JP4394876B2 - 作業計画立案システム,作業計画立案プログラムおよび同プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 - Google Patents

作業計画立案システム,作業計画立案プログラムおよび同プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、銀行、その他の金融機関の店舗において、ATM(Automated Teller Machine:現金自動預け払い機)等の自動取引装置に対して行なう出動作業の実施計画の立案に用いて好適な、作業計画立案システム,作業計画立案プログラムおよび同プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、銀行等の金融機関の自動機コーナや無人の自動機コーナ等に設置される自動現金取引装置〔以下、ATM(Automatic Teller Machine)という〕への現金補充や、ATMからの現金回収は、金融機関の担当者等の指示に従って警備会社の作業員が行なっている。
【0003】
具体的には、金融機関の担当者等が、例えば特許文献1に開示された手法等を用いてATMにおける現金需要枚数を予測し、その予測した需要枚数を参照して、各自の経験や勘等に基づいてATMにおいて資金切れになる時期を予測し、その資金切れになる寸前に資金の補充を行なうように資金補充指示書を作成している。
【0004】
そして、担当者は、作成した資金補充指示書を、現金調達部門に送信して必要な現金の調達を依頼するとともに、警備会社にも送信してATMへの現金の配送(補充)やATMからの余剰資金の回収を依頼する。
現金調達部門は、現金補充指示書に従って、指示された金額の資金を、指示された時期に資金装填用口座に入金する。又、警備会社は、現金補充指示書に従って、指示された時期に、指示された金額の現金を装填用口座から引き出してATMに配送(充填)したり、指示された金額の余剰資金をATMから回収したりする。
【0005】
警備会社の作業員は、実際に補充・回収した資金の情報(金種や枚数,個数等)を金融機関に報告するようになっており、これにより、金融機関の担当者は、ATMにおける実際の在高を知ることができ、この在高の情報をATMにおける現金の需要予測に反映させるようになっている。
また、警備会社と金融機関との間においては、定期出動契約が一般的に交わされている。この定期出動契約は、定額料金(例えば2万円)で、所定期間(例えば1ヶ月)の間に所定回数(例えば5回)の出動を行なうものであり、この所定回数以上の出動を依頼する場合には、割高な臨時出動料金(例えば1回あたり6千円)を支払うようになっている。
【0006】
【特許文献1】
特開平9−27002号公報(第11頁、第15図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の作業計画立案手法においては、金融機関の担当者が、各ATMにおける資金の需要予測を参照して、その経験や勘等に基づいて資金補充指示書を作成しているので、経験等の浅い担当者等には最適な資金補充計画を作成することが困難であるという課題がある。又、一端作成した資金補充計画を担当者の都合によって変更することも困難である。
【0008】
また、金融機関と警備会社との間において上述の如き定期出動契約が結ばれている場合には、金融機関にとっては、契約で定められた所定回数だけ警備会社を出動させた方が、その作業員が出動する際に、消耗品(例えば、レシート用紙やジャーナル用紙等)の補充や障害の復旧処理等、資金補充以外の作業も付帯作業として依頼することもできるので利便性が高い。又、ATMの資金需要予測は、警備会社の作業員によって報告されたATMの実際の在高に基づいて行なわれるので、警備会社の出動回数が多いほど、その資金需要の予測精度を向上させることができる。従って、任意の回数(契約で定められた所定回数)にわたって警備会社を出動させるような資金補充計画を容易に作成したいという要望もある。
【0009】
さらに、所定の補充日に現金自動取引装置への消耗品の補充を行なわせるような補充計画を容易に作成したいという要望もある。
また、1つの無人店舗等に複数のATMがそなえられている場合には、これらの各ATMに補充が必要になる度に警備会社の作業員を出動させているので、警備会社に契約で定められた所定回数以上の出動(配送)要請を行なうことも多く、これにより、警備会社に対して支払う料金が高くなり、運用コストが高くなるという課題がある。
【0010】
本発明は、このような状況に鑑み創案されたもので、所定の補充回数や補充日の条件を満たすような現金自動取引装置への消耗品の補充計画を容易に設定でき、又、複数の現金自動取引装置に対する消耗品の補充日を容易に合わせることができることにより、運用コストを削減したり業務効率を改善することができる、作業計画立案システム,作業計画立案プログラムおよび同プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
このため、本発明の作業計画立案システムは、現金その他物品を所要量収容しこの現金その他物品についての補充が必要な現金自動取引装置に対し作業員が行なう現金その他物品についての1回以上の補充作業について計画を立案する作業計画立案システムであって、所定期間内における現金自動取引装置に対する補充作業の回数および必ず該補充作業を行なう特定補充作業日を入力する入力装置と、記憶装置に形成され、該現金自動取引装置における取引データが書き込まれる需要予測データベースと、情報処理装置のCPU(Central Processing Unit)により、需要予測データベースに記憶された取引データに基づいて、現金自動取引装置における補充品としての現金その他物品の単位時間あたりの需要予測を行なう需要予測部と、CPUにより、需要予測部による需要予測結果と、入力部から入力された補充作業回数および特定補充作業日とに基づき、所定期間内に補充作業回数にわたって補充作業が行なわれるよう、特定補充作業日を含む補充作業日と該当補充作業日における補充品数量とをそなえた作業計画を決定する計画作成部とをそなえ、計画作成部が、需要予測部による、所定期間内における需要予測結果と、入力装置から入力された補充作業回数とに基づいて、補充作業1回あたりの補充数を算出し、需要予測結果に基づいて、現金自動取引装置の日毎の在高数を算出し、在高数の算出に際して、算出された在高数が所定の基準値以下となる日と、特定補充作業日とを補充作業日として設定するとともに、補充作業日の在高数に補充作業1回あたりの補充数を加算することを特徴としている。
【0012】
また、本発明の作業計画立案システムは、現金その他物品を所要量収容しこの現金その他物品についての補充が必要な複数の現金自動取引装置に対し作業員が行なう現金その他物品についての1回以上の補充作業について計画を立案する作業計画立案システムであって、記憶装置に形成され、現金自動取引装置における取引データが書き込まれる需要予測データベースと、情報処理装置のCPU(Central Processing Unit)により、需要予測データベースに記憶された取引データに基づいて、現金自動取引装置における補充品としての現金その他物品の単位時間あたりの需要予測を行なう需要予測部と、CPUにより、需要予測部による需要予測結果に基づいて、複数の現金自動取引装置における補充品としての現金その他物品の補充必要日をそれぞれ予測可能な補充日予測部と、CPUにより、この補充日予測部によって予測された複数の現金自動取引装置についての補充必要日に基づいて、複数の現金自動取引装置のうち補充必要回数が最も多い現金自動取引装置の補充日を基準補充日として、他の現金自動取引装置の補充日を基準補充日を中心に調整して、作業計画を補正する計画補正部とをそなえ、補正部が、複数の現金自動取引装置のうち補充必要回数が最も多い現金自動取引装置を選択し、補充必要回数が最も多い現金自動取引装置の補充日を基準補充日として、他の現金自動取引装置の補充日を基準補充日に合わせて設定し、需要予測結果に基づいて、複数の現金自動取引装置にそれぞれにおいて、上記の設定された補充日について、その前後の補充日との間の期間について補充品としての現金その他物品の需要予測数の総計を需要予測部による日毎の需要予測に基づいて算出し、総計と現金自動取引装置の在高予測とに基づいて、不要な補充日を削除することを特徴としている。
【0014】
また、本発明の作業計画立案プログラムは、現金その他物品を所要量収容しこの現金その他物品についての補充が必要な現金自動取引装置に対し作業員が行なう上記の現金その他物品についての1回以上の補充作業について計画を立案する作業計画立案機能をコンピュータに実行させるための作業計画立案プログラムであって、所定期間内における現金自動取引装置に対する補充作業の回数および必ず該補充作業を行なう特定補充作業日を入力する入力部と、記憶装置に形成され、現金取引装置における取引データが書き込まれる需要予測データベースに記憶された、現金自動取引装置における取引データに基づいて、予測された、現金自動取引装置における補充品としての現金その他物品の単位時間あたりの需要予測結果と、入力部から入力された補充作業回数および特定補充作業日とに基づき、所定期間内に上記の補充作業回数にわたって補充作業が行なわれるよう、特定補充作業日を含む補充作業日と該当補充作業日における補充品数量とをそなえた作業計画を決定する計画作成部として、該コンピュータを機能させ、計画作成部が、所定期間内における需要予測結果と、入力部から入力された上記の補充作業回数とに基づいて、補充作業1回あたりの補充数を算出し、需要予測結果に基づいて、現金自動取引装置の日毎の在高数を算出し、在高数の算出に際して、算出された在高数が所定の基準値以下となる日と、特定補充作業日とを補充作業日として設定するとともに、補充作業日の在高数に補充作業1回あたりの補充数を加算するようにコンピュータを機能させることを特徴としている。
【0015】
そして、本発明のコンピュータ読取可能な記録媒体(請求項5)は、上述した作業計画立案プログラムを記録したものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
(A)第1実施形態の説明
図1は本発明の第1実施形態としての作業計画立案システムの構成を示すブロック図、図2はその作業計画立案部5aの具体的な構成を模式的に示す図である。
【0017】
本実施形態の作業計画立案システム1aは、現金その他物品を所要量収容し現金その他物品についての補充が必要なATM(Automated Teller Machine:現金自動預け払い機,現金自動取引装置)に対し作業員が行なう現金その他物品についての1回以上の補充作業について計画を立案するものであり、例えば、銀行やクレジット会社等の金融機関にそなえられるものである。又、本作業計画立案システム1aは、例えば金融機関の担当者(オペレータ)によって操作され、このオペレータに対して、作業計画(補充作業指示書)を出力(提示)するようになっている。
