JP2005314372A - 水中油型メイクアップ化粧料 - Google Patents
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Abstract
【課題】さっぱりとした心地よい感触を持ち、化粧落としが容易であり、皮膚への付着に優れるため化粧膜が均一となり、耐水、耐皮脂性を有する、いわゆる化粧もちに優れた水中油型メイクアップ料を提供するものである。
【解決手段】 次の成分(A)、(B);(A)成分(a)特定の三次元架橋構造を有するシリコーン重合物と成分(b)フルオロアルキル基含有オルガノポリシロキサンとを含有するペースト状組成物、(B)ポリマーエマルションを含有することを特徴とする水中油型メイクアップ化粧料に関するものである。
【選択図】なし
【解決手段】 次の成分(A)、(B);(A)成分(a)特定の三次元架橋構造を有するシリコーン重合物と成分(b)フルオロアルキル基含有オルガノポリシロキサンとを含有するペースト状組成物、(B)ポリマーエマルションを含有することを特徴とする水中油型メイクアップ化粧料に関するものである。
【選択図】なし
Description
本発明は、さっぱりとした心地よい感触を持ち、化粧落としが容易であり、皮膚への付着に優れるため化粧膜が均一となり、耐水、耐皮脂性を有する、いわゆる化粧もちに優れた水中油型メイクアップ化粧料に関するものである。
従来より、水中油型メイクアップ化粧料は、さっぱりとみずみずしい心地よい感触が得られ、化粧落としが容易であるため、広く用いられている。しかし、このような化粧料は汗や涙などの水分によって化粧膜が崩れやすいと言う欠点が知られていた。これを解決する方法として、顔料などの粉体を撥水化処理して配合することがなされていたが、効果が十分とは言えず、さらに開発が進められている。例えば、オルガノポリシロキサン粒子の水性懸濁物と皮膜形成粒子の水性分散物を含有し、化粧の持続力と耐水性を向上させた技術がある(例えば、特許文献1参照)。一方、撥水性に加え、撥油性も向上させ、汗や涙に加え皮脂による化粧膜の崩れを防ぐ方法として、パーフルオロアルキル基を有するフッ素系油剤を用いることが行われているが、このフッ素系油剤は、化粧料に汎用される油や水との親和性が低いため、特に水中油型化粧料に安定に配合する事は難しかった。そこで種々の検討がなされている。例えば、特定のショ糖脂肪酸ジエステルを用いて、フッ素系油剤を安定に配合する技術(例えば、特許文献2参照)や、フッ素系油剤に対して、膨潤性を持つシリコーン重合物の開発も検討されてきた(例えば、特許文献3参照)。
しかしながら、オルガノポリシロキサン粒子と皮膜形成性粒子の水性分散物はいずれも粒子状で水系に存在するため、本来の皮膜形成能を十分に発揮する事が出来ず、耐水性には優れるが耐皮脂性は十分得られなかったり、均一な皮膜を形成する事が出来なかったりする場合があった。また、特定のショ糖脂肪酸ジエステルとフッ素系油剤を組み合わせた技術では、フッ素系油剤が液状で配合されているため、皮膚への付着性に劣り、均一な化粧膜が形成しにくい上に、長時間化粧をしていると次第に化粧膜の一部が消失する、いわゆる化粧崩れやにじみといわれる現象が起こる場合があった。さらに、フッ素系油剤に対して膨潤性を持つシリコーン重合物は、水を配合した時には油中水型での安定性は優れるものの、水中油型では安定に配合することが困難な場合があった。また、シリコーン重合物は皮膚への付着性に劣るため、均一な膜を形成する事が難しい場合があった。
このように水中油型メイクアップ化粧料の特徴であるさっぱりとした心地よい感触を持ち、化粧落としが容易であり、皮膚への付着に優れ、耐水、耐皮脂性を有する、いわゆる化粧もちに優れた化粧料を得ることは難しかった。すなわち本発明の課題はさっぱりとした心地よい感触を持ち、化粧落としが容易であり、皮膚への付着に優れるため化粧膜が均一となり、耐水、耐皮脂性を有する化粧もちに優れた水中油型メイクアップ化粧料を提供する事にある。
このように水中油型メイクアップ化粧料の特徴であるさっぱりとした心地よい感触を持ち、化粧落としが容易であり、皮膚への付着に優れ、耐水、耐皮脂性を有する、いわゆる化粧もちに優れた化粧料を得ることは難しかった。すなわち本発明の課題はさっぱりとした心地よい感触を持ち、化粧落としが容易であり、皮膚への付着に優れるため化粧膜が均一となり、耐水、耐皮脂性を有する化粧もちに優れた水中油型メイクアップ化粧料を提供する事にある。
かかる実情において、本発明者らは上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、フルオロアルキル基含有オルガノポリシロキサンを特定のシリコーン重合物の構造中に取り込ませたペースト状組成物と、高分子化合物をエマルション状態にしたポリマーエマルションと組み合わせて水中油型メイクアップ化粧料中に配合することにより、さっぱりとした心地よい感触を持ち、化粧落としが容易であり、皮膚への付着に優れ、耐水、耐皮脂性を有する、いわゆる化粧もちに優れた水中油型メイクアップ化粧料を提供することができることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、次の成分(A)、(B);
(A)下記成分(a)と(b)とを含有するペースト状組成物、
(a)下記一般式(1)で示されるオルガノハイドロジェンポリシロキサン
R1 aHbSiO(4−a−b)/2(1)
と、下記一般式(2)で示されるオルガノポリシロキサン
R1 cR2 dSiO(4−c−d)/2(2)
を重合してなり、有機溶剤に不溶で、かつ自重と同質量以上のペンタ−3,3,3−トリフルオロプロピルペンタメチルシクロペンタシロキサンを含みうる三次元架橋構造を有するシリコーン重合物(但し、式中R1はそれぞれ同じか又は異なってもよく、脂肪族不飽和結合を有しない、置換又は非置換の、炭素数1〜20の一価炭化水素基であって、その11〜60モル%がフッ素置換一価炭化水素基である一価炭化水素基であり、R2は末端ビニル基を有する炭素数2〜10の一価炭化水素基であり、aは1.0〜2.3、bは0.001〜1.0、cは1.0〜2.3、dは0.001〜1.0であって、1.5≦a+b≦2.6、1.5≦c+d≦2.6を満たす。)
(b)フルオロアルキル基含有オルガノポリシロキサン
(B)ポリマーエマルション
を含有することを特徴とする水中油型メイクアップ化粧料を提供するものである。
すなわち本発明は、次の成分(A)、(B);
(A)下記成分(a)と(b)とを含有するペースト状組成物、
(a)下記一般式(1)で示されるオルガノハイドロジェンポリシロキサン
R1 aHbSiO(4−a−b)/2(1)
と、下記一般式(2)で示されるオルガノポリシロキサン
R1 cR2 dSiO(4−c−d)/2(2)
を重合してなり、有機溶剤に不溶で、かつ自重と同質量以上のペンタ−3,3,3−トリフルオロプロピルペンタメチルシクロペンタシロキサンを含みうる三次元架橋構造を有するシリコーン重合物(但し、式中R1はそれぞれ同じか又は異なってもよく、脂肪族不飽和結合を有しない、置換又は非置換の、炭素数1〜20の一価炭化水素基であって、その11〜60モル%がフッ素置換一価炭化水素基である一価炭化水素基であり、R2は末端ビニル基を有する炭素数2〜10の一価炭化水素基であり、aは1.0〜2.3、bは0.001〜1.0、cは1.0〜2.3、dは0.001〜1.0であって、1.5≦a+b≦2.6、1.5≦c+d≦2.6を満たす。)
(b)フルオロアルキル基含有オルガノポリシロキサン
(B)ポリマーエマルション
を含有することを特徴とする水中油型メイクアップ化粧料を提供するものである。
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本発明の水中油型メイクアップ化粧料は、さっぱりとした心地よい感触を持ち、化粧落としが容易であり、皮膚への付着に優れるため化粧膜が均一となり、耐水、耐皮脂性を有する化粧もちに優れるものである。
本発明の水中油型メイクアップ化粧料は、さっぱりとした心地よい感触を持ち、化粧落としが容易であり、皮膚への付着に優れるため化粧膜が均一となり、耐水、耐皮脂性を有する化粧もちに優れるものである。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明で用いられる成分(A)のペースト状組成物は、成分(a)シリコーン重合物と成分(b)フルオロアルキル基含有オルガノポリシロキサンを含有するものであり、混練等によりペースト状の組成物となるものである。
本発明で用いられる成分(A)のペースト状組成物は、成分(a)シリコーン重合物と成分(b)フルオロアルキル基含有オルガノポリシロキサンを含有するものであり、混練等によりペースト状の組成物となるものである。
本発明で用いられる成分(A)のペースト状組成物に含有される、成分(a)シリコーン重合物は、下記一般式(1)で示されるオルガノハイドロジェンポリシロキサン
R1 aHbSiO(4−a−b)/2(1)
と、下記一般式(2)で示されるオルガノポリシロキサン
R1 cR2 dSiO(4−c−d)/2(2)
