JP4393541B2 - パッキン及び蒸気調理器並びに蒸気調理器の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、加熱室内に蒸気を噴出して被加熱物の調理を行う蒸気調理器に関する。
従来の蒸気調理機は特許文献1に開示されている。この蒸気調理器は過熱蒸気を加熱媒体とし、加熱室内に配された受皿上に被加熱物が載置される。また、加熱室内の気体を循環させる送風ファンを備える。従来の蒸気調理器の送風ファンの構成を図6の断面図に示す。図6に示すように、送風ファン100はモータ101と羽根車102とを備える。羽根車102は加熱室内の気体を外部と隔絶する隔壁110の内側に設けられる。また、モータ101は隔壁110の外側に設けられる。隔壁110には貫通孔110aが設けられ、パッキン103が取り付けられている。パッキン103には挿通孔103aが設けられ、モータ101の回転軸101aは挿通孔103aに挿入されて配される。
特開2005−351510号公報
しかしながら、上記従来の蒸気調理器によると、パッキン103の両端の開口部にはそれぞれ内部に突出する軸支部103b、103cが設けられている。そのため、回転軸101aにグリスを塗布してパッキン103の挿通孔103aに挿入すると、軸支部103b、103cによってグリスが削がれてしまう。このためパッキン103内部に溜められるグリス量が減少し、回転軸101aとパッキン103との摩擦音や摩擦熱が発生しやすくなる。一方、摩擦音や摩擦熱を低減するために回転軸101aとパッキン103との間に隙間を設けて密着度を低下させると、隔壁110の外側の空気が隔壁110の内側に流入しやすくなる。したがって気密性が低下し、隔壁110の内側及び加熱室内の酸素濃度が増大する問題が生じる。この箇所での気密性が悪いと、たとえば加熱室内を0.1%程度の超低酸素状態に維持することが困難になる。そのため、食材を加熱調理する際に高温雰囲気中でビタミンCなど酸化されやすい成分が酸化されてしまう問題があった。
そこで、本発明は、回転軸とパッキンとの摩擦を低減するとともに気密性を向上させ、酸素濃度が0.1%程度の超低酸素状態を維持できる蒸気調理器及びその製造方法を提供することを目的とする。また、挿通される回転軸の摩擦を低減して密着性を向上できるパッキンを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、回転軸を挿通孔に挿通させて前記回転軸を回転自在に保持する軸受け用のパッキンにおいて、前記パッキンが、グリスが塗布された前記回転軸を前記挿通孔に挿通させて保持するものであるとともに、前記グリスを削いで保持する空隙を備え、前記空隙は、前記回転軸に面する前記挿通孔の内側前記回転軸と摺接する表面を有する摺接部と、前記回転軸とは接しない表面と、から構成され、前記空隙は、前記回転軸が挿通される側に開口されており、前記回転軸とは接しない表面によって形成される前記空隙の一部は、前記摺接部の外周側にまで延設され、前記空隙が開口される側の内径が、前記摺接部の内径よりも大きくなることを特徴としている。
この構成によると、挿通孔に回転軸が摺接する摺接部が設けられる。摺接部の外周側には軸方向の一端が開口する空隙が設けられ、空隙の閉塞側で摺接部が保持される。回転軸はグリスが周面に塗布され、空隙の開口側から挿通孔に挿通されて摺接部に摺接する。グリスは摺接部の端面によって一部が削がれ、空隙に溜められる。さらに、摺接部の軸方向の幅が挿通孔の軸方向の幅よりも狭くなり、空隙が開口される側の端面の内径が摺接部の内径よりも大きくなる。そのため、周面にグリスが塗布された回転軸はパッキンの空隙が開口される側の端面に隙間を有して挿入され、摺接部に摺接する。
また本発明は、上記構成のパッキンにおいて、前記空隙は、開口される側の端面が狭くなっていることを特徴とする。
また本発明は、上記構成のパッキンにおいて、前記空隙の外周面が前記挿通孔の端面まで連続した傾斜面から成ることを特徴とする。このように構成すると、空隙の外周面が滑らかに連続した面となる。
また本発明は、上記構成のパッキンにおいて、前記摺接部の外周面は前記空隙の開口される側の外径が小さくなる傾斜面により形成されることを特徴とする。