【0018】
本第1実施形態の作業計画立案システム1aは、図1に示すように、少なくとも1台のATM10と作業計画立案部5aとを通信回線6で通信可能に接続することにより構成されている。
ATM10は、銀行やクレジット会社等の金融機関によって、銀行や営業店(店舗)102や無人店舗103等に設置される現金自動取引装置であり、その内部に所要量の現金その他物品を格納可能に構成され、利用者(顧客)の操作(取引)に応じて出金や入金等の種々の処理を行なうことができるようになっている。又、本第1実施形態の作業計画立案システム1aにおいては、営業102や無人店舗103にそれぞれ複数のATM10がそなえられている。
【0019】
なお、このATM10に装填される現金(紙幣,硬貨)は、ATM10において取引が行なわれることにより消費される消耗品であり、必要に応じて金融機関等によって補充される補充品である。なお、ATM10に装填される現金であって、顧客によって使用されることなくATM10の内部に装填されたままのものは余剰資金と呼ばれ、できるだけ圧縮することが望ましい。
【0020】
また、ATM10には、レシート用紙,ジャーナル用紙,振込券,出入り票,発行通帳等が収納されており、顧客によって行なわれた種々の取引の内容等を印刷して、出力もしくは保存するようになっている。これらのレシート用紙,ジャーナル用紙,振込券,出入り票,発行通帳も、ATM10において取引が行なわれることにより消費される消耗品であり、必要に応じて、金融機関や警備会社の作業員によって補充されるようになっている(補充品)。すなわち、これらのレシート用紙,ジャーナル用紙,振込券,出入り票,発行通帳等も、ATM10に所要量収容される現金その他物品として用いることができる。
【0021】
以下、本第1実施形態においては、ATM10に収容される現金その他物品として紙幣を用いて説明する。
また、ATM10は、作業計画立案部5aに対して、取引に関する情報を送信するようになっている。
作業計画立案部5aは、図1に示すように、需要予測部2,需要予測データベース21,計画作成部3,出力部4,入力部7,変更部8,評価部9および警告部11をそなえて構成されている。そして、作業計画立案部5aは、図2に示すように、ATM10と通信可能に接続されたコンピュータによって実現される。なお、このコンピュータとしては、例えば、ワークステーションやパーソナルコンピュータ,ホストコンピュータ等の種々のコンピュータを用いることができる。
【0022】
本実施形態において、コンピュータとは、ハードウェアとオペレーティングシステムとを含む概念であり、オペレーティングシステムの制御の下で動作するハードウェアを意味している。又、オペレーティングシステムが不要でアプリケーションプログラム単独でハードウェアを動作させるような場合には、そのハードウェア自体がコンピュータに相当する。ハードウェアは、少なくとも、CPU等のマイクロプロセッサと、記録媒体に記録されたコンピュータプログラムを読み取るための手段とをそなえており、本実施形態においては、このコンピュータが上述した作業計画立案部5aや後述する作業計画立案部5b,5cとして機能するようになっているのである。
【0023】
作業計画立案部5aは、図2に示すように、コンピュータ本体20と、このコンピュータ本体20に接続された、ディスプレイ装置22,入力装置23,ハードディスク装置(HDD:Hard Disk Drive)25およびプリンタ31をそなえて構成されている。
コンピュータ本体20には、内部の各種制御や処理を行なうCPU26と、プログラムや各種データを格納しておくためのROM(Read Only Memory)27(不揮発性メモリ)と、メモリ28と、インタフェース制御部(「I/F制御部」という)29と、ディスプレイ装置22への表示を制御する表示制御部32と、通信制御部30等がそなえられている。
【0024】
そして、例えば、HDD25の磁気ディスク(記録媒体)に、本発明の作業計画立案プログラムを格納しておき、このプログラムをCPU26が読み出して実行することにより、後述する需要予測部2,需要予測データベース21,計画作成部3,出力部4,入力部7,変更部8,評価部9,警告部11,計画補正部13a,13b(図13参照、詳細は後述)および補充日予測部12(図13参照、詳細は後述)として機能するようになっており、これにより、本発明の作業計画立案部5a(作業計画立案システム1a)が実現されるのである。
【0025】
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、例えば、HDD25の磁気ディスクに、他の手法を用いてプログラムを格納し、このプログラムをCPU26が実行することで前述した処理を行なうことも可能である。
例えば、他の装置(図示省略)で作成されたリムーバブルディスク(例えばフレキシブルディスクや光ディスク等)に格納されているプログラム(他の装置で作成したプログラムデータ)を、図示しないリームーバブルディスクドライブ(例えばフレキシブルディスクドライブや光ディスクドライブ等)でより読み取り、HDD25の記録媒体に格納したり、LAN(Local Area Network)等の通信回線(図示省略)を介して他の装置から伝送されたプログラム等のデータを、通信制御部30を介して受信し、そのデータをHDD25の記録媒体(磁気ディスク)に格納したりしてもよい。
【0026】
入力装置23は、オペレータが種々の情報を入力可能なものであって、例えばキーボードやマウス等によって構成される。
ディスプレイ装置22は、種々の情報を利用者が閲覧可能に表示するものであって、入力画面22a(図3参照)を表示させたり、CPU26(計画作成部3)によって作成された作業計画を表示させたりするようになっている。すなわち、ディスプレイ装置22は作業計画(補充作業指示書)をオペレータに提示することができるようになっている。
【0027】
プリンタ31は、種々の情報を利用者が閲覧可能に印刷するものであって、CPU26(計画作成部3)によって作成された作業計画を紙等の媒体上に印刷することにより、その作業計画(補充作業指示書)をオペレータに提示することができるようになっている。
本作業計画立案システム1aにおける入力部7は、金融機関の担当者等が、作業計画を作成するための条件(作業条件)を入力するためのものであり、所定期間内におけるATM10に対する補充作業の回数又は特定補充作業日を入力するものである。以下、所定期間内におけるATM10に対する補充作業の回数又は特定補充作業日を作業条件という場合もある。そして、入力部7は、前述した入力装置23によって実現されるようになっている。
【0028】
本第1実施形態の作業計画立案システム1aにおいては、オペレータは、補充作業の回数(最低補充回数(n):nは自然数)や、必ず(最低限)補充作業を行なう日(固定補充日)を、作業条件として入力装置23から入力するようになっている。
例えば、警備会社と金融機関との間において、定額料金で、所定期間(例えば1ヶ月)の間に所定回数の出動を行なう定期出動契約が交わされている場合には、オペレータは、その契約された所定回数を入力することが好ましい。
【0029】
図3は本発明の第1実施形態としての作業計画立案システム1aにおける、作業条件を入力するための入力画面の例を示す図である。この図3に示す入力画面22aは、表示制御部32による制御によりディスプレイ装置22に表示されるものであり、固定補充日を選択(入力)可能な固定補充日入力領域22a−1と、最低補充回数(n)を入力可能な最低補充回数入力領域22a−2とをそなえて構成されている。
【0030】
オペレータは、入力装置23を用いて、入力画面22aの固定補充日入力領域22a−1において固定補充日を選択し、又、必要に応じて、その最低補充回数入力領域22a−2に最低補充回数(n)を入力する。
需要予測部2は、ATM10における現金(補充品)の需要予測を行なうものであり、図1に示すように需要予測データベース21をそなえ、この需要予測データベース21に蓄積されている各ATM10の過去の取引データに基づいてその予測期間内の現金需要枚数を算出・予測するようになっている。
【0031】
需要予測データベース21は、各ATM10における種々の取引データが書き込まれるものであり、例えば、コンピュータシステムにおけるハードディスクやメモリ等の記憶装置に形成される。取引データとしては、例えば下記▲1▼〜▲6▼のようなものが、各ATM10の制御部(図示省略)から通信回線6を介して定期的に吸い上げられ、需要予測データベース21に格納されるようになっている。
【0032】
▲1▼装置特定データ : 銀行番号/支店番号/装置機番
▲2▼取引日付/時間 : 年/月/日/取引開始時刻/取引終了時刻
▲3▼取引種別 : 支払/入金/振込/振替/残高照会
▲4▼出金取引枚数 : 万券/五千券/千券/各種硬貨
▲5▼入金取引枚数 : 万券/五千券/千券/各種硬貨
▲6▼装置内在高 : 万券/五千券/千券/各種硬貨
需要予測部2は、例えば、特開平9−27002号公報に開示されているように、ATM10における過去の取引データに基づいて、ATM10における指定時間内の現金(補充品)の需要量を算出・予測するようになっている。需要予測部2は、各ATM10からの取引データが収集されるとその取引データを需要予測データベース21の所定エリアに書き込む機能や、係員の画面入力処理によって予測期間が指定されると需要予測データベース21に蓄積されている各ATM10の過去の取引データに基づいてその予測期間内の現金需要枚数を算出・予測する機能を有している。なお、本作業計画立案システム1aにおいては、需要予測部2は、顧客が消費するであろう紙幣の需要量(現金需要枚数)を、林式数量化理論と呼ばれる予測方式を用いて予測している。
【0033】
すなわち、需要予測部2は、ATM10の単位時間あたりの収支金額および保有在高を収集して需要予測データベース21へ格納し、この需要予測データベース21に記録された情報に基づいて、ATM10における現金(補充品)の単位時間あたりの需要予測を行なうようになっている。
図4は本発明の第1実施形態としての作業計画立案システム1aにおける需要予測部2による需要予測の例を示す図である。この図4に示す例は、ある月のATM10における紙幣の需要枚数(Ai)およびその累計を日毎に示すものである。
【0034】
需要予測部2は、図4に示すように、ATM10における紙幣の需要枚数(Ai)を、単位時間毎(本実施形態では日毎)に予測することができるようになっており、その単位時間(日)に需要枚数(Ai)やその累計を対応付けて示すことができるようになっている。又、需要予測部2は、特定期間(図4に示す例では1ヶ月間)における需要枚数の累計(T)も算出するようになっている。
【0035】
