JP4386372B2 - 補助吸収性物品 - Google Patents

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Description

本発明は、使い捨ておむつの吸収性能を補助する補助吸収性物品に関する。
下記特許文献1には、ショーツの内面に装着して体液を吸収する体液吸収性物品が記載されている。特許文献1記載の体液吸収性物品は、ショーツ対向面全面に防漏層が設けられている。
特開平11−318985号公報
しかし、特許文献1記載の体液吸収性物品は、通常のショーツ類に装着することを想定したもので、全面的に防漏層が設けられているため、使い捨ておむつに装着した場合、蒸れやすく、皮膚にトラブルを発生させやすい。しかも、使い捨ておむつの吸収面を覆ってしまうので、その吸収力を有効に活用できない。さらに、身体のお腹側から背中側にわたって装着されるため、着用者の動きによってずれが発生した場合に、吸収性や着け心地への影響が大きい。
従って、本発明の目的は、使い捨ておむつに装着して使い捨ておむつの吸収性能を補助する補助吸収性物品において、高い吸収性能が得られる補助吸収性物品を提供することにある。
本発明は、使い捨ておむつの背側部に装着して使い捨ておむつの吸収性能を補助する補助吸収性物品であって、前記補助吸収性物品の長手方向に吸収部と防漏部とに区分されており、該吸収部と該防漏部との間の折り返し部で長手方向に折り返し、該吸収部を使い捨ておむつの背側部の肌当接面側に配置し且つ該防漏部を使い捨ておむつの背側部の非肌当接面側に配置した状態で、使い捨ておむつの背側部に装着できるようになっており、前記吸収部における使い捨ておむつ当接面は、液透過性シートから形成されており、前記防漏部における使い捨ておむつ当接面は、防漏性シートから形成されている補助吸収性物品を提供することにより前記目的を達成したものである。
本発明の補助吸収性物品によれば、高い吸収性能が得られる。
以下、本発明の補助吸収性物品を、その好ましい一実施形態である第1実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。
本発明は、使い捨ておむつの背側部に装着して使い捨ておむつの吸収性能を補助する補助吸収性物品である。本実施形態の補助吸収性物品が装着される使い捨ておむつは、図3に示す展開型の使い捨ておむつである(詳細は後述)。
本実施形態の補助吸収性物品1は、図1及び図2に示すように、その長手方向に吸収部2と防漏部3とに区分されている。補助吸収性物品1における「長手方向」とは、吸収部2から防漏部3に向かう方向である。
また、本実施形態の補助吸収性物品1は、図4〜図7に示すように、吸収部2と防漏部3との間の折り返し部Lで長手方向に折り返し、吸収部2を使い捨ておむつ10の背側部Bの肌当接面側に配置し且つ防漏部3を使い捨ておむつ10の背側部Bの非肌当接面側に配置した状態で、使い捨ておむつ10の背側部Bに装着できるようになっている(詳細は後述)。
補助吸収性物品1の説明において、「下面」とは、補助吸収性物品1を折り返し部Lで折り返して使い捨ておむつ10に装着した状態において、使い捨ておむつ10に対向する面をいう。「上面」とは「下面」の反対面をいう。これら「下面」及び「上面」の意味は、折り返し部Lで折り返されていない状態の補助吸収性物品1においても適用される。
本実施形態の補助吸収性物品1について更に説明する。吸収部2は、補助吸収性物品1における吸収性能の大部分を担当する部位である。本実施形態における吸収部2は、図2に示すように、補助吸収体21を主体として構成されている。補助吸収体21は、吸収性コア21Aと、吸収性コア21Aを被覆する被覆シート21Bとからなる。吸収性コア21Aは、補助吸収体21の長手方向の略全長に亘る長さを有している。