を重合してなり、有機溶剤に不溶で、かつ自重と同質量以上のペンタ−3,3,3−トリフルオロプロピルペンタメチルシクロペンタシロキサンを含みうることを特徴とする三次元架橋構造を有するシリコーン重合物(但し、式中R1はそれぞれ同じか又は異なってもよく、脂肪族不飽和結合を有しない、置換又は非置換の、炭素数1〜20の一価炭化水素基であって、その11〜60モル%がフッ素置換一価炭化水素基である一価炭化水素基であり、R2は末端ビニル基を有する炭素数2〜10の一価炭化水素基であり、aは1.0から2.3、bは0.001〜1.0、cは1.0〜2.3、dは0.001〜1.0であって、1.5≦a+b≦2.6、1.5≦c+d≦2.6を満たす。)で、具体的には特開2001−342255号公報に記載されているものが挙げられる。
R1 aHbSiO(4−a−b)/2(1)
と、下記一般式(2)で示されるオルガノポリシロキサン
R1 cR2 dSiO(4−c−d)/2(2)
を重合してなり、有機溶剤に不溶で、かつ自重と同質量以上のペンタ−3,3,3−トリフルオロプロピルペンタメチルシクロペンタシロキサンを含みうることを特徴とする三次元架橋構造を有するシリコーン重合物(但し、式中R1はそれぞれ同じか又は異なってもよく、脂肪族不飽和結合を有しない、置換又は非置換の、炭素数1〜20の一価炭化水素基であって、その11〜60モル%がフッ素置換一価炭化水素基である一価炭化水素基であり、R2は末端ビニル基を有する炭素数2〜10の一価炭化水素基であり、aは1.0から2.3、bは0.001〜1.0、cは1.0〜2.3、dは0.001〜1.0であって、1.5≦a+b≦2.6、1.5≦c+d≦2.6を満たす。)で、具体的には特開2001−342255号公報に記載されているものが挙げられる。
R1としては具体的には、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等の炭化水素基、フェニル基、トリル基等のアリール基、トリフルオロプロピル基、ノナフルオロヘキシル基、ヘプタデシルフルオロデシル基等のフッ素置換アルキル基等を挙げることができるが、特にメチル基及びトリフルオロプロピル基が好ましい。
有機基R1のうち、11〜60モル%がフッ素置換一価炭化水素基であることが必須である。11モル%未満であると(B)成分のフルオロアルキル基含有オルガノポリシロキサンへの親和性が乏しくなり、60モル%を超えると一般式(1)で示されるオルガノハイドロジェンポリシロキサンの製造が困難になる。好ましい範囲としては、20〜50モル%である。
R2としては具体的には、ビニル基、アリル基、ブテニル基、ペンテニル基、ヘキセニル基、ヘプテニル基、オクテニル基、ノネニル基、デセニル基等を挙げられるが、特にビニル基、アリル基が望ましい。
aは1.0〜2.3を示し、aが1.0より小さいと架橋度が高くなりすぎるため自重と同質量以上のペンタ−3,3,3−トリフルオロプロピルペンタメチルシクロペンタシロキサンを含み得ず、2.3より大きいと架橋度が低くなりすぎるため、三次元架橋構造の形成が困難になる。より好ましい範囲としては1.2〜2.1である。
bは0.001〜1.0を示し、bが0.001より小さいと架橋度が低くなりすぎるため、三次元架橋構造の形成が困難になり、1.0を超えると架橋度が高くなりすぎるため、自重と同質量以上のペンタ−3,3,3−トリフルオロプロピルペンタメチルシクロペンタシロキサンを含み得なくなる。より好ましい範囲としては0.005〜0.5である。
cは1.0〜2.3を示し、cが1.0より小さいと架橋度が高くなりすぎるため自重と同質量以上のペンタ−3,3,3−トリフルオロプロピルペンタメチルシクロペンタシロキサンを含み得ず、2.3より大きいと架橋度が低くなりすぎるため、三次元架橋構造の形成が困難になる。より好ましい範囲としては1.2〜2.1である。
dは0.001〜1.0を示し、dが0.001より小さいと架橋度が低くなりすぎるため、三次元架橋構造の形成が困難になり、1.0を超えると架橋度が高くなりすぎるため、自重と同質量以上のペンタ−3,3,3−トリフルオロプロピルペンタメチルシクロペンタシロキサンを含み得なくなる。より好ましい範囲としては0.005〜0.5である。
有機基R1のうち、11〜60モル%がフッ素置換一価炭化水素基であることが必須である。11モル%未満であると(B)成分のフルオロアルキル基含有オルガノポリシロキサンへの親和性が乏しくなり、60モル%を超えると一般式(1)で示されるオルガノハイドロジェンポリシロキサンの製造が困難になる。好ましい範囲としては、20〜50モル%である。
R2としては具体的には、ビニル基、アリル基、ブテニル基、ペンテニル基、ヘキセニル基、ヘプテニル基、オクテニル基、ノネニル基、デセニル基等を挙げられるが、特にビニル基、アリル基が望ましい。
aは1.0〜2.3を示し、aが1.0より小さいと架橋度が高くなりすぎるため自重と同質量以上のペンタ−3,3,3−トリフルオロプロピルペンタメチルシクロペンタシロキサンを含み得ず、2.3より大きいと架橋度が低くなりすぎるため、三次元架橋構造の形成が困難になる。より好ましい範囲としては1.2〜2.1である。
bは0.001〜1.0を示し、bが0.001より小さいと架橋度が低くなりすぎるため、三次元架橋構造の形成が困難になり、1.0を超えると架橋度が高くなりすぎるため、自重と同質量以上のペンタ−3,3,3−トリフルオロプロピルペンタメチルシクロペンタシロキサンを含み得なくなる。より好ましい範囲としては0.005〜0.5である。
cは1.0〜2.3を示し、cが1.0より小さいと架橋度が高くなりすぎるため自重と同質量以上のペンタ−3,3,3−トリフルオロプロピルペンタメチルシクロペンタシロキサンを含み得ず、2.3より大きいと架橋度が低くなりすぎるため、三次元架橋構造の形成が困難になる。より好ましい範囲としては1.2〜2.1である。
dは0.001〜1.0を示し、dが0.001より小さいと架橋度が低くなりすぎるため、三次元架橋構造の形成が困難になり、1.0を超えると架橋度が高くなりすぎるため、自重と同質量以上のペンタ−3,3,3−トリフルオロプロピルペンタメチルシクロペンタシロキサンを含み得なくなる。より好ましい範囲としては0.005〜0.5である。
一般式(1)で示されるオルガノハイドロジェンポリシロキサン、及び一般式(2)で示されるオルガノポリシロキサンは直鎖状、分岐状、環状のいずれであっても良いが、重合反応を円滑に進めるためには直鎖状であること、ないしは主として直鎖状であり、一部分岐単位を含有するものが好ましい。
成分(a)を得るには、一般式(1)で示されるオルガノハイドロジェンポリシロキサン、及び一般式(2)で示されるオルガノポリシロキサンを、白金化合物(例えば、塩化白金酸、アルコール変性塩化白金酸、塩化白金酸−ビニルシロキサン錯体等)、又はロジウム化合物の存在下、室温又は加温下(約50℃〜120℃)で反応させればよい。反応を行う際には無溶媒で行ってもよいし、必要に応じて有機溶媒を使用してもよい。有機溶媒としては具体的には、メタノール、エタノール、2−プロパノール、ブタノール等の脂肪族アルコール、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素、n−ペンタン、n−ヘキサン、シクロヘキサン等の脂肪族又は脂環式炭化水素、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン系溶剤等が挙げられる。しかしながら、化粧品用途として用いるためには、無溶媒、若しくはエタノール、2−プロパノールが好ましい。
成分(a)は、三次元架橋構造を有し、有機溶媒に不溶なものである。ここで言う有機溶媒とは、直鎖状あるいは分岐状のペンタン、ヘキサン、ドデカン、ヘキサデカン、オクタデカン等の脂肪族系有機溶媒、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族系有機溶媒、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、ヘキサノール、デカノール等のアルコール系有機溶媒、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化有機溶媒、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン系有機溶媒の他、低粘度のジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、環状ジメチルポリシロキサン等のシリコーン系化合物等が挙げられる。また、成分(a)は自重と同質量以上のペンタ−3,3,3−トリフルオロプロピルペンタメチルシクロペンタシロキサンを含みうることを特徴とする。
本発明で用いられる成分(A)のペースト状組成物に含有される、成分(b)フルオロアルキル基含有オルガノポリシロキサンは、有機基として分子中に少なくとも一つ以上のフルオロアルキル基を有するオルガノポリシロキサンである。フルオロアルキル基として具体的には、トリフルオロプロピル基、ノナフルオロヘキシル基、ヘプタデシルフルオロデシル基等のフッ素置換アルキル基が挙げられ、特にトリフルオロプロピル基が好ましい。
成分(b)は、25℃における粘度が200mm2/s以下のフルオロアルキル基含有オルガノポリシロキサンが好ましく、特に好ましいのは20〜180mm2/sである。この範囲であれば、成分(a)シリコーン重合物との親和性においてより良好なものを得ることができる。
成分(b)は、直鎖状、分岐状、環状のいずれであっても良いが、粘度や成分(a)シリコーン重合物との親和性から、下記一般式(3)で示されるフルオロアルキル基含有オルガノポリシロキサンが特に好ましい。
