JP4388885B2 - 管継手及びその雌型継手部材 - Google Patents
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Description
雄型継手部材、及び、該雄型継手部材を受け入れて連結する雌型継手部材を備える管継手の雌型継手部材であって、
雄型継手部材を受け入れる受入部、及び、該受入部に連続する流体通路を備える筒状の雌型本体と、
該雌型本体の前記受入部内に設定された固定弁体と、
雌型本体の内周面に軸線方向で摺動可能に設定された筒状の可動弁体であって、雄型継手部材が挿入されない状態において前記固定弁体と密封係合して前記流体通路を閉じる閉止位置と、前記受入部に挿入される雄型継手部材の雄型本体によって後方に変位されて前記固定弁体から離れ、前記流体通路を開放する開放位置との間で変位可能とされた筒状の可動弁体と、
前記可動弁体が前記閉止位置にされたときに、該可動弁体と前記雌型本体の内周面とにより軸線方向で挟まれるようにして押圧され、該可動弁体と雌型本体の内周面との間を通って流体が外部へ漏洩するのを防止する閉止位置用スラストシールと、
前記可動弁体が前記開放位置にあるときに、該可動弁体と前記雌型本体の内周面とによって軸線方向で挟まれるようにして押圧され、該可動弁と雌型本体の内周面との間を通って流体が外部へ漏洩するのを防止する開放位置用スラストシールと
を有していることを特徴とする雌型継手部材を提供する。
雌型本体の内周面が当該雌型本体の後方に面する環状面を有し、
閉止位置用スラストシールが可動弁体の外周面に固定され、該可動弁体が閉止位置とされたときに雌型本体の内周面の環状面に軸線方向で押圧密封係合される面を有するようにすることができる。
雌型本体の内周面に設けられ、前記雄型継手部材の雄型本体の外周面に密封係合して、該雄型継手部材の前記雌型継手部材への挿入、引抜きの際に、該雄型本体の外周面と雌型本体の内周面との間を通って流体が外部へ漏洩するのを防止するラジアルシールを備えるようにすることが好ましい。
雄型継手部材、及び、該雄型継手部材を受け入れて連結する雌型継手部材
を備え、
雄型継手部材が
流体通路を有する筒状の雄型本体と、
前記流体通路内に設定されて、該流体通路の開閉を行う弁体と
を備え、
雌型継手部材が、
雄型継手部材を受け入れる受入部、及び、該受入部に連続する流体通路を備える筒状の雌型本体と、
該雌型本体の前記受入部内に固定設定され、雄型継手部材が該受入部に挿入されてきたときに、該雄型継手部材の前記弁体に係合して、該弁体を該雌型継手部材内に挿入されてくる雄型継手部材の雄型本体に対して相対的に後退させる固定弁体と、
雌型本体の内周面に軸線方向で摺動可能に設定された筒状の可動弁体であって、雄型継手部材が挿入されない状態において前記固定弁体と密封係合して前記流体通路を閉じる閉止位置と、前記受入部に挿入される雄型継手部材の雄型本体によって後方に押込まれることにより前記固定弁体から離れて前記流体通路を開放する開放位置との間で変位可能とされた筒状の可動弁体と
を有してなる管継手において、
前記可動弁体が前記閉止位置にされたときに、該可動弁体と前記雌型本体の内周面とによって軸線方向で挟まれるようにして押圧され、該可動弁体と雌型本体の内周面との間を通って流体が外部へ漏洩するのを防止する閉止位置用スラストシールと、
前記可動弁体が前記開放位置にあるときに、該可動弁体と前記雌型本体の内周面とによって軸線方向で挟まれるようにして押圧され、該可動弁と雌型本体の内周面との間を通って流体が外部へ漏洩するのを防止する開放位置用スラストシールを有している
ことを特徴とする管継手を提供する。
雌型本体の内周面が当該雌型本体の後方に面する環状面を有し、
前記閉止位置用スラストシールが前記可動弁体の外周面に固定され、該可動弁体が前記閉止位置とされたときに前記環状面に軸線方向で押圧密封係合される面を有するようにすることができる。
雌型本体の内周面に設けられ、雄型継手部材の雄型本体の外周面に密封係合して、該雄型継手部材の雌型継手部材への挿入、引抜きの際に、該雄型本体の外周面と雌型本体の内周面との間を通って流体が外部へ漏洩するのを防止するラジアルシールを備えるようにすることが好ましい。
