JP4391333B2 - 凹凸部隠し用化粧料 - Google Patents

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Description

本発明は皮膚の凹凸部隠し用として有用な化粧料に関し、更に詳しくは、シワや毛穴を簡単に隠蔽するための凹凸部隠し用化粧料及び凹凸部隠し化粧方法に関する。
従来から女性のシワに関する悩みは多く、シワ隠しの様々な化粧料が開発されてきた。例えば、特許文献1では、高重合度メチルポリシロキサンと揮発性油剤と半透明粉体を含有することを特徴とする、シワ隠し用の乳化化粧料を開示しており、不自然さのないシワ隠しを課題としている。また、特許文献2では、粉体、被膜形成剤、揮発性溶剤を含有し、一定の乾燥皮膚表面の表面粗さを有する化粧料を開示しており、肌上でのつきがよく、自然な仕上がりで、肌の凹凸を見えにくくしようとするものであったが、十分なものではなかった。また、女性が最も気にしている、大きなシワまで隠すことは困難であった。
特開2000−7551号公報 特開2002−179530号公報
本発明の課題は、大きなシワや毛穴迄きれいに隠し、見た目や感触の違和感のない凹凸部隠し用化粧料及び凹凸部隠し化粧方法を提供することである。
本発明は、次の成分(A)及び成分(B)を含有し、更に必要によりバインダーを含有する凹凸部隠し用化粧料(以下1剤型化粧料という)を提供する。
成分(A):1個の重合性不飽和基を有する親油性モノマーと2個以上の重合性不飽和基を有する架橋性モノマーを少なくとも構成モノマー単位とし、架橋性モノマーの割合が親油性モノマーに対し0.001〜5重量%である膨潤型吸油性ポリマー粒子
成分(B):シリコーン油
また、本発明は、以下の1剤及び2剤からなる凹凸部隠し用化粧料(以下2剤型化粧料という)、並びに以下の1剤を皮膚の凹部に塗布し、次に、その上から以下の2剤を塗布する、凹凸部隠し化粧方法を提供する。
1剤:上記成分(A)、及び成分(B)を含有する剤
2剤:炭化水素系油剤及びエステル系油剤から選ばれる少なくとも1種を含有する剤
本発明の凹凸部隠し用化粧料は、小じわばかりか、比較的大きなしわや毛穴、傷痕等も隠蔽することができる。更に、表面をより自然に平らに、滑らかに仕上げることができる。
[成分(A):膨潤型吸油性ポリマー粒子]
本発明において、膨潤型吸油性ポリマー粒子とは、シリコーン油以外の油剤(炭化水素油、エステル油、皮脂)を吸収して体積が大きくなる特徴を有するポリマー粒子をいい、以下で定義される膨潤倍率が1.1倍以上、更には1.3倍以上となる粒子が好ましい。
膨潤倍率=r1/r2
ここで、r1は25℃においてスクアランを吸収してから3分後のポリマー粒子の平均粒径、r2はスクアラン吸収前のポリマー粒子の平均粒径を示し、以下の測定法で求めた。
<膨潤倍率測定法>
25℃の測定室にて、スライドガラス上に、両面テープを貼り、その上に膨潤型吸油性ポリマー粒子を1次粒子の状態で固定する。キーエンス社製超深度形状測定顕微鏡VK−8510を用いて、10個以上の粒子の直径を計測する。次に、観察視野中の膨潤型吸油性ポリマー粒子にマイクロシリンジを用いてスクアランを1滴垂らす。3分後に先程計測した粒子と同一の粒子の直径を計測する(この際、過剰量のスクアランはティッシュで拭き取る)。
本発明に用いられる膨潤型吸油性ポリマー粒子の未膨潤状態の平均粒径は、良好な肌の凹凸隠し効果を発現し、良好な使用感を得る観点から、好ましくは0.01μm以上、更に好ましくは0.1μm以上であり、特に好ましくは1μm以上である。上限は、100μm以下が好ましく、更に好ましくは50μm以下である。特に好ましくは40μm以下である。ここで未膨潤状態の平均粒径とは、光散乱式粒径測定装置(例えば、コールター社製LS−230型(分散媒:膨潤しない溶剤)、堀場製作所製LA−910(分散媒:水))にて、測定することにより得られる未膨潤状態での平均粒径である。