成分(b)は、25℃における粘度が200mm2/s以下のフルオロアルキル基含有オルガノポリシロキサンが好ましく、特に好ましいのは20〜180mm2/sである。この範囲であれば、成分(a)シリコーン重合物との親和性においてより良好なものを得ることができる。
成分(b)は、直鎖状、分岐状、環状のいずれであっても良いが、粘度や成分(a)シリコーン重合物との親和性から、下記一般式(3)で示されるフルオロアルキル基含有オルガノポリシロキサンが特に好ましい。
(式中、pは4〜6の整数である。)
具体的には、直鎖状のものとして、FL−100、X−22−819、X−22−820、X−22−821、X−22−822(信越化学工業社製)、FS−1265(東レ・ダウコーニング社製)が挙げられる。環状のものとしては、特開平09−268110号公報に記載されているものが挙げられ、例えばINCI名(International Nomenclature Cosmetic Ingredient labeling names)でトリフルオロプロピルシクロテトラシロキサン/トリフルオロプロピルシクロペンタシロキサン(KF−5002:信越化学工業社製)が挙げられる。
具体的には、直鎖状のものとして、FL−100、X−22−819、X−22−820、X−22−821、X−22−822(信越化学工業社製)、FS−1265(東レ・ダウコーニング社製)が挙げられる。環状のものとしては、特開平09−268110号公報に記載されているものが挙げられ、例えばINCI名(International Nomenclature Cosmetic Ingredient labeling names)でトリフルオロプロピルシクロテトラシロキサン/トリフルオロプロピルシクロペンタシロキサン(KF−5002:信越化学工業社製)が挙げられる。
成分(A)のペースト状組成物は、成分(a)シリコーン重合物と成分(b)フルオロアルキル基含有オルガノポリシロキサンを含有するものであり、混練してペースト状とすることで、成分(b)の流動特性が調整された組成物である。よって、水系に均一で、且つ安定に分散することが容易に行える。一方、後述の成分(B)のポリマーエマルションは皮膜形成性の高分子化合物のエマルションであり、本発明の水中油型メイクアップ化粧料中では、成分(A)とは別個に安定分散しており、その皮膜形成能も成分(A)による阻害を受けることがない。よって、成分(B)の形成する皮膜は均一に皮膚に付着して化粧膜を形成する。この結果、皮膚や睫に塗布した際の付着性、均一性が良好な上、成分(A)による耐水、耐皮脂性が発現され、本発明の効果を優れたものとすることができる。
成分(A)のペースト状組成物を得るには、通常の攪拌機で行っても構わないが、剪断力下の混練処理を行うことが好ましい。これは成分(a)シリコーン重合物が有機溶媒不溶の三次元架橋構造を有しているため、剪断力下で充分な分散性を与えることにより、ペースト状の組成物が得られるためである。混練処理としては、例えば3本ロール、2本ロール、サンドグラインダー、コロイドミル、高粘度ミキサー、ガウリンホモジナイザー、ディスパーズミル等で行うことができるが、好ましくは3本ロール、高粘度ミキサー、ディスパーズミルによる方法が好ましい。また、成分(A)は成分(a)、成分(b)以外の成分を本発明の効果を損なわない範囲で含んでいても構わない。
成分(A)のペースト状組成物を得るには、通常の攪拌機で行っても構わないが、剪断力下の混練処理を行うことが好ましい。これは成分(a)シリコーン重合物が有機溶媒不溶の三次元架橋構造を有しているため、剪断力下で充分な分散性を与えることにより、ペースト状の組成物が得られるためである。混練処理としては、例えば3本ロール、2本ロール、サンドグラインダー、コロイドミル、高粘度ミキサー、ガウリンホモジナイザー、ディスパーズミル等で行うことができるが、好ましくは3本ロール、高粘度ミキサー、ディスパーズミルによる方法が好ましい。また、成分(A)は成分(a)、成分(b)以外の成分を本発明の効果を損なわない範囲で含んでいても構わない。
成分(A)のペースト状組成物は目的に応じてその1種又は2種以上を用いることができ、その配合量は特に限定されないが、水中油型メイクアップ化粧料中0.1〜20%が好ましく、0.5〜10%が更に好ましい。この範囲であれば、本発明の化粧料の安定性や撥水撥油性などの化粧持ちが充分得られ、使用感が良好なものが得られる。また、成分(a)と成分(b)の質量比は5:95〜50:50が好ましく、更に好ましくは、10:90〜30:70であり、この範囲であると均一に分散するため、得られた水中油型メイクアップ化粧料は、安定性、化粧持ちが特に優れたものとなる。
本発明で用いられる成分(B)のポリマーエマルションは高分子物質を水系媒質に分散させたものであり、水分が揮散した後に耐水性の連続皮膜を形成するものである。分散するポリマーを構成するモノマー種は、アクリル酸アルキル、アクリル酸アミド、メタクリル酸アルキル、メタクリル酸アミド、酢酸ビニル、スチレン、置換スチレン、ビニルピロリドン等が例示され、アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸ヒドロキシアルキル、メタクリル酸ヒドロキシアルキル等の親水性モノマーやアリル化蔗糖、アクリル酸トリメチロールプロパン等の架橋性モノマーを部分的に共重合したものでも構わない。また、中性下では乳白液状のエマルションであり、アルカリ性とすることでポリマーが溶解し、増粘するアルカリ増粘性ポリマーエマルションも該ポリマーが連続皮膜を形成するものであれば、成分(B)として機能する。
成分(B)は、本発明の水中油型メイクアップ化粧料において、肌や睫上に皮膜を形成するものであるが、成分(A)のペースト状組成物は、その皮膜形成を阻害せず、相分離した状態で化粧膜が形成される。よって、両者の組み合わせにより、付着性の高い化粧膜の形成及びその持続と、耐水性を両立させることができる。
成分(B)のポリマーエマルションとしては、化粧料に一般に使用されるものであれば特に制限されず、いずれのものも使用できる。例えば、(メタ)アクリル酸アルキル重合体エマルション、(メタ)アクリル酸アルキル共重合体エマルション、(メタ)アクリル酸アルキル・スチレン共重合体エマルション、(メタ)アクリル酸アルキル・酢酸ビニル共重合体エマルション、酢酸ビニル・スチレン共重合体エマルション、(メタ)アクリル酸アルキル・酢酸ビニル・スチレン共重合体エマルション、ビニルピロリドン・スチレン共重合体エマルション、(メタ)アクリル酸アルキル・(メタ)アクリル酸共重合体エマルション、シリコーン含有重合体エマルション、シリコーン含有共重合体エマルション等が挙げられる。市販品としては、ビニブランGV−5651(日信化学社製)、ANTARA430(ISPヴァンダイク社製)、リカボンドET−F527(中央理科工業社製)、ヨドゾールGH41、GH800、GH810(いずれも日本エヌエスシー社製)、プライマルASE−60、プライマルASE−75(以上、ポリマーラテックス社製)、SALCARE SC81(チバスペシャルティケミカルズ社製)、ACULYN22(ローム社製)等が挙げられる。
ポリマーエマルションの中でも、アクリル酸エステル、メタアクリル酸エステルの重合体、共重合体のもの及びそれらが一部架橋した(メタ)アクリル酸系ポリマーや酢酸ビニル系ポリマーを含有するエマルションは化粧膜の付着性が特に向上し、優れた化粧もちと化粧落としの容易さを兼ね備える事が出来るため好ましい。
成分(B)は、本発明の水中油型メイクアップ化粧料において、肌や睫上に皮膜を形成するものであるが、成分(A)のペースト状組成物は、その皮膜形成を阻害せず、相分離した状態で化粧膜が形成される。よって、両者の組み合わせにより、付着性の高い化粧膜の形成及びその持続と、耐水性を両立させることができる。
成分(B)のポリマーエマルションとしては、化粧料に一般に使用されるものであれば特に制限されず、いずれのものも使用できる。例えば、(メタ)アクリル酸アルキル重合体エマルション、(メタ)アクリル酸アルキル共重合体エマルション、(メタ)アクリル酸アルキル・スチレン共重合体エマルション、(メタ)アクリル酸アルキル・酢酸ビニル共重合体エマルション、酢酸ビニル・スチレン共重合体エマルション、(メタ)アクリル酸アルキル・酢酸ビニル・スチレン共重合体エマルション、ビニルピロリドン・スチレン共重合体エマルション、(メタ)アクリル酸アルキル・(メタ)アクリル酸共重合体エマルション、シリコーン含有重合体エマルション、シリコーン含有共重合体エマルション等が挙げられる。市販品としては、ビニブランGV−5651(日信化学社製)、ANTARA430(ISPヴァンダイク社製)、リカボンドET−F527(中央理科工業社製)、ヨドゾールGH41、GH800、GH810(いずれも日本エヌエスシー社製)、プライマルASE−60、プライマルASE−75(以上、ポリマーラテックス社製)、SALCARE SC81(チバスペシャルティケミカルズ社製)、ACULYN22(ローム社製)等が挙げられる。
ポリマーエマルションの中でも、アクリル酸エステル、メタアクリル酸エステルの重合体、共重合体のもの及びそれらが一部架橋した(メタ)アクリル酸系ポリマーや酢酸ビニル系ポリマーを含有するエマルションは化粧膜の付着性が特に向上し、優れた化粧もちと化粧落としの容易さを兼ね備える事が出来るため好ましい。
成分(B)は目的に応じてその1種又は2種以上を用いることができ、その配合量は特に限定されないが、水中油型メイクアップ化粧料中に、固形分として0.1〜40%が好ましく、特に0.5〜20%が好ましい。この範囲であれば、化粧膜の付着性や水系の安定性の向上に優れ、使用性も良好なものが得られるため好ましい。