また本発明は、上記構成のパッキンにおいて、外周面の両端の形状を異なるものにしたことを特徴とする。
また本発明は、蒸気調理器において、上記構成のパッキンと、気密性を備えた加熱室と、蒸気を生成して前記加熱室内に噴出する蒸気発生装置と、前記回転軸を備えたモータと、前記モータにより回転する羽根車とを有して前記加熱室の気体を循環させる送風ファンと、前記回転軸が貫通する貫通孔を有して前記モータと前記羽根車との間に配されるとともに循環する気体に対して前記モータを隔離する隔壁と、を備え、前記回転軸を挿通した前記パッキンにより前記貫通孔を密封することを特徴とする。
この構成によると、蒸気発生装置で発生した蒸気は加熱室内に噴出される。送風ファンのモータは隔壁の外側に配され、羽根車は循環経路の内部に配される。加熱室内の蒸気は送風ファンの駆動によって羽根車が回転して循環し、被加熱物が調理される。隔壁の貫通孔には挿通孔を有したパッキンが取り付けられ、モータの回転軸は挿通孔に挿通される。これにより、貫通孔が密封される。
また本発明は、上記構成の蒸気調理器において、前記パッキンの前記空隙の開口される側を前記モータ側に配置したことを特徴とする。
また本発明は、上記構成のパッキンと、気密性を備えた加熱室と、蒸気を生成して前記加熱室内に噴出する蒸気発生装置と、前記回転軸を備えたモータと、前記モータにより回転する羽根車とを有して前記加熱室の気体を循環させる送風ファンと、前記回転軸が貫通する貫通孔を有して前記モータと前記羽根車との間に配されるとともに循環する気体に対して前記モータを隔離する隔壁と、を備え、前記回転軸を挿通した前記パッキンにより前記貫通孔を密封する蒸気調理器の製造方法において、前記回転軸の周面に前記グリスを塗布する工程と、前記空隙が開口される側の端面から前記パッキンに前記グリスが塗布された前記回転軸を挿通する工程と、を備えたことを特徴とする。
本発明によるとパッキンの挿通孔に摺接部が設けられるとともに摺接部の外側に空隙が形成されるので、摺接部によって回転軸の周面に塗布されたグリスの一部を削ぎ、空隙に溜めることができる。したがって、パッキンの内部に十分な量のグリスが溜めることができる。そして、グリスが減少することによる摩擦音や摩擦熱を低減することができる。そのため、摺接部と回転軸とが密着するように隙間を無くして構成することが可能となり、気密性を向上させることができる。
また、摺接部は空隙によって一部でパッキンに保持されるため、軸の芯ぶれがあった際に摺接部が回転軸からの接触圧によって容易に変形して追随する。これにより、回転軸の芯ぶれが発生する際に接触圧を増大させずに摺接部を密着させることができる。したがって、回転軸と摺接部との隙間の発生を防止してさらに気密性を向上することが可能となる。また、芯ぶれ時の回転軸と摺接部との摩擦を低減することができる。
また、摺接部の軸方向の幅が挿通孔の軸方向の幅よりも狭く形成されるので、より摩擦音や摩擦熱の発生を抑制することができる。さらに、挿通孔の空隙が開口される側の端面の内径が摺接部の内径よりも大きくなるので、パッキンの端面にグリスが付着しにくくなるとともにグリスをふき取る工程を削減することができる。
また、本発明によると空隙の開口される側の端面が狭くなっているので、挿入されたグリスの漏出が防止される。さらに、挿通孔内への異物の侵入を低減することができる。
また、本発明によると空隙の外周面が挿通孔の端面まで連続した傾斜面から成るので、パッキンを成形して離型する場合に引っ掛かりができないこととなる。そのため、パッキンを容易に製造することができる。
また、本発明によると摺接部の外周面は空隙の開口される側の外径が小さくなる傾斜面により形成されるので、摺接部の外側にグリスが入り易くなる。そのため、容易にグリスを溜めることができる。
また、本発明によるとパッキンの外周面の両端の形状を異なるものにしたので、目視によって空隙の開口される側を判別することが可能となる。これにより、パッキンの取付方向を容易に判別して取付方向の誤りを防止することができる。
また、本発明によると蒸気調理器が気密性の高いパッキンを備えることとなる。これにより、加熱室内の酸素濃度を0.1%程度の超低酸素状態に維持することが可能となる。したがって、被加熱物の酸化を防止し、ビタミンCなどの栄養素の破壊を防ぐことができる。
