JP4386372B2 - 補助吸収性物品 - Google Patents
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Description
本発明は、使い捨ておむつの背側部に装着して使い捨ておむつの吸収性能を補助する補助吸収性物品である。本実施形態の補助吸収性物品が装着される使い捨ておむつは、図3に示す展開型の使い捨ておむつである(詳細は後述)。
また、本実施形態の補助吸収性物品1は、図4〜図7に示すように、吸収部2と防漏部3との間の折り返し部Lで長手方向に折り返し、吸収部2を使い捨ておむつ10の背側部Bの肌当接面側に配置し且つ防漏部3を使い捨ておむつ10の背側部Bの非肌当接面側に配置した状態で、使い捨ておむつ10の背側部Bに装着できるようになっている(詳細は後述)。
尚、この「使い捨ておむつ当接面」の説明は、「防漏部3における使い捨ておむつ当接面」についても適用される。
防漏部3における使い捨ておむつ当接面には、使い捨ておむつ10の非肌当接面側と止着するための防漏部止着部32が設けられている。防漏部止着部32は、例えば粘着剤や機械的面ファスナーのオス材からなる。防漏部3の使い捨ておむつ当接面において防漏部止着部32が設けられる範囲は、使い捨ておむつ10との止着力等を勘案して適宜設定される。本実施形態においては、防漏性シート31及び防漏部止着部32は、何れも前記補助吸収性物品の長手方向に折り返し部Lを跨ぎ、吸収部2側まで延びている。
立体ギャザー弾性部材42は、例えば糸状のもの(糸ゴム等)、所定幅の帯状のもの(平ゴム等)が好ましく、特に糸状のものが好ましい。立体ギャザー弾性部材42の素材としては、例えば天然ゴム、スチレン−ブタジエン、ブタジエン、イソプレン、ネオプレン等の合成ゴム、EVA、伸縮性ポリオレフィン、ウレタンが挙げられる。
使い捨ておむつ10は、長手方向に、着用時に着用者の腹側に配される腹側部A、着用者の背側に配される背側部B、及び腹側部Aと背側部Bとの間に位置し、着用時に着用者の股間部に配される股下部Cに区分されている。
吸収体14は、縦長矩形状をなし、その長手方向を、おむつ長手方向(着用時に着用者の前後方向に向けられる方向と同じ)に一致させて、裏面シート13の幅方向中央部に接合されている。
サイドギャザー17と裏面シート13との間には、レッグギャザー弾性部材18が張設されており、自然状態(おむつに外力を加えない状態)においては、レッグギャザー弾性部材18の収縮力により、股下部Cにレッグギャザーが形成される。
特に本実施形態においては、吸収部2と防漏部3との間の折り返し部Lが使い捨ておむつ10の背側部Bの長手方向端部から長手方向外方に離間した状態で使い捨ておむつ10に装着されるため、使い捨ておむつ10の長手方向外方にも吸収部2が配置することになる。そのため、使い捨ておむつ10の吸収性能を吸収面積の点から向上させることができる。
その他の構成は、第1実施形態の補助吸収性物品1と同様である。
一対のファスニングテープ15,15を幅方向外方に展開させた状態の使い捨ておむつ10に、一対の補助ファスニングテープ5,5を幅方向外方に展開させた状態の補助吸収性物品1を止着する。詳細には、図9に示すように、使い捨ておむつ10におけるファスニングテープ15の止着部15Bと、補助吸収性物品1における補助ファスニングテープ5のテープ間止着部53を対向した位置に配置して、両者を当接させて止着する。
そして、補助吸収性物品1を折り返し部Lで長手方向に折り返し、使い捨ておむつ10の非肌当接面側と補助吸収性物品1の防漏部3の下面側とを、防漏部3の下面側に設けられた防漏部止着部32により止着する。
このような装着形態においては、使い捨ておむつ10のファスニングテープ15は使用できないが、その代わりに、補助吸収性物品1の補助ファスニングテープ5を使い捨ておむつ10のランディングテープ16に止着して、補助吸収性物品1が装着された使い捨ておむつ10を着用者に装着することができる。
第3実施形態の補助吸収性物品1は、吸収部2を吸収部止着部22により使い捨ておむつ10の肌当接面側に止着し、折り返し部Lで長手方向に折り返し、防漏部3を防漏部止着部32により使い捨ておむつ10の非肌当接面側に止着して、使い捨ておむつ10の背側部Bに装着することができる。第3実施形態の補助吸収性物品1は補助ファスニングテープ5を有していないため、第3実施形態の補助吸収性物品1が装着された使い捨ておむつ10は、使い捨ておむつ10のファスニングテープ15を用いて、着用者に装着することになる。
