JP4393008B2 - セラミックハニカム体の焼成方法 - Google Patents

セラミックハニカム体の焼成方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4393008B2
JP4393008B2 JP2001087786A JP2001087786A JP4393008B2 JP 4393008 B2 JP4393008 B2 JP 4393008B2 JP 2001087786 A JP2001087786 A JP 2001087786A JP 2001087786 A JP2001087786 A JP 2001087786A JP 4393008 B2 JP4393008 B2 JP 4393008B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
honeycomb body
ceramic honeycomb
firing
talc
water vapor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2001087786A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002284582A (ja
Inventor
孝 安江
忠洋 三浦
雅良 三輪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NGK Insulators Ltd filed Critical NGK Insulators Ltd
Priority to JP2001087786A priority Critical patent/JP4393008B2/ja
Publication of JP2002284582A publication Critical patent/JP2002284582A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4393008B2 publication Critical patent/JP4393008B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、薄壁セラミックハニカム体の焼成方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
コージェライトを含む低熱膨張特性の焼結セラミックハニカム体は、特に自動車排ガス浄化用触媒担体として有用なものである。この焼結セラミックハニカム体は、タルクなどコージェライト形成原料と成形助剤などから調製された原料混合物を押出し成形法により、ハニカム状に成形し、乾燥後、連続炉または単独炉で焼成されて、製作される。
【0003】
本発明出願人は、この製造方法に採用される焼成方法を多数の提案している。例えば、特開平8−73274号公報、特開平10−273366号公報には、パルス燃焼バーナを用いて、クラックや変形を抑制する焼成方法、特開平5−85856号公報には、熱収縮する1100℃〜1200℃の温度域の昇温速度を60℃/Hr以下とする焼成方法を開示している。
【0004】
また、特開平11−79851号公報には、隔壁厚さが3.9〜2.0ミル(ハニカムの隔壁厚の表示は当業者の慣用により単位ミル(1ミル=0.025mm)を用いる。以下同様)のセラミックハニカムを対象に、原料中のカオリンの脱水反応が進行する400℃〜600℃の間を昇温速度40℃/Hrで焼成し、クラックの発生を少なくする焼成方法を開示している。
【0005】
さらには、特開平2−255576号公報には、コージェライト系セラミックハニカムを、1100℃〜1200℃の熱収縮温度域で昇温速度を60℃/Hr以下とするか、所定時間昇温を停止して、変形を防止しようとする焼成方法が開示されている。また、特開平1−215765号公報には、セラミックハニカムの内部と外側部の温度を検知してバーナを制御するクラック防止に関する焼成方法を開示している。
【0006】
また、特開平1−203273号公報には、セラミックハニカム体中の成形助剤、増孔剤の燃焼を促進または抑制するため、雰囲気中の酸素濃度を増加または減少するようにした焼成方法を開示している。
また、特開昭63−210593号公報には、セラミックハニカム体の貫通孔に焼成雰囲気ガスを強制的に通過させ、均一加熱するようにした焼成方法を開示している。なお、本発明が対象とするコージェライト系セラミックハニカム体の原料配合、組成に関しては、特開昭61−168563号公報に詳細に開示してある。
【0007】