また、本発明によるとパッキンの空隙の開口される側をモータ側に配置するので、空隙に溜められたグリスと蒸気との接触を抑制することができる。これにより、蒸気によるグリスの劣化を抑制することができる。
また、本発明によるとグリスを回転軸の周面に塗布してからパッキンに挿通することとなる。これにより、グリスをパッキン内部に塗り込むよりも容易にグリスをパッキン内部に送り込むことができる。
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は本実施形態の蒸気調理器を示す斜視図である。図1に示す蒸気調理器1は、過熱蒸気によって被加熱物を調理するものである。また、蒸気調理器1は直方体形状のキャビネット10を備えており、キャビネット10の正面には扉11が設けられる。
扉11は下端を中心に垂直面内で回動可能に枢支され、上部には扉11を開閉するためのハンドル12が設けられている。扉11の中央部11Cには耐熱ガラスをはめ込んで内部を視認できる透過部14が設けられる。中央部11Cの左右には金属製装飾板を表面に設けた左側部11L及び右側部11Rが対称的に配置されている。また、扉11の右側部11Rには操作パネル13が設けられている。
図2は、図1に示した蒸気調理器1の扉11を開いた状態を示す斜視図である。図2に示すように、蒸気調理器1の扉11はハンドル12を把持して手前に引くと回動し、垂直な閉鎖状態から水平な開放状態へと90゜姿勢を変えることができる。扉11を開くとキャビネット10の正面が露出する。
扉11を開いて露出されるキャビネット10の正面における、扉11の中央部11Cに対応する箇所には加熱室20が設けられる。加熱室20は略直方体に形成され、扉11に面した正面側の全面が被加熱物F(図3参照)を出し入れするための開口部になっている。扉11の回動により開口部が開閉される。加熱室20の壁面はステンレス鋼板で形成され、加熱室20の外周面には断熱対策が施されている。また、加熱室20は気密性を備え、扉11を閉めることで密閉される。加熱室20内には受皿21が設けられ、受皿21上には被加熱物F(図3参照)を載置するステンレス鋼線製のラック22が設置される。
また、扉11を開いて露出されるキャビネット10の正面における、扉11の右側部11Rに対応する箇所には特に開口部は設けられていないが、内部に制御基板(不図示)が配置されている。一方、扉11の左側部11Lに対応する同様の箇所にはタンクケース70が配される。タンクケース70には、蒸気発生用の水を貯溜するとともに蒸気発生装置50(図3参照)から排出される水を貯溜する水タンク71が収納される。
次に、図3を用いて蒸気調理器1の内部構成の概略について説明する。図3は、蒸気調理器1の内部の概略構造を示す模式図であり、図中、蒸気の流れる方向を白抜きの矢印で示している。また、同図において、加熱室20は側面から見た図になっており、水タンク71や蒸気発生装置50などは、蒸気調理器1の内部構成を分かりやすく示すためにキャビネット10の外に記載している。実際には、図2に示したように水タンク71はキャビネット10内の加熱室20の側方に配置され、蒸気発生装置50もキャビネット10内に配置される。
図3に示すように、タンクケース70に設けられたジョイント部58を介して水タンク71の一時貯溜部91と連通する。これにより、キャビネット10(図2参照)に対して水タンク71が着脱自在になっている。
一時貯溜部91には給水路55が底部まで延びて浸漬される。給水路55は経路途中に給水ポンプ57が設けられ、蒸気発生装置50に接続される。蒸気発生装置50は軸方向が鉛直方向と略等しくなる筒型のポット51を有し、給水ポンプ57の駆動によって水タンク71からポット51に給水される。
ポット51は金属、合成樹脂、セラミック或いはこれらの異種材料の組み合わせ等により形成され、耐熱性を有している。ポット51内には螺旋状のシーズヒータから成る蒸気発生ヒータ52が浸漬される。蒸気発生ヒータ52に通電することによってポット51内の水が加熱され、蒸気が発生する。
ポット51内には上面から螺旋状の蒸気発生ヒータ52内に延びる筒状の隔離板51aが形成される。隔離板51a内にはポット内の水位を検知するポット水位検知部92が設けられる。ポット水位検知部92は複数の電極を有し、電極間の導通によってポット51の水位を検知する。
