JP4387223B2 - 腰部緊締バンド - Google Patents

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本発明は、ヒトの股関節部をはじめ腰部の関節組織を矯正して姿勢を正し、腰痛、神経痛その他の種々の身体的障害を取除いてヒトの健康回復、保持に著効を奏する腰部緊締バンドに係る。
ヒトの股関節部組織の歪を正してヒトの基本姿勢を正常化させると共に骨盤、腰椎、脊椎などの全身的組織の構造、機能も改善して健康の回復、保持に顕著な効果を発揮することが少なくない、ヒトの股関節部のある位置の腰周りを緊締するゴムチューブなどの弾性バンドの存在はよく知られているが、その股関節部のある位置の腰周りは下方臀部の、ヒトの身体の動きに応じて周長の変化し易い部分になっているので、その腰周りにバンドを強く巻付けても腰を曲げたり伸ばしたりする度にそのバンドが上下方向へズレたり、移動し、所定の位置に安定して保持することがむずかしく、ために折角の健康保持、回復に良いそのバンドもそれ単独では実際には永く安定して使用し難いという欠点があった。
そこで発明者は先に股関節部のある位置の腰周りを弾性バンドで安定して緊締できるようにするべく、下半身用下着に弾性バンドを一体化したものを種々開発してきたが(例えば、特許文献1及び特許文献2参照。)、その場合はその下半身用下着を着用しなければそのバンドを使用することができないという不便さがあった。
そこでまた、発明者は下半身用下着と合体させなくてもパンツとかズボンなどの衣類の上からでも、その弾性バンドを、ヒトの股関節部のある位置の腰周りを安定的に緊締できるようにするための、左右両端縁部で相互に一体化させた上下2本の弾性バンドからなるバンドを開発してヒトの股関節部のある位置の腰周りを簡便かつ安定的に緊締できるようにし、世間からも多大の評価を得ている(例えば、特許文献3参照。)。
実開昭61−26510号公報(全文明細書) 実公昭63−14832号公報 実用新案登録第2526250号公報
発明が解決しょうとする課題
然しながらそのような下半身用下着に合体させたものとか上下2本のバンドからなるものにおいても、弾性バンド自体が糸ゴム等の弾性糸を芯糸としつつその芯糸の上に被覆用の糸を螺旋状に蜜に巻付けた比較的断面径の大きくなった被覆弾性糸を経糸として使用して織成されたようなものが多いことも関係して、製作された弾性バンドはどうしても嵩高で剛直性のあるものとなり、ヒトの腰周りに装着したときにガサガサ、ゴツゴツした感じのものとなってどうしても肌身近くに付ける衣類としては柔軟さに欠け、肌身になじみ難いものとなりがちとなる。
そこでそのようなゴツゴツ、ガサガサして肌身近くに装着する衣類としての柔軟性に欠けたものとなりがちとなる弾性バンドに、その股関節部等の身体組織の矯正、健康保持という機能は何ら失わせることなく、効果的に柔軟性を付与して肌身近くにも装着して使用し易い衣類の一つとすることを本発明の目的とする。
それと共に、一枚の広幅バンドというごく簡易な腰周りの弾性バンドではあっても、ヒトの股関節部のある位置の腰周り等からズレたり移動したりすることの少ない安定して永く所要の腰周りの緊締機能を充分果たすことができるようになる腰部緊締バンドとすることも本発明の他の目的である。
課題を解決するための手段
本発明は、ヒトの下方臀部、股関節のある位置の腰部並びに上方腰部背側面を含む腰部周りを取巻きつつ左右の各端縁部を引寄せるように引っ張ることによってそれら各端縁部がヒトの下腹部で相互に係止し得るようにされた、長さ方向に弾力を有する広幅弾性バンドにおいて、股関節部のある位置の腰周り箇所に当接すべき該バンドの幅方向の該バンドの全幅の約半分の幅部分(A)はバンド幅方向単位幅当りのバンド長さ方向弾力が最強となるように、そしてその直ぐ上方部の腰椎のある位置の腰周り箇所に当接すべき該バンドの幅方向の該バンドの全幅の約1/6に当る幅部分(B)はその最強となる部分に較べるとバンド幅方向単位幅当りのバンド長さ方向弾力が少し弱い中程度の弾力となるように、更に該バンドの上端縁近傍部及び下端縁近傍