JP4391784B2 - ドラフト装置のニップ線間間隔を調節するための方法及びスライバの練条機に装備する装置 - Google Patents
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Description
スライダ35a、35b;36a、36bのロック(lock)は、把持具、停止具のような手段で行われる(図7参照)。
歯付きベルト車40及び41は、それぞれ取付架台34a及び33aと係合して、一方ガイドプーリ車42及び46は回転を許すようにそれぞれスライダ35a及び36aに取付けられている。取付架台34aとスライダ36aとの間、および取付架台33aとスライダ35aとの間は剛直にしっかりと(例えば、ボルト)取付けられているので、各々の場合において1つの歯付きベルト車40、41及び一つの案内プーリ車46、42は、下部ロールII及びIII に関連付けられている。歯付きベルト47は、プーリ車40、46の廻りを走行する一方、鏡像関係配置(図3b参照)でプーリ車41、42の廻りを走行する。
移動は、載置状態の上部ロール11から14について行うことができる。図1及び図10は、スライバ5が挿入され、上部ロール11から14が載置状態にある態様を示す。スライバ5が挿入され、そして上部ロール11から14が載置されている状態では、少なくとも一つの下部ロールII、III のスライダ35a、35bまたは取付架台は、非ロック状態(unlocked)にあり、このスライダまたは取付架台が例えば、図3a、3b;5a、5b等の移動装置により、所望のニップライン間隙a、a´;b、b´にセットされ、次にスライダ35a、36a又は取付架台が再びロック(locked)される(例えば、図7参照)。
2 ドラフト装置
3 引き込み手段
4 排出口
5 スライバ
7、8 引取りロール
9 計測手段
11,12,13,14 上部ロール
I、II、III 下部ロール
15、16 引取りロール
19 制御モータ
20 主モータ
21、22、 制御装置
32a,33a、34a 取付架台
35a(35b)、36a(36b) スライダ
VV 予備ドラフトゾーン
HV 主ドラフトゾーン
Claims (57)
- 少なくとも2組のドラフトロールを有し、その少なくとも一つの組が調節可能に設けられ、ドラフト装置のロールの各組が少なくとも1つの駆動下部ロールと、操作の際、下部ロール上に載置されていて、持ち上げて離されるように設けられる少なくとも1つの上部ロールとからなる、スライバの練条装置におけるドラフト装置のニップ線間間隔を調節する方法において、
前記駆動下部ロールのそれぞれは取付架台(33a、33b;34a、34b)に回転可能に取付けられており、前記取付架台はバーに沿って摺動するスライダ(35a、35b、36a、36b)に固定されており、
引き込み側の前記駆動下部ロールの前記スライダおよび中間の前記下部駆動ロールの前記スライダのそれぞれには、ロール駆動プーリ車及び少なくとも一つの案内プーリ車が取付けられており、
緊張駆動要素が前記プーリ車の周りに係合しており、
前記ロール駆動プーリ車又は案内プーリ車が、各々次々に、緊張駆動要素の両側に作用しており、
前記駆動要素が鏡像配置状態で引き込み側の前記駆動下部ロールの周りを走行しており、前記駆動要素が移動の前、間と後で緊張状態にあり、
前記スライバが挿入された状態において、
(a)上部ロールを持ち上げて離させ、
(b)少なくとも1つの下部ロールの前記スライダの前記バーに対する固定を解除することにより、取付架台を非ロック状態にし、
(c)移動装置を用いて前記取付架台を所望のニップ線間間隔に調節し、
(d)前記スライダを前記バーに対して固定することにより、前記取付架台をその後再びロックする、ことを特徴とする方法。 - 少なくとも2組のドラフトロールを有し、その少なくとも一つの組が調節可能に設けられ、ドラフト装置のロールの各組が少なくとも1つの駆動下部ロールと、下部ロール上に載置されていて持ち上げて離されるよう設けられる少なくとも1つの上部ロールとからなる、スライバの練条装置におけるドラフト装置のニップ線間間隔を調節する方法において、
前記駆動下部ロールのそれぞれは取付架台(33a、33b;34a、34b)に回転可能に取付けられており、前記取付架台はバーに沿って摺動するスライダ(35a、35b、36a、36b)に固定されており、
引き込み側の前記駆動下部ロールの前記スライダおよび中間の前記下部駆動ロールの前記スライダのそれぞれには、ロール駆動プーリ車及び少なくとも一つの案内プーリ車が取付けられており、
緊張駆動要素が前記プーリ車の周りに係合しており、
