JP4394524B2 - パイロット形電磁弁 - Google Patents
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Description
このようなパイロット形電磁弁を構成するソレノイドコイルに励磁電流を供給する配線構造として、特許文献1に開示されるように、マニホールドブロックへのパイロット形電磁弁の組み付けにともなって、接続端子が同時に接続されるプラグイン構造が主流となっている。
また、特許文献2にはソレノイドコイルの励磁の有無に関わらず、手動切り換え弁の操作により主弁の開閉動作を制御可能としたパイロット形電磁弁が開示されている。
特許文献2に記載されたパイロット形電磁弁では、手動切り換え弁の操作により主弁の開閉動作を制御することができるが、パイロット圧作用室に圧縮流体を供給する第1流路と、パイロット圧作用室から圧縮流体を排出する第2流路とを共通の操作部で選択的に切り換える構成である。従って、誤操作のおそれがあるという問題点がある。
前記給気孔16は、パイロット弁部12からケース1内を経て、前記弁孔25の長手方向中央部に連通している。また、図3に示すように、給気孔16は弁孔25の基端部から圧力室6の周方向に伸び、さらに収容孔2の側方を経てケース1の下面に開口されている。そして、図6に示すように、前記弁軸26が弁孔25内に没入した状態では、パイロット弁部12に連なる給気孔16の開口部は、弁軸26に取着されたシール材32により弁孔25の基端側との連通が封止され、弁孔25と弁軸26との間の隙間から弁孔25外へ連通するようになっている。
次に、上記のように構成されたパイロット形電磁弁の動作を説明する。図1及び図4に示すように、スライダー27を下方へ押し下げて、弁軸26を弁孔25内に没入させない状態では、給気孔16は弁孔25を経て、パイロット弁部12の弁室13まで連通する状態となる。また、排気孔15はパイロット弁部12の弁室13から排気管まで連通されている。
(1)ソレノイド9が非励磁状態である場合には、第一の手動装置18を操作することにより、ソレノイド9が励磁状態である場合と同等の状態を得ることができる。
(2)ソレノイド9が励磁状態である場合には、第二の手動装置24を操作することにより、ソレノイド9が非励磁状態である場合と同等の状態を得ることができる。
(3)第一あるいは第二の手動装置18,24を操作することにより、マニホールド化された複数のパイロット形電磁弁の中から、特定のパイロット形電磁弁の主弁の開閉動作を、ソレノイド9の励磁、非励磁に関わらず手動で任意に操作することができる。従って、ソレノイド9に供給する励磁電流がシーケンスプログラムに基づいて各電磁弁にプラグイン構造で供給されていても、特定の電磁弁を手動操作することができる。
(4)第一の手動装置18と第二の手動装置24は、ケース1の上面と側面、すなわち直交する方向に位置する異なる外面に設けられ、かつ離れた位置に設けられているので、一方の手動装置の操作に基づいて他方の手動装置が連動して誤操作となるおそれはない。
(5)第一の手動装置18は、操作軸20を押圧する構成であり、第二の手動装置24はスライダー27を移動させる構成であるため、両手動装置の誤認による誤操作を防止することができる。
(6)スライダー27の位置を表示する表示部31を設けたことにより、第二の手動装置の操作状態を容易に確認することができる。
(7)第二の手動装置24はスライダー27を上下方向に移動させる構成であるため、このパイロット形電磁弁の設置位置において、ケース1の側方に操作者の指先が入るスペースを確保すれば、第二の手動装置24を操作可能である。従って、第二の手動装置24を操作するためにケース1の側方に大きなスペースを確保する必要がないので、このパイロット形電磁弁の設置位置の自由度を向上させることができる。
(8)第一及び第二の手動装置18,24は、電気的な接続を開閉するスイッチではないので、このパイロット形電磁弁を水の飛散する環境で使用しても、支障がない。
(9)第二の手動装置24は、スプール軸3の移動方向と等しい方向で移動する弁軸26で給気孔16を開閉する構成とした。従って、ケース1の下面からパイロット弁部12にパイロット圧を供給する給気孔16の中間部に介在させて、その給気孔16の連通あるいは封止を選択する弁構造を容易に構成することができる。
(10)ソレノイド9が非励磁である状態で、スライダー27を上方へ移動させてオフ状態とすれば、その後ソレノイド9が励磁されても、スプール軸3が動作することはない。
・第一の手動装置18及び第二の手動装置24は、ケース1の同一面に設けてもよい。
・スライダー27の移動方向は、上下方向以外の任意の方向としてもよい。
3 主弁(スプール軸)
5 ピストン
6 圧力室
8 電磁弁
9 ソレノイド
10 プランジャー
15 排気孔
16 給気孔
17 供給孔
18 第一の手動装置
20 操作軸
24 第二の手動装置
25 弁孔
26 弁軸
27 スライダー
Claims (3)
- パイロット圧の供給に基づいて開閉動作する主弁と、
前記主弁に供給するパイロット圧を制御する電磁弁と
を備えたパイロット形電磁弁において、
前記電磁弁の非励磁時に、該電磁弁の励磁動作時と同等のパイロット圧を前記主弁に供給可能とする第一の手動装置と、
前記電磁弁の励磁時に、該電磁弁の非励磁動作時と同等のパイロット圧を前記主弁に供給可能とする第二の手動装置と
を備え、
前記第一の手動装置と第二の手動装置とをケースの異なる外面に位置させ、前記第一の手動装置の操作部は、ケースの外面から押圧操作可能とした操作軸であり、前記第二の手動装置の操作部は、ケースの外面に沿って移動操作可能としたスライダーとし、前記第二の手動装置は、前記スライダーの移動操作に基づいて、前記パイロット圧の給気孔を封止し、かつ主弁に供給されたパイロット圧をケース外に排気する切換弁を備えたことを特徴とするパイロット形電磁弁。 - 前記第一の手動装置は、前記操作軸の押圧操作に基づいて、前記電磁弁のプランジャーをソレノイドの励磁による移動位置まで移動させるプランジャー駆動部を備えたことを特徴とする請求項1記載のパイロット形電磁弁。
- 前記切換弁は、前記主弁のスプール軸の移動方向と同方向に移動する弁軸を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載のパイロット形電磁弁。
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