JP6069065B2 - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6069065B2
JP6069065B2 JP2013063886A JP2013063886A JP6069065B2 JP 6069065 B2 JP6069065 B2 JP 6069065B2 JP 2013063886 A JP2013063886 A JP 2013063886A JP 2013063886 A JP2013063886 A JP 2013063886A JP 6069065 B2 JP6069065 B2 JP 6069065B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
loading
day
temporary
plan
prediction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013063886A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014191404A (ja
Inventor
哲宏 染矢
哲宏 染矢
太郎 神野
太郎 神野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP2013063886A priority Critical patent/JP6069065B2/ja
Publication of JP2014191404A publication Critical patent/JP2014191404A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6069065B2 publication Critical patent/JP6069065B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
近年、自動取引装置(ATM:automated−teller machine)が銀行、駅構内、およびコンビニエンスストアなど、多様な場所に設置されるようになっている。この自動取引装置は、利用者自身の操作で自動的に出金、入金および残高照会などの各種取引を行うことができ、銀行窓口の営業終了後も稼働しているため、今後、増々設置台数が増えるものと予想される。
このような自動取引装置における現金等の取引媒体の需要を管理し、効率的な運用を行うことは、銀行などの金融機関にとって極めて重要になっている。特に、自動取引装置内の取引媒体に不足が生じないように、十分な量の取引媒体を装填するための装填計画を策定する技術が求められている。
例えば、下記特許文献1では、予め定めた装填計画に基づいて現金を自動取引装置に装填しつつ、装填日当日に臨時補充(臨時装填)の計画がなされた場合には装填計画をキャンセルする技術が開示されている。
また、下記特許文献2では、予め定めた装填計画に基づいて現金を自動取引装置に装填しつつ、紙幣残量から装填予定日前に紙幣不足が予想される場合、紙幣不足日を予測して警告する技術が開示されている。
特開平9−311900号公報 特開2004−220387号公報
一般的に、取引媒体を装填するためには、店舗間の装填経路の策定等のための相応の準備期間を要する。このため、金融機関は、所定日数先の装填計画を計画して、警送と呼ばれる専門機関に予め装填を依頼している。よって、後日に装填計画を変更する場合には多大なコストが発生する。
しかしながら、突発的な需要増等により臨時装填が発生して、装填計画に狂いが生じてしまう場合がある。このような臨時装填に関し、上記特許文献では、装填計画をキャンセルする技術や警告する技術が開示されているが、臨時装填が発生した後に生じた装填計画の狂いを正すことについては何ら言及されていなかった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、臨時装填を予測し、予測した臨時装填を織り込んだ装填計画を計画することが可能な、新規かつ改良された情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、自動取引装置が保有する取引媒体の保有量を取得する取得部と、前記取引媒体の需要量を予測する需要予測部と、第1の期間における前記取引媒体の装填計画を計画する計画部と、前記保有量、前記需要量の予測および前記第1の期間における装填計画に基づいて前記取引媒体の臨時装填を予測する臨時装填予測部と、を備え、前記計画部は、前記臨時装填の予測に基づいて前記第1の期間の後の第2の期間における装填計画を計画する、情報処理装置が提供される。
前記臨時装填予測部は、前記第1の期間における臨時装填を予測してもよい。
前記計画部は、さらに前記保有量、前記需要量の予測、および前記第1の期間における装填計画に基づいて前記第2の期間における装填計画を計画してもよい。
前記臨時装填予測部は、さらに前記第2の期間における装填計画に基づいて臨時装填を予測し、前記計画部は、前記第2の期間における装填計画に基づいた臨時装填の予測に応じて前記第2の期間の後の第3の期間における装填計画を計画してもよい。
前記装填計画は、日毎の前記取引媒体の装填量を示す計画であり、前記第1の期間は、日毎の起算日から所定日数を含む期間であり、前記計画部は、前記第1の期間の翌日を前記第2の期間として日毎に装填計画を計画してもよい。
前記取得部は、前記臨時装填の実績を取得し、前記計画部は、前記取得部により取得された前記臨時装填が有った日の翌日は装填がされないものとして前記第2の期間における装填計画を計画してもよい。
前記計画部は、前記臨時装填予測部により臨時装填があると予測された日の翌日は装填がされないものとして前記第2の期間における装填計画を計画してもよい。
前記情報処理装置は、前記保有量、前記需要量の予測、前記第1の期間における装填計画、および前記臨時装填の予測に基づいて、前記自動取引装置が日毎の取引開始前に保有すると予測される前記取引媒体の予測保有量を予測する保有量予測部をさらに備えてもよい。
前記臨時装填予測部は、臨時装填を予測する対象である予測対象日について前記保有量予測部により予測された予測保有量および前記装填計画が示す装填量の和から前記需要量を差し引いた値が第1の閾値未満である場合に、前記臨時装填があるものと予測してもよい。
前記計画部は、装填計画を計画する対象である計画対象日について前記保有量予測部により予測された予測保有量から前記需要量を差し引いた値が第2の閾値未満である場合に、装填を行うものとして装填計画を計画してもよい。
前記情報処理装置は、前記第2の期間における装填計画に基づいて前記取引媒体の装填を外部に依頼する装填依頼部をさらに備えてもよい。
前記取引媒体は現金であってもよい。
前記取引媒体は物品であってもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、自動取引装置が保有する取引媒体の保有量を取得するステップと、前記取引媒体の需要量を予測するステップと、第1の期間における前記取引媒体の装填計画を計画するステップと、前記保有量、前記需要量の予測および前記第1の期間における装填計画に基づいて前記取引媒体の臨時装填を予測するステップと、前記臨時装填の予測に基づいて前記第1の期間の後の第2の期間における装填計画を計画するステップと、を備える方法処理方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータに、自動取引装置が保有する取引媒体の保有量を取得するステップと、前記取引媒体の需要量を予測するステップと、第1の期間における前記取引媒体の装填計画を計画するステップと、前記保有量、前記需要量の予測および前記第1の期間における装填計画に基づいて前記取引媒体の臨時装填を予測するステップと、前記臨時装填の予測に基づいて前記第1の期間の後の第2の期間における装填計画を計画するステップと、を実行させるためのプログラムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、臨時装填を予測し、予測した臨時装填を織り込んだ装填計画を計画することが可能である。
本発明の一実施形態に係る装填計画システムの概要を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る装填管理装置の内部構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る装填管理装置の動作処理を示すフローチャートである。 比較例に係る装填管理装置による装填計画の一例を示す説明図である。 比較例に係る装填管理装置による装填計画の一例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る装填管理装置による装填計画の一例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る装填管理装置による装填計画の一例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る装填管理装置による装填計画の一例を示す説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<1.本発明の一実施形態に係る装填計画システム>