部となる、該バンドの幅方向の各残り幅部分である、それぞれが該バンドの全幅の約1/6に当る各幅部分(C1)(C2)についてはバンド幅方向単位幅当りのバンド長さ方向弾力がその中程度よりも更に弱い弾力となるようにする一方で、該バンドのバンド生地の左右各端縁部が、上下幅が適宜小さくされた略長方形の相互係止片部(3)(4)となるべき部分を含む形状に裁断されたうえで、該左右各端縁部に近い適宜長さ部分の上下各側縁部が、それぞれ該左右各端縁部へ向かうにつれて順次該バンドの幅方向中央部へと近付く斜線に沿って外側へ折返されて縫付けられて、該バンドの左右各端縁部に該略長方形の相互係止片部(3)(4)が設けられると共に、該バンドのバンド生地をその長さ方向略中央部分で左右両片に切断してその切断両端縁部を相互に然るべき双曲線様となるように切揃えたうえでそれら切揃えられた両端縁部を突合せ状に縫合、接合することを介して、該バンドの長さ方向略中央部分をヒトの下方臀部を含む腰部背面形状に類似する皿状の彎曲面に形成するようにした腰部緊締バンドである。
請求項2に係る発明は、請求項1記載の腰部緊締バンドにおいて、該バンドのバンド生地の織成製作に使用すべき経糸たる弾性糸の、該バンド生地の幅方向での配列密度を、該バンド生地の幅方向の全幅を一方端縁側から他方端縁側へ約1/6、約半分、約1/6及び約1/6の各幅部分に順次区分したときのその各幅部分ごとに変化させることを介して、該バンドの幅方向単位幅当たりのバンド長さ方向弾力について、該バンドの幅方向の、股関節部のある位置の腰周り箇所に当接すべき幅部分、その直ぐ上方部の腰椎のある位置の腰周り箇所に当接すべき幅部分及び該バンドの上端縁近傍部及び下端縁近傍部である、該バンドの幅方向の各残り幅部分ごとに最強、それよりも少し弱い中程度、及びその中程度よりも更に弱い、の強弱の変化を設けるようにしたものである。
請求項3に係る発明は、請求項1記載の腰部緊締バンドにおいて、該バンドのバンド生地の織成製作に使用すべき経糸たる弾性糸として、同質のものではあっても断面積が相互に異なった糸ゴムなどを弾性芯糸として用いた弾性糸を選択使用するとか、或いは同じ断面積ではあっても弾力が相互に異なった品質の糸ゴムなどを弾性芯糸として用いた弾性糸を選択使用しつつ、該バンド生地の幅方向の全幅を一方端縁側から他方端縁側へ約1/6、約半分、約1/6、及び約1/6の各幅部分に順次区分したときの各幅部分ごとに弾力の異なった経糸たる弾性糸をそれぞれ使用することを介して、該バンドの幅方向単位幅当たりのバンド長さ方向弾力について、該バンドの幅方向の、股関節部のある位置の腰周り箇所に当接すべき幅部分、その直ぐ上方部の腰椎のある位置の腰周り箇所に当接すべき幅部分及び該バンドの上端縁近傍部及び下端縁近傍部である、該バンドの幅方向の各残り幅部分ごとに最強、それよりも少し弱い中程度、及びその中程度よりも更に弱い、の強弱の変化を設けるようにしたものである。
発明の効果
このような腰部緊締バンドは、強力に押圧すべき股関節部のある位置の腰周りといった箇所に当接すべき該バンドの幅方向の、該バンドの全幅の約半分の幅部分はそのバンド幅方向単位幅当りのバンド長さ方向弾力が最強となるようにし、そして中程度の強さで押圧すべきその直ぐ上方部の腰椎のある位置の腰周り箇所に当接すべき該バンドの幅方向の、該バンドの全幅の約1/6の幅部分はその最強部分に較べるとバンド幅方向単位幅当りのバンド長さ方向弾力が少し弱い中程度の弾力となるようにし、更に余り強力に押圧する必要のない腰周り部分に当接すべきそれぞれ該バンドの全幅の約1/6の幅部分の、該バンドの上端縁近傍部及び下端縁近傍部である、バンド幅方向の各残り幅部分のバンド幅方向単位幅当りのバンド長さ方向弾力はその中程度よりも更に弱い弾力となるように構成することによって、該バンドの股関節部などを緊締する所要の機能、効果は従来の腰部緊締バンドと何らの変わりもなく充分に発揮できるようになる一方で、バンドの幅方向の全幅部分のバンドの長さ方向の弾力が一様に最強の弾力だけとなるように構成された従来の腰部緊締バンドに較べると、バンド全体のゴワゴワ、ゴツゴツした感じといった剛直さが格段に少なくなって肌身近くの衣類としても身に付け易い柔軟な感じの腰部緊締バンドとなる。
