたデータを得る手段と、
    復号されたデータを再び符号化し、再び変調して、第1のデータストリームの再変調されたシンボルを得る手段とをさらに含み、第1のデータストリームによる干渉が、再変調されたシンボルに基づいて推定される請求項15記載の装置。
  17. 第1のデータストリームの符号ビットのLLRが、実時間の受信シンボルから、受信シンボルを緩衝することなく求められる請求項15記載の装置。
  18. 第1および第2データストリームの符号ビットのLLRを記憶する手段をさらに含み、第2のデータストリームの符号ビットのLLRが、第1のデータストリームの符号ビットのLLRに上書きすることによって記憶される請求項15記載の装置。
  19. 無線通信システムにおいてデータ検出を行う方法であって、
    データ送信の受信シンボルに基づいて、第1のデータストリームの符号ビットの対数尤度比(LLR)を求めることと、
    受信シンボルまたは第1のデータストリームの符号ビットのLLRの何れかに基づいて、第1のデータストリームのデータシンボル推定値を求めることと、
    データシンボル推定値に基づいて、第1のデータストリームによる干渉を推定することと、
    受信シンボルと推定干渉とに基づいて、第2のデータストリームの符号ビットのLLRを求めることとを含み、
    ここにおいて、階層符号化データ送信において、第1のデータストリームが基本ストリームであり、第2のデータストリームが拡張ストリームである、上記方法。
  20. データシンボル推定値が、受信シンボルまたは第1のデータストリームの符号ビットのLLRの何れかに対して硬判定を行うことによって求められる請求項19記載の方法。
  21. 第1のデータストリームの符号ビットのLLRを復号して、第1のデータストリームの復号されたデータを得ることと、
    復号されたデータを再び符号化し、再び変調して、第1のデータストリームの再変調されたシンボルを得ることと、
    再変調されたシンボルおよび第1のデータストリームのデータシンボル推定値とに基づいて、第2のデータストリームの符号ビットのLLRを調整することとをさらに含む請求項19記載の方法。
  22. LLRを調整することが、
    再変調されたシンボルに基づいて、データシンボル推定値における誤りを検出することと、
    誤っていることが検出されたデータシンボル推定値の符号ビットのLLRを、復号のために削除に設定することとを含む請求項21記載の方法。
  23. LLRを調整することが、
    再変調されたシンボルに基づいて、データシンボル推定値における誤りを検出することと、
    誤っていることが検出されたデータシンボル推定値の訂正係数を求めることと、
    誤っていることが検出されたデータシンボル推定値の符号ビットのLLRを、訂正係数で更新することとを含む請求項21記載の方法。
  24. 第1および第2のデータストリームの符号ビットのLLRが、実時間の受信シンボルから、受信シンボルを緩衝せずに求められる請求項19記載の方法。
  25. 第1および第2のデータストリームの符号ビットのLLRを、後で復号するために緩衝することをさらに含む請求項19記載の方法。
  26. 無線通信システムのための装置であって、
    データ送信の受信シンボルに基づいて、第1のデータストリームの符号ビットの対数尤度比(LLR)を求めるように動作する第1の計算ユニットと、
    受信シンボルに基づいて、第1のデータストリームのデータシンボル推定値を求めるように動作する決定ユニットと、
    データシンボル推定値に基づいて、第1のデータストリームによる干渉を推定するように動作する干渉推定器と、
    受信シンボルと推定干渉とに基づいて、第2のデータストリームの符号ビットのLLRを求めるように動作する第2の計算ユニットとを含み、
    ここにおいて、階層符号化データ送信において、第1のデータストリームが基本ストリームであり、第2のデータストリームが拡張ストリームである、上記装置。
  27. 第1のデータストリームの符号ビットのLLRを復号し、第1のデータストリームの復号されたデータを得るように動作する復号器と、
    復号されたデータを再び符号化し、再び変調し、第1のデータストリームの再変調されたシンボルを得るように動作する符号器および変調器と、
    再変調されたシンボルと第1のデータストリームのデータシンボル推定値とに基づいて、第2のデータストリームの符号ビットのLLRを調整するように動作する調整ユニットとをさらに含む請求項26記載の装置。
  28. 再変調されたシンボルに基づいて、データシンボル推定値における誤りを検出するように動作するシンボル誤り検出器をさらに含む装置であって、調整ユニットが、誤りであることを検出されたデータシンボル推定値の符号ビットのLLRを、復号のために削除に調整するように動作する請求項27記載の装置。
  29. 再変調されたシンボルに基づいて、データシンボル推定値における誤りを検出するように動作するシンボル誤り検出器をさらに含む装置であって、調整ユニットが、誤りであることを検出されたデータシンボル推定値の訂正係数を求め、誤りであることを検出されたデータシンボル推定値の符号ビットのLLRを、訂正係数で更新するように動作する請求項27記載の装置。
  30. 無線通信システムのための装置であって、
    データ送信の受信シンボルに基づいて、第1のデータストリームの符号ビットの対数尤度比(LLR)を求める手段と、
    受信シンボルに基づいて、第1のデータストリームのデータシンボル推定値を求める手段と、
    データシンボル推定値に基づいて、第1のデータストリームによる干渉を推定する手段と、
    受信シンボルと推定干渉とに基づいて、第2のデータストリームの符号ビットのLLRを求める手段とを含み、
    ここにおいて、階層符号化データ送信において、第1のデータストリームが基本ストリームであり、第2のデータストリームが拡張ストリームである、上記装置。
  31. 第1のデータストリームの符号ビットのLLRを復号して、第1のデータストリームの復号されたデータを得る手段と、
    復号されたデータを再び符号化し、再び変調して、第1のデータストリームの再変調されたシンボルを得る手段と、
    再変調されたシンボルと第1のデータストリームのデータシンボル推定値とに基づいて、第2のデータストリームの符号ビットのLLRを調整する手段とをさらに含む請求項30記載の装置。
  32. LLRを調整する手段が、
    再変調されたシンボルに基づいて、データシンボル推定値における誤りを検出する手段と、
    誤りであることを検出されたデータシンボル推定値の符号ビットのLLRを、復号のために削除に設定する手段とを含む請求項31記載の装置。
  33. LLRを調整する手段が、
    再変調されたシンボルに基づいて、データシンボル推定値における誤りを検出する手段と、
    誤りであることを検出されたデータシンボル推定値の訂正係数を求める手段と、
    誤りであることを検出されたデータシンボル推定値の符号ビットのLLRを、訂正係数で更新する手段とを含む請求項31記載の装置。
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