隔離板51aは、蒸気発生ヒータ52に接した水の沸騰による発泡をポット水位検知部92に伝えにくくするために設けられる。これにより、ポット水位検知部92の検知精度を向上させている。
ポット51の上面には、後述する循環ダクト35に接続される蒸気供給ダクト34が導出される。ポット51の周面の上部には一時貯溜部91に連結される溢水パイプ98が設けられる。これにより、ポット51の溢水が一時貯溜部91に導かれる。溢水パイプ98に溢水が流入する際の水位レベルはポット51内の通常時の水位レベルよりも高く、蒸気供給ダクト34よりも低い高さに設定されている。
ポット51の底部は漏斗状に形成され、下端から排水パイプ53が導出される。排水パイプ53の経路途中には排水バルブ54が設けられている。排水パイプ53は水タンク71の流入口71aに向かって所定角度の勾配を有している。流入口71aはメッシュ状のフィルタ(不図示)を備え、排水中のゴミを濾し取る。これにより、排水バルブ54を開いてポット51内の水を水タンク71内に排水し、水タンク71を取り外して廃棄することができる。
加熱室20の外壁には背面から上面に亙って循環ダクト35が設けられる。循環ダクト35は加熱室20の背壁に形成された吸気口28を開口し、加熱室20の上方に配された蒸気昇温装置40に接続される。蒸気昇温装置40の下面は噴出カバー61で覆われ、上面は上カバー47で覆われる。
噴出カバー61は上下両面とも塗装等の表面処理によって暗色に仕上げられている。これにより、蒸気加熱ヒータ41の輻射熱を吸収するとともに噴出カバー61の下面から加熱室20に輻射することができる。また、噴出カバー61は加熱室20内に突出して形成され、下面に複数の噴気口65が設けられるとともに、前面に複数の噴気口67が設けられる。また、噴出カバー61の側面にも同様の噴気口(不図示)が設けられる。
蒸気昇温装置40はシーズヒータから成る蒸気加熱ヒータ41を備え、蒸気発生装置50で発生した蒸気を更に加熱して過熱蒸気を生成する。蒸気昇温装置40は平面的に見て加熱室20の天井部の中央部に配置される。また、加熱室20の天面に対して面積が狭く、小さい容積に形成して高い加熱効率が得られるようになっている。
循環ダクト35内には遠心ファンから成る送風ファン80が設置され、蒸気供給ダクト34は送風ファン80の上流側に接続される。送風ファン80の駆動によって蒸気発生装置50により発生した蒸気は蒸気供給ダクト34を介して循環ダクト35に流入する。そして、噴気口65、67から加熱室20内に噴き出される。加熱室20内に噴き出された蒸気の一部は吸気口28から吸引されるとともに、循環ダクト35を通って噴出カバー61の噴気口65、67から再度噴き出されて循環する。なお、送風ファン80の構成の詳細については後述する。
また、循環ダクト35の上部には電動式のダンパ48を介して分岐する排気ダクト33が設けられる。排気ダクト33は外部に臨む開放端を有し、ダンパ48を開いて送風ファン80を駆動することにより加熱室20内の気体を強制排気する。また、加熱室20の下部には排気口32aを介して連通する排気ダクト32が導出される。排気ダクト32はステンレス鋼等の金属から成り、外部に臨む開放端を有して加熱室20内の気体を自然排気する。
通常の場合、即ち、蒸気調理を行っていない場合の加熱室20内の気体は空気である。一方、蒸気調理を開始すると、上述のように過熱蒸気が加熱室20内に噴出するとともに加熱室20内の空気及び蒸気が排気される。これにより、加熱室20が蒸気雰囲気となる。このとき、空気中の酸素が十分排気されるため、被加熱物Fの酸化が抑制される。
また、蒸気調理器1にマグネトロンを搭載してマイクロ波による調理を行うことを可能とする構成としてもよい。このようなマイクロ波を用いて調理を行う場合においては排気ダクト32を介して外気が吸気される。