前記ロール駆動プーリ車又は案内プーリ車が、各々次々に、緊張駆動要素の両側に作用しており、
前記駆動要素が鏡像配置状態で引き込み側の前記駆動下部ロールの周りを走行しており、前記駆動要素が移動の前、間と後で緊張状態にあり、
前記スライバが挿入されていて前記上部ロールが載置された状態において、
(a)少なくとも1つの下部ロールの前記スライダの前記バーに対する固定を解除することにより、取付架台を非ロック状態にし、
(b)移動装置を用いて前記取付架台を所望のニップ線間間隔に調節し、
(c)前記スライダを前記バーに対して固定することにより、前記取付架台をその後再びロックし、
ドラフトゾーン内で形成される繊維材料のループを真っ直ぐに伸ばす(揃えられる)ことを特徴とする方法。 - 予備又は主ドラフトゾーンの間隔が減少し、そしてそれと同時に又はその後、主ドラフトゾーン内の繊維材料のループが真っ直ぐに伸ばされる(揃えられる)ことを特徴とする請求項2による方法。
- 繊維材料のループが運転方向(A)における引取りロールの回転により揃えられることを特徴とする請求項2又は3による方法。
- 繊維材料のループが主ドラフトゾーンで形成され、次いで又は同時に予備または主ドラフトゾーンの間隔が増加することを特徴とする請求項2のいずれかの請求項による方法。
- 繊維材料のループが作業方向(B)とは反対の引取りロールの組の回転によって形成されることを特徴とする請求項2から5のいずれかの請求項に記載される方法。
- 移送ロールが載置されていることを特徴とする請求項2から6のいずれかの請求項に記載される方法。
- 1つのドラフト装置及び複数のドラフトゾーンの場合において、ニップ線間間隔の調節が1つのドラフトゾーンから他のドラフトゾーンまで連続して行われることを特徴とする請求項1から7のいずれかの請求項に記載される方法。
- スライバのダブリングとドラフトを行うドラフト装置を有し、少なくとも2組のロール対を有し、各組は上部ロールと下部ロールからなり、少なくとも下部ロールの一つと他の下部ロールとの間の間隔を調節する手段を備え、各組のロールを収容する取付架台を備えており、プーリ車の周りにエンドレスに廻る少なくとも一つの駆動要素によって駆動されるように前記下部ロールが配置されている、練条機における装置において、
少なくとも一つのプーリ車(40、41、42、43、44、45、46;51)と緊張駆動要素(47)とが取付架台(33a、33b;34a、34b;35a、35b;36a、36b)を移動させて前記少なくとも一つの下部ロールと他の下部ロールとの間の間隔を調節するために用いられ、かつ前記プーリ車(40、41、42、43、44、45、46;51)又は前記駆動要素(47)に加えられる駆動動力が前記取付架台(33a、33b;34a、34b;35a、35b;36a、36b)の移動に変換されることができることを特徴とする請求項1から8のいずれかの請求項による方法を実施するための練条機における装置。 - 駆動要素が静止しており、かつプーリ車が回転していることを特徴とする請求項9に記載される装置。
- プーリ車が静止し、かつ駆動要素が駆動されていることを特徴とする請求項9に記載される装置。
- プーリ車の回転又は駆動要素の運動が手動で行われることを特徴とする請求項9から11のいずれかの請求項に記載される装置。
- スライダが直線的に移動可能であることを特徴とする請求項12に記載される装置。
- 駆動要素が歯付きベルトであることを特徴とする請求項9から13のいずれかの請求項に記載される装置。
- 歯付きベルトがエンドレスの可撓性歯付きベルトであることを特徴とする請求項14に記載される装置。
- プーリ車が歯付きベルト車であることを特徴とする請求項9から15のいずれかの請求項に記載される装置。
- プーリ車が案内プーリ車であることを特徴とする請求項9から15のいずれかの請求項に記載される装置。
- 少なくとも1つの駆動プーリ車を有することを特徴とする請求項9から17のいずれかの請求項に記載される装置。
- 複数の駆動プーリ車があることを特徴とする請求項18に記載される装置。
- 駆動要素とプーリ車が相互に係合していることを特徴とする請求項9から19のいずれかの請求項に記載される装置。
- スライダの調節用装置が下部ロールの駆動プーリ車であることを特徴とする請求項12または13に記載される装置。
- 調節の間にスライダが移動できることを特徴とする請求項21に記載される装置。
- スライダが停止されるべく設けられていることを特徴とする請求項21または22に記載される装置。
- 停止装置が停止がとかれることできることを特徴とする請求項9から23のいずれかの請求項に記載される装置。