[1−1.基本構成]
本発明の一実施形態に係る情報処理装置は、臨時装填を予測し、予測した臨時装填を織り込んだ装填計画を計画する。ここで、装填計画とは、各自動取引装置7から現金が無くなる前に、事前に現金を装填するために策定される、装填するタイミングおよび装填枚数を含む計画である。また、臨時装填とは、資金切れのリスクを回避するために、金融機関が装填計画に基づかずに行う、臨時の現金装填である。なお、装填計画に基づいて現金を装填することを、以下では計画装填とも称し、臨時装填と区別する。本発明は、多様な形態で実施され得る。以下では、まず、図1を参照して、本発明の一実施形態に係る情報処理装置による装填計画システムの概要について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る装填計画システムの概要を示す説明図である。図1に示したように、装填計画システムは、装填管理装置1、需要予測部2、自動取引装置監視部3、金融機関ホスト4、支店5−1、5−2、端末管理部6、自動取引装置7−1、7−2、および専用網8を有する。なお、本明細書では、本発明の一実施形態に係る情報処理装置は装填管理装置1として実現されるものとして説明する。また、支店5−1、5−2を特に区別する必要が無い場合、支店5と総称する。同様に、自動取引装置7−1、7−2を特に区別する必要が無い場合、自動取引装置7と総称する。以下、装填計画システムが有する各構成要素について説明する。
(支店5)
支店5は、金融機関の店舗である。図1に示したように、支店5には、端末管理部6および複数の自動取引装置7が設置される。なお、本明細書では、端末管理部6および自動取引装置7が金融機関の店舗である支店5に設置される例を説明するが、コンビニエンスストア、駅構内、デパート、ホテル、オフィスビルなどの多様な施設に設置され得る。
(端末管理部6)
端末管理部6は、同一の支店5内に設置された自動取引装置7を管理する機能を有する。具体的には、端末管理部6は、自動取引装置7が保有する取引媒体の保有量や稼働状況、取引内容等を管理する。以下では、自動取引装置7が保有する取引媒体の保有量を、有り高とも称する。端末管理部6は、専用網8を介して、自動取引装置監視部3および金融機関ホスト4に接続されており、管理下にある自動取引装置7における有り高等の情報を、自動取引装置監視部3および金融機関ホスト4に送信する。
(自動取引装置7)
自動取引装置7は、金融機関の顧客による操作に基づいて金銭の取引を実行する顧客操作型端末である。自動取引装置7は、現金や通帳、カード、レシート用紙等の多様な取引媒体が装填されており、取引処理の際に取引媒体が流出/流入する。本明細書では、取引媒体の一例として現金を対象とし、装填管理装置1は自動取引装置7に現金を装填するための装填計画を計画するものとする。
(専用網8)
専用網8は、専用網8に接続されている装置から送信される情報の有線、または無線の伝送路である。専用網8は、金融機関のネットワークであり、例えば専用線またはIP−VPN(Internet Protocol−Virtual Private Network)により構成される。
(金融機関ホスト4)
金融機関ホスト4は、自動取引装置7の上位装置として、専用網8を介して自動取引装置7と通信することにより、各種取引を制御する。例えば、金融機関ホスト4は、自動取引装置7を操作する顧客の認証や、自動取引装置7において顧客により指示された入金や振込などの金銭取引(勘定の取引処理)を実行する。また、金融機関ホスト4は、口座番号、暗証番号、氏名、住所、年齢、生年月日、電話番号、職業、家族構成、年収、預金口座残高などの顧客情報(口座の元帳)を管理する。
(自動取引装置監視部3)
自動取引装置監視部3は、自動取引装置7が保有する現金の有り高を取得する取得部としての機能を有する。より具体的には、自動取引装置監視部3は、専用網8を介して端末管理部6と通信を行うことにより、端末管理部6の管理下にある各自動取引装置7における有り高を監視する。また、自動取引装置監視部3は、自動取引装置7において臨時装填が発生したことを示す、臨時装填の実績を取得する。他にも、自動取引装置監視部3は、取引の状況、エラー(現金切れや紙幣詰まりなど)の有無、稼働状況などを監視している。自動取引装置監視部3は、自動取引装置7内の有り高を、装填管理装置1および需要予測部2に通知する。
(需要予測部2)
需要予測部2は、各自動取引装置7の未来における現金需要量を予測する機能を有する。自動取引装置7では、例えば出金取引により現金が流出するため、適切なタイミングでの現金の装填を要する。このため、需要予測部2は、個々の自動取引装置7における過去の取引実績に基づいて未来の現金需要を予測する。需要予測部2は、自動取引装置監視部3により取得された自動取引装置7の有り高や取引の状況を示す情報を蓄積し、蓄積した情報に基づいて未来の現金需要を予測してもよい。なお、以下では需要予測部2が予測した現金需要量を、流出予測とも称する。需要予測部2は、予測した流出予測を装填管理装置1に通知する。
(装填管理装置1)
装填管理装置1は、対象となる自動取引装置7の有り高および流出予測に基づいて、装填計画を計画する。装填管理装置1が計画する装填計画は、日毎の現金の装填量を示す計画である。本実施形態では特に、装填管理装置1が、自動取引装置7で発生する臨時装填を予測し、予測した臨時装填に基づいて装填計画を計画することを特徴とする。以下、このような特徴を有する装填管理装置1の概要について説明する。
本実施形態に係る装填管理装置1は、警送による装填に必要な準備期間を確保するため、数日後を対象として装填計画を計画する。以下では、装填計画の対象となる数日後を計画対象日(第2の期間)と称する。また、装填管理装置1は、日毎に計画対象日における装填計画を計画するものとする。本明細書においては、毎朝の取引開始前に装填計画を計画するものとし、計画する日を単に当日とも称する。
装填管理装置1は、毎朝、数日後を計画対象日として装填計画を計画する。その翌日、装填管理装置1は、前日には計画対象日としていた日の翌日(第3の期間)を計画対象日として、装填計画を計画する。このとき、装填管理装置1は、計画対象日前日までの装填計画に基づいて、逐次的に計画対象日の装填計画を計画する。ここで、装填管理装置1は、装填計画を計画する際には、有り高、流出予測、および計画対象日の前日までの装填計画に基づいて、当日(起算日)から計画対象日の前日までの所定日数を含む期間(第1の期間)に発生する臨時装填を予測する。そして、装填管理装置1は、有り高、流出予測、および計画対象日の前日までの装填計画に加え、さらに予測した臨時装填の予測に基づいて、当該期間の翌日である計画対象日における装填計画を計画する。
なお、本実施形態では計画対象日は1日として説明するが、複数日であってもよい。また、装填管理装置1は、毎夜の取引終了後に、翌日から計画対象日の前日までに発生する臨時装填を予測し、計画対象日における装填計画を計画してもよい。
なお、説明を簡略化するため、本明細書では1つの金種について装填計画を計画する例について説明するが、本技術はかかる例に限定されない。装填管理装置1は、万券や千券、硬貨などの複数の金種に対して有り高の推移を算出し、何れかの金種が不足する日に複数の金種に対して装填計画を計画してもよい。
以下、図2を参照して、装填管理装置1の内部構成について詳細に説明する。
[1−2.装填管理装置1の内部構成]
図2は、本発明の一実施形態に係る装填管理装置1の内部構成を示すブロック図である。図2に示したように、装填管理装置1は、制御部10、装填依頼部20、需要予測記憶部30、装填計画記憶部40、およびパラメータ記憶部50を有する。以下、装填管理装置1が有する各構成要素について説明する。
(需要予測記憶部30)
需要予測記憶部30は、需要予測部2から出力された流出予測を記憶する。例えば、需要予測記憶部30は、1月や1週に一度などの周期で需要予測部2から流出予測を取得して記憶する。なお、需要予測記憶部30を、各自動取引装置7の未来における現金需要量を予測する需要予測部として捉えてもよい。需要予測記憶部30は、記憶した流出予測を制御部10に出力する。
(装填計画記憶部40)