本発明の膨潤型吸油性ポリマー粒子を構成する1個の重合性不飽和基を有する親油性モノマーとしては、油の吸収のしやすさから、溶解度パラメータが10未満のものが好ましく、9.5以下のモノマーが更に好ましい。また、溶解度パラメータの下限はモノマーの入手し易さから7以上が好ましく、7.5以上が更に好ましい。また、2種以上の親油性モノマーが含まれる場合、それぞれのモノマーの溶解度パラメータとポリマー中の構成比率より平均値を計算し、その値が上記範囲内に含まれるようにすることが好ましい。溶解度パラメータは、小数点の2桁目の値を四捨五入した値である。
尚、本明細書でいう溶解度パラメータとは、Fedorsの方法〔R. F. Fedors. Polyme. Eng. Sic., 14, 147(1974)〕により下記式(I)で計算された値δ(cal/cm31/2値(以下、SP値ともいう)である。
Figure 0004391333
(式中、Δeiは各々の原子または原子団の蒸発エネルギー、Δviは各々の原子または原子団のモル体積を示す。)
親油性モノマーの具体例としては、スチレン、炭素数1〜24の直鎖又は分岐鎖アルキル基を有するアルキル(メタ)アクリレート、酢酸ビニル等が挙げられ、炭素数1〜24の直鎖又は分岐鎖アルキル基を有するアルキル(メタ)アクリレートが好ましく、炭素数18〜24、特に18〜22の直鎖又は分岐鎖アルキル基を有するアルキル(メタ)アクリレートと、炭素数1〜16、特に4〜16の直鎖又は分岐鎖アルキル基を有するアルキル(メタ)アクリレートの混合物が更に好ましい。これらの親油性モノマーは単独もしくは2種以上を混合して(共)重合することができる。
尚、本明細書において、「(メタ)アクリレート」とは、アクリレート又はメタクリレートを意味する。
本発明に用いられる2個以上の重合性不飽和基を有する架橋性モノマーとしては、(1)エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,3−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、1,10−デカンジオールジ(メタ)アクリレート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリレート残基を2つ以上有する多価アルコールの(メタ)アクリル酸エステル化合物;(2)N−メチルアリル(メタ)アクリルアミド、N−ビニル(メタ)アクリルアミド、N,N’−メチレンビス(メタ)アクリルアミド、ビス(メタ)アクリルアミド酢酸等の(メタ)アクリルアミド化合物;(3)ジビニルベンゼン、ジビニルエーテル、ジビニルエチレン尿素等のジビニル化合物;(4)ジアリルフタレート、ジアリルマレート、ジアリルアミン、トリアリルアミン、トリアリルアンモニウム塩、ペンタエリスリトールのアリルエーテル化体、分子中に少なくとも2個のアリルエーテル単位を有するスクローゼのアリルエーテル化体等のポリアリル化合物;(5)ビニル(メタ)アクリレート、アリル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ−3−アクリロイルオキシプロピル(メタ)アクリレート等の不飽和アルコールの(メタ)アクリル酸エステル等が挙げられる。これらの架橋性モノマーの中では、上記(1)及び(3)が好ましく、特にエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジビニルベンゼンが好ましい。
ポリマー粒子を構成する親油性モノマーに対する架橋性モノマーの割合は、ポリマーの網目構造が適度で、ポリマー粒子が油に溶けずに油を取り込み、良好な膨潤性を示す観点から、0.001〜5重量%であり、0.01〜4重量%が好ましく、0.01〜3重量%が更に好ましい。
更に、本発明の膨潤型吸油性ポリマー粒子には、油を取り込み、良好な膨潤性を阻害しない程度に親水性モノマーを含んでも良い。親水性モノマーとしては、溶解度パラメータが10以上のものが挙げられ、具体的には、エチレングリコール(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、ジエチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミドを前記の4級化剤で4級化した4級アンモニウム塩、(メタ)アクリル酸塩、ビニルピロリドン、ビニルアルコール、マレイン酸塩などが挙げられる。親水性モノマーの含有量は、膨潤型吸油性ポリマー粒子中、30重量%以下、更には15重量%以下、更には5重量%以下が好ましく、特には含まないことが好ましい。
