JP3202945B2 - セラミックハニカム構造体の焼成方法 - Google Patents

セラミックハニカム構造体の焼成方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも生カオ
リンを含むコージェライト原料をハニカム構造体に押し
出し成形後焼成を行うセラミックハニカム構造体の焼成
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、タルク、カオリン、アルミナ等の
コージェライト原料からハニカム成形体を成形し、この
ハニカム成形体を焼成するセラミックハニカム構造体の
焼成方法として、種々の方法が知られている。例えば、
特開平1−249665号公報では、成形助剤の分解温
度域での発熱反応によるクラックの発生を抑制するた
め、成形助剤分解温度までの昇温速度をそれ以降より遅
くする、具体的には200℃までを80〜90℃/hr
の昇温速度で焼成し、それ以降の温度を100〜120
℃/hrの昇温速度で焼成する技術が知られている。
【0003】また、特開平2−255576号公報で
は、セラミックハニカム構造体の変形を防止するため、
ハニカムが熱収縮する温度域(1100〜1180℃)
で60℃/hr以下の昇温速度で焼成する技術が知られ
ている。さらに、特開平5−85856号公報では、吸
水率、熱膨張率等の特性を最適化するため、熱収縮する
温度域(1100〜1200℃)で60℃/hr以下、
固相反応温度域(1200〜1300℃)で80℃/h
r以上、液相反応温度域(1300〜保持温度)で60
℃/hr以下の昇温速度で焼成する技術が知られてい
る。
【0004】一方、自動車排ガスの浄化用に用いられる
ハニカム構造体から構成される担体は、浄化性能を向上
させるためにセル密度を増加させることが必要である。
セル密度が増すと圧力損失が増加するため、エンジン出
力が低下してしまう。圧力損失を減少させるためには、
リブ厚を薄くすることが不可欠である。従来、6mil
品と呼ばれるリブ厚が6.0〜6.6milのハニカム
構造体が主流であったが、近年薄壁品と呼ばれるリブ厚
が4.6mil以下のものの需要が増加しつつある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようにリブ厚が
4.6mil以下の薄壁ハニカム構造体を、上述した従
来の焼成方法により焼成して得ようとすると、そのリブ
の薄さのためそれよりリブの厚いハニカム構造体に比べ
て焼成でのクラックが発生しやすい問題があった。特
に、近年薄壁ハニカム構造体を得るため、成形時、原料
が口金を通過する際の流動性を高めるため、カオリンの
一部に生カオリンを使用しているが、焼成時、この生カ
オリンからの結晶水が400〜600℃で脱離し、この
脱離の際の反応は吸熱反応であるため、この反応により
ハニカム構造体内に温度差が生じ、クラックが発生する
問題があった。
【0006】本発明の目的は上述した課題を解決して、
薄壁のセラミックハニカム構造体を焼成するにあたり、
コージェライト原料として生カオリンを使用しても焼成
時にクラックの発生の無いセラミックハニカム構造体の
焼成方法を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のセラミックハニ
カム構造体の焼成方法は、少なくとも生カオリンを含む
コージェライト原料をハニカム構造体に押し出し成形後
焼成を行うセラミックハニカム構造体の焼成方法におい
て、リブ厚4.6mil以下のハニカム構造体を焼成す
るにあたり、400〜600℃の間の昇温速度を70℃
/hr以下とすることを特徴とするものである。
【0008】本発明では、生カオリンから結晶水が離脱
する温度域である400〜600℃の温度域での昇温速
度を70℃/hr以下と規定することで、4.6mil
以下という薄壁のセラミックハニカム構造体を、コージ
ェライト原料として生カオリンを使用して焼成する場合
でも、クラック発生の無い状態で得ることができる。
【0009】また、本発明において、リブ厚4.6〜
4.0milのハニカム構造体を焼成するにあたり、4
00〜600℃の温度域での昇温速度を60℃/hr以
下と規定すると、クラック発生をより効果的に防止する
ことができるため好ましい。この好ましい態様におい
