JP4394471B2 - 消音器 - Google Patents

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本発明は、トラクタなどに設けられる消音器に関し、詳しくは、排気マニホールドと消音器本体を接続する接続部材の接合構造に関する。
トラクタなどに設けられる消音器は、エンジンの排気ガスを導入し、その排気音を消音する消音器本体と、エンジンの排気マニホールドと消音器本体を接続する接続部材とを備えて構成されている。接続部材は、通常、消音器本体の挿入孔に挿入され、その外周を消音器本体に溶着することにより、消音器本体に固着されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−61059号公報
しかしながら、従来の消音器では、接続部材を鋼管材で構成しているため、消音器本体との接合面積が制限され、接合強度が不足する可能性がある。これは、接続部材を鋼管材で構成した場合、排気マニホールドの排気口との関係で接続部材の径寸法が制限されるためである。
尚、特許文献1に示される消音器では、接続部材の先端部を消音器本体の内部に溶着することにより、接続部材の接合強度を高めているが、このようなものでは、工数が増加するだけでなく、消音器の組立て手順が複雑になり、コストアップを招来する不都合がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、エンジンの排気ガスを導入し、その排気音を消音する消音器本体と、前記エンジンの排気マニホールドと前記消音器本体を接続する接続部材とを備える消音器であって、前記接続部材は、排気マニホールドに接続される第一フランジ部と、消音器本体の入口に挿入される挿入部と、前記消音器本体の外面に沿い、全周が前記消音器本体に溶着される第二フランジ部と、下流側ほど通路径が広くなるようテーパを有していて、排気マニホールドから排気される排気ガスを消音器本体の内部に導く排気通路とを備えていて、鋳造品で構成されていることを特徴とする消音器である。このように構成すると、形状の自由度が高い鋳造品で接続部材を構成し、その全周を消音器本体に溶着することにより、接続部材と消音器本体の接合面積を大きくし、接続部材の接合強度を高めることが可能になる。しかも接続部材の接合面積を更に大きくすることができるだけでなく、消音器本体の外面に沿うフランジ部によって、接合部の曲げ強度も向上させることができる。
次に、本発明の実施形態について、図1〜図4を参照して説明する。これらの図面において、1はトラクタなどに設けられる消音器であって、該消音器1は、エンジン2の排気ガスを導入し、その排気音を消音する消音器本体3と、エンジン2の排気マニホールド4と消音器本体3を接続する接続部材5と、消音器本体3から排気ガスを排出する出口管6とを備えて構成されている。
消音器本体3は、両端が塞がれた円筒状の外皮7を備え、その内部に形成される拡張室8で排気ガスを減圧させる。外皮7の外周面一端部には、排気ガスを導入する入口7aが形成され、外周面他端部には、排気ガスを排出する出口7bが形成されている。出口7bには、鋼管材からなる出口管6が挿入され、その外周が外皮7に溶着されている。また、出口管6の中間部には、取付プレート9が溶着されており、この取付プレート9をラジエータブラケット10にネジ止めすることにより、消音器本体3の他端側が支持される。
接続部材5は、鋳鉄、アルミダイカストなどの鋳造品で構成されている。つまり、接続部材5を鋳造品で構成すると、鋼管材で構成する場合に比べて形状の自由度が高くなり、排気マニホールド4の排気口との関係で接続部材5の径寸法が制限されることもないため、接続部材5と消音器本体3との接合面積を任意に設定することが可能になる。
具体的に説明すると、接続部材5の一端部には、排気マニホールド4に接続される第一フランジ部5aを形成し、他端部には、消音器本体3の入口7aに挿入される挿入部5bと、消音器本体3の外周に接合される第二フランジ部5cとを形成してある。第二フランジ部5cは、消音器本体3の外周面に沿う円弧状のものであり、消音器本体3の外周面に沿わせた状態で全周が消音器本体3に溶着される。これにより、接続部材5の接合面積を大きくできるだけでなく、接合部分の曲げ強度も向上させることができる。
接続部材5の内部には、排気マニホールド4から排出される排気ガスを消音器本体3の内部に導く排気通路5dが形成されている。本実施形態の排気通路5dは、下流側ほど通路径が広くなるようにテーパ5eを有しており、排気抵抗(管摩擦)の低減を可能にしている。これにより、排気抵抗によるエンジン出力の低下を回避できるだけでなく、消音効果を高めることができる。
叙述の如く構成された実施形態のものは、エンジン2の排気ガスを導入し、その排気音を消音する消音器本体3と、エンジン2の排気マニホールド4と消音器本体3を接続する接続部材5とを備える消音器1であって、接続部材5が鋳造品で構成され、その全周が消音器本体3に溶着される。つまり、形状の自由度が高い鋳造品で接続部材5を構成し、その全周を消音器本体3に溶着することにより、接続部材5と消音器本体3の接合面積を大きくし、接続部材5の接合強度を高めることができる。
また、接続部材5は、消音器本体3の外面に沿う第二フランジ部5cを有し、該第二フランジ部5cの全周が消音器本体3に溶着されるため、接続部材5の接合面積を更に大きくすることができるだけでなく、消音器本体3の外面に沿う第二フランジ部5cによって、接合部の曲げ強度も向上させることができる。
次に、第一参考例について、図5〜図8を参照して説明する。ただし、前記実施形態と共通する構成については、実施形態と同じ符号を付し、実施形態の説明を援用する。