本発明品は、水中油型メイクアップ化粧料であるため、水性成分が含有される。この水性成分は、成分(B)に含まれる水性溶媒のほかに、水及び水に可溶な成分を配合することができる、水の他に、例えば、エチルアルコール、イソプロピルアルコール等のアルコール類、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール等のグリコール類、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン等のグリセロール類、アロエベラ、ウイッチヘーゼル、ハマメリス、キュウリ、レモン、ラベンダー、ローズ等の植物抽出液、温泉水、深層水等が挙げられる。これら水性成分の配合量は、特に限定されないが、成分(B)に含まれる水性溶媒と併せて、好ましくは30〜98%であり、より好ましくは40〜95%である。この範囲であれば、さっぱりとした感触で化粧落としが容易である水中油型メイクアップ化粧料が得られる。
本発明の水中油型メイクアップ化粧料は、更に、成分(C)として繊維を配合することにより、化粧効果が格段に向上する。ここで言う化粧効果とは下地やファンデーションなどの肌に塗布する化粧料においてはテカリ防止効果やきめを均一に整える効果を、睫用化粧料においてはロングラッシュ効果やボリュームアップ効果をさすものである。
成分(C)の繊維としては、特に制限されないが、例えばナイロン、ポリプロピレン等の合成繊維、レーヨン等の人造繊維、セルロース等の天然繊維、アセテート人絹等の半合成繊維等が挙げられる。これらの中でも、ナイロン、ポリプロピレン、レーヨンが化粧効果をより向上し好ましい。
成分(C)の繊維の長さは、化粧効果及び、良好な使用性と均一な化粧膜の形成の点において0.1〜5mmが好ましく、更に好ましくは0.3〜3mmである。成分(C)の繊維の太さは、化粧効果及び、良好な使用性と均一な化粧膜の形成の点において0.1〜20デニールが好ましく、更に好ましくは0.3〜10デニール(以下、単に「D」と示す)である。
これらの繊維は、材質、太さ、長さの異なる1種または2種以上を用いる事ができる。また、これらの繊維は必要に応じて一般油剤、シリコーン油、フッ素化合物、界面活性剤、シリカ等の粉体類で処理したものも使用することができる。特に、パーフルオロアルキルリン酸エステルジエタノールアミン塩で表面処理した繊維は分散性、安定性及び化粧膜の均一性の点で最も好ましい。
成分(C)の繊維としては、特に制限されないが、例えばナイロン、ポリプロピレン等の合成繊維、レーヨン等の人造繊維、セルロース等の天然繊維、アセテート人絹等の半合成繊維等が挙げられる。これらの中でも、ナイロン、ポリプロピレン、レーヨンが化粧効果をより向上し好ましい。
成分(C)の繊維の長さは、化粧効果及び、良好な使用性と均一な化粧膜の形成の点において0.1〜5mmが好ましく、更に好ましくは0.3〜3mmである。成分(C)の繊維の太さは、化粧効果及び、良好な使用性と均一な化粧膜の形成の点において0.1〜20デニールが好ましく、更に好ましくは0.3〜10デニール(以下、単に「D」と示す)である。
これらの繊維は、材質、太さ、長さの異なる1種または2種以上を用いる事ができる。また、これらの繊維は必要に応じて一般油剤、シリコーン油、フッ素化合物、界面活性剤、シリカ等の粉体類で処理したものも使用することができる。特に、パーフルオロアルキルリン酸エステルジエタノールアミン塩で表面処理した繊維は分散性、安定性及び化粧膜の均一性の点で最も好ましい。
成分(C)は目的に応じてその1種又は2種以上を用いることができ、その配合量は特に限定されないが、水中油型メイクアップ化粧料中に、0.1〜8%が好ましく、更に0.5〜5%が化粧効果及び均一な化粧膜の形成の点で好ましい。
本発明の水中油型メイクアップ化粧料には、本発明の効果を損なわない程度で、必要に応じて、前記必須成分以外の各種成分を配合することができる。例えば、油性成分はエモリエント感を高めるため配合できる。また、メイクアップ化粧料であるため、その着色効果を出すために粉体成分を配合したり、乳化や粉体の分散を向上させるために界面活性剤を配合したりすることができる。その他、水溶性高分子、紫外線吸収剤、保湿剤、皮膜形成剤、褪色防止剤、酸化防止剤、消泡剤、美容成分、防腐剤、香料などを各種の効果を付与するために適宜配合することができる。これらの成分は、必要に応じて、予め、成分(A)のペースト状組成物に含有させて、水中油型メイクアップ化粧料に配合することもできる。
油性成分としては、動物油、植物油、合成油等の起源及び、固形、半固形油、液体油、揮発性油等の性状を問わず、炭化水素類、油脂類、ロウ類、エステル油類、硬化油類、脂肪酸類、高級アルコール類、シリコーン油類、ラノリン誘導体類、油性ゲル化剤類等が挙げられる。
具体的には、パラフィンワックス、セレシンワックス、マイクロクリスタリンワックス、モンタンワックス、フィッシャートロプシュワックス、流動パラフィン、スクワラン、ワセリン等の炭化水素類、モクロウ、ミンク油、オリーブ油、ヒマシ油、マカデミアンナッツ油等の油脂類、ミツロウ、カルナウバワックス、キャンデリラワックス、ゲイロウ等のロウ類、ロジン酸ペンタエリスリットエステル、ホホバ油、トリ2―エチルヘキサン酸グリセリル、イソノナン酸イソトリデシル、2−エチルヘキサン酸セチル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、トリオクタン酸グリセリル、ジイソステアリン酸ポリグリセリル、トリイソステアリン酸グリセリル、トリイソステアリン酸ジグリセリル、トリイソステアリン酸ポリグリセリル、リンゴ酸ジイソステアリル、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール等のエステル類、オレイン酸、イソステアリン酸、ステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、ベヘニン酸等の脂肪酸類、ステアリルアルコール、セチルアルコール、ラウリルアルコール、ベヘニルアルコール、オレイルアルコール等の高級アルコール類、メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、トリメチルシロキケイ酸、架橋型ポリエーテル変性メチルポリシロキサン、メタクリル変性メチルポリシロキサン、オレイル変性メチルポリシロキサン、ポリビニルピロリドン変性メチルポリシロキサン、ポリエーテル変性ポリシロキサン等のシリコーン油類、ラノリン、酢酸ラノリン、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラノリンアルコール等のラノリン誘導体類、イソステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸カルシウム、12−ヒドロキシステアリン酸等の油性ゲル化剤類等が挙げられ、これらの1種又は2種以上用いることができる。
具体的には、パラフィンワックス、セレシンワックス、マイクロクリスタリンワックス、モンタンワックス、フィッシャートロプシュワックス、流動パラフィン、スクワラン、ワセリン等の炭化水素類、モクロウ、ミンク油、オリーブ油、ヒマシ油、マカデミアンナッツ油等の油脂類、ミツロウ、カルナウバワックス、キャンデリラワックス、ゲイロウ等のロウ類、ロジン酸ペンタエリスリットエステル、ホホバ油、トリ2―エチルヘキサン酸グリセリル、イソノナン酸イソトリデシル、2−エチルヘキサン酸セチル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、トリオクタン酸グリセリル、ジイソステアリン酸ポリグリセリル、トリイソステアリン酸グリセリル、トリイソステアリン酸ジグリセリル、トリイソステアリン酸ポリグリセリル、リンゴ酸ジイソステアリル、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール等のエステル類、オレイン酸、イソステアリン酸、ステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、ベヘニン酸等の脂肪酸類、ステアリルアルコール、セチルアルコール、ラウリルアルコール、ベヘニルアルコール、オレイルアルコール等の高級アルコール類、メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、トリメチルシロキケイ酸、架橋型ポリエーテル変性メチルポリシロキサン、メタクリル変性メチルポリシロキサン、オレイル変性メチルポリシロキサン、ポリビニルピロリドン変性メチルポリシロキサン、ポリエーテル変性ポリシロキサン等のシリコーン油類、ラノリン、酢酸ラノリン、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラノリンアルコール等のラノリン誘導体類、イソステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸カルシウム、12−ヒドロキシステアリン酸等の油性ゲル化剤類等が挙げられ、これらの1種又は2種以上用いることができる。
粉体としては、球状、板状、針状等の形状、煙霧状、微粒子、顔料級等の粒子径、多孔質、無孔質等の粒子構造等により特に限定されず、無機粉体類、光輝性粉体類、有機粉体類、色素粉体類、金属粉体類、複合粉体類等が挙げられる。
