JP4390681B2 - 吸収冷凍機 - Google Patents

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本発明は、吸収冷凍機(吸収冷温水機を含む)に係わるものである。
冷媒に水、吸収液に臭化リチウムなどの塩を用いる吸収冷凍機においては、金属製の機器と臭化リチウムなどの吸収液とが反応して水素ガスが発生したり、低圧に保たれた機内に大気成分の窒素ガスや酸素ガスが浸入することがある。これらのガスは、凝縮温度が冷媒の水より遥かに低く、吸収冷凍機で生成する低温でも凝縮しない。そのため、これらの不凝縮ガスが増加すると機内を低圧に保つことができなり、冷媒が蒸発器で蒸発する際の障害となるので、吸収冷凍機には不凝縮ガスを排出する装置が装備される。
そして、図3に示したように開閉弁V8が介在する吸収液管9A1を設け、エジェクタポンプ63の作用により抽気管67を介して吸収器5から冷媒蒸気などと共に抽気され、分離された不凝縮ガスが貯留されている気液分離器61の吸収液80とアルコール81に向けて、開閉弁V8を開弁して吸収液ポンプP1が搬送している吸収液の一部を吸収液管9Aを介して吸収液管9A1から噴出し、吸収液80とアルコール81とを撹拌して吸収液80とアルコール81の混合液を吸収液管9Cを介して吸収器5に戻し、冷媒が吸収液に速やかに吸収されるように吸収液に添加した界面活性剤のアルコール81が気液分離器61に蓄積されないようにした技術も周知である(例えば、特許文献1参照。)。なお、P3は気液分離器61に貯留された不凝縮ガスを排出するための真空ポンプである。
特開2000−111212号公報
上記構成の従来の吸収冷凍機においては、エジェクタポンプの作用により冷媒蒸気などと共に吸収器から抽気した不凝縮ガスが流入する気液分離器には、吸収液が撹拌用としても流入し内圧が上がるため、エジェクタポンプの作用が弱まり、吸収器から不凝縮ガスを含んだ冷媒蒸気を抽気する作用が弱くなると云う問題点がある。
また、エジェクタポンプによる抽気作用が弱まらないように、吸収液とアルコールとの撹拌を間歇的に行うと、冷媒が吸収液に速やかに吸収されるように吸収液に添加した界面活性剤のアルコールが気液分離器に長期間滞留し、その間は機内を循環するアルコールの量が減少し、吸収液による冷媒の吸収作用が弱まると云う問題点がある。
したがって、エジェクタポンプによる抽気作用が弱まることなく、気液分離器に流入した界面活性剤のアルコールが速やかに吸収器などに戻されるようにする必要があり、その解決が求められていた。
本発明は、吸収液が高速で噴出するエジェクタポンプにより吸収器などから導入した気体を吸収液と共に気液分離室の吸収液中に噴出し、吸収液に吸収されない水素などの不凝縮ガスを気液分離室の吸収液の上に浮上させて排出する不凝縮ガス排出装置を備えた吸収冷凍機において、不凝縮ガス排出装置の気液分離室と吸収器とを、吸収器側接続部が気液分離室側接続部より高く設けられた第1の吸収液流出管と、開閉弁が介在し、第1の吸収液流出管の吸収器側接続部と略同一高さに気液分離室側接続部が設けられ、その気液分離室側接続部と略同じ高さかそれより下方に吸収器側接続部が設けられた第2の吸収液流出管とで接続したことを主要な特徴とする吸収冷凍機。
本発明によれば、不凝縮ガス排出装置の気液分離室の下部側に貯留された吸収液が第1の吸収液流出管を介して吸収器に戻されるだけでなく、気液分離室の上部側に貯留された吸収液も第2の吸収液流出管から吸収器に戻される。
そのため、冷媒が吸収液に速やかに吸収されるように吸収液に添加された、吸収液に溶解しない比重の小さい界面活性剤のアルコールは吸収液から分離し、気液分離室の吸収液の上に浮上しても第2の吸収液流出管を介して吸収器に戻されるため、吸収器においては冷媒に対する吸収液の優れた吸収作用が維持される。
吸収液が高速で噴出するエジェクタポンプにより吸収器などから導入した気体を吸収液と共に気液分離室の吸収液中に噴出し、吸収液に吸収されない水素などの不凝縮ガスを気液分離室の吸収液の上に浮上させて排出する不凝縮ガス排出装置を備えた吸収冷凍機において、不凝縮ガス排出装置の気液分離室と吸収器とを、吸収器側接続部が気液分離室側接続部より高く設けられた第1の吸収液流出管と、開閉弁が介在し、第1の吸収液流出管の吸収器側接続部と略同一高さに気液分離室側接続部が設けられ、その気液分離室側接続部と略同じ高さかそれより下方に吸収器側接続部が設けられた第2の吸収液流出管とで接続し、気液分離室に貯留されている吸収液の液面が第2の吸収液流出管の気液分離室側接続部より僅かに上にあるか否かを判定することのできる液面検出器と、この液面検出器の計測データに基づいて気液分離室内に貯留されている吸収液の液面が第2の吸収液流出管の気液分離室接続部より高い位置を維持するように第2の吸収液流出管に介在する開閉弁の開閉を制御する制御器とを備えた吸収冷凍機。