なお、累計(T)は以下の式(1)により算出することができる。ただし、mは特定期間を示すものであり、本実施形態においては1ヶ月の日数(図4に示す例ではm=30)とする。
【0036】
【数1】
Figure 0004394876
【0037】
・・・(1)
需要予測部2によれば、需要予測データベース21に蓄積された過去の取引データに基づいて各ATM10における指定時間あたりの現金需要枚数が算出・予測され、その予測値に基づいて各ATM10における現金重要枚数を管理することができるので、装填資金量を確実に圧縮することができるとともに、担当者の負荷を大幅に軽減することができる。又、需要予測部2により、曜日,日付等の質的要因を影響度合いとして数値化することで、各種質的要因を考慮した現金自動取引装置需要枚数を予測することができ、精度の高い予測を行なうことができるのである。
【0038】
なお、営業店102や無人店舗103等の、同一もしくは近接する設置場所に複数のATM10がそなえられている場合には、需要予測部2は、これらの同一設置場所にそなえられた複数のATM10について、これらの複数のATM10をあたかも1台のATMと見なして(群管理)、その合計需要枚数(全現金需要枚数)の予測を行なってもよい。
【0039】
計画作成部3は、需要予測部2による需要予測結果と、入力部7から入力された作業条件(補充作業回数又は特定補充作業日)とに基づき、所定期間内にこの補充作業回数にわたって補充作業が行なわれるよう、特定補充作業日を含む補充作業日と該当補充作業日における補充品数量とをそなえた作業計画を決定するものである。
【0040】
具体的には、計画作成部3は、ディスプレイ装置22に表示された入力画面22aにおいて、固定補充日入力領域22a−1で選択(入力)された固定補充日と、最低補充回数入力領域22a−2で入力された最低補充回数(n;nは自然数)とに基づいて、所定期間内(本実施形態では1ヶ月間)にこの補充作業回数(図3に示す例では3回)の補充作業が行なわれるよう、特定補充作業日(図3に示す例では2日)を含む補充作業日と該当補充作業日における補充品数量とをそなえた作業計画を決定するものである。
【0041】
なお、本第1実施形態においては、1回の補充作業において補充される紙幣の枚数(補充品数量)は、前述の式(1)で求めた特定期間における需要枚数の累計(T)を最低補充回数(n)で除算して求めたT/n枚とする。
出力部4は、計画作成部3によって作成された作業計画(補充作業指示書)を出力して、金融機関の担当者等に示すものである。
【0042】
図5は本発明の第1実施形態としての作業計画立案システム1aにおける作業計画の表示例を示す図であり、ディスプレイ装置22に表示された作業計画の例を示すものである。なお、この図5に示す例においては、複数のATM10(A装置,B装置,C装置,D装置)についてそれぞれ作成した作業計画を一覧として示している。
【0043】
変更部8は、計画作成部3によって作成された作業計画を変更可能なものであって、この変更部8により、オペレータは出力部4によって出力された作業計画(例えば、特定補充作業日や紙幣の枚数)を、必要に応じて変更することができるようになっている。
図6および図7はともに本発明の第1実施形態としての作業計画立案システム1aにおける作業計画の変更方法を説明するための図である。例えば、図5に示すようにディスプレイ装置22に表示された作業計画について、特定のATM10について特定の日に設定された補充作業をマウスで選択(クリック)し(図6参照)、その補充作業を希望する日に移動(ドラッグ・アンド・ドロップ)することにより(図7参照)、作業計画を変更することができる。
【0044】
このように特定の補充作業を変更(移動)させることにより、移動後の補充作業日が特定補充作業日として設定されたものと同様に判断される。すなわち、変更部8は、ディスプレイ装置22に表示された、図6,図7に示すような変更画面を介して入力された情報に基づいて、作業計画を変更するようになっている。そして、このような変更を行なった後に計画作成部3が作業計画を再計算することにより、変更が反映された作業計画を作成することができる。すなわち、変更部8により作業計画が変更された時に、計画作成部3は、その変更された作業計画(特定補充作業日や紙幣の枚数)に基づいて、補充作業日もしくは紙幣枚数の少なくともいずれか一方を再度決定するのである。
【0045】
また、上述のように、ディスプレイ装置22に表示された作業計画をマウス等を用いたドラッグ・アンド・ドロップで変更する場合には、その移動元の補充作業と移動先の補充作業とを互いに異なる色等でディスプレイ装置22等に表示させることにより、オペレータに対する視認性が向上し利便性が高い。例えば、ディスプレイ装置22において、作業計画が黒色の文字で表示されている場合に、変更前(移動元)の補充作業を青色の文字で示し、変更後(移動先)の補充作業を赤色の文字で示すことにより、オペレータは、作業計画の変更を容易に認識することができる。
【0046】
金融機関の担当者は、出力部4から出力された補充作業指示書を必要に応じて補正した後、その金融機関の現金調達部門(図示省略)に送信して必要な現金の調達を依頼する。又、担当者は、その補充作業指示書を警備会社にも送信して、ATM10への現金の配送(補充)やATM10からの余剰資金の回収を依頼する。
【0047】
現金調達部門は、現金補充指示書に従って、指示された金額の資金を、指示された時期に資金装填用口座に入金するようになっている。又、警備会社は、現金補充指示書に従って、指示された時期に、指示された金額の現金を装填用口座から引き出してATM10に配送(充填)したり、指示された金額の余剰資金をATM10から回収したりするようになっている。
【0048】
評価部9は、計画作成部3によって決定された作業計画(補充作業日もしくは補充品数量)について、ATM10における実現性を評価するものである。例えば、評価部9は、計画作成部3によって計画された紙幣の補充枚数が、ATM10の収容枚数を超えないか否かを判断することにより、その作業計画を実現することができるか否かを評価するようになっている。
【0049】
また、評価部9は、変更部8による作業計画の変更に伴っておこなわれた作業計画の再計算の結果についても、その変更によりATM10において資金切れや資金あふれ等が発生しないか否かも評価するようになっている。
警告部11は、評価部9による補充作業の評価の結果、その作業計画の実現性が低いと判断された場合、例えば、計画作成部3によって計画された紙幣の補充枚数がATM10の収容枚数以上になり、計画された紙幣をATM10に収容(格納)できない場合には、オペレータに対して警告を発するようになっている。この警告は、例えば、ディスプレイ装置22へその旨を示すメッセージ等を表示させてもよく、又、図示しないスピーカ等から警告音を鳴らせてもよく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
【0050】
また、計画作成部3によって作成された作業計画を変更部8によって変更する際においても、その再計算の結果、その変更によりATM10において資金切れや資金あふれ等が生じるおそれがあると、評価部9により判断された場合には、警告部11はその旨(例えば、「資金がきれますが移動しますか?」等)をオペレータに対して通知するようになっている。
【0051】
上述の如く構成された本発明の第1実施形態としての作業計画立案システム1aにおける補充計画作成手法を、図8に示すフローチャート(ステップA10〜A130)に従って説明する。この図8に示す手法においては、あるATM10についての1ヶ月の作業計画を作成する例について説明し、又、オペレータが、少なくとも最低補充回数(n)を設定し、必要に応じて固定補充日を指定(入力)する場合について説明する。
【0052】
なお、以下、Ziはi日におけるATMの在高枚数を示すものであり、Lは、ATM10に対する紙幣の補充の要/不要を判断するための基準となるものであって、紙幣の枚数の最低ライン(例えばL=0)を示すものである。
まず、需要予測部2は、ATM10における、紙幣(補充品)の日ごとの必要枚数(Ai)を予測する(ステップA10)。又、オペレータは、ディスプレイ装置22に表示された入力画面22aから最低補充回数(n)を入力し(ステップA20)、又、必要に応じて固定補充日を入力する。
【0053】
また、需要予測部2は、特定期間(本例では1ヶ月間)における紙幣(補充品)の日ごとの需要枚数(Ai)を累計して、その特定期間における紙幣の合計需要枚数(T)を算出する(ステップA30)。
計画作成部3は、ステップA20において入力された最低補充回数(n)と、ステップA30において算出された合計需要枚数(T)とに基づいて、補充1回あたりの必要枚数(補充枚数;T/n)を算出し(ステップA40)、i=0を設定してリセットした後(ステップA50)、iに1を加算(i=i+1)する(ステップA60)。
【0054】
計画作成部3は、iが固定補充日と一致するか否かを判断して(ステップA70)、iが固定補充日である場合には(ステップA70のYESルート参照)、ATM10の在高枚数(Zi)に補充枚数(T/n)を加算した後(ステップA80)、在高枚数(Zi)から日付iにおける紙幣の需要枚数(Ai)を減算(Zi=Zi−Ai)する(ステップA90)。
【0055】
一方、iが固定補充日ではない場合には(ステップA70のNOルート参照)、ステップA90に移行する。
そして、計画作成部3は、例えば、ZiがL以下になったか否かを判断することにより、iが補充時期であるか否かを判断し(ステップA100)、iが補充時期ではない場合、すなわち、ZiがLよりも大きい場合には(ステップA100のNOルート参照)、ステップA70〜A100をくり返し行なう。
【0056】
また、iが補充時期である場合、すなわち、ZiがL以下の場合には(ステップA100のYESルート参照)、そのiを補充日として設定し(ステップA110)、ATM10の在高枚数(Zi)に補充枚数(T/n)を加算する(ステップA120)。そして、計画作成部3は、例えばiがm以上であるか否かを判断することにより、iがその月の最終日であるか否かを判断し(ステップA130)、iが最終日ではない場合、すなわち、iがmよりも小さい場合には(ステップA130のNOルート参照)、ステップA60〜A130をくり返し行なう。又、iが最終日である場合、すなわち、iがm以上の場合には(ステップA130のYESルート参照)、処理を終了する。
【0057】
なお、図8のフローチャートによって説明した手法においては、補充回数が最低補充回数(n)になったか否かを判断してもよく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
計画作成部3は、上記の如き処理を行なうことにより、そのステップA110において補充日を取得することができるのである。