具体的に例示すれば、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化セリウム、硫酸バリウム等の白色無機顔料、酸化鉄、カーボンブラック、酸化クロム、水酸化クロム、紺青、群青等の有色無機顔料、タルク、白雲母、金雲母、紅雲母、黒雲母、合成雲母、絹雲母(セリサイト)、合成セリサイト、カオリン、炭化珪素、ベントナイト、スメクタイト、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、酸化アンチモン、珪ソウ土、ケイ酸アルミニウム、メタケイ酸アルミニウムマグネシウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ヒドロキシアパタイト、窒化ホウ素、シリカ等の白色体質粉体、二酸化チタン被覆雲母、二酸化チタン被覆オキシ塩化ビスマス、酸化鉄被覆雲母チタン、酸化鉄雲母、紺青処理雲母チタン、カルミン処理雲母チタン、オキシ塩化ビスマス、魚鱗箔等の光輝性粉体、ポリアミド系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、フッ素系樹脂、セルロース系樹脂、ポリスチレン系樹脂、スチレン−アクリル共重合体等のコポリマー樹脂、ポリプロピレン系樹脂、シリコーン樹脂、ウレタン樹脂等の有機高分子樹脂粉体、ステアリン酸亜鉛、N−アシルリジン等の有機低分子性粉体、澱粉、シルク粉末、セルロース粉末等の天然有機粉体、赤色201号、赤色202号、赤色205号、赤色226号、赤色228号、橙色203号、橙色204号、青色404号、黄色401号等の有機顔料粉体、赤色3号、赤色104号、赤色106号、橙色205号、黄色4号、黄色5号、緑色3号、青色1号等のジルコニウム、バリウム又はアルミニウムレーキ等の有機顔料粉体あるいは更にアルミニウム粉、金粉、銀粉等の金属粉体、微粒子酸化チタン被覆雲母チタン、微粒子酸化亜鉛被覆雲母チタン、硫酸バリウム被覆雲母チタン、酸化チタン含有二酸化珪素、酸化亜鉛含有二酸化珪素等の複合粉体、ポリエチレンテレフタレート・アルミニウム・エポキシ積層末、ポリエチレンテレフタレート・ポリオレフィン積層フィルム末、ポリエチレンテレフタレート・ポリメチルメタクリレート積層フィルム末のラメ剤等が挙げられ、これら粉体はその1種又は2種以上を用いることができ、更に複合化したものを用いても良い。尚、これら粉体は、フッ素系化合物、シリコーン系化合物、金属石鹸、レシチン、水素添加レシチン、コラーゲン、炭化水素、高級脂肪酸、高級アルコール、エステル、ワックス、ロウ、界面活性剤等の1種又は2種以上を用いて表面処理を施してあっても良い。
具体的に例示すれば、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化セリウム、硫酸バリウム等の白色無機顔料、酸化鉄、カーボンブラック、酸化クロム、水酸化クロム、紺青、群青等の有色無機顔料、タルク、白雲母、金雲母、紅雲母、黒雲母、合成雲母、絹雲母(セリサイト)、合成セリサイト、カオリン、炭化珪素、ベントナイト、スメクタイト、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、酸化アンチモン、珪ソウ土、ケイ酸アルミニウム、メタケイ酸アルミニウムマグネシウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ヒドロキシアパタイト、窒化ホウ素、シリカ等の白色体質粉体、二酸化チタン被覆雲母、二酸化チタン被覆オキシ塩化ビスマス、酸化鉄被覆雲母チタン、酸化鉄雲母、紺青処理雲母チタン、カルミン処理雲母チタン、オキシ塩化ビスマス、魚鱗箔等の光輝性粉体、ポリアミド系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、フッ素系樹脂、セルロース系樹脂、ポリスチレン系樹脂、スチレン−アクリル共重合体等のコポリマー樹脂、ポリプロピレン系樹脂、シリコーン樹脂、ウレタン樹脂等の有機高分子樹脂粉体、ステアリン酸亜鉛、N−アシルリジン等の有機低分子性粉体、澱粉、シルク粉末、セルロース粉末等の天然有機粉体、赤色201号、赤色202号、赤色205号、赤色226号、赤色228号、橙色203号、橙色204号、青色404号、黄色401号等の有機顔料粉体、赤色3号、赤色104号、赤色106号、橙色205号、黄色4号、黄色5号、緑色3号、青色1号等のジルコニウム、バリウム又はアルミニウムレーキ等の有機顔料粉体あるいは更にアルミニウム粉、金粉、銀粉等の金属粉体、微粒子酸化チタン被覆雲母チタン、微粒子酸化亜鉛被覆雲母チタン、硫酸バリウム被覆雲母チタン、酸化チタン含有二酸化珪素、酸化亜鉛含有二酸化珪素等の複合粉体、ポリエチレンテレフタレート・アルミニウム・エポキシ積層末、ポリエチレンテレフタレート・ポリオレフィン積層フィルム末、ポリエチレンテレフタレート・ポリメチルメタクリレート積層フィルム末のラメ剤等が挙げられ、これら粉体はその1種又は2種以上を用いることができ、更に複合化したものを用いても良い。尚、これら粉体は、フッ素系化合物、シリコーン系化合物、金属石鹸、レシチン、水素添加レシチン、コラーゲン、炭化水素、高級脂肪酸、高級アルコール、エステル、ワックス、ロウ、界面活性剤等の1種又は2種以上を用いて表面処理を施してあっても良い。
界面活性剤としては、化粧料一般に用いられている界面活性剤であればよく、ノニオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤等が挙げられる。
ノニオン界面活性剤としては、例えば、グリセリン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ポリグリセリン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、プロピレングリコール脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ソルビタン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ソルビトールの脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ポリアルキレングリコール脂肪酸エステル、蔗糖脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、グリセリンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ラノリンのアルキレングリコール付加物、ポリオキシアルキレン変性シリコーン、ポリオキシアルキレンアルキル共変性シリコーン等が挙げられる。
アニオン界面活性剤としては、例えば、ステアリン酸、ラウリン酸のような脂肪酸及びそれらの無機及び有機塩、アルキルベンゼン硫酸塩、アルキルスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、α−スルホン化脂肪酸塩、アシルメチルタウリン塩、N−メチル−N−アルキルタウリン塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、アルキル燐酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル燐酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル燐酸塩、N−アシルアミノ酸塩、N−アシル−N−アルキルアミノ酸塩、ο−アルキル置換リンゴ酸塩、アルキルスルホコハク酸塩等が挙げられる。
カチオン界面活性剤としては、例えば、アルキルアミン塩、ポリアミン及びアルカノルアミン脂肪酸誘導体、アルキル四級アンモニウム塩、環式四級アンモニウム塩等が挙げられる。
両性界面活性剤としては、アミノ酸タイプやベタインタイプのカルボン酸型、硫酸エステル型、スルホン酸型、リン酸エステル型のものがあり、人体に対して安全とされるものが使用できる。例えば、大豆リン脂質が挙げられる。
感触の改善を目的で用いる水溶性高分子としては、グアーガム、コンドロイチン硫酸ナトリウム、ヒアルロン酸、アラビアガム、アルギン酸ナトリウム、カラギーナン、ムコ多糖、コラーゲン、エラスチン、ケラチン等の天然系のもの、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース等の半合成系のもの、カルボキシビニルポリマー、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸ナトリウム等の合成系のものを挙げることができる。
ノニオン界面活性剤としては、例えば、グリセリン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ポリグリセリン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、プロピレングリコール脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ソルビタン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ソルビトールの脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ポリアルキレングリコール脂肪酸エステル、蔗糖脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、グリセリンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ラノリンのアルキレングリコール付加物、ポリオキシアルキレン変性シリコーン、ポリオキシアルキレンアルキル共変性シリコーン等が挙げられる。