以下、本発明の一実施例を図1、図2に基づいて詳細に説明する。なお、理解を容易にするため、これらの図面においても前記図3において説明した部分と同様の機能を有する部分には同一の符号を付した。
本発明の吸収冷凍機100の全体構成を図2に示す。図2に示した吸収冷凍機100においては、冷媒に水、吸収液に臭化リチウム(LiBr)水溶液を用い、吸収を促進する界面活性剤としてオクチルアルコールが吸収液に添加されている。
図2において、1はバーナ1Bを備えた高温再生器、2は低温再生器、3は凝縮器、4は蒸発器、5は吸収器、6は不凝縮ガス排出装置、7は低温熱交換器、8は高温熱交換器、P1は吸収液ポンプ、P2は冷媒ポンプ、V1〜V3は開閉弁、9〜12は吸収液管、14〜18は冷媒管、21は図示しない冷/暖房負荷に循環供給する冷水または温水が流れる冷温水管、23は冷却水管であり、それぞれ図2に示したように設けられている。また、Cは本発明の吸収冷凍機100の制御器である。
不凝縮ガス排出装置6は、例えば図1に示したように設けられている。図1において、61は内部に気液分離室62を備えた気液分離器、63は気液分離器61の上部に設けられたエジェクタポンプ、64は気液分離室62で吸収液などから分離した不凝縮ガスを貯留する不凝縮ガスタンク、65は吸収液トラップ、67と68は抽気管、69は排気管、9A〜9Dは吸収液管、V4〜V7は開閉弁、P3は不凝縮ガスタンク64内に貯留した不凝縮ガスを排出するための真空ポンプ、S1は吸収液管9Dの気液分離室側接続部より僅かに高い位置の気液分離室62内に設けられて、気液分離室62内に貯留されている吸収液(アルコール81との混合液を含む)80の液面が吸収液管9Dの気液分離室側接続部より僅かに高い位置にあるか否かを検出するための液面センサ(吸収液の有無で変動する電気抵抗などを計測して液面を検出するセンサが周知)、S2は不凝縮ガスタンク64内のガス圧を検出する圧力センサであり、それぞれ図1に示したように設けられている。
すなわち、抽気管67は、吸収液ポンプP1により吸収器5から吸収液管9を介して高温再生器1に搬送されている吸収液の一部が吸収液管9Aを経由してエジェクタポンプ63で噴出し気液分離室62内の吸収液管9Bに高速で流入する際に生じる負圧により、吸収器5内にある冷媒蒸気などの気体を吸引して、気液分離室62の底部に貯留されている吸収液80の中に吸収液と共に吸収液管9Bの下端から噴出するように配管されている。
吸収液管9Cは、気液分離室62内に吸収液80が貯留可能に吸収器側接続部が気液分離室側接続部より高く設けられて、不凝縮ガス排出装置6の気液分離室62と吸収器5とを接続している吸収液管であり、課題を解決する手段に第1の吸収液流出管と記載された吸収液管に相当する。
吸収液管9Dは、開閉弁V4が介在し、第1の吸収液流出管9Cの吸収器側接続部より僅かに低い位置に略水平に設けられて、不凝縮ガス排出装置6の気液分離室62と吸収器5とを接続している吸収液管であり、課題を解決する手段に第2の吸収液流出管と記載された吸収液管に相当する。
不凝縮ガスタンク64は、開閉弁V5が介在する抽気管68を介して気液分離室62の上部の気相部と連通し、真空ポンプP3は開閉弁V6、V7、吸収液トラップ65が介在する排気管69を介して不凝縮ガスタンク64と連通している。
最初に、上記構成の吸収冷凍機100の不凝縮ガス排出装置6の部分を除く、冷媒と吸収液の動作を説明する。開閉弁V1〜V3を閉じ、冷却水管23に冷却水を流し、バーナ1Bに点火して高温再生器1で界面活性剤のオクチルアルコールを含む吸収液を加熱すると、吸収液から蒸発分離した冷媒蒸気(界面活性剤のオクチルアルコールを含む)と、冷媒蒸気を分離して吸収液の濃度が高くなった中間吸収液とが得られる。
高温再生器1で生成された高温の冷媒蒸気は、冷媒管14を通って低温再生器2に入り、高温再生器1で生成され吸収液管10により高温熱交換器8を経由して低温再生器2に入った中間吸収液を加熱して放熱凝縮し、凝縮器3に入る。