吸収性コア21Aとしては、例えばパルプ繊維、連続繊維(トウ)等からなる繊維集合体、又は繊維集合体と吸水性ポリマーとからなるもの(吸水性ポリマーと繊維材料との混合積繊物)を用いることができる。吸収性コア21Aを構成する繊維としては、例えばパルプ繊維、レーヨン繊維、コットン繊維、酢酸セルロース等の親水性繊維、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系繊維、ポリエステル、ポリアミド等の縮合系繊維を用いることできる。吸水性ポリマーとしては、例えばポリアクリル酸ナトリウム、(アクリル酸−ビニルアルコール)共重合体、ポリアクリル酸ナトリウム架橋体、(でんぷん−アクリル酸)グラフト共重合体、(イソブチレン−無水マレイン酸)共重合体及びそのケン化物、ポリアスパラギン酸が挙げられる。繊維及び吸水性ポリマーは、それぞれ一種又は二種以上を組み合わせて用いることができる。
被覆シート21Bは、液透過性シートからなり、吸収性コア21Aの構成材料を漏れ出さないように保持している。液透過性シートは、例えば液透過性の不織布、ティッシュペーパーからなることが好ましく、特に、直接肌に接触する面は、肌触りや強度の点から不織布からなることが好ましい。不織布としては、例えばスパンボンド−メルトブローン−スパンボンド不織布、スパンボンド−メルトブローン−メルトブローン−スパンボンド不織布、エアスルー不織布が挙げられる。
不織布を形成する繊維は、ポリエチレンやポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレートなどの熱可塑性繊維からなることが好ましい。この繊維は単独でも2種類以上の樹脂を複合化した複合化繊維でもよく、特に風合いの点で鞘がポリエチレン、芯がポリプロピレンからなる複合繊維が好ましい。不織布は単層でも多層でもよく、界面活性剤処理やコロナ処理等の親水化処理を施してもよい。不織布を多層にする場合、吸収性コア21A側を目の詰まった(平均細孔径が小さい)不織布として吸収性ポリマーのこぼれ落ちを防ぎ、外側については風合いを重視して密度を低く設計することが好ましい。
吸収部2における使い捨ておむつ当接面には、具体的には補助吸収体21における使い捨ておむつ当接面には、使い捨ておむつ10の肌当接面側と止着するための吸収部止着部22が設けられている。「吸収部2における使い捨ておむつ当接面」とは、補助吸収性物品1を使い捨ておむつ10に装着した状態において直接的に又は間接的に(他の部材を介して)使い捨ておむつ10に当接する面を意味する。従って、補助吸収性物品1を使い捨ておむつ10に装着した状態において、吸収部2の下面のうち、使い捨ておむつ10の背側部Bの長手方向端部から延出して使い捨ておむつ10に当接しない領域は、「使い捨ておむつ当接面」には含まれない。
尚、この「使い捨ておむつ当接面」の説明は、「防漏部3における使い捨ておむつ当接面」についても適用される。
吸収部止着部22は、例えば粘着剤や機械的面ファスナーのオス材からなる。吸収部2の使い捨ておむつ当接面において吸収部止着部22が設けられる範囲は、使い捨ておむつ10との止着力や吸収部2の使い捨ておむつ当接面の吸収性能等を勘案して適宜設定される。
吸収部2における使い捨ておむつ当接面は、液透過性シートから形成されている。吸収部2における使い捨ておむつ当接面の面積の60%以上、より好ましくは70%以上、更に好ましくは80%が液透過性シートから形成されていることが好ましい。以下、「吸収部2における使い捨ておむつ当接面は、液透過性シートから形成されている」とは、吸収部2における使い捨ておむつ当接面のうちの前記割合が液透過性シートから形成されていることを意味する。本実施形態においては、吸収部2における使い捨ておむつ当接面は、被覆シート21Bのみから構成されている。吸収部2の下面のうちの使い捨ておむつ当接面以外の領域については、その一部が、防漏部3の主体である防漏性シート31の一部により被覆されている。
防漏部3は、その使い捨ておむつ当接面が防漏性シート31から形成されている。防漏性シート31は、液不透過性シート又は撥水性シートからなり、具体的には透湿性で液不透過性の多孔質フィルムや、撥水性の不織布等が好ましい。
