JP4390152B2 - プラズマディスプレイパネル - Google Patents

プラズマディスプレイパネル Download PDF

Info

Publication number
JP4390152B2
JP4390152B2 JP2006103447A JP2006103447A JP4390152B2 JP 4390152 B2 JP4390152 B2 JP 4390152B2 JP 2006103447 A JP2006103447 A JP 2006103447A JP 2006103447 A JP2006103447 A JP 2006103447A JP 4390152 B2 JP4390152 B2 JP 4390152B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
discharge
display panel
plasma display
electrode
pixels
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006103447A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006310292A (ja
Inventor
景斗 姜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung SDI Co Ltd
Original Assignee
Samsung SDI Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Samsung SDI Co Ltd filed Critical Samsung SDI Co Ltd
Publication of JP2006310292A publication Critical patent/JP2006310292A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4390152B2 publication Critical patent/JP4390152B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B09DISPOSAL OF SOLID WASTE; RECLAMATION OF CONTAMINATED SOIL
    • B09BDISPOSAL OF SOLID WASTE NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B09B3/00Destroying solid waste or transforming solid waste into something useful or harmless
    • B09B3/40Destroying solid waste or transforming solid waste into something useful or harmless involving thermal treatment, e.g. evaporation
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J11/00Gas-filled discharge tubes with alternating current induction of the discharge, e.g. alternating current plasma display panels [AC-PDP]; Gas-filled discharge tubes without any main electrode inside the vessel; Gas-filled discharge tubes with at least one main electrode outside the vessel
    • H01J11/20Constructional details
    • H01J11/34Vessels, containers or parts thereof, e.g. substrates
    • H01J11/36Spacers, barriers, ribs, partitions or the like
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/02Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F26DRYING
    • F26BDRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
    • F26B3/00Drying solid materials or objects by processes involving the application of heat
    • F26B3/32Drying solid materials or objects by processes involving the application of heat by development of heat within the materials or objects to be dried, e.g. by fermentation or other microbiological action
    • F26B3/34Drying solid materials or objects by processes involving the application of heat by development of heat within the materials or objects to be dried, e.g. by fermentation or other microbiological action by using electrical effects
    • F26B3/347Electromagnetic heating, e.g. induction heating or heating using microwave energy
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J11/00Gas-filled discharge tubes with alternating current induction of the discharge, e.g. alternating current plasma display panels [AC-PDP]; Gas-filled discharge tubes without any main electrode inside the vessel; Gas-filled discharge tubes with at least one main electrode outside the vessel
    • H01J11/10AC-PDPs with at least one main electrode being out of contact with the plasma
    • H01J11/16AC-PDPs with at least one main electrode being out of contact with the plasma with main electrodes provided inside or on the side face of the spacers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F26DRYING
    • F26BDRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
    • F26B2200/00Drying processes and machines for solid materials characterised by the specific requirements of the drying good
    • F26B2200/04Garbage
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2211/00Plasma display panels with alternate current induction of the discharge, e.g. AC-PDPs
    • H01J2211/20Constructional details
    • H01J2211/34Vessels, containers or parts thereof, e.g. substrates
    • H01J2211/36Spacers, barriers, ribs, partitions or the like
    • H01J2211/361Spacers, barriers, ribs, partitions or the like characterized by the shape
    • H01J2211/365Pattern of the spacers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)