また、低温再生器2で加熱されて中間吸収液から蒸発分離した冷媒は凝縮器3へ入り、冷却水管23内を流れる水と熱交換して凝縮液化し、冷媒管14から凝縮して供給される冷媒と一緒になって冷媒管16を通って蒸発器4に入る。
蒸発器4に入って冷媒液溜りに溜まった冷媒液は、冷温水管21に接続された伝熱管21Aの上に冷媒管17に介在する冷媒ポンプP2により散布され、冷温水管21を介して供給される水と熱交換して蒸発し、伝熱管21Aの内部を流れる水を冷却する。
そして、蒸発器4で蒸発した冷媒は吸収器5に入り、低温再生器2で加熱されて冷媒を蒸発分離し、吸収液の濃度が一層高まった吸収液、すなわち吸収液管11により低温熱交換器7を経由して供給され、上方から散布される濃吸収液に吸収される。
吸収器5で冷媒を吸収して濃度の薄くなった吸収液、すなわち稀吸収液は吸収液ポンプP1の運転により、低温熱交換器7・高温熱交換器8を経由して高温再生器1へ吸収液管9から送られる。
吸収冷凍機100は上記のように運転されると、蒸発器4の内部に配管された伝熱管21Aにおいて冷媒の気化熱によって冷却された冷水が、冷温水管21を介して図示しない冷/暖房負荷に循環供給できるので、冷房などの冷却運転に供することができる。
そして、本発明の吸収冷凍機100においては、吸収液管9の吸収液ポンプP1下流側から分岐した吸収液管9Aの端部にエジェクタポンプ63が設けられているので、吸収液ポンプP1により搬送されている吸収液の一部がエジェクタポンプ63から噴出し、気液分離室62内の吸収液管9Bに高速で流入する際に負圧が生じ、その負圧により吸収器5内にある冷媒蒸気などの気体が抽気管67を介して気液分離器61に抽気され、気液分離室62に貯留されている吸収液80の中に吸収液と共に吸収液管9Bから噴出する。
なお、この冷房などの冷却運転は、開閉弁V5は開弁、開閉弁V4、V6、V7は閉弁した状態で行われる。そして、気液分離室62の底部に貯留されている吸収液80の中に吸収液と共に噴出された前記気体の内、冷媒蒸気と気化していた吸収液は貯留されている吸収液80に溶け込み吸収され、気化していた界面活性剤のアルコール81は吸収液80により冷却されて凝縮し、吸収液80より比重が小さいので吸収液80から分離してその上部に溜まる。
一方、水素ガス、酸素ガス、窒素ガスなどの不凝縮ガスは吸収液80に溶け込むことができないので、吸収液80の中を浮上して気液分離室62の上部に溜まる。そして、気液分離室62の底側に溜まった吸収液80は吸収液管9Cを経由して吸収器5に戻され、気液分離室62の上部に溜まった不凝縮ガスは抽気管68を通ってタンク64に入る。
制御器Cは、マイクロコンピュータや記憶手段などを備えて構成され、上記冷房などの冷却運転においては冷温水管21を介して図示しない冷/暖房負荷に循環供給する冷水の温度が所定の温度、例えば7℃となるように、バーナ1Bに接続された図示しない加熱量制御弁の開度を調節して高温再生器1への入熱量を制御する容量制御機能を備えている。
また、制御器Cは、高温再生器1にある吸収液の液面が所定のレベルを維持するように吸収液ポンプP1の運転を制御すると共に、冷房などの冷却運転時に冷温水管21を介して図示しない冷/暖房負荷に循環供給する冷水の温度が所定温度(例えば7℃)より高いときに冷媒ポンプP2を運転する機能も備えている。
さらに、制御器Cは、吸収冷凍機100の運転を終了する際には吸収液ポンプP1の運転停止と共に吸収液管9Dに介在する開閉弁V4を開弁し、吸収液管9Dの気液分離室側接続部より僅かに高い位置に吸収液80の液面が存在していることが液面センサS1により検出されると、開弁していた開閉弁V4を閉弁する機能を備えている。
また、この制御器Cは、圧力センサS2が計測する圧力が所定圧力(例えば9kPa)に達すると、開閉弁V6、V7を開弁すると共に、真空ポンプP3を起動して不凝縮ガスタンク64内に貯留された水素ガスなどの不凝縮ガスを排出する機能も備えている。
吸収冷凍機100の運転中は気液分離室62内の吸収液80が吸収液管9Cを介して吸収器5に流出していても、吸収液ポンプP1により搬送されている吸収液が吸収液管9Aを介して気液分離室62内に供給されるため、気液分離室62内にある吸収液80の液面は吸収液ポンプP1の運転が停止された直後では吸収液管9Cより高い位置にある。