装填計画記憶部40は、後述の計画部14により計画された装填計画を記憶する。装填計画記憶部40は、計画部14により出力された装填計画を記憶したり、記憶した装填計画を制御部10に出力したりする。
(パラメータ記憶部50)
パラメータ記憶部50は、計画部14および臨時装填予測部16により用いられるパラメータを記憶する。例えば、パラメータ記憶部50は、計画するタイミングが毎朝であること、計画対象日が何日後であるか、等を記憶する。他にも、パラメータ記憶部50は、自動取引装置7が保有し得る現金の上限枚数を示す計画上限枚数、および後述する計画装填の閾値、臨時装填の閾値、臨時装填の枚数などを記憶する。パラメータ記憶部50は、記憶したパラメータを制御部10に出力する。
(制御部10)
制御部10は、演算処理装置および制御装置として機能し、各種プログラムに従って装填管理装置1内の動作全般を制御する。制御部10は、例えばCPU(Central Processing Unit)、マイクロプロセッサによって実現される。なお、制御部10は、使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶するROM(Read Only Memory)、および適宜変化するパラメータ等を一時記憶するRAM(Random Access Memory)を含んでいてもよい。
制御部10は、自動取引装置監視部3から出力された自動取引装置7の有り高を取得する。なお、制御部10を、自動取引装置7における有り高を取得する取得部として捉えてもよい。また、制御部10は、自動取引装置7における臨時装填の実績を取得する。
制御部10は、自動取引装置7の有り高、臨時装填の実績、需要予測記憶部30から出力された流出予測、装填計画記憶部40から出力された、前日までに計画部14により計画された装填計画、パラメータ記憶部50から出力された各種パラメータに基づき、装填計画を計画する。制御部10は、保有量予測部12、計画部14および臨時装填予測部16としても機能する。
(保有量予測部12)
保有量予測部12は、自動取引装置7における有り高の推移を予測する機能を有する。より詳しくは、保有量予測部12は、日毎の取引開始前の朝時点で自動取引装置7が保有すると予測される有り高(予測保有量)を予測する機能を有する。以下では、取引開始前の朝時点で自動取引装置7が保有する有り高を、開始時有り高とも称する。また、取引終了時点で自動取引装置7が保有する有り高を、最終有り高とも称する。開始時有り高は前日の最終有り高と同数である。保有量予測部12は、当日の開始時有り高の実績、当日から予測対象の日の前日までの、流出予測、装填計画、臨時装填の予測に基づいて、予測対象の日における開始時有り高を予測する。より具体的には、保有量予測部12は、当日の開始時有り高の実績から、当日から予測対象の日の前日までの、流出予測を減算し、計画装填および臨時装填による装填枚数を加算することで、予測対象の日の開始時有り高を予測する。保有量予測部12は、予測した開始時有り高の予測を、計画部14および臨時装填予測部16に出力する。
(計画部14)
計画部14は、後述する臨時装填予測部16により予測された臨時装填の予測に基づいて計画対象日における装填計画を計画する。上述したように、計画部14は、数日後の計画対象日における装填計画を、毎日計画するものである。その中で、計画部14は、前日までに計画した装填計画に基づいて、装填計画を計画する。より詳しくは、計画部14は、計画対象日の前日までの期間(第1の期間)を計画対象日として過去に計画した装填計画(第1の期間における装填計画)に基づいて、計画対象日における装填計画を計画する。また、計画部14は、さらに計画対象日の開始時有り高の予測、流出予測に基づいて計画対象日における装填計画を計画する。
具体的には、まず、計画部14は、保有量予測部12により予測された計画対象日の開始時有り高の予測から計画対象日の流出予測を差し引くことで、計画装填がされなかった場合における最終有り高を予測する。続いて、計画部14は、計画対象日において計画装填がされなかった場合における最終有り高が計画装填の閾値(第2の閾値)を下回る(未満である)場合に、計画対象日において計画装填が必要である、と判定する。そして、計画部14は、装填後に自動取引装置7の有り高が計画上限枚数となるように、計画装填の枚数を決定することで、装填計画を計画する。
ここで、臨時装填が発生した場合、金融機関は、装填の重複による無駄の削減のため、臨時装填があった翌日に計画されていた装填をキャンセルする。そこで、計画部14は、自動取引装置7において臨時装填が発生した日の翌日には装填がされないものとして、計画対象日における装填計画を計画する。さらに、計画部14は、臨時装填予測部16により臨時装填があると予測された日の翌日は装填がされないものとして、計画対象日における装填計画を計画する。臨時装填予測部16が予測した通りに臨時装填が発生した場合、その翌日に計画されていた装填はキャンセルされるためである。このように、計画部14は、臨時装填予測部16により臨時装填が予測された場合に、予測された臨時装填が発生するものとして、臨時装填の予測を織り込んだ装填計画を計画することができる。
計画部14は、計画した装填計画を装填計画記憶部40に出力して、装填計画記憶部40に記憶させる。計画部14は、計画した装填計画を装填依頼部20に出力する。
(臨時装填予測部16)
臨時装填予測部16は、当日の開始時有り高の実績、流出予測、計画対象日の前日までの装填計画に基づいて、臨時装填を予測する。ここで、臨時装填予測部16は、当日から計画対象日の前日までの期間に発生し得る臨時装填を予測する。
より詳しくは、まず、臨時装填予測部16は、臨時装填を予測する対象である予測対象日(以下、予測日とも称する)における、臨時装填が発生しなかった場合における最終有り高を予測する。具体的には、保有量予測部12は、保有量予測部12により予測された予測日の開始時有り高の予測と予測日における計画装填が示す装填量との和から、予測日における流出予測を差し引くことで、臨時装填が発生しなかった場合における最終有り高を予測する。
続いて、臨時装填予測部16は、臨時装填が発生しなかった場合における最終有り高が臨時装填の閾値(第1の閾値)を下回る(未満である)場合に、予測日において臨時装填があるものと予測する。本明細書においては、臨時装填による装填枚数は、固定値であるものとする。臨時装填予測部16は、以上説明した処理を、当日から計画対象日の前日までを予測日として繰り返すことで、当日から計画対象日の前日までの期間に発生し得る臨時装填を予測する。
臨時装填予測部16は、予測した臨時装填を示す情報を保有量予測部12および計画部14に出力する。
(装填依頼部20)
装填依頼部20は、計画部14により計画された計画対象日の装填計画に基づいて、現金の装填を外部に依頼する機能を有する。具体的には装填依頼部20は、計画対象日、装填数および装填先の自動取引装置7を示す帳票を出力する。金融機関は、出力された帳票に基づいて警送に装填を依頼する。
以上、装填計画システム、および装填管理装置1の構成について説明した。続いて、図3を参照して、装填管理装置1の動作処理について説明する。
[1−3.動作処理]
図3は、本発明の一実施形態に係る装填管理装置1の動作処理を示すフローチャートである。図3に示したように、まず、ステップS104で、装填管理装置1は、自動取引装置監視部3を介して対象の自動取引装置7における前日の最終有り高、即ち当日の開始時有り高の実績を取得する。
続いて、ステップS108〜S120において、臨時装填予測部16は、当日から計画対象日の前日までを予測日として、臨時装填が発生するか否かを判定する。
まず、ステップS108において、装填管理装置1は、需要予測記憶部30から予測日の流出予測を取得し、装填計画記憶部40から予測日の装填計画を取得する。なお、ここで装填計画記憶部40から取得した予測日の装填計画とは、当該予測日を過去に計画対象日として計画部14が計画した装填計画である。
次に、ステップS112において、臨時装填予測部16は、予測日において臨時装填が発生しなかった場合の最終有り高を予測する。より詳しくは、まず、保有量予測部12が予測日の開始時有り高を予測する。そして、臨時装填予測部16は、予測日の開始時有り高の予測に装填計画が示す装填量を加算し、予測日の流出予測を減算することで、予測日において臨時装填が発生しなかった場合の最終有り高を予測する。
次いで、ステップS116において、臨時装填予測部16は、予測した最終有り高が、臨時装填の閾値を下回るか否かを判定する。
予測した最終有り高が臨時装填の閾値を下回る場合(S116/YES)、ステップS120で、臨時装填予測部16は、臨時装填が発生すると予測し、予測した最終有り高に、臨時装填による装填枚数を加算する。
予測した最終有り高が臨時装填の閾値を上回る場合(S116/NO)、臨時装填予測部16は、臨時装填は発生しないと予測する。