防漏部3における使い捨ておむつ当接面には、使い捨ておむつ10の非肌当接面側と止着するための防漏部止着部32が設けられている。防漏部止着部32は、例えば粘着剤や機械的面ファスナーのオス材からなる。防漏部3の使い捨ておむつ当接面において防漏部止着部32が設けられる範囲は、使い捨ておむつ10との止着力等を勘案して適宜設定される。本実施形態においては、防漏性シート31及び防漏部止着部32は、何れも前記補助吸収性物品の長手方向に折り返し部Lを跨ぎ、吸収部2側まで延びている。
吸収部2の上面側には、補助吸収性物品1を使い捨ておむつ10に装着した状態において使い捨ておむつ10の長手方向中央部に向けて開口する立体ギャザー4が、吸収部2の幅方向に亘って設けられている。立体ギャザー4は、立体ギャザー形成シート41及び立体ギャザー弾性部材42から形成されている。立体ギャザー形成シート41は、防漏部3の長手方向端部から折り返し部Lを跨ぎ、吸収部2の上面側に亘っている。立体ギャザー形成シート41の一端部は、長手方向に吸収部2の上面側に折り返されて自由端を形成し、吸収部2の上面にコ字状の接合部(図示せず)により接合されている。立体ギャザー形成シート41の一端部には、立体ギャザー弾性部材42が張設されており、その収縮力により立体ギャザー4が起立し、開口するようになっている。
立体ギャザー形成シート41は、好ましくは撥水性不織布からなり、例えばスパンボンド−メルトブローン−スパンボンドからなる多層構成の複合不織布、スパンボンド不織布、ヒートボンド不織布、エアスルー不織布を用いることができる。
立体ギャザー弾性部材42は、例えば糸状のもの(糸ゴム等)、所定幅の帯状のもの(平ゴム等)が好ましく、特に糸状のものが好ましい。立体ギャザー弾性部材42の素材としては、例えば天然ゴム、スチレン−ブタジエン、ブタジエン、イソプレン、ネオプレン等の合成ゴム、EVA、伸縮性ポリオレフィン、ウレタンが挙げられる。
防漏部3の幅方向両側部には、幅方向外方に延出する一対の補助ファスニングテープ5,5が設けられている。補助ファスニングテープ5の下面側には補助止着部52が設けられている。具体的には、補助ファスニングテープ5は、その基材であるテープ本体51とテープ本体51の先端部の下面側に設けられた補助止着部52とからなる。補助止着部52は、使い捨ておむつ10の腹側部Aに、詳細にはランディングテープ16(後述)に止着可能となっている。
補助吸収性物品1の幅は、使い捨ておむつ10における一対のサイドギャザー17,17の内側縁(詳細は後述)の間隔よりも広くても狭くてもよいが、広い方がより広範囲の漏れに対応する点から好ましい。例えば、横向き状態での排尿時や、便が背中側に広がってしまった場合などにも対応し得る。
次に、本実施形態の補助吸収性物品1が装着される使い捨ておむつ10について説明する。使い捨ておむつ10は、図3に示すように、背側部Bに一対のファスニングテープ15,15が設けられた展開型の使い捨ておむつ10である。尚、図3(b)においては、ファスニングテープ15を幅方向内方に向けて肌当接面側に折り返した状態を図示してある。
使い捨ておむつ10は、長手方向に、着用時に着用者の腹側に配される腹側部A、着用者の背側に配される背側部B、及び腹側部Aと背側部Bとの間に位置し、着用時に着用者の股間部に配される股下部Cに区分されている。
背側部Bの両側部には一対のファスニングテープ15,15が幅方向外方に延出するように設けられている。ファスニングテープ15は、その基材であるテープ本体15Aとテープ本体15Aの肌当接面側に設けられた止着部15Bからなる。止着部15Bは、例えば機械的面ファスナーのオス材、粘着剤からなる。腹側部Aの非肌当接面側には、一対のファスニングテープ15,15を止着可能なランディングテープ16が設けられている。ランディングテープ16には、前述したように本実施形態の補助吸収性物品1における補助ファスニングテープ5の補助止着部52も止着可能となっている。