【0058】
次に、本発明の第1実施形態としての作業計画立案システム1aにおける他の補充計画作成手法を、図10〜図12を参照しながら、図9に示すフローチャート(ステップB10〜B30)に従って説明する。なお、図10〜図12は本発明の第1実施形態としての作業計画立案システム1aによって作成される作業計画の例を示す図であり、これらの図10〜図12中において○が付された日が補充作業日であり、×が付された日が固定補充日である。又、これらの図9〜図12に示す例は、あるATM10における1ヶ月の作業計画を作成(変更)するものであって、既に何らかの手法によって2日,7日,22日および25日に補充作業を行なうように計画された作業計画に、オペレータが、更に固定補充日として8日に補充作業を追加する場合について説明する。
【0059】
図10に示すように、何らかの手法によって2日,7日,22日および25日に補充作業を行なうように作業計画が作成されている場合において、オペレータは、図11に示すように、固定補充日(図11に示す例では8日)を設定する(ステップB10)。
計画作成部3は、設定された固定補充日(8日)を基準として、固定補充日とこの固定補充日の直前の補充作業日(図11に示す例では7日)との間(図12中の期間▲1▼参照)の期間と、固定補充日とこの固定補充日の直後の補充作業日(22日)との間(図12中の期間▲2▼参照)の期間とについて、それぞれ需要予測部2による需要予測を取得して、それらの期間について日々の需要予測を総計することにより、各期間における紙幣の需要予測枚数の総計(必要枚数)を算出する(ステップB20)。
【0060】
そして、計画作成部3は、固定補充日とこの固定補充日の直前の補充作業日(7日)との間の期間における紙幣の必要枚数を、固定補充日の直前の補充作業日における補充枚数として設定する。同様に、計画作成部3は、固定補充日とこの固定補充日の直後の補充作業日(22日)との間の期間における紙幣の必要枚数を、固定補充日の直後の補充作業日における補充枚数として設定して(ステップB30)、処理を終了する。
【0061】
このように、本発明の第1実施形態としての作業計画立案システム1aによれば、オペレータ(金融機関の担当者等)の都合に合わせて最低補充回数(n)を設定し、所定期間(m日)において、この最低補充回数(n)にわたって紙幣(補充品)の補充を行なうような作業計画を容易に作成することができる。これにより、補充作業を行なうために警備会社の作業員が出動する際に、消耗品(例えば、レシート用紙やジャーナル用紙等)の補充や障害の復旧処理等、資金補充以外の作業も付帯作業として依頼することもできるので利便性が高く、又、警備会社の作業員が、ATM10の実際の在高の情報を多く報告することになり、ATM10の資金需要の予測精度を向上させることができる。
【0062】
また、オペレータ(金融機関の担当者等)の都合に合わせて、補充日(固定補充日)を任意に設定することができるので利便性が高い。
さらに、評価部9が、計画作成部3によって決定された作業計画(補充作業日もしくは補充品数量)について、ATM10における実現性を評価するので、その補充作業を確実に実現することができ、システムの信頼性を向上させることができる。
【0063】
そして、警告部11が、評価部9による補充作業の評価の結果、その作業計画の実現性が低いと判断された場合、例えば、計画作成部3によって計画された紙幣の補充枚数が、ATM10の収容枚数以上になり、計画された紙幣をATM10に収容(格納)できない場合には、オペレータに対して警告を発するようになっているので、オペレータが、実現性が低い補充作業が設定されたことを容易に且つ迅速に知ることができ、システムや作業計画の信頼性を向上させることができる。
【0064】
また、ATM10毎に任意に紙幣の補充回数を設定(変更)することができるので利便性が高い。特に、紙幣の補充回数を多く設定することにより、ATM10の実際の在高を多く取得することができる。これにより、資金切れ等によってATM10が休止するリスクを減らすことができる。
さらに、評価部9が、変更部8による作業計画の変更に伴っておこなわれた作業計画の再計算の結果についても、その変更によりATM10において資金切れや資金あふれ等が発生しないか否かも評価し、そのような資金切れや資金あふれ等が生じるおそれがある場合に、警告部11がオペレータに対して警告を発するので、オペレータが、ATM10において資金不足や資金あふれが発生するおそれがある作業計画を未然に阻止することができ、作業計画の信頼性を向上させることができる。
【0065】
また、補充日の移動や追加を容易に行なうことができるので利便性が高く、又、予測精度を向上させることができる。
さらに、変更部8によって作業計画が変更された時に、計画作成部3が、変更後の作業計画に基づいて、補充作業日もしくは補充品数量の少なくともいずれか一方を再度決定するので、容易に作業計画を変更することができて利便性が高い。
【0066】
また、変更部8が、ディスプレイ装置22に表示された作業計画を変更可能な変更画面(図6,図7参照)を介して入力された情報に基づいて、作業計画を変更することにより、作業計画の変更を容易に行なうことができるので利便性が高い。
(B)第2実施形態の説明
本発明の第2実施形態としての作業計画立案システムは、同一の営業店内等の同一もしくは近接した設置場所にそなえられた複数のATM10について、それらの複数のATM10に対する補充作業日を合わせるような補充作業計画を作成することを可能とするものである。
【0067】
図13は本発明の第2実施形態としての作業計画立案システムの構成を示すブロック図である。
本発明の第2実施形態としての作業計画立案システム1bも、第1実施形態の作業計画立案システム1aと同様に、現金その他物品を所要量収容し現金その他物品についての補充が必要なATM(Automated Teller Machine:現金自動預け払い機,現金自動取引装置)に対し作業員が行なう現金その他物品についての1回以上の補充作業について計画を立案するものであり、例えば、銀行やクレジット会社等の金融機関にそなえられるものである。又、本作業計画立案システム1bは、例えば金融機関の担当者(オペレータ)によって操作され、このオペレータに対して、作業計画(補充作業指示書)を出力(提示)するようになっている。
【0068】
また、以下、本第2実施形態においても、第1実施形態と同様に、ATM10に収容される現金その他物品として紙幣を用いて説明する。
本第2実施形態の作業計画立案システム1bは、図13に示すように、第1実施形態の作業計画立案部5aに代えて作業計画立案部5bをそなえるものであり、その他の部分は第1実施形態の作業計画立案システム1aと同様に構成されている。
【0069】
また、作業計画立案部5bは、図13に示すように、需要予測部2,需要予測データベース21,補充日予測部12,計画補正部13b,出力部4,入力部7,変更部8,評価部9および警告部11をそなえて構成されている。なお、図中、既述の符号と同一の符号は同一もしくは略同一の部分を示しているので、その詳細な説明は省略する。
【0070】
そして、作業計画立案部5bも、第1実施形態の作業計画立案部5aと同様に、図2に示すような、ATM10と通信可能に接続されたコンピュータによって実現される。
補充日予測部12は、複数のATM10における補充品(現金その他物品)の補充必要日をそれぞれ作業計画として予測可能なものである。具体的には、補充日予測部12は、需要予測部2による紙幣の需要予測結果に基づき、各ATM10について、収容されている紙幣の補充(もしくは回収)が必要と予測される日(補充必要日)を算出するようになっている。
【0071】
計画補正部13bは、補充日予測部12によって予測された各ATM10についての補充必要日に基づいて、これらの複数のATM10のうち補充必要回数が最も多いATM10の補充日を基準補充日として、他のATM10の補充日をその基準補充日を中心に調整して、作業計画を補正するものである。
また、本第2実施形態の作業計画立案システム1bにおいては、各ATM10に対して、紙幣の補充を行なう最低限の回数(指定補充回数)を設定することができるようになっており、計画補正部13bは、このように最低補充回数が設定されているATM10に対して補充日を追加するようになっている。なお、かかる補充日の追加に際しては、補充必要回数が最も多いATM10の補充日を優先的に用いることが望ましい。
【0072】
本第2実施形態の作業計画立案システム1bにおいては、入力部7は、オペレータが、作業計画を作成するための条件(作業条件)を入力するためのものであり、必要に応じて特定補充作業日(固定補充日)を入力するものである。
また、出力部4は、計画補正部13bによって作成(補正)された作業計画(補充作業指示書)を出力して、オペレータに示すようになっており、変更部8は、計画補正部13bによって作成(補正)された作業計画を変更することができるようになっている。又、評価部9は、計画補正部13bによって作成(補正)された作業計画(補充作業日もしくは補充品数量)について、ATM10における実現性を評価するようになっており、警告部11は、評価部9による補充作業の評価の結果、その作業計画の実現性が低いと判断された場合に、オペレータに対して警告を発するようになっている。
【0073】
上述の如く構成された本発明の第2実施形態としての作業計画立案システム1bにおける補充計画作成手法を、図15〜図18を参照しながら、図14に示すフローチャート(ステップC10〜C80)に従って説明する。
なお、図15〜図18は本発明の第2実施形態としての作業計画立案システム1bによって作成される作業計画の例を示す図であり、これらの図15〜図18中において○が付された日が補充作業日であり、×が付された日が固定補充日である。又、これらの図15〜図18に示す例は、複数(本第2実施形態においては装置A,装置Bおよび装置Cの3台)のATM10に対する1ヶ月の作業計画を示す。又、オペレータが固定補充日を指定(入力)する場合について説明する。
【0074】
補充日予測部12は、需要予測部2による各ATM10の需要予測に基づいて、各ATM10について紙幣の補充必要日(固定補充日)を予測する(ステップC10;図15の○参照)、又、オペレータは、入力部7から固定補充日を設定する(ステップC20;図15の×参照)。
計画補正部13bは、これらの複数のATM10の中から、補充必要日が最も多いATM10(図15に示す例では装置A)を選択して(ステップC30)、このATM10の各補充必要日(補充日;図15に示す例においては、2日,7日,8日,22日および25日)を基準補充日として、他のATM10(装置B,装置C)の補充日をこの基準補充日に合わせる(ステップC40;図16参照)。すなわち、他のATM10に対しても、各基準補充日に補充を行なうように補充日を設定する。
【0075】
