JP4398702B2 - プロジェクタ - Google Patents

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Description

本発明はオートフォーカス装置を備えたプロジェクタに関するものである。
スライドプロジェクタや液晶プロジェクタなど、スクリーンに画像を投影するプロジェクタが種々実用化されている。背面投射型のプロジェクタでは投影レンズからスクリーンまでの距離が一定であるため、その都度ピント合わせを行わずに済むが、スクリーンの前面側から画像を投影する一般のプロジェクタは、スクリーンからの距離に応じて投影レンズのピント合わせを行う必要がある。
投影レンズのピント合わせを自動的に行うことができるように、プロジェクタにオートフォーカス装置を内蔵させることが特許文献1,特許文献2などで公知である。プロジェクタのオートフォーカス装置には、画像の投影面となるスクリーンに向かって測距光を投光し、スクリーンからの拡散反射光を受光してスクリーンまでの距離を三角測距により測定するアクティブ方式の測距装置が多用されている。
図6に概念的に示すように、プロジェクタ2はテーブル3の上に置いて使用するのが一般的で、また投影画像が観察しやすいようにスクリーン4は全体的に上方に設置されることが多い。このとき、投影画像の中心をスクリーン4の中心に合わせるためにプロジェクタ2を全体的に上向きに傾けると、スクリーン4の上方では画像が拡大して台形状に投影されることになるため、図示のように投影レンズ5の光軸5aは水平(スクリーン4に対して垂直)にしたままで、投影用の原画像を表示する液晶パネル6の中心から投影レンズ5を上方にシフトさせることが行われる。これにより、液晶パネル6の中心からスクリーン4の中心に向かう画像中心光軸5bは投影レンズ5の光軸5aに対して上向きに傾くが、スクリーン4には歪みのない画像を投影することができる。
特許文献1,2で用いられているアクティブ方式の測距装置は、図7に概念的に示すように、赤外発光ダイオード(IRED)10からの近赤外光を投光レンズ11を通して画像投影面9に向けて投光する。画像投影面9としてスクリーンを用いた場合には、その表面が拡散反射性の微細な粗面となっているから、スクリーンの表面には測距光の照射によるスポット像ができる(スポットエリアS1)。投光レンズ11の中心から基線長Lだけ隔てて受光レンズ12が設けられ、スポットエリアS1からの拡散反射光が受光レンズ12に入射し、その背後に設けられた受光素子13の光電面上にスポット像が結像される。なお、図示のように、受光レンズ12の光軸12aを投光レンズ11の光軸11aと平行にして用いることが多いが、スクリーン上のスポット像が受光レンズ12の画角内に収まっていれば、受光レンズ12の光軸12aは必ずしも投光レンズ11の光軸11aと平行でなくてもよい。
受光素子13には一般にPSD(Position Sensitive Detector)が利用され、受光レンズ12によって結像されるスポット像の位置(重心位置)に対応して一対の電気信号が得られる。PSDは基線長L方向で光の入射位置を弁別する機能を有し、その光電面上のスポット像の結像位置は三角測距の原理によりスクリーンまでの距離と一対一に対応する。したがって、PSDからの一対の電気信号に基づき、入射した光の光量に左右されずにスクリーンまでの距離に対応した測距信号を得ることができる。そして、測距信号に応じてフォーカスモータを駆動し、投影レンズ系中のフォーカスレンズを光軸5a方向に移動させれば、自動的にピント合わせを行うことが可能となる。
特開平5−346569号公報 特開2003−161869号公報
ところで、最近ではオフィス内でプロジェクタを利用する場合、通常のスクリーンの代えてホワイトボードを用いることが少なくない。ホワイトボードは、マーカによる筆記及び、イレーザによる消去が自在で、その表面は拡散反射性の標準的なスクリーンと比較するとかなり滑らかで反射率も高い。このため、測距装置から投光された測距光もかなりの強度で反射して受光素子13に入射する。このとき、投光レンズ11から画像投影面9に投光される測距光がビーム状に整形された正規の測距光だけであればあまり問題にはならないが、実際には投光レンズ11自体が近赤外光に対して完全に透明とは言えず、正規の測距光以外に拡散光を放射し、あるいは投光レンズ11の背後に組み込まれた部品などによる拡散反射光も放射されることが多い。