膨潤型吸油性ポリマー粒子として、具体的には、アルキル(メタ)アクリレートとエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、又はポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレートの重合体が好ましく、更にはアルキル(メタ)アクリレートとエチレングリコールジ(メタ)アクリレートの重合体が好ましい。また、アルキル(メタ)アクリレートは、2種以上組み合わせて用いることが好ましく、アルキル鎖長が18以上と16未満を組み合わせることが好ましい。特には、ステアリル(メタ)アクリレートとラウリル(メタ)アクリレート及び、エチレングリコールジ(メタ)アクリレートによる重合体が好ましい。
本発明の化粧料中の成分(A)の含有量は、好ましくは0.5〜80重量%、更に好ましくは6〜70重量%、特に好ましくは10〜40重量%、最も好ましくは20〜30重量%である。
[成分(B):シリコーン油]
本発明に用いられるシリコーン油としては、膨潤型吸油性ポリマーに体積膨張するほど吸収されないものであれば特に限定されず、主鎖骨格がジメチルポリシロキサンである通常化粧料等に使用される一般的なシリコーン油が挙げられ、具体的には、ジメチルポリシロキサン、環状ジメチルポリシロキサン、メチルスチリル変性シリコーン、アルキル変性シリコーン、高級脂肪酸エステル変性シリコーン、メチルフェニルポリシロキサン等が例示される。この中で、ジメチルポリシロキサン、環状ジメチルポリシロキサンが好ましい。特に、2csから20csのジメチルポリシロキサンが好ましい。
本発明の化粧料中の成分(B)の含有量は、良好な塗布性能及び使用感を得る観点から、好ましくは0.1〜40重量%、更に好ましくは5〜30重量%、特に好ましくは10〜30重量%である。
[バインダー]
本発明の化粧料は、膨潤型吸油性ポリマー粒子同士をつなぎとめたり、肌へ膨潤型吸油性ポリマー粒子を粘着させるために、バインダーを含有することが好ましい。
バインダーとしては、皮膜形成性を有するポリマーが挙げられる。皮膜形成性を有するポリマーとしては、好ましくは36℃付近で成膜できるポリマーを用いることが出来、溶液型、水分散型にかかわらず、いずれのポリマーも用いることができる。皮膜形成性は、最低造膜温度測定装置により測定することが出来る。
バインダーの例としては、(メタ)アクリル酸/(メタ)アクリル酸エステル共重合体、(メタ)アクリル酸エステル共重合体、アルキル(メタ)アクリレート・フッ化アルキル(メタ)アクリレート共重合体(例えば:ステアリルメタクリレート・2−(パーフルオロオクチル)エチルメタクリレート共重合体);フッ化アルキル変性シリコーン共重合体(例えば:パーフルオロアルキルエーテルシリコーン);部分架橋オルガノポリシロキサンや、オルガノポリシロキサンをポリ(N−アシルアルキレンイミン)又は糖で変性した特開2002−179530号公報記載の変性オルガノポリシロキサン等のポリシロキサンエラストマー;ポリビニルピロリドン系ポリマー;ビニルピロリドン・ジメチルアミノエチルメタクリレート共重合体、その部分四級化ポリマー等のカチオン系高分子;ポリスチレンスルホン酸ナトリウム、メチルビニルエーテル・マレイン酸共重合体等のアニオン系高分子;(メタ)アクリル系共重合体;ポリビニルアルコール及びその誘導体・共重合体;ポリ酢酸ビニル及び共重合体;ポリウレタン、アクリル−ポリウレタン、ポリビニルピロリドン−ポリウレタン、ポリエステル−ポリウレタン、ポリエーテル−ポリウレタン等のウレタン系高分子;スチレン−ブタジエンゴム、イソプレンゴム等の合成ゴムや天然ゴム;アクリル−シリコーン等のシリコーンゴム及びその誘導体等が挙げられる。あるいは、これらの架橋体を用いることができる。これらの中で、(メタ)アクリル酸/(メタ)アクリル酸エステル共重合体、(メタ)アクリル酸エステル共重合体が好ましく、更には、Tgを−45℃〜−15℃有する(メタ)アクリル酸/(メタ)アクリル酸エステル共重合体、(メタ)アクリル酸エステル共重合体が好ましい。より具体的には、アクリル酸又はその塩/アクリル酸n−ブチル/メタクリル酸メチル共重合体が挙げられる。