次に、計画補正部13bは、補充必要日が最も多いATM10以外のATM10(装置B,装置C)について、ステップC40において設定された補充日(2日,7日,8日,22日および25日)について、その前後の補充日との間の期間について、日毎の需要予測を需要予測部2から取得して、それらの期間について日々の需要予測を総計することにより、各期間における紙幣の需要予測枚数の総計(必要枚数)を算出する(ステップC50;図17参照)。
【0076】
そして、計画補正部13bは、装置B,装置Cについて、ステップC50において算出した各期間における紙幣の需要枚数と各ATM10の在高予測とに基づいて、不要な補充日を削除するとともに(ステップC60;図18参照)、資金切れが予測されるATM10については、その資金切れが生じる前日に補充日を追加する(ステップC70;図18参照)。
【0077】
さらに、ATM10に対して最低補充回数が設定(入力)されている場合には、計画補正部13bは、最低補充回数に満たない装置に補充日を追加して(ステップC80)、処理を終了する。
このように、本発明の第2実施形態としての作業計画立案システム1bによれば、複数のATM10に対する紙幣の補充日を合わせることができるので、補充作業のために警備会社の作業員等が出動する回数を減らすことができ、金融機関にとって、警備会社に対して支払う費用を削減することにより運用コストを削減することができる。
【0078】
(C)第3実施形態の説明
本発明の第3実施形態としての作業計画立案システムも、同一の営業店内等の同一もしくは近接した設置場所にそなえられた複数のATM10について、それらの複数のATM10に対する補充作業日を合わせるような補充作業計画を作成することを可能とするものである。
【0079】
本発明の第3実施形態としての作業計画立案システム1cも、第2実施形態の作業計画立案システム1bと同様に、現金その他物品を所要量収容し現金その他物品についての補充が必要な複数のATM(Automated Teller Machine:現金自動預け払い機,現金自動取引装置)に対し作業員が行なう現金その他物品についての1回以上の補充作業について計画を立案するものであり、例えば、銀行やクレジット会社等の金融機関にそなえられるものである。又、本作業計画立案システム1cは、例えば金融機関の担当者(オペレータ)によって操作され、このオペレータに対して、作業計画(補充作業指示書)を出力(提示)するようになっている。
【0080】
また、以下、本第3実施形態においても、第1実施形態と同様に、ATM10に収容される現金その他物品として紙幣を用いて説明する。
本第3実施形態の作業計画立案システム1cは、図13に示すように、第2実施形態の作業計画立案部5bに代えて作業計画立案部5cをそなえるものであり、その他の部分は第2実施形態の作業計画立案システム1bと同様に構成されている。
【0081】
また、作業計画立案部5cは、図13に示すように、第2実施形態の計画補正部13bに代えて計画補正部13cをそなえるものであり、その他の部分は第2実施形態の作業計画立案部5bと同様に構成されている。なお、図中、既述の符号と同一の符号は同一もしくは略同一の部分を示しているので、その詳細な説明は省略する。
【0082】
そして、作業計画立案部5cも、第1実施形態の作業計画立案部5aと同様に、図2に示すような、ATM10と通信可能に接続されたコンピュータによって実現される。
計画補正部13cは、補充日予測部12によって予測された複数のATM10についての次の補充必要日に基づいて、これらの複数のATM10のうち最先に補充が必要なATM10を基準ATMとして設定するとともに、当該基準ATMの補充日を基本補充日として設定し、複数のATM10のうち次の補充必要日が最先であるATM10が基準現金ATM10である場合に、その基本補充日に他のATM10の補充日を合わせるように作業計画を作成するものである。
【0083】
また、本第3実施形態の作業計画立案システム1cにおいても、各ATM10に対して、紙幣の補充作業を行なう回数(最低補充回数)を設定することができるようになっており、計画補正部13cは、このように最低補充回数が設定されていて、補充回数が最低補充回数に満たないATM10には、補充日を追加するようになっている。
【0084】
上述の如く構成された本発明の第3実施形態としての作業計画立案システム1cにおける補充計画作成手法を、図20〜図23を参照しながら、図19に示すフローチャート(ステップD10〜D80)に従って説明する。
なお、図20〜図23は本発明の第3実施形態としての作業計画立案システム1cによって作成される作業計画の例を示す図であり、これらの図20〜図23中において○が付された日が補充作業日であり、×が付された日が固定補充日である。又、これらの図20〜図23に示す例は、複数(本第2実施形態においては装置A,装置Bおよび装置Cの3台)のATM10に対する1ヶ月の作業計画を示す。又、オペレータが固定補充日を指定(入力)する場合について説明する。
【0085】
オペレータは、入力部7から固定補充日を設定し(ステップD10;図20の×参照)、補充日予測部12は、需要予測部2による各ATM10の需要予測に基づいて、各ATM10について、次の(最先の)紙幣の補充必要日もしくは固定補充日を予測する(ステップD20;図20の○参照)。図20に示す例においては、装置Aの最先の補充必要日は2日,装置Bの最先の補充必要日は3日,装置Cの最先の補充必要日は1日である。
【0086】
計画補正部13cは、これらの各ATM10(装置A,装置B,装置C)のうち、補充必要日が最先のATM10、すなわち、最先に補充が必要なATM10(図20においては装置C)を基準ATMとして設定するとともに、当該基準ATMの補充日(図20においては1日)を基準補充日として設定するとともに(ステップD30;図21参照)、その基準ATMの在高に資金補充の枚数を加算する。
【0087】
次に、補充日予測部12は、需要予測部2による各ATM10の需要予測に基づいて、各ATM10のその時点における在高に基づいて、次の(最先の)紙幣の補充必要日もしくは固定補充日を予測する(ステップD40)。
補充日予測部12は、ステップD40における補充必要日の予測結果について、予測された最先の補充必要日が当月であるか否かを判断して(ステップD50)、その最先の補充必要日が当月である場合には(ステップD50のYESルート参照)、その最先の補充必要日のATM10(図22においては装置A)が、ステップD30において設定された基準ATM(図22においては装置C)であるか否かを判断する(ステップD60)。
【0088】
その最先の補充必要日のATM10が基準ATMと一致する場合には(ステップD60のYESルート参照)、ステップD30に移行して、基準補充日として設定するとともに(図23参照)、その基準ATMの在高に資金補充の枚数を加算する。又、その最先の補充必要日のATM10が基準ATMと一致しない場合には(ステップD60のNOルート参照)、ステップD30において設定された基準補充日(図22においては1日)に、その最先の補充必要日のATM10の補充を行なうように補充日を設定し(ステップD70)、ステップD20に移行する。
【0089】
また、ステップD40における補充必要日の予測結果において、その最先の補充必要日が翌月である場合には(ステップD50のNOルート参照)、ATM10に対して最低補充回数が設定(入力)されている場合には、計画補正部13cは、最低補充回数に満たない装置に補充日を追加して(ステップD80)、処理を終了する。
【0090】
なお、上述したフローチャート(図19参照)においては、そのステップD50において、予測された最先の補充必要日の日付を確認して、その日付が翌月の日付になっている場合に、所定期間(1ヶ月)内の処理を終了したものとしてステップD80を行なった後に終了させているが、これに限定されるものではなく、例えば日付をカウントするカウンタ等を用いて処理を終了させるための判断を行なってもよく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
【0091】
このように、本発明の第3実施形態としての作業計画立案システム1cによっても、第2実施形態と同様に、複数のATM10に対する紙幣の補充日を合わせることができるので、補充作業のために警備会社の作業員等が出動する回数を減らすことができ、金融機関にとって、警備会社に対して支払う費用を削減することにより運用コストを削減することができる。
【0092】
(D)その他
そして、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
例えば、上述した各実施形態において、需要予測部2は、ATM10における現金の需要予測を行なっているが、それに限定されるものではなく、レシート用紙,ジャーナル用紙,振込券,出入り票,発行通帳等の他の消耗品についても需要予測を行なってもよく、本作業計画立案システム1a,1b,1cをこのような消耗品の補充作業のための計画立案に適用してもよい。
【0093】
その場合、需要予測部2は、需要予測データベース21に蓄積された過去の取引データに基づいて、各ATM10におけるレシート用紙,ジャーナル用紙,振込券,出入り票,発行通帳等の消耗品の需要予測を行なうことができる。具体的には、需要予測部2は、ATM10における取引量(件数)に基づいて、これらの消耗品の消費量を収集し、前述の現金の場合と同様に、需要予測データベース21へ格納し、この需要予測データベース21に記録された情報に基づいて、ATM10における消耗品の需要予測を行なう。
【0094】
なお、これらの消耗品についても、現金(紙幣)についてと同様に、店舗等において複数のATM10が設置されている場合には、需要予測部2は、同一店舗102,103内に設置された複数のATM10について、これらの複数のATM10をあたかも1台のATMと見なして(群管理)、その合計需要量(全消耗品需量)の予測を行なってもよい。
【0095】
また、需要予測部2による補充品(現金,消耗品)の需要予測手法は、上述の如き特開平9−27002号公報に開示された手法に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
さらに、上述した第1実施形態においては、需要予測部2,需要予測データベース21,計画作成部3,出力部4,入力部7,変更部8,評価部9および警告部11が、同一のコンピュータによって実現されているが、これに限定されるものではなく、需要予測部2,需要予測データベース21,計画作成部3,出力部4,入力部7,変更部8,評価部9および警告部11のうち、少なくとも一部を、当該作業計画立案部5aと通信可能に接続された他のコンピュータにおいて実現させてもよく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