図1は、本発明に係る雌型継手部材10と、該雌型継手部材に挿入連結される雄型継手部材12とが連結されていない状態を示しており、図2は雄型継手部材12が雌型継手部材10に挿入される最初の段階を示しており、図3は雄型継手部材12が雌型継手部材10に挿入され連結された状態を示している。
すなわち、閉止位置用スラストシール32は、可動弁体30の外周面に形成された環状溝に嵌合されており、これに対して、雌型本体26の内周面には後方を向いた傾斜面26−3が形成されており、閉止位置用スラストシール32は可動弁体30を付勢しているコイルバネ36によって、該傾斜面26−3に対し軸線方向前方に向けて押圧係合されるようになっている。このため、閉止位置用スラストシール32は、可動弁体30が閉止位置にあるとき、傾斜面26−3に対する押圧係合により、可動弁体30と雌型本体26の内周面との間を通って流体が外部へ漏洩するのを防止する。
尚、図において、参照番号42、44、46で示すのは、雌型本体26の受入部22周壁上に軸線方向で変位可能に設けられた操作スリーブ、同周壁に周方向で間隔をあけて設けられた半径方向貫通孔48に半径方向で変位可能に設けられたスリーブ操作ボール、同周壁に半径方向貫通孔48よりもわずかに後方位置で周方向で間隔をあけて設けられた複数の半径方向貫通孔(図示せず)に半径方向で変位可能に設けられた施錠ボールである。これら操作スリーブ42、スリーブ操作ボール44、及び、施錠ボール46は、次のように作用する。すなわち、雄型継手部材12が雌型継手部材10の受入部22に挿入され始めると、雄型本体前端の傾斜外面16−2がスリーブ操作ボール44を半径方向外側に押圧し、該ボールが操作スリーブの傾斜内面42−1を押圧して、該操作スリーブ42を後方へ変位させ、それにより、傾斜内面42−1が施錠ボール46に半径方向で整合するようになる。雄型継手部材12が更に挿入されると、施錠ボール46が該雄型継手部材の前端傾斜外面16−2によって半径方向で押圧されて傾斜内面42−1を押圧して、操作スリーブ42を後方へ変位しながら半径方向外側に変位する。雄型本体16の外周面に形成した施錠凹部16−3が施錠ボール46に半径方向で整合する位置(図3)までくると、施錠ボール46は施錠凹部16−3に入り、操作スリーブ42は、圧縮コイルバネ50によって前方へ動かされ、施錠ボール46を半径方向外側から押圧して、当該雄型継手部材12を雌型継手部材10に連結保持する状態となる。また、雄型継手部材12を雌型継手部材10から外すときには、操作スリーブ42を図3の位置から後退させて、雄型継手部材を雌型継手部材から引き出す。
12 雄型継手部材
14 流体通路
16 雄型本体
16−1 先端開口部
16−2 傾斜外面
16−3 施錠凹部
18 弁体
20 コイルバネ
22 受入部
24 流体通路
26 雌型本体
26−1 第1筒状部
26−2 第2筒状部
26−3 傾斜面(環状面)
28 固定弁体
28−1 基部
28−2 シャフト部
28−3 貫通孔
30 可動弁体
30−1 第1弁部分
30−2 第2弁部分
31 スラストシール
32 閉止位置用スラストシール
34 開放位置用スラストシール
36 コイルバネ
40 ラジアルシール
42 操作スリーブ
42−1 傾斜内面
44 スリーブ操作ボール
46 施錠ボール
48 半径方向貫通孔
50 圧縮コイルバネ
Claims (8)
- 雄型継手部材、及び、該雄型継手部材を受け入れて連結する雌型継手部材を備える管継手の雌型継手部材であって、
雄型継手部材を受け入れる受入部、及び、該受入部に連続する流体通路を備える筒状の雌型本体と、
該雌型本体の前記受入部内に設定された固定弁体と、
雌型本体の内周面に軸線方向で摺動可能に設定された筒状の可動弁体であって、雄型継手部材が挿入されない状態において前記固定弁体と密封係合して前記流体通路を閉じる閉止位置と、前記受入部に挿入される雄型継手部材の雄型本体によって後方に変位されて前記固定弁体から離れ、前記流体通路を開放する開放位置との間で変位可能とされた筒状の可動弁体と、