これらのバインダーは単独あるいは2種以上の組み合わせで使用することが出来る。
[凹凸部隠し用化粧料(1剤型)]
本発明の1剤型凹凸部隠し用化粧料は、成分(A)及び成分(B)を含有する。本発明の化粧料中の成分(A)の含有量は、低すぎると、体積膨張によるシワ・毛穴隠しの効果が弱くなり、多すぎると塗布し難くなるので、好ましくは0.5〜80重量%、更に好ましくは6〜70重量%、特に好ましくは10〜40重量%、最も好ましくは20〜30重量%である。
また、本発明の化粧料中の成分(B)の含有量は、塗布時にカス状のもの(よれ)が発生するのを防止して、良好な塗布性能を得、塗布時に伸びすぎず、しわの中へ化粧料を十分に埋めることができるようにする観点から、好ましくは0.1〜40重量%、更に好ましくは5〜30重量%、特に好ましくは10〜30重量%である。
本発明の1剤型凹凸部隠し用化粧料を用いたしわを隠す機構は次の通りである。まず、本発明の化粧料をしわ部位に塗布する。そして、皮膚表面上の皮脂を吸収し、しわの中の成分(A)の体積を大きくすることで、これまで十分に隠せなかったしわを確実に埋めることができる。
本発明の化粧料中のバインダーの含有量は、化粧の持続性及び化粧持ちを良好にし、よれの発生を防止する観点から、好ましくは1〜40重量%、更に好ましくは2〜20重量%である。
成分(A)とバインダーの配合割合は、成分(A)を十分につなぎとめ、しわ隠し効果を持続させ、また化粧料を適度に乾燥させる観点から、成分(A)の未膨潤状態の量が、バインダー1重量部に対し、0.1〜20重量部が好ましく、0.5〜10重量部が更に好ましい。
更に本発明の凹凸部隠し用化粧料は、粉体を含有することができる。粉体は、仕上がりをより自然に見せる効果、より大きなしわを隠すため、成分(A)の嵩上げ分として含有することができ、無機物、有機物に限定されず化粧品に使用できる粉体であればいずれも含有することができる。粉体は、平均粒径が0.01〜100μmのものが好ましく、更には0.1〜50μmのものが好ましい。化粧料中の粉体の含有量は、十分なしわ埋めの嵩上げ分の効果を得、塗布時にカス状のものが発生するのを防止し、良好な塗布性能を得る観点から、0.1〜40重量%が好ましく、1〜30重量%が更に好ましく、3〜15重量%が特に好ましい。
具体的には、シリカ、アルミノシリケート、ゼオライト、硫酸バリウム、窒化ホウ素、アルミナ、二酸化チタン、タルク、マイカ、合成金雲母、雲母チタン等の無機粉体;シリコーン樹脂、ポリエチレン樹脂、ウレタン樹脂、ポリ(メタ)アクリル酸エステル系共重合体、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリスチレン樹脂、尿素樹脂、フェノール樹脂、フッ素樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、ポリカーボネート樹脂、ジビニルベンゼン・スチレン共重合体、シルクパウダー、セルロースパウダー等の有機粉体;酸化鉄、酸化亜鉛、酸化クロム等の着色顔料などが挙げられる。また、これらの粉体に化粧用油剤、紫外線吸収剤等を内包させたものや、これらの粉体を複合させたもの等も用いることができる。
粉体の形状としては、板状、球状等いずれでも良く、表面の処理状態には依存しない。特に板状のものは、皮膚に対する密着性がよく、しわ隠しの持続効果に優れ好ましい。