アニオン界面活性剤としては、例えば、ステアリン酸、ラウリン酸のような脂肪酸及びそれらの無機及び有機塩、アルキルベンゼン硫酸塩、アルキルスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、α−スルホン化脂肪酸塩、アシルメチルタウリン塩、N−メチル−N−アルキルタウリン塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、アルキル燐酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル燐酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル燐酸塩、N−アシルアミノ酸塩、N−アシル−N−アルキルアミノ酸塩、ο−アルキル置換リンゴ酸塩、アルキルスルホコハク酸塩等が挙げられる。
カチオン界面活性剤としては、例えば、アルキルアミン塩、ポリアミン及びアルカノルアミン脂肪酸誘導体、アルキル四級アンモニウム塩、環式四級アンモニウム塩等が挙げられる。
両性界面活性剤としては、アミノ酸タイプやベタインタイプのカルボン酸型、硫酸エステル型、スルホン酸型、リン酸エステル型のものがあり、人体に対して安全とされるものが使用できる。例えば、大豆リン脂質が挙げられる。
感触の改善を目的で用いる水溶性高分子としては、グアーガム、コンドロイチン硫酸ナトリウム、ヒアルロン酸、アラビアガム、アルギン酸ナトリウム、カラギーナン、ムコ多糖、コラーゲン、エラスチン、ケラチン等の天然系のもの、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース等の半合成系のもの、カルボキシビニルポリマー、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸ナトリウム等の合成系のものを挙げることができる。
紫外線吸収剤としては、例えばベンゾフェノン系、PABA系、ケイ皮酸系、サリチル酸系、4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン、オキシベンゾン等が挙げられる。酸化防止剤としては、例えばα−トコフェロール、アスコルビン酸等、美容成分としては、例えばビタミン類、タンパク質、消炎剤、生薬等、防腐剤としては、例えばパラオキシ安息香酸エステル、フェノキシエタノール等が挙げられる。
本発明の水中油型メイクアップ化粧料の形態としては、固形状、ペースト状、ゲル状、液状が挙げられ、口紅、アイシャドウ、マスカラ、アイライナー、アイブロウ、メイクアップ下地、ファンデーション、頬紅、コンシーラー等が挙げられるが、特に、本発明の効果が最も発揮されやすいものとしては、メイクアップ下地、ファンデーション、睫用化粧料などの化粧料である。
本発明の水中油型メイクアップ化粧料は、例えば、成分(a)と成分(b)を均一混合し成分(A)のペースト状組成物を得て、必要に応じ、粉体、界面活性剤を加え、水系成分と成分(B)を混合したものと混合して得ることが出来る。
合成例1 シリコーン重合物1
反応器中に下記平均組成式(4)
反応器中に下記平均組成式(4)
で示されるオルガノハイドロジェンポリシロキサンを118質量部と、下記平均組成式(5)
で示されるビニル変性オルガノポリシロキサン175質量部を仕込み、塩化白金酸2質量%のジビニルテトラメチルジシロキサン溶液0.1質量部を加え、内温を70〜80℃に維持して2時間攪拌し、弾力性のあるシリコーン重合物1を得た。
合成例2 シリコーン重合物2
反応器中に下記平均組成式(6)
反応器中に下記平均組成式(6)
で示されるオルガノハイドロジェンポリシロキサンを567質量部と、下記平均組成式(7)
で示されるビニル変性オルガノポリシロキサン955質量部を仕込み、塩化白金酸2質量%のジビニルテトラメチルジシロキサン溶液0.1質量部を加え、減圧下で内温を70〜80℃に維持して2時間攪拌し、弾力性のあるシリコーン重合物2を得た。
製造例1 ペースト状組成物1の調製
合成例1のシリコーン重合物1を20質量部と、フルオロアルキル基含有オルガノポリシロキサンとして、テトラ−3,3,3−トリフルオロプロピルテトラメチルシクロテトラシロキサン/ペンタ−3,3,3−トリフルオロプロピルペンタメチルシクロペンタシロキサン混合物(1/1質量比、粘度60mm2/s)80質量部を混合し、3本ロールで充分混練することにより、チキソトロピー性を持つ、半透明なペースト状組成物1を得た。
合成例1のシリコーン重合物1を20質量部と、フルオロアルキル基含有オルガノポリシロキサンとして、テトラ−3,3,3−トリフルオロプロピルテトラメチルシクロテトラシロキサン/ペンタ−3,3,3−トリフルオロプロピルペンタメチルシクロペンタシロキサン混合物(1/1質量比、粘度60mm2/s)80質量部を混合し、3本ロールで充分混練することにより、チキソトロピー性を持つ、半透明なペースト状組成物1を得た。
製造例2 ペースト状組成物2の調製
合成例2のシリコーン重合物2を30質量部と、下記平均組成式(8)
合成例2のシリコーン重合物2を30質量部と、下記平均組成式(8)
で示されるフルオロアルキル基含有オルガノポリシロキサン(粘度150mm2/s)70質量部を混合し、3本ロールで充分混練することにより、チキソトロピー性を持つ、半透明なペースト状組成物2を得た。
本発明品1〜6及び比較品1〜8 マスカラ
表1に示す組成のマスカラを調製し、イ.付着性及び化粧膜の均一性、ロ.耐水性、ハ.耐油性、ニ.化粧もち、ホ.化粧落としの容易さ、ヘ.ロングラッシュ効果について下記の方法に従い、評価し、判定を行った。その結果も表1に併せて示す。
表1に示す組成のマスカラを調製し、イ.付着性及び化粧膜の均一性、ロ.耐水性、ハ.耐油性、ニ.化粧もち、ホ.化粧落としの容易さ、ヘ.ロングラッシュ効果について下記の方法に従い、評価し、判定を行った。その結果も表1に併せて示す。
*1:トリフルオロプロピル変性メチルポリシロキサン(X−22−820(信越化学工業社製))
*2:メチル・トリフルオロプロピルシクロポリシロキサン(KF−5002(信越化学工業社製)
*3:フォンブリンHC/04(アウシモント社製)
*4:KSG−16(信越化学工業社製)
*5:シュガーワックスS−10E(第一工業製薬社製)
*6:プレキシトールB−500(固形分50%)(ポリマーラテックス社製)
*7:ビニブランGV−5651(固形分40%)(日信化学工業社製)
*8:P.Pファイバー5.6D−2mm(中部パイル社製)
(製造方法)
本発明品1〜6及び比較品1〜6
A:成分1〜5を均一に加熱溶解する。
B:Aに6〜17を分散する。
C:18〜23及び25を混合する。
D:BにCを加え、80℃で乳化し、冷却後24を加えマスカラを得た。
但し、本発明品5〜6は、予め成分7と成分8又は9と13〜17を混練しペースト状組成物を得た後上記工程に沿って製造した。比較品4は、予め成分7と10を混練後、上記工程に沿って製造した。
*2:メチル・トリフルオロプロピルシクロポリシロキサン(KF−5002(信越化学工業社製)
*3:フォンブリンHC/04(アウシモント社製)
*4:KSG−16(信越化学工業社製)
*5:シュガーワックスS−10E(第一工業製薬社製)
*6:プレキシトールB−500(固形分50%)(ポリマーラテックス社製)
*7:ビニブランGV−5651(固形分40%)(日信化学工業社製)
*8:P.Pファイバー5.6D−2mm(中部パイル社製)
(製造方法)
本発明品1〜6及び比較品1〜6
A:成分1〜5を均一に加熱溶解する。
B:Aに6〜17を分散する。
C:18〜23及び25を混合する。
D:BにCを加え、80℃で乳化し、冷却後24を加えマスカラを得た。
但し、本発明品5〜6は、予め成分7と成分8又は9と13〜17を混練しペースト状組成物を得た後上記工程に沿って製造した。比較品4は、予め成分7と10を混練後、上記工程に沿って製造した。
(評価方法)
下記評価項目について各々評価を行った。
イ.付着性及び化粧膜の均一性、ニ.化粧もち、ホ.化粧落としの容易さ、ヘ.ロングラッシュ効果については、各試料について専門パネル20名による使用テストを行い、パネル各人が下記絶対評価にて7段階に評価し各試料ごとに平均値を算出し、下記4段階判定基準により判定した。尚、ニ.化粧もちは各試料を睫に塗布し、パネルに通常の生活をしてもらい、6時間後の化粧効果について評価した。ホ.化粧落としの容易さは、以下に示す処方のリムーバー約1gをコットンにとり、使用部位に約5秒間なじませた後、マスカラをふきとった時の状態について評価を行った。
ロ.耐水性は、ガラス板に試料2mg/cm2を均一に塗布・乾燥し、20℃の水中に5分間置いた後の残量を下記4段階判定基準により判定した。
ハ.耐油性は、ガラス板に試料2mg/cm2を均一に塗布・乾燥し、流動パラフィンを1滴滴下して、接触角を測定し下記4段階判定基準により判定した。
下記評価項目について各々評価を行った。