前記可動弁体が前記閉止位置にされたときに、該可動弁体と前記雌型本体の内周面とにより軸線方向で挟まれるようにして押圧され、該可動弁体と雌型本体の内周面との間を通って流体が外部へ漏洩するのを防止する閉止位置用スラストシールと、
前記可動弁体が前記開放位置にあるときに、該可動弁体と前記雌型本体の内周面とによって軸線方向で挟まれるようにして押圧され、該可動弁体と雌型本体の内周面との間を通って流体が外部へ漏洩するのを防止する開放位置用スラストシールと
を有していることを特徴とする雌型継手部材。 - 雌型本体の内周面が当該雌型本体の後方に面する環状面を有し、
前記閉止位置用スラストシールが前記可動弁体の外周面に固定され、該可動弁体が前記閉止位置とされたときに前記環状面に軸線方向で押圧密封係合される面を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の雌型継手部材。 - 前記開放位置用スラストシールが前記雌型本体の内周面に固定され、前記可動弁体が前記開放位置とされたときに、該可動弁体の後端面によって軸線方向で押圧密封係合される面を有する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の雌型継手部材。 - 前記雌型本体の内周面に設けられ、前記雄型継手部材の雄型本体の外周面に密封係合して、該雄型継手部材の前記雌型継手部材への挿入、引抜きの際に、該雄型本体の外周面と雌型本体の内周面との間を通って流体が外部へ漏洩するのを防止するラジアルシールを備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の雌型継手部材。
- 雄型継手部材、及び、該雄型継手部材を受け入れて連結する雌型継手部材
を備え、
雄型継手部材が
流体通路を有する筒状の雄型本体と、
前記流体通路内に設定されて、該流体通路の開閉を行う弁体と
を備え、
雌型継手部材が、
雄型継手部材を受け入れる受入部、及び、該受入部に連続する流体通路を備える筒状の雌型本体と、
該雌型本体の前記受入部内に固定設定され、雄型継手部材が該受入部に挿入されてきたときに、該雄型継手部材の前記弁体に係合して、該弁体を該雌型継手部材内に挿入されてくる雄型継手部材の雄型本体に対して相対的に後退させる固定弁体と、
雌型本体の内周面に軸線方向で摺動可能に設定された筒状の可動弁体であって、雄型継手部材が挿入されない状態において前記固定弁体と密封係合して前記流体通路を閉じる閉止位置と、前記受入部に挿入される雄型継手部材の雄型本体によって後方に押込まれることにより前記固定弁体から離れて前記流体通路を開放する開放位置との間で変位可能とされた筒状の可動弁体と
を有してなる管継手において、
前記可動弁体が前記閉止位置にされたときに、該可動弁体と前記雌型本体の内周面とによって軸線方向で挟まれるようにして押圧され、該可動弁体と雌型本体の内周面との間を通って流体が外部へ漏洩するのを防止する閉止位置用スラストシールと、
前記可動弁体が前記開放位置にあるときに、該可動弁体と前記雌型本体の内周面とによって軸線方向で挟まれるようにして押圧され、該可動弁と雌型本体の内周面との間を通って流体が外部へ漏洩するのを防止する開放位置用スラストシールを有している
ことを特徴とする管継手。 - 雌型本体の内周面が当該雌型本体の後方に面する環状面を有し、
前記閉止位置用スラストシールが前記可動弁体の外周面に固定され、該可動弁体が前記閉止位置とされたときに前記環状面に軸線方向で押圧密封係合される面を有する
ことを特徴とする請求項5に記載の管継手。 - 前記開放位置用スラストシールが前記雌型本体の内周面に固定され、前記可動弁体が前記開放位置とされたときに該可動弁体の後端面によって軸線方向で押圧密封係合される面を有する
ことを特徴とする請求項5又は6に記載の管継手。 - 前記雌型本体の内周面に設けられ、前記雄型継手部材の雄型本体の外周面に密封係合して、該雄型継手部材の前記雌型継手部材への挿入、引抜きの際に、該雄型本体の外周面と雌型本体の内周面との間を通って流体が外部へ漏洩するのを防止するラジアルシールを備えることを特徴とする請求項5乃至7のいずれかに記載の管継手。
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