Description

本発明は,プラズマディスプレイパネル(Plasma Display Pannel:以下,「PDP」とする。)に関する。
PDPは,ガス放電現象を利用して画像を表示する平板ディスプレイパネルであって,輝度,コントラスト,低い残像および広視野角などの各種表示能力に優れている。また,PDPは,薄型であり,かつ大画面の表示が可能であるので,次世代の大型平板ディスプレイパネルとして脚光を浴びている。
図1は,従来の一般的な交流型の3電極面放電PDP5の分離斜視図である。
図1に示すように,PDP5は,相互対向し,所定の距離に離隔された背面基板10および前面基板20を備える。背面基板10の前面(前面基板20と対向する側の面)には,複数のアドレス電極11が配列されており,このアドレス電極11は,第1誘電体層12により覆われている。そして,第1誘電体層12の前面(前面基板20と対向する側の面)には,隔壁13が放電セル14を区画している。この隔壁13により区画された放電セル14内には,蛍光体層15が所定の厚さに塗布される。前面基板20は,その前面(背面基板10と対向する側の面)が背面基板10に結合されており,前面基板20の背面には,アドレス電極11と交差する維持電極対30が形成されている。各維持電極対30のうち一の維持電極は,X電極21であり,他の維持電極は,Y電極22である。このような維持電極対30は,第2誘電体層23により覆われており,第2誘電体層23の背面には,保護層24が形成されている。
このような構造を有するPDPの場合には,アドレス電極11とY電極22との間のアドレス放電によって発光される放電セル14が選択され,選択された放電セルのX電極21とY電極22との間に発生する維持放電によって,放電セルで可視光が発生する。さらに具体的に説明すれば,維持放電によって放電セル内にある放電ガスが紫外線を放出し,放出された紫外線は,蛍光体層15にして可視光線を放出する。蛍光体層15から放出された可視光線は,PDPの画像を具現する。
特開平10−172442号公報
しかし,上記と同じ構造を有するPDP5では,維持放電が保護層24に隣接したX電極21とY電極22との間の空間でのみ発生する。このため,維持放電が発生する空間の体積が小さく,蛍光体層15から放出される可視光線の一部が,保護層24,第2誘電体層23,維持電極21,22などによって吸収および/または反射されるので,前面基板20を通過する可視光線の量は,蛍光体層15から放出された可視光線の量の約60%にしかならない。したがって,発光効率および輝度が低下するという問題点がある。
そこで,本発明は,上記問題に鑑みてなされたものであり,本発明の目的とするところは,発光効率および輝度を向上させ,無効電力を減少させることの可能な,新規かつ改良されたプラズマディスプレイパネルを提供することにある。
上記課題を解決するために,本発明のある観点によれば,背面基板と,背面基板と離隔して配置された前面基板と,前面基板と背面基板との間に配置され,背面基板および前面基板と共にサブピクセルに対応する複数の放電セルを区画する隔壁と,一方向に配置された放電セルを取り囲み,互いに平行に延設されることにより放電する複数対の第1放電電極および第2放電電極と,放電セルを取り囲み,第1放電電極および第2放電電極の延設方向と交差する方向に延設されたアドレス電極と,放電セル内に配置された蛍光体層と,放電セル内にある放電ガスとを備えるプラズマディスプレイパネルが提供される。かかるプラズマディスプレイパネルにおいて,所定の個数のサブピクセルから単位ピクセルが構成され,少なくとも一方向に隣接する単位ピクセルは,所定の間隔を有して離隔して配置されることを特徴とする。
ここで,第1放電電極または第2放電電極の延設方向に配置された単位ピクセルは,所定の間隔を有して離隔して配置される。例えば,アドレス電極の延設方向に配置された単位ピクセルは,所定の間隔を有して離隔して配置される。また,隣接する単位ピクセルを区画する隔壁は,所定の間隔を有して離隔して配置され,隣接する単位ピクセル間の離隔部分には,非放電領域が形成される。
一方,隣接する単位ピクセルは,少なくとも一つの隔壁を共有して配置され,隣接する単位ピクセルによって共有された隔壁の幅は,単位ピクセルの内部で各サブピクセルを区画する隔壁の幅より大きくすることができる。また,隔壁は,アドレス電極の延設方向に延びる横隔壁部,および横隔壁部と交差する縦隔壁部を備える。相隣接する単位ピクセルを区画する縦隔壁部の幅は,各単位ピクセルの内部で各サブピクセルを区画する縦隔壁部の幅より大きくすることができ,相隣接する単位ピクセルを区画する横隔壁部の幅も,各単位ピクセルの内部で各サブピクセルを区画する横隔壁部の幅より大きくすることもできる。
ここで,単位ピクセルは,4個のサブピクセルを備えてもよい。ここで,単位ピクセルは,1つの赤色サブピクセル,1つの緑色サブピクセルおよび2つの青色サブピクセルを備えるようにしてもよい。また,各サブピクセルを略正方形に形成することもでき,単位ピクセルも略正方形に形成してもよい。
また,単位ピクセルは,3つのサブピクセルを備えてもよい。各サブピクセルは,略長方形に形成してもよい。また,単位ピクセルを略正方形に形成することもできる。
さらに,第1放電電極および第2放電電極は,隔壁内において,前面基板に対して略垂直方向に離隔されるように配置してもよい。このとき,隔壁は,誘電体で形成することができる。また,アドレス電極は,隔壁内に配置され,隔壁は誘電体で形成してもよい。
また,蛍光体層を,前面基板と,第1放電電極および第2放電電極との間に設けることもできる。
放電セルに対向する前面基板上には,凹部を形成することもできる。この凹部には,例えば蛍光体層を設けることができる。凹部は,各放電セルに対応するように非連続的に形成してもよい。
また,隔壁の側面の少なくとも一部を覆う保護層をさらに備えることもできる。
本発明によれば,第一に,単位ピクセルの間の距離が離隔されているため,無効電力が減少して,発光効率が向上する。また,第二に,放電空間を形成するあらゆる側面で面放電が発生するので,放電面が大きく拡大させることができる。第三に,放電が放電セルを形成する側面で発生して,放電セルの中央部に広がるので,放電領域が従来に比べて著しく向上し,放電セルの全体を効率的に利用できる。したがって,低電圧でも駆動が可能となって,発光効率を画期的に向上させることができる。
第四に,低電圧駆動が可能であるので,例えば高濃度のXeガスを放電ガスとして使用しても,低電圧駆動が可能になって発光効率を向上させることができる。また,第五に,放電応答速度が速く,低電圧駆動が可能となる。すなわち,放電電極は,可視光線が透過する前面基板に配置されておらず,放電セルの側面に配置されている。このため,放電電極として抵抗の大きい透明電極を使用する必要がなく,抵抗の低い電極,例えば,金属電極を放電電極として使用できる。したがって,放電応答の速度が速くなり,波形の歪曲なしに低電圧駆動が可能となる。
さらに,第六に,永久残像を基本的に防止できる。すなわち,放電空間の側面に形成された放電電極に印加された電圧による電界が,プラズマを放電空間の中央部に集中させる。これにより,長時間放電されても,放電により生成されたイオンが電界により蛍光体に衝突することを防止することによって,イオンスパッタリングによる蛍光体の損傷に起因して発生する永久残像の問題を基本的に防止できる。特に,高濃度のXeガスを放電ガスとして使用する場合,永久残像の問題は,一般的なPDPでは非常に深刻であるが,本発明の場合,このような永久残像を基本的に防止できる。
以上説明したように本発明によれば,発光効率および輝度を向上させ,無効電力を減少させることの可能なプラズマディスプレイパネルを提供することができる。
以下に添付図面を参照しながら,本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお,本明細書および図面において,実質的に同一の機能構成を有する構成要素については,同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(第1の実施形態)