使い捨ておむつ10は、液透過性の表面シート12、液不透過性又は撥水性の裏面シート13及び液保持性の吸収体14を備えている。使い捨ておむつ10の肌当接面側の幅方向両側部には、一対のサイドギャザー17,17が長手方向に亘って設けられている。サイドギャザー17は、使い捨ておむつ10の両側縁部から幅方向内方に向けて配設されている。サイドギャザー17の内側縁は自由端となっており、該自由端にはサイドギャザー弾性部材17Aが張設されている。
股下部Cの両側縁部は略円弧状の凹状をなしており、使い捨ておむつ10においては、股下部Cにおける幅が、腹側部A及び背側部Bそれぞれにおける幅より狭くなっている。裏面シート13の輪郭は、使い捨ておむつ10の輪郭(ファスニングテープ15を除く部分)と一致している。
吸収体14は、縦長矩形状をなし、その長手方向を、おむつ長手方向(着用時に着用者の前後方向に向けられる方向と同じ)に一致させて、裏面シート13の幅方向中央部に接合されている。
サイドギャザー17は、その幅方向外方領域が、裏面シート13に接合されている。サイドギャザー17の内側縁は、長手方向の両端部を除いて裏面シート13に接合されておらず、着用時には、サイドギャザー弾性部材17Aの収縮力により、裏面シート13から離間する方向に起立する。サイドギャザー17の長手方向の両端部は、裏面シート13に起立不可能に接合されている。
サイドギャザー17と裏面シート13との間には、レッグギャザー弾性部材18が張設されており、自然状態(おむつに外力を加えない状態)においては、レッグギャザー弾性部材18の収縮力により、股下部Cにレッグギャザーが形成される。
使い捨ておむつ10の表面シート12、裏面シート13、吸収体14、サイドギャザー17、ファスニングテープ15等の構成材料は、当該技術分野において通常用いられているものを用いることができる。例示すると、表面シート12としては、補助吸収性物品1の補助吸収体21の被覆シート21Bを形成する液透過性の不織布と同じものを用いることができる。裏面シート13としては、補助吸収性物品1の防漏性シート31と同じものを用いることができる。吸収体14としては、補助吸収性物品1の補助吸収体21と同じものを用いることできる。サイドギャザー17としては、補助吸収性物品1の立体ギャザー4と同じものを用いることができる。ファスニングテープ15としては、補助吸収性物品1の補助ファスニングテープ5と同じものを用いることができる。
本実施形態の補助吸収性物品1は、例えば図4〜図7に示す手順で、図3に示す使い捨ておむつ10の背側部Bに装着することができる。まず、図4及び図5に示すように、使い捨ておむつ10の幅方向両側部から幅方向外方に展開している一対のファスニングテープ15,15を、使い捨ておむつ10の肌当接面側に折り返し、止着部15Bにより、サイドギャザー17等に止着する。
その状態において、背側部Bにおける表面シート12、サイドギャザー17、折り返したファスニングテープ15等に、本実施形態の補助吸収性物品1を、折り返し部Lで折り返していない状態で吸収部2の吸収部止着部22により止着する。ここで、折り返し部Lが使い捨ておむつ10の背側部Bの長手方向端部から長手方向外方に10mm以上離間した状態で使い捨ておむつ10に装着する。この離間距離が長いほど漏れの抑制効果は高い。この際、折り返し部Lで折り返した際に、補助ファスニングテープ5の補助止着部52が使い捨ておむつ10のランディングテープ16に止着可能であることが必要である。また、防漏部3の剛性によっては、前記離間距離が長くなると、おむつの装着性が悪化したり、寝返りを打った際にヨレを生じやすくなるため、実施上の離間距離は制限される。したがって、前記離間距離は、10〜100mm、好ましくは15〜80mm、更に好ましくは20〜60mmである。
防漏部3の剛性は、ハンドルオ・メーターにより測定した場合の測定値で2〜10N、好ましくは2N〜8Nである。ハンドルオ・メーターによる測定方法は次の通りである。JIS L1096(剛軟性測定法)に準じて測定を行う。幅60mmの溝を刻んだ支持台上に、長手方向に150mm、幅方向に50mmに切断した防漏部3を、前記溝と直交する方向に配置する。防漏部3の中央を厚み2mmのブレードで押した時に要する力を測定する。本実施形態で用いた測定装置は、株式会社大栄科学精器製作所製、風合い試験機(ハンドルオ・メーター法)、HOM−3型である。3点(3サンプル)の平均値を測定値とする。