更に本発明の凹凸部隠し用化粧料は、界面活性剤を含有することができる。界面活性剤に関しては、アニオン系、両性系、ノニオン系に関わらず、化粧品に使用できるような界面活性剤を使用することが出来る。アニオン界面活性剤としては、炭素数12〜24の疎水基を有するものが挙げられ、高級脂肪酸塩、N−アシルアミノ酸型界面活性剤、リン酸エステル型界面活性剤、脂肪酸モノグリセライド硫酸エステル塩、アシル化イセチオン酸塩、アシル化サルコシン塩、アシル化タウレート、N−アルキルアミドアルカノール硫酸エステル塩、アルキル硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシアルキレンアルケニルエーテル硫酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、スルホコハク酸アルキルエステル塩、α−オレフィンスルホン酸塩等が例示される。これらのうち、特に高級脂肪酸塩、リン酸エステル型界面活性剤、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩が好ましい。 両性界面活性剤としては、炭素数12〜24の疎水基を有するものが挙げられ、カルボベタイン型、アミドベタイン型、スルホベタイン型、アミドスルホベタイン型、イミダゾリニウムベタイン型、ホスホベタイン型、アルキルアミンオキシド型等のいずれでも良く、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、ラウリルヒドロキシスルホベタインが好ましい。ノニオン界面活性剤としては、例えばポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルケニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、高級脂肪酸ショ糖エステル、グリセリン脂肪酸エステル、グリコール脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、アルキルグルコシド系界面活性剤、グリセリルエーテル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリエーテル変性シリコーン等が挙げられる。これらのうち、特にポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリエーテル変性シリコーンが好ましい。本発明の化粧料中の界面活性剤の含有量は、好ましくは0.1〜10重量%、更に好ましくは0.5〜5重量%である。
本発明の凹凸部隠し用化粧料は、保湿剤や着色剤を含有することができる。保湿剤としては、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、ソルビトール等が挙げられる。着色剤としては、法定色素に代表される有機系の染料、顔料やベンガラ等に代表される無機系の顔料等が挙げられる。
更に本発明の凹凸部隠し用化粧料は、エタノール、イソプロピルアルコール等の炭素数1〜3の低級アルコール;水等の溶媒を含有することが、剤の乾燥性を早めると共に、さっぱりした感触を与え、更に膨潤型吸油性ポリマーの膨潤を調節することもでき、好ましい。このような溶媒の含有量は、本発明の化粧料中、好ましくは5〜60重量%、更に好ましくは10〜50重量%である。
本発明の1剤型化粧料中の膨潤型吸油性ポリマー粒子、バインダーや粉体を含めた総固形分は、十分にしわを埋める観点から、10重量%以上が好ましく、15重量%以上が更に好ましく、20重量%以上が特に好ましい。上限は、80重量%以下が好ましく、60重量%以下が更に好ましく、45重量%以下が特に好ましい。
本発明の凹凸部隠し用化粧料は、この他、pH緩衝剤、増粘剤、抗菌剤、防腐剤、美白剤、収斂剤、皮膚軟化剤等を配合することが出来る。
本発明の凹凸部隠し用化粧料は、非水系、W/O型又はO/W型乳化物が好ましく、W/O型乳化物が、外相が油剤であるため、肌との潤滑性に優れ、伸ばしやすいので、特に好ましい。
[2剤型凹凸部隠し用化粧料]
本発明の2剤型凹凸部隠し用化粧料は、上記成分(A)及び成分(B)を含有する1剤、及び炭化水素系油剤及びエステル系油剤から選ばれる少なくとも1種を含有する2剤からなる。このような2剤型の化粧料は、まず1剤を皮膚の凹部に塗布し、次に、その上から2剤を塗布することにより、凹凸部を効果的に隠すことができる。
成分(A)及び成分(B)を含有する1剤としては、上記1剤型化粧料として記載したものが好ましい。