ところで、排ガス浄化用に用いられるセラミックハニカム体は、浄化性能向上のためにセル密度を増加する傾向にあり、このセル密度の増加が圧力損失の増加も招くのであるが、隔壁厚さを薄くすることで、この圧力損失の増加を抑えることができる。従来は、隔壁厚6ミルが主流であってが近年は隔壁厚4ミルが開発され、さらには隔壁厚2ミルの実用化も始まった。
【0008】
このような、隔壁厚が薄くなるにしたがい発生する生産技術上の問題のひとつに、焼成時にセラミックハニカム体の端面部分にクラックが生じ易く、量産規模の焼成炉の場合、満足な歩留まりが維持できないという問題がある。この問題は、焼成時の昇温速度をごくゆっくりした速度、例えば従来40℃/Hrであったものを10℃/Hr程度の速度に低下させれば、一応解消可能であるが、この場合には、焼成工程の生産性が1/4に低下するという致命的な問題が派生するので、その解決が望まれていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、焼成時のセラミックハニカム体におけるクラックの発生の抑制を図るとともに、昇温速度を低下せるという対策を必要としないセラミックハニカム体の焼成方法、特に隔壁厚の薄いセラミックハニカム体を対象とした同焼成方法を提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の問題は、タルクを30重量%以上含む原料混合物から形成されたセラミックハニカム体の焼成方法であって、前記タルクの脱水反応段階において、該セラミックハニカム体を水蒸気濃度が10体積%以上の雰囲気下で加熱することを特徴とする本発明のセラミックハニカム体の焼成方法によって、解決することができる。
【0011】
また、前記本発明は、前記水蒸気濃度が10〜50体積%である形態、前記タルクの脱水反応段階において、昇温速度を最大80℃/Hrまでに設定した形態、あるいは、焼成対象であるセラミックハニカム体が、隔壁厚さが2.5ミル以下、セル密度が1200セル/インチ2 以上(ハニカムのセル密度の表示は当業者の慣用により単位セル/インチ2(1セル/インチ2=0.155セル/cm2)を用いる。以下同様)の薄壁ハニカムである形態のセラミックハニカム体の焼成方法として好ましく具体化される。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に、本発明のセラミックハニカム体の焼成方法に係る実施形態について、説明する。
先ず、本発明は、焼成方法にかかるものであるが、焼成に供されるセラミックハニカム体は、原料調合、成形用坏土の調製、成形、乾燥などの常法による各工程により製作される。
【0013】
本発明は、原料としてタルクを必須成分とし、30重量%以上含むものに適用されるのであるが、その他の原料調合では、前述の特開昭61−168563号公報に記載の配合原料および調合割合が適用できる。例えば、コージェライトの組成であるSiO2:47〜53重量%、Al23 :32〜38重量%、MgO:12〜15重量%の領域になるよう、所定の微粒のタルク、カオリン、アルミナ、その他コージェライト化原料を配合する。この場合、必要に応じて、バインダ、界面活性剤、ワックス、増孔剤などを添加すればよい。
【0014】
前記配合物は、押出し成形に適した水分に調整され、混練工程を経て成形用坏土として調製される。この成形用坏土を用いて、円形、長円形、角型などの外形断面からなり、長手方向に形成される通気孔としての多数のセルを薄い隔壁を介して配列したハニカム体に押出し成形される。次いで、乾燥後、シャットルキルンのような単独焼成炉、またはトンネル炉のような連続焼成炉で焼成される。
【0015】
そして、本発明の最も特徴とするところは、前記焼成過程におけるタルクの脱水反応段階において、焼成対象のセラミックハニカム体を水蒸気濃度が10体積%以上の雰囲気下で加熱する点にある。
【0016】
すなわち、加熱方式が、LPGガス加熱のような燃焼ガスによる加熱の場合、直火形式あるいはマッフル炉のような間接形式のいずれであっても、被焼成物であるセラミックハニカム体は、自然の大気の存在下ではなく、前記した特定の水蒸気濃度を有する雰囲気に制御されて加熱されるのである。加熱方式が燃焼ガスが発生しない電気加熱炉の場合も、同様に自然の大気の存在下ではなく、雰囲気は特定の水蒸気濃度に制御されるものである。
【0017】
本発明によれば、前記の通り、特定の水蒸気濃度に制御された焼成雰囲気においてセラミックハニカム体を加熱、焼成することにより、セラミックハニカム体に生じるクラックを、後記実施例に示す通り、極めて効果的に抑制できることがわかった。
【0018】