装填管理装置1は、以上説明したステップS108〜S120を、当日から計画対象日の前日までを予測日として繰り返すことで、当日から計画対象日の前日までに発生する臨時装填を予測する。
その後、ステップS124で、装填管理装置1は、需要予測記憶部30から計画対象日における対象の自動取引装置7の流出予測を取得する。
次いで、ステップS128で、計画部14は、計画対象日において計画装填がされなかった場合における最終有り高を予測する。より詳しくは、まず、保有量予測部12が計画対象日の開始時有り高を予測する。そして、計画部14は、計画対象日の開始時有り高の予測から計画対象日の流出予測を減算することで、計画対象日において計画装填がされなかった場合における最終有り高を予測する。
次いで、ステップS132において、計画部14は、予測した最終有り高が、計画装填の閾値を下回るか否かを判定する。
予測した最終有り高が計画装填の閾値を下回る場合(S132/YES)、ステップS136で、計画部14は、計画装填が必要であると判定し、装填計画を計画する。詳しくは、計画部14は、装填後に自動取引装置7の有り高が計画上限枚数となるように、計画装填の枚数を決定することで、装填計画を計画する。
予測した最終有り高が計画装填の閾値を上回る場合(S132/NO)、計画部14は、計画装填は不要であると判定し、処理を終了する。
以上、装填管理装置1の動作処理について説明した。
<2.具体例>
続いて、装填管理装置1が計画する装填計画について具体例を挙げて説明する。上述したように、本実施形態に係る装填管理装置1は、自動取引装置7で発生する臨時装填を予測し、予測した臨時装填に基づいて装填計画を計画することを特徴とする。そこで、装填管理装置1がかかる特徴を有することによる効果を説明するために、まず、この特徴を有さない比較例に係る装填管理装置において生じる問題点について、図4A〜図4Bを参照して説明する。
[2−1.比較例に係る装填計画]
図4A、図4Bは、比較例に係る装填管理装置による装填計画の一例を示す説明図である。図4A、図4Bに示す装填計画91〜97は、それぞれ1日目から7日目までに計画される装填計画を示している。
ここで、図4A、図4Bにおいて使用する用語の意味について、以下で定義する。なお、これらの用語は、後述する図5A〜図5Cにおいても共通して使用する。
・開始時有り高実績は、該当日の取引開始時点で自動取引装置7が保有する現金の枚数の実績である。
・流出予測は、現金流出予測に基づく該当日の流出予測枚数である(出金が正の数)。
・最終有り高予測は、該当日の取引終了時点で、計画装填および臨時装填が無かった場合に自動取引装置7が保有する現金有り高の予測であり、開始時有り高から流出予測を減算することで算出される。
・装填計画は、該当日に装填されることが計画された現金の枚数である。装填管理装置1により計画装填が不要であると判定された場合は「不要」とし、必要であると判定された場合は装填枚数に「要」を付与している。また、「キャンセル」は、前日に発生した臨時装填により、装填計画がキャンセルされ、装填されないことを示している。また、0は該当日に装填が計画されていないことを示している。
・最終有り高予測(装填枚数反映)は、該当日の取引終了時点で、自動取引装置7が保有する現金有り高の予測であり、最終有り高予測に計画装填による装填枚数を加算することで算出される。なお、流出予測と流出実績が同数である場合、最終有り高予測(装填枚数反映)は翌日の開始時有り高実績と同数となる。
・流出実績は、該当日に実際に取引された枚数の実績である(出金が正の数)。
・装填実績は、該当日に実際に装填された装填枚数であり、計画装填によるものと、臨時装填によるものが有る。臨時装填による装填については、装填枚数に「臨」を付与している。
比較例に係る装填管理装置におけるパラメータは以下の通りである。なお、これらの設定値は自動取引装置7が保有可能な枚数や金融機関、設置場所の特性等に応じて調整されるものであり、週毎や日毎に変更される場合もある。
計画タイミング:毎朝(取引開始前)
計画対象日 :2日後
計画上限枚数 :2500枚
計画装填の閾値:1000枚
計画装填の枚数:計画上限数(2500枚)−装填時の有り高
臨時装填の閾値:500枚
臨時装填の枚数:1500枚
本明細書では、2日前に装填計画を計画するものとして記載するが、実際には2営業日前や1営業日前に計画されることが多い。また、土日祝日には装填作業を行わない運用であることも多い。また、2日目の流出実績のみが流出予測を外れ、他の日では流出実績と流出予測とが一致する例を用いて説明するが、予測が大きく外れていなければ計画への影響は少ない。
比較例に係る装填管理装置は、上記説明した装填管理装置1とは異なり、臨時装填を予測することなく装填計画を計画する。具体的には、比較例に係る装填管理装置は、計画装填の閾値を切らないように装填計画を計画する。このとき、装填管理装置は、装填後に自動取引装置7の有り高が計画上限枚数となるように、装填計画を計画する。また、臨時装填の閾値を下回る場合は、資金切れのリスクがあるため、金融機関は装填計画に関わらず臨時装填を行う。臨時装填が発生した場合には、金融機関は、装填の重複による無駄の削減のため、臨時装填があった翌日の装填計画をキャンセルする。以下、図4Aを参照しながら、比較例に係る装填管理装置による装填計画について、1日目から順に説明する。
図4Aにおける装填計画91に示すように、1日目において、装填管理装置は、計画対象日である2日後の3日目に計画装填を行うか否か、およびその装填枚数を計画する。装填管理装置は、開始時有り高実績から、当日から計画対象日までの流出予測を減算し、計画されている計画装填の装填枚数を加算することで、計画対象日の有り高を予測する。
詳しくは、まず、装填管理装置は、1日目について、開始時有り高実績2000枚から流出予測400枚を減算することで最終有り高予測1600枚を算出し、続いて計画装填0枚であるため最終有り高予測(装填枚数反映)1600枚を算出する。次に、装填管理装置は、2日目について、前日である1日目の最終有り高予測(装填枚数反映)1600枚から流出予測500枚を減算することで最終有り高予測1100枚を算出し、続いて計画装填0枚であるため最終有り高予測(装填枚数反映)1100枚を算出する。そして、装填管理装置は、3日目について、前日である2日目の最終有り高予測(装填枚数反映)1100枚から流出予測600枚を減算することで最終有り高予測500枚を算出する。
ここで、最終有り高予測500枚は計画装填の閾値である1000枚を切っているため、装填管理装置は、計画装填が必要であると判定する。計画対象日の流出予測の半分である300枚が流出した時点で装填に行くと仮定すると、装填時の有り高は、前日の最終有り高予測(装填枚数反映)1100枚から300枚を減算した800枚であると見積もられる。そこで、装填管理装置は、装填時の有り高800枚を計画上限枚数の2500枚にするため、1700枚の装填を計画する。また、装填管理装置は、3日目の最終有り高予測(装填枚数反映)が、最終有り高予測500枚に計画装填1700枚を足し合わせた2200枚であると予測する。
2日目において、装填管理装置は、装填計画92に示すように、計画対象日である2日後の4日目に計画装填を行うか否か、およびその装填枚数を計画する。ここで、前日の1日目の流出実績は流出予測と同数の400枚であり、開始時有り高実績は1600枚となっている。まず、装填管理装置は、上記1日目について説明した通りに、計画対象日である4日目の有り高1300枚を予測する。そして、装填管理装置は、予測した4日目の最終有り高予測1300枚が計画装填の閾値である1000枚を上回っているため、計画装填は不要であると判定する。
ここで、2日目に、流出予測500枚を大幅に上回る1200枚が流出したとする。2日目の装填計画92に示したように、2日目の開始時有り高実績は1600枚であるため、取引終了時までに自動取引装置7の有り高は流出実績1200枚を差し引いた400枚に達し、臨時装填の閾値である500枚を下回ることになる。そこで、有り高が臨時装填の閾値である500枚を下回った時点で、自動取引装置監視部3により有り高不足が検出されるため、金融機関は1500枚の臨時装填を行う。また、金融機関は、上述したように、臨時装填が発生した翌日3日目の装填計画をキャンセルする。
3日目において、装填管理装置は、装填計画93に示すように、計画対象日である2日後の5日目に計画装填を行うか否か、およびその装填枚数を計画する。ここで、前日の2日目の流出実績は1200枚であり、臨時装填により1500枚が装填されたため、開始時有り高実績は1900枚となっている。まず、装填管理装置は、上記1日目について説明した通りに、計画対象日である5日目の有り高を予測する。なお、前日2日目に発生した臨時装填により3日目の計画装填がキャンセルされたため、3日目の計画装填は0枚となる。装填管理装置は、予測した5日目の最終有り高予測−200枚が計画装填の閾値である1000枚を下回っているため、計画装填は必要であると判定する。計画対象日において流出予測の半分である300枚が流出した時点で装填に行くと仮定すると、装填時の有り高は100枚であると見積もられるため、装填管理装置は、2400枚の装填を計画する。