まず,図2〜図6に基づいて,本発明の第1の実施形態を説明する。ここで,図2は,本実施形態にかかるPDP100を示す分離斜視図である。図3は,図2のIII−III線による断面図である。また,図4は,図2に示す放電セルおよび電極の概略的な配置図である。図5は,図3のV−V線による放電セル,サブピクセルおよび単位ピクセルの配置図である。図6は,図3のVI−VI線による放電セル,サブピクセルおよび単位ピクセルの配置図である。
図2および図3に示すように,本実施形態にかかるPDP100は,前面基板120,蛍光体層126,隔壁128,第1放電電極114,第2放電電極115,アドレス電極113,保護層119および背面基板110を備える。
背面基板110および前面基板120は,所定の間隔で離隔されて,これらの間に隔壁128によって複数の放電セル130を区画することができる。このような放電セル130は,それぞれ赤色サブピクセル150R,緑色サブピクセル150G,青色サブピクセル150Ba,150Bbのうちいずれか一つに対応し,所定の個数のサブピクセルは,単位ピクセル150を形成する。なお,これについての詳細な説明は後述する。
放電セル130から発生する可視光を透過する前面基板120は,例えばガラス等のような光透過性に優れた材料により製造される。背面基板110も,一般的には,ガラスを利用して製造される。本実施形態では,放電セル130で生成された可視光が,前面基板120を介して外部に出射されるが,本発明は,これに限定されず,例えば可視光が背面基板110を介して外部に出射されてもよく,前面基板120および背面基板110を介して両面発光させてもよい。
図2に示すように,放電セル130は,マトリックス状に配置され,隔壁128は,放電セル130の横断面が実質的に略四角形を有するように形成されている。しかし,放電セル130は,かかる形状に限定されず,例えばワッフル状,略三角形状に形成することもできる。また,放電セルの横断面は,略四角形以外にも,略三角形,略五角形などの多角形,または略円形,略楕円形などに形成することができる。ただし,本実施形態の場合,単位ピクセル150は実質的に略正方形の形状を有するように,また,放電セル130の横断面は実質的に正方形を有するようにすることが望ましい。特に,放電セル130のコーナー部分は,ラウンド処理されているが,これは,コーナー部分で放電が集中する現象を抑制することによって,放電セル130内で放電を均一に発生させるためである。
このような隔壁128は,アドレス電極113の延設方向に対して略平行に延びる横隔壁部128bと,横隔壁部128bと交差する縦隔壁部128aとを備える。
図2および図4に示すように,隔壁128内には,放電セル130を一方向(y軸方向)に沿って取り囲み,互いに略平行に延設される第1放電電極114および第2放電電極115が配置されている。各放電セル130において,第1放電電極114と第2放電電極115とは対をなして面放電を行う。第1放電電極114は,放電セル130をそれぞれ取り囲むループ部114aと,ループ部114aを連結する連結部114bとを備える。また,第2放電電極115も,放電セル130をそれぞれ取り囲むループ部115aと,ループ部115aを連結する連結部115bとを備える。放電セル130内での放電の均一化のために,第1放電電極のループ部114aと第2放電電極114のループ部115aとは,互いに対称に形成されることが望ましい。
図4に示すように,アドレス電極113は,第1放電電極114および第2放電電極115の延設方向(y軸方向)と交差する方向(x軸方向)に延設され,放電セル130を取り囲むように配置されている。このアドレス電極113は,隔壁128内に埋め込まれている。アドレス電極113は,第1放電電極114と第2放電電極115との間の維持放電をさらに容易にするためのアドレス放電を発生させるためのものであって,さらに具体的には,維持放電が開始される電圧を低下させる役割を行う。アドレス放電は,走査電極とアドレス電極との間に発生する放電であって,アドレス放電が終了すれば,走査電極側に陽イオンが蓄積され,共通電極側に電子が蓄積される。これにより,走査電極と共通電極との間の維持放電がさらに容易となる。走査電極とアドレス電極との間の距離が近いほど,アドレス電圧が低下する。本実施形態では,第2放電電極115が走査電極の役割をし,第1放電電極114が,共通電極の役割を行う。したがって,アドレス放電は,第2放電電極115とアドレス電極113との間で発生する。
また,本実施形態では,第1放電電極114,第2放電電極115,アドレス電極113は,前面基板120に対して実質的に垂直方向(z軸負方向)に順次に配置されるが,本発明は,これに限定されない。アドレス電極113は,第1放電電極114と第2放電電極115との間に配置されてもよく,またはアドレス電極113が前面基板120に最も隣接するように,アドレス電極113,第1放電電極114,第2放電電極115の順序に配置されてもよい。また,アドレス電極113は,背面基板110上に配置されてもよい。ただし,この場合,アドレス放電電圧を下げるために,アドレス電極113と相対して近くに配置された第1放電電極114または第2放電電極115が走査電極の機能を行うことが望ましい。
本実施形態において,第1放電電極114および第2放電電極115は,隔壁128内に配置されているので,前方(z軸正方向)への可視光の透過率を阻害する要因とならない。また,第1放電電極114および第2放電電極115は,ITOの代りに,例えばアルミニウム,銅等の電気伝導性に優れた金属から形成される。したがって,長手方向への電圧降下は減少し,安定した信号の伝達が可能となるだけでなく,コストが低減するという長所を有する。また,アドレス電極113も,例えばアルミニウム,銅等の電気伝導性に優れた金属から形成されることが望ましい。
隔壁128は,隣接した第1放電電極114,第2放電電極115,アドレス電極113の間に直接通電されることを防止する。また,正イオン,電子などの粒子が電極113,114,115に直接衝突して電極113,114,115を損傷させることを防止しつつ,壁電荷を蓄積できる誘電体から形成されることが望ましい。
放電セル130に対向する前面基板120上には,凹部120aが形成されている。凹部120aは,放電セル130にそれぞれ対応するように非連続的に形成され,放電セル130の中心部に対向する位置に形成されることが望ましい。ただし,凹部120aの形状は,これに限定されない。
このような凹部120aは,所定の深さを有するように形成される。したがって,凹部120aが形成された部分では前面基板120の厚さが減少するので,前方(z軸正方向)への可視光の透過率が向上する。
凹部120a内には,それぞれ赤色,緑色,青色の発光蛍光体層126が所定の厚さに塗布される。しかし,蛍光体層126が配置される位置は,これに限定されず,放電セル130内に多様な位置に配置される。ただし,透過型の構造を有するために,蛍光体層126は,前面基板120と第1放電電極114との間に配置されることが望ましい。
赤色発光の蛍光体層が配置される赤色放電セル130Rは,赤色サブピクセル150Rに対応し,緑色発光の蛍光体層が配置される緑色放電セル130Gは,緑色サブピクセル150Gに対応し,青色発光蛍の光体層が配置される青色放電セル130Bは,青色サブピクセル150Ba,150Bbに対応する。
蛍光体層126は,紫外線を受けて可視光線を発生する成分を有する。赤色放電セル130Rに形成された赤色発光の蛍光体層は,例えばY(V,P)O:Eu等の蛍光体を含む。緑色放電セル130Gに形成された緑色発光の蛍光体層は,例えばZnSiO:Mn等の蛍光体を含む。青色放電セル130Bに形成された青色発光の蛍光体層は,例えばBAM:Eu等の蛍光体を含む。
隔壁128の側面には,保護層119が形成されることが望ましい。このような保護層119は,プラズマ粒子のスパッタリングにより誘電体から形成された隔壁128と,第1放電電極114,第2放電電極115およびアドレス電極113が損傷されることを防止し,2次電子を放出して放電電圧を下げる役割を行う。保護層119は,隔壁128の側面に酸化マグネシウム(MgO)を所定の厚さに塗布することによって形成される。保護層119は,主にスパッタリング,電子ビーム蒸着法で薄膜から形成される。