次に、図6及び図7に示すように、補助吸収性物品1を折り返し部Lで長手方向に折り返し、防漏部3を使い捨ておむつ10の非肌当接面側(裏面シート13側)に配置する。そして、防漏部3の下面側を防漏部止着部32により使い捨ておむつ10の非肌当接面側に止着する。ここで、補助ファスニングテープ5の補助止着部52は、補助吸収性物品1が折り返される前においては、使い捨ておむつ10の非肌当接面側に向いていたが、補助吸収性物品1が折り返された後においては、使い捨ておむつ10の肌当接面側に向くことになる。また、補助ファスニングテープ5の補助止着部52は、使い捨ておむつ10の幅方向両側部から幅方向外方の位置に配置される。
このような手順により、使い捨ておむつ10への補助吸収性物品1の装着が完了する。補助吸収性物品1が装着された使い捨ておむつ10によれば、使い捨ておむつ10のファスニングテープ15は使用できないが、その代わりに、補助吸収性物品1の補助ファスニングテープ5を使い捨ておむつ10のランディングテープ16に止着して、補助吸収性物品1が装着された使い捨ておむつ10を着用者に装着することができる。
従って、本実施形態の補助吸収性物品1によれば、使い捨ておむつ10の肌当接面側に、使い捨ておむつ10の吸収体14とは別に、吸収性能の高い吸収部2に配設することができるため、使い捨ておむつ10の吸収性能を吸収容量の点から向上させることができる。また、使い捨ておむつ10の非肌当接面側に、防漏性能の高い防漏部3を配設することができるため、使い捨ておむつ10の非肌当接面側の防漏性能を向上させることができる。
また、吸収部2における使い捨ておむつ当接面が液透過性シートである被覆シート21Bをから形成されているため、体液を、吸収部2における使い捨ておむつ当接面、即ち、使い捨ておむつ10との界面から吸収することができるため、吸収性能が優れている。
特に本実施形態においては、吸収部2と防漏部3との間の折り返し部Lが使い捨ておむつ10の背側部Bの長手方向端部から長手方向外方に離間した状態で使い捨ておむつ10に装着されるため、使い捨ておむつ10の長手方向外方にも吸収部2が配置することになる。そのため、使い捨ておむつ10の吸収性能を吸収面積の点から向上させることができる。
また、使い捨ておむつ10に元々設けられているファスニングテープ15の代わりに、使い捨ておむつ10の非肌当接面側に配置される、補助吸収性物品1の補助ファスニングテープ5を用いて、使い捨ておむつ10を着用者に装着することができるため、使い捨ておむつ10を補助吸収性物品1と共に、着用者に強く密着させることができる。
吸収部2の上面側(装着時において肌当接面側となる)に使い捨ておむつ10の長手方向中央部に向けて開口する立体ギャザー4が設けられているため、着用者の体と補助吸収性物品1との隙間が低減し、使い捨ておむつ10の長手方向外方に向けて移動しようとする体液を、立体ギャザー4で堰き止め、吸収部2に吸収させることができる。
次に、本発明の補助吸収性物品の第2実施形態について、図8及び図9を参照しながら説明する。第2実施形態については、第1実施形態とは異なる点を中心に説明する。特に説明しない点については、第1実施形態に関して前述した説明が適宜適用される。第2実施形態においては、第1実施形態と同じ部材には同じ符号を付してある。
第2実施形態の補助吸収性物品1は、図8に示すように、第1実施形態の補助吸収性物品1に比して、防漏部3の幅方向両側部に一対の補助ファスニングテープ5,5が設けられていない。その代わりに、吸収部2の幅方向両側部には、幅方向外方に延出する一対の補助ファスニングテープ5,5が設けられている。補助ファスニングテープ5の上面側には、使い捨ておむつ10の腹側部Aに止着可能な補助止着部52が設けられており、補助ファスニングテープ5の下面側には、使い捨ておむつ10のファスニングテープ15の止着部15Bに止着可能なテープ間止着部53が設けられている。テープ間止着部53は、例えば機械的面ファスナーのメス材、粘着剤からなる。