4日目において、装填管理装置は、装填計画94に示すように、計画対象日である2日後の6日目に計画装填を行うか否か、およびその装填枚数を計画する。ここで、前日の3日目の流出実績は流出予測と同数の600枚であり、開始時有り高実績は1300枚となっている。まず、装填管理装置は、上記1日目について説明した通りに、計画対象日である6日目の有り高1300枚を予測する。そして、装填管理装置は、予測した6日目の最終有り高予測1300枚が計画装填の閾値である1000枚を上回っているため、計画装填は不要であると判定する。
ここで、4日目に、流出予測と同数の900枚が流出したとする。4日目の装填計画94に示したように、4日目の開始時有り高実績は1300枚であるため、取引終了時までに自動取引装置7の有り高は、流出実績900枚を差し引いた400枚に達し、臨時装填の閾値である500枚を下回ることになる。そこで、金融機関は、2日目と同様に、1500枚の臨時装填を行い、翌日5日目の装填計画をキャンセルする。
図4Bにおける装填計画95に示すように、5日目において、装填管理装置は、計画対象日である2日後の7日目に計画装填を行うか否か、およびその装填枚数を計画する。ここで、前日の4日目の流出実績は900枚であり、臨時装填により1500枚が装填されたため、開始時有り高実績は1900枚となっている。まず、装填管理装置は、上記1日目について説明した通りに、計画対象日である7日目の有り高を予測する。なお、前日4日目に発生した臨時装填により5日目の計画装填はキャンセルされたため、5日目の計画装填は0枚となる。装填管理装置は、予測した7日目の最終有り高予測−200枚が計画装填の閾値である1000枚を下回っているため、計画装填は必要であると判定し、2400枚の装填を計画する。
6日目において、装填管理装置は、装填計画96に示すように、計画対象日である2日後の8日目に計画装填を行うか否か、およびその装填枚数を計画する。ここで、前日の5日目の流出実績は流出予測と同数の600枚であり、開始時有り高実績は1300枚となっている。まず、装填管理装置は、上記1日目について説明した通りに、計画対象日である8日目の有り高1300枚を予測する。そして、装填管理装置は、予測した8日目の最終有り高予測1300枚が計画装填の閾値である1000枚を上回っているため、計画装填は不要であると判定する。
ここで、6日目に、流出予測と同数の900枚が流出したとする。6日目の装填計画96に示したように、6日目の開始時有り高実績は1300枚であるため、取引終了時までに自動取引装置7の有り高は、流出実績900枚を差し引いた400枚に達し、臨時装填の閾値である500枚を下回ることになる。そこで、金融機関は、2日目と同様に、1500枚の臨時装填を行い、翌日7日目の装填計画をキャンセルする。
7日目において、装填管理装置は、装填計画97に示すように、計画対象日である2日後の9日目に計画装填を行うか否か、およびその装填枚数を計画する。ここで、前日の6日目の流出実績は900枚であり、臨時装填により1500枚が装填されたため、開始時有り高実績は1900枚となっている。まず、装填管理装置は、上記1日目について説明した通りに、計画対象日である9日目の有り高を予測する。なお、前日6日目に発生した臨時装填により7日目の計画装填はキャンセルされたため、7日目の計画装填は0枚となる。装填管理装置は、予測した9日目の最終有り高予測−200枚が計画装填の閾値である1000枚を下回っているため、計画装填は必要であると判定し、2400枚の装填を計画する。
以上説明した例では、2日目の流出実績が流出予測を外れただけで、他の日は流出実績と流出予測とが一致しているにも関わらず、計画対象日に計画装填を計画、前日に臨時装填発生、当日の計画装填がキャンセル、を繰り返している。このように、比較例に係る装填管理装置においては、臨時装填が発生した以降の装填計画に狂いが生じてしまい、臨時装填が何度も発生する悪循環に陥ってしまう場合がある。
このような悪循環が発生する原因のひとつとして、臨時装填があった翌日の計画装填のキャンセルが挙げられる。他にも、装填計画を変更する場合には多大なコストが発生するため一度策定した装填計画を変更できないことが挙げられる。また、必要な準備期間を確保するために計画対象日が数日後となり、臨時装填の発生を装填計画に適切に反映することが難しいことが挙げられる。
しかしながら、装填の重複による無駄の削減のため臨時装填の翌日の計画装填をキャンセルすること、装填計画の変更ができないこと、および計画対象日が数日後となることは、自動取引装置7に係る装填計画を計画するためには不可避な制約条件である。そこで、本発明の一実施形態に係る装填管理装置1では、これらの制約条件下においても、上記説明した悪循環を回避可能となるよう、臨時装填を予測し、予測した臨時装填を織り込んだ装填計画を計画する。
[2−2.本実施形態に係る装填計画]
装填管理装置1は、上記比較例と異なり、臨時装填を予測して、予測した臨時装填に基づいて装填計画を計画する。より詳しくは、臨時装填の発生が予測される場合、装填管理装置1は、予測した通りに臨時装填が発生するものと仮定して有り高の推移を予測することで、臨時装填を織り込んだ装填計画を計画する。以下、図5A〜図5Cを参照して、装填管理装置1による装填計画の具体例について説明する。
図5A〜図5Cは、本発明の一実施形態に係る装填管理装置1による装填計画の一例を示す説明図である。図5A〜図5Cに示す装填計画101〜107は、それぞれ1日目から7日目までに計画される装填計画を示している。
ここで、図5A〜図5Cにおいて使用する用語の意味について、以下で定義する。
・臨時装填予測は、該当日において予測された臨時装填の有無、および装填枚数である。
臨時装填予測部16により臨時装填が発生しないと予測された場合は「無」とし、発生すると予測された場合は、臨時装填による装填枚数に「臨」を付与している。
・最終有り高予測(装填枚数反映)は、該当日の取引終了時点で、自動取引装置7が保有する現金有り高の予測である。上記比較例とは異なり、本実施形態では、最終有り高予測に計画装填による装填枚数および予測された臨時装填による装填枚数を加算することで算出される。
なお、装填管理装置1における各種パラメータは、上記説明した比較例に係るパラメータと同様である。また、流出予測および流出実績も、上記説明した比較例と同様とする。即ち、2日目の流出実績のみが流出予測を外れ、他の日では流出実績と流出予測とが一致する。
図5Aにおける装填計画101に示すように、1日目において、装填管理装置1は計画対象日である2日後の3日目までに臨時装填が発生するか否かを予測し、続いて3日目に計画装填を行うか否か、およびその装填枚数を計画する。
詳しくは、まず、臨時装填予測部16は、1日目について、開始時有り高実績2000枚から流出予測400枚を減算することで最終有り高予測1600枚を算出し、続いて計画装填0枚であるため、臨時装填が無い場合の最終有り高予測1600枚を算出する。1600枚は臨時装填の閾値500枚を上回るため、臨時装填予測部16は、臨時装填は発生しないと予測する。続いて、保有量予測部12は、1日目の開始時有り高実績2000枚から流出予測400枚を減算することで最終有り高予測1600枚を算出し、続いて計画装填0枚および臨時装填0枚を加算して最終有り高予測(装填枚数反映)、即ち2日目の開始時有り高の予測1600枚を算出する。
次に、臨時装填予測部16は、2日目について、同様にして臨時装填が無い場合の最終有り高予測1100枚を算出する。1100枚は臨時装填の閾値500枚を上回るため、臨時装填予測部16は、臨時装填は発生しないと予測する。保有量予測部12は、同様にして最終有り高予測(装填枚数反映)、即ち3日目の開始時有り高の予測1100枚を予測する。
そして、計画部14は、計画対象日である3日目について、計画装填がされなかった場合における最終有り高を予測する。具体的には、まず、保有量予測部12が予測した3日目の開始時有り高の予測1100枚から流出予測600枚を減算することで、最終有り高予測500枚を予測する。続いて、計画部14は、最終有り高予測500枚は計画装填の閾値である1000枚を下回っているため、計画装填が必要であると判定し、上記比較例と同様にして1700枚の装填を計画する。続いて、計画部14は、最終有り高予測500枚に計画装填1700枚を加算して、最終有り高予測(装填枚数反映)2200枚を算出する。