そして、本発明の吸収冷凍機100においてはその状態で開閉弁V4が開弁され、吸収液管9Dより上に位置する気液分離室62内の吸収液80は吸収液管9Dを介して吸収器5に戻されるので、気液分離室62内で比重差から吸収液より分離して吸収液80の上に溜まりがちな界面活性剤のアルコール81も吸収液管9Dを介して吸収器5に戻される。
そのため、吸収液に冷媒吸収作用を高める目的で添加したアルコール81は気液分離器61の気液分離室62に滞留することはなく、機内を循環して吸収器5に戻るので、吸収器5における吸収液の冷媒に対する吸収作用が低下することがない。
なお、気液分離室62内の吸収液80の液面が、液面センサS1により吸収液管9Dのすぐ上まで下がったことが確認されると、制御器Cにより開閉弁V4が閉弁されるので、不凝縮ガスタンク64などに溜まった不凝縮ガスが吸収器5に戻されることはない。
また、圧力センサS2が計測する圧力が所定圧力(例えば9kPa)に達すると、制御器Cにより開閉弁V6、V7が開弁されると共に、真空ポンプP3が起動されるので、不凝縮ガスタンク64内に所定量(圧力)を超える水素ガスなどの不凝縮ガスが貯留されると、不凝縮ガスは真空ポンプP3により速やかに機外に排出される。
なお、図2に例示した構成の吸収冷凍機100においては、開閉弁V1〜V3を開弁し、冷却水管23に冷却水を流さないでバーナ1Bに点火して高温再生器1で稀吸収液を加熱すると、高温再生器1で稀吸収液から蒸発した冷媒は主に流路抵抗の小さい冷媒管14・15を通って吸収器5・蒸発器4に入り、冷温水管21から供給される水と伝熱管21Aを介して熱交換して凝縮し、主にこのときの凝縮熱により伝熱管21Aの内部を流れる水が加熱されるので、伝熱管21Aで加熱された温水を冷温水管21を介して図示しない冷/暖房負荷に循環供給することにより、暖房などの加熱運転に供することもできる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではないので、特許請求の範囲に記載の趣旨から逸脱しない範囲で各種の変形実施が可能である。
例えば、吸収液管9Dは吸収器側接続部を気液分離器側接続部より低く配管することができる。また、この吸収液管9Dは、中間部分を吸収器側接続部や気液分離器側接続部より高く配管したり、低く配管することも可能である。
また、不凝縮ガスタンク64には、所定温度以上に加熱されると水素ガスが透過可能となるパラジウムにより作製した水素透過管を設置することも可能である。
本発明の吸収冷凍機の要部を示す説明図である。 本発明の吸収冷凍機の全体構成を示す説明図である。 従来技術を示す説明図である。
符号の説明
1 高温再生器
2 低温再生器
3 凝縮器
4 蒸発器
5 吸収器
6 不凝縮ガス排出装置
7 低温熱交換器
8 高温熱交換器
9、9A〜9D 吸収液管
61 気液分離器
62 気液分離室
63 エジェクタポンプ
64 不凝縮ガスタンク
67、68 抽気管
69 排気管
C 制御器
P1 吸収液ポンプ
P2 冷媒ポンプ
P3 真空ポンプ
S1 液面センサ
S2 圧力センサ
V1〜V8 開閉弁
100 吸収冷凍機

Claims (2)

  1. 吸収液が高速で噴出するエジェクタポンプにより吸収器などから導入した気体を吸収液と共に気液分離室の吸収液中に噴出し、吸収液に吸収されない水素などの不凝縮ガスを気液分離室の吸収液の上に浮上させて排出する不凝縮ガス排出装置を備えた吸収冷凍機において、不凝縮ガス排出装置の気液分離室と吸収器とが吸収器側接続部が気液分離室側接続部より高く設けられた第1の吸収液流出管と、開閉弁が介在し、第1の吸収液流出管の吸収器側接続部と略同一高さに気液分離室側接続部が設けられ、その気液分離室側接続部と略同じ高さかそれより下方に吸収器側接続部が設けられた第2の吸収液流出管とで接続されたことを特徴とする吸収冷凍機。
  2. 気液分離室に貯留された吸収液の液面が第2の吸収液流出管の気液分離室側接続部より僅かに上にあるか否かを判定することのできる液面検出器と、この液面検出器の計測データに基づいて気液分離室内に貯留された吸収液の液面が第2の吸収液流出管の気液分離室接続部より高い位置を維持するように第2の吸収液流出管に介在する開閉弁の開閉を制御する制御器とを備えたことを特徴とする請求項1記載の吸収冷凍機。
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