本発明において、かかる顕著な作用効果が得られる理由は、学術的に完全に究明されていないが、おおよそ次に示す理由と推測される。セラミックハニカム体に含まれる原料タルクは、焼成過程において、800℃〜1000℃の温度域では内在する構造水の脱水反応が進行し、同時に体積収縮することが知られている。また、このタルクの脱水反応は、雰囲気の水分濃度が高くなると反応温度がより高温側になることが確認できている。例えばタルク粉末の熱重量減少分析では、雰囲気水蒸気濃度1%以下の場合には脱水反応温度が830℃付近であるのが、水蒸気濃度15%では870℃付近になる(昇温速度2℃/min)。
【0019】
このような、雰囲気の水蒸気濃度が低い従来の焼成における前記タルクの脱水反応段階においては、ある体積を有するセラミックハニカム体は外側部分から脱水反応が開始し、同時に収縮し始める。中心部分は外側部分の脱水反応により雰囲気水蒸気濃度が高くなり、脱水反応が遅れ、収縮も遅れて開始する。このため、外側部分と中心部分にて収縮差が生じ、クラックとなると推定される。
しかし、本発明のように、タルクの脱水反応段階において、雰囲気の水蒸気濃度を10体積%以上、好ましくは、10〜50体積%、に高めておくことにより、外側部分の脱水反応による収縮を遅延させ、中心部分との時間差を少なくするものと考えられている。
【0020】
かくして、本発明は、前記タルクの脱水反応段階において、昇温速度を最大80℃/Hrまでに設定したような、やや高めの昇温速度の場合のクラック防止に有効であるし、また焼成対象であるセラミックハニカム体が、隔壁厚さが2.5ミル以下、セル密度が1200セル/インチ2 以上の薄壁でかつ高セル密度のハニカムのような、クラックが発生しやすい形態においても、有効となる。さらには、タルク原料が30%以上配合されるような高配合混合物において特に有効な焼成方法となる。
【0021】
なお、本発明でいう、タルクの脱水反応段階とは、タルク結晶構造の中にOHの形で含まれている構造水が脱出する反応で、脱出時に吸熱を伴い、結晶構造が変化し、体積が減少する段階を意味するが、被焼成物の温度で表示することも可能であり、800℃〜1000℃の温度を示す段階と言い換えることができる。
【0022】
また、雰囲気に水蒸気を導入するには、燃焼炉においてはバーナの燃焼空気に所定量の水蒸気を混入することや、電気炉においては飽和温度の水蒸気を外部から炉内に注入するなどの手段で、水蒸気を雰囲気中に導入し、かつその濃度を制御することができるのである。
【0023】
なお、本発明の好ましい水蒸気濃度を10〜50体積%としたのは、下限以下ではクラック防止効果が充分でないからであり、また上限以上の水蒸気は、クラック防止効果には充分であるが、800℃〜1000℃の焼成温度を得るのに適切でないからである。また、水蒸気濃度の測定は、炉内の雰囲気ガスをポンプ等により吸引し露点計にて露点を測定する、または、吸湿管を炉内に設置するなどの方法で測定すればよく、実際の管理に当っては、濃度を雰囲気単位体積当りの水蒸気含有体積%の表示に換算できる、雰囲気の露点(℃)で表示してもよい。
【0024】
【実施例】
(実施例1)
次に、本発明の実施例について、下記表1にその試験条件および試験結果を示す。
この試験結果によれば、タルク含有量が30%以上になる高配合率の原料混合物を用い、隔壁厚さが4ミル以下、特に2.5ミル以下でセル密度が1200セル/インチ2 以上の高密度薄壁ハニカム体のように、最もクラックが発生しやすいセラミックハニカム体を焼成するに際しても、タルクの脱水反応段階である800℃〜1000℃の範囲で水蒸気濃度を表1に示すように制御することにより昇温速度を10℃/hrから40℃〜80℃/hrに速度アップしても、クラック発生率は平均0%〜5%程度であって、本発明の範囲外の通常の大気を導入した比較例の場合の80%〜100%に対して、極めて優秀な結果が得られたことが分る。
【0025】
【表1】
Figure 0004393008
【0026】
なお、この試験のための試験体は、表1に示す原料配合%の混合物から、ハニカム隔膜厚2.5ミル、セル密度1200セル/インチ2で、直径110mm、高さ150mm、かさ密度1.4×106mm3の成形体として押出し成形した。
焼成試験には、LNGガスを燃料とした実用のシャトルキルン及び電気炉を用い、試験体n=10本についてそれぞれ表1に示した温度域を所定の昇温速度で焼成した。クラック発生の有無は、外観の目視検査によった。
【0027】
【発明の効果】
本発明のセラミックハニカム体の焼成方法は、以上説明したように構成されているので、最もクラックが発生しやすい、隔壁厚さが2.5ミル以下、セル密度が1200セル/インチ2 以上の高密度薄壁ハニカム体を、クラックの発生を抑制して生産性を低下させることなく、量産できるという優れた効果がある。よって本発明は、従来の問題点を解消したセラミックハニカム体の焼成方法として、工業的価値はきわめて大なるものがある。

