JP4397247B2 - 食品スライサー - Google Patents

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Description

本発明は、主として食肉または魚肉などを勾玉型の回転刃物でスライスするようにした食品スライサーに関するもので、勾玉刃の表面に接して刃面に付着する肉汁とか脂とか切り屑を常時除去する左右一対のスクレーパーと、前記左右一対のスクレーパーの一方と表裏をなすスクレーパーであって、勾玉刃の裏面に接して刃面に付着する肉汁とか脂とか切り屑を常時除去するスクレーパーとを備えたことを特長とする。
スライサーを駆動して勾玉刃によってスライス片を切り落とす場合に、長時間の使用によって刃物の表面または裏面に肉汁とか脂とか切り屑が付着して、刃物の切れ味が落ちるとかスライス片の厚さが一定しなくなる。
なお、垂直に刃面を回転させる丸刃型のスライサーにあっては、例えば、特許文献1のように、丸刃の表側と裏側とに接しつつ回転して、表裏から主として切り屑を除去するようにしたものがある。
また、水平に自転する丸刃を公転させるようにした水平回転型のスライサーにあっては、例えば、特許文献2のように、丸刃の裏側にスクレーパーを備えたものがある。
しかし、特許文献1のスライサーに付設した切り屑除去装置は、従来公知の食肉スライサーの丸刃研磨装置と同様の機構を有するので構造が複雑になる上に、スライス運転中には切り落とされたスライス片上に切り屑が落下するので運転中には使用はできない不便がある。
また、特許文献2のスライサーに付設されているスクレーパーは、円運動する丸刃の後側で切り離されるスライス片をガイドするようにしたもので、丸刃に直接接して刃面に付く肉汁とか脂とか切り屑を除去する機能は具えていない。
実公平7−4157号公報 実公平4−37748号公報
一方で、勾玉刃を備えたこの種のスライサーは、一般にチョッパースライサーと称されて、冷凍肉を高速でスライスする場合に好適するように製造されており、生肉をスライスすると、切り離されたスライス片が刃面に付着し易く、かつ、刃物の回転方向に引っ張られて、スライス片の形状とか落下位置が損なわれるという問題を生ずる。
以上のことから、本発明が解決しようとする課題は、勾玉刃を備えて比較的に高速で運転されるこの種の勾玉刃型食品スライサーにおいて、生肉のスライスをスムーズに行えるようにすることにある。
そこで本発明は、上記の課題を解決するために、勾玉刃を使用するスライサーであって、記勾玉刃の表側において、刃物フレームの一側に設置されていて前記勾玉刃の回転軌跡外に位置する取付ブラケットに、前記勾玉刃の回転軸方向に向けて片持ち支持状に基端部を取り付けるとともに、先端部を前記勾玉刃の最小回転面内に達しさせて、前記勾玉刃の表側の回転面に常時接して当該勾玉刃に付着する肉汁、脂、切屑を取り除く左右一対のスクレーパーを互いに平行に設け、さらに、前記勾玉刃の裏側において、前記左右一対のスクレーパーの一方と表裏をなすスクレーパーであって、前記勾玉刃の裏側の回転面に常時接して当該勾玉刃に付着する肉汁、脂、切屑を取り除くスクレーパーとを備えたことを特徴とする食品スライサーを提供するものである。
本発明に係る食品スライサーは、スライス片を切り落とす勾玉刃の表側に備えた互いに平行な左右一対のスクレーパーが常時勾玉刃の表面に接して肉汁、脂、切屑などの付着物を取り除くとともに、前記左右一対のスクレーパーの一方と表裏をなす前記勾玉刃の裏側に備えたスクレーパーが常時勾玉刃の裏面に接して肉汁、脂、切屑などの付着物を取り除くので、勾玉刃の表裏両面でのスクレーパーの効果をより一層高めることができる
また、スクレーパーを、取付ブラケットに固定された角棒形の支持部材の側面と、外側面に沿わせた押え金との間に挟持させて、刃物の回転面側の側縁を刃面に接しさせるとともに、両部材間を挿通する止めねじによって支持部材に緊締したことを特徴とする請求項の発明によれば、比較的に構造が簡単で除去効果の高いスクレーパーを提供できる。
勾玉刃を使用するスライサーにおいて、前記勾玉刃の表側において、前記勾玉刃の回転軌跡外に設置した取付ブラケットに基端部を固定し、先端部を勾玉刃の最小回転面内に達しさせた左右一対のスクレーパーを互いに平行に設けさらに、前記勾玉刃の裏において、前記左右一対のスクレーパーの一方と表裏をなすスクレーパーを設けた食品スライサー。