放電セル130には,Ne,Xe,およびこれらの混合気体のような放電ガスが封入される。本実施形態を含む本発明の場合,放電面が増加し,放電領域が拡大されて,形成されるプラズマの量が増加するので,低電圧駆動が可能となる。したがって,高濃度のXeガスを放電ガスとして使用しても,低電圧駆動が可能となることにより,発光効率を画期的に向上させることができる。これにより,従来のPDPで高濃度のXeガスを放電ガスとして使用する場合に低電圧駆動が非常に難しくなるという問題点を解決することができる。
図5および図6には,本実施形態にかかるPDP100における,サブピクセル150R,105G,150Ba,150Bbおよび単位ピクセル150の配置が示されている。各単位ピクセル150は,4個のサブピクセル150R,105G,150Ba,150Bbを備える。本実施形態において,各放電セル130の横断面(xy平面)を見ると,各サブピクセルは,放電セル130を取り囲む第1放電電極114,第2放電電極115,アドレス電極113部分と,これらの電極113,114,115が埋没された隔壁128の所定の部分まで含む仮想の領域を意味する。
本実施形態で,単位ピクセルは,1個の赤色サブピクセル150R,1個の緑色サブピクセル150G,2個の青色サブピクセル150Ba,150Bbを備える。ここで,一般的なPDPでは,青色放電セルから発生する青色光の輝度は低い。したがって,青色光の輝度を補強するために,本実施形態にかかるPDPでは,単位ピクセルに備えられた青色サブピクセルの個数を相対的に多くする。なお,本実施形態で単位ピクセルに配置されたサブピクセル150R,105G,150Ba,150Bbは,一回転方向に赤色サブピクセル150R,緑色サブピクセル150G,青色サブピクセル150Ba,青色サブピクセル150Bbが配置されているが,単位ピクセル内でサブピクセルの配置位置はこれに限定されず,多様に配置される。また,一単位ピクセルで,赤色サブピクセルまたは緑色サブピクセルの個数を相対的に多く形成してもよい。
このような単位ピクセル150は,全体的に横の長さC1と縦の長さC2とが同じ正方形であることが望ましい。これは,PDPの全体的な形状を自由に設計することができるという点で利点がある。また,単位ピクセル150が正方形であるように,各サブピクセルも正方形であることが望ましい。
図5に示すように,第1放電電極114または第2放電電極115の延設方向(y軸方向)に配置された単位ピクセル150は,所定の間隔k1で離隔されている。この相隣接する単位ピクセルの間隔は,多様な構造によって具現されるが,本実施形態では,異なる単位ピクセル150を構成する横隔壁部の幅A1が,同一の単位ピクセルの内部に設けられた横隔壁部の幅A2より広く形成されている。
また,図6に示すように,アドレス電極113の延設方向(x軸方向)に配置された単位ピクセル150は,所定の間隔d1で離隔されている。この相隣接する単位ピクセルの間隔は,多様な構造によって具現されるが,本実施形態では,異なる単位ピクセル150を構成する縦隔壁部の幅E1が,同一の単位ピクセルの内部に設けられた縦隔壁部の幅E2より広く形成されている。
ここで,従来のPDPの場合,単位ピクセル間の間隔は存在せず,隣接する電極間の距離は非常に近い。したがって,電極に電圧が印加される場合,隣接する電極間に無効電力が消費されるという問題点がある。このような無効電力は,変位電流によって発生するが,変位電流は,静電容量および時間に対する電圧の変化に比例する。したがって,隣接する電極の間に相異なる電圧パルスが印加される場合,電圧の変化によって変位電流が発生する。このとき,対応する電極間の電気容量は,非誘電率および電極の対向面積に比例し,電極間の距離に反比例する。したがって,電極間の距離が近い場合,静電容量が増加して変位電流が増加し,すなわち,無効電力が増加する。
一方,本実施形態で,走査電極として作用する第2放電電極115とアドレス電極113とに,異なる電圧が印加される場合が発生する。例えば,特定アドレス放電を起こす目的でサブピクセルに配置されたアドレス電極113には,アドレス電圧パルスが印加されるが,残りのアドレス電極113には,アドレス電圧パルスが印加されない。このとき,アドレス放電を起こす目的でサブピクセルに配置された第2放電電極115にも走査パルスが印加されるが,残りの第2放電電極115には走査パルスは印加されない。特に,このようなアドレス電極113および2放電電極115に印加される電圧パルスの変化は,特定のパターン(例えば,ドット・オン・オフパターン)でさらに大きく発生する。このような,アドレス電極113の間および第2放電電極115の間で生じる電圧パルスの不一致は,変位電流を誘導して,PDPの無効電力を増加させるという問題点がある。
したがって,アドレス電極113の間の距離および第2放電電極115の間の距離を離隔させることは,無効電力消費の減少にとって望ましい。しかし,全てのアドレス電極113間の距離および第2放電電極115間の距離を離隔させる場合,PDPの高精細化が難しくなる。もし,同じサイズのPDPを仮定する場合,アドレス電極113間の距離および第2放電電極115間の距離が長くなれば,単位ピクセルの数を減少するか,または放電セルのサイズを小さくすることになる。これは,PDPの性能に解像度または輝度に悪影響を及ぼす。したがって,全てのアドレス電極113間の距離および第2放電電極115間の距離を狭めるのではなく,隣接する単位ピクセル間の距離d1,k1を離隔させることによって,相異なる単位ピクセルに配置されたアドレス電極113間の距離P1および第2放電電極間の距離B1のみを大きくする。そして,単位ピクセル内に配置されたアドレス電極113間の距離P2および第2放電電極間の距離B2は,距離B1より小さく維持させることが望ましい。
本実施形態では,上述したように,単位ピクセル150を区画する横隔壁部の幅A1が,単位ピクセル内に配置された横隔壁部の幅A2より広く,単位ピクセル150を区画する縦隔壁部の幅E1が,単位ピクセル内に配置された縦隔壁部の幅E2より広いため,望ましい単位ピクセルの配置構造が具現される。したがって,PDPの高精細化も可能であるだけでなく,無効電力も減少するという効果を有する。特に,本実施形態の構造を有するPDPの場合,離隔された部分による放電セル130の横断面の縮小によるプラズマ放電量の減少が,放電セル130の深さ方向(z軸方向)への伸長によって補完できるという長所を有する。前記には,第1放電電極114の配置構造については,第2放電電極115と類似しているので,ここでは省略する。
上述したように構成された本実施形態にかかるPDP100の作動を,以下に説明する。
まず,アドレス電極113と第2放電電極115との間にアドレス電圧が印加されることによってアドレス放電が発生し,このアドレス放電の結果によって維持放電が発生する放電セル130が選択される。次いで,選択された放電セル130の第1放電電極114と第2放電電極115との間に維持電圧が交互に反復印加されると,第1放電電極114および第2放電電極115に溜まっていた壁電荷の移動によって維持放電が発生し,この維持放電時に励起された放電ガスのエネルギー準位が低くなって紫外線が放出される。そして,放出された紫外線によって放電セル130内に塗布された蛍光体126が励起される。この励起された蛍光体126のエネルギー準位が低くなるにつれて可視光が放出され,この可視光が前面基板120を透過して出射し,ユーザーが認識できる画像を形成する。
図1に示す従来のPDP5においては,維持電極21,22の間の維持放電は水平方向に発生して,放電面積が相対的に狭い。しかし,本実施形態にかかるPDP100の維持放電は,放電セル130を区画するあらゆる側面で発生するだけでなく,放電面積が相対的に広いという長所がある。
また,本実施形態での維持放電は,放電セル130の側面に沿って閉曲線で形成され,次第に放電セル130の中央部に広がる。これにより,維持放電が発生する領域の体積が増加し,また,従来ではほとんど使用されていなかった放電セル内の空間電荷も発光に寄与する。これらは,PDPの発光効率の向上という結果をもたらす。
また,本実施形態にかかるPDPでは,維持放電が放電セルの中心部分のみで発生するので,従来のPDPの問題点であった荷電粒子による蛍光体のイオンスパッタリングが防止される。これにより,同じ画像を長時間表示しても,永久残像が発生しないという長所がある。