図4は、本実施形態における送風ファン80の断面図である。送風ファン80はモータ81と羽根車82とを備える。羽根車82は循環ダクト35内に配され、循環ダクト35の外側にモータ81が配される。循環ダクト35の隔壁27によって循環する気体に対してモータ81が隔離される。隔壁27には貫通孔27aが設けられ、パッキン83が貫通孔27aに取り付けられる。パッキン83はフッ素ゴムや四フッ化エチレン樹脂(PTFE)等の可撓性部材から成り、成形加工等により形成される。パッキン83には挿通孔83aが設けられ、モータ81の回転軸81aは挿通孔83aに挿入される。
羽根車82は中心に配されるボス82aと外周に備えられる複数の翼82bから成る。ボス82aは筒状であり回転軸81aが内嵌する。ボス82aの周面には内部に貫通するボス孔82cが設けられる。ねじ82dはボス孔82cに螺合して回転軸81aを押圧する。これによりボス82aと回転軸81aとが固着される。
モータ81は供給される電力によって磁界を発生し、磁力によって回転軸81aを回転させる。回転軸81aが回転することにより羽根車82が回転する。羽根車82が回転すると循環ダクト35内を気体が流れ、隔壁27の内側の圧力が外側の圧力よりも低くなる。このとき、パッキン83によって隔壁27の外側から内側への空気の流入が抑制される。
図5(a)、(b)は、それぞれパッキン83及び回転軸81aの断面図である。図5(a)に示すように、パッキン83の挿通孔83aの内側には回転軸81aが摺接する表面を有する摺接部83bが設けられる。また、回転軸81aとは接しない表面より形成される空隙83cが設けられる。空隙83cの軸方向の一端は開口し、一部は摺接部83bの外周側にまで延設される。そして、空隙83cの開口していない他端によって摺接部83bがパッキン83に保持されている。
摺接部83bの軸方向の幅は挿通孔83aの軸方向の幅よりも狭く形成されている。そして、空隙83cは開口される側の端面83fが狭くなっている。また、空隙83cが開口される側の端面83fは摺接部83bの外周よりも広くなっている。
パッキン83の両端には径方向外側に突出する第1、第2突出部83d、83eがそれぞれ設けられている。第1、第2突出部83d、83eの間に隔壁27(図4参照)が配置され、隔壁27(図4参照)にパッキン83が取り付けられる。空隙83cの開口する側の端部に設けられる第2突出部83eの外径は、他方の端部に設けられる第1突出部83dの外径よりも小さい。これにより、パッキン83を目視して空隙83cの開口される側を容易に判別することができる。したがって、蒸気調理器1(図4参照)の製造工程において向きを正確にパッキン83を取り付けることができ、製造工数を削減することができる。なお、第2突出部83eの外径を第1突出部83dの外径より大きくしてもよい。また、パッキンの外周面の両端が異なる形状であれば空隙83cの開口される側を容易に判別することができるため、径方向外側に突出した形状に限らずどのような形状でもよい。
回転軸81aの先端は羽根車82に固定するため、凹状の固定部81bが設けられる。回転軸81aは固定部81bが設けられた先端からパッキン83に挿入される。このとき、空隙83cが開口される側の端面83fに回転軸81aが挿入される。回転軸81aの周面にはグリスGが塗布されている。特に、回転軸81aが組み付けられたときに摺接部83bに当接する周部分の全周に、グリスGが塗布されている。
また、回転軸81aの直径Dを4mmとすると、摺接部83bの内周の直径dは3.95mm〜4.15mm程度であると好ましい。また、摺接部83bの軸方向の長さLは、2mm〜3mmであると好ましい。さらに好ましくは、3mmである。また、摺接部83bの厚みは0.3mmから0.7mmであると好ましい。さらに好ましくは、0.3mmである。また、空隙83cの厚みは、0.5mmから0.8mmであると好ましい。また、パッキン83を形成する可撓性材料の硬度は、ゴム硬度(JIS K 6253)で65度〜70度であると好ましい。
図5(b)に示すように、回転軸81aがパッキン83に挿入されると摺接部83bによって一部のグリスGが削がれる。このとき、削がれたグリスGは空隙83c内に溜められる。これにより、十分な量のグリスGがパッキン83の挿通孔83a内に溜められる。また、摺接部83bの外周面は空隙の開口される側の外径が小さくなる傾斜面から成るので、グリスGを空隙83cに容易に溜めることができる。