て、400〜500℃の間の昇温速度を60℃/hr以
下とするとともに、500〜600℃の間の昇温速度
を、前記400〜500℃の間の昇温速度よりも大きく
すると、400〜500℃の間の昇温速度を下げること
で生カオリンの脱水反応を十分促進させることができ、
その結果500〜600℃の間の昇温速度を上げること
ができるため、生産効率を向上させることができる。さ
らに、この好ましい態様において、コージェライト原料
中の全カオリン重量に占める生カオリンの添加量を30
%以上とすると、成形体に十分な保形性を与えて成形体
の変形不良発生率を少なくできるため好ましい。
【0010】また、本発明において、リブ厚3.9〜
2.0milのハニカム構造体を焼成するにあたり、4
00〜600℃の温度域での昇温速度を40℃/hr以
下と規定すると、クラック発生をより効果的に防止する
ことができるため好ましい。この好ましい態様におい
て、400〜500℃の間の昇温速度を30℃/hr以
下とするとともに、500〜600℃の間の昇温速度
を、前記400〜500℃の間の昇温速度よりも大きく
すると、400〜500℃の間の昇温速度を下げること
で生カオリンの脱水反応を十分促進させることができ、
その結果500〜600℃の間の昇温速度を上げること
ができるため、生産効率を向上させることができる。さ
らに、この好ましい態様において、コージェライト原料
中の全カオリン重量に占める生カオリンの添加量を40
%以上とすると、成形体に十分な保形性を与えて成形体
の変形不良発生率を少なくできるため好ましい。
【0011】なお、本発明において、昇温速度はそれぞ
れの規定値の上限よりも小さければクラック発生は問題
とならないため昇温速度の下限は特に設定しなかった
が、昇温速度を遅くすればそれだけ全体の焼成時間は長
くなるため、生産効率を考えると、本発明の範囲内ので
きるだけ上限値近傍の昇温速度で焼成を行うことが好ま
しい。また、本発明においてリブ厚の単位milは、1
mil=25.4μmの厚さを示している。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明のセラミックハニカ
ム構造体の焼成方法について説明する。まず、従来から
低膨張コージェライトセラミックスの組成として知られ
ているコージェライト理論組成点(2MgO・2Al2
3 ・5SiO2)を中心としたSiO2 :42〜56
wt%、Al23 :30〜45wt%、MgO:12
〜16wt%の領域となるように、微粒のタルク、カオ
リン、アルミナおよび他のコージェライト化原料を調合
し、混合混練し、この混合物に成形助剤および/または
造孔剤を加えて押し出し成形後乾燥して、セラミックハ
ニカム成形体を得る。
【0013】この際、好ましい態様として、リブ厚4.
6〜4.0milのハニカム構造体を得る例では、コー
ジェライト原料中の全カオリン重量に占める生カオリン
の添加量を30%以上とし、リブ厚3.9〜2.0mi
lのハニカム構造体を得る例では、コージェライト原料
中の全カオリン重量に占める生カオリンの添加量を40
%以上とする。その理由は以下の通りである。まず、リ
ブ厚を薄くするためには押出成形時に使用する口金のス
リット幅を狭くしなくてはならない。スリット幅が狭い
と圧力損失が大きくなり、成形速度が落ちてしまう。成
形速度を増加させるには坏土の水分を増加させることが
考えられるが、その場合にはスリットから押し出された
成形体に十分な保形性がないため、ハニカム構造体は自
重で変形してしまう確率が増加してしまう。これを防止
するためには、原料粉体の全カオリンに占める生カオリ
ンの割合を増加させることが効果的であるという事実見
い出した。そのため、生カオリンの割合を上記のように
増加させることで、水分をそれほど増加させなくても十
分な流動性が得られる。
【0014】また、コージェライト原料のアルミナ成分
の供給源であるアルミナのうち、全部あるいは一部を水
酸化アルミニウムに置換すると、ハニカム構造体の熱膨
張率を低下できるため好ましい。
【0015】さらに、使用される微粒タルクとしては特
にアルカリ成分の少ないものが好ましい。また、タル
ク、カオリンの微粒子化に際し、乾燥・焼成時での収縮
等によるハニカム構造体の亀裂発生の抑制に効果的な仮
焼タルクを使用すると良好であり、このときの粒度は生