補助ファスニングテープ5の構成は、テープ間止着部53が設けられている以外は、第1実施形態における補助ファスニングテープ5と同様である。補助ファスニングテープ5は、立体ギャザー4の自由端よりも吸収部2の長手方向端部寄りに配置している。
その他の構成は、第1実施形態の補助吸収性物品1と同様である。
そして、第2実施形態の補助吸収性物品1においては、補助ファスニングテープ5は、補助吸収性物品1を使い捨ておむつ10に装着した状態において、テープ間止着部53により使い捨ておむつ10の止着部15に止着されると共に、補助止着部52により使い捨ておむつ10の腹側部Aに止着して使い捨ておむつの装着形態を形成できるようになっている。
第2実施形態の補助吸収性物品1は、以下の手順で、図3に示す使い捨ておむつ10の背側部Bに装着することができる。
一対のファスニングテープ15,15を幅方向外方に展開させた状態の使い捨ておむつ10に、一対の補助ファスニングテープ5,5を幅方向外方に展開させた状態の補助吸収性物品1を止着する。詳細には、図9に示すように、使い捨ておむつ10におけるファスニングテープ15の止着部15Bと、補助吸収性物品1における補助ファスニングテープ5のテープ間止着部53を対向した位置に配置して、両者を当接させて止着する。
その結果、使い捨ておむつ10のファスニングテープ15と補助吸収性物品1の補助ファスニングテープ5とが一体化する。また、使い捨ておむつ10の肌当接面側と補助吸収性物品1の吸収部2の下面側とを、吸収部2の下面側に設けられた吸収部止着部22により止着する。
そして、補助吸収性物品1を折り返し部Lで長手方向に折り返し、使い捨ておむつ10の非肌当接面側と補助吸収性物品1の防漏部3の下面側とを、防漏部3の下面側に設けられた防漏部止着部32により止着する。
このようにして、第2実施形態の補助吸収性物品1を使い捨ておむつ10の背側部Bに装着することができる。
このような装着形態においては、使い捨ておむつ10のファスニングテープ15は使用できないが、その代わりに、補助吸収性物品1の補助ファスニングテープ5を使い捨ておむつ10のランディングテープ16に止着して、補助吸収性物品1が装着された使い捨ておむつ10を着用者に装着することができる。
第2実施形態の補助吸収性物品1においても、第1実施形態と同様の効果が奏される。また、第2実施形態の補助吸収性物品1においては、吸収部2と使い捨ておむつ10との密着性あるいは吸収部2と装着者との密着性がより良好となるため、漏れの抑制が図られる。
第3実施形態の補助吸収性物品1は、図10に示すように、第1実施形態の補助吸収性物品1に比して、補助ファスニングテープ5が設けられていない。その他の構成は、第1実施形態と同様である。
第3実施形態の補助吸収性物品1は、吸収部2を吸収部止着部22により使い捨ておむつ10の肌当接面側に止着し、折り返し部Lで長手方向に折り返し、防漏部3を防漏部止着部32により使い捨ておむつ10の非肌当接面側に止着して、使い捨ておむつ10の背側部Bに装着することができる。第3実施形態の補助吸収性物品1は補助ファスニングテープ5を有していないため、第3実施形態の補助吸収性物品1が装着された使い捨ておむつ10は、使い捨ておむつ10のファスニングテープ15を用いて、着用者に装着することになる。
第3実施形態の補助吸収性物品1が装着された使い捨ておむつ10は、例えば以下の廃棄形態で廃棄することができる。図11(a)に示すように、一対のファスニングテープ15を幅方向外方に展開した状態で、使い捨ておむつ10の非肌当接面側に折り返されていた防漏部3を使い捨ておむつ10の肌当接面側に折り返して、補助吸収性物品1を折り返し部Lで折り返されていない状態にする。