(変形例)
図7には,第1の実施形態にかかるPDPの変形例による赤色,緑色,青色の放電セル130R’,130G’,130B’,赤色,緑色,青色のサブピクセル150R’,150G’,150B’および単位ピクセル150’の配置図が示されている。図7は,第1の実施形態の図5に対応し,第2放電電極114’,保護層119’,縦隔壁部128a’および横隔壁部128b’を備える隔壁128’については,上述した第1の実施形態の対応する構成要素等と類似しているので,ここでの説明は省略する。
変形例は,サブピクセル150R’,150G’,150B’が長方形であるという点で第1の実施形態と異なる。すなわち,サブピクセル150R’,150G’,150B’の横長さQ1と縦長さQ2とが異なることを意味し,本変形例では,横長さQ1より縦長さQ2がさらに長く形成されている。また,単位ピクセル150’は,それぞれ赤色サブピクセル150R’,緑色サブピクセル150G’,および青色サブピクセル150B’を1つずつ備えており,このとき,単位ピクセルの横長さC1’と縦長さC2’とが略同じ長さ,すなわち全体として正方形であることが望ましい。
本変形例では,第1の実施形態と同様に,x軸方向に配置された単位ピクセル150’が所定の間隔d1’で離隔されて配置される。これは,第2放電電極114’間の距離B1’を長くすることによって,無効電力を減少させるためである。また,y軸方向に配置された単位ピクセルは,所定の間隔k1’で離隔されて配置される。
以上,第1の実施形態およびその変形例について説明した。次に,図8〜10に基づいて,本発明の第2の実施形態にかかるPDPについて説明する。
(第2の実施形態)
以下では,図8〜図10を参照して,第1の実施形態と異なる事項を中心に本発明の第2の実施形態にかかるPDP200について説明する。本実施形態にかかるPDP200は,前面基板220,蛍光体層226,背面基板210,隔壁228,第1放電電極214,第2放電電極215およびアドレス電極213を備える。
隔壁228内には,一方向(y軸方向)に配置された放電セル230を取り囲みながら互いに略平行に延びるように第1放電電極214および第2放電電極215が配置されている。また,第1放電電極214および第2放電電極215の延設方向(y軸方向)と交差する方向(x軸方向)に配置された放電セル230を取り囲みながら延びるアドレス電極213が,隔壁228内に配置されている。
誘電体からなる隔壁228は,アドレス電極213の延設方向に延びる横隔壁部228bおよび横隔壁部228bと交差する縦隔壁部228aとを備える。
本実施形態は,単位ピクセル250の間に離隔された部分240が誘電体で満たされず,非放電領域240,241を形成するという点で第1の実施形態と異なる。これを詳細に説明すれば,次の通りである。
PDP200において,第1の実施形態と同様に第2放電電極215(または第1放電電極214)の延設方向(y軸方向)に配置された単位ピクセル250は,所定の距離h1で離隔されている。離隔された部分240の形成のために,第2放電電極214が延びる方向(y軸方向)に配置された単位ピクセル250をそれぞれ区画する横隔壁部228bの間隔が所定の距離h1で離隔され,その間に非放電領域240が形成される。ただし,非放電領域240に第1放電電極214および第2放電電極215が露出される場合,第1放電電極214および第2放電電極215の損傷の危険がある。このため,横隔壁部228bの間に露出される第1放電電極214および第2放電電極215は,誘電体層275で覆われることが望ましい。このとき,図8および図9に示すように,露出される第1放電電極214および第2放電電極215の部分を,別途の誘電体層275で覆うことも可能であるが,誘電体層275を横隔壁部228bと一体に形成することも可能である。この場合,第1の実施形態にかかるPDP100で,相対的に広い幅A1を有する横隔壁部128bの下側に凹部を形成することが製造方法において有利である。
また,PDP200は,第1の実施形態と同様に,アドレス電極213の延設方向(x軸方向)に配置された単位ピクセル250が,所定の距離g1で離隔されている。ここで,離隔された間の部分241を形成するために,アドレス電極213の延設方向(x軸方向)に配置された単位ピクセル250をそれぞれ区画する縦隔壁部228aが所定の距離g1で離隔され,その離隔された間の部分241に非放電領域(以下,「非放電領域241」とする)が形成される。ただし,非放電領域241にアドレス電極213が露出される場合,アドレス電極213の損傷の危険がある。このため,縦隔壁部228aの間に露出されるアドレス電極213は,誘電体層276で覆われることが望ましい。
このように,異なる単位ピクセル250に配置された第2放電電極215(または第1放電電極214)の間と,異なる単位ピクセル250に配置されたアドレス電極213の間に,非放電領域240,241が形成される。これにより,第1放電電極214間および第2放電電極215間の非誘電率が低下する。また,単位ピクセル250内に配置された第2放電電極215間の距離F2に比べて,異なる単位ピクセル250に配置された第2放電電極215間の距離F1が長くなる。例えば,図示されてはいないが,隣接する単位ピクセル250において,隣接するアドレス電極213の間の距離が,単位ピクセル内に配置されたアドレス電極213の間の距離より長くなる。
したがって,隣接する単位ピクセルに配置された第2放電電極215間,および隣接する単位ピクセルに配置されたアドレス電極213の電気容量が減少して,変位電流が減少するので,無効電力が減少する。その他に,第2放電電極215およびアドレス電極213の延設方向に配置された単位ピクセルの間の離隔による無効電力の減少などについては,上述した第1の実施形態と類似するので,ここではその説明を省略する。
また,凹部220aが形成された前面基板220,蛍光体層226,保護層219,第1放電電極214,第2放電電極215,背面基板210および放電ガスに関しては,上述した第1の実施形態に対応する構成要素と構造および作用が類似しているため,ここではその説明を省略する。また,赤色発光放電セル230R,緑色発光放電セル230G,青色発光放電セル230Bにそれぞれ対応する,実質的に正方形の赤色サブピクセル250R,緑色サブピクセル250G,青色サブピクセル250Ba,250Bbと,1個の赤色サブピクセル250R,1個の緑色サブピクセル250Gおよび2個の青色サブピクセル250Ba,250Bbを備える実質的に正方形の単位ピクセル250とについても,上述した第1の実施形態と類似している。また,本実施形態にかかるPDP200の作動も,第1の実施形態と類似しているので,ここでの説明は省略する。
以上,添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが,本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された範疇内において,各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は,PDPに関連した技術分野に適用可能である。
従来の一般的なPDPの分離斜視図である。 本発明の第1の実施形態にかかるPDPの分離斜視図である。 図2のIII−III線による断面図である。 図2に示す放電セルおよび電極を概略的に示す説明図である。 図3のV−V線による放電セル,サブピクセルおよび単位ピクセルを示す説明図である。 図3のVI−VI線による放電セル,サブピクセルおよび単位ピクセルを示す説明図である。 本発明の第1の実施形態にかかるPDPの変形例であって,図5に対応する説明図である。 本発明の第2の実施形態にかかるPDPの分離斜視図である。 図8のIX−IX線による断面図である。 図9のX−X線による放電セル,サブピクセルおよび単位ピクセルを示す説明図である。
符号の説明
100 PDP
110 背面基板
113 アドレス電極
114 第1放電電極
115 第2放電電極
119 保護層
120 前面基板
120a 凹部
126 蛍光体層
128 隔壁
128a 縦隔壁部
128b 横隔壁部
130 放電セル