原料と同様の微粒物を使用する。なお、成形助剤として
は、例えばメチルセルロース、カルボキシメチルセルロ
ース、ポリビニルアルコール、澱粉糊、小麦粉、グリセ
リン等の有機バインダーや界面活性剤、ワックス等のな
かから用途にあったものを選択し、また造孔剤として
は、例えばグラファイト、澱粉、おがくず等のなかから
適合するものが好ましい。
【0016】その後、得られたセラミックハニカム成形
体を焼成するにあたり、本発明の好ましい一態様では、
リブ厚4.6〜4.0milのハニカム構造体を焼成す
るにあたり、400〜600℃の間の昇温速度を70℃
/hr以下とし、本発明の好ましい他の態様では、リブ
厚が3.9〜2.0milのハニカム構造体を焼成する
にあたり、400〜600℃の間の昇温速度を40℃/
hr以下とする。上記温度範囲以外の温度領域では、従
来と同様の昇温速度を用いることができる。
【0017】さらに、好ましい一態様として、400〜
500℃の間の昇温速度を60℃/hr以下とするとと
もに、500〜600℃の間の昇温速度を、前記400
〜500℃の間の昇温速度よりも大きくする。好ましい
他の態様では、400〜500℃の間の昇温速度を30
℃/hr以下とするとともに、500〜600℃の間の
昇温速度を、前記400〜500℃の間の昇温速度より
も大きくする。
【0018】なお、本発明の製造対象となる薄壁ハニカ
ム構造体の好ましい態様において、リブ厚4.6〜4.
0milの範囲とリブ厚3.9〜2.0milの範囲と
で好ましい昇温速度が異ならせているのは、それぞれの
リブ厚の薄壁ハニカム構造体を製造する際に必要とされ
る生カオリンの量が異なるため、すなわち、リブ厚が小
さくなるに従って必要とされる生カオリンの量を多くす
る必要があるためである。
【0019】
【実施例】次に、実際の例として、実施例1において焼
成温度400〜600℃の間の昇温速度を変化させてク
ラック発生率を調査した例を説明し、実施例2において
好ましい態様としての成形性と生カオリンの添加量との
関係を調査した例について説明する。
【0020】実施例1 上述した方法に従って、以下の表1、表2に示すよう
に、生カオリンを所定量含むカオリン、タルクおよびア
ルミナ原料から化学組成がコージェライト質に成るよう
にセラミック原料を調合・混合し、得られた混合物に成
形助剤としてメチルセルロースを加えて可塑化し、成形
・乾燥してセラミックハニカム成形体を準備した。セラ
ミックハニカム成形体の形状はすべて同じ形状で、長径
180mm×短径120mm×長さ100mmの楕円形
状であった。次に、準備したセラミックハニカム成形体
を焼成炉で所定のヒートカーブに基づき焼成し、焼成後
にクラックの発生したセラミックハニカム構造体の割合
を求め、その結果から評価をした。焼成にあたっては、
400〜600℃の温度域における昇温速度を以下の表
1、表2に示すように変化させた。結果を表1および表
2に示す。なお、表1および表2において、評価は、使
用に耐えるものを○、使用に耐えないものを×とした。
【0021】
【表1】
【0022】
【表2】
【0023】表1および表2の結果から、生カオリンか
ら結晶水が離脱する温度域である400〜600℃の温
度域での昇温速度を70℃/hr以下と規定すること
で、4.6mil以下という薄壁のセラミックハニカム
構造体を、コージェライト原料として生カオリンを使用
して焼成する場合でも、クラック発生の無い状態で得る
ことができることがわかった。
【0024】また、表1の結果から、リブ厚4.6〜
4.0milのハニカム構造体を得る例では、400〜
600℃の間の温度領域における昇温速度を70℃/h
r以下とすると好ましいことがわかった。また、400
〜500℃の間の温度領域における昇温速度を60℃/
hr以下と設定すれば、クラック発生率は低い値を保っ
た状態で、500〜600℃の間の昇温速度を上げるこ
とができ、生産効率を向上させることができることがわ
かった。これは、400〜500℃の間の昇温速度を下
げることによって、脱水反応を十分促進させることがで
きるためと考える。
【0025】さらに、表2の結果から、リブ厚3.9〜
2.0milのハニカム構造体を得る例では、400〜
600℃の間の温度領域における昇温速度を40℃/h
r以下とする必要があることがわかった。また、表1の