これらの図に示すように、第一参考例の消音器20は、消音器本体21、接続部材22及び出口管23を備えて構成されている。消音器本体21は、円筒状の外皮24を有し、外皮24の内部は、隔壁25によって拡張室26と共鳴室27に仕切られている。隔壁25には、共鳴入口管28が貫通状に固設され、この共鳴入口管28を介して拡張室26と共鳴室27が連通されている。
外皮24の一端面には、排気ガスを導入する入口24aが形成され、外周面他端部には、排気ガスを排出する出口24bが形成されている。出口24bには、鋼管材からなる出口管23が挿入され、その外周が外皮24に溶着されている。出口24bに挿入された出口管23の基端側は、共鳴室27から隔壁25を貫通して拡張室26に至り、多孔管28に連結されている。これにより、拡張室26内の排気ガスは、多孔管28の孔を介して出口管23に導かれ、出口管23の先端部から排出される。また、出口管23の中間部には、取付プレート29が溶着されており、この取付プレート29をラジエータブラケット10にネジ止めすることにより、消音器本体21の他端側が支持される。
接続部材22は、前記実施形態のものと同様に、鋳鉄、アルミダイカストなどの鋳造品で構成されている。接続部材22の一端部には、排気マニホールド4に接続するためのフランジ部22aが形成され、他端部には、箱状の拡張部22bが形成されている。拡張部22bの前端面は、消音器本体21の一端面に沿う形状を有し、その全周が消音器本体21に溶着される。これにより、接続部材22と消音器本体21の接合面積を大きくし、接合部への応力集中が避けられるだけでなく、振動に対する強度も向上させることができる。
拡張部22bの内部には、予備拡張室22cが形成され、入口24a及び連結管30を介して消音器本体21の拡張室26に連通されている。つまり、排気マニホールド4から接続部材22内に導かれた排気ガスは、接続部材22の予備拡張室22cで予備的に減圧されてから消音器本体21に導入される。これにより、接続部材22を利用して消音器20の消音効果を高めることが可能になる。また、接続部材22に拡張部22bを形成すると、消音器本体21の一端面前方部位にスペースが必要となるが、この部位は、通常、空きスペースとなっているため、空きスペースの有効利用が図れるという利点もある。
次に、第二参考例について、図9〜図12を参照して説明する。これらの図に示すように、第二参考例の消音器40は、消音器本体41、接続部材42、出口管43及び共鳴管44を備えて構成されている。消音器本体41は、円筒状の外皮45を有し、外皮45の内部は、隔壁46によって第一拡張室47と第二拡張室48に仕切られている。隔壁46には、連結管49が貫通状に固設され、この連結管49を介して第一拡張室47と第二拡張室48が連通されている。
外皮45の一端面には、排気ガスを導入する入口45aが形成され、外周面他端部には、排気ガスを排出する出口45bが形成されている。出口45bには、鋼管材からなる出口管43が挿入され、その外周が外皮45に溶着されている。また、出口管43の中間部は、取付プレート49に接合されており、この取付プレート49を介してラジエータブラケット10に支持されている。
接続部材42は、前記実施形態のものと同様に、鋳鉄、アルミダイカストなどの鋳造品で構成されている。接続部材42の一端部には、排気マニホールド4に接続するためのフランジ部42aが形成され、他端部には、消音器本体41に接合される接合部42bが形成されている。接合部42bの前端面は、消音器本体41の一端面に沿う形状を有し、その全周が消音器本体41に溶着される。これにより、接続部材42と消音器本体41の接合面積を大きくし、その接合強度を高めることができる。
また、接続部材42は、中間部から分岐する分岐部42cが形成されている。分岐部42cの先端部は、フランジ部42dが形成され、ここに共鳴管44が接合される。そして、共鳴管44の内部空間は、接続部材42の排気通路と連通することにより、消音器40の共鳴室として機能する。これにより、接続部材42を利用して消音器40の消音効果を高めることが可能になる。
また、本第二参考例では、接続部材42の前端部を取付プレート49に接合している。つまり、共鳴管44及び取付プレート49を介して、接続部材42と出口管43が一体的に連結されるようにしてある。これにより、共鳴管44を利用して消音器40の剛性を高めることが可能になる。
施形態に係る消音器の取付状態を示す側面図である。 施形態に係る消音器の側面図である。 施形態に係る消音器の平面図である。 施形態に係る消音器の正面図である。 第一参考例に係る消音器の取付状態を示す側面図である。 第一参考例に係る消音器の取付状態を示す正面図である。 第一参考例に係る消音器の側断面図である。 第一参考例に係る消音器の正面図である。 第二参考例に係る消音器の取付状態を示す側面図である。 第二参考例に係る消音器の取付状態を示す正面図である。 第二参考例に係る消音器の側断面図である。 第二参考例に係る消音器の正面図である。
符号の説明
1 消音器
2 エンジン
3 消音器本体
4 排気マニホールド
5 接続部材
5a 第一フランジ部
5c 第二フランジ部
20 消音器
21 消音器本体
22 接続部材
22b 拡張部
22c 予備拡張室
40 消音器
41 消音器本体
42 接続部材
42b 接合部
44 共鳴管

Claims (1)

  1. エンジンの排気ガスを導入し、その排気音を消音する消音器本体と、前記エンジンの排気マニホールドと前記消音器本体を接続する接続部材とを備える消音器であって、前記接続部材は、排気マニホールドに接続される第一フランジ部と、消音器本体の入口に挿入される挿入部と、前記消音器本体の外面に沿い、全周が前記消音器本体に溶着される第二フランジ部と、下流側ほど通路径が広くなるようテーパを有していて、排気マニホールドから排気される排気ガスを消音器本体の内部に導く排気通路とを備えていて、鋳造品で構成されていることを特徴とする消音器。
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