Claims (22)

  1. 背面基板と;
    前記背面基板と離隔して配置された前面基板と;
    前記前面基板と前記背面基板との間に配置され,前記背面基板および前記前面基板と共にサブピクセルに対応する複数の放電セルを区画する隔壁と;
    一方向に配置された前記放電セルを取り囲み,互いに平行に延設されることによりこれらの電極間で放電する複数対の第1放電電極および第2放電電極と;
    前記放電セルを取り囲み,前記第1放電電極および前記第2放電電極の延設方向と交差する方向に延設されたアドレス電極と;
    前記放電セル内に配置された蛍光体層と;
    前記放電セル内にある放電ガスと;
    を備え,
    所定の個数の前記サブピクセルから単位ピクセルが構成され,
    少なくとも一方向に隣接する前記単位ピクセルは,前記単位ピクセルを構成する前記サブピクセル間の間隔よりも大きい所定の間隔を有して離隔して配置されることを特徴とする,プラズマディスプレイパネル。
  2. 前記第1放電電極または前記第2放電電極の延設方向に配置された前記単位ピクセルは,所定の間隔を有して離隔して配置されることを特徴とする,請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  3. 前記アドレス電極の延設方向に配置された前記単位ピクセルは,所定の間隔を有して離隔して配置されることを特徴とする,請求項1または2に記載のプラズマディスプレイパネル。
  4. 隣接する前記単位ピクセルを区画する隔壁は,所定の間隔を有して離隔して配置され,
    隣接する前記単位ピクセルを離隔して形成された空間部分には,非放電領域が形成されることを特徴とする,請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  5. 隣接する前記単位ピクセルは,少なくとも一つの隔壁を共有して配置され,
    隣接する前記単位ピクセルによって共有された前記隔壁の幅は,前記単位ピクセルの内部で前記各サブピクセルを区画する隔壁の幅より大きいことを特徴とする,請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  6. 前記隔壁は,前記アドレス電極の延設方向に延びる横隔壁部,および前記横隔壁部と交差する縦隔壁部を備えることを特徴とする,請求項5に記載のプラズマディスプレイパネル。
  7. 相隣接する前記単位ピクセルを区画する前記縦隔壁部の幅は,前記各単位ピクセルの内部で前記各サブピクセルを区画する前記縦隔壁部の幅より大きいことを特徴とする,請求項6に記載のプラズマディスプレイパネル。
  8. 相隣接する前記単位ピクセルを区画する前記横隔壁部の幅は,前記各単位ピクセルの内部で前記各サブピクセルを区画する前記横隔壁部の幅より大きいことを特徴とする,請求項6に記載のプラズマディスプレイパネル。
  9. 前記単位ピクセルは,4個のサブピクセルを備えることを特徴とする,請求項1〜8のいずれかに記載のプラズマディスプレイパネル。
  10. 前記単位ピクセルは,1つの赤色サブピクセル,1つの緑色サブピクセルおよび2つの青色サブピクセルを備えることを特徴とする,請求項9に記載のプラズマディスプレイパネル。
  11. 前記各サブピクセルは,方形に形成されることを特徴とする,請求項9または10に記載のプラズマディスプレイパネル。
  12. 前記単位ピクセルは,方形に形成されることを特徴とする,請求項9〜11のいずれかに記載のプラズマディスプレイパネル。
  13. 前記単位ピクセルは,3つのサブピクセルを備えることを特徴とする,請求項1〜8のいずれかに記載のプラズマディスプレイパネル。
  14. 前記各サブピクセルは,方形に形成されることを特徴とする,請求項13に記載のプラズマディスプレイパネル。
  15. 前記単位ピクセルは,方形に形成されることを特徴とする,請求項13または14に記載のプラズマディスプレイパネル。
  16. 前記第1放電電極および前記第2放電電極は,前記隔壁内において,前記前面基板に対して略垂直方向に離隔されるように配置され,
    前記隔壁は,誘電体で形成されることを特徴とする,請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  17. 前記アドレス電極は,前記隔壁内に配置され,
    前記隔壁は,誘電体で形成されることを特徴とする,請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  18. 前記蛍光体層は,前記前面基板と,前記第1放電電極および前記第2放電電極との間に配置されることを特徴とする,請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  19. 前記放電セルに対向する前記前面基板上には,凹部が形成されることを特徴とする,請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  20. 前記蛍光体層は,前記凹部内に配置されることを特徴とする,請求項19に記載のプラズマディスプレイパネル。
  21. 前記凹部は,前記放電セルにそれぞれ対応して,非連続的に形成されることを特徴とする,請求項19または20に記載のプラズマディスプレイパネル。
  22. 前記隔壁の側面の少なくとも一部を覆う保護層をさらに備えることを特徴とする,請求項1〜21のいずれかに記載のプラズマディスプレイパネル。
JP2006103447A 2005-04-26 2006-04-04 プラズマディスプレイパネル Expired - Fee Related JP4390152B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020050034492A KR100683770B1 (ko) 2005-04-26 2005-04-26 플라즈마 디스플레이 패널