結果と同様、400〜500℃の間の温度領域における
昇温速度を30℃/hr以下と設定すれば、クラック発
生率は低い値を保った状態で、500〜600℃の間の
昇温速度を上げることができ、生産効率を向上させるこ
とができることがわかった。
【0026】実施例2 実施例1と同様に、以下の表3、表4に示すように、生
カオリンを所定量含むリブ厚を種々変化させたセラミッ
クハニカム成形体を準備し、その成形時に変形不良の発
生したセラミックハニカム成形体の割合を求め、その結
果から評価をした。結果を表3および表4に示す。な
お、表3および表4において、評価は、使用に耐えるも
のを○、使用に耐えないものを×とした。
【0027】
【表3】
【0028】
【表4】
【0029】表3の結果から、リブ厚4.6〜4.0m
ilのハニカム構造体を得る例では、原料粉体中の全カ
オリン重量に占める生カオリン重量の割合が30%以上
であることが好ましいことがわかった。また、表4の結
果から、リブ厚3.9〜2.0milのハニカム構造体
を得る例では、原料粉体中の全カオリン重量に占める生
カオリン重量の割合が40%以上であることが好ましい
ことがわかった。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、少なくともコージェライト原料として生カオ
リンを含む薄壁のセラミックハニカム構造体を焼成する
にあたり、コージェライト原料として生カオリンを使用
しても焼成時にクラックの発生の無いセラミックハニカ
ム構造体を得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−100409(JP,A) 特開 平1−203273(JP,A) 特開 平1−215765(JP,A) 特開 平2−255576(JP,A) 特開 平5−85856(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C04B 35/195,35/64 B01J 35/04

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも生カオリンを含むコージェライ
    ト原料をハニカム構造体に押し出し成形後焼成を行うセ
    ラミックハニカム構造体の焼成方法において、リブ厚
    4.6mil以下のハニカム構造体を焼成するにあた
    り、400〜600℃の間の昇温速度を70℃/hr以
    下とすることを特徴とするセラミックハニカム構造体の
    焼成方法。
  2. 【請求項2】リブ厚4.6〜4.0milのハニカム構
    造体を焼成するにあたり、400〜600℃の間の昇温
    速度を70℃/hr以下とする請求項1記載のセラミッ
    クハニカム構造体の焼成方法。
  3. 【請求項3】前記ハニカム構造体を焼成するにあたり、
    400〜500℃の間の昇温速度を60℃/hr以下と
    するとともに、500〜600℃の間の昇温速度を、前
    記400〜500℃の間の昇温速度よりも大きくする請
    求項2記載のセラミックハニカム構造体の焼成方法。
  4. 【請求項4】前記コージェライト原料中の全カオリン重
    量に占める生カオリンの添加量を30%以上とする請求
    項2または3記載のセラミックハニカム構造体の焼成方
    法。
  5. 【請求項5】リブ厚3.9〜2.0milのハニカム構
    造体を焼成するにあたり、400〜600℃の間の昇温
    速度を40℃/hr以下とする請求項1記載のセラミッ
    クハニカム構造体の焼成方法。
  6. 【請求項6】前記ハニカム構造体を焼成するにあたり、
    400〜500℃の間の昇温速度を30℃/hr以下と
    するとともに、500〜600℃の間の昇温速度を、前
    記400〜500℃の間の昇温速度よりも大きくする請
    求項5記載のセラミックハニカム構造体の焼成方法。
  7. 【請求項7】前記コージェライト原料中の全カオリン重
    量に占める生カオリンの添加量を40%以上とする請求
    項5または6記載のセラミックハニカム構造体の焼成方
    法。
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