図面は、本発明の実施例を示すもので、図1は、スクレーパーの取付け状態を示す正面図、図2は、スクレーパー部分の拡大側面図、図3は、本発明を備えるスライサーの側面図である。
実施例を示す図において、1は、適宜に前傾させて機台F上に立設した刃物フレーム、2は、刃物フレーム1内で図示反時計回りに回転する勾玉刃、3は、勾玉刃2の回転面に接して刃面に付着する肉汁、脂、切屑を取り除くように設置したスクレーパー、4は、刃物フレーム1の一側(図示右側)に設置したスクレーパー3の取付ブラケット、5は、刃物フレーム1の他側(図示左側)に開口する肉箱、6は、勾玉刃2の回転軸である。
7は、取付ブラケット4の両側に片持ち支持されて、回転軸6の軸芯方向に延設した角棒形の支持部材、8は、支持部材7との間にスクレーパー3を挟持する押え板、9は、押え板8側からスクレーパー3と共に支持部材7を挿通して、スクレーパー3を固定する止めねじである。
この実施例においてスクレーパー3は、図1に示すように、勾玉刃2の表側に備えられて刃面の回転方向に対して前後をなして互いに平行する左右一対のスクレーパー3aと3bとの2枚と、図2に示すように、勾玉刃2の裏側に、上記左側のスクレーパー3aと表裏をなすように備えられた裏側のスクレーパー3c1枚の計3枚を設けている。
各スクレーパー3は、図2に示すように、勾玉刃2の刃面側の側縁3’を支持部材7と押え板8との間から臨出させて刃面に接し、図1に示すように、先端部を勾玉刃2の最小回転面A内に達しさせ、基端部を図中虚線Bで示す勾玉刃2の回転軌跡外に位置させて、回転中の勾玉刃2の刃面を常時払拭する。
この実施例において、各スクレーパー3は、厚さ約1mmのウレタンを採用し、勾玉刃2の回転方向後側の側面を角棒形の支持部材7の側面に支承されるように取り付けられている。
また、各スクレーパー3と、支持部材7と押さえ板8は、支持部材7と取付ブラケット4を締結する取付けねじ10により着脱でき、各スクレーパー3は止めねじ9を介して分解可能である。
図中11は、取付ブラケット4に近接して刃物フレーム1に斜めに取り付けた排出用のガイド板、12は、刃物フレーム1に取り付けられて勾玉刃2の刃面に例えばアルコールのような洗浄液を注ぐノズル、13は、支持部材7の振れ止めピン、Sは、本発明を備えるスライサーである
本発明に係る食品スライサーは、肉箱5が送り出す材料をスライスする勾玉刃2の位置から離れた刃物フレーム1の一側にスクレーパー3を備えたので、スライス運転を妨げないスクレーパー3の設置ができる。また、スクレーパー3は、勾玉刃2の回転軌跡B外と該刃2の最小回転面Aとの間で常時刃面に接しているので使用に安定性がある。
前記のように構成され、上記のように機能するスクレーパーを備えた本発明に係る食品スライサーは、生肉をスライスするスライサーに限らず、魚肉をスライスするスライサーにも適用できる。
スクレーパーの取付け状態を示す正面図である。 スクレーパー部分の拡大側面図である。 本発明を備えるスライサーの側面図である。
S 食品スライサー
F 機台
1 刃物フレーム
2 勾玉刃
3 スクレーパー (3a、3b、3c)
3’ スクレーパーの側縁
4 取付けブラケット
5 肉箱
6 回転軸
7 支持部材
8 押え板
9 止めねじ
10 取付けねじ
11 ガイド板
12 ノズル
13 支持部材の振止めピン
A 勾玉刃の最小回転面
B 勾玉刃の回転軌跡

Claims (2)

  1. 勾玉刃を使用するスライサーであって、記勾玉刃の表側において、刃物フレームの一側に設置されていて前記勾玉刃の回転軌跡外に位置する取付ブラケットに、前記勾玉刃の回転軸方向に向けて片持ち支持状に基端部を取り付けるとともに、先端部を前記勾玉刃の最小回転面内に達しさせて、前記勾玉刃の表側の回転面に常時接して当該勾玉刃に付着する肉汁、脂、切屑を取り除く左右一対のスクレーパーを互いに平行に設け、さらに、前記勾玉刃の裏側において、前記左右一対のスクレーパーの一方と表裏をなすスクレーパーであって、前記勾玉刃の裏側の回転面に常時接して当該勾玉刃に付着する肉汁、脂、切屑を取り除くスクレーパーを設けたことを特徴とする食品スライサー。
  2. 前記スクレーパーは、前記取付ブラケットに固定された角棒形の支持部材の側面と、外側面に沿わせた押え金との間に挟持されて、刃物の回転面側の側縁を刃面に接しさせるとともに、両部材間を挿通するねじによって支持部材に緊締されていることを特徴とする請求項記載の食品スライサー。
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