次に、使い捨ておむつ10の腹側部A及び股下部Cを背側部Bに向けて順次長手方向に肌当接面側を内側にして巻き上げる。そして、巻き上げた腹側部A及び股下部Cを補助吸収性物品1の吸収部2の上面側に配置する。
次いで、図11(b)に示すように、巻き上げられた腹側部A及び股下部Cを吸収部2及び防漏部3で被覆するように挟み込む。その後、使い捨ておむつ10の一対のファスニングテープ15,15を幅方向内方に折り返し、止着部15Bにより防漏部3の下面(この状態では外に配置された面)に止着して廃棄形態を完成する。このような廃棄形態によれば、使い捨ておむつ10の背側部Bの長手方向端部からの便等のはみ出し防止性が高い。
従って、第3実施形態の補助吸収性物品1によれば、漏れ難い廃棄形態で簡便に廃棄することができる。
第4実施形態の補助吸収性物品1は、第3実施形態の補助吸収性物品1に比して、吸収部2の平面視形状及び立体ギャザー4が設けられていない点が異なる。その他の構成は、第3実施形態と同様である。第4実施形態における吸収部2は、図12に示すように、長手方向端部の幅方向中央部が長手方向中央部に向けて凹んでおり、略馬蹄形の平面視形状を有している。
略馬蹄形の吸収部2を備えた第4実施形態の補助吸収性物品1は、例えば図13に示すように、図3に示す使い捨ておむつ10の肌当接面側に対し、表面シート12には止着することなく、サイドギャザー17のみに止着することができる。そのため、使い捨ておむつ10の吸収面の有効幅を広く確保し、馬蹄形の吸収部2が防漏壁の役割を果たすため、特に軟便の漏れ抑制に効果的である。
以上、本発明の補助吸収性物品の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に制限されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能である。
補助吸収性物品は、折り返し部Lを使い捨ておむつ10の背側部Bの長手方向端部と略一致させて(折り返し部Lを使い捨ておむつ10の背側部Bの長手方向端部から長手方向外方に離間させることなく)、装着することができる。
本発明の補助吸収性物品は、使い捨ておむつ10の腹側部Aにも装着することができ、また、うつ伏せ寝状態の着用者への装着用に用いることができる。
防漏部3の上面側には吸収体が配設されていてもよい。
本発明の補助吸収性物品が装着される使い捨ておむつは、展開型の使い捨ておむつに制限されず、パンツ型の使い捨ておむつでもよい。また、パンツ型の使い捨ておむつの場合は、補助吸収性物品をおむつのウエスト開口部に装着することができるので、補助吸収性物品が装着された使い捨ておむつを着用者に装着した際に、補助吸収性物品を、着用者の腹側や背側に配置させるだけでなく、着用者の左右両側部に配置させることもできる。
図1は、本発明の補助吸収性物品の第1実施形態を示す図で、(a)は平面図、(b)は底面図である。 図2は、図1に示す補助吸収性物品を幅方向中央で切断した長手方向に沿う縦断面図である。 図3は、図1に示す補助吸収性物品が装着される使い捨ておむつを示す図で、(a)は自然状態の斜視図、(b)は伸長状態の平面図である。 図4は、図1に示す補助吸収性物品を図3に示す使い捨ておむつの背側部に装着する過程を示す図で、(a)は平面図、(b)は底面図である。 図5は、図4(a)に示す状態を幅方向中央で切断した長手方向に沿う縦断面図である。 図6は、図1に示す補助吸収性物品を図3に示す使い捨ておむつの背側部に装着した状態を示す図で、(a)は平面図、(b)は底面図である。 図7は、図6(a)に示すVII−VII断面図である。 図8は、本発明の補助吸収性物品の第2実施形態を示す図で、(a)は平面図、(b)は底面図である。 図9は、図8に示す補助吸収性物品を図3に示す使い捨ておむつの背側部に装着する過程を示す図で、図8(a)に示すIX−IX断面図である。 図10は、本発明の補助吸収性物品の第3実施形態を示す図で、(a)は平面図、(b)は底面図である。 図11(a)及び図11(b)は、図10に示す補助吸収性物品を装着した使い捨ておむつを廃棄形態に形成する手順を順次示す平面図である。 図12は、本発明の補助吸収性物品の第4実施形態を示す平面図である。 図13は、図12に示す補助吸収性物品を使い捨ておむつの背側部に装着した状態を示す平面図である。