2日目において、装填管理装置1は、装填計画102に示すように、計画対象日である2日後の4日目までに臨時装填が発生するか否かを予測し、続いて4日目に計画装填を行うか否か、およびその装填枚数を計画する。まず、臨時装填予測部16は、2日目、3日目について、臨時装填が無い場合の最終有り高予測が臨時装填の閾値500枚を上回るため、臨時装填は発生しないと予測する。そして、計画部14は、計画対象日である4日目の最終有り高予測1300枚が計画装填の閾値である1000枚を上回っているため、計画装填は不要であると判定する。
ここで、3日目の装填計画103に示すように、比較例と同様に2日目において流出予測500枚を大幅に上回る1200枚が流出し、臨時装填が発生している。これにより、その翌日である3日目の計画装填はキャンセルされる。
3日目において、装填管理装置1は、装填計画103に示すように、計画対象日である2日後の5日目までに臨時装填が発生するか否かを予測し、続いて5日目に計画装填を行うか否か、およびその装填枚数を計画する。まず、臨時装填予測部16は、3日目について、臨時装填が無い場合の最終有り高予測1300枚が臨時装填の閾値500枚を上回るため、臨時装填は発生しないと予測する。次に、臨時装填予測部16は、4日目について、臨時装填が無い場合の最終有り高予測400枚が臨時装填の閾値500枚を下回るため、臨時装填が発生すると判定する。次いで、保有量予測部12は、臨時装填が無い場合の最終有り高予測400枚に臨時装填による装填数1500枚を加算して、最終有り高予測(装填枚数反映)1900枚を予測する。そして、計画部14は、計画対象日である5日目の最終有り高予測1300枚が計画装填の閾値である1000枚を上回っているため、計画装填は不要であると判定する。
なお、本具体例においては、計画部14は、計画対象日である5日目の最終有り高予測と計画装填の閾値とを比較することで、計画装填の有無を判定したが、本技術は係る例に限定されない。例えば、計画部14は、臨時装填があると予測された日の翌日は、計画装填がないものとして、計画装填不要としてもよい。予測した通りに臨時装填が発生した場合には、金融機関により翌日の装填計画がキャンセルされるためである。つまり、計画部14は、発生すると予測した臨時装填と共に、予測した臨時装填に付随する装填計画のキャンセルを織り込んだ装填計画を計画することができる。
図5Bにおける装填計画104に示すように、4日目において、装填管理装置1は、計画対象日である2日後の6日目までに臨時装填が発生するか否かを予測し、続いて6日目に計画装填を行うか否か、およびその装填枚数を計画する。まず、臨時装填予測部16は、4日目には臨時装填が発生し、5日目には臨時装填が発生しないと予測する。そして、計画部14は、計画対象日である6日目の最終有り高予測400枚が計画装填の閾値である1000枚を下回っているため、計画装填が必要であると判定し、1600枚の装填を計画する。
ここで、装填計画105に示すように、4日目において、臨時装填予測部16が予測した通りに臨時装填が発生し、1500枚が装填されている。装填計画103を参照して上記説明したように、装填管理装置1は、4日目において臨時装填が発生することを予測し、これを織り込んで翌日5日目の計画装填を0枚としている。よって、臨時装填の翌日の5日目の計画装填はもともと0枚であるため、比較例とは異なり装填計画がキャンセルされることがない。このため、装填管理装置1は、装填計画のキャンセルに係るコストを削減することができる。
5日目において、装填管理装置1は、装填計画105に示すように、計画対象日である2日後の7日目までに臨時装填が発生するか否かを予測し、続いて7日目に計画装填を行うか否か、およびその装填枚数を計画する。まず、臨時装填予測部16は、5日目、6日目について、臨時装填が無い場合の最終有り高予測が臨時装填の閾値500枚を上回るため、臨時装填は発生しないと予測する。そして、計画部14は、計画対象日である7日目の最終有り高予測1400枚が計画装填の閾値である1000枚を上回っているため、計画装填は不要であると判定する。
図5Cにおける装填計画106に示すように、6日目において、装填管理装置1は、計画対象日である2日後の8日目までに臨時装填が発生するか否かを予測し、続いて8日目に計画装填を行うか否か、およびその装填枚数を計画する。まず、臨時装填予測部16は、6日目、7日目について、臨時装填が無い場合の最終有り高予測が臨時装填の閾値500枚を上回るため、臨時装填は発生しないと予測する。そして、計画部14は、計画対象日である8日目の最終有り高予測500枚が計画装填の閾値である1000枚を下回っているため、計画装填が必要であると判定し、1500枚の装填を計画する。
7日目において、装填管理装置1は、装填計画107に示すように、計画対象日である2日後の9日目までに臨時装填が発生するか否かを予測し、続いて9日目に計画装填を行うか否か、およびその装填枚数を計画する。まず、臨時装填予測部16は、7日目、8日目について、臨時装填が無い場合の最終有り高予測が臨時装填の閾値500枚を上回るため、臨時装填は発生しないと予測する。そして、計画部14は、計画対象日である9日目の最終有り高予測1400枚が計画装填の閾値である1000枚を上回っているため、計画装填は不要であると判定する。
以上説明したように、本実施形態においては、2日目に発生した流出予測と流出実績との乖離による装填計画の狂いが、乖離が発生した時点で確定している4日目の装填計画までは影響を及ぼすが、それ以降の計画には影響を及ぼしていない。即ち、5日目以降には臨時装填が発生しない。
このように、装填管理装置1は、臨時装填を予測し、予測した臨時装填を織り込んだ装填計画を計画することで、突発的に発生した臨時装填による装填計画の狂いを正し、その後の装填計画への影響を低減することができる。このため、臨時装填の翌日の計画装填をキャンセルすること、装填計画の変更ができないこと、および計画対象日が数日後となること、という比較例と同様の制約条件下においても、比較例において発生したような悪循環を回避することが可能である。
ここで、臨時装填は事前に計画されたものではないため、警送の負荷が大きく、削減することが求められている。装填管理装置1では、上記説明したように、比較例において度々発生していた臨時装填を削減することができるため、警送に与える負荷を削減することができる。
また、装填管理装置1は、臨時装填の発生を予測しているが、臨時装填を計画しているわけではない。このため、予測した臨時装填が発生しないこともありえるが、このような場合であっても、翌日以降に臨時装填が発生して、予測のずれは収束する。
なお、上記例においては、金融機関が用いる臨時装填の閾値と、臨時装填予測部16が用いる臨時装填の閾値とを同値としたが、相違させてもよい。臨時装填予測部16は、用いる臨時装填の閾値を上下させることで、臨時装填を予測しながらも臨時装填が実際には発生しないような誤差を削減することが可能となる。
以上、本実施形態に係る装填計画の具体例について説明した。
<3.まとめ>
以上説明したように、本発明の一実施形態に係る装填管理装置1は、臨時装填を予測し、予測した臨時装填を織り込んだ装填計画を計画することが可能である。装填管理装置1は、突発的に発生した臨時装填によって、すでに計画した装填計画を変更できないために不可避的に生じる後日の臨時装填を予測し、装填計画に織り込むことで、後日の臨時装填を削減することができる。このため、装填管理装置1は、突発的に発生した臨時装填が、その後の装填計画に与える影響を軽減させることができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、自動取引装置7における現金保有量を対象として装填計画を計画するとしたが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、装填管理装置1は、自動取引装置7における通帳やカード、自動販売機における飲料や食品、タバコ等の日用品その他の物品を取引媒体として、装填計画を計画してもよい。
また、情報処理装置に内蔵されるCPU、ROMおよびRAMなどのハードウェアを、上述した装填管理装置1の各構成と同等の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも作成可能である。また、該コンピュータプログラムを記録した記録媒体も提供される。
1 装填管理装置1
2 需要予測部2
3 自動取引装置監視部3
4 金融機関ホスト4
5 支店5
6 端末管理部6
7 自動取引装置7
8 専用網8
10 制御部10
12 保有量予測部12
14 計画部14
16 臨時装填予測部16
20 装填依頼部20
30 需要予測記憶部30
40 装填計画記憶部40
50 パラメータ記憶部50
91〜97 比較例に係る装填計画
101〜107 本発明の一実施形態に係る装填計画