然もこのような腰部緊締バンドの、バンド幅方向単位幅当りのバンド長さ方向弾力が中程度に弱であるとかその中程度よりも更に弱い弾力である部分は、一定の外力に対する変形度合が、バンド幅方向単位幅当りのバンド長さ方向弾力が最強である部分のそれに較べると、中程度により大きなものになるとかその中程度のより大きなものよりも更により大きなものになるということを意味するのであるから、その腰部緊締バンドを腰周りに緊締状に装着したときには、それらバンド幅方向単位幅当りのバンド長さ方向弾力が中程度に弱であるとかその中程度よりも更に弱い部分が腰周りの凹凸面とか彎曲面に対して、或いは身体の動きに応じてのそれらの面の位置、形状が変化したときも、より柔軟に伸縮してそれらの面に合致しつつ密接するようになることから、バンドの幅方向の全幅部分が最強のバンド幅方向単位幅当りのバンド長さ方向弾力のものだけからなっている従来の腰部緊締バンドの場合に較べると、バンド全体の腰周り面に対する密接度合がより大となって、所要の腰周りに緊締状に装着されたバンドが上下にズレたり移動したりすることが更に少なくなり、そのバンドは安定して永く腰周りを緊締できる、下着等とも合体していない、一枚のバンドだけの簡易な腰部緊締具になる。
そしてこのような腰部緊締バンドのように、該バンドの長さ方向略中央部分がヒトの下方臀部を含む腰部背面形状に類似する皿状の彎曲面に形成されたものは、該バンドでヒトの下方臀部を含む腰周りを緊締したときに下方臀部の膨らみに該バンド自体の長さ方向略中央部分の形状がうまく適合し、その腰部緊締バンドをヒトの所定の腰周りに緊締状に装着したときには身体を動かしたときなどにもそのバンドの長さ方向中央部分の、下方臀部面を含む腰周り面での上下へのズレとか移動とかが更に生じ難くなって更に安定して所定の位置を緊締できるバンドとなる。なお、このような彎曲面を形成するのは、例えば該バンドのバンド生地をその長さ方向中央部分で左右両片に切断してその切断両端縁部を相互に然るべき双曲線様となるように切揃えたうえでそれら切揃えられた両端縁部を突合せ状に縫合、接合することによって容易に形成できるものである。
図面に示されるごとく、長さ方向に弾力があり、ヒトの下方臀部、股関節部のある位置の腰部並びに上方腰部背側面を含む腰部周りを緊締状に取巻き得る広幅帯状の弾性バンドにおいて、図1に2点鎖線で区分されるように、上端縁近傍部及び下端縁近傍部のそれぞれが該バンドの全幅の約1/6に当る各幅部分(C1)(C2)に係るバンド幅方向単位幅当りのバンド長さ方向弾力を、バンド幅方向単位幅当りのバンド長さ方向弾力が最強となるべき、該バンドの下端縁近傍部の幅部分(C2)の上方に続く該バンドの全幅の約半分の幅部分(A)に係るバンド幅方向単位幅当りのバンド長さ方向弾力の約4割減とすると共に、該バンドの上端縁近傍部の該バンドの全幅の約1/6に当る幅部分(C1)と該バンドのバンド幅方向単位幅当りのバンド長さ方向弾力が最強となる全幅の約半分の幅部分(A)との間の該バンドの全幅の約1/6に当る幅部分(B)に係るバンド幅方向単位幅当りのバンド長さ方向弾力を、該バンドの全幅の約半分の幅部分(A)のバンド幅方向単位幅当りのバンド長さ方向弾力の約2割減とするようにして、該バンドのバンド幅方向単位幅当りのバンド長さ方向弾力について、該バンドの幅方向の全幅を4個の前記(A)(B)(C1)(C2)の幅部分に区分したときの各幅部分ごとに強弱の変化を設けるようにする。
そして該バンドのバンド生地の左右各端縁部が図1に1点鎖線で示されるように、それら各端縁部の相互係止手段が容易となるように上下幅が適宜小さくされた略長方形の相互係止片部(3)(4)となるべき部分を含む形状に裁断されたうえで、それら左右各端縁部に近い適宜長さ部分の上下各側縁部が、それぞれ左右各端縁部へ向うにつれて順次該バンドの幅方向中央部へと近付く斜線に沿って外側へ折返されて縫付けられて、図1に実線で示すごとく左右各端縁部に該略長方形の相互係止片部(3)(4)が設けられると共に、それら相互係止片部の一方の外側及び他方の内側にそれぞれ相互係止用のマジックテープ(登録商標)、フック又はその他の面ファスナー具の雌具(5)及び雄具(6)をそれぞれ設け、それら左右両端縁部を相互に容易に係止できるようにする。なお、図1に該雌具(5)の左右長さが該雄具(6)の左右長さよりも長くなっているのは該バンドの相互係止片部の相互係止位置を、即ち該バンドの緊締具合を、適宜調節できるようにしたものである。