2剤中に含有される炭化水素系油剤としては、スクアラン、流動パラフィン、流動イソパラフィン等が挙げられ、エステル系油剤としては、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸イソプロピルなどのモノエステル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコールなどのジエステル、カプリルカプリン酸グリセリル、不飽和のオレイン酸グリセリル、オリーブ油などのトリエステルが挙げられる。
2剤中の炭化水素系油剤及びエステル系油剤から選ばれる少なくとも1種の配合量は、5〜100重量%が好ましく、20〜100重量%が更に好ましく、20〜90重量%が特に好ましい。
2剤中にも粉体を配合することが、大きなしわを埋める場合の嵩上げ分として効果があり好ましい。粉体としては、無機物、有機物に限定されず化粧品に使用できる粉体であれば配合することが出来る。2剤中の粉体の配合量は、十分な嵩上げ効果を得、良好な化粧仕上がり効果を得る観点から、3〜80重量%が好ましく、8〜60重量%が更に好ましく、10〜60重量%が特に好ましい。
粉体の形状としては、特に限定されず、板状、球状等いずれでも良い。具体的には、1剤と同様のものが挙げられる。また、粉体は、平均粒径が0.01〜100μmのものが好ましく、更には0.1〜50μmのものが好ましい。
2剤中には、1剤同様に界面活性剤を含有することができる。界面活性剤に関しては、アニオン系、両性系、ノニオン系に関わらず、化粧品に使用できるような界面活性剤を使用することが出来るが、特にノニオン系界面活性剤が好ましい。特にポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリエーテル変性シリコーンが好ましい。本発明の化粧料中の界面活性剤の含有量は、好ましくは0.1〜10重量%、更に好ましくは0.5〜5重量%である。
更に2剤中には、エタノール、イソプロピルアルコール等の炭素数1〜3の低級アルコール;水等の溶媒を含有することが、剤の乾燥性を早めると共に、さっぱりした感触を与え、更に膨潤型吸油性ポリマーの膨潤を調節することもでき、好ましい。このような溶媒の含有量は、本発明の化粧料中、好ましくは0.01〜50重量%、更に好ましくは1〜10重量%である。
2剤中の粉体を含めた不揮発分の配合割合は、経時での揮発成分の蒸散によるしわの凹みを抑制する観点から、60重量%以上が好ましく、70重量%以上が更に好ましい。
本発明の2剤型凹凸部隠し用化粧料を用いたしわを隠す機構は次の通りである。まず、1剤目をしわ部位に塗布する。そして、その上へ成分(A)を膨潤させる油剤を含む2剤を塗布することで、しわの中の成分(A)の体積を大きくし、しわを埋めることができる。
2剤中には、上記成分の他に、保湿剤、着色剤、界面活性剤、pH緩衝剤、増粘剤、抗菌剤、防腐剤、美白剤、収斂剤、皮膚軟化剤等を配合することが出来る。
2剤は、非水系、W/O型又はO/W型乳化物いずれでも良い。このうち非水系、W/O型乳化物が、外相が油剤であるため、成分(A)へ、油剤を供給する点や、肌との潤滑性に優れ、伸ばしやすいので、特に好ましい。
製造例1(膨潤型吸油性ポリマー粒子1の合成)
ビーカーに、水2000g、ポリビニルアルコール(EG−30、日本合成(株)製)7.5gを入れ混合溶解した。別のビーカーにメタクリル酸ステアリル(SP値8.7)を350g、メタクリル酸ラウリル(SP値8.7)を150g、エチレングリコールジメタクリレートを5g、過酸化ラウロイルを20g入れ攪拌した。過酸化ラウロイルを溶解した後、前述のポリビニルアルコール水溶液と混合し、ラインミキサーにより乳化を行った(乳化粒径 21μm)。乳化液を5L反応容器に入れ、窒素ガスにより溶存酸素を除去した後、乳化液を70℃に昇温し、5時間重合を行い、更に80℃で4時間重合を続けた。冷却後、静置分離、デカンテーションを行い、固形分60%の粒子スラリーを得た(収率97%)。
このスラリーを乾燥することにより、ポリマー粒子を得た。スクアラン吸収3分後の粒子の直径は、スクアラン吸収前と比較し、1.5倍(25℃で測定)に増大した。
製造例2(膨潤型吸油性ポリマー粒子2の合成)