従って、第3実施形態の補助吸収性物品1によれば、漏れ難い廃棄形態で簡便に廃棄することができる。
補助吸収性物品は、折り返し部Lを使い捨ておむつ10の背側部Bの長手方向端部と略一致させて(折り返し部Lを使い捨ておむつ10の背側部Bの長手方向端部から長手方向外方に離間させることなく)、装着することができる。
本発明の補助吸収性物品は、使い捨ておむつ10の腹側部Aにも装着することができ、また、うつ伏せ寝状態の着用者への装着用に用いることができる。
本発明の補助吸収性物品が装着される使い捨ておむつは、展開型の使い捨ておむつに制限されず、パンツ型の使い捨ておむつでもよい。また、パンツ型の使い捨ておむつの場合は、補助吸収性物品をおむつのウエスト開口部に装着することができるので、補助吸収性物品が装着された使い捨ておむつを着用者に装着した際に、補助吸収性物品を、着用者の腹側や背側に配置させるだけでなく、着用者の左右両側部に配置させることもできる。
2 吸収部
21 補助吸収体
21A 吸収性コア
21B 被覆シート
22 吸収部止着部
3 防漏部
31 防漏性シート
32 防漏部止着部
4 立体ギャザー
41 立体ギャザー形成シート
42 立体ギャザー弾性部材
5 補助ファスニングテープ
51 テープ本体
52 補助止着部
53 テープ間止着部
10 使い捨ておむつ
12 表面シート
13 裏面シート
14 吸収体
15 ファスニングテープ
15A テープ本体
15B 止着部
16 ランディングテープ
17 サイドギャザー
A 腹側部
B 背側部
C 股下部
L 折り返し部
Claims (7)
- 使い捨ておむつの背側部に装着して使い捨ておむつの吸収性能を補助する補助吸収性物品であって、
前記補助吸収性物品の長手方向に吸収部と防漏部とに区分されており、該吸収部と該防漏部との間の折り返し部で長手方向に折り返し、該吸収部を使い捨ておむつの背側部の肌当接面側に配置し且つ該防漏部を使い捨ておむつの背側部の非肌当接面側に配置した状態で、使い捨ておむつの背側部に装着できるようになっており、
前記吸収部における使い捨ておむつ当接面は、液透過性シートから形成されており、前記防漏部における使い捨ておむつ当接面は、防漏性シートから形成されている補助吸収性物品。 - 前記折り返し部が使い捨ておむつの背側部の長手方向端部から長手方向外方に10mm以上離間した状態で使い捨ておむつに装着される請求項1記載の補助吸収性物品。
- 前記吸収部の上面側には、補助吸収性物品を使い捨ておむつに装着した状態において使い捨ておむつの長手方向中央部に向けて開口する立体ギャザーが、該吸収部の幅方向に亘って設けられている請求項1又は2に記載の補助吸収性物品。
- 前記防漏部の幅方向両側部には、幅方向外方に延出する一対の補助ファスニングテープが設けられており、該補助ファスニングテープの下面側には、使い捨ておむつの腹側部に止着可能な補助止着部が設けられており、
前記補助ファスニングテープの前記補助止着部は、補助吸収性物品を使い捨ておむつに装着した状態において、使い捨ておむつの幅方向両側部から幅方向外方の位置に肌当接面側を向いた状態で配置するように設けられている請求項1〜3の何れかに記載の補助吸収性物品。 - 前記吸収部における使い捨ておむつ当接面には、使い捨ておむつの肌当接面側と止着するための吸収部止着部が設けられており、前記防漏部における使い捨ておむつ当接面には、使い捨ておむつの非肌当接面側と止着するための防漏部止着部が設けられている請求項1〜4の何れかに記載の補助吸収性物品。
- 前記使い捨ておむつは、背側部に一対のファスニングテープが設けられた展開型の使い捨ておむつである請求項1〜5の何れかに記載の補助吸収性物品。
- 前記使い捨ておむつは、背側部に一対のファスニングテープが設けられた展開型の使い捨ておむつであり、
前記吸収部の幅方向両側部には、幅方向外方に延出する一対の補助ファスニングテープが設けられており、該補助ファスニングテープの上面側には、使い捨ておむつの腹側部に止着可能な補助止着部が設けられており、該補助ファスニングテープの下面側には、使い捨ておむつの前記ファスニングテープの止着部に止着可能なテープ間止着部が設けられており、
前記補助ファスニングテープは、補助吸収性物品を使い捨ておむつに装着した状態において、前記テープ間止着部により使い捨ておむつの前記止着部に止着されると共に、前記補助止着部により使い捨ておむつの腹側部に止着して使い捨ておむつの装着形態を形成できるようになっている請求項1〜3の何れかに記載の補助吸収性物品。
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