イ.付着性及び化粧膜の均一性、ニ.化粧もち、ホ.化粧落としの容易さ、ヘ.ロングラッシュ効果については、各試料について専門パネル20名による使用テストを行い、パネル各人が下記絶対評価にて7段階に評価し各試料ごとに平均値を算出し、下記4段階判定基準により判定した。尚、ニ.化粧もちは各試料を睫に塗布し、パネルに通常の生活をしてもらい、6時間後の化粧効果について評価した。ホ.化粧落としの容易さは、以下に示す処方のリムーバー約1gをコットンにとり、使用部位に約5秒間なじませた後、マスカラをふきとった時の状態について評価を行った。
ロ.耐水性は、ガラス板に試料2mg/cm2を均一に塗布・乾燥し、20℃の水中に5分間置いた後の残量を下記4段階判定基準により判定した。
ハ.耐油性は、ガラス板に試料2mg/cm2を均一に塗布・乾燥し、流動パラフィンを1滴滴下して、接触角を測定し下記4段階判定基準により判定した。
(評価項目)
イ.付着性及び化粧膜の均一性
ロ.耐水性
ハ.耐油性
ニ.化粧もち
ホ.化粧落としの容易さ
ヘ.ロングラッシュ効果
イ.付着性及び化粧膜の均一性
ロ.耐水性
ハ.耐油性
ニ.化粧もち
ホ.化粧落としの容易さ
ヘ.ロングラッシュ効果
(イ.付着性及び化粧膜の均一性、ニ.化粧もち、ホ.化粧落としの容易さ、ヘ.ロングラッシュ効果)
(絶対評価)
(評点):(評価)
6:非常に良い
5:良い
4:やや良い
3:普通
2:やや悪い
1:悪い
0:非常に悪い
(4段階判定基準)
(評点平均値) :(判定)
5点を超える :非常に良好:◎
3点を超えて5点以下:良好 :○
1点を超えて3点以下:やや不良 :△
1点以下 :不良 :×
(絶対評価)
(評点):(評価)
6:非常に良い
5:良い
4:やや良い
3:普通
2:やや悪い
1:悪い
0:非常に悪い
(4段階判定基準)
(評点平均値) :(判定)
5点を超える :非常に良好:◎
3点を超えて5点以下:良好 :○
1点を超えて3点以下:やや不良 :△
1点以下 :不良 :×
(判定基準)
(ロ.耐水性)
◎:塗布量の90%以上残っている
○:塗布量の70%以上90%未満残っている
△:塗布量の50%以上70%未満残っている
×:塗布量の50%未満残っている
(ハ.耐油性)
◎:接触角65°以上
○:接触角45°以上65°未満
△:接触角10°以上45℃未満
×:接触角10°未満
(ロ.耐水性)
◎:塗布量の90%以上残っている
○:塗布量の70%以上90%未満残っている
△:塗布量の50%以上70%未満残っている
×:塗布量の50%未満残っている
(ハ.耐油性)
◎:接触角65°以上
○:接触角45°以上65°未満
△:接触角10°以上45℃未満
×:接触角10°未満
評価用リムーバー処方
(成分) (%)
(1)軽質流動イソパラフィン 10
(2)カルボキシメチルセルロース 0.5
(3)水酸化ナトリウム 0.1
(4)精製水 89.3
(5)防腐剤 0.1
(製造方法)
A.成分2〜5を混合溶解し、成分1を加えて乳化する。
B.Aを容器に充填し製品とする。
(成分) (%)
(1)軽質流動イソパラフィン 10
(2)カルボキシメチルセルロース 0.5
(3)水酸化ナトリウム 0.1
(4)精製水 89.3
(5)防腐剤 0.1
(製造方法)
A.成分2〜5を混合溶解し、成分1を加えて乳化する。
B.Aを容器に充填し製品とする。
表1に示すように本発明品はいずれも付着性及び化粧膜の均一性、耐水性、耐油性、化粧もち、化粧落としの容易さ、化粧効果に優れたマスカラであった。
それに対し、成分(A)の構成成分(a)シリコーン重合物を含有しない比較品1は付着性及び化粧膜の均一性、化粧もち、化粧落としの容易さ、化粧効果であるロングラッシュ効果において、成分(A)の替わりにフルオロアルキル基を含有しないペースト状組成物を用いた比較品2は耐油性と化粧もちにおいて、成分(A)の構成成分(b)フルオロアルキル基含有オルガノポリシロキサンを含有しない比較品3は付着性及び化粧膜の均一性、耐油性、化粧もちにおいて、成分(b)の替わりにパーフルオロポリエーテルを用いた比較品4は付着性及び化粧膜の均一性、化粧落としの容易さにおいて、成分(B)を含有しない比較品5は耐水性、化粧持ち、ロングラッシュ効果において、従来技術の比較品6は耐油性と化粧もちにおいて、特に劣るものであった。
また、成分(A)を多く含有しても成分(B)を含有しない比較品7は付着性及び化粧膜の均一性、ロングラッシュ効果において劣るものであり、逆に、成分(A)を含有せず成分(B)を多く含有する比較品8は耐油性と化粧落としの容易さにおいて劣るものであった。
それに対し、成分(A)の構成成分(a)シリコーン重合物を含有しない比較品1は付着性及び化粧膜の均一性、化粧もち、化粧落としの容易さ、化粧効果であるロングラッシュ効果において、成分(A)の替わりにフルオロアルキル基を含有しないペースト状組成物を用いた比較品2は耐油性と化粧もちにおいて、成分(A)の構成成分(b)フルオロアルキル基含有オルガノポリシロキサンを含有しない比較品3は付着性及び化粧膜の均一性、耐油性、化粧もちにおいて、成分(b)の替わりにパーフルオロポリエーテルを用いた比較品4は付着性及び化粧膜の均一性、化粧落としの容易さにおいて、成分(B)を含有しない比較品5は耐水性、化粧持ち、ロングラッシュ効果において、従来技術の比較品6は耐油性と化粧もちにおいて、特に劣るものであった。
また、成分(A)を多く含有しても成分(B)を含有しない比較品7は付着性及び化粧膜の均一性、ロングラッシュ効果において劣るものであり、逆に、成分(A)を含有せず成分(B)を多く含有する比較品8は耐油性と化粧落としの容易さにおいて劣るものであった。
乳液状化粧下地
(成分) (%)
1.ペースト状組成物2(製造例2) 10
2.2−エチルヘキサン酸セチル 2
3.ポリグリセリル−3−ジシロキサンジメチコン*9 0.5
4.PEG−11メチルエーテルジメチコン*10 0.5
5.球状ナイロン*11 2
6.架橋型シリコーン・網状シリコーンブロック共重合体*12 3
7.シリコーン処理タルク*13 5
8.ナイロンファイバー*14 2
9.ビタミンE 0.1
10.アクリル酸アルキル共重合体エマルション(成分B)*15 1
11.トリエタノールアミン 0.3
12.エチルアルコール 5
13.ジプロピレングリコール 5
14.1%ヒアルロン酸水溶液 10
15.防腐剤 適量
16.ローズマリーエキス 0.1
17.香料 適量
18.精製水 残量
*9:KF−6018(信越化学工業社製)
*10:KF−6100(信越化学工業社製)
*11:東レナイロン粉末 SP−500(東レ社製)
*12:KSP−100(信越化学工業社製)
*13:2%メチルハイドロジェンポリシロキサン処理タルク
*14:ナイロンファイバー 3.3T−1mm(中部パイル社製)
*15:プライマルASE−60(固形分28%)(ポリマーラテックス社製)
(製造方法)
A:成分1〜9を均一に分散する。
B:10〜18を均一に混合する。
C:AにBを加え乳化する。
本発明の乳液状化粧下地はさっぱりとした心地よい感触を持ち、付着性、化粧膜の均一性、耐水性、耐油性に優れ、毛穴や小じわ等のきめを整え、肌を均一に見せる効果に優れる上、ファンデーションの化粧もちを向上させる効果を有するものであり、化粧落としも容易であった。
(成分) (%)
1.ペースト状組成物2(製造例2) 10
2.2−エチルヘキサン酸セチル 2
3.ポリグリセリル−3−ジシロキサンジメチコン*9 0.5
4.PEG−11メチルエーテルジメチコン*10 0.5
5.球状ナイロン*11 2
6.架橋型シリコーン・網状シリコーンブロック共重合体*12 3
7.シリコーン処理タルク*13 5
8.ナイロンファイバー*14 2
9.ビタミンE 0.1
10.アクリル酸アルキル共重合体エマルション(成分B)*15 1
11.トリエタノールアミン 0.3
12.エチルアルコール 5
13.ジプロピレングリコール 5
14.1%ヒアルロン酸水溶液 10
15.防腐剤 適量
16.ローズマリーエキス 0.1
17.香料 適量
18.精製水 残量
*9:KF−6018(信越化学工業社製)
*10:KF−6100(信越化学工業社製)
*11:東レナイロン粉末 SP−500(東レ社製)
*12:KSP−100(信越化学工業社製)
*13:2%メチルハイドロジェンポリシロキサン処理タルク
*14:ナイロンファイバー 3.3T−1mm(中部パイル社製)
*15:プライマルASE−60(固形分28%)(ポリマーラテックス社製)
(製造方法)
A:成分1〜9を均一に分散する。
B:10〜18を均一に混合する。
C:AにBを加え乳化する。
本発明の乳液状化粧下地はさっぱりとした心地よい感触を持ち、付着性、化粧膜の均一性、耐水性、耐油性に優れ、毛穴や小じわ等のきめを整え、肌を均一に見せる効果に優れる上、ファンデーションの化粧もちを向上させる効果を有するものであり、化粧落としも容易であった。
クリームファンデーション
(成分) (%)
1.フッ素化合物処理酸化チタン*16 7
2.フッ素化合物処理ベンガラ*16 0.2
3.フッ素化合物処理黄酸化鉄*16 1.2
4.フッ素化合物処理黒酸化鉄*16 0.2
5.フッ素化合物処理セリサイト*16 1.5
6.アクリル酸アルキル共重合体エマルション(成分B)*15 2
7.ペースト状組成物1(製造例1) 5
8.フルオロアルキル基含有オルガノポリシロキサン *2 5
9.パラメトキシケイ皮酸−2−エチルヘキシル 1
10.ポリオキシエチレンセチルエーテルリン酸ナトリウム 0.2