ビーカーに、水2100g、5%ポリビニルアルコール(EG−30、日本合成(株)製)水溶液300gを入れ混合した。別のビーカーにメタクリル酸ステアリル(SP値8.7)を420g、アクリル酸ブチル(SP値8.8)を180g、エチレングリコールジメタクリレートを6g、過酸化ラウロイルを12g入れ攪拌した。過酸化ラウロイルを溶解した後、前述のポリビニルアルコール水溶液と混合し、ラインミキサーにより乳化を行った(乳化粒径 13μm)。乳化液を3L反応容器に入れ、窒素ガスにより溶存酸素を除去した後、乳化液を70℃に昇温し、6時間重合を続けた。冷却後、静置分離、デカンテーションを行い、固形分60%の粒子スラリーを得た(収率97%)。
このスラリーを乾燥することにより、ポリマー粒子を得た。スクアラン吸収3分後の粒子の直径は、スクアラン吸収前と比較し、1.5倍(25℃で測定)に増大した。
製造例3(膨潤型吸油性ポリマー粒子3の合成)
ビーカーに、水175g、5%ポリビニルアルコール(217E、クラレ(株)製)水溶液25gを入れ混合した。別のビーカーにメタクリル酸ステアリル(SP値8.7)を50g、エチレングリコールジメタクリレートを0.5g、過酸化ラウロイルを1g入れ攪拌した。過酸化ラウロイルを溶解した後、前述のポリビニルアルコール水溶液と混合し、ラインミキサーにより乳化を行った(乳化粒径 19μm)。乳化液を500mL反応容器に入れ、窒素ガスにより溶存酸素を除去した後、乳化液を70℃に昇温し、6時間重合を行い、更に80℃で3時間重合を続けた。冷却後、静置分離、デカンテーションを行い、固形分60%の粒子スラリーを得た(収率97%)。
このスラリーを乾燥することにより、粒子を得た。スクアラン吸収3分後の粒子の直径は、スクアラン吸収前と比較し、1.1倍(25℃で測定)に増大した。尚、40℃で測定した場合、1.5倍である。
製造例4(バインダー1の合成)
反応容器に水150g、過硫酸アンモニウム0.5gを仕込み、窒素ガスを流して溶存酸素を除去した。滴下ロートにメタクリル酸メチル17g、アクリル酸n−ブチル80g、アクリル酸3gを仕込んだ。攪拌下に反応容器を75℃まで昇温し、滴下ロートより上記モノマーを3時間かけて滴下後、3時間熟成を行った。冷却後、NaOH水溶液によりアクリル酸の35%を中和し、濃縮した後、若干の凝集物を除去し、固形分50%のポリマーエマルジョン(以下バインダー1という)を得た。このエマルジョンの最低成膜温度を測定した結果、4℃以下であった。
実施例1〜4
表1に示す油性成分の混合物中に粉体を加え、攪拌した。その後、膨潤性吸油性ポリマー粒子、バインダーなどを含む水性成分を滴下し、攪拌して、しわ隠し化粧料を得た。
比較例1(特開2002−179530号公報本発明品6記載の化粧料)
アクリル系エマルション(ヨドゾールGH34、カネボウNSC社製)へ他成分を加え、攪拌して、表1に示す組成のしわ隠し化粧料を得た。
比較例2(特開2000−7551号公報実施例1記載の化粧料)
表1に示す油性成分を80℃に加熱後、シリカゲルを加え分散し、これに、80℃に加熱した水性成分を徐々に加え乳化し、更に80℃に加熱した水酸化ナトリウム水溶液を加えて中和して、攪拌冷却して、しわ隠し化粧料を得た。
実施例1〜4及び比較例1〜2で得られたしわ隠し化粧料について、下記方法でしわの隠蔽性及び化粧効果の持続性を評価した。結果を表1に示す。
<しわの隠蔽性>
洗顔後、しわ隠し化粧料を目尻の大シワに適量(約米粒大)塗布し、塗布後、目尻のしわの隠蔽性を、10名の専門パネラーにより以下の5段階で評価し、その平均点で示した。
5:ほとんど目立たない
4:あまり目立たない
3:どちらともいえない
2:目立つ
1:非常に目立つ。
<化粧効果の持続性>
化粧を行なった後、しわ隠蔽性の効果の持続性(塗布してから2時間後の状態)を、上記専門パネラー10名(目元のしわの気になる人)により、以下の3段階で評価し、その平均点を示した。
5:効果が持続している
3:効果がやや持続している
1:効果が持続していない
Figure 0004391333
実施例5〜6及び比較例3〜4
表1の実施例2の組成からなる1剤を、洗顔後の目尻の大シワに適量(約米粒大)塗布した後に、表2に示す組成の2剤を塗布し、実施例1と同様の基準でしわの隠蔽性及び化粧効果の持続性を評価した。結果を表2に示す。