こうしたノイズ光の多くは、図7に示すように正規の測距光が投光されるスポットエリアS1を取り囲む周囲エリアS2に中心側ほど強度が大きく、周縁に向かって強度が小さいグラデーションを伴って投光される。通常、こうしたノイズ光の強度は正規の測距光と比較してかなり微弱で、画像投影面9に標準的なスクリーンを用いているときには周囲エリアS2からのノイズ光はほとんど受光レンズ12まで達することはない。ところが、ホワイトボードを用いたときには、周囲エリアS2に投光されたノイズ光の一部はホワイトボードの表面で正反射する成分が多くなり、図中に「正反射したノイズ光」として示すように、一部の拡散光はあまり減衰することなく、正規の測距光とは異なる角度で受光レンズ25に入射して受光素子13に達する。前述したように、受光素子13として多用されているPSDは、測距光の入射強度によらずその入射位置に応じた電気信号を出力するから、こうしたノイズ光が入射すると誤測距の大きな原因となる。
なお、受光素子13としてPSD以外の光電センサを用いるにしても、画像投影面9として標準的なスクリーンやホワイトボードのような表面特性のものが適宜に使用され、またプロジェクタからの距離も様々であることを考慮すると、測距光の入射強度によって正規の測距光とノイズ光とを弁別して処理することは難しく、また、このような対策を講じることはコストアップを生じさせる要因になる。
実際に、投影レンズ5の光軸5aに対し、測距装置の投光光軸11a及び受光レンズの光軸12aを平行にしたプロジェクタをホワイトボードから1m離れた位置にセットし、プロジェクタを上下方向に傾けながら測距を行ったときの様子を図8に表す。図中、横軸がホワイトボードに対する投影レンズ5の投影角度(°)で、「0°」が投影レンズ5の光軸5aとともに投光レンズ11の光軸11aをホワイトボードに対して垂直にした状態を示し、「−10°」が光軸11aを上向きに、「10°」が光軸11aを下向きに傾けた状態を示す。縦軸は、受光素子(PSD)13からの信号をもとに算出された距離信号のデジタル値(値が大きいほど近距離側に相当)を示し、その値はホワイトボードまでの距離と一対一に対応する。
ホワイトボードからプロジェクタまでの距離は1mで一定にしてあるから、本来的には投影角度を変えても距離信号は一定値(≒4875)となるはずである。ところが、投影角度を上向きあるいは下向きに3°以上傾けて測距を行った場合にはほぼ一定の距離信号が得られる状態に落ち着くが、投影角度が略「−2°」から「3°」までの範囲内では距離信号に異常な角度依存性が現れる。このことは、ホワイトボードに対して投光光軸11aを「−2°〜3°」の範囲に設定した場合には誤測距の可能性が高くなることを意味している。
本発明は、ホワイトボードのような表面反射率の高い表面をスクリーンに代用するときでも、投影レンズのピント位置を決める測距装置が誤測距することがないようにしたプロジェクタを提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するにあたり、従来のプロジェクタに組み込まれている測距装置の投光光軸が画像投影面に対してほぼ垂直になっていることが上記問題の原因であることをつきとめ、通常の使用形態では測距光の投光光軸と受光レンズの光軸とを、画像の投影面と略垂直となる同一面内に、投影面の法線に対して同一方向に所定の角度だけ傾けて配置し、所定の角度は、投影面で正反射した、測距光を投光する投光レンズからのノイズ光が、受光素子の光電面から外れる角度であることを特徴とする。すなわち、一般にプロジェクタはほぼ水平な姿勢で使用され、投影レンズの光軸も水平になって画像投影面に対して垂直に向けられるようになるから、投影レンズの光軸に対して投光光軸と受光レンズの光軸とを傾けるようにすればよい。投影レンズ光軸に対する投光光軸の傾き角は、その傾ける方向にかかわらず2°〜20°の範囲が好ましい。傾ける方向はいずれの方向でもよいが、実用的には、画像投影面上における測距光の投光位置が投影される画像の中央部に近づく方向にしておくのがよい。