11.ショ糖脂肪酸エステル 0.5
12.セスキオレイン酸ソルビタン 0.5
13.モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20.E.O) 0.5
14.グリセリン 5
15.1,3−ブチレングリコール 10
16.ビニルピロリドン・スチレン共重合体エマルション
(成分B)*17 5
17.キサンタンガム 0.5
18.マカデミアナッツ油 0.1
19.キイチゴエキス 0.1
20.防腐剤 適量
21.香料 適量
(製造方法)
A:成分1〜13を均一に混合する。
B:14〜21を均一に混合する。
C:AにBを加えて乳化し、クリーム状ファンデーションを得る。
*16:パーフルオロアルキルリン酸エステルジエタノールアミン塩3%処理品
*17:ANTARA430(固形分40%)(ISPヴァンダイク社製)
本発明のクリーム状ファンデーションはさっぱりとした心地よい感触を持ち、付着性、化粧膜の均一性、耐水性、耐油性に優れ、色移りの少ない、化粧もちに優れたものであり、化粧落としも容易であった。
(成分) (%)
1.フッ素化合物処理酸化チタン*16 7
2.フッ素化合物処理ベンガラ*16 0.2
3.フッ素化合物処理黄酸化鉄*16 1.2
4.フッ素化合物処理黒酸化鉄*16 0.2
5.フッ素化合物処理セリサイト*16 1.5
6.アクリル酸アルキル共重合体エマルション(成分B)*15 2
7.ペースト状組成物1(製造例1) 5
8.フルオロアルキル基含有オルガノポリシロキサン *2 5
9.パラメトキシケイ皮酸−2−エチルヘキシル 1
10.ポリオキシエチレンセチルエーテルリン酸ナトリウム 0.2
11.ショ糖脂肪酸エステル 0.5
12.セスキオレイン酸ソルビタン 0.5
13.モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20.E.O) 0.5
14.グリセリン 5
15.1,3−ブチレングリコール 10
16.ビニルピロリドン・スチレン共重合体エマルション
(成分B)*17 5
17.キサンタンガム 0.5
18.マカデミアナッツ油 0.1
19.キイチゴエキス 0.1
20.防腐剤 適量
21.香料 適量
(製造方法)
A:成分1〜13を均一に混合する。
B:14〜21を均一に混合する。
C:AにBを加えて乳化し、クリーム状ファンデーションを得る。
*16:パーフルオロアルキルリン酸エステルジエタノールアミン塩3%処理品
*17:ANTARA430(固形分40%)(ISPヴァンダイク社製)
本発明のクリーム状ファンデーションはさっぱりとした心地よい感触を持ち、付着性、化粧膜の均一性、耐水性、耐油性に優れ、色移りの少ない、化粧もちに優れたものであり、化粧落としも容易であった。
アイシャドウ
(成分) (%)
1.ペースト状組成物1(製造例1) 3
2.デカメチルシクロペンタシロキサン 10
3.ポリアクリル酸アミド混合乳化液*18 10
4.アクリル酸アルキル・メタクリル酸アルキル・ポリオキシエチレン(20)
ステアリルエーテル共重合体エマルション(成分B)*19 10
5.カルボキシビニルポリマー 0.1
6.水酸化ナトリウム 0.02
7.エチルアルコール 10
8.シリコーン処理雲母チタン*20 1
9.シリコーン処理酸コンジョウ被覆雲母チタン*21 2
10.酸化チタン処理合成金雲母*22 1
11.白百合抽出液 0.1
12.防腐剤 適量
13.香料 適量
14.精製水 残量
(製造方法)
A:成分1、2を均一に混合する。
B:3〜14を均一に混合する。
C:BにAを加えアイシャドウを得る。
*18:セピゲル305(固形分40%)(セピック社製)
*19:ACULYN22(固形分30%)(ローム社製)
*20:SA−チミロンスーパーシーンMP−1001(三好化成社製)
*21:SA−クロイゾネブルー(三好化成社製)
*22:プロミネンスYB(日本光研工業社製)
本発明のアイシャドウはさっぱりとした心地よい感触を持ち、付着性、化粧膜の均一性、耐水性、耐油性、化粧もちに優れ、化粧落としが容易なものであった。
(成分) (%)
1.ペースト状組成物1(製造例1) 3
2.デカメチルシクロペンタシロキサン 10
3.ポリアクリル酸アミド混合乳化液*18 10
4.アクリル酸アルキル・メタクリル酸アルキル・ポリオキシエチレン(20)
ステアリルエーテル共重合体エマルション(成分B)*19 10
5.カルボキシビニルポリマー 0.1
6.水酸化ナトリウム 0.02
7.エチルアルコール 10
8.シリコーン処理雲母チタン*20 1
9.シリコーン処理酸コンジョウ被覆雲母チタン*21 2
10.酸化チタン処理合成金雲母*22 1
11.白百合抽出液 0.1
12.防腐剤 適量
13.香料 適量
14.精製水 残量
(製造方法)
A:成分1、2を均一に混合する。
B:3〜14を均一に混合する。
C:BにAを加えアイシャドウを得る。
*18:セピゲル305(固形分40%)(セピック社製)
*19:ACULYN22(固形分30%)(ローム社製)
*20:SA−チミロンスーパーシーンMP−1001(三好化成社製)
*21:SA−クロイゾネブルー(三好化成社製)
*22:プロミネンスYB(日本光研工業社製)
本発明のアイシャドウはさっぱりとした心地よい感触を持ち、付着性、化粧膜の均一性、耐水性、耐油性、化粧もちに優れ、化粧落としが容易なものであった。
Claims (4)
- 次の成分(A)、(B);
(A)下記成分(a)と(b)とを含有するペースト状組成物、
(a)下記一般式(1)で示されるオルガノハイドロジェンポリシロキサン
R1 aHbSiO(4−a−b)/2(1)
と、下記一般式(2)で示されるオルガノポリシロキサン
R1 cR2 dSiO(4−c−d)/2(2)
を重合してなり、有機溶剤に不溶で、かつ自重と同質量以上のペンタ−3,3,3−トリフルオロプロピルペンタメチルシクロペンタシロキサンを含みうる三次元架橋構造を有するシリコーン重合物(但し、式中R1はそれぞれ同じか又は異なってもよく、脂肪族不飽和結合を有しない、置換又は非置換の、炭素数1〜20の一価炭化水素基であって、その11〜60モル%がフッ素置換一価炭化水素基である一価炭化水素基であり、R2は末端ビニル基を有する炭素数2〜10の一価炭化水素基であり、aは1.0〜2.3、bは0.001〜1.0、cは1.0〜2.3、dは0.001〜1.0であって、1.5≦a+b≦2.6、1.5≦c+d≦2.6を満たす。)
(b)フルオロアルキル基含有オルガノポリシロキサン
(B)ポリマーエマルション
を含有することを特徴とする水中油型メイクアップ化粧料。 - 前記成分(A)を構成する成分(b)が、下記一般式(3)で表されるフルオロアルキル基含有オルガノポリシロキサン
であることを特徴とする請求項1記載の水中油型メイクアップ化粧料。 - 前記成分(B)のポリマーエマルションのポリマー成分が、酢酸ビニル系ポリマー、(メタ)アクリル酸アルキル系ポリマーから選ばれる1種又は2種以上であることを特徴とする請求項1又は2記載の水中油型メイクアップ化粧料。
- 更に成分(C)として、繊維を含有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の水中油型メイクアップ化粧料。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005069295A JP2005314372A (ja) | 2004-03-31 | 2005-03-11 | 水中油型メイクアップ化粧料 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004103452 | 2004-03-31 | ||
JP2005069295A JP2005314372A (ja) | 2004-03-31 | 2005-03-11 | 水中油型メイクアップ化粧料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005314372A true JP2005314372A (ja) | 2005-11-10 |
Family
ID=35442158
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005069295A Pending JP2005314372A (ja) | 2004-03-31 | 2005-03-11 | 水中油型メイクアップ化粧料 |
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-
2005
- 2005-03-11 JP JP2005069295A patent/JP2005314372A/ja active Pending
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EP2431022A3 (en) * | 2010-03-05 | 2012-12-12 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Composition based on a cross-linked fluorine-containing silicone for a cosmetic composition |
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