また、空隙83cは開口される側の端面83fが狭くなっている。これにより、グリスGがパッキン83の内部から外部に漏出することが抑制される。さらに、パッキン83の外部から内部に異物が混入することが抑制される。この時、パッキン83は空隙83cの外周面が挿通孔83aの端面まで連続した滑らかな傾斜面となっている。さらにパッキン83が可撓性部材から成るために、パッキン83を成形して型から離型する際の引っ掛かりが抑制される。そのため、パッキン83を容易に製造することができる。
次に、蒸気調理器1の動作について上述した図1〜図5を用いて説明する。最初に、上記構成の蒸気調理器1において、扉11を開けてタンクケース70から水タンク71が引き出される。これにより、ジョイント部58が外れて止水弁が閉じられる。水タンク71は使用者によって持ち運ばれ水道等から給水される。
そして、使用者によって水タンク71が持ち運ばれてタンクケース70内に挿入される。これにより、ジョイント部58によって水タンク71が一時貯溜部91に連結され、止水弁が開かれる。
使用者は、被加熱物Fをラック22上に載置して扉11を閉じ、操作パネル13の操作によりメニューを選択してスタートキー(不図示)が押下される。これにより、調理シーケンスが開始され、給水ポンプ57の運転が開始されることで蒸気発生装置50に給水される。この時、排水バルブ54は閉じられている。
給水ポンプ57の駆動により給水路55を介してポット51内に給水され、ポット51が所定の水位になると給水が停止される。また、所定量の水がポット51に入れられると蒸気発生ヒータ52に通電され、蒸気発生ヒータ52はポット51内の水を直接加熱する。
蒸気発生ヒータ52の通電と同じ時期、またはポット51内の水が所定温度に到達する時期に、送風ファン80及び蒸気加熱ヒータ41が通電される。送風ファン80の駆動により吸気口28から加熱室20内の蒸気が循環ダクト35に吸い込まれる。また、ポット51内の水が沸騰すると100℃且つ1気圧の飽和蒸気が発生し、飽和蒸気が蒸気供給ダクト34を介して循環ダクト35に流入する。この時、ダンパ48は閉じられている。送風ファン80から圧送された蒸気は循環ダクト35を流通して蒸気昇温装置40に流入する。
蒸気昇温装置40に流入した蒸気は蒸気加熱ヒータ41により熱せられて100℃以上の過熱蒸気となる。通常、150℃から300℃にまで昇温した過熱蒸気が使用される。過熱蒸気の一部は噴気孔65から真下方向(矢印A)に噴き出される。これにより、被加熱物Fの上面が過熱蒸気と接触する。
また、過熱蒸気の一部は噴出カバー61の側面の噴気口から側方の斜め下方向に向けて噴き出される。側方に噴き出された過熱蒸気は加熱室20の側壁に凹設された反射部(不図示)で反射し、被加熱物Fの下方に導かれる。これにより、被加熱物Fの下面が過熱蒸気と接触する。
被加熱物Fの表面が100℃以下の場合は、過熱蒸気が被加熱物Fの表面で凝縮する。この凝縮熱は、539cal/gと大きいため、対流伝熱に加えて被加熱物Fに大量の熱を与えることができる。
また、噴出カバー61の前面に形成される噴気口67から扉11に向けて斜め下方向(矢印C)に過熱蒸気の一部が噴き出される。加熱室20内の蒸気は送風ファン80によって吸気口28から吸引される。送風ファン80はモータ81によって羽根車82が回転駆動されることにより吸引を行う。このとき、隔壁27の内側の圧力が外側よりも低くなり、空気が内側へ流入しようとする。しかしながら、パッキン83は貫通孔27aに内嵌して摺接部83bが回転軸81aに摺接し、貫通孔27aを密封する。これにより、循環ダクト35内への外気の流入を防止することができる。
送風ファン80の吸引力によって前方に向けて噴き出された過熱蒸気の気流が曲げられて後方に導かれる。これにより、過熱蒸気は一部が被加熱物Fの上面の前部に衝突するとともに、一部が前方から被加熱物Fの下方に導かれる。その結果、過熱蒸気が加熱室20の前部に行き渡って被加熱物Fの前部の加熱不足を防止し、被加熱物Fを均一に調理することができる。
また、加熱室20内の過熱蒸気が吸気口28から吸引されるため、扉11に直接当たる高温の過熱蒸気を減らすことができる。従って、扉11の加熱を抑制して耐熱性の高い扉11を使用する必要がなく、蒸気調理器1のコスト増加を防止することができる。