Claims (4)

  1. タルクを30重量%以上含む原料混合物から形成されたセラミックハニカム体の焼成方法であって、前記タルクの脱水反応段階において、該セラミックハニカム体を水蒸気濃度が10体積%以上の雰囲気下で加熱することを特徴とするセラミックハニカム体の焼成方法。
  2. 前記水蒸気濃度が10〜50体積%である請求項1に記載のセラミックハニカム体の焼成方法。
  3. 前記タルクの脱水反応段階において、昇温速度を最大80℃/Hrまでに設定した請求項1または2に記載のセラミックハニカム体の焼成方法。
  4. 焼成対象であるセラミックハニカム体が、隔壁厚さが2.5ミル以下、セル密度が1200セル/インチ2 以上の薄壁ハニカムである請求項1または2または3に記載のセラミックハニカム体の焼成方法。
JP2001087786A 2001-03-26 2001-03-26 セラミックハニカム体の焼成方法 Expired - Lifetime JP4393008B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001087786A JP4393008B2 (ja) 2001-03-26 2001-03-26 セラミックハニカム体の焼成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001087786A JP4393008B2 (ja) 2001-03-26 2001-03-26 セラミックハニカム体の焼成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002284582A JP2002284582A (ja) 2002-10-03
JP4393008B2 true JP4393008B2 (ja) 2010-01-06

Family

ID=18942986

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001087786A Expired - Lifetime JP4393008B2 (ja) 2001-03-26 2001-03-26 セラミックハニカム体の焼成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4393008B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101048352A (zh) 2004-10-29 2007-10-03 日本碍子株式会社 蜂窝结构体的制造方法以及蜂窝结构体
JP5076891B2 (ja) 2005-07-01 2012-11-21 コニカミノルタホールディングス株式会社 有機エレクトロルミネッセンス素子材料、有機エレクトロルミネッセンス素子、表示装置及び照明装置
JP2008110896A (ja) * 2006-10-31 2008-05-15 Denso Corp セラミックハニカム構造体の製造方法
WO2011064854A1 (ja) * 2009-11-25 2011-06-03 イビデン株式会社 セラミック焼成体の製造方法及びハニカム構造体の製造方法
US9221192B2 (en) 2010-11-30 2015-12-29 Corning Incorporated Ceramic processing firing
EP2687802B1 (en) 2011-03-17 2018-03-07 NGK Insulators, Ltd. Shuttle kiln for sintering ceramic porous body

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002284582A (ja) 2002-10-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4771590B2 (ja) セラミックハニカム体の焼成方法
US4280845A (en) Cordierite ceramic
JP4869295B2 (ja) セラミックハニカム体の焼成方法
JP2981034B2 (ja) セラミックハニカム構造体の焼成方法
US4316965A (en) Low-expansion ceramics and method of producing the same
CA1131262A (en) Low-expansion ceramics and method of producing the same
US20060192325A1 (en) Silicon nitride honeycomb filter and method for its production
JP2006232590A (ja) セラミック構造体の製造方法
JP3311650B2 (ja) コージェライト質セラミックハニカム構造体の製造方法
JPH07242465A (ja) コージェライトハニカムセラミックスおよびその製造方法
JPS6327303B2 (ja)
JP4393008B2 (ja) セラミックハニカム体の焼成方法
US20020003322A1 (en) Method for firing ceramic honeycomb bodies
JP2008110896A (ja) セラミックハニカム構造体の製造方法
EP0506301A2 (en) Process of producing cordierite honeycomb structure
US4769356A (en) Catalyst for purifying exhaust gas
JP2002326881A (ja) 多孔質セラミックスの製造方法
EP3483135B1 (en) Honeycomb structure
JP3202945B2 (ja) セラミックハニカム構造体の焼成方法
KR102211643B1 (ko) 우수한 강도를 지닌 발포 유리 및 이의 제조방법
JP2725732B2 (ja) ジルコニア多孔質体およびその製造方法
JPH07187786A (ja) SiC質耐火物
SU945143A1 (ru) Шихта дл изготовлени огнеупоров
JP2001334154A (ja) コージェライト質セラミックハニカム構造触媒用担体及びその製造方法
JPH04104952A (ja) ジルコニア質複合耐火組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060825

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090630

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090721

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090914

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091013

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091013

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4393008

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121023

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121023

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131023

Year of fee payment: 4

EXPY Cancellation because of completion of term