Claims (15)

  1. 自動取引装置が保有する取引媒体の保有量を取得する取得部と、
    前記取引媒体の需要量を予測する需要予測部と、
    第1の期間における前記取引媒体の装填計画を計画する計画部と、
    前記保有量、前記需要量の予測および前記第1の期間における装填計画に基づいて前記取引媒体の臨時装填を予測する臨時装填予測部と、
    を備え、
    前記計画部は、前記臨時装填の予測に基づいて前記第1の期間の後の第2の期間における装填計画を計画する、情報処理装置。
  2. 前記臨時装填予測部は、前記第1の期間における臨時装填を予測する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記計画部は、さらに前記保有量、前記需要量の予測、および前記第1の期間における装填計画に基づいて前記第2の期間における装填計画を計画する、請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記臨時装填予測部は、さらに前記第2の期間における装填計画に基づいて臨時装填を予測し、
    前記計画部は、前記第2の期間における装填計画に基づいた臨時装填の予測に応じて前記第2の期間の後の第3の期間における装填計画を計画する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記装填計画は、日毎の前記取引媒体の装填量を示す計画であり、
    前記第1の期間は、日毎の起算日から所定日数を含む期間であり、
    前記計画部は、前記第1の期間の翌日を前記第2の期間として日毎に装填計画を計画する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記取得部は、前記臨時装填の実績を取得し、
    前記計画部は、前記取得部により取得された前記臨時装填が有った日の翌日は装填がされないものとして前記第2の期間における装填計画を計画する、請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記計画部は、前記臨時装填予測部により臨時装填があると予測された日の翌日は装填がされないものとして前記第2の期間における装填計画を計画する、請求項5または6に記載の情報処理装置。
  8. 前記情報処理装置は、前記保有量、前記需要量の予測、前記第1の期間における装填計画、および前記臨時装填の予測に基づいて、前記自動取引装置が日毎の取引開始前に保有すると予測される前記取引媒体の予測保有量を予測する保有量予測部をさらに備える、請求項5〜7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. 前記臨時装填予測部は、臨時装填を予測する対象である予測対象日について前記保有量予測部により予測された予測保有量および前記装填計画が示す装填量の和から前記需要量を差し引いた値が第1の閾値未満である場合に、前記臨時装填があるものと予測する、請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記計画部は、装填計画を計画する対象である計画対象日について前記保有量予測部により予測された予測保有量から前記需要量を差し引いた値が第2の閾値未満である場合に、装填を行うものとして装填計画を計画する、請求項8または9に記載の情報処理装置。
  11. 前記情報処理装置は、前記第2の期間における装填計画に基づいて前記取引媒体の装填を外部に依頼する装填依頼部をさらに備える、請求項1〜10のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  12. 前記取引媒体は現金である、請求項1〜11のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  13. 前記取引媒体は物品である、請求項1〜12のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  14. 自動取引装置が保有する取引媒体の保有量を取得するステップと、
    前記取引媒体の需要量を予測するステップと、
    第1の期間における前記取引媒体の装填計画を計画するステップと、
    前記保有量、前記需要量の予測および前記第1の期間における装填計画に基づいて前記取引媒体の臨時装填を予測するステップと、
    前記臨時装填の予測に基づいて前記第1の期間の後の第2の期間における装填計画を計画するステップと、
    を備える情報処理装置が行う情報処理方法。
  15. コンピュータに、
    自動取引装置が保有する取引媒体の保有量を取得するステップと、
    前記取引媒体の需要量を予測するステップと、
    第1の期間における前記取引媒体の装填計画を計画するステップと、
    前記保有量、前記需要量の予測および前記第1の期間における装填計画に基づいて前記取引媒体の臨時装填を予測するステップと、
    前記臨時装填の予測に基づいて前記第1の期間の後の第2の期間における装填計画を計画するステップと、
    を実行させるためのプログラム。
JP2013063886A 2013-03-26 2013-03-26 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Active JP6069065B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013063886A JP6069065B2 (ja) 2013-03-26 2013-03-26 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013063886A JP6069065B2 (ja) 2013-03-26 2013-03-26 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014191404A JP2014191404A (ja) 2014-10-06
JP6069065B2 true JP6069065B2 (ja) 2017-01-25