Figure 0004391333
処方例1
下記に示す油性成分の混合物中に粉体を加え、攪拌し、その後、膨潤性吸油性ポリマー粒子1、バインダー1などを含む水性成分を滴下し、攪拌して、下記組成のしわ隠し化粧料を調製する。
<化粧料組成>
膨潤型吸油性ポリマー粒子1(固形分60%) 50重量%
バインダー1(固形分50%) 15重量%
ジメチルポリシロキサン(KF96A-6cs:信越化学(株)) 10重量%
ジメチルポリシロキサン環状5量体 10重量%
ジメチルシロキサン・メチル(ポリオキシエチレン)シロキサン共重合体 2重量%
(SH3775:東レ・ダウコーニング(株))
メチルシロキサン網状重合体 8重量%
(トスパール145A,GE東芝シリコーン(株))
マイカ 1重量%
タルク 1重量%
ベンガラ 0.01重量%
黄酸化鉄 0.05重量%
酸化チタン 0.05重量%
1,3−ブチレングリコール 0.2重量%
エタノール 2重量%
精製水 0.69重量%
処方例2
表1の実施例2の組成からなる1剤を、洗顔後の目尻の大シワに適量(約米粒大)塗布した後に、下記組成の2剤(W/O乳化型)を塗布する。
<2剤組成>
スクワラン 40重量%
ジカプリンン酸ネオペンチルグリコール(ジエステル油) 10重量%
トリイソステアリン酸ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 2重量%
(エマレックスRWIS-310,日本エマルジョン(株))
メチルシロキサン網状重合体 30重量%
(トスパール145A,GE東芝シリコーン(株))
タルク 5重量%
マイカ 5重量%
硫酸マグネシウム 1重量%
エタノール(水7.59重量%含有) 1重量%
精製水 6重量%

Claims (3)

  1. 次の1剤及び2剤からなる凹凸部隠し用化粧料。
    1剤:A)炭素数18〜24の直鎖又は分岐鎖アルキル基を有するアルキル(メタ)アクリレートと、炭素数1〜16の直鎖又は分岐鎖アルキル基を有するアルキル(メタ)アクリレートとの混合物からなる親油性モノマー、及び(メタ)アクリレート残基を2つ以上有する多価アルコールの(メタ)アクリル酸エステル化合物、N−メチルアリル(メタ)アクリルアミド、N−ビニル(メタ)アクリルアミド、N,N’−メチレンビス(メタ)アクリルアミド、ビス(メタ)アクリルアミド酢酸、ジビニル化合物、ポリアリル化合物、及び不飽和アルコールの(メタ)アクリル酸エステル化合物から選ばれる2個以上の重合性不飽和基を有する架橋性モノマーを少なくとも構成モノマー単位とし、架橋性モノマーの割合が親油性モノマーに対し0.001〜5重量%である、平均粒径0.01〜100μmの膨潤型吸油性ポリマー粒子、及びB)シリコーン油を含有する剤
    2剤:炭化水素系油剤及びエステル系油剤から選ばれる少なくとも1種を含有する剤
  2. 請求項1記載の1剤を皮膚の凹部に塗布し、次に、その上から請求項1記載の2剤を塗布する、凹凸部隠し化粧方法。
  3. A)炭素数18〜24の直鎖又は分岐鎖アルキル基を有するアルキル(メタ)アクリレートと、炭素数1〜16の直鎖又は分岐鎖アルキル基を有するアルキル(メタ)アクリレートとの混合物からなる親油性モノマー、及び(メタ)アクリレート残基を2つ以上有する多価アルコールの(メタ)アクリル酸エステル化合物、N−メチルアリル(メタ)アクリルアミド、N−ビニル(メタ)アクリルアミド、N,N’−メチレンビス(メタ)アクリルアミド、ビス(メタ)アクリルアミド酢酸、ジビニル化合物、ポリアリル化合物、及び不飽和アルコールの(メタ)アクリル酸エステル化合物から選ばれる2個以上の重合性不飽和基を有する架橋性モノマーを少なくとも構成モノマー単位とし、架橋性モノマーの割合が親油性モノマーに対し0.001〜5重量%である、平均粒径0.01〜100μmの膨潤型吸油性ポリマー粒子、及びB)シリコーン油を含有する剤を皮膚の凹部に塗布し、皮膚表面上の皮脂を膨潤型吸油性ポリマー粒子に吸収させる、凹凸部隠し化粧方法。
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