符号の説明
1 補助吸収性物品
2 吸収部
21 補助吸収体
21A 吸収性コア
21B 被覆シート
22 吸収部止着部
3 防漏部
31 防漏性シート
32 防漏部止着部
4 立体ギャザー
41 立体ギャザー形成シート
42 立体ギャザー弾性部材
5 補助ファスニングテープ
51 テープ本体
52 補助止着部
53 テープ間止着部
10 使い捨ておむつ
12 表面シート
13 裏面シート
14 吸収体
15 ファスニングテープ
15A テープ本体
15B 止着部
16 ランディングテープ
17 サイドギャザー
A 腹側部
B 背側部
C 股下部
L 折り返し部

Claims (7)

  1. 使い捨ておむつの背側部に装着して使い捨ておむつの吸収性能を補助する補助吸収性物品であって、
    前記補助吸収性物品の長手方向に吸収部と防漏部とに区分されており、該吸収部と該防漏部との間の折り返し部で長手方向に折り返し、該吸収部を使い捨ておむつの背側部の肌当接面側に配置し且つ該防漏部を使い捨ておむつの背側部の非肌当接面側に配置した状態で、使い捨ておむつの背側部に装着できるようになっており、
    前記吸収部における使い捨ておむつ当接面は、液透過性シートから形成されており、前記防漏部における使い捨ておむつ当接面は、防漏性シートから形成されている補助吸収性物品。
  2. 前記折り返し部が使い捨ておむつの背側部の長手方向端部から長手方向外方に10mm以上離間した状態で使い捨ておむつに装着される請求項1記載の補助吸収性物品。
  3. 前記吸収部の上面側には、補助吸収性物品を使い捨ておむつに装着した状態において使い捨ておむつの長手方向中央部に向けて開口する立体ギャザーが、該吸収部の幅方向に亘って設けられている請求項1又は2に記載の補助吸収性物品。
  4. 前記防漏部の幅方向両側部には、幅方向外方に延出する一対の補助ファスニングテープが設けられており、該補助ファスニングテープの下面側には、使い捨ておむつの腹側部に止着可能な補助止着部が設けられており、
    前記補助ファスニングテープの前記補助止着部は、補助吸収性物品を使い捨ておむつに装着した状態において、使い捨ておむつの幅方向両側部から幅方向外方の位置に肌当接面側を向いた状態で配置するように設けられている請求項1〜3の何れかに記載の補助吸収性物品。
  5. 前記吸収部における使い捨ておむつ当接面には、使い捨ておむつの肌当接面側と止着するための吸収部止着部が設けられており、前記防漏部における使い捨ておむつ当接面には、使い捨ておむつの非肌当接面側と止着するための防漏部止着部が設けられている請求項1〜4の何れかに記載の補助吸収性物品。
  6. 前記使い捨ておむつは、背側部に一対のファスニングテープが設けられた展開型の使い捨ておむつである請求項1〜5の何れかに記載の補助吸収性物品。
  7. 前記使い捨ておむつは、背側部に一対のファスニングテープが設けられた展開型の使い捨ておむつであり、
    前記吸収部の幅方向両側部には、幅方向外方に延出する一対の補助ファスニングテープが設けられており、該補助ファスニングテープの上面側には、使い捨ておむつの腹側部に止着可能な補助止着部が設けられており、該補助ファスニングテープの下面側には、使い捨ておむつの前記ファスニングテープの止着部に止着可能なテープ間止着部が設けられており、
    前記補助ファスニングテープは、補助吸収性物品を使い捨ておむつに装着した状態において、前記テープ間止着部により使い捨ておむつの前記止着部に止着されると共に、前記補助止着部により使い捨ておむつの腹側部に止着して使い捨ておむつの装着形態を形成できるようになっている請求項1〜3の何れかに記載の補助吸収性物品。
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