【0096】
同様に、上述した第2及び第3実施形態においては、需要予測部2,需要予測データベース21,補充日予測部12,計画補正部13bもしくは計画補正部13c,出力部4,入力部7,変更部8,評価部9および警告部11が、同一のコンピュータによって実現されているが、これに限定されるものではなく、需要予測部2,需要予測データベース21,補充日予測部12,計画補正部12aもしくは計画補正部13c,出力部4,入力部7,変更部8,評価部9および警告部11のうち、少なくとも一部を、当該作業計画立案部5aと通信可能に接続された他のコンピュータにおいて実現させてもよい。
【0097】
また、上述した第1実施形態においては、オペレータが、少なくとも最低補充回数を入力し、必要に応じて固定補充日を入力(指定)することができるようになっているが、これに限定されるものではなく、オペレータは固定補充日のみを入力してもよく、又、最低補充回数と固定補充日とのいずれも入力しないで、作業計画を作成してもよい。このように、最低補充回数を入力しない場合には、計画作成部3は、需要予測部2によって作成された需要予測に基づいて、最適な作業回数になるように作業計画を作成する。
【0098】
さらに、上述した各実施形態においては、ATM10に対して紙幣を補充する例を中心に説明したが、これに限定されるものではなく、ATM10において資金あふれが生じるおそれがある場合に、その紙幣を回収するための作業(回収作業)を行なうように、作業計画を作成してもよい。
また、上述した各実施形態においては、日単位の作業計画を作成する例について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、時間,分,秒,週,月等、日以外の単位の作業計画を作成してもよい。
【0099】
なお、本発明の各実施形態が開示されていれば、当業者によって製造することが可能である。
(E)付記
(付記1) 現金その他物品を所要量収容し該現金その他物品についての補充が必要な現金自動取引装置に対し作業員が行なう上記の現金その他物品についての1回以上の補充作業について計画を立案する作業計画立案システムであって、
該現金自動取引装置における補充品としての上記現金その他物品の単位時間あたりの需要予測を行なう需要予測部と、
所定期間内における該現金自動取引装置に対する上記補充作業の回数又は特定補充作業日を入力する入力部と、
該需要予測部による需要予測結果と、該入力部から入力された補充作業回数又は特定補充作業日とに基づき、上記所定期間内に上記の補充作業回数にわたって該補充作業が行なわれるよう、該特定補充作業日を含む補充作業日と該当補充作業日における補充品数量とをそなえた作業計画を決定する計画作成部とをそなえることを特徴とする、作業計画立案システム。
【0100】
(付記2) 該計画作成部によって作成された該作業計画を変更可能な変更部をそなえ、
該変更部により該作業計画が変更された時に、該計画作成部が、前記変更後の該作業計画に基づいて、該補充作業日もしくは該補充品数量の少なくともいずれか一方を再度決定することを特徴とする、付記1記載の作業計画立案システム。
【0101】
(付記3) 該計画作成部によって作成された該作業計画を表示可能な表示部をそなえ、
該変更部が、該表示部に表示された該作業計画を変更可能な変更画面を介して入力された情報に基づいて、該作業計画を変更することを特徴とする、付記2記載の作業計画立案システム。
【0102】
(付記4) 該変更部により該作業計画が変更される際に、変更前の該作業計画と変更後の該作業計画との表示色が異なるように、該表示部を制御する表示制御部をそなえることを特徴とする、付記3記載の作業計画立案システム。
(付記5) 該計画作成部により決定された該作業計画について、該現金自動取引装置における実現性を評価する評価部と、
該評価部による評価の結果、該作業計画の実現性が低いと判断された場合に警告を発する警告部をそなえることを特徴とする、付記1〜付記4のいずれか1項に記載の作業計画立案システム。
【0103】
(付記6) 現金その他物品を所要量収容し該現金その他物品についての補充が必要な複数の現金自動取引装置に対し作業員が行なう上記の現金その他物品についての1回以上の補充作業について計画を立案する作業計画立案システムであって、
前記複数の現金自動取引装置における補充品としての上記現金その他物品の補充必要日をそれぞれ作業計画として予測可能な補充日予測部と、
該補充日予測部によって予測された前記複数の現金自動取引装置についての該補充必要日に基づいて、前記複数の現金自動取引装置のうち補充必要回数が最も多い該現金自動取引装置の補充日を基準補充日として、他の該現金自動取引装置の補充日を該基準補充日を中心に調整して、該作業計画を補正する計画補正部とをそなえることを特徴とする、作業計画立案システム。
【0104】
(付記7) 現金その他物品を所要量収容し該現金その他物品についての補充が必要な複数の現金自動取引装置に対し作業員が行なう上記の現金その他物品についての1回以上の補充作業について計画を立案する作業計画立案システムであって、
前記複数の現金自動取引装置のそれぞれについて、基本補充日を基準として補充品としての上記現金その他物品の次の補充必要日を予測する補充日予測部と、該補充日予測部によって予測された前記複数の現金自動取引装置についての次の補充必要日に基づいて、前記複数の現金自動取引装置のうち最先に前記補充が必要な該現金自動取引装置を基準現金自動取引装置として設定するとともに、当該基準現金自動取引装置の補充日を該基本補充日として設定し、前記複数の現金自動取引装置のうち前記次の補充必要日が最先である該現金自動取引装置が該基準現金自動取引装置である場合に、その基本補充日に他の該現金自動取引装置の補充日を合わせるように作業計画を作成する計画作成部とをそなえることを特徴とする、作業計画立案システム。
【0105】
(付記8) 現金その他物品を所要量収容し該現金その他物品についての補充が必要な現金自動取引装置に対し作業員が行なう上記の現金その他物品についての1回以上の補充作業について計画を立案する作業計画立案装置であって、
所定期間内における該現金自動取引装置に対する上記補充作業の回数又は特定補充作業日を入力する入力部と、
該現金自動取引装置における補充品としての上記現金その他物品の単位時間あたりの需要予測結果と、該入力部から入力された補充作業回数又は特定補充作業日とに基づき、上記所定期間内に上記の補充作業回数にわたって該補充作業が行なわれるよう、該特定補充作業日を含む補充作業日と該当補充作業日における補充品数量とをそなえた作業計画を決定する計画作成部とをそなえることを特徴とする、作業計画立案装置。
【0106】
(付記9) 該計画作成部によって作成された該作業計画を変更可能な変更部をそなえ、
該変更部により該作業計画が変更された時に、該計画作成部が、前記変更後の該作業計画に基づいて、該補充作業日もしくは該補充品数量の少なくともいずれか一方を再度決定することを特徴とする、付記8記載の作業計画立案装置。
【0107】
(付記10) 該計画作成部によって作成された該作業計画を表示可能な表示部をそなえ、
該変更部が、該表示部に表示された該作業計画を変更可能な変更画面を介して入力された情報に基づいて、該作業計画を変更することを特徴とする、付記9記載の作業計画立案装置。
【0108】
(付記11) 該変更部により該作業計画が変更される際に、変更前の該作業計画と変更後の該作業計画との表示色が異なるように、該表示部を制御する表示制御部をそなえることを特徴とする、付記10記載の作業計画立案装置。
(付記12) 該計画作成部により決定された該作業計画について、該現金自動取引装置における実現性を評価する評価部と、
該評価部による評価の結果、該作業計画の実現性が低いと判断された場合に警告を発する警告部をそなえることを特徴とする、付記8〜付記11のいずれか1項に記載の作業計画立案装置。
【0109】
(付記13) 現金その他物品を所要量収容し該現金その他物品についての補充が必要な複数の現金自動取引装置に対し作業員が行なう上記の現金その他物品についての1回以上の補充作業について計画を立案する作業計画立案装置であって、
前記複数の現金自動取引装置における補充品としての上記現金その他物品の補充必要日をそれぞれ作業計画として予測可能な補充日予測部と、
該補充日予測部によって予測された前記複数の現金自動取引装置についての該補充必要日に基づいて、前記複数の現金自動取引装置のうち補充必要回数が最も多い該現金自動取引装置の補充日を基準補充日として、他の該現金自動取引装置の補充日を該基準補充日を中心に調整して、該作業計画を補正する計画補正部とをそなえることを特徴とする、作業計画立案装置。
【0110】
(付記14) 現金その他物品を所要量収容し該現金その他物品についての補充が必要な複数の現金自動取引装置に対し作業員が行なう上記の現金その他物品についての1回以上の補充作業について計画を立案する作業計画立案装置であって、
前記複数の現金自動取引装置のそれぞれについて、基本補充日を基準として補充品としての上記現金その他物品の次の補充必要日を予測する補充日予測部と、該補充日予測部によって予測された前記複数の現金自動取引装置についての次の補充必要日に基づいて、前記複数の現金自動取引装置のうち最先に前記補充が必要な該現金自動取引装置を基準現金自動取引装置として設定するとともに、当該基準現金自動取引装置の補充日を該基本補充日として設定し、前記複数の現金自動取引装置のうち前記次の補充必要日が最先である該現金自動取引装置が該基準現金自動取引装置である場合に、その基本補充日に他の該現金自動取引装置の補充日を合わせるように作業計画を作成する計画作成部とをそなえることを特徴とする、作業計画立案装置。
【0111】
(付記15) 現金その他物品を所要量収容し該現金その他物品についての補充が必要な現金自動取引装置に対し作業員が行なう上記の現金その他物品についての1回以上の補充作業について計画を立案する作業計画立案機能をコンピュータに実行させるための作業計画立案プログラムであって、
所定期間内における該現金自動取引装置に対する上記補充作業の回数又は特定補充作業日を入力する入力部と、
該現金自動取引装置における補充品としての上記現金その他物品の単位時間あたりの需要予測結果と、該入力部から入力された補充作業回数又は特定補充作業日とに基づき、上記所定期間内に上記の補充作業回数にわたって該補充作業が行なわれるよう、該特定補充作業日を含む補充作業日と該当補充作業日における補充品数量とをそなえた作業計画を決定する計画作成部として、該コンピュータを機能させることを特徴とする、作業計画立案プログラム。
【0112】
(付記16) 該計画作成部によって作成された該作業計画を変更可能な変更部として該コンピュータを機能させ、
該変更部により該作業計画が変更された時に、該計画作成部が、前記変更後の該作業計画に基づいて、該補充作業日もしくは該補充品数量の少なくともいずれか一方を再度決定するように該コンピュータを機能させることを特徴とする、付記15記載の作業計画立案プログラム。