そして更に、該バンドの長さ方向の略中央部で左右両片に切断してその切断両端縁部を相互に然るべき双曲線様となるように切揃えたうえでそれら切揃えられた両端縁部を突合せ状に縫合、接合することによって、図2に示すような、該バンドの長さ方向略中央部分がヒトの下方臀部を含む腰部背面形状に類似する皿状の彎曲面(2)に形成された腰部緊締バンド(1)としたものである。
このような構成とされた腰部緊締バンド(1)は、それを図3に示すごとく、ヒト(8)の下方臀部、股関節部(7)のある位置の腰部並びに上方腰部背側面部を含む腰部周りを取巻きつつ左右各端縁部の相互係止片部(3)(4)を引寄せるように引っ張りつつその左右各端縁部の相互係止片部の面ファスナー具の雌具(5)と雄具(6)とを係合させてそれら相互係止片部をヒトの下腹部で相互に係止させるときには、図1の(A)で示されるバンドの最強のバンド幅方向単位幅当りのバンド長さ方向弾力となる幅部分は、それによって緊締される股関節部(7)及びその近傍部分の腰部組織の矯正、健康保持に顕著な効果を奏すると共に、その最強のバンド幅方向単位幅当りのバンド長さ方向弾力となる幅部分の直上部分の、図1に(B)で示されるバンドの中程度に弱いバンド幅方向単位幅当りのバンド長さ方向弾力となる幅部分及び(C1)(C2)で示されるバンドのその中程度に弱いものよりも更に弱いバンド幅方向単位幅当りのバンド長さ方向弾力となる幅部分は、それぞれの幅部分に当接する腰背面部分等の腰周りをそれらそれぞれのバンド幅方向単位幅当りのバンド長さ方向弾力で緊締するようになり、それらバンド幅方向単位幅当りのバンド長さ方向弾力相応の緊締機能を発揮して腰部組織及び姿勢の正常化、健康保持に有効となる。
そして、それらの図1に(B)で示されるバンドの中程度に弱いバンド幅方向単位幅当りのバンド長さ方向弾力となる幅部分及び(C1)(C2)で示されるバンドのその中程度に弱いものよりも更に弱いバンド幅方向単位幅当りのバンド長さ方向弾力となる幅部分は、図1に(A)で示されるバンド幅方向単位幅当りのバンド長さ方向弾力が最強となる幅部分に較べると剛直さが少なくなって柔軟さが感じられるようになり、バンド全体が従来のゴツゴツした剛直さの感じられるものから、腰周りの衣類としてもさほどに違和感を感じない程度に剛直さの少ないバンドとなり得て、長期間の使用もさほどに苦になることのない腰周りのバンドとなる。
更に、バンド幅方向単位幅当りのバンド長さ方向弾力が上述の中程度よりも更に弱いとか中程度に弱いという幅部分は、一定の外力に対しての変形度合が最大であるとかそれよりも少し小さい中程度である、ということを意味するから、その弾力が上述の中程度よりも更に弱いとか中程度に弱いというバンドの幅部分は一定の外力に対する伸縮動作は最大にとかそれよりも少し小さい中程度に容易且つ大であるということであり、腰周りに装着されたそのようなバンドの伸縮動作の容易且つ大である幅部分は、腰周りの凹凸、彎曲部分に容易に対応しつつ、或いは身体の動きに応じてのその凹凸、彎曲部分が変化、移動してもその変化、移動に楽に対応しつつ、伸縮して腰周り面に密接できるようになり、バンド全面と腰周りとの密着度がより大となって、腰周りを緊締するバンドが所定の位置からズレたり、移動したりすることがより少なくなり、一枚のバンドというごく簡易なものでありながら安定して永く所要の腰周り部を緊締できるバンドとなる。