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006310292A JP2006310292A (ja) 2006-11-09
JP4390152B2 true JP4390152B2 (ja) 2009-12-24

Family

ID=36675779

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006103447A Expired - Fee Related JP4390152B2 (ja) 2005-04-26 2006-04-04 プラズマディスプレイパネル

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7656090B2 (ja)
EP (1) EP1737016B1 (ja)
JP (1) JP4390152B2 (ja)
KR (1) KR100683770B1 (ja)
CN (1) CN100594574C (ja)
DE (1) DE602006014472D1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20050105411A (ko) * 2004-05-01 2005-11-04 삼성에스디아이 주식회사 플라즈마 디스플레이 패널
KR100581952B1 (ko) * 2004-11-29 2006-05-22 삼성에스디아이 주식회사 플라즈마 디스플레이 패널
KR100730130B1 (ko) 2005-05-16 2007-06-19 삼성에스디아이 주식회사 플라즈마 디스플레이 패널
KR100709858B1 (ko) * 2005-09-07 2007-04-23 삼성에스디아이 주식회사 마이크로 디스차아지형 플라즈마 표시 장치
KR100829747B1 (ko) * 2006-11-01 2008-05-15 삼성에스디아이 주식회사 플라즈마 디스플레이 패널
KR100838072B1 (ko) * 2006-11-22 2008-06-13 삼성에스디아이 주식회사 플라즈마 디스플레이 패널
TWI359626B (en) * 2007-03-22 2012-03-01 Au Optronics Corp Electro-luminescence display
KR20210148682A (ko) * 2020-06-01 2021-12-08 삼성전자주식회사 이미지 센서, 이미지 센서를 포함하는 모바일 장치 및 이미지 센서의 센싱 감도 제어 방법