投光レンズ及び光源を含む測距光の投光部と、受光レンズ及び受光素子を含む受光部とを測距ユニットとして一体化し、これを画像投影用の投影レンズとともに共通のホルダで保持する構造にしておくことにより、プロジェクタの組立を効率化することができる。
本発明を適用することにより、アクティブ式測距装置を用いながらも高反射率のホワイトボードを画像投影面として利用する場合でも、投光部からのノイズ光の影響を受けることなく正確に測距を行うことができ、投影レンズのピント合わせを正しく行うことが可能となる。そして、投光部と受光部とを測距ユニットとして一体化し、投影レンズと共通のホルダに組み込む構造を採ることによって、投影レンズの光軸に対し、測距光の投光光軸と受光レンズの光軸とを一定の関係に保つことが容易となり、製造コストを抑えるうえで有効となる。
図1に本発明を用いた液晶プロジェクタ20の外観を示す。使用時にはレンズカバーを開放することにより、筐体の前面に形成された開口から投影レンズ21が露呈する。筐体にズームダイヤル22とピント合わせダイヤル23とが設けられ、これらをマニュアル操作することによって、投影レンズ21の変倍やピント合わせを行うことができる。ピント合わせダイヤル23には自動ピント合わせ用のマークが付され、これを筐体に付された指標に合わせたときには投影レンズ21のピント合わせが自動的に行われる。
投影レンズ21のピント合わせを自動的に行うことができるように、筐体にはアクティブ式の測距装置と、測距装置から得られた測距データに基づいて投影レンズ21のフォーカスレンズを移動させるレンズ移動装置とが組み込まれている。投影レンズ21の脇に、測距装置の投光レンズ24と受光レンズ25とが垂直方向に並べて設けられ、投光レンズ24を通して測距光(近赤外光)が画像の投影面に向けて一定の光路にしたがって投光され、投影面上に測距光によるスポット像が形成される。このスポット像が測距点となり、スポット像からの測距光は受光レンズ25を通して後述する受光素子で受光される。なお、投・受光レンズ24,25の前面を近赤外光に関して透明なフィルタ類でカバーしておいてもよい。
テーブルなどの載置面にプロジェクタ20を水平に設置したとき、投影レンズ21の光軸21aは水平となるように設定され、図2に示すように光軸21aはスクリーンなどの投影面9に対して垂直となる。投影レンズ21は、投影対象となる画像が表示される液晶パネル27に対して上方にシフトしている。したがって、液晶パネル27に表示された画像は投影光源28を点灯すると上向きに投影面9に投影され、投影面9には歪みのない画像が投影される。なお、投影面9とプロジェクタ20との高低差に応じて投影レンズ21のシフト量を調節できるようにシフト機構を設けてもよい。
投影レンズ21の光軸21aが水平であるのに対し、測距装置の投光光軸24aは受光レンズ25の光軸25aとともに上向きに傾けられている。投光光軸24a及び受光レンズ25の光軸25aを傾ける方向としてはいずれの方向でもよいが、測距光の投光位置が投影される画像から大きく隔たることがないように、上記のように上向きにしておくのが実用的である。詳しくは後述するように、この傾き角θは、投光レンズ24から一定の投光光軸24aにしたがってビーム状に投光される正規の測距光以外に、投光レンズ24自体による拡散透過光や、投光レンズ24の背後に組み込まれている各種部品からの拡散反射光などによるノイズ光が画像投影面9に投光されたとき、その直接反射光や拡散反射光が受光レンズ25を経て受光素子13に入射しない角度として決められている。
図3に投影レンズユニットの概略を示す。投影レンズ21はズームレンズで構成され、鏡筒30に収納されている。鏡筒30にはフォーカスリング31とズームリング32とが設けられ、光軸21aを中心にそれぞれを回転させることにより、ピント合わせとズーミングとが行われる。鏡筒30はホルダプレート35で保持され、このホルダプレート35がプロジェクタの筐体に一体化されたベースプレートに固定される。
ホルダプレート32には固定用のボス36を介してレンズ駆動ユニット38が固定されている。レンズ駆動ユニット38は、投光レンズ24及び受光レンズ25を前面に露呈させ、これらの背後にIRED,PSDを組み込んだ測距ユニット39と、測距ユニット39を保持するとともに、その上下にフォーカスモータ41, ズームモータ42が組み付けられた支持板43、さらにフォーカスリング31に噛合する駆動ギヤ及び減速ギヤ系が組み込まれたフォーカス用ギヤボックス45と、ズームリング32に噛合する駆動ギヤ及び減速ギヤ系が組み込まれたズーム用ギヤボックス46、フォーカスモータ41,ズームモータ42の回転量をそれぞれ検出するロータリエンコーダを収納したエンコーダユニット48を含む。また、これらの側面には回路基板49がビス止めされる。
このレンズ駆動ユニット38の組立時には、支持板43に測距ユニット39を固定するときに投光レンズ24及びIRED、受光レンズ25及びPSDが全体的に上向きに傾けられ、予め上述した角θだけ投光光軸24a及び受光レンズ25の光軸25aが上向きになるように調節される。したがって、ホルダプレート35に対して鏡筒30を正規の姿勢で組み付け、同様にレンズ駆動ユニット38も正規の姿勢で組み付けるだけで、投光光軸24aと受光レンズ25の光軸25aは、投影レンズ21の光軸21aに対して角θだけ上向きとなる。また、支持板43は正規の姿勢に保たれるから、フォーカスリング31やズームリング32に対してそれぞれの駆動ギヤを的確に噛合させることができ、効率的な組立が可能となる。
図4にレンズ駆動ユニット38に用いられている電気的構成の概略を機能ブロックで示す。CPU52は、EEPROM53に書き込まれた初期設定データ,調整データなどを読込み、測距IC54,フォーカスレンズ駆動回路55,ドライバ56に適宜のコマンドを送出し、測距処理及びフォーカシング処理を全体的に管制する。
測距処理が開始されるとドライバ56からIRED10に発光コマンドが送られ、IRED10から測距光が投光される。画像投影面9で反射した測距光は、受光素子13に入射し、その入射位置はプロジェクタ20から画像投影面9までの距離に一義的に対応する。受光素子13にはPSDが用いられ、その一対の電気信号は第1,第2信号処理回路57,58に入力される。演算回路60は、ドライバ56の発光コマンドに同期して第1,第2信号処理回路57,58からの出力信号をサンプリングし、これらの信号の出力比に基づいて測距信号を算出する。このように、一対の信号の出力比をとることによって、受光素子13に入射する定常光成分や測距光自体の強度成分が相殺され、受光素子13に対する測距光の入射位置に対応した測距信号を得ることができる。
出力回路61は演算回路60から出力された測距信号を積分コンデンサ62に蓄える。ドライバ56からのコマンドによってIRED10が例えば100回の投光を行うとき、演算処理回路60がIRED10の発光に同期して100個の測距信号をサンプリングすれば、100個の測距信号が積分コンデンサ62で積算される。積算された測距信号はCPU52のA/Dポートを経て読み込まれ、その平均を求めることによってノイズの影響のない距離信号を算出することができる。また、ここまでの測距動作を一回の測距ルーチンとし、この測距ルーチンを例えば3回行ってそれぞれで得られた距離信号を平均化するまでを一回の測距処理とすれば、より正確な距離信号を得ることが可能となる。
CPU52は、一回の測距処理によって得られた距離信号に対応した合焦信号をフォーカスレンズ駆動回路55に入力する。フォーカスレンズ駆動回路55は、入力された合焦信号に応じてフォーカスモータ41を駆動し、投影レンズ21の一部であるフォーカスレンズ66をホームポジションから移動させる。フォーカスモータ41の駆動はエンコーダユニット48に収容されているロータリエンコーダ67によって監視され、そのフィードバック信号をうけながらフォーカスレンズ駆動回路55はモータ41がCPU52からの合焦信号に対応する回転量に達した時点でモータ41を停止させる。これにより、フォーカスレンズ66が合焦信号と一対一に対応する位置で停止し、ピント合わせが完了する。もちろん、フォーカスレンズ66の移動量を監視しながらフォーカスモータ41の駆動及び停止を制御することも可能である。
なお、ピント合わせダイヤル23をマニュアル操作したときにはその操作量に応じてフォーカスモータ41が駆動され、画像投影面9に投影された画像のピントを観察しながらフォーカスレンズ66の移動をマニュアルで調節することもできる。また、ズームダイヤル22をマニュアル操作するとその操作量に応じてズームモータ42が駆動され、投影レンズ21の一部である変倍レンズが移動してズーミングが行われる。ズーミングが行われると、ピント合わせのためのフォーカスレンズ66の移動量も変化するが、CPU52には変倍レンズの位置情報が入力され、CPU52は変倍レンズの位置情報を加味した合焦信号をフォーカスレンズ駆動回路55に入力するから、同様にして投影レンズ21のピント合わせを行うことができる。
投影レンズ21のピント合わせを正確に行うにはCPU52に正しい距離信号を入力しなくてはならず、そのためには受光素子13に画像投影面9から反射されてきた正規の測距光を入射させる必要がある。前述のとおり、特に画像投影面9としてホワイトボードが用いられた場合には、測距光の投光レンズ24からの拡散光がホワイトボードで強く反射され、これが正規の測距光とともにノイズ光として受光素子13に達して誤測距の原因となっている。そこで本発明では、投光光軸24aを投影レンズ21の光軸21aから角θ傾けることによって、この弊害がでないように工夫されている。
図5に上記傾き角θを算出する際の評価原理を示す。投影面9に対して角θ傾けて投光光軸24aを設定して測距光を投光したとき、投光レンズ24からのノイズ光が投影面9上の点Pで直接反射して受光レンズ25に入射したとしても、受光レンズ25の光軸25a及び受光素子13も投光レンズ24とともに角θ傾けられているため、点Pで正反射したノイズ光によるノイズ像70は受光素子13の光電面から外れてしまう。
そこで図5では、受光素子13に悪影響を及ぼさない限界のノイズ像70をもとにして角θを算出する。すなわち、点Pから正反射(直接反射)されるノイズ光によって受光レンズ25の結像面に形成されるノイズ像70が、受光素子13による有効受光領域から外れる条件を求めることによって、誤測距を防ぐことができる角θを等価的に算出して評価する。
図5における各符号は以下を表す。
R:投光レンズ24の径
w:受光素子13のサイズ
f:ノイズ像70のサイズ
g:受光素子13の投光側端部と受光レンズの光軸25aとの距離
h:ノイズ像70の中心と受光レンズの光軸25aとの距離
t:受光素子13の中心と受光レンズの光軸25aとの距離
v:受光レンズ25と受光素子13との距離(≒受光レンズの焦点距離)
L:基線長
Z:投影面9(点P)までの設定距離
i:受光レンズの光軸25aと点Pとの間隔
受光レンズ25の結像面上でのノイズ像70のサイズfは、上記符号を用いれば「f≒R×(v/(z×2))」と表される。また、「g=(w/2)−t」、そして点Pから角aで受光レンズ25に入射したノイズ光が影響を及ぼす結像面上での幅hは「h=g+(f/2)」であるから、角aは「a=tan-1(h/v)」となる。この角aが点Pからのノイズ光が測距に悪影響を及ぼす限界角度となる。
点Pから投・受光レンズの中心を通る線分に向かって下ろした垂線と受光レンズ25の光軸25aとの間隔をiとし、前記垂線と、点Pから投光レンズ24の中心とを結ぶ線分のなす角をbとすると、「i=tan(a)×z」であるから、角bは「b=tan-1((L+i)/z)」と表される。図中の角cは「c=(b−a)/2」であるから、点Pから正反射(直線反射)して放射されるノイズ光のうち受光レンズ25に入射しない光線の角θは「θ=c+a」となる。したがって、投光レンズ24からの拡散光が投影面9で正反射され、受光レンズ25に入射したとしても、投光光軸24a及び受光レンズ25の光軸25aが投影面9に対して角θ傾いていれば受光素子13に達することはなく、測距に悪影響を及ぼすことはない。
上記角θの具体例について説明する。投光レンズ24の径Rを10mm、受光素子(PSD)13の基線長方向のサイズwを1.2mm、基線長Lを37.2mm、受光素子13の中心と受光レンズの光軸25aとの距離tを0.27mm、受光レンズ25と受光素子13との距離vを18.9mmとし、プロジェクタ2から画像投影面9の点Pまでの距離zを1000mmとしたとき、ノイズ像70の基線長方向のサイズfは0.0945mmとなる。また、受光素子13の投光側端部と受光レンズの光軸25aとの距離gは0.33mm、ノイズ像70の中心と受光レンズの光軸25aとの距離hは0.37725mm、角aは1.14349°と算出される。