【0113】
(付記17) 該計画作成部によって作成された該作業計画を表示部に表示させるように制御可能な表示制御部として該コンピュータを機能させ、
該変更部が、該表示部に表示された該作業計画を変更可能な変更画面を介して入力された情報に基づいて、該作業計画を変更することを特徴とする、付記16記載の作業計画立案プログラム。
【0114】
(付記18) 該表示部が、該変更部により該作業計画が変更される際に、変更前の該作業計画と変更後の該作業計画との表示色が異なるように、該表示部を制御するように該コンピュータを機能させることを特徴とする、付記17記載の作業計画立案プログラム。
【0115】
(付記20) 現金その他物品を所要量収容し該現金その他物品についての補充が必要な複数の現金自動取引装置に対し作業員が行なう上記の現金その他物品についての1回以上の補充作業について計画を立案する作業計画立案機能をコンピュータに実行させるための作業計画立案プログラムであって、
前記複数の現金自動取引装置における補充品としての上記現金その他物品の補充必要日をそれぞれ作業計画として予測可能な補充日予測部と、
該補充日予測部によって予測された前記複数の現金自動取引装置についての該補充必要日に基づいて、前記複数の現金自動取引装置のうち補充必要回数が最も多い該現金自動取引装置の補充日を基準補充日として、他の該現金自動取引装置の補充日を該基準補充日を中心に調整して、該作業計画を補正する計画補正部として、該コンピュータを機能させることを特徴とする、作業計画立案プログラム。
【0116】
(付記21) 現金その他物品を所要量収容し該現金その他物品についての補充が必要な複数の現金自動取引装置に対し作業員が行なう上記の現金その他物品についての1回以上の補充作業について計画を立案する作業計画立案機能をコンピュータに実行させるための作業計画立案プログラムであって、
前記複数の現金自動取引装置のそれぞれについて、基本補充日を基準として補充品としての上記現金その他物品の次の補充必要日を予測する補充日予測部と、
該補充日予測部によって予測された前記複数の現金自動取引装置についての次の補充必要日に基づいて、前記複数の現金自動取引装置のうち最先に前記補充が必要な該現金自動取引装置を基準現金自動取引装置として設定するとともに、当該基準現金自動取引装置の補充日を該基本補充日として設定し、前記複数の現金自動取引装置のうち前記次の補充必要日が最先である該現金自動取引装置が該基準現金自動取引装置である場合に、その基本補充日に他の該現金自動取引装置の補充日を合わせるように作業計画を作成する計画作成部として、該コンピュータを機能させることを特徴とする、作業計画立案プログラム。
【0117】
(付記22) 現金その他物品を所要量収容し該現金その他物品についての補充が必要な現金自動取引装置に対し作業員が行なう上記の現金その他物品についての1回以上の補充作業について計画を立案する作業計画立案機能をコンピュータに実行させるための作業計画立案プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体であって、
該作業計画立案プログラムが、
所定期間内における該現金自動取引装置に対する上記補充作業の回数又は特定補充作業日を入力する入力部と、
該現金自動取引装置における補充品としての上記現金その他物品の単位時間あたりの需要予測結果と、該入力部から入力された補充作業回数又は特定補充作業日とに基づき、上記所定期間内に上記の補充作業回数にわたって該補充作業が行なわれるよう、該特定補充作業日を含む補充作業日と該当補充作業日における補充品数量とをそなえた作業計画を決定する計画作成部として、該コンピュータを機能させることを特徴とする、作業計画立案プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
【0118】
(付記23) 該計画作成部によって作成された該作業計画を変更可能な変更部として該コンピュータを機能させ、
該変更部により該作業計画が変更された時に、該計画作成部が、前記変更後の該作業計画に基づいて、該補充作業日もしくは該補充品数量の少なくともいずれか一方を再度決定するように該コンピュータを機能させることを特徴とする、付記22記載の作業計画立案プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
【0119】
(付記24) 該計画作成部によって作成された該作業計画を表示部に表示させるように制御可能な表示制御部として該コンピュータを機能させ、
該変更部が、該表示部に表示された該作業計画を変更可能な変更画面を介して入力された情報に基づいて、該作業計画を変更することを特徴とする、付記23記載の作業計画立案プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
【0120】
(付記25) 該表示制御部が、該変更部により該作業計画が変更される際に、変更前の該作業計画と変更後の該作業計画との表示色が異なるように、該表示部を制御するように該コンピュータを機能させることを特徴とする、付記24記載の作業計画立案プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
(付記26) 該計画作成部により決定された該作業計画について、該現金自動取引装置における実現性を評価する評価部と、
該評価部による評価の結果、該作業計画の実現性が低いと判断された場合に警告を発する警告部として該コンピュータを機能させることを特徴とする、付記22〜付記25のいずれか1項に記載の作業計画立案プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
【0121】
(付記27) 現金その他物品を所要量収容し該現金その他物品についての補充が必要な複数の現金自動取引装置に対し作業員が行なう上記の現金その他物品についての1回以上の補充作業について計画を立案する作業計画立案機能をコンピュータに実行させるための作業計画立案プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体であって、
該作業計画立案プログラムが、
前記複数の現金自動取引装置における補充品としての上記現金その他物品の補充必要日をそれぞれ作業計画として予測可能な補充日予測部と、
該補充日予測部によって予測された前記複数の現金自動取引装置についての該補充必要日に基づいて、前記複数の現金自動取引装置のうち補充必要回数が最も多い該現金自動取引装置の補充日を基準補充日として、他の該現金自動取引装置の補充日を該基準補充日を中心に調整して、該作業計画を補正する計画補正部として、該コンピュータを機能させることを特徴とする、作業計画立案プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
【0122】
(付記28) 現金その他物品を所要量収容し該現金その他物品についての補充が必要な複数の現金自動取引装置に対し作業員が行なう上記の現金その他物品についての1回以上の補充作業について計画を立案する作業計画立案機能をコンピュータに実行させるための作業計画立案プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体であって、
該作業計画立案プログラムが、
前記複数の現金自動取引装置のそれぞれについて、基本補充日を基準として補充品としての上記現金その他物品の次の補充必要日を予測する補充日予測部と、
該補充日予測部によって予測された前記複数の現金自動取引装置についての次の補充必要日に基づいて、前記複数の現金自動取引装置のうち最先に前記補充が必要な該現金自動取引装置を基準現金自動取引装置として設定するとともに、当該基準現金自動取引装置の補充日を該基本補充日として設定し、前記複数の現金自動取引装置のうち前記次の補充必要日が最先である該現金自動取引装置が該基準現金自動取引装置である場合に、その基本補充日に他の該現金自動取引装置の補充日を合わせるように作業計画を作成する計画作成部として、該コンピュータを機能させることを特徴とする、作業計画立案プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
【0123】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明の作業計画立案システム,作業計画立案プログラムおよび同プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体によれば、以下の効果ないし利点がある。
(1)需要予測部による需要予測結果と、入力部から入力された補充作業回数又は特定補充作業日とに基づき、所定期間内に補充作業回数にわたって補充作業が行なわれるよう、特定補充作業日を含む補充作業日と該当補充作業日における補充品数量とをそなえた作業計画を決定することにより、任意の補充作業回数にわたって作業員に現金自動取引装置に対して補充作業を行なわせることができ、作業員に補充作業の他に付帯作業を行なわせることができるので利便性が高く、又、現金自動取引装置の実際の在高の情報を多く取得することができ、現金自動取引装置の資金需要の予測精度を向上させることができる。又、任意に設定することができるので利便性が高い。
【0124】
(2)変更部によって作業計画が変更された時に、計画作成部が、変更後の作業計画に基づいて、補充作業日もしくは補充品数量の少なくともいずれか一方を再度決定するので、容易に作業計画を変更することができて利便性が高い。
(3)変更部が、表示部に表示された作業計画を変更可能な変更画面を介して入力された情報に基づいて、作業計画を変更することにより、作業計画の変更を容易に行なうことができるので利便性が高い。
【0125】
(4) 表示制御部が、変更部により作業計画が変更される際に、変更前の作業計画と変更後の作業計画との表示色が異なるように表示部を制御するので、オペレータに対する視認性が向上し利便性が高い。
(5) 評価部が、計画作成部により決定された作業計画について、現金自動取引装置における実現性を評価し、警告部が、作業計画の実現性が低いと判断された場合に警告を発するので、ペレータが、実現性が低い補充作業が設定されたことを容易に且つ迅速に知ることができ、作業計画の信頼性を向上させることができる。
【0126】
(6)複数の現金自動取引装置の補充日を容易に合わせることができ、作業員の補充作業に対して支払う費用を削減することにより運用コストを削減することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態としての作業計画立案システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施形態としての作業計画立案システムの作業計画立案部の具体的な構成を模式的に示す図である。