時間の経過に伴って加熱室20内の蒸気量が増加すると、余剰となった蒸気は排気ダクト32を通じて外部に放出される。
噴気口65、67から噴き出された過熱蒸気は被加熱物Fに熱を与えた後、吸気口28から循環ダクト35内に吸引され、蒸気昇温装置40に流入する。これにより、加熱室20内の蒸気は循環を繰り返して調理が行われる。また、ポット水位検知部92によってポット50の水位が低下したことを検知すると給水ポンプ57が駆動され、一時貯溜部91からポット51に水が供給される。
そして、調理が終了すると操作パネル13の表示部に調理の終了を表示するとともに合図音が報知される。調理終了を知らされた使用者によって扉11が開かれると、ダンパ48が開いて加熱室20内の蒸気が排気ダクト33から急速に強制排気される。これにより、使用者は高温の蒸気に触れずに、安全に加熱室20内から被加熱物Fを取り出すことができる。
また、調理終了後には排水バルブ54が開く。これにより蒸気発生装置50内に残留した水が排水パイプ53を通り、流入口71aを介して水タンク71に排水される。尚、この排水動作は蒸気発生装置50内に残留した水が自然冷却された後に行われるようにしてもよい。また、ファンなどによって強制冷却された後に行われるようにしてもよい。さらに、使用者が自然冷却及び強制冷却を選択できるようにしてもよい。
本実施形態によると、パッキン83の内部に導入されたグリスGは摺接部83bに削がれて空隙83cに溜められる。そのため、予め回転軸81aの周面に塗布したグリスGの大部分がパッキン83内部に溜められる。これにより、パッキン83内部のグリスGが不十分になることによって発生する摩擦音や摩擦熱を低減することができる。また、摺接部83bの軸方向の幅が挿通孔83aの軸方向の幅よりも短くすることで摩擦音や摩擦熱をより低減することができる。
そして、摩擦音や摩擦熱を低減することができるため、摺接部83bを回転軸81aにより密着させた構成にすることが可能となる。これにより、隔壁27の外側から内側への空気の流入を抑制して気密性を向上することができる。したがって、調理中の加熱室20内を酸素濃度が0.1%程度の超低酸素状態に維持することが可能となる。そのため、被加熱物Fの酸化を防止してビタミンCなどの栄養素の破壊を防ぐことができる。さらには、抗酸化作用などを有し、体内に摂取、蓄積された悪玉のLDLコレステロールの酸化を阻害し、高血圧、動脈硬化および動脈硬化を原因とした脳血管障害、心臓病などを予防するポリフェノールの酸化も低く抑えることが可能になる。
また、摺接部83bは一部が径方向外側に突出するとともに内側が回転軸81aと摺接する構成となる。そのため、回転軸81aの芯ぶれに摺接部83bを追随させることが可能となる。これにより、摺接部83bが回転軸81aからの接触圧によって容易に変形して追随することが可能となる。したがって、接触圧を増大させずに回転軸81aと摺接部83bとの隙間の発生を防止してより密着度を大きくすることが可能となる。また、芯ぶれ時の回転軸81aと摺接部83bとの摩擦を低減することができる。
なお、パッキン83の取付方向を逆にし、羽根車82から延びる軸を空隙83cの開口される側の端面83fからパッキン83に挿通して回転軸81aに連結してもよい。これにより、隔壁27の内側に空隙83cの開口される側の端面83fが面して配される。しかしながら、本実施形態のように隔壁27の外側に空隙83cの開口される側の端面83fが面するとより望ましい。すなわち、隔壁27の外側に面して空隙83cの開口される側の端面83fを配置すると、空隙83cに溜められたグリスGと蒸気との接触が防止される。したがって、グリスGの蒸気による劣化を抑制することができる。
また、本実施形態では送風ファン80を、羽根車82の外周に複数の翼82bが供えられる所謂シロッコファンとしたが、本発明はこれ以外のファンを用いてもよい。例えば、プロペラファンやターボファンとすることもできる。また、羽根車82を加熱室20内に配置してもよい。この時、加熱室20の壁面が隔壁となって循環する気体に対してモータ81が隔離される。
本発明は、加熱室内に蒸気を噴出して被加熱物の調理を行う蒸気調理器やその製造方法に利用することができる。また、気密性の向上を図ったパッキンに利用することができる。