また、i=19.96032mmとなるから、角b=3.271485°、角c=1.063997°である。これにより、角θ=2.207488°となり、したがって投光光軸24aを投影レンズ21の光軸21aに対して「θ=2.207488°」だけ傾けておけば、ノイズ像70は受光素子13の光電面上に形成されることがなく、誤測距を防ぐことができるようになる。以上の評価は、投影レンズ21の光軸21aに対して投光光軸24aをいずれの方向に傾けても何ら相違がないから、基線長Lの方向如何にかかわらず、測距ユニット39を光軸21aに対して少なくとも角θだけ傾ければよい。
なお、実際的には、IRED10と投光レンズ24との相対位置や、受光レンズ25と受光素子13との相対位置に誤差があり得ること、また投影面9上における測距光やノイズ光のパターンにボケがあることなどの外因を考慮し、角θの値は2.5°以上が好ましく、より好ましくは4°以上にしておくのがよい。また、角θを極端に大きくすると、投影レンズ21の光軸21aから大きく隔たって、画像が投影される領域から逸脱しかねないので、実用的には20°程度以下にすべきである。
投光光軸24aを傾けるにあたっては、前述のように測距ユニット39を支持板43に傾けて組み付けるのが簡便であるが、投光レンズ24aの光軸を投影レンズ21の光軸と平行にしたまま、IRED10に対してシフトさせてもよい。また、一般にプロジェクタはテーブルに載置して用いられることが多いが、中には天井に埋め込み型に設置して下向きに画像投影する形態で使用することもある。本発明は、このような天井埋め込み型のプロジェクタにも等しく適用可能である。
さらに、投光レンズ24と受光レンズ25との配列方向(基線長Lの方向)にしても、上記実施形態のような縦配列だけでなく、図9に示すように水平配列し、投光レンズ24及び受光レンズ25の光軸24a,25aを投影レンズ21の光軸21aに対して垂直上向きに角θ傾けるようにしてもよい。この場合、図10に示すように、画像投影面9に垂直に入射して正反射するノイズ光が受光レンズ25に入射しても、受光素子13も受光レンズ25とともに上向きにしてあるため、ノイズ光による悪影響を受けることはない。
本発明を用いたプロジェクタの外観図である。 本発明のプロジェクタの一使用形態を示す概念図である。 本発明のプロジェクタに用いられる投影レンズユニットの外観図である。 オートフォーカス装置の電気的構成を示すブロック図である。 投光光軸の傾き角θの評価原理図である。 従来のプロジェクタの一使用形態を示す概念図である。 従来の測距装置の説明図である。 従来のプロジェクタを傾けて使用したときに測距装置から得られる距離信号の変動の様子を示すグラフである。 本発明を用いたプロジェクタの他の例を示す外観図である。 図9のプロジェクタの一使用形態を示す概念図である。
符号の説明
9 画像投影面
10 IRED
13 受光素子
20 液晶プロジェクタ
21 投影レンズ
21a 投影レンズの光軸
24 投光レンズ
24a 投光光軸
25 受光レンズ
25a 受光レンズの光軸
30 鏡筒
35 ホルダプレート
38 レンズ駆動ユニット
39 測距ユニット
41 フォーカスモータ
54 測距IC
66 フォーカスレンズ

Claims (3)

  1. 投影レンズからの画像が投影される投影面に測距光を投光し、その反射光を受光レンズを通して受光素子で受けて投影面までの距離に対応した測距データを得るアクティブ式測距装置を備えたプロジェクタにおいて、
    前記測距光の投光光軸と前記受光レンズの光軸とを、前記投影面と略垂直となる同一面内に、前記投影面の法線に対して同一方向に所定の角度だけ傾けて配置し、
    前記所定の角度は、前記投影面で正反射した、前記測距光を投光する投光レンズからのノイズ光が、前記受光素子の光電面から外れる角度であることを特徴とするプロジェクタ。
  2. 投影面に測距光を投光する投光部及び前記受光素子を含む受光部とが測距ユニットとして一体化され、前記投影レンズとともに共通のホルダで保持されていることを特徴とする請求項記載のプロジェクタ。
  3. 測距光の投光光軸と受光レンズの光軸とが互いに平行であることを特徴とする請求項1又は2記載のプロジェクタ。
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