【図3】本発明の第1実施形態としての作業計画立案システムにおける、作業条件を入力するための入力画面の例を示す図である。
【図4】本発明の第1実施形態としての作業計画立案システムにおける需要予測部による需要予測の例を示す図である。
【図5】本発明の第1実施形態としての作業計画立案システムにおける作業計画の表示例を示す図である。
【図6】本発明の第1実施形態としての作業計画立案システムにおける作業計画の変更方法を説明するための図である。
【図7】本発明の第1実施形態としての作業計画立案システムにおける作業計画の変更方法を説明するための図である。
【図8】本発明の第1実施形態としての作業計画立案システムにおける補充計画作成手法を説明するためのフローチャートである。
【図9】本発明の第1実施形態としての作業計画立案システムにおける他の補充計画作成手法を説明するためのフローチャートである。
【図10】本発明の第1実施形態としての作業計画立案システムによって作成される作業計画の例を示す図である。
【図11】本発明の第1実施形態としての作業計画立案システムによって作成される作業計画の例を示す図である。
【図12】本発明の第1実施形態としての作業計画立案システムによって作成される作業計画の例を示す図である。
【図13】本発明の第2及び第3実施形態としての作業計画立案システムの構成を示すブロック図である。
【図14】本発明の第2実施形態としての作業計画立案システムにおける補充計画作成手法を説明するためのフローチャートである。
【図15】本発明の第2実施形態としての作業計画立案システムによって作成される作業計画の例を示す図である。
【図16】本発明の第2実施形態としての作業計画立案システムによって作成される作業計画の例を示す図である。
【図17】本発明の第2実施形態としての作業計画立案システムによって作成される作業計画の例を示す図である。
【図18】本発明の第2実施形態としての作業計画立案システムによって作成される作業計画の例を示す図である。
【図19】本発明の第3実施形態としての作業計画立案システムにおける補充計画作成手法を説明するためのフローチャートである。
【図20】本発明の第3実施形態としての作業計画立案システムによって作成される作業計画の例を示す図である。
【図21】本発明の第3実施形態としての作業計画立案システムによって作成される作業計画の例を示す図である。
【図22】本発明の第3実施形態としての作業計画立案システムによって作成される作業計画の例を示す図である。
【図23】本発明の第3実施形態としての作業計画立案システムによって作成される作業計画の例を示す図である。
【符号の説明】
1a,1b,1c 作業計画立案システム
2 需要予測部
3 計画作成部
4 出力部
5a,5b,5c 作業計画立案部
6 通信回線
7 入力部
8 変更部
9 評価部
10 ATM(現金自動取引装置)
11 警告部
12 補充品予測部
13b,13c 計画補正部
20 コンピュータ本体
21 需要予測データベース
22 ディスプレイ装置
22a 入力画面
22a−1 固定補充日入力領域
22a−2 最低補充回数入力領域
23 入力装置(入力部)
25 HDD
26 CPU
27 ROM
28 メモリ
29 I/F制御部
30 通信制御部
31 プリンタ
32 表示制御装置
102 営業店
103 無人店舗

Claims (4)

  1. 現金その他物品を所要量収容し該現金その他物品についての補充が必要な現金自動取引装置に対し作業員が行なう上記の現金その他物品についての1回以上の補充作業について計画を立案する作業計画立案システムであって、
    所定期間内における該現金自動取引装置に対する上記補充作業の回数および必ず該補充作業を行なう特定補充作業日を入力する入力装置と、
    記憶装置に形成され、該現金自動取引装置における取引データが書き込まれる需要予測データベースと、
    情報処理装置のCPU(Central Processing Unit)により、該需要予測データベースに記憶された該取引データに基づいて、該現金自動取引装置における補充品としての上記現金その他物品の単位時間あたりの需要予測を行なう需要予測部と、
    該CPUにより、該需要予測部による需要予測結果と、該入力装置から入力された補充作業回数および特定補充作業日とに基づき、上記所定期間内に上記の補充作業回数にわたって該補充作業が行なわれるよう、該特定補充作業日を含む補充作業日と該当補充作業日における補充品数量とをそなえた作業計画を決定する計画作成部とをそなえ、
    該計画作成部が、
    該需要予測部による、上記所定期間内における該需要予測結果と、該入力装置から入力された上記の補充作業回数とに基づいて、該補充作業1回あたりの補充数を算出し、
    該需要予測結果に基づいて、該現金自動取引装置の日毎の在高数を算出し、
    上記の在高数の算出に際して、算出された在高数が所定の基準値以下となる日と、該特定補充作業日とを該補充作業日として設定するとともに、該補充作業日の在高数に前記補充作業1回あたりの補充数を加算することを特徴とする、作業計画立案システム。
  2. 現金その他物品を所要量収容し該現金その他物品についての補充が必要な複数の現金自動取引装置に対し作業員が行なう上記の現金その他物品についての1回以上の補充作業について計画を立案する作業計画立案システムであって、
    記憶装置に形成され、該現金自動取引装置における取引データが書き込まれる需要予測データベースと、
    情報処理装置のCPU(Central Processing Unit)により、該需要予測データベースに記憶された該取引データに基づいて、該現金自動取引装置における補充品としての上記現金その他物品の単位時間あたりの需要予測を行なう需要予測部と、
    該CPUにより、該需要予測部による需要予測結果に基づいて、前記複数の現金自動取引装置における補充品としての上記現金その他物品の補充必要日をそれぞれ作業計画として予測可能な補充日予測部と、
    該CPUにより、該補充日予測部によって予測された前記複数の現金自動取引装置についての該補充必要日に基づいて、前記複数の現金自動取引装置のうち補充必要回数が最も多い該現金自動取引装置の補充日を基準補充日として、他の該現金自動取引装置の補充日を該基準補充日を中心に調整して、該作業計画を補正する計画補正部とをそなえ、
    該計画補正部が、
    前記複数の現金自動取引装置のうち補充必要回数が最も多い該現金自動取引装置を選択し、
    補充必要回数が最も多い該現金自動取引装置の補充日を基準補充日として、他の該現金自動取引装置の補充日を該基準補充日に合わせて設定し、
    該需要予測結果に基づいて、前記複数の現金自動取引装置にそれぞれにおいて、上記の設定された補充日について、その前後の補充日との間の期間について前記補充品としての上記現金その他物品の需要予測数の総計を該需要予測部による日毎の需要予測に基づいて算出し、
    該総計と該現金自動取引装置の在高予測とに基づいて、不要な補充日を削除することを特徴とする、作業計画立案システム。
  3. 現金その他物品を所要量収容し該現金その他物品についての補充が必要な現金自動取引装置に対し作業員が行なう上記の現金その他物品についての1回以上の補充作業について計画を立案する作業計画立案機能をコンピュータに実行させるための作業計画立案プログラムであって、
    所定期間内における該現金自動取引装置に対する上記補充作業の回数および必ず該補充作業を行なう特定補充作業日を入力する入力部と、
    記憶装置に形成され、該現金取引装置における取引データが書き込まれる需要予測データベースに記憶された、該現金自動取引装置における取引データに基づいて、予測された、該現金自動取引装置における補充品としての上記現金その他物品の単位時間あたりの需要予測結果と、該入力部から入力された補充作業回数および特定補充作業日とに基づき、上記所定期間内に上記の補充作業回数にわたって該補充作業が行なわれるよう、該特定補充作業日を含む補充作業日と該当補充作業日における補充品数量とをそなえた作業計画を決定する計画作成部として、該コンピュータを機能させ、
    該計画作成部が、
    上記所定期間内における該需要予測結果と、該入力部から入力された上記の補充作業回数とに基づいて、該補充作業1回あたりの補充数を算出し、
    該需要予測結果に基づいて、該現金自動取引装置の日毎の在高数を算出し、
    上記の在高数の算出に際して、算出された在高数が所定の基準値以下となる日と、該特定補充作業日とを該補充作業日として設定するとともに、該補充作業日の在高数に前記補充作業1回あたりの補充数を加算するように該コンピュータを機能させることを特徴とする、作業計画立案プログラム。
  4. 現金その他物品を所要量収容し該現金その他物品についての補充が必要な現金自動取引装置に対し作業員が行なう上記の現金その他物品についての1回以上の補充作業について計画を立案する作業計画立案機能をコンピュータに実行させるための作業計画立案プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体であって、
    該作業計画立案プログラムが、
    所定期間内における該現金自動取引装置に対する上記補充作業の回数および必ず該補充作業を行なう特定補充作業日を入力する入力部と、
    記憶装置に形成され、該現金取引装置における取引データが書き込まれる需要予測データベースに記憶された、該現金自動取引装置における取引データに基づいて、予測された、該現金自動取引装置における補充品としての上記現金その他物品の単位時間あたりの需要予測結果と、該入力部から入力された補充作業回数および特定補充作業日とに基づき、上記所定期間内に上記の補充作業回数にわたって該補充作業が行なわれるよう、該特定補充作業日を含む補充作業日と該当補充作業日における補充品数量とをそなえた作業計画を決定する計画作成部として、該コンピュータを機能させ、
    該計画作成部が、
    上記所定期間内における該需要予測結果と、該入力部から入力された上記の補充作業回数とに基づいて、該補充作業1回あたりの補充数を算出し、
    該需要予測結果に基づいて、該現金自動取引装置の日毎の在高数を算出し、
    上記の在高数の算出に際して、算出された在高数が所定の基準値以下となる日と、該特定補充作業日とを該補充作業日として設定するとともに、該補充作業日の在高数に前記補充作業1回あたりの補充数を加算するように該コンピュータを機能させることを特徴とする、作業計画立案プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
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