そして更に、そのバンドの長さ方向の略中央部分をヒトの下方臀部を含む腰部背面形状に類似する皿状の彎曲面(2)に形成することによって、該バンドでヒトの下方臀部を含む腰周りを緊締したときに下方臀部を含む腰背面部の膨らみに該バンド自体の長さ方向略中央部分の形状がうまく適合し、その腰部緊締バンドをヒトの所定の腰周りに緊締状に装着しつつ身体を動かしたときなどにもそのバンドの所定の腰周り位置からの上下へのズレとか移動とかが更に発生し難くなって更に安定して永く所定の位置を緊締できる簡易なバンドとなる。
本発明一例の正面図 該一例の図1の拡大左側面図 該一例の使用状態説明図
符号の説明
1 腰部緊締バンド
2 彎曲面
3 相互係止片部
4 相互係止片部
5 面ファスナー具の雌具
6 面ファスナー具の雄具
7 股関節部
8 ヒト

Claims (3)

  1. ヒトの下方臀部、股関節のある位置の腰部並びに上方腰部背側面を含む腰部周りを取巻きつつ左右の各端縁部を引寄せるように引っ張ることによってそれら各端縁部がヒトの下腹部で相互に係止し得るようにされた、長さ方向に弾力を有する広幅弾性バンドにおいて、股関節部のある位置の腰周り箇所に当接すべき該バンドの幅方向の該バンドの全幅の約半分の幅部分(A)はバンド幅方向単位幅当りのバンド長さ方向弾力が最強となるように、そしてその直ぐ上方部の腰椎のある位置の腰周り箇所に当接すべき該バンドの幅方向の該バンドの全幅の約1/6に当る幅部分(B)はその最強となる部分に較べるとバンド幅方向単位幅当りのバンド長さ方向弾力が少し弱い中程度の弾力となるように、更に該バンドの上端縁近傍部及び下端縁近傍部となる、該バンドの幅方向の各残り幅部分である、それぞれが該バンドの全幅の約1/6に当る各幅部分(C1)(C2)についてはバンド幅方向単位幅当りのバンド長さ方向弾力がその中程度よりも更に弱い弾力となるようにする一方で、該バンドのバンド生地の左右各端縁部が、上下幅が適宜小さくされた略長方形の相互係止片部(3)(4)となるべき部分を含む形状に裁断されたうえで、該左右各端縁部に近い適宜長さ部分の上下各側縁部が、それぞれ該左右各端縁部へ向かうにつれて順次該バンドの幅方向中央部へと近付く斜線に沿って外側へ折返されて縫付けられて、該バンドの左右各端縁部に該略長方形の相互係止片部(3)(4)が設けられると共に、該バンドのバンド生地をその長さ方向略中央部分で左右両片に切断してその切断両端縁部を相互に然るべき双曲線様となるように切揃えたうえでそれら切揃えられた両端縁部を突合せ状に縫合、接合することを介して、該バンドの長さ方向略中央部分をヒトの下方臀部を含む腰部背面形状に類似する皿状の彎曲面に形成したことを特徴とする腰部緊締バンド
  2. 請求項1記載の腰部緊締バンドにおいて、そのバンド生地の織成製作に使用すべき経糸たる弾性糸の、該バンド生地の幅方向での配列密度を、該バンド生地の幅方向の全幅を一方端縁側から他方端縁側へ約1/6、約半分、約1/6及び約1/6の各幅部分に順次区分したときのその各幅部分ごとに変化させることを介して、該バンドのバンド幅方向単位幅当たりのバンド長さ方向弾力について、該バンドの幅方向の、股関節部のある位置の腰周り箇所に当接すべき幅部分、その直ぐ上方部の腰椎のある位置の腰周り箇所に当接すべき幅部分及び該バンドの上端縁近傍部及び下端縁近傍部である、該バンドの幅方向の各残り幅部分ごとに最強、それよりも少し弱い中程度、及びその中程度よりも更に弱い、の強弱の変化を設けるようにしたもの。
  3. 請求項1記載の腰部緊締バンドにおいて、そのバンド生地の織成製作に使用すべき経糸たる弾性糸として、該バンド生地の幅方向の全幅を一方端縁側から他方端縁側へ約1/6、約半分、約1/6及び約1/6の各幅部分に順次区分したときの各幅部分ごとに弾力の相互に異なった種類のものをそれぞれ使用することを介して、該バンドのバンド幅方向単位幅当たりのバンド長さ方向弾力について、該バンドの幅方向の、股関節部のある位置の腰周り箇所に当接すべき幅部分、その直ぐ上方部の腰椎のある位置の腰周り箇所に当接すべき幅部分及び該バンドの上端縁近傍部及び下端縁近傍部である、該バンドの幅方向の各残り幅部分ごとに最強、それよりも少し弱い中程度、及びその中程度よりも更に弱い、の強弱の変化を設けるようにしたもの。
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