本発明の実施形態の蒸気調理器を示す斜視図 本発明の実施形態の蒸気調理器の扉を開いた状態を示す斜視図 本発明の実施形態の蒸気調理器の内部構造を示す模式図 本発明の実施形態の蒸気調理器の送風ファンを示す断面図 本発明の実施形態の蒸気調理器のパッキンと回転軸とを示す断面図 従来の蒸気調理器の送風ファンを示す断面図
符号の説明
1 蒸気調理器
11 扉
20 加熱室
21 受皿
27 隔壁
27a 貫通孔
28 吸気口
31 排気ファン
32、33 排気ダクト
34 蒸気供給ダクト
35 循環ダクト
40 蒸気昇温装置
41 蒸気加熱ヒータ
47 外カバー
48 ダンパ
50 蒸気発生装置
51 ポット
52 蒸気発生ヒータ
54 排水バルブ
55 給水路
57 給水ポンプ
61 噴出カバー
65、67 噴気口
70 タンクケース
71 水タンク
71a 流入口
80 送風ファン
81 モータ
81a 回転軸
81b 固定部
82 羽根車
82a ボス
82b 翼
82c ボス孔
82d ねじ
83 パッキン
83a 挿通孔
83b 摺接部
83c 空隙
83d 第1突出部
83e 第2突出部
83f 端面
91 一時貯溜部
92 ポット水位検知部
D 回転軸の直径
d 摺接部の内周の直径
L 摺接部の軸方向の長さ
F 被加熱物
G グリス

Claims (8)

  1. 回転軸を挿通孔に挿通させて前記回転軸を回転自在に保持する軸受け用のパッキンにおいて、
    前記パッキンが、グリスが塗布された前記回転軸を前記挿通孔に挿通させて保持するものであるとともに、前記グリスを削いで保持する空隙を備え、
    前記空隙は、前記回転軸に面する前記挿通孔の内側前記回転軸と摺接する表面を有する摺接部と、前記回転軸とは接しない表面と、から構成され、
    前記空隙は、前記回転軸が挿通される側に開口されており、
    前記回転軸とは接しない表面によって形成される前記空隙の一部は、前記摺接部の外周側にまで延設され、前記空隙が開口される側の内径が、前記摺接部の内径よりも大きくなることを特徴とするパッキン。
  2. 前記空隙は、開口される側の端面が狭くなっていることを特徴とする請求項1に記載のパッキン。
  3. 前記空隙の外周面が前記挿通孔の端面まで連続した傾斜面から成ることを特徴とする請求項2に記載のパッキン。
  4. 前記摺接部の外周面は前記空隙の開口される側の外径が小さくなる傾斜面により形成されることを特徴とする請求項3に記載のパッキン。
  5. 外周面の両端の形状を異なるものにしたことを特徴とする請求項4に記載のパッキン。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれかに記載のパッキンと、気密性を備えた加熱室と、蒸気を生成して前記加熱室内に噴出する蒸気発生装置と、前記回転軸を備えたモータと、前記モータにより回転する羽根車とを有して前記加熱室の気体を循環させる送風ファンと、前記回転軸が貫通する貫通孔を有して前記モータと前記羽根車との間に配されるとともに循環する気体に対して前記モータを隔離する隔壁と、を備え、前記回転軸を挿通した前記パッキンにより前記貫通孔を密封することを特徴とする蒸気調理器。
  7. 前記パッキンの前記空隙の開口される側を前記モータ側に配置したことを特徴とする請求項6に記載した蒸気調理器。
  8. 請求項1〜請求項5のいずれかに記載のパッキンと、気密性を備えた加熱室と、蒸気を生成して前記加熱室内に噴出する蒸気発生装置と、前記回転軸を備えたモータと、前記モータにより回転する羽根車とを有して前記加熱室の気体を循環させる送風ファンと、前記回転軸が貫通する貫通孔を有して前記モータと前記羽根車との間に配されるとともに循環する気体に対して前記モータを隔離する隔壁と、を備え、前記回転軸を挿通した前記パッキンにより前記貫通孔を密封する蒸気調理器の製造方法において、前記回転軸の周面に前記グリスを塗布する工程と、前記空隙が開口される側の端面から前記パッキンに前記グリスが塗布された前記回転軸を挿通する工程と、を備えたことを特徴とする蒸気調理器の製造方法。
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