Family

ID=51837639

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013063886A Active JP6069065B2 (ja) 2013-03-26 2013-03-26 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6069065B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6529112B2 (ja) * 2014-12-19 2019-06-12 グローリー株式会社 貨幣管理システム及び貨幣管理方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09311900A (ja) * 1996-05-23 1997-12-02 Hitachi Ltd 現金自動取引装置の現金補充スケジュール決定支援方法
JPH103493A (ja) * 1996-06-14 1998-01-06 Hitachi Ltd 巡回補充計画修正支援方法
JP2004070930A (ja) * 2002-06-10 2004-03-04 Japan Tobacco Inc 装填計画作成システムおよび装填計画作成方法
JP4394876B2 (ja) * 2002-12-25 2010-01-06 富士通株式会社 作業計画立案システム,作業計画立案プログラムおよび同プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体
JP2004220277A (ja) * 2003-01-14 2004-08-05 Oki Electric Ind Co Ltd 現金の装填回収チェックシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014191404A (ja) 2014-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8407119B2 (en) Forecasting levels of currency usage and need
US8812366B2 (en) Automatic generation of change orders
US12002319B1 (en) Cloud-based cash inventory management for on-premises cash handling devices
US11526821B2 (en) Managing media replenishment
US9111409B2 (en) Financial transactions processing system including cash automation machine
US20130346135A1 (en) Method And System For Servicing A Drop Safe
US10032158B2 (en) Settlement system, server device, terminal device, method and program
US20100082483A1 (en) Automatic Generation of Change Orders
CA2808440C (en) Advanced decision logic for transit acceptance
JP6069065B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
US8639594B2 (en) Cash management of self-service transactional devices
JP6329093B2 (ja) 自動現金預払機運用計画システム及び方法
US11587002B1 (en) Systems and methods for automated carrier routing including destination and carrier selection
JP2014178919A (ja) 資金管理装置および資金管理システム
JP6232882B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP2013020582A (ja) 釣銭配金サービスにおける補充釣銭数予測システム
JP6303363B2 (ja) 装填計画策定システム、装填計画策定方法、及びプログラム
JP4451183B2 (ja) 現金管理方法及び現金管理プログラム
KR101210745B1 (ko) 금융 자동화 기기의 잔고 부족 시간을 예측하는 현금 관리서버 및 방법
JP6336795B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP2014170461A (ja) 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム
JP6131078B2 (ja) 予測装置、予測方法及びプログラム
JP6165006B2 (ja) 情報処理装置、及びプログラム
KR101307730B1 (ko) 금융 자동화 기기의 운영 자금을 관리하는 현금 관리 서버및 방법
WO2021101442A1 (en) On-demand cash processing program, storage medium, on-demand cash processing system, and on-demand cash processing method

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150415

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20150415

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20150415

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151019

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160815

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160830

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161024

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161129

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161226

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6069065

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150