- スライダの位置表示装置が設けられていることを特徴とする請求項21から23のいずれかの請求項に記載される装置。
- 駆動モータがプーリ車の回転に用いられることを特徴とする請求項9から25のいずれかの請求項に記載される装置。
- 駆動モータが駆動要素の運動に用いられることを特徴とする請求項9から26のいずれかの請求項に記載される装置。
- 駆動モータが下部ロール用に用いられることを特徴とする請求項9から27のいずれかの請求項に記載される装置。
- 分離した駆動モータが用いられることを特徴とする請求項26から28のいずれかの請求項に記載される装置。
- ベルトの短縮又は拡長が、調節の間、自動的に滑らかにされることを特徴とする請求項9から29のいずれかの請求項に記載される装置。
- ベルト長の平均化が2つの案内プーリ車によってスライダにて行われることを特徴とする請求項9から30のいずれかの請求項に記載される装置。
- 下部ロールが単独で互いに独立して調節されるように設けられることを特徴とする請求項9から31のいずれかの請求項に記載される装置。
- 駆動モータが電子制御装置及び調節装置と連繋していることを特徴とする請求項9から31のいずれかの請求項に記載される装置。
- 計測子が制御装置及び調節装置とに結合されていることを特徴とする請求項33に記載される装置。
- 計測子が繊維関係及び/又は機械関係測定変動値に照合されることを特徴とする請求項9から34のいずれかの請求項に記載される装置。
- スライダの調節が練条機が操作状態にあるときにおこなわれることを特徴とする請求項21から23のいずれかの請求項に記載される装置。
- スライダの調節が練条機の停止状態で行われることを特徴とする請求項21から23のいずれかの請求項に記載される装置。
- スライダの調節が調節変動値の入力により行われることを特徴とする請求項21から23のいずれかの請求項に記載される装置。
- 調節変動値がマニュアルで入力されることを特徴とする請求項38に記載される装置。
- 調節変動値のメモリが制御装置及び調節装置に連繋されていることを特徴とする請求項38に記載される装置。
- 引き込みロールのスライダと中間ロールのスライダが剛直な連結子で結合されていることを特徴とする請求項21から23のいずれかの請求項に記載される装置。
- 連結子が離脱可能に連結されていることを特徴とする請求項41に記載される装置。
- ロール対の相互間間隔を繊維材料のない状態で調節できることを特徴とする請求項9から42のいずれかの請求項に記載される装置。
- ロール対の相互間間隔が繊維材料の存在下で調節できることを特徴とする請求項9から42のいずれかの請求項に記載される装置。
- 予備ドラフトゾーンの長さが調節できることを特徴とする請求項9から44のいずれかの請求項に記載される装置。
- 主ドラフトゾーンの長さが調節できることを特徴とする請求項9から45のいずれかの請求項に記載される装置。
- 予備ドラフトゾーンの長さと主ドラフトゾーンの長さが調節できることを特徴とする請求項9から46のいずれかの請求項に記載される装置。
- 各下部ロールが自己の駆動モータを備えていることを特徴とする請求項9から47のいずれかの請求項に記載される装置。
- 引き込み下部ロール及び中間下部ロールが自身の関連する1つの駆動モータを有することを特徴とする請求項9から48のいずれかの請求項に記載される装置。
- ブレーキ、停止装置などが静止プーリ車と係合していることを特徴とする請求項9から49のいずれかの請求項に記載される装置。
- 機械的ブレーキ、停止装置があることを特徴とする請求項50に記載される装置。
- 電気的ブレーキ、停止装置が存在することを特徴とする請求項50に記載される装置。
- 駆動モータが自動制動モータであることを特徴とする請求項48または49に記載される装置。
- 電磁的ブレーキ、停止装置が存在することを特徴とする請求項50に記載される装置。
- 少なくとも3つのドラフト装置ロールの組が存在しており、少なくとも2つが調節可能に据えられていることを特徴とする請求項9から54のいずれかの請求項に記載される装置。
- 取付架台(33a、33b;34a、34b)とスライダ(35a、35b、36a、36b)とが互いにボルトに固着されていることを特徴とする請求項9から55のいずれかの請求項に記載される装置。
- 取付架台(33a、33b;34a、34b)とスライダ(35a、35b、36a、36b)とが一体に構築されていることを特徴とする請求項9から55のいずれかの請求項に記載される装置。
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