Family Cites Families (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4871967A (ja) 1971-12-28 1973-09-28
JP2917279B2 (ja) 1988-11-30 1999-07-12 富士通株式会社 ガス放電パネル
US6097357A (en) * 1990-11-28 2000-08-01 Fujitsu Limited Full color surface discharge type plasma display device
JP3259253B2 (ja) * 1990-11-28 2002-02-25 富士通株式会社 フラット型表示装置の階調駆動方法及び階調駆動装置
JPH0770289B2 (ja) * 1991-11-29 1995-07-31 株式会社ティーティーティー 表示用放電管
JPH05166467A (ja) * 1991-12-13 1993-07-02 Noritake Co Ltd カラー放電表示管
DE69220019T2 (de) * 1991-12-20 1997-09-25 Fujitsu Ltd Verfahren und Vorrichtung zur Steuerung einer Anzeigetafel
EP0554172B1 (en) * 1992-01-28 1998-04-29 Fujitsu Limited Color surface discharge type plasma display device
JP3025598B2 (ja) * 1993-04-30 2000-03-27 富士通株式会社 表示駆動装置及び表示駆動方法
JP2891280B2 (ja) * 1993-12-10 1999-05-17 富士通株式会社 平面表示装置の駆動装置及び駆動方法
CA2149289A1 (en) * 1994-07-07 1996-01-08 Yoshifumi Amano Discharge display apparatus
JP3163563B2 (ja) * 1995-08-25 2001-05-08 富士通株式会社 面放電型プラズマ・ディスプレイ・パネル及びその製造方法
JP2845183B2 (ja) 1995-10-20 1999-01-13 富士通株式会社 ガス放電パネル
US5906527A (en) * 1996-10-30 1999-05-25 Ferro Corporation Method of making plasma display panels
KR19990004791A (ko) * 1997-06-30 1999-01-25 엄길용 플라즈마 표시소자
JPH11176338A (ja) * 1997-12-09 1999-07-02 Oki Electric Ind Co Ltd 気体放電パネル及びその駆動方法
JPH11306996A (ja) 1998-02-23 1999-11-05 Mitsubishi Electric Corp 面放電型プラズマディスプレイ装置、面放電型プラズマディスプレイパネル及び面放電型プラズマディスプレイパネル用基板
JP3424587B2 (ja) * 1998-06-18 2003-07-07 富士通株式会社 プラズマディスプレイパネルの駆動方法
JP2000123740A (ja) * 1998-10-09 2000-04-28 Hitachi Ltd 表示用放電管
JP4030685B2 (ja) 1999-07-30 2008-01-09 三星エスディアイ株式会社 プラズマディスプレイおよびその製造方法
JP2001325888A (ja) 2000-03-09 2001-11-22 Samsung Yokohama Research Institute Co Ltd プラズマディスプレイ及びその製造方法
JP4069583B2 (ja) * 2000-03-28 2008-04-02 三菱電機株式会社 プラズマディスプレイ装置
JP4177969B2 (ja) * 2001-04-09 2008-11-05 株式会社日立製作所 プラズマディスプレイパネル
JP2003132805A (ja) * 2001-08-14 2003-05-09 Sony Corp プラズマ表示装置
JP2004235042A (ja) * 2003-01-30 2004-08-19 Noritake Co Ltd ガス放電表示装置およびその製造方法
KR100603324B1 (ko) * 2003-11-29 2006-07-20 삼성에스디아이 주식회사 플라즈마 디스플레이 패널
JP4519629B2 (ja) 2003-12-24 2010-08-04 パナソニック株式会社 プラズマディスプレイ部材およびプラズマディスプレイ
KR20050111173A (ko) * 2004-05-21 2005-11-24 삼성에스디아이 주식회사 플라즈마 디스플레이 패널 및 이를 제조하는 방법
KR100647657B1 (ko) * 2004-11-18 2006-11-23 삼성에스디아이 주식회사 플라즈마 디스플레이 패널 및 이를 구동하기 위한 구동방법
KR100670245B1 (ko) * 2004-12-09 2007-01-16 삼성에스디아이 주식회사 플라즈마 디스플레이 패널

Also Published As

Publication number Publication date
US20060238123A1 (en) 2006-10-26
EP1737016A3 (en) 2007-02-28
EP1737016B1 (en) 2010-05-26
KR20060112077A (ko) 2006-10-31
CN1855349A (zh) 2006-11-01
DE602006014472D1 (de) 2010-07-08
EP1737016A2 (en) 2006-12-27
CN100594574C (zh) 2010-03-17
KR100683770B1 (ko) 2007-02-20
JP2006310292A (ja) 2006-11-09
US7656090B2 (en) 2010-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4390152B2 (ja) プラズマディスプレイパネル
KR20050105411A (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
JP2006164940A (ja) プラズマディスプレイパネル
US20060158113A1 (en) Plasma display panel and method of driving the same
JP4405977B2 (ja) プラズマディスプレイパネル
JP4335240B2 (ja) プラズマディスプレイパネル
JP4294650B2 (ja) プラズマディスプレイパネル
KR100637159B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
KR100637150B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
US20050258746A1 (en) Plasma display panel
KR100637158B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
JP4395142B2 (ja) プラズマディスプレイパネル
JP4335186B2 (ja) プラズマディスプレイパネル
JP4178827B2 (ja) プラズマディスプレイ装置
KR100637161B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
KR100637160B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
KR100615319B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
KR100637236B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
US20070152590A1 (en) Plasma display panel
KR100626018B1 (ko) 투과형 플라즈마 디스플레이 패널
KR100683782B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
KR100592308B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
KR20080071325A (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
KR20050112579A (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
JP2004171854A (ja) プラズマディスプレイパネル

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090303

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090603

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090